JPH04106917U - 散布機における散布幅調整装置 - Google Patents

散布機における散布幅調整装置

Info

Publication number
JPH04106917U
JPH04106917U JP1432491U JP1432491U JPH04106917U JP H04106917 U JPH04106917 U JP H04106917U JP 1432491 U JP1432491 U JP 1432491U JP 1432491 U JP1432491 U JP 1432491U JP H04106917 U JPH04106917 U JP H04106917U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fertilizer
hopper
spreader
spreading width
spreading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1432491U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2534364Y2 (ja
Inventor
真一 南
Original Assignee
三菱農機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱農機株式会社 filed Critical 三菱農機株式会社
Priority to JP1432491U priority Critical patent/JP2534364Y2/ja
Publication of JPH04106917U publication Critical patent/JPH04106917U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2534364Y2 publication Critical patent/JP2534364Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fertilizing (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【考案の名称】 散布機における散布幅調整装置 【要約】 〔目的〕農用トラクタの後方に搭載された肥料散布機の
肥料散布幅をトラクタの走行状態に独立して規制する。 〔構成〕リンク25a,25b及び蝶ねじ26よりなる
開度調整手段によって散布筒7の両側に設けられた飛散
規制板23a,23bの開度を調整して、散布筒7から
散布される肥料の散布幅を農用トラクタの走行状態に独
立して調整する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は散布機に係り、特に農用トラクタの後部に搭載されて、ホッパーに充 填した粉粒状の肥料または薬剤等を揺動する散布筒を介して圃場に散布する散布 機に係り、詳しくは散布機の散布幅調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の肥料散布機は、農用トラクタの後部に連結されたフレームの上方に該フ レームにより支持されたホッパーに粉粒状の肥料、薬剤または雪を融かす融雪剤 等の粉粒体を充填し、該ホッパーの下口部に対向して受筐を揺動可能に配設し、 該受筐から後方に突出された散布筒を介して、前記肥料、薬剤または融雪剤等を 散布していた。また、前記受筐従って散布筒は前記トラクタのエンジンにより駆 動された駆動部により駆動されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、粉粒状の肥料、薬剤または融雪剤等はホッパーのヘッドから生 ずる重力と、揺動による遠心力と、トラクタの走行速度とにより散布されるので 、肥料等を均一に散布するには揺動角度及びトラクタの走行速度等を余り小さく できないため、肥料等の散布幅が約6m〜13mになってしまい、6m以下の散 布を行うことは困難であるという問題があった。
【0004】 そこで、本考案は、前記散布筒の両側に開度調整可能な飛散規制板を設けるこ とにより、所要の散布幅に散布できる散布機における散布幅調整装置を提供する ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述の事情に鑑みてなされたものであって、例えば図1及び図3を 参照して示すと、ホッパー(2)と、該ホッパー(2)の下部口に揺動可能に対 向配置され、かつ横方向に突出した散布筒(7)を備えた受筐(6)と、該受筐 (6)を揺動させる駆動部(9)と、を有する散布機(1)において、前記散布 筒(7)の両側に開度調整可能な飛散規制板(23a,23b)と、該飛散規制 板(23a,23b)の開度調整手段(25a,25b,26)と、を備えたこ とを特徴とする。
【0006】
【作用】
以上の構成に基づき、ホッパー(2)に粉粒体を充填し、受筐(6)に粉粒体 を落下すると共に、駆動部(9)により揺動される散布筒(7)から圃場に粉粒 体を散布する。この際、散布筒(7)の両側に配置された飛散規制板(23a, 23b)の開き角度(θ)を開度調整手段(25a,25b,26)により調整 し、散布筒(7)により圃場に飛散する粉粒体の散布幅を調整する。
【0007】
【考案の効果】
以上、説明したように、本考案によれば、開度調整手段(25a,25b,2 6)により、飛散規制板(23a,23b)の開き角度(θ)を調整して、粉粒 体の散布幅を調整するので、圃場における作業条件即ちトラクタの走行速度、散 布筒(7)の揺動速度等と独立して散布幅を調整できる。この結果、圃場での散 布作業を単純かつ容易化できる。
【0008】
【実施例】
以下、図面に沿って本考案の実施例を説明する。
【0009】 図3において、1は肥料散布機であり、2はそのホッパーである。そして、こ のホッパー2に底板3が取付けられ、この底板3の落下孔3aと同じ孔を有する シャッタプレート5が設けられ、このシャッタプレート5に近接して揺動可能な 受筐6が配設され、この受筐6に散布筒7が後方へ一体に突設されている。
【0010】 そして、この受筐6が駆動部9のケース9aに軸受により支持されている。ま た、このケース9aに揺動軸10が軸支されており、この揺動軸10に受筐6及 び多数の突出片を有するアジテータ11が固定されている。
【0011】 また、図4に示すように、軸10に揺動リンク12が固定され、この揺動リン ク12の両端が揺動筒13に軸支されると共に、この揺動筒13が球面軸受を介 してクランク部材15のアームに連結され、図2に示すように、このクランク部 材15の基端部がユニバーサルジョイント16を介して農用4輪トラクタの動力 取出口に連結されている。
【0012】 なお、このクランク部材15の軸部15aがトラクタの後部に連結されたフレ ーム17に軸支されると共に、前記ホッパー2がフレーム17に固定されている 。
【0013】 また、図5に示すように、散布筒7は揺動角θだけ揺動する。また、シャッタ プレート5はロッド19、レバー20を介してホッパー2の底板3の落下孔3a の調整を行うようになっている。
【0014】 次に、本考案の要部を説明する。
【0015】 図1(a) 及び(b) において、ホッパー2の下側に図2に示す受筐6、ケース9 aを覆うカバー21が設けられ、その孔21aを散布筒7が貫通している。そし て、このカバー21にハ字状に枠板22a,22bが固定されており、この枠板 22a,22bの中間に飛散規制板23a,23bが枢支されており、この規制 板23a,23bの中間部上部にリンク25a,25bが枢支されていて、これ 等リンク25a,25bの先端が図1(c) に示すように、互に蝶ねじ26により 、位置調節した後に固定されるようになっている。
【0016】 次に、作用を説明する。
【0017】 ホッパー2に粉粒体状の肥料を充填し、トラクタを始動して圃場を走行する。 すると、トラクタの動力取出口から、ユニバーサルジョイント16を介して、ク ランク部材15が回転され、揺動筒13及び揺動リンク12を介して軸10が揺 動角θだけ揺動される。そして、この軸10に固定されたアジテータ11と受筐 6及び散布筒7が揺動される。操作者がレバー20を操作して、落下口3aを開 くと、肥料がホッパー2のヘッドにより生起する重力と、揺動による遠心力と、 トラクタの走行とによって、散布筒7から圃場に散布される。
【0018】 この際、肥料の散布筒7からの散布幅は軸10の揺動速度等により決まってし まうのであるが、蝶ねじ26により固定されたリンク25a,25bにより飛散 規制板23a,23bの開度(図1(b) においては角度δの増減により減または 増になる)によりトラクタ走行状態に関係なく、散布幅を調整する。
【0019】 次に、他の実施例を図6(a) 、図6(b) を参照して説明する。
【0020】 本実施例においては、図1で示す枠板22a,22bを短くした枠板27a, 27bの先端に飛散規制板23a,23bが枢支されている。そして、枠板27 a,27bの上面に支持板27cが一体に取付けられている。
【0021】 また、これ等飛散規制板23a,23bがリンク29a,29bの先端同志が ピン30cで枢支され、このピン30cがブラケット底板30bに取付けられ、 このブラケット底板30bと一体のブラケット30aがねじピストン24cに取 付けられている。
【0022】 そして、支持板27c上に、ブラケット27dにより、ねじシリンダ24bと モータ24aと一体に形成された電動ねじシリンダ24が固定されている。モー タ24aが正逆転すると図示しないギヤによりねじシリンダ24b内の図示しな いシリンダが回転され、ねじピストン24cを出没するようになっている。
【0023】 かくして、運転席のスイッチによりモータ24aを正逆転させることにより、 ねじピストン24cが出没すると、ブラケット30a、ブラケット底板30bを 介して、ピン30cが支持板27cの長孔27d内を移動する。このピン30c により枢支されているリンク29a,29bが回動することにより、飛散規制板 23a,23bが開閉する。
【0024】 次に、更に他の実施例を図7(a) ,(b) を参照して説明する。
【0025】 本実施例においては、図1に示す飛散規制板23a,23bの先端を内側に曲 成した飛散規制板32a,32bが取付けられている。
【0026】 かくすることにより、飛散幅を収斂するのに効果がある。
【0027】 次に、別の実施例を図8により説明する。
【0028】 本実施例においては、飛散規制板23a,23bの先端部にボルト33等によ り、付加飛散規制板34a,34bを伸縮可能に取付けたものである。
【0029】 かくすることにより、飛散規制をより確実にできる。
【0030】 次に、更に別の実施例を図9を参照して説明する。
【0031】 本実施例においては、飛散防止板23a,23bの内側面に緩衝材35を貼付 したものである。
【0032】 かくすることにより、飛散規制力を高めることができる。
【0033】 なお、上述実施例は、肥料の散布について説明したが、これに限らず、防除、 防虫用薬剤及び融雪剤等の他の粉粒体にも同様に適用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本考案の実施例の肥料散布機を示す斜視
図、(b) はその下部の横断平面図、(c) は飛散規制板の
開度調整手段を示す斜視図。
【図2】肥料散布機を農用4輪トラクタに搭載した状態
示す側面図。
【図3】肥料散布機の縦断側面図。
【図4】その揺動機構を示す縦断側面図。
【図5】シャッタプレート操作機構の横断平面図。
【図6】(a) は他の実施例を示す斜視図、(b) は開度調
整手段の一部を示す縦断側面図。
【図7】(a) は更に他の実施例を示す横断平面図、(b)
はその飛散規制板の斜視図。
【図8】別の実施例の飛散制御板の斜視図。
【図9】更に別の実施例の飛散制御板の斜視図。
【符号の説明】
1 肥料散布機 2 ホッパー 6 受筐 7 散布筒 9 駆動部 11 アジテータ 23a,23b 飛散規制板 25a,25b,26 開度調整手段(リンク、
蝶螺子)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパーと、該ホッパーの下部口に揺動
    可能に対向配置され、かつ横方向に突出した散布筒を備
    えた受筐と、該受筐を揺動させる駆動部と、を有する散
    布機において、前記散布筒の両側に開度調整可能な飛散
    規制板と、該飛散規制板の開度調整手段と、を備えたこ
    とを特徴とする散布機における散布幅調整装置。
JP1432491U 1991-02-20 1991-02-20 散布機における散布幅調整装置 Expired - Lifetime JP2534364Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1432491U JP2534364Y2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 散布機における散布幅調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1432491U JP2534364Y2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 散布機における散布幅調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04106917U true JPH04106917U (ja) 1992-09-16
JP2534364Y2 JP2534364Y2 (ja) 1997-04-30

Family

ID=31901885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1432491U Expired - Lifetime JP2534364Y2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 散布機における散布幅調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2534364Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002142522A (ja) * 2000-11-08 2002-05-21 Star Noki Kk 肥料散布機
JP2010022263A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 散布機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002142522A (ja) * 2000-11-08 2002-05-21 Star Noki Kk 肥料散布機
JP2010022263A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 散布機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2534364Y2 (ja) 1997-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04106917U (ja) 散布機における散布幅調整装置
JPH0328784Y2 (ja)
JP3542778B2 (ja) 肥料散布機
JPS60160808A (ja) 肥料散布機
JP3081408B2 (ja) 肥料散布機
JP2005270039A (ja) 肥料散布機
JPH0755864Y2 (ja) 自走式肥料散布機
JP2510980Y2 (ja) 粒体散布装置
JP2007159455A (ja) 散布装置
JP3579201B2 (ja) 肥料散布装置
JP2518523Y2 (ja) 薬剤散布機
JP2558724Y2 (ja) 管理作業機における散布装置
JPH083230Y2 (ja) 肥料散布機のシャッター
JPH0125523Y2 (ja)
JP5424448B2 (ja) 散布機
JPS6126423Y2 (ja)
JPH0639806Y2 (ja) 粒剤散布機の供給口開度調節装置
FR2675011A1 (fr) Epandeur d'engrais et eventuellement d'autres matieres a faible granulometrie.
JPS6313814Y2 (ja)
US2238788A (en) Sanding apparatus for highways
KR200339886Y1 (ko) 자주식 비료살포기
JP3598512B2 (ja) マニュアスプレッダ
EP0217444B1 (en) Spreading apparatus
JPH08140442A (ja) 自走式歩行型肥料散布機
JP2001120002A (ja) 乗用型茶園管理装置