JPH04105146U - 掘削装置 - Google Patents

掘削装置

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JPH04105146U
JPH04105146U JP665791U JP665791U JPH04105146U JP H04105146 U JPH04105146 U JP H04105146U JP 665791 U JP665791 U JP 665791U JP 665791 U JP665791 U JP 665791U JP H04105146 U JPH04105146 U JP H04105146U
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潤一 鈴木
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株式会社クボタ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アームに対するバケットの取付け位置を工夫
して、アーム先端の側面に付設のバケット揺動角を検出
する検出装置を、前記バケットで保護するものであり乍
ら、バケットによる巾狭ま掘削が行えるようにする。 【構成】 アーム8先端の側面に、前記アーム8に対す
るバケット9の揺動角を検出する検出装置P4 を取付け
た掘削装置において、バケット9の横巾方向の中心a
を、アーム8の横巾方向の中心bに対して前記検出装置
4側に偏位させて、前記バケット9を前記アーム8に
取付けてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バックホウやホイールローダ等の掘削装置に関し、詳しくは、アー ム先端の側面に、前記アームに対するバケットの揺動角を検出する検出装置を取 付けた掘削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の掘削装置は、図4に示すように、アーム8の横巾方向の中心に、バケッ ト9’の横巾方向の中心を合致させてバケット9’をアーム8に取付け、そして 、アーム8に対するバケット9’の揺動角を検出するポテンショメータ等の検出 装置P4 が、バケットの側面からはみ出さないように、バケットの横巾を広くし て検出装置の保護を図ってあった。つまり、バケットの側面から検出装置がはみ 出すと、掘削時、検出装置が掘削溝の側面と衝突して破損する為、これを防ぐ為 に、前記バケットの横巾を広く構成して検出装置の保護を図ってあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、バケットの横巾を広くして検出装置の破損を抑制すると、巾の狭 い溝を掘削できないという不都合があった。
【0004】 本考案は、バケットの取付構造を工夫することによって、前記検出装置の保護 と、巾狭の掘削が行えるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、バケットの横巾方向の中心を、 アームの横巾方向の中心に対して前記検出装置側に偏位させて、前記バケットを 前記アームに取付けた点にあり、その作用、効果は次の通りである。
【0006】
【作用】 バケットをアームに対して検出装置側に偏位させて取付けたことにより、検出 装置に対する保護を図れるものであり乍ら、偏位させた分だけバケットの横巾を 狭くし得る。
【0007】
【考案の効果】
上記構成の結果、検出装置に対する保護を図れるものであり乍ら、巾の狭い溝 を掘削できるようになる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例をバックホウの掘削装置について説明する。
【0009】 図3に示すように、左右一対のクローラ走行装置1,1を備えた走行機台2に 縦軸芯X周りに回動自在に旋回台3を取付け、その旋回台3に、原動部4、運転 キャビン5、掘削装置6を設けてバックホウを構成してある。
【0010】 前記掘削装置6は、ブームシリンダ7aにより上下揺動される基端側ブーム7 Aと、オフセットシリンダ7bにより左右揺動される中間ブーム7B、その中間 ブーム7Bに縦軸芯周りに回動自在に取付けられた先端側ブーム7Cとからなる ブーム7と、アームシリンダ8aによって上下揺動自在なアーム8並びにバケッ トシリンダ9aによって揺動自在なバケット9からなっている。
【0011】 そして、前記基端側ブーム7Aと先端側ブーム7Cとに亘って揺動連動ロッド 10を取付け、中間ブーム7B、連動ロッド10、基端側ブーム7A及び先端側 ブーケ7C夫々の枢支部によって平行四連リンク機構を構成し、オフセットシリ ンダ7bにより中間ブーム7Bを揺動させて先端側ブーム7Cを基端側ブーム7 Aに対して平行移動させ、且つ、アームシリンダ8aによりアーム8を機体側に 揺動させて掘削装置6を運転キャビン7の横側部に折り畳み格納可能になってい る。
【0012】 そして、旋回台3に対するブーム7の揺動角を検出する検出装置としてのポテ ンショメータP1 、オフセット回動角を検出するポテンショメータP2 、アーム 8の揺動角を検出するポテンショメータP3 、そして、バケット9の揺動角を検 出するポテンショメータP4 が夫々設けられている。
【0013】 前記各ポテンショメータP1 ,P2 ,P3 ,P4 からの信号は、A/D変換器 12を介してマイクロコンピュータ利用の制御装置13に入力され、そして、こ れら各ポテンショメータP1 ,P2 ,P3 ,P4 からの信号に基づきバケットの 位置を判別し、バケット9がキャビン5に対して近付き過ぎてはならない危険領 域内に位置したとき、各シリンダ7a,7b,8a,9aのコントロールバルブ V1 ,V2 ,V3 ,V4 を操作して掘削装置の作動を停止すべく構成してある。
【0014】 図1に示すように、前記バケット9の揺動角を検出するポテンショメータP4 は、バケットの交換の際に影響を受けないバケットリンク11の枢支部に取付け られている。
【0015】 前記バケット9は、その横巾の中心aがアーム8の中心bに対して前記ポテン ショメータP4 側に偏位するように、左右一対のバケットブラケット9a,9a が、そのバケット9の横巾方向の中心aに対して前記ポテンショメータP4 側と 反対側に偏位して取付けられ、そのバケット幅Lは、ポテンショメータP4 の横 外側端面と、これと反対側のバケットリンク11の横外側面の間隙Hよりも若干 幅広く構成された幅狭バケットに構成されている。
【0016】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】掘削装置先端の平面図
【図2】制御系のブロック回路図
【図3】バックホウ全体の側面図
【図4】従来例を示す掘削装置先端の平面図
【符号の説明】
8 アーム 9 バケット P4 検出装置 a バケット中心 b アーム中心

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーム(8)先端の側面に、前記アーム
    (8)に対するバケット(9)の揺動角を検出する検出
    装置(P4 )を取付けた掘削装置において、バケット
    (9)の横巾方向の中心(a)を、アーム(8)の横巾
    方向の中心(b)に対して前記検出装置(P4 )側に偏
    位させて、前記バケット(9)を前記アーム(8)に取
    付けてある掘削装置。
JP665791U 1991-02-18 1991-02-18 掘削装置 Expired - Lifetime JP2519469Y2 (ja)

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JPH04105146U true JPH04105146U (ja) 1992-09-10
JP2519469Y2 JP2519469Y2 (ja) 1996-12-04

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