JPH04107126A - 耐熱性フィルム - Google Patents

耐熱性フィルム

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JPH04107126A
JPH04107126A JP22735490A JP22735490A JPH04107126A JP H04107126 A JPH04107126 A JP H04107126A JP 22735490 A JP22735490 A JP 22735490A JP 22735490 A JP22735490 A JP 22735490A JP H04107126 A JPH04107126 A JP H04107126A
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孝宏 名川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、耐熱性フィルムに関するものであり、更に詳
しくは、耐熱性の低い樹脂とパラ配向系の剛直な芳香族
ポリアミドと柔軟な芳香族ポリアミドがブレンドされた
耐熱性フィルムに関するものである。
[従来の技術] ポリカーボネート、ポリスルフォン、ポリエーテルイミ
ド、ポリエーテルスルフォン、ポリスルフィドスルフォ
ンなどに代表される非品性フィルムは、優れた光学的性
質、電気的性質、熱的性質から、液晶用透明導電フィル
ム、プリンターインクリボン、コンデンサー、プリント
基板、電気絶縁材料など幅広い用途展開が行なわれてい
る。しかしながら、比較的安価で、かつ湿度特性が良好
なこれら非品性フィルムの大きな欠点としては、ガラス
転移点以上の温度でフィルムが急激に軟化流動してしま
い、市場の要求する高耐熱性材料としては不満が残る。
また機械特性が結晶性のフィルムに較べて悪いことも大
きな欠点である。
一方、耐熱フィルムとしては芳香族ポリアミド、芳香族
ポリイミドから成るフィルムが知られているが、耐熱性
・機械特性は良好であるが、生産性が悪いためコストが
高かったり、湿度特性も非晶性フィルムに較べると悪い
これら樹脂の欠点を補なう一つの方法として分子複合の
検討も行なわれている。例えば剛直な構造をもつポリパ
ラフェニレンテレフタルアミド(芳香族ポリアミド)と
ナイロン6を分子複合し高強度のフィルムが得られたり
(J、 MACRMOL、 5CIPHYS、 、 8
17 (4)、 591〜615(1980) )、剛
直な補強用高分子と屈曲性の骨格を有するマトリックス
分子とから高分子複合体が得られた例(特公平1−36
785)が報告されている。
また、結晶性の低い芳香族ポリアミドに非品性のポリエ
ーテルスルホンなどの結晶化促進剤をブレンドすること
で、芳香族ポリアミドの結晶性を上げ耐熱フィルムを得
るという報告もある(高分子学会予稿集、38(12)
、4149〜4154 (1989) )。
[発明が解決しようとする課題〕 しかし、例えばポリパラフェニレンテレフタルアミドと
ナイロン6の分子複合体フィルムは、ポリパラフェニレ
ンテレフタルアミドが有機溶媒に不溶なため、濃硫酸に
溶解させ、多量の水で再沈殿させて高温下で熱圧縮して
フィルムにするという非常に煩雑な製法が必要なため工
業化しても高価になり、得られるフィルムも伸度の小さ
なもろいフィルムしかできない。又、特公平1−367
85では剛直な補強用高分子としてポリパラフェニレン
ベンズビスチアドール、ポリパラフェニレンテレフタル
アミドなどが挙げられているが、これらのポリマも上記
同様、酸性溶媒に溶解して製膜する必要があるため高価
となり、また、得られるフィルムも伸度が小さい。
さらに、結晶性の低い芳香族ポリアミドに非品性のポリ
マをブレンドするという方法は、結晶化に長時間を有し
生産性が悪いばかりでなく、得られるフィルムの機械特
性も悪く実用的ではない。
本発明は、かかる課題を改善し、機械的特性、化学的特
性(主に吸湿特性)、さらに経済性(コスト)に優れた
耐熱性フィルムを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するために、パラ配向系の剛
直な芳香族ポリアミドAと柔軟な芳香族ポリアミドB1
及び可溶性樹脂とのブレンド樹脂からなるフィルムであ
って、該芳香族ポリアミドA、Bの合計量がフィルム中
の全ブレンド樹脂の5重量%以上90重量%以下の範囲
であり、かつ、パラ配向系の剛直な芳香族ポリアミドA
が芳香族ポリアミドA、Hの合計量に対して10重量%
以上90重量%以下含有され、該フィルムの少なくとも
一方向の荷重下(0,5に9/閣2)の250℃の熱寸
法変化率が50%以下であることを特徴とする耐熱性フ
ィルムとするものである。
本発明のパラ配向系の剛直な芳香族ポリアミドAとは、
一般式 ン骨格を含む一種以上の構造からなるものであり、同一
組成でも異なっていてもよく、これらの代表例としては
次のものが挙げられる。
(叉、(所多耀、 乗渕て また、これらの芳香環の環上の水素の一部が、ハロゲン
基(特に塩素)、ニトロ基、01〜C3のアルキル基(
特にメチル基)、C3〜C3のアルコキシ基などの置換
基で置換されているものは、溶媒に対する溶解性、可溶
性樹脂との相溶性が高くより好ましい。さらに、ハロゲ
ン基は得られるフィルムの湿度特性を向上させるので好
ましい。
例えば、 で示される繰り返し単位を60モル%以上含むものであ
り、70モル%以上から成るものがより好ましい。
ここで、パラ配向系とはArc、Ar2がパラに結合し
た少なくとも一個の芳香環や、ナフタレ(ここでp、q
はO〜4の整数、ll+4≧1)(ここでrは1〜4の
整数) などを60モル%以上含むものが挙げられる。
また、溶媒に対する溶解性、可溶性樹脂との相溶性が高
くなる点では、40モル%未満の範囲でAr、、Ar2
のどちらか一方に、少なくとも1個のメタ結合した芳香
環を含む構造や、Xを介して芳香環か結合している構造
のものが共重合されているのが好ましい。これらの代表
例としては次のものが挙げられる。
一〇−9(諭削・ て圓ズ ◎X◎、(叉X◎。
一◎−X−◎−9+X÷X+ X=−0−−CH2−、−8o2−、−8−CO−など また、これらの芳香環の環上の水素の一部が、〕10ゲ
ン基(特に塩素)、ニトロ基、C1〜C3のアルキル基
(特にメチル基)、C1〜C3のアルコキシ基などの置
換基で置換されていてもよい。
この共重合成分は多過ぎると逆に熱特性、機械特性、湿
度特性を悪化させる。
なお、上記のパラ配向系の剛直な芳香族ポリアミドAを
単独でフィルムにした場合、少なくとも一方向のヤング
率は、500 k8/mm2以上が好ましく、600に
9/M2以上がより好ましい。
本発明の柔軟な芳香族ポリアミドBとは、一般式、 で示される繰り返し単位を50モル%以上含むものであ
り、70モル%以上から成るものがより好ましい。
ここでAr3.Ar4は、下記の(I)、(II)の中
から選ばれるが、Ar3.Ar、、の少なくとも一方は
必ず(I)から選ばれる。
−〇−・ (h削・ て貝ズ 會X−◎−9÷x−@−x−@− ・・・・・・・・・・・・ (I) ◎、やパ)、 ズ渕r (II) Xは、−o−、−CH2−、−8o□−、−5−CO−
などである。
また、これらの芳香環の環上の水素の一部が、ハロゲン
基(特に塩素)、ニトロ基、01〜C3のアルキル基(
特にメチル基)、C0〜C3のアルコキシ基などの置換
基で置換されていてもよい。
例えば、 (ここでSはO〜4の整数) (ここで1はO〜4の整数) HHOO (ここでUはO〜4の整数) を50モル%以上含むものが挙げられる。Xは、−o−
、−co−、−5o2−などが好ましい。
上記の柔軟な芳香族ポリアミドBを単独でフィルムにし
た場合、少なくとも一方向のヤング率は、500 ke
/mm2未満が好ましく、400 kllt/ tar
2未満がより好ましい。
本発明の可溶性樹脂とは、前述した芳香族ポリアミドを
溶解する溶媒に、1重量%以上溶解する樹脂を意味する
。芳香族ポリアミドと可溶性樹脂の両者を溶解する溶媒
としては、取り扱いやすさなどを考慮すると有機系の溶
媒が好ましく、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチル
アセトアミド、ヘキサメチルホスホルアミド、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルイミダゾリジノンなどのアミド
系極性溶媒やジメチルスルホキシドなどが挙げられるが
、特にN−メチル−2−ピロリドンおよびN−メチルへ
2−ピロリドンと他のアミド系極性溶媒の混合物が好ま
しい。これらの溶媒を用いた場合特に、ポリカーボネー
ト、ポリフッ化ビニリデン、ポリメチルメタアクリレー
ト、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、ポリエーテ
ルスルホン、ポリスルホン、ボリアリレート、ポリスル
フィドスルホン、ポリエーテルイミドなどが好ましく、
高温での機械特性の改良が顕著で湿度特性の優れている
非品性樹脂、例えば、ポリカーボネート、ポリエーテル
スルホン、ポリスルホン、ボリアリレート、ポリスルフ
ィドスルホンがより好ましい。
特に、 H3 の基本骨格Yとc=oの構造を両方有する樹脂/ は、該芳香族ポリアミドとの相溶性が非常によいために
、芳香族ポリアミドと可溶性樹脂を上記溶媒に溶解して
得られるブレンド溶液は長期保存安定性に優れ、また機
械特性や透明性に優れたフィルムが得られるなどの理由
で、より好ましい。例えばポリカーボネート、ボリアリ
レートなどが挙げられ、経済性の点からポリカーボネー
トがさらに好ましい。上記基本骨格Yには置換基があっ
てもよく、例えばハロゲン基などが挙げられる。また、
上記パラ配同系の剛直な芳香族ポリアミドAと柔軟な芳
香族ポリアミドB、及び、可溶性樹脂とのブレンド樹脂
にさらに別の樹脂が該可溶性樹脂の好ましくは40重量
%以下、より好ましくは30重量%以下、さらに好まし
くは20重量%以下添加されていてもよく、例えば、可
溶性樹脂としてポリカーボネートを用いた場合、これに
ポリエーテルスルホン、ポリスルホン、または、第3の
芳香族ポリアミドなどを添加すると、機械特性が向上す
る。また、上記溶媒の他に、可溶性樹脂の良溶媒、例え
ばジオキサン、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、ク
ロロホルム、1.I、2−トリクロロエタン、トリクレ
ン、アセトン、トルエンなどを、可溶性樹脂と芳香族ポ
リアミドが相溶するのを妨げない範囲内で、好ましくは
全溶媒量の20重量%以内、より好ましくは15重量%
以内でなら含まれてもさし支えない。
上述したブレンド溶液を、溶液製膜することでブレンド
樹脂からなるフィルムが得られる。
本発明のフィルム中のパラ配同系の剛直な芳香族ポリア
ミドAの量は、芳香族ポリアミドA、  Hの合計量に
対して10重量%以上90重量%以下である。この範囲
外になると、少量成分をブレンドする効果がなくなる。
好ましくは20重量%以上80重量%以下、より好まし
くは30重量%以上70重量%以下である。
本発明のフィルム中の芳香族ポリアミドA、  Bの合
計量は、フィルム中の全ブレンド樹脂の5重量%以上9
0重量%以下の範囲であることが必要である。芳香族ポ
リアミドA、Bの合計量がこの範囲より少ない場合、も
はや耐熱性向上の効果は見られず、高温での機械特性が
極端に悪化する。
好ましくは10重量%以上、より好ましくは20重量%
以上である。また、芳香族ポリアミドA。
Bの合計量がこの範囲より多い場合は経済的メリットが
なくなる。好ましくは70重量%以下、より好ましくは
50重量%以下である。
本発明のフィルムの少なくとも一方向の荷重下(0,5
に8/mm2)の250℃の熱寸法変化率は50%以下
である。50%より大きいと、高温で張力がかかるよう
な場合での使用に耐えない。好ましくは40%以下、よ
り好ましくは20%以下である。
本発明において得られるフィルムの少なくとも一方向の
250℃の熱収縮率は20%以下が好ましい。より好ま
しくは10%以下、さらに好ましくは5%以下である。
20%より大きくなると、寸法安定性が悪く、例えば感
熱転写用途、フレキシブル回路基板、コンデンサー用途
の分野では実用に耐えない。また、少なくとも一方向の
200℃での熱収縮率は10%以下が好ましく、5%以
下がより好ましい。さらに、少なくきも一方向の300
℃の熱収縮率は30%以下が好ましく、より好ましくは
20%以下、さらに好ましくは15%以下である。また
、少なくとも一方向の熱膨張係数は、5 X 10−’
/’C以下が好ましく、4×10−’/℃以下がより好
ましい。
フィルムの吸湿率は5%以下が好ましく、より好ましく
は3%以下、さらに好ましくは1%以下である。5%よ
り大きいと吸湿による寸法変化が大きくなり実用に耐え
ない。また、少なくとも一方向の湿度膨張係数は、5X
10−5/%RH以下が好ましく、4X10−5/%R
H以下がより好ましい。3X10−5/%RH以下がさ
らに好ましい。
また、得られるフィルムの少なくとも一方向の破断伸度
は10%以上が好ましい。より好ましくは15%以上、
さらに好ましくは20%以上である。10%未満ではフ
ィルムのハンドリング時や加工時にフィルム破れを起こ
し実用に耐えない。
また、少なくとも一方向の強度は5 ke / mm 
2以上が好ましく、より好ましくは7 k8/ mm 
2以上、さらに好ましくは9に9/mm2以上である。
少なくとも一方向のヤング率は150に9/mm2以上
が好ましく、さらに好ましくは200 k&/mm2以
上である。さらに本発明のフィルムの少なくとも一方向
のF−5値(伸度5%の時の強度)は4に&/mm2以
上か好ましく、6 ke / nun 2以上がより好
ましい。
本発明のフィルムの厚みは0. 2〜200μmが好ま
しく、1〜50μmがより好ましい。さらに好ましくは
2〜40μmである。また、本フィルムの密度は1.0
〜1.5g/c+dが好ましく、1.1〜1.4g/c
utがより好ましい。
フィルムの、誘電率(1kHz)は、2〜7が好ましく
、3〜7がより好ましい。また、誘電圧接(1kHz)
は、3%以下が好ましい。より好ましくは、2%以下で
ある。
本発明で得られるフィルムの光線透過率は、50%以上
が好ましい。より好ましくは、60%以上である。
さらにフィルムの平均表面粗さ(Ra)は、10〜50
0nmが好ましく、より好ましくは30〜300nmで
ある。この範囲であると加工時の作業性や使用時の走行
性が一層よくなり特に望ましい。なおこの表面粗さを達
成するには、無機、有機の微粒子を添加することが有効
である。
また、本発明のフィルムの少なくとも一方向の端裂抵抗
は、0.05ke/μm以上が好ましい。
これ未満であるとフィルムのハンドリング時や加工時に
フィルム破れを起こし実用に耐えない。より好ましくは
、0.1ke/μm以上、さらに好ましくは、0.3k
o/μm以上である。
次に、本発明の耐熱フィルム製造方法について説明する
が、これに限定されるものではない。
本発明で用いる芳香族ポリアミドはジイソシアネートと
ジカルボン酸、あるいはジ酸クロリドとジアミンとの反
応で得られる。ジ酸クロリドとジアミンとからの場合は
、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルアセトアミド
などのアミド系極性溶媒中で、溶液重合したり、水系媒
体を使用する界面重合などで合成される。ジ酸クロリド
とジアミンを低水分のアミド系極性溶媒中で低温下(通
常50℃以下、好ましくは30℃以下)で1〜2時間撹
拌し重合される。モノマの添加順序は特に限定されるも
のではない。重合後発生した塩酸を無機アルカリあるい
は有機系の中和剤で中和する。
また、ジイソシアネートとジカルボン酸との反応は、ア
ミド系極性溶媒中、触媒の存在下、通常は高温下(50
〜200°C)で行なわれる。これらのポリマ溶液はそ
のままブレンド用原液にしてもよく、またポリマーを一
度単離してから溶媒に再溶解してブレンド用原液を調製
してもよい。ブレンド用原液には、溶解助剤として無機
塩、例えば塩化カルシウム、塩化マグネシウムなどを添
加する場合もある。
耐熱性フィルムの機械的特性を向上させるためにはポリ
マの分子量を一定以上にしておく必要があり、この尺度
としては固有粘度(η1nh)をもって表わすのが便利
である。すなわち、固有粘度が、N−メチル−2−ピロ
リドンに溶解する場合は、好ましくは1.0〜10.0
、より好ましくは1.5〜7.0である。
パラ配向系の剛直な芳香族ポリアミド、及び、柔軟な芳
香族ポリアミドと可溶性樹脂とのブレンドの方法として
は、2種の芳香族ポリアミドと可溶性樹脂のそれぞれの
原液を別個に調製しその原液同士をブレンドする方法、
可溶性樹脂を溶解したアミド系極性溶媒溶液を調整し、
その中で前述した2種の芳香族ポリアミドの重合を一方
ずつ行ない、重合とブレンドを同時に行なう方法、また
一方の芳香族ポリアミドと可溶性樹脂の重合とブレンド
を同時に行ない、これに他方の芳香族ポリアミドをブレ
ンドする方法などが挙げられる。こうして得られた製膜
原液から得られる見かけの固有粘度は0,1〜8.0が
好ましく、より好ましくは0. 2〜5,0である。溶
液粘度は、自由に選べるが流延性の点から5〜5000
0ポイズ/30℃が望ましく、10〜20000ボイズ
が更に望ましい。樹脂濃度は1〜50%が望ましく、5
〜30%が更に望ましい。
この製膜原液は以下の方法でフィルムにする。
まず、乾湿式法だが、ドクターナイフ、口金などにより
フィルム状に支持体上に流延され、通常50〜250℃
の範囲、より好ましくは60〜200℃で一定時間乾燥
される。50℃未満では溶媒の蒸発速度が遅く、250
℃を越えると溶媒の突沸が起こりフィルムの品質の低下
をきたす。乾燥されたフィルムは支持体より剥離され、
水系の媒体中へ浸漬または媒体を噴霧せられて無機塩お
よび溶媒が抽出される。水系の媒体とは、水を主成分と
する液体であり、ポリマに対しては貧溶媒であるが、無
機塩やアミド系極性溶媒には親和性のある液体のことで
ある。例えば、水単独、水と原液を構成しているアミド
系極性溶媒との混合物、水とエチレングリコール、アセ
トン、低級アルコールとの混合物か挙げられるが、水の
比率として少な(とも50%以上が脱塩・脱溶媒速度や
溶媒回収を考慮すると望ましい。また、湿式浴の温度は
通常5〜90℃が適当である。該湿式1程では溶解助剤
となる無機塩とアミド系極性溶媒が抽出される訳である
が、該湿式1程終了直後のフィルム中で無機塩残存量は
ポリマ当り3%以下、より好ましくは1%以下がよい。
アミド系極性溶媒の残存率は特に規定されないが溶媒回
収を考慮すれば出来るだけ抽出した方が有利である。該
湿式1程中のフィルムは水系媒体で膨潤した状態にある
ため湿式温度範囲での延伸が行いやすく最終フィルムの
機械特性向上のため、−船釣に工程中で1゜01〜5.
0倍に縦方向に延伸される。湿式1程を終了したフィル
ムは、水系媒体の蒸発、アミド系極性溶媒の蒸発のため
加熱が行われる。この加熱工程では最終的に100℃以
上、好ましくは200℃以上500℃以下の処理が行な
われる。また、該加熱工程では横方向に1.01〜5.
0倍延伸される。また必要に応じてリラックスなども行
なわれても何ら問題はない。
次に、湿式法は、口金から直接、あるいは−旦支持体上
にフィルム状に成形して、水系(メタノール、エタノー
ルなどのアルコールを含んでいてもアルコールだけでも
よい)の媒体中に導入する方法である。多量のアミド系
極性溶媒などを含むため、水系の媒体中で急激な無機塩
やアミド系極性溶媒の置換が行われ最終フィルムにボイ
ドの発生あるいはフィルムの面荒れが起こりやすくなる
ために、前述の水系の媒体中に必要に応じて置換速度を
制御するため無機塩、例えば、塩化カルシウム、塩化リ
チウム、臭化リチウムなどが含有されたり、水槽を多段
にして、水とアミド系極性溶媒・無機塩の混合物などに
濃度勾配を持たせたりする。乾湿式法同様に本工程で縦
方向に1,01〜5倍延伸してもよい。湿式1程を終了
したフィルムは乾湿式法と同様に加熱(200〜500
’C)と横方向の延伸(1,01〜5.0倍)が行われ
る。
次に、乾式法である。この方法は湿式法とは逆に抽出工
程を省いたプロセスであり、有機系溶媒を使用し製膜原
液中に溶解助剤である無機塩を含まないものに限って可
能となる方法である。ドクターナイフや口金より支持体
上べ流延された原液は乾湿式法同様に乾燥されて支持体
から剥離され、支持体と加熱工程の間で縦方向に1.0
1〜5゜0倍延伸される。乾式1程を終了したフィルム
は乾湿式法と同様な加熱と延伸が行われる。以上のよう
にして本発明の耐熱フィルムを得ることができる。
かくして得られた本発明の耐熱フィルムの用途は、感熱
転写用リボン、フレキシブルプリント基板、コンデンサ
ー、電気絶縁材料用途などがある。
[実施例] 次に実施例に基づいて本発明の実施態様を説明するが、
これに限定されるものではない。なお、実施例中の特性
の測定法は以下の通りである。
(1)固有粘度(η1nh) 下式により、N−メチル−2−ピロリドンを溶媒として
0.5g/100m1.30℃の条件下にウベローデ型
粘度計を用いて測定した。
(2)溶液粘度(ポイズ) 回転式B型粘度計(東京計器)を用い、温度30℃で測
定した。
(3)破断伸度、強度、ヤング率、F−5値TR8型引
張り試験器で幅10mm、長さ50mm、引張り速度3
00mm/分の条件で測定した。
(4)熱収縮率(%) 無荷重で所定の温度に設定したオーブン中で10分間加
熱後、室温にもどして寸法を測り、下式の計算式より算
出した。
X100  (%) (5)吸湿率(%) 150℃、60分絶乾後と、75%RH中に48時間放
置後のフィルム重量を測定し、下記の計算式により算出
した。
吸湿率=(75%RH148時間放置後のフィルム重量
−絶乾時のフィルム重量) /(絶乾時のフィルム重量) X100(%) (6)熱膨張係数(α) 熱収縮や吸脱湿の影響を除くためフィルムを一旦150
℃まで加熱し、徐々に冷却していった時の80〜150
°Cの領域における寸法変化から計算した。寸法変化量
は、熱機械分析計(TMA)によって測定した。
■ 湿度膨張係数(β) 恒温恒湿槽中で、脱湿時(約30%RH)と加湿時(約
80%RH)でそれぞれ平衡になった時のフィルム長を
読み取りその差(伸び量)を使い下式より求めた。
ΔH:加湿時と脱湿時の湿度差(%RH)(8)荷重下
の熱寸法変化率 荷重0.5に9/mm2を掛けて温度250℃で10分
間、オーブン中に入れ、室温にもどして寸法を測り、下
式の計算式より算出した。
X100  (%) (9)誘電率、tanδ ASTM−D−i 50−81.に準する。
(ト)光線透過率 ASTM  D−1003に準拠して測定した。
01)平均表面粗さ(Ra) 小板研究所製の高精度薄膜段差測定器ET−10を用い
て測定した。条件は下記の通りであり、20回の平均値
をもって値とした。
・触針先端半径二0.5μm ・触針荷重  :5mg ・測定長   :0.5mm ・カットオフ値:0.08mm なお、Raの定義は、例えば、奈良治部著「表面粗さの
測定・評価法」 (総合技術センター 1983)に示
されているものである。
(■ 端裂抵抗(k8/μm) J I 5−C−2318に準拠して測定し、厚み1μ
mあたりに換算した。
なお、以下の実施例で用いた部は全て重量部を表わす。
実施例1 75mo1%の2−クロロパラフェニレンジアミン(以
下CPAと略す)と25mo1%の4゜4°−ジアミノ
ジフェニルエーテル(以下4.4’ −DAEと略す)
を、100mo1%の9−りo。
テレフタル酸クロリド(以下CTPCと略す)とN−メ
チル−2−ピロリドン(以下NMPと略す)中で20℃
以下で反応させ、芳香族ポリアミドA1のNMP溶液を
得た。この溶液を多量の水に投入し、再沈・乾燥して粉
体状のポリマを得た。同様にして、10mo1%のCP
Aと90mo1%の44’−DAEと100mo1%の
CTPCから粉体状の芳香族ポリアミドB1を得た。こ
のポリマAt、Bt各10部をNMP200部に溶解さ
せ、この中に別に調整しておいたポリカーボネート(以
下PCと略す)30部を含むNMP溶液200部を加え
てブレンド溶液を得た。固有粘度は1.2であり溶液粘
度は500ボイズであった。
この製膜用原液を、アプリケータを用いてガラス板上に
均一に流延し、120℃のオーブン中で8分間乾燥後、
ガラス板より剥離して流水中に10分間浸漬した後、1
分間300℃で加熱して厚み9μmの最終フィルムを得
た。得られたフィルムの破断伸度は30%、引張り強度
13に8部mm2ヤング率450ka/mm’ 、F 
−5値1ik8/mm2端裂抵抗は0.55ks/μm
であり、250℃、10分間の熱収縮率は0. 5%、
250℃の荷重下(0,5ks/mm2)の熱寸法変化
は18%、熱膨張係数(α)は1.7X10−5/’C
1吸湿率は1.0%、平均表面粗さは80%mと強靭で
湿度特性、耐熱性、作業性に優れたフィルムであった。
実施例2 CPA70mo1%、4.4゛ −ジアミノジフェニル
スルホン(以下DASと略す)30mo1%とCTPC
50mo 1%、テレフタル酸クロリド(以下TPCと
略す)50mo1%との反応後単離して芳香族ポリアミ
ドA2を得た。同様にして、4.4− DAE 100
mo 1%、CTPCloomo 1%から芳香族ポリ
アミドB2を得た。A220部と8210部を300部
のNMPに溶かした溶液と、ポリカーボネート15部を
含むNMP溶液100部をブレンドした。このブレンド
溶液を、ガラス板上にキャストし150℃で4分間乾燥
後さらに30秒間230℃で乾燥した。このフィルムを
ストレッチャーを使い250°Cで縦横とも1.3倍延
伸した後、さらに280℃で加熱した。得られたフィル
ムは、表1に示すように優れた特性を有していた。
実施例3 CPAI OOmo 1%とCTPCI OOmo 1
%から芳香族ポリアミドA、を、また、4.4’−DA
E100mo1%とCTPCI OOmo 1%から芳
香族ポリアミドB、を得た。A320部、B510部、
ポリカーボネート70部をブレンドしたNMP溶液を、
アプリケータを用いてガラス板上に均一に流延し、流水
中に浸漬すると自然にガラス板から剥離してくる。さら
に10分間浸漬し脱溶媒した後、1分間300℃で加熱
して厚み7μmの最終フィルムを得た。表1に示すよう
な非常に特性の優れたフィルムであった。
実施例4 実施例1の芳香族ポリアミドA130部と芳香族ポリア
ミドB120部をポリエーテルスルホン50部とブレン
ドし、実施例1と同じ方法でフィルムを作製した。表1
に示すような非常に特性の優れたフィルムであった。
実施例5 実施例2と同様な方法で、3.4’−DAE 100m
o1%とTPCloomo 1%から得られた芳香族ポ
リアミド20部と、CPA100mo1%とCTPC1
00mo1%から得られた芳香族ポリアミド20部とポ
リカーボネート60部からなるフィルムを作製した。な
お、縦横とも1.6倍の延伸を行なった。表1に示すよ
うに特性の非常に優れたフィルムであった。
実施例6 実施例3でポリカーボネートをボリアリレート(“Uポ
リマ”)に変える以外は全く同様な方法でフィルムを作
製したところ、表1に示すような非常に優れた特性を有
するフィルムであった。
比較例1 ポリカーボネートのNMP溶液をガラス板上に流延し、
120℃で6分乾燥後、210℃に加熱して得たポリカ
ーボネートのみからなるフィルムの特性は、表1に示す
ように熱特性が非常に悪いフィルムであった。
比較例2 実施例3で、芳香族ポリアミドA3.B3の量を各1部
に変えた以外は同様な方法でフィルムを作製しようとし
たが、300℃では溶融しフィルムが得られなかフた。
そこで加熱温度を220℃に変えてフィルムを得たが、
表1に示したように熱特性の非常に悪いものであった。
比較例3 実施例1と同様な方法で、4.4′−ジアミノジフェニ
ルメタン100mo1%とTPCloom。
1%の反応から得られる芳香族ポリアミド95部と、ポ
リカーボネート5部からなるフィルムを作製したが、湿
度特性の悪いフィルムであった。
以上のように、本発明の範囲外のフィルムは、熱特性、
湿度特性のいずれかが劣るものであった。
実施例7 実施例3の芳香族ポリアミドA3、B3各15部とポリ
カーボネート50部、ポリエーテルスルホン20部をブ
レンドして製膜原液を調製した。
このブレンド原液を幅100mm、スリット0゜1mm
の口金から連続的に水中に押し出し、水中で縦方向に1
.05倍延伸し、300℃で横方向に1.3倍延伸しな
から長尺のフィルムを得た。
得られたフィルムの機械特性は、破断伸度35%、引張
り強度19 kg/mm2、ヤング率520ke/mm
2、端裂抵抗は0.76ks/、czmであり、250
℃、10分間の熱収縮率は0.4%、250℃の荷重下
(0,5ka/闘2)の熱寸法変化は5.5%、吸湿率
は0.8%、湿度膨張係数(β)は2゜lXl0−5部
%RHと強靭で湿度特性、耐熱性に優れたフィルムであ
った。また、εは3,5、tanδは0. 7%と電気
特性にも優れ、光線透過率は75%で光学特性も優れて
いた。さらに、表面の平均突起高さは120nmと平滑
性のよいフィルムであった。
[発明の効果コ 本発明で得られるパラ配向系の剛直な芳香族ポリアミド
と柔軟な芳香族ポリアミド、及び、可溶性樹脂とのブレ
ンド樹脂からなるフィルムは、可溶性樹脂の軟化流動点
以上の温度でも流動せず、高温での熱収縮率も小さく寸
法安定性に優れており、また、可溶性樹脂の単体フィル
ムに比較して機械特性、特に引張り伸度や引張り強度が
優れており、ハンドリング、加工時の取り扱いが容易と
なる。さらに、可溶性樹脂がフィルム中の全樹脂の50
重量%を越えると、芳香族ポリアミドの最大の欠点と言
われている湿度特性(特に吸湿性)が改良される。
また、本発明の芳香族ポリアミドと可溶性樹脂は相溶性
が非常によいためにブレンド溶液の長期安定性に優れ、
また、得られるフィルム中でもポリマが微分散しやすく
界面でのミクロボイドの発生が抑えられるため機械特性
や透明性に優れている。
さらに、比較的安価な可溶性樹脂を使用しているためフ
ィルムの製造コストを下げることが可能となる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パラ配向系の剛直な芳香族ポリアミドAと柔軟な
    芳香族ポリアミドB、及び可溶性樹脂とのブレンド樹脂
    からなるフィルムであって、該芳香族ポリアミドA、B
    の合計量がフィルム中の全ブレンド樹脂の5重量%以上
    90重量%以下の範囲であり、かつ、パラ配向系の剛直
    な芳香族ポリアミドAが芳香族ポリアミドA、Bの合計
    量に対して10重量%以上90重量%以下含有され、該
    フィルムの少なくとも一方向の荷重下(0.5kg/m
    m^2)の250℃の熱寸法変化率が50%以下である
    ことを特徴とする耐熱性フィルム。
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