JPH04106988A - InAsホール素子 - Google Patents
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
で、かつ100°C以上の高温での使用に耐え得る、抵
抗値の温度変化の極めて小さい新規な二層構造をもつI
nAsホール素子に関する。
なInSbホール素子が広く使用されている。
素子抵抗の温度特性が悪く、一定電圧の入力で使用する
と抵抗値の低下により発熱量が増大し素子温度が上昇し
更に抵抗値を下げるという自己暴走的なモードがあり、
ホール素子駆動上の大きな欠点となっていた。このため
一般にInSbホール素子は100°C以上での使用は
不可能となっており、100°C以上において使用可能
で、かつInSbホール素子と同しヘルの180mV1
500G以上の出力を得ることのできるホール素子は従
来、存在しなかった。
nAsをつくり、これをスライスし、ついで研磨により
薄くした材料を用いるもの、またはマイカ基板上に蒸着
したInAs多結晶薄膜をはがしてフェライト等の基板
上に接着したものを用いるもの、またはGaAs基板上
に成長させたInAs′Fii膜を用いるもの等があっ
た。
ものができるが、工業的に一定の厚さでInAs薄膜を
製作することや、それを1μmまたはそれ以下の厚さに
することが非常に難しく量産的でなかった。第二のもの
では、InAs薄膜の厚さは一定にそろえられるが、薄
膜と基板の間Sこ接着剤として有機物の絶縁層が直接形
成されるため、100゛Cをこえる高温で動作させるI
nAsホール素子としては好ましいものでなかった。
利用すると抵抗値の温度変化が大きく、すなわち、60
°C付近から抵抗値が温度の上昇とともに低下してゆく
特性をもっていた。このためこの材料を用いたホール素
子においてもInSbと同様に100 ’Cをこえて一
定電圧の入力で使用すると、上述の抵抗値の低下により
発熱量が増大し素子温度が上昇し更に抵抗値を下げると
いう自己暴走的なモードがあり、100 ’C以上での
ホール素子駆動上の問題となっていた。したがって60
°C以上で負である抵抗値の温度係数をほとんど零もし
くは正にすることによりこの欠点を改善することが従来
より要求されていた。
少なくする二とが可能であるか、実用素子として駆動条
件から決まるソート抵抗値シこ下限があるためキャリア
ー濃度n5こは上限があり、キャリアー濃度を大きくす
ることによってだけでは、室温から100”C付近まで
しか抵抗値の温度変化を少なくすることは期待できない
。電子濃度の温度変化の他に電子移動度の温度変化が1
00°C以上ではかなり大きく、このため、抵抗値の温
度変化を後者が支配するようになる。従って従来の技術
では厚さ1.4μm以下のInAs薄膜の温度変化を1
00°C以上においても小さくする技術は見いだされて
いなかった。すなわち実用的なホール素子を製作するの
に好都合の厚さ1.4μm以下のInAs薄膜において
、60°C以上での抵抗値の温度変化を小さくすること
や温度の上昇にともなう抵抗値の低下をなくすことは望
まれていたが従来未踏の技術であった。
やコストの要求から小型のホール素子チンブを作ろうと
すると、消費電カシこよる発熱が微小な部位に集中する
。このため抵抗値の温度変化をできるだけおさえ、理想
的には温度上昇とともに抵抗値が下がらなくする必要が
あるが、現在まで実現されていない。
効果によりInSbホール素子をしのく高感度特性を持
ち、かつ100°C以上の温度まで使用できるInAs
ホール素子を提供することにある。
にエピタキシャル成長させたInAs薄膜に対して、電
子輸送現象の解析と特性改善を試みた。
て界面に近い部分のInAsの格子が乱れるが、この部
分の電気伝導に関する寄与が少な(なるような素子構造
を検討した。
m以下のInAs薄膜に、InAsのドナー不純物とし
て作用するSiのドープを試みた。その結果、Slのト
ープ量の増大とともにInAs ”77!膜中の電子濃
度が大きくなるとともに電子移動度の値が同一の結晶成
長条件にも関わらず電子濃度とともム二大きくなるとい
う現象(第1表)と電子移動度の温度変化が太き(かわ
るという現象を見いだした。
4μm (基板: GaAs半絶縁性基板) * 電子濃度はホール測定から求めた。
動度の関係を示す。
厚:0.4μm ドーパント:Si (基板: GaAs半絶縁性基板) 第2表によれば、表面近くにSiをドープしたInAs
薄膜(No、4)は高い電子移動度を示しており、Si
のドーピングによりInAs薄膜の電子移動度が大きく
向上していることがわかる。一方Siを基板との界面付
近にドープした場合(No、2)は電子移動度の向上は
みられていない。さらに、全体に均一にSiをドープし
た場合(No、3)は電子移動度の大きな向上がみられ
る。このことから、InAs3膜は厚さ方向に電子移動
度の大きな変化があることか予想される。つまり基板と
の界面近くはSiをドビングしても低い電子移動度を示
すか、基板との界面からある程度以上離れた部分にSi
をドープすると大きな電子移動度を示すことから、Sl
のドーピングによりInAs薄膜が、高い電子移動度を
もつ部分と低い電子移動度をもつ部分の二層の構造をも
つことかわかる。
よりはなれた部分(表面も含む)は電子移動度が極めて
大きい構造となっている。また界面より0.1μmまで
は電子移動度の低い層(以下“A層″“という。)で、
0.1 μmを境界として表面までは電子移動度の極め
て大きい層(以下8層”という。)があり二層の電子移
動度部が形成されている。
層の電子移動度が3,000cIIl/Vsと仮定し、
かつ、測定値がA層とB層の電子移動度の平均値と仮定
した。
移動度の関係及び基板の界面に近い低い電子移動度部の
電子移動度が膜厚に関係なく 3.000c+fl/V
sとしたときのB層の電子移動度を示す。
くなるにしたがい電子移動度が大きくなることがわかる
が、その値は0.1μmと0.2μmの間で急激にかわ
っており、変化高はこのとき最大である。従って電子移
動度はInAs薄膜の厚さが0.2μmをこ−えると二
層の構造となっている。このことは厚いInAs薄膜を
エンチングにより薄くしていくことによっても検証でき
る。本発明者が作製じた上述のごとき二層構造のInA
s薄膜のB層部はホール効果に寄与する割合が大きく、
ドナー不純物のドーピングにより電子移動度が向上して
おり、かつこの部分を走る電子数も従来のInAs:]
i膜に比べて増大しており、薄膜の電気伝導はこの部分
が主である。この結果InAs1膜の特性は大幅に改善
された。
変化を示し、従来例と比較した。また第6図には抵抗率
の温度特性を示し、従来例と比較した。
抵抗率の温度変化が大幅に小さくなっている。しかも1
50°Cという高温まで抵抗率がほぼ一定であるという
従来にない特性を示している。本発明者は、このような
InAs薄膜と強磁性体による磁気増幅効果を組み合わ
せた高感度で、かつ温度特性の優れたホール素子を作製
した。
長させた厚さ0.2〜1.4 μmで、二層構造の電子
移動度部を有し、少なくとも咳高い電子移動度部は、キ
ャリア濃度4×1016〜8xlOI7個/Cゴの範囲
でトナー不純物がドープされているInAsエピタキシ
ャル薄膜を感磁部として用いており、二〇感磁部の少な
くとも一方に強磁性材料を配置した構造を有する。この
素子は、良好なInAs薄膜の抵抗値の温度特性を受は
継くとともに、磁気増幅による高感度を実現している。
のInSbホール素子に並ぶ高感度・高出力を有すると
ともに、−40°Cより150°Cまて入力抵抗の低下
はほとんどなく、従って定電圧駆動上での大きな問題が
解決した。
ち、かつ100°C以上の温度領域においても使用可能
なInAsホール素子を実現した。
子移動度部と界面よりはなれた高い電子移動度部の二層
構造を有するInAs薄膜を示す。1は基板を示し、2
はInAs薄膜で二層の構造をしており、21は低い電
子移動度のAN、221よ高い電子移動度のB層を示す
。また3はドナー不純物を示す。第1図には本発明の二
層の電子移動度層を有するInAs薄膜を感磁部として
用いた磁気増幅構造を持つホール素子の1例を示す。(
a)は本発明のホール素子の構造を示す。上面図であり
、(b)はその断面図である。また第2図は第1図のホ
ール素子のモールドした構造を示すものである。4はホ
ル素子の電極を示し、5はホール素子の感磁部を示す。
線を示す。また10は磁気増幅効果を持たせるために配
置された強磁性材料を示す。本例ではホール素子の磁気
増幅効果を持たせるために用いられる強磁性材料10は
、一般に透磁率の高い材料で、残留磁化の少ないものな
ら何でも良い。
、これらの粉末をエポキシ樹脂、シリコン樹脂等に混ぜ
て硬化させ、透磁率を向上させた材料もよく用いられる
。また第3図に示すように、磁気増幅効果を高めるため
に感磁部を第2の強磁性材料10ではさむように配置し
てもよい。強磁性材料の配置の仕方は磁気増幅効果を持
たせるために感磁部に近接して配置する。第10図乃至
第13図に他のいくつかの試作例を示す。
InAsにドナー不純物として作用するものなら何でも
良く、特にSi、 S、 Ge等は好ましい。
1016個/cm以上が必要である。またドナ原子が高
電子移動度部のみにドープされていることが特に好まし
い。
インチのGaAs基板を12枚セットしたホルダを基板
導入室よ/′J準備室を通して大型の分子線エピタキシ
ー装置の超高真空である成長室ヘセノトした。この基板
ホルダーを水平回転させるとともにGaAs基板を基板
加熱ヒーターにより輻射加熱し、基板の鏡面側に対向し
て装着されているIn、 AsおよびSiの蒸発源より
、まず、InとAsを5分間蒸発させた。その後、2分
間Asのみを蒸発させ結晶成長の中断を行った。2分間
の成長中断後、In、 AsおよびドーパントのSiを
15分間蒸発させ、SiをドブしたInAs単結晶で、
0.4 μm厚さの薄膜をGaAsの基板の鏡面側に成
長させた。基板の冷却後、この基板を分子線エピタキシ
ー装置より取り出して特性を測定したところ、シート抵
抗130Ω、電子移動度14,500 ctA/νSで
あった。
試作した。基板の界面近くは低電子移動度であり、表面
近くは高電子移動度であって、高電子移動度部にはSi
がドナー不純物としてドープされている。
にフォトリソグラフィーの手法によりレジストパターン
を所要の形状で形成じだのち、電極となる金属層を形成
し、−かるのちレジストを除去した。
グラフィーの手法により形成した。二のレノストをマス
クとして、ウェットエツチングにより、+nAs上−二
形成′−た電極層の一部とInAs薄膜をメサエッチン
グした。さらに、全面に絶縁層として Si3N、をプ
ラズマCVD法により基板加熱温度300°Cで形成し
た。前述のフォトリソグラフィ法によりレジストパター
ンを形成し、電極部上のSi3N4を反応性イオンエツ
チングにより除去した。これらの工程Sこより、1枚の
基板上に約2,500個の第1図(a) !こ示したよ
うなホール素子パターンを作製した。
20μmとした後、エポキン樹脂を用いて厚さ300μ
mのフェライトを基板の裏面に接着した。続いてダイシ
ングソーにより個々のホール素子チップGこ切断し、第
1図(a)、(b) 5こ示すような本発明のホール素
子を製作した。次に自動ダイポンダークこよりリート上
2ここのチ2・プをダイボンド巳、自動ワイヤーボンダ
ーでリードとホール素子の電極部をAuワイヤーで接続
巳だ。ついでホール素子のチップ表面シこシリコン樹脂
を付着させ保護シたあと、トランスファーモールダーに
よりエポキシモールドした。次りこ、このモールドされ
た素子のダイバーカット、リードカットを行い、個々の
樹脂モールドされた第2図に示したようなホール素子に
仕上げた。
示す。
: InSb IV ・500G磁気増幅構造を持たな
い素子に較べて、磁気増幅効果Qこより 1.6倍の高
感度化が実現されており、室温tw d層する定格駆動
条件でInSbホール素子と同等の出力が得ちれた。ま
た、その温度特性を示したのが、第7図、第8図および
第9図である。第7図は、本発明の1nAsホール素子
の入力抵抗値の温度変化の様子を示した図であり、第6
図の薄膜での特性を反映して、大幅りこ温度変化か小さ
くなっていることを示している。ここで、(イ)の線)
よ本発明のInAsホール素子の抵抗値の温度特性を示
し、(D)は従来技術のそれを示している。100°C
以上において大幅にβρが小さくなり、かつβρ≧0で
ある。これは、第4図及び第5図に示じた二層構造の電
子移動度部を有するInAs薄膜のμ、の温度変化を反
映したものである。第7図から本発明のホール素子の入
力抵抗値は150°Cまで低下することなく、第8図及
び第9図からホール出力電圧の温度変化も150°Cま
で、小さな値を示すことが明らかとなった。
まであるため不平衡電圧の温度変化も従来のホール素子
に比べ極めて小さくなった。
子感磁部上面にシリコン樹脂を用いて0、15s角の立
方体形状のフェライトチップを接着した。ついで、トラ
ンスファーモールドを行ない、第3図に示すような両面
Qこ磁性体片を配置したホル素子を試作した。特性を測
定し、第5表に示すような結果を得た。
InSb IV ・500G 第2の強磁性材料の配置により、InSbに較べて2.
5倍程度の高感度化が実現された。
子感磁部上面に、シリコン樹脂にフェライトの粉末を9
0重量%で混合したものを滴化した後、硬化させた。つ
いでトランスファーモールドを行ない第10回コニ示す
ような素子を試作じ特性を測定し、第6表己こ示す結果
を得た。
6倍程度の高感度化が実現された。
従来技術では100°Cが限界であった使用温度範囲に
対して室温より150”Cという高温まで安定に動作す
ることを可能としたものであり、かつInSbホール素
子と同等の高感度高出力特性を実現したものである。
度層を有するInAs薄膜を感磁部として用いた磁気増
幅構造を持つホール素子の構造図を示し、(a)は上面
図、(b)は断面図を示す。 第2図は第1図のホール素子をモールドした断面図、第
3図は第2の強磁性材料を配置巳たポール素子の構造図
、第4図は基板の界面近くの低い電子移動度部(A層)
と界面より離れた高い電子移動度部(B層)の二層構造
を有するInAs薄膜を示し、(aJはB層のみ不純物
をドープしたもの、(b)はA層、B層とも不純物をド
ープしたものを示す。 第5図は本発明のInAs17膜の電子移動度の温度変
化を示すグラフ、第6図は本発明のInAs薄膜の抵抗
率の温度変化を示すグラフ、第7図は、本発明のInA
sホール素子の抵抗値の温度変化を示すグラフ、第8図
及び第9図は本発明のInへSホール素子のホール出力
電圧の温度変化を定電圧駆動と定電流駆動でそれぞれ示
したグラフ、第10図、第11図、第12図及び第13
図は本発明の他の試作例を示す構造図である。 ■一基板、2− InAs薄膜、21−A層、22−B
層、3−ドナー不純物、4−電極、5−ホール素子感磁
部、6−・モールド樹脂、7−へUワイヤー 8リート
線、1o−強磁性材料、11−バ、シヘーション膜、1
2.−接着剤。
Claims (1)
- 1、絶縁性の基板上に形成され、厚さ0.2〜1.4μ
mでかつ、低い電子移動度部と高い電子移動度部から成
る二層の電子移動度構造を有し、少なくとも該高い電子
移動度部は、キャリア濃度4×10^1^6〜8×10
^1^7個/cm^3の範囲でドナー不純物がドープさ
れているInAs薄膜からなる感磁部と前記感磁部の少
なくとも一方の側に近接して配置された強磁性材料より
なるInAsホール素子
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JP (1) | JP2518963B2 (ja) |
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