JPH04106547A - スクリーン印刷版用感光性樹脂組成物 - Google Patents

スクリーン印刷版用感光性樹脂組成物

Info

Publication number
JPH04106547A
JPH04106547A JP22468990A JP22468990A JPH04106547A JP H04106547 A JPH04106547 A JP H04106547A JP 22468990 A JP22468990 A JP 22468990A JP 22468990 A JP22468990 A JP 22468990A JP H04106547 A JPH04106547 A JP H04106547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive
photosensitive resin
screen printing
plate
photosensitizer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22468990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2954302B2 (ja
Inventor
Masuo Tsuchiya
土屋 益男
Akira Asano
浅野 暁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murakami Screen KK
Original Assignee
Murakami Screen KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murakami Screen KK filed Critical Murakami Screen KK
Priority to JP22468990A priority Critical patent/JP2954302B2/ja
Publication of JPH04106547A publication Critical patent/JPH04106547A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2954302B2 publication Critical patent/JP2954302B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の背景】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、可視アルゴンレーザー光による走査記録材料
として必要な感度特性を備え、感光層の厚みが10μm
以上のものも硬化させることができ、しかも、スクリー
ン印刷用版としての実用的な物性や保存安定性に優れた
感光性樹脂材料に適した感光性樹脂組成物に関するもの
である。 〔従来の技術〕 現在、レーザー光を利用したスクリーン印刷用版を製造
するには、CAD−CAMシステムなどで設計された画
像パターンをベースにして銀塩フィルム上へレーザーフ
ォトプロッターなどでパターンニングし、ポジフィルム
を製作した後(フィルム製作工程)、該ポジフィルムを
スクリーン印刷用28版上に載置して、紫外線を焼き付
けることによって製版していた(製版工程)。 一方、可視レーザー光に対して感光性を有する光重合性
組成物としては、例えば、特開昭57−114139号
、特開昭59−1142205号及び特開昭65−43
133号公報などに開示されている増感色素と感光促進
剤(光開始剤)とを含む光重合性組成物が公知である。 〔発明が解決しようとする課題〕 前記CAD−CAMシステムを用いた製版方法は、現在
のところではフィルム作製工程か必要で不可欠なもので
あるが、将来、可視アルゴンレーザー光(488nm)
を使ってスクリーン印刷版へ直接描画するシステムが可
能となるであろうことが予測される。 その場合には、製版工程の短縮、納期の短縮、生産及び
管理コストの低下、位置精度や解像度の向上等の゛利点
が期待され得る。 しかしながら、上記公開公報に記載される可視レーザー
光に対して感光性を有する光重合性組成物は、いずれも
IC基盤のレジストとして開発されたものばかりである
ために、スクリーン印刷用版材として利用するには、以
下に示す■及び■の理由にて使用することができなかっ
た。 ■、 現在、可視アルゴンレーサー光(488nm)を
使って感光させることが可能な感光塗膜の厚みとしては
、数ミクロンのオーダーと薄いもののみであり、強度な
どの点から10μm以上のオーダーの厚さの感光塗膜が
必要なスクリーン印刷には適していないこと。 従って、感光塗膜を厚膜化するためには、前記光重合性
組成物をより一層高感度化させることが必要である。 ■、  このような公知の光重合性組成物では光硬化さ
せた膜の物性も耐刷性や耐溶剤性などの実用的な物性や
保存安定性の点において不十分であること。
【発明の概要】
〔要旨〕 本発明者らは、上記課題に鑑みて鋭意研究を重ねた結果
、特定な光重合開始剤および光増感剤を配合した特定な
感光性樹脂よりなる感光性樹脂組成物を感光層として用
いたスクリーン印刷用版は、感光層の厚みが10μm以
上のものでも可視アルゴンレーザー光(488nm)に
よって容易に硬化させることができ、また、光硬化させ
た膜の物性もスクリーン印刷用版としての実用的な物性
や保存安定性の点において十分なものであるとの知見に
基づき本発明を完成するに至ったものである。 すなわち、本発明の感光性樹脂組成物は、水又は弱酸性
水溶液により現像可能なアルコール可溶性ポリアミド樹
脂、エチレン性不飽和二重結合を有する付加重合可能な
化合物及び下記■、■及び■に示す光重合開始剤および
光増感剤を含有することを特徴とするものである。 記 ■、ツクマリン色素 ■、ベンゾフェノン基含有多価ペルオキシエステル ■、窒素原子のα位にメチレン基を有する化合物〔効果
〕 特定な光重合開始剤および光増感剤を配合した特定な感
光性樹脂よりなる感光性樹脂組成物を感光層として用い
たスクリーン印刷用版は、感光層の厚みが10μm以上
のものでも容易に可視アルゴンレーザー光(488nm
)によって硬化させることができ、また、光硬化させた
膜の物性もスクリーン印刷用版としての実用的な物性や
保存安定性の点において十分なものであり、スクリーン
印刷用の感光性樹脂として適したものである。 [I]感光性樹脂組成物 (1)構成成分 (a)水又は弱酸性水溶液により現像可能なアルコール
可溶性ポリアミド樹脂 本発明の感光性樹脂組成物において用いられる水又は弱
酸性水溶液により現像可能なアルコール可溶性ポリアミ
ド樹脂としては、一般に市販されている第三級アミノ基
またはそれを四級化したポリアミド樹脂、スルホン酸(
塩)基含有ポリアミド樹脂、エーテル基含有ポリアミド
樹脂、ヒドロキシ基含有ポリアミド樹脂などのアルコー
ル可溶性ポリアミド樹脂を使用することができる。これ
らアルコール可溶性ポリアミド樹脂の中でも、構成単量
体分子内に第三級窒素原子を含有した第三級アミノ基を
含有するポリアミド樹脂を使用することが好ましい。 このような構成単量体分子内に第三級窒素原子を含有す
るポリアミド樹脂としては、分子内に第三級アミノ基を
含有する単量体を重縮合反応によって得られたもの、或
いは、必要により他の単量体と共重縮合反応によって得
られたものである。 上記分子内に第三級窒素原子、特にアミノ基を含有する
単量体としては、6.6−ビス(N、 N−ジメチルア
ミノ)−4,8−ジオキサ−111−ウンデカンジアミ
ン、N、N−ビス(β−アミノエチル)−アルキルアミ
ン、N、N−ビス(アミノアルキル)−エチレンジアミ
ン、N。 N′−ジアルキル−N、N−−ビス(アミノアルキル)
−エチレンジアミン、N、N−−ジアルキル−N、N=
−ビス(アミノアルキル)−へキサメチレンジアミンな
どの分子中に窒素原子を有するジアミン、N−(アミノ
アルキル)−N−(カルボキシエチル)アルキルアミン
、N、N−ジアルキル−N−(アミノアルキル)−N−
(カルボキシエチル)へキサメチレンジアミン、N−(
アミノアルキル)−N−(カルボキシエチル)−ピペラ
ジンなどのω−アミノ酸などを挙げることかできる。こ
れらポリアミド樹脂は分子量か10 000〜50,0
00、特に15,000〜30 000のものが好適で
ある。 上記ジアミンは二塩基酸と縮合させてポリアミド樹脂に
し、また、上記ω−アミノ酸は単独或いは他の二塩基酸
、ジアミンなどと共重縮合してポリアミド樹脂とするこ
とができる。 本発明において好んで使用されるポリアミド樹脂として
は、下記の化合物1.2の共重縮合体としてのナイロン
である。 化合物1: N、N−ビス(γ−アミノプロピル)ピペラジン、アジ
ピン酸 HooC(CH2)4COOH との塩であるN、N−ビス(γ−アミノプロピル)ピペ
ラジンアジベート、 化合物2: カプロラクタム であり、このような共重縮合ナイロンの構造は、通常下
記の一般式で表わすことができる。 一般式 (但し、m、nは任意の整数である。)(b)エチレン
性不飽和二重結合を有する付加重合可能な化合物、 本発明の感光性樹脂組成物において用いられるエチレン
性不飽和二重結合を有する付加重合可能な化合物として
は、アクリロイル基、メタアクリロイル基、アリル基、
ビニルエーテル基、アクリルアミド基、メタアクリルア
ミド基などの光活性なエチレン性不飽和基を1個以上持
つもので水に不溶性或いは難溶性のものが好ましく用い
られる。 特に、光活性なエチレン性不飽和基を2個以上持つもの
は、耐溶剤性の良い硬化物を与えるので好ましい。光活
性不飽和化合物には、通常ビニル単量体と称される光活
性化合物に加えて、分子量が10.000以下であるよ
うな光活性なプレポリマーないしオリゴマーも含まれる
。 このような光活性不飽和化合物の具体例としては、ペン
タエリスリトールトリ (メタ)アクリレート、ペンタ
エリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールプロパントリ (メタ)アクリレート、トリメチ
ロールエタントリ (メタ)アクリレート、ジブロムネ
オベンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、2,8
−ジブロムプロピル(メタ)アクリレート、トリアリル
イソシアヌレート、メトキシエチルビニルエーテル、第
三級ブチルビニルエーテル、ラウリル(メタ)アクリレ
ート、メトキシエチレングリコール(メタ)アクリレー
ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソデ
シル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリ
レート、ベンジル(メタ)アクリレート、ヘキシルジグ
リコール(メタ)アクリレート、エチレングリコール(
メタ)アクリレート、ジ〜ヘキサエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、エチレングリコールジグリシジ
ルエーテル(メタ)アクリレート、2−エチル−ヘキシ
ルグリシジルエーテル(メタ)アクリレート、2−メチ
ル−オクチルグリシジルエーテル(メタ)アクリレート
、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテルポリ
 (メタ)アクリレート、テレフタル酸グリシジルエー
テル(メタ)アクリレート、トリクレンジイソシアネー
トと2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートとの
反応生成物、フェニルイソシアネートと2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレートとの反応生成物など、或い
は、マレイン酸グリコールエステルなどのエチレン性不
飽和基を持つ分子jiilO,000以下の不飽和ポリ
エステルなどを挙げることかできる。 上記化合物の例示において、「(メタ)アクリレート」
との語句は、アクリレート及びメタアクリレートのいず
れをも意味するものである。 これらエチレン性不飽和二重結合を有する付加重合可能
な化合物は、単独で或いは2種以上併用して、上記単量
体分子内に第三級窒素原子を含有するポリアミド100
重量部に対して5〜1.000部、好ましくは20〜5
00部、の範囲内で使用される。該エチレン性不飽和二
重結合を有する付加重合可能な化合物の使用量が少なす
ぎると硬化物の耐水性が十分でなく、 また多すぎると組成物を塗布乾燥した被膜に分離析出が
生じる虞がある。 (C)光重合開始剤および光増感剤 本発明の感光性樹脂組成物において用いられる光重合開
始剤および光増感剤としては、下記■〜■に示す光重合
開始剤および光増感剤を含有することが重要である。 記 ■、ツクマリン色素、 ■、ベンゾフェノン基基含有多次ペルオキシエステル ■、窒素原子のα位にメチレン基を有する化合物■クマ
リン系色素 前記■の光増感剤であるクマリン系色素としては、一般
式において示されるクマリン色素などがある。 ■ベンゾフェノン基含有多価ペルオキシエステル前記■
の光重合開始剤である光重合開始剤であるベンゾフェノ
ン基含有多価ペルオキシエステルとしては、下記一般式
において示される3、3′4.4′−テトラ−(t−ブ
チルベルオキシカルボニル)ベンゾフェノン (なお、上記式中のrt−B uJ  rB u−tJ
はターシャリ−ブチル基を表わす。) ■窒素原子のα位にメチレン基を有する化合物前記■の
光増感剤である窒素原子のα位にメチレン基を有する化
合物としては、トリエチルアミン、N−メチルジェタノ
ールアミン、トリエタノールアミン、N−エチル−N−
ベンジルアニリン、N−メチルジェタノールアミン、N
、N−ジェチルーp−フェニレンジアミン、N−フェニ
ルグリシンなどを上げることかでき、特にN−フェニル
グリシン、N−メチルジェタノールアミン、トリエタノ
ールアミンが好ましい。 これら三種類の光重合開始剤および光増感剤を含有する
本発明の感光性樹脂組成物はアルゴンレーザー光に特に
敏感に感光させることができるので可視アルゴンレーザ
ー光を用いて直接描画するシステムに適用することがで
きる。 量比 これら光重合開始剤は、前記エチレン性不飽和二重結合
を有する付加重合可能な化合物100部に対して0. 
1〜15部、特に0. 3〜10部の範囲内で使用する
ことが好ましい。また、上記■〜■の光重合開始剤およ
び光増感剤の使用量比は■成分に対して■成分が50〜
500%、■成分が50〜1,000%、好ましくは■
成分が100〜300%、■成分が200〜600%の
範囲内である。 [II]感光性樹脂組成物の調製 上記各成分から本発明の感光性樹脂組成物を得るには、
以下に示すような方法を一般に採用することにより製造
される。 すなわち、前記三級窒素含有共重合体ポリアミド樹脂を
、メタノールとトリクロロエチレンとの混合溶媒などに
溶解させた後、これにリン酸トリアクリレート、グリセ
ロールジアクリレート及びペンタエリスリトールトリア
クリレートを添加して溶解させたものを第1液とし、そ
して、この第1液に対して、1〜20重量%の割合で光
重合間始剤および光増感剤などを配合し、よく攪拌して
溶解させて、光重合性組成物溶液(感光材)とする。 [■]感光層の形成 80〜400メツシユのテトロン織布などよりなる紗を
常法に従ってアルミニウム製型枠に紗張りしたものをス
フ−リーン版として用い、そのスクリーン上に感光材を
パケットを用いて所定の膜厚(一般に2〜400μm1
好ましくは10〜400μm1特に好ましくは20〜4
0μmの厚さで積層される。)になるまで重ね塗りする
。 そして、これを乾燥器内で30〜50℃の温度で乾燥さ
せて感光膜を形成させてスクリーン印刷用ps版を得る
。 その後、更にこの感光膜の表裏両面へ、パケットを用い
て5%ポリビニルアルコール(ケン化度9096、重合
度500)水溶液を厚さが5〜6μmとなるように塗布
して、オーバーコート層を形成することが好ましい。 [■コ露光 前記感光性樹脂組成物よりなる感光膜を形成したスクリ
ーン印刷用28版を、第1図に示すような露光装置1を
用いて露光させる。該露光装置1はCAD−CAMシス
テム2にアルゴンレーザー発信器3およびアルゴンレー
ザー走査器4を直結した露光装置1である。 このような露光装置1は、CAD−CAMシステム2な
どで設計された画像パターンを可視アルゴンレーザー光
(488nm)を使ってスクリーン印刷用28版5へ直
接描画することが可能な装置1である。 この様な装置としては、アルゴンレーザー走査器4とし
てアルゴンレーザーの488nmのビームを集光して直
接描画することができる同軸型ファクシミリを改造した
ものなどを使用することができる。また、レーザービー
ムは25nmの点光源に集光して、これをA O(Ac
ousto 0ptic)変調器6により変調させてテ
スト信号としたものを用いることができる。 前記のスクリーン印刷用28版の感光膜をアルミニウム
製型枠から切り取って、走査実験用ドラム7に皺になら
ぬように注意して巻き付けて固定し、この感光膜上に集
光ビームを当てなから9゜8m/秒の走査速度で露光さ
せた。 走査線密度は通常300〜1,000線/インチで行な
われる。 [V]現像 本発明の感光性樹脂組成物において、ポリビニルアルコ
ールなどの通常の水溶性の感光性樹脂を用いる場合には
、通常の水によって現像することができるが、感光性樹
脂を構成するポリアミド樹脂として分子内に三級窒素原
子を有しているものを用いた場合には、水に不溶性の重
合体であり、水によって現像することができない。従っ
て、このような特殊なポリアミド樹脂を可溶化するには
酸性水溶液を用いることが重要である。この酸性水溶液
によってポリアミド樹脂の分子内の三級窒素原子が四級
化されて水に可溶のポリアミド重合体とすることができ
る。 酸性水溶液としては、水素イオン濃度が一般に3〜6、
好ましくは3〜5の範囲内である。この様な酸としては
、酢酸、蓚酸などの有機酸、塩酸、硝酸などの鉱酸など
を用いることができるが、環境保全の点から有機酸が好
んで用いられる。 しかしながら、露光され、光重合によって硬化された感
光性樹脂の部分は、該感光性樹脂中のポリアミド樹脂が
エチレン性不飽和二重結合を有する付加重合可能な化合
物の重合体と絡み合っているので、前記ポリアミド樹脂
中の三級窒素原子が四級化され難くなっているので可溶
化され難く、耐水性を示すスクリーン印刷用版とするこ
とかできる。 [■コスクリーン印刷用版 この様にして得られたスクリーン印刷用版は、可視アル
ゴンレーザー光(488部m)を使ってスクリーンPS
版へ直接描画するシステムが可能となり、製版工程の短
縮、納期の短縮、生産及び管理コストの低下、位置精度
や解像度の向上などの多くの利点がある。
【実験例】
以下に実施例及び比較例を挙げて、本発明を更に具体的
に説明するが、各実施例及び比較例に用いた原料は以下
に示すものを使用した。 原料 光重合開始剤および光増感剤 成分(a):下記一般式において示されるクマリン系色
素 成分(b)  二下記一般式において示される3゜3−
4.4−−テトラ−(t−ブチルベルオキシカルボニル
)ベンゾフェノン 成分(c−1):N−フェニルグリシン成分(c−2)
:N−メチルジェタノールアミン成分(c−3): ト
リエタノールアミン。 実施例1〜8および比較例1〜2 光重合性組成物の調製 三級窒素含有共重合体ポリアミド樹脂(東洋紡績■製)
100部をメタノール100部とトリクロロエチレン3
00部との混合溶媒に溶解させた後、これにリン酸トリ
アクリレート30部、グリセロールジアクリレート50
部及びペンタエリスリトールトリアクリレート20部を
添加して溶解させたものを第1液とした。 次に、この第1液に、第1表に示す割合で混合された増
感色素を始めとする光重合開始剤および光増感剤(成分
(a)〜(C))類を加えて攪拌し溶解して光重合製組
成物溶液(感光材)とした。 感光層(試験板)の作成法 厚さ75μmのポリエステルシートに、上記感光材をバ
ーコーダ−を用いて塗布量が乾燥膜厚で所定の膜厚(2
5〜40μm)となる様に上記感光材を塗布し、その感
光膜を50”Cの熱風乾燥器にて乾燥させた。 次に、この感光層上に5%ポリビニルアルコール(ケン
化度90%、重合度500程度)水溶液をバーニーダ−
を用いて乾燥膜厚で厚さ2〜4μmとなるように塗布し
、乾燥させて試験板を製作した。 感度の測定 富士写真フィルム銖製ステップガイドP(15ステツプ
)と前記試験板とを重ね合わせて、キセノンランプ(オ
ーク製作所■製300ワット)の連続光をフィルターカ
ットすることにより取り出した488部mの波長をピー
クとするほぼ単色光に相当する光(光強度: 174 
mW/d)をその上から60秒間照射した。現像液(0
,6%酢酸水溶液)により現像して光硬化した段数に基
づいて硬化に必要な露光エネルギーを算出し、その値を
感度(mj/c−)とした。 結果を第1表に示す。 実施例9〜16 アルゴンレーザー走査用試料スクリーン版の作成法 テトロンの250メツシュ黄色の紗を常法に従ってアル
ミニウム製型枠に紗張りし、その上から第2表に示す割
合で前記実施例1と同様の方法により調製した感光材を
パケットを用いて所定の模型により厚になるまで重ね塗
りし、45℃の温度で乾燥器によって乾燥させた後、感
光膜の両面へポリビニルアルコールが5〜6μmの厚み
と成るように塗布して、オーバコート層を形成したスク
リーン版を作成した。 アルゴンレーザーによる画像形成 7 /I/ −f ンレーザー走査器としてアルゴンレ
ーザーの488部mのビームを集光して直接描画するこ
とができる同軸型ファクシミリを改造したものを使用し
た。また、ビームは25nmの点光源t:集光し、AO
変調器により変調したテスト信号を用いた。 前記のスクリーン版の感光膜をアルミニウム製型枠から
切り取って、走査実験用ドラムに皺にならぬように注意
して巻き付けて固定し、この感光膜上に集光ビームを当
てながら9.8m/秒の走査速度で露光させた。 走査線密度は600線/インチで行ない、走査終了後、
前記の弱酸溶液でスプレー現像を行なった。 その結果は第2表に示す通りであるが、この第2表はバ
イダーのナイロン100部、エチレン性不飽和化合物1
00部に対して、成分(a)。 (b)、  (c)をそれぞれの添加量を変えて調製し
たスクリーン版用感光材を作成し、塗布したものである
。 第1表の結果から、光重合開始剤および光増感剤として
成分(a)〜(c)の三成分を組合わせて使用する場合
と、成分(a)と(b)との二成分だけの組合わせを採
用する場合とを比較すれば、2倍以上の感度の違いが生
じており、成分(a)〜(c)の三成分を組合わせる本
発明の感光性樹脂組成物の方が実用性が高いことを示し
ている。 また、第2表の結果から、可視レーザー光に対して高い
感光性を示すことが認められる。 更に、感光層の厚みを25μm以上に厚膜化して使用と
する場合、例えば、40μmの膜厚として使用する場合
には、実施例4と実施例5のように成分(a)の濃度を
低下させて対応させることができる。それによって見掛
けの感度はやや低下するが、フィルター効果によって生
じる膜表面の光硬化の状態と膜の裏側、つまり、支持体
接着面での光硬化の状態の不均衡を是正することができ
る。 また、スクリーン印刷用版への実用化実験においては、
第2表に示すとおり、総厚(膜厚58μmを含む)68
μmのスクリーン印刷用版となるが、アルゴンイオンレ
ーザ−光によって鮮明な画像が得られ、この感光材が性
能面において実用性が高いことを示している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のCAD−CAMシステムにアル
ゴンレーザー走査器を直結した露光装置である。 1:露光装置 2:CAD−CAMシステム 3:アルゴンレーザー走査器 4:アルゴンレーザー発信器 5ニスクリ一ン印刷用PS版 6:AO変調器 7:走査実験用ドラム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水又は弱酸性水溶液により現像可能なアルコール可
    溶性ポリアミド樹脂、エチレン性不飽和二重結合を有す
    る付加重合可能な化合物及び下記(1)、(2)及び(
    3)に示す光重合開始剤および光増感剤を含有すること
    を特徴とする感光性樹脂組成物。 記 (1)、クマリン系色素、 (2)、ベンゾフェノン基含有多価ペルオキシエステル
    、 (3)、窒素原子のα位にメチレン基を有する化合物
JP22468990A 1990-08-27 1990-08-27 スクリーン印刷版用感光性樹脂組成物 Expired - Fee Related JP2954302B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22468990A JP2954302B2 (ja) 1990-08-27 1990-08-27 スクリーン印刷版用感光性樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22468990A JP2954302B2 (ja) 1990-08-27 1990-08-27 スクリーン印刷版用感光性樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04106547A true JPH04106547A (ja) 1992-04-08
JP2954302B2 JP2954302B2 (ja) 1999-09-27

Family

ID=16817694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22468990A Expired - Fee Related JP2954302B2 (ja) 1990-08-27 1990-08-27 スクリーン印刷版用感光性樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2954302B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5384007A (en) * 1992-10-21 1995-01-24 Schablonentechnik Kuestein Ges. M.B.H. Process for manufacturing a screen printing stencil
JP2010066613A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 It Corporation:Kk スクリーン印刷用製版及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5384007A (en) * 1992-10-21 1995-01-24 Schablonentechnik Kuestein Ges. M.B.H. Process for manufacturing a screen printing stencil
US5443677A (en) * 1992-10-21 1995-08-22 Schablonentechnik Kufstein Ges. M.B.H. Apparatus for manufacturing a screen printing stencil
JP2010066613A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 It Corporation:Kk スクリーン印刷用製版及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2954302B2 (ja) 1999-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2834213B2 (ja) 光重合性混合物、それから作製された記録材料、及びコピーの製造方法
EP0107792B1 (en) Photopolymerizable compositions
JP2736124B2 (ja) 光重合可能な記録材料
JPH01165613A (ja) 重合可能な化合物、その放射線重合性混合物および放射線重合記録材料
JP2677457B2 (ja) 光重合性組成物
AU604815B2 (en) Improved recording material
JPH0320402B2 (ja)
JP2702120B2 (ja) 光重合可能な混合物、該混合物を含有する感光性記録素子および該感光性記録素子を用いて平版印刷版を製造する方法
JPH0550738B2 (ja)
JPH0273813A (ja) 光重合可能な混合物および光重合可能な記録材料
JPH04221958A (ja) 光重合性混合物およびこれから製造した記録材料
JPH01164937A (ja) 光重合性組成物および写真要素
JPS61159416A (ja) 架橋性樹脂、該架橋性樹脂をベースとする感光性記録材料及び該感光性記録材料を用いて平版印刷版を製造する方法
JP2677460B2 (ja) アルカリ現像性感光性樹脂組成物
JPS5840302A (ja) 光重合性組成物
US4058398A (en) Image recording material and method for forming an image using the same
US3628962A (en) Photosensitive polyamide compositions
JPH0255446B2 (ja)
JPH01203413A (ja) 光重合可能な混合物および光重合可能な記録材料
JPS5911096B2 (ja) 樹脂凸版用感光性組成物
JPH04106547A (ja) スクリーン印刷版用感光性樹脂組成物
JPH02151606A (ja) 光重合性混合物及びそれから製造される記録材料
JPH0588244B2 (ja)
JPH06301208A (ja) 光重合性組成物
JP4395278B2 (ja) 感光性組成物

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070716

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees