JPH04104349U - マイクロプログラム方式の情報処理装置 - Google Patents

マイクロプログラム方式の情報処理装置

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JPH04104349U
JPH04104349U JP637791U JP637791U JPH04104349U JP H04104349 U JPH04104349 U JP H04104349U JP 637791 U JP637791 U JP 637791U JP 637791 U JP637791 U JP 637791U JP H04104349 U JPH04104349 U JP H04104349U
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JP
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jump
address
output
memory
instruction
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Application number
JP637791U
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English (en)
Inventor
彦三郎 大川内
Original Assignee
株式会社東芝
東芝コンピユータエンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ジャンプアドレス格納メモリ102へのアド
レス003の下位桁を発生するカウンタ100を、一機
械命令の最終マイクロ命令011に応答してクリアし、
ジャンプ命令012実行の度に更新する。メモリ102
の出力005はレジスタ112に保持する。そのタイミ
ングはジャンプアドレス格納メモリ102の再アドレス
と同じにする。これにより、一間接ジャンプ実行時に
は、直前の間接ジャンプ実行時に既にメモリ102から
出力されたアドレスが使用される。 【効果】 間接ジャンプが連続する場合、その2回目以
降の間接ジャンプでもメモリ102のアクセスタイムを
待たずに、当該間接ジャンプを実行可能となり、マイク
ロプログラムの実行速度の向上が図れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 〔考案の目的〕
【産業上の利用分野】
本考案はマイクロプログラム方式の情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の情報処理装置は、従来、図3に示すように構成されている。 この図において、命令コード保持レジスタ(ROP)101には機械命令コー ドがセットされる。アドレスカウンタ100は一つの機械命令を構成する複数の マイクロ命令のうち最初のステップであることを示すマイクロ命令によりゼロク リアされるとともに、ジャンプ命令に係るマイクロ命令を実行する度にそのカウ ント値をインクリメントする。マイクロ分岐アドレス格納メモリ(ARAM) 102にはジャンプアドレスが格納され、このメモリ102に対する読出しアド レス003は、レジスタ101の出力001によりその上位桁が、カウンタ 100の出力によりその下位桁が構成され、メモリ102は、この読出しアドレ ス003によりアクセスされてその出力005にジャンプアドレスを発生する。
【0003】 マイクロプログラム格納メモリ(ROS)107はマイクロ命令コードを格納 するもので、その出力010は実行マイクロコード保持レジスタ(RDR)10 8にセットされ、その出力011がデコーダ(DEC)109によりデコードさ れる。
【0004】 マイクロシーケンサ103は、その出力007にマイクロプログラム格納メモ リ(ROS)107へのアドレスを発生するもので、セレクタ104とアダー 105とレジスタ106とから構成されている。セレクタ104はデコーダ 109の出力008に従いメモリ102の出力005及びレジスタ106の出力 006のうち一方を選択的に出力するもので、その出力が即ちマイクロシーケン サ103の出力007となる。アダー105はセレクタ104の出力007をイ ンクリメントするもので、その出力はレジスタ106にセットされる。
【0005】 このような構成により、一つの機械命令が実行される場合、まず、その命令コ ードがレジスタ101にセットされると共に、該一つの機械命令の最初のステッ プであることを示すマイクロ命令の実行前にカウンタ100はゼロクリアされる 。 そして、ジャンプ命令以外の命令を実行した場合、セレクタ104はレジス タ106の出力006であるインクリメントアドレスをマイクロシーケンサ10 3の出力007として出力されるため、メモリ107に対しては順次アドレスが 指定されることとなる。
【0006】 また、ジャンプ命令を実行した場合には、セレクタ104はメモリ102の出 力005であるジャンプアドレスをマイクロシーケンサ103の出力007とし て出力するため、メモリ107に対してはジャンプアドレスが指定されることと なる。
【0007】 このようにして、上記システム構成によれば、一つの機械命令が、ジャンプ命 令を含むマイクロプログラムの形で実行されてゆくがこととなる。 しかしながら、この従来のシステムにあっては、間接ジャンプの実行により実 行速度が低下する場合があった。 つまり、まず、メモリ102は、最初のアドレス指定時以外は間接ジャンプ命 令を実行した次のステップで再アドレスされる。よって、間接ジャンプが連続す ることを考えると、その連続する間接ジャンプの最初の間接ジャンプはそのジャ ンプ先が予め出力されていることになるため、直ちに実行することができる。し かし、2回目以降の間接ジャンプを実行するにあたっては、メモリ102の出力 が確定するまでは待たされることとなり、よって単独に間接ジャンプを実行する 場合のマイクロシーケンサ103の出力007としてジャンプアドレスが選ばれ てマイクロプログラム格納メモリ108をアクセスするのに必要な時間に加えて 、メモリ102をアクセスするための時間が必要になり、そのため、間接ジャン プが連続する場合に実行速度が低下することとなるのである。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来のマイクロプログラム方式の情報処理装置にあっては、間接 ジャンプが連続する場合、その2回目以降の間接ジャンプを実行するためにはマ イクロプログラム格納メモリをアクセスするのに必要な時間に加えて、ジャンプ アドレス格納メモリをアクセスする時間が必要になるため、実行速度が低下する という問題があった。
【0009】 本考案は、この問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、間 接ジャンプが連続する場合の2回目以降の間接ジャンプであってもジャンプアド レス格納メモリのアクセスタイムを待たないで実行可能としたマイクロプログラ ム方式の情報処理装置を提供することにある。
【0010】 〔考案の構成〕
【課題を解決するための手段】
本考案のマイクロプログラム方式の情報処理装置は、ジャンプアドレス格納メ モリからのジャンプアドレスがセットされ、その出力が間接ジャンプの際のジャ ンプアドレスとして使用されるジャンプアドレス保持レジスタと、一の機械命令 コードを保持する命令コード保持レジスタの出力と共にその出力がジャンプアド レス格納メモリへの読出しアドレスを構成するカウンタを上記一の機械命令にお ける最後のステップを示すマイクロ命令に応答してクリアする手段と、上記一の 機械命令の次の機械命令における最初のステップを示すマイクロ命令の実行時並 びに当該次の機械命令におけるジャンプ命令に係るマイクロ命令の実行時に上記 カウンタにインクリメント動作タイミングを与える手段と、上記次の機械命令に おける最初のステップを示すマイクロ命令の実行時並びに当該次の機械命令にお けるジャンプ命令に係るマイクロ命令の実行時に上記ジャンプアドレス保持レジ スタにセットタイミングを与える手段とを備えている。
【0011】
【作用】 本考案によれば、ジャンプアドレス格納メモリをアクセスするためのアドレス を発生するカウンタを、まず、一つの機械命令の最後のステップ終了時にクリア し、以降、ジャンプ命令実行の度に更新するようになっている。このようにして 発生されたアドレスが指定されたジャンプアドレス格納メモリの出力はジャンプ アドレス保持レジスタに保持される。このジャンプアドレスが保持されるタイミ ングは、カウンタの更新タイミング、換言すればジャンプアドレス格納メモリの 再アドレスタイミングと同じである。
【0012】 しかし、ジャンプアドレス格納メモリはアドレス指定された時点からその出力 が確定するまでに時間がかかることから、ジャンプアドレス保持レジスタには、 それ以前よりジャンプアドレス格納メモリから出力されていたアドレスがセット される。間接ジャンプは、このレジスタの出力を使用して行われる。
【0013】 よって、一の間接ジャンプが実行されるときには、その一つ前の間接ジャンプ 実行時において既にジャンプアドレス格納メモリから出力されていたアドレスが 使用されることとなる。
【0014】 したがって、間接ジャンプが連続する場合の2回目以降の間接ジャンプであっ てもジャンプアドレス格納メモリのアクセスタイムを待たないでその間接ジャン プを実行することが可能である。
【0015】
【実施例】
以下に本考案の実施例について図面を参照しつつ説明する。 図1は本考案の一実施例に係るマイクロプログラム方式の情報処理装置のブロ ック図である。この図に示す装置は、図3に示す装置の構成要素に同一あるいは 相当する要素を有しているため、かかる構成要素については図3と同一符号を付 してその説明を省略し、異なる部分に重点を置いて説明する。
【0016】 まず、ここではアドレスカウンタ100が一つの機械命令を構成する複数のマ イクロ命令のうち最後のステップであることを示すマイクロ命令011によりゼ ロクリアされるとともに、次述するオアゲート111の出力014に応答してそ のカウント値をインクリメントする。このオアゲート111は、上記一つの機械 命令の次に実行される機械命令の最初のステップであることを示すマイクロ命令 013を実行したとき及びジャンプ命令に係るマイクロ命令012を実行する度 にその出力をアクティブとするものである。
【0017】 メモリ102の出力005は、オアゲート111の出力に応答して分岐アドレ ス保持レジスタ103にセットされ、このレジスタ103の出力015としてセ レクタ104に与えられ、間接ジャンプの際のアドレスとして使用されるように なっている。
【0018】 次に図2をも参照しつつ動作を説明する。 ソフトウエアレベルの、ある機械命令を実行する場合、その一つ前の機械命令 の最後を示すマイクロ命令011により基本クロックに同期してT0 の終りにカ ウンタ100はゼロクリアされ、命令コード保持レジスタ101にはT1 以降に 実行する機械命令の命令コードがセットされる。このとき、カウンタ100とレ ジスタ101の出力である001と002の連結された信号003にアクセスさ れたメモリ102はそのメモリの特性に応じた時間だけ遅れて、そのアドレスに 対するデータを出力005に発生する。(以下、このメモリ102に供給するア ドレスを「カウンタ100の内容+命令コード保持レジスタの内容」と書表し、 このアドレスに対する出力を(カウンタ100の内容+命令コード保持レジスタ の内容)と表現する。〕 この時のメモリ102のアドレスは「0+OP」であり、ARAMの出力は( 0+OP)である。そして、タイミングT1 では一つの機械命令を構成するマイ クロプログラムの最初のステップであることを示すマイクロ命令013によりオ アゲート111の出力014をアクティブとして、レジスタ103にT1 の終り においてメモリ102の出力005をセットする。同時にカウンタ100もオア ゲート11の出力014がアクティブになったことによりカウントアップされる 。
【0019】 T2 のタイミングではカウンタ100の内容が1になったことにより、メモリ 102へのアドレスは「1+OP」となり、同出力は(1+OP)となる。が、 オアゲート111の出力014がアクティブとならないため、レジスタ103の 内容は更新されない。
【0020】 その後、T4 のタイミングで間接ジャンプ実行のマイクロ命令012が実行さ れると、セレクタ104はインクリメントされたアドレス006に代えてレジス タ112の出力015を選びメモリ107へのアドレス007の内容が(0+ OP)になり、メモリ108の出力010はこのメモリ108の特性に応じた時 間だけ遅れて[0+OP]が出力される。ここで、メモリ107への出力007 によるアドレスに対する出力を[アドレス]と記述する。そして、オアゲート 111の出力014がアクティブになることによりT4 の終りでレジスタ112 にはその時のメモリ102の出力005の内容である(1+OP)がセットされ 、カウンタ100もインクリメントされる。
【0021】 また、実行マイクロ命令を保持しているレジスタ108には[0+OP]がセ ットされる。T5 のタイミングではメモリ102へのアドレス003の内容が「 2+OP」になり、メモリ102の出力005は(2+OP)になる。このとき 、デコーダ109の出力012がアクティブになることによりT4 時と同様にメ モリ107へのアドレス007はその時のレジスタ112の出力015の内容で ある(1+OP)が出力され、メモリ107の出力010には[1+OP]が出 力される。
【0022】 そして、T5 の終りでオアゲート111の出力014がアクティブになること によりレジスタ112には(2+OP)がセットされ、カウンタ100はインク リメントされる。T6 のタイミングではカウンタ100の内容が3になることに より、メモリ102へのアドレスは「3+OP」になり、出力は(3+OP)に なるが、間接ジャンプが実行されないので、レジスタ112の内容は更新されな い。以降、同様に続く。
【0023】 以上のように本実施例によれば、一つの間接ジャンプ(例えば、T5 時のマイ クロ命令012による間接ジャンプ)を実行する際に、その一つ前の間接ジャン プ実行時(T4 時)において既にジャンプアドレス格納メモリ102から出力さ れていたアドレス(1+OP)をジャンプアドレス保持レジスタ112に保持し 、これを使用するようにしたため、間接ジャンプが連続する場合の2回目以降の 間接ジャンプであってもジャンプアドレス格納メモリ102のアクセスタイムを 待たないで、当該間接ジャンプを実行することが可能となる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、一の間接ジャンプを実行する際には、そ の一つ前の間接ジャンプ実行時において既にジャンプアドレス格納メモリから出 力されていたアドレスをジャンプアドレス保持レジスタに保持し、これを使用す るようにしたため、間接ジャンプが連続する場合の2回目以降の間接ジャンプで あってもジャンプアドレス格納メモリのアクセスタイムを待たないでその間接ジ ャンプを実行することが可能となり、マイクロプログラムの実行速度の向上が図 れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る情報処理装置のブロッ
ク図。
【図2】図1に示す情報処理装置の動作を図解するタイ
ムチャート。
【図3】従来の情報処理装置のブロック図。
【符号の説明】
100 アドレスカウンタ 101 機械命令コード保持レジスタ 102 ジャンプアドレス格納メモリ 103 マイクロシーケンサ 107 マイクロプログラム格納メモリ 108 マイクロ命令コード保持レジスタ 109 デコーダ 111 更新タイミングを与えるオアゲート 112 ジャンプアドレス保持レジスタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジャンプアドレス格納メモリからのジャン
    プアドレスがセットされ、その出力が間接ジャンプの際
    のジャンプアドレスとして使用されるジャンプアドレス
    保持レジスタと、一の機械命令コードを保持する命令コ
    ード保持レジスタの出力と共にその出力が前記ジャンプ
    アドレス格納メモリへの読出しアドレスを構成するカウ
    ンタを前記一の機械命令における最後のステップを示す
    マイクロ命令に応答してクリアする手段と、前記一の機
    械命令の次の機械命令における最初のステップを示すマ
    イクロ命令の実行時並びに該次の機械命令におけるジャ
    ンプ命令に係るマイクロ命令の実行時に前記カウンタに
    更新動作タイミングを与える手段と、前記次の機械命令
    における最初のステップを示すマイクロ命令の実行時並
    びに該次の機械命令におけるジャンプ命令に係るマイク
    ロ命令の実行時に該ジャンプアドレス保持レジスタにセ
    ットタイミングを与える手段と、を備えているマイクロ
    プログラム方式の情報処理装置。
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