JPH0561660B2 - - Google Patents

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JPH0561660B2
JPH0561660B2 JP57168357A JP16835782A JPH0561660B2 JP H0561660 B2 JPH0561660 B2 JP H0561660B2 JP 57168357 A JP57168357 A JP 57168357A JP 16835782 A JP16835782 A JP 16835782A JP H0561660 B2 JPH0561660 B2 JP H0561660B2
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JP
Japan
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address
microinstruction
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delay
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Yoshiki Noguchi
Hideo Nakamura
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/22Microcontrol or microprogram arrangements
    • G06F9/26Address formation of the next micro-instruction ; Microprogram storage or retrieval arrangements
    • G06F9/262Arrangements for next microinstruction selection

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Retry When Errors Occur (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明上の利用分野〕 本発明はマイクロプログラム制御装置に係り、
特にマイクロプログラムサブルーチンの形成及び
マイクロプログラムのリトライ(再実行)に好適
なマイクロプログラム制御装置に関する。
〔従来技術〕
従来のマイクロプログラムのサブルーチンの構
成として、第1図,第2図に示すようなマイクロ
プログラム制御方式がある。
ある機械語命令を線1より命令レジスタ2に入
力し、複数の命令デコーダ3A,3B〜3Nでデ
コードする。各機械語命令を実行するマイクロプ
ログラムは複数のサブルーチンから構成され、命
令デコーダ3A〜3Nは、命令レジスタ2にセツ
トさた機械語命令の命令コードに応答して、その
命令が第1番目,第2番目,…に必要とするサブ
ルーチンの先頭アドレス4A,4B,…4Nを発生す
るものである。制御記憶装置(CS)26から読
出さたマイクロ命令はコントロールレジスタ40
にセツトされる。各機械語命令に対するマイクロ
プログラムの最後のマイクロ命令がこのレジスタ
40にセツトされたときに、そのマイクロ命令の
フイールド40Bにあらかじめセツトされている
命令デコーダ指示ビツトが線38を介してアドレ
ス選択回路37に入力さる。このアドレス選択回
路37は、線38の信号に応答して、第1の命令
デコーダ3Aの出力4Aを選択するように構成さ
れている。したがつて、レジスタ2に現にセツト
されている機械語命令の前に実行さた機械語命令
に対するマイクロプログラムが終了すると、この
新たな機械語命令を実行する最初のサブルーチン
の先頭アドレス4Aが制御記憶装置26に送られ
る。こうして、このマイクロサブルーチンの先頭
マイクロ命令7がレジスタ40にセツトされ、そ
の後、このマイクロ命令の第1フイールドにある
次アドレス10をアドレス選択回路37が選択
し、次のマイクロ命令8が読出される。以下同様
にして、このサブルーチンの最終のマイクロ命令
9がレジスタ40にセツトされる。このマイクロ
命令9の第2フイールドには、第2の命令デコー
ダ3Bの選択を指示するビツトが含まれており、
このビツトに応答して、アドレス選択回路37
は、命令デコーダ3Bの出力を選択する。この結
果、第2のサブルーチンの先頭マイクロ命令11
がレジスタ40に読出され、以下同様にしてマイ
クロ命令12〜14が実行され、第2のサブルー
チンの実行が終了する。以下同様にして、第Nの
サブルーチンまで実行される。したがつて、命令
レジスタ2にセツトされた機械語命令の命令コー
ドに応じて、命令デコーダ3A〜3Nが出力す
る、サブルーチン先頭マイクロ命令アドレスが変
わりうるので、各サブルーチンを複数の機械語命
令のために使用することができる。
なお、各マイクロ命令の第3フイールド40は
演算器等を制御するコントロール回路(図示せ
ず)に送られる。
この方法により、最大、命令デコーダ3A〜3
Nの数だけのマイクロ命令サブルーチンを使用で
きるので、サブルーチンの数を増やしたい場合に
は、さらに命令デコーダの数を増やす必要があ
る。
また、エラーが生じた等の理由によつて実行中
のマイクロ命令ルーチンを中断した後再度中断さ
れたマイクロ命令を実行したい場合には何らかの
新たな機能ブロツクが必要となる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、命令デコーダの数を増やすこ
となしにマイクロプログラムサブルーチンの数を
増やすことが可能で、かつ、マイクロプログラム
のリトライ(再実行)を行なうことを可能とした
マイクロプログラム制御装置を提供することにあ
る。
〔発明の概要〕
本発明は、マイクロ命令を記憶する制御記憶装
置と、上記制御記憶装置から読み出されたマイク
ロ命令に含まれている次アドレス情報に従い、上
記制御記憶装置に記憶されたマイクロ命令のアド
レスを順次出力するアドレス選択出力手段とを備
えたマイクロプログラム制御装置において、タイ
ミングを調整するための第1の遅延素子及び第2
の遅延素子を直列接続し、上記第1の遅延素子及
び上記第2の遅延素子のうち少なくとも1つを介
し、上記制御記憶装置から読み出されたマイクロ
命令のアドレスを遅延伝播させるアドレス遅延伝
播手段と、上記アドレス遅延伝播手段の上記第1
の遅延素子を介し遅延伝播されたアドレスを、上
記制御記憶装置から読み出されたマイクロ命令に
含まれているサブルーチン制御情報に基いて保持
し、保持したアドレスを用いてリターンアドレス
を生成して上記アドレス選択出力手段に供給する
手段と、エラー情報を検出し、エラー回復用に設
けられたエラー回復用マイクロプログラムの先頭
のマイクロ命令のアドレスを上記アドレス選択出
力手段に供給する制御手段と、上記アドレス遅延
伝播手段の上記第1の遅延素子及び上記第2の遅
延素子を介し遅延伝播されたアドレスを、上記制
御手段によつて検出されたリトライ要因となるエ
ラー情報に基いて保持し、保持したアドレスをリ
トライ処理の再開アドレスとして上記アドレス選
択出力手段に供給する手段とを備え、上記アドレ
ス選択出力手段は、上記制御記憶装置から読み出
されたマイクロ命令に含まれている次アドレス情
報に従つて次アドレスを出力する他に、少なくと
も、サブルーチン処理が終了した場合には上記リ
ターンアドレスを出力し、リトライ処理の場合に
は上記エラー回復用マイクロプログラムの先頭の
マイクロ命令のアドレスから最後のマイクロ命令
のアドレスを順次出力した後上記再開アドレスを
出力するように構成したことを特徴とするもので
ある。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例を参照して詳細に説明す
る。
第3図に示すプロセサは、第4図で示すよう
に、1マシンサイクルをT1〜T4の4相クロツ
クで制御される。各マイクロ命令2マシンサイク
ルをかけてパイプラインモードで実行されてお
り、最初のマシンサイクルの期間T1〜T3で制
御記憶装置(CS)26をアドレス選択回路37
からのアドレスに基づきアクセスし、読出したマ
イクロ命令をクロツクT3により、コントロール
レジスタ40に読出し、期間T4で、読出したマ
イクロ命令をコントロール部27に於いて演算器
等(図示せず)を制御するコントロール信号に変
換する。次のマシンサイクルの期間T1〜T4
で、そのコントロール信号に従つて演算が実行さ
れる。この演算と並列して、次のマイクロ命令の
読出しが行なわれる。
各マイクロ命令は、次のマイクロ命アドレスを
指定する第1のフイールド40A、アドレス選択
回路37に次に選択すべきアドレス入力を指定す
る第2のフイールド40B、コントロール部27
に対するコントロール情報を表わす第3のフイー
ルド40C、サブルーチン制御情報(SC)のフ
イールド40Dからなる。
アドレス選択情報(SEL)40Bは、アドレス
選択回路37の制御端子Aに線38を介して入力
され、後述するようにいくつかのアドレス入力の
内、どれを選択すべきかをこの回路37に指定す
るのに用いられる。
機械語命令は命令レジスタ2に入力され、その
命令コードを命令デコーダ3でデコードして、そ
の機械語命令を実行するマイクロプログラムの先
頭アドレス4を出力する。先に実行された機械語
命令のためのマイクロプログラム内の最後のマイ
クロ命令ではアドレス選択情報(SEL)40B
は、この先頭アドレス4を選択するべきことを示
す。
アドレス選択回路37により選択さたアドレス
4はトランジスタ53を通し、T1のタイミング
ごとにCS26に入力される。
こうして、第5図に示す先頭マイクロ命令15
が読出され、その後、線10を介して入力される
このマイクロ命令15内の次命令マイクロ
(NA)40Aをアドレス選択情報40Bに応答
してアドレス選択回路37が選択する。こうして
次のマイクロ命令16が読出される。
本実施例では、マイクロ命令はT3のタイミン
グでレジスタ40にセツトされ、コントロール部
27における演算は、次のマシンサイクルのタイ
ミングT1から開始されると仮定しているが、こ
の仮定は本質的でない。
本発明では、マイクロサブルーチン100の読
出しも全く同じように実行される。すなわち、
今、マイクロ命令16がサブルーチン100をコ
ールする命令のときには、マイクロ命令16の次
マイクロ命令アドレスNAはサブルーチン100
の先頭マイクロ命令17のアドレスを示し、アド
レス選択情報SELは、このアドレスNAを選択す
べきことを示す。これにより、マイクロ命令17
〜19からなるサブルーチン100が実行され
る。サブルーチン100の最終命令19から、サ
ブルーチンをコールした命令16の次の命令20
にリターンするのは次のようにして行なわれてい
る。
本発明では、戻り先の命令20のアドレスはサ
ブルーチン100をコールする命令16のアドレ
スに対して特定の関係になるように定めておく。
トランジスタ54,34およびこれらの間に挿入
された二つのトライバ(それぞれインバータから
なる70、レジスタ32、ビツト反転回路44
は、マイクロ命令20のアドレスを生成するため
の回路で、ここでは、具体的には、命令20のア
ドレスと命令16のアドレスはそれらの定桁位の
ビツトのみが互いに異なる場合の回路である。
今、第3図のサイクルC1において、アドレス選
択回路37がマイクロ命令16のアドレスを出力
しているとする。サイクルC1のタイミングT1
〜T3の間にマイクロ命令16が読出され、クロ
ツクT3によりコントロールレジスタ40にセツ
トされる。一方、同じサイクルのT3で、線28
上にあるマイクロ命令16のアドレスはトランジ
スタ54,ドライバ70を介してライン29上に
出力され、次のサイクルC2のT2まで保持され
る。マイクロ命令16はサブルーチン100を呼
出すのでサブルーチン制御情報(SC)40Dは
1であり、この信号はクロツクT4が印加される
アンドゲート72を介してトランジスタ34のゲ
ートに入力される。
したがつて、レジスタ(A)32にマイクロ命令1
6のアドレスがサイクルC1のタイミングT4に
格納される。このようにレジスタ(A)はサブルーチ
ン制御情報SCが1になるごとに書きかえられる
のみである。その後、前述したように、マイクロ
命令1719が順次読出される。マイクロ命令1
9のアドレス選択情報(SEL)40Bは、アドレ
ス選択回路37に次のアドレスとしてビツト反転
回路40からの出力45を用いるように指定す
る。ビツト反転回路44は、レジスタ32の出力
アドレスの特定のビツトを符号反転させるもので
ある。
ビツト反転回路44の最も簡単な例は、レジス
タ(A)32内のアドレスの最下位ビツトのみを反転
させる回路である。この場合、命令20のアドレ
スはマイクロ命令16の隣のアドレスとなる。ア
ドレス選択回路37はタイミングT4でマイクロ
命令19のアドレス指定情報40Bに応答して、
マイクロ命令19を読出したマシンサイクルの時
刻T4にビツト反転回路44の出力アドレス45
を選択する。このようにして、この次のマシンサ
イクルでは、この選択されたアドレスに基づきマ
イクロ命令20へのサブルーチンリターンが可能
となる。
なお、レジスタ(A)32が1データしか記憶でき
ない場合には、マイクロサブルーチン100か
ら、さらに別のマイクロサブルーチン(図示せ
ず)を呼出すことはできない。この機能を実現す
るにはレジスタ(A)32をスタツク、即ち複数の書
込み時の新しい情報から順に読出し可能な構成
(Last in First out)とすればよい。
このスタツクへの新たなアドレスの書込みはサ
ブルーチン制御情報SCが1となるごとに行ない、
このスタクからのアドレスの読出しは、アドレス
選択情報SELがビト反転回路40の出力の選択を
指示するごとに行なうのは勿論である。
次に、マイクロ命令のトリライ(再実行)に関
する部分について説明する。今仮定として、マシ
ンサイクルC1のT1において、アドレス選択回
路37がマイクロ命令21のアドレスを出力して
おり、サイクルC1のT1〜T3でマイクロ命令
21が読出され、T4が演算部等のコントロール
信号が生成され、サイクルC2のT1〜T4でマ
イクロ命令21に従つた演算が実行されるとす
る。この演算実行時に何らかのエラー、例えばバ
スエラーあるいはアドレスエラーが発生したとし
よう。エラーは、外部デバイス(図示せず)との
やりとりをコントロールする制御回路41によつ
てたとえばタイミングT3で検出され、その結果
としてこの回路41により信号線42を用いてタ
イミングT4でトランジスタ35が開けられる。
エラーはサイクルのタイミングT3で制御回路4
1が検出するようタイミング設計する。マイクロ
命令21のアドレスは、線28、トランジスタ5
4を介してサイクルC1のタイミングT3で線2
9にラツチされており、ゲートにクロツクT1が
印加されるトランジスタ55とドライバ74を介
してサイクルC2のT1でライン30に伝えら
れ、サイクルC2のT3ではクロツクT3がゲー
トに印加されるトランジスタ53、ドライバ76
を介して31に入力され、次のサイクルC3のT
2まで保持される。したがつて、サイクルC2の
T3で開かれたときに、レジスタ(B)33がマイク
ロ命令21のアドレスをラツチする。サイクルC
2のT3でエラーを検出した制御回路41は、次
のサイクルC3で行なわれる演算を無効とするよ
うコントロール部27内の演算回路(図示せず)
の演算結果を格納するレジスタ(図示せず)等へ
の入力を禁止させる演算部制御信号(図示せず)
を出力すると同時に、エラー回復用にあらかじめ
設けられたマイクロプログラム200の先頭マイ
クロ命令22のアドレス43をサイクルC2のT
4にアドレス選択回路37に入力する。アドレス
43はアドレス選択回路37の制御端子Bにも入
力され、回路37は端子Bに入力があるときに
は、端子Aの入力に無関係にアドレス43を選択
するように構成されている。この結果サイクルC
3でマイクロ命令22が読出され、次のサイクル
C4で実行される。マイクロ命令21に応答して
サイクルC3で演算された結果は、前述した演算
部制御信号によつて無視される。こうして、エラ
ー処理ルーチン200の先頭マイクロ命令が実行
され、以下、マイクロ命令23〜25がそれぞれ
の次マイクロ命令アドレスNAに基づき順次実行
される。このルーチンの最後のマイクロ命令25
内のアドレス選択情報40Bにより、レジスタ(B)
33から出力される値78を用いるよう指定する
と、アドレス選択回路37はレジスタ(B)33の出
力、78を選択する。こうして、マイクロ命令2
5の次に再びマイクロ命令21を実行することに
なる。即ち、エラー回復用のルーチン220を実
行後、中断したマイクロ命令21のリトライを行
なうことが可能となる。
前述の実施例では、マイクロプログラムを格納
しているCS26に対するアクセスアドレスをラ
イン28,29,30,31を順次あるタイミン
グで伝達していき、そのライン上の値をレジスタ
A,Bに格納する方式を採用した。それに対し、
ライン30,31上にレジスタA32,B33を
直接設置する方法も可能である。
また、本発明は、第6図に示すように各命令1
0により2つ先のマイクロ命令アドレスを指定す
る先読み方式にも適用可能である。
第7図はこのための実施例であり、以下第8
図,第9図を参照して説明する。なお、第7図に
於いて第5図と同じ参照番号のものは同じものを
さす。命令デコーダ3′は命令レジスタ(図示せ
ず)内の命令のオペコードに応答して、実行すべ
きマイクロルーチンの先頭及び2番目のマイクロ
命令のアドレスを出力する。マイクロアドレス選
択回路37は、マイクロ命令内の情報38及び外
部からのマイクロプログラムレベルでの割込みを
制御する信号43,43′に従つて次のサイクル
のT3からCS26をアクセスするためのアドレ
スを各サイクルごとに出力する。出力されたアド
レスはラツチ95,96によつて1サイクルの間
保持され、トランジスタ80を通しT3のタイミ
ングでCS26をアクセスする。アクセスされた
マイクロ命令は次のサイクルのT2でコントロー
ルレジスタ40にセツトされる。コントロールレ
ジスタ40にセツトされた値は、コントロール部
27により、期間T3〜T4でデコードされ、そ
の次のサイクルT1〜T4で行なわれる演算を制
御する。
まず、あるマイクロルーチン内の1つのマイク
ロ命令がサブルーチンコールする場合について説
明する。第8図において、マイクロ命令16Bが
サブルーチンコールをしたとする。この時、サブ
ルーチンの先頭アドレス(17Aのアドレス)は
サブルーチンコールをしたマイクロ命令16Bの
前に実行さた命令16Aが指定する。即ち、プロ
グラムシーケンスから見ると、命令16Bがサブ
ルーチンコールをしているように見えるが、アド
レス指定に関しては実際には16A,16Bの2
つのマイクロ命令でサブルーチンコールをしてい
るのである。このアドレス指定の方式は、それま
での指定法と同様である。
第9図のサイクルC1のT3のタイミングから
サブルーチンコールをするマイクロ命令16Bの
読出しを行なうと仮定する。このマイクロ命令1
6Bは次のサイクルC2のタイミングT2でコン
トロールレジスタ40にセトされ、さらにT3〜
T4でデコードされて、サイクルC3で演算を制
御する。一方、この命令16Bを読出すために用
いたアクセスアドレスはライン81及びそれぞれ
クロツクT1,T3でオンされるトランジスタ8
2,83及びドライバ300,302を通し、サ
イクルC2のT3にライン46上に伝達される。
一方、このサブルーチンコールをするマイクロ命
令の前の命令16Aを読出すために用いたアクセ
スアドレスは、さらにクロクT1,T3でオンさ
れるトランジスタ84,85とドライバ304,
306を通してライン48上に伝達されている。
コントロールレジスタ40にセツトされたマイク
ロ命令16Bは、制御情報SGが‘1'であり、そ
の情報はタイミングT4でアンドゲート308を
介してライン95に伝達され、トランジスタ8
6,88をオンする。この制御により、ライン4
6,48上の値、即ち、マイクロ命令16A及び
16Bのアドレスがレジスタ(A1),(A2),
49,50に格納さる。即ちサブルーチンコール
があつた場合には、そのサブルーチンコールをし
たマイクロ命令及びその直前に実行したマイクロ
命令の有する次アドレス(NA)がレジスタA
1,A2にそれぞれ格納され、その値の一部を前
例と同様にしてビツト反転させ、リターンアドレ
スとして用いる。つまり前例の場合と異なるの
は、格納するアドレスがサブルーチンコールをし
たマイクロプログラムだけでなく、その直前に実
行したプログラムのアドレスも格納するという点
である。サブルーチンからのリターンは、サブル
ーチンの最後から2番目、及び最後のプログラム
内でレジスタA1,A2に格納された値90,9
1を用いるよう指示することを行なう(前例と同
様)。そのため、マイクロプログラム内のSELビ
ツト(40B)はそのビツト数を増やす必要があ
る。
一方、リトライの場合にも2つのマイクロアド
レスをレジスタBに格納する。C1のT3から
CSをアクセスをしたプログラムを、C2のT3
〜T4でデコードし、C3のサイクルで実行した
と仮定する。そして、このC3のサイクル内で制
御回路41によりエラーが検出されたとする。こ
の時、制御回路は前例と同様、次の2プログラム
の実行を無効にするのと同時に、マイクロアドレ
ス選択回路にエラー回復用マイクロルーチンの2
つの先頭アドレスを指定する。また、そのC3の
T4のタイミング46,48上に伝達されたCS
アクセスアドレスをレジスタB1,B2に格納す
る。この格納されるアドレスは、第8図にも示す
ようにエラーを起したプログラム及びその次に実
行するプログラムのアドレスである。そのため、
エラー回復用ルーチンの最後から2番目及び最後
のプログラムでこのアドレスを次のCSアクセス
アドレスに指定すれば、エラー回復ルーチンから
のリターンができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、命令デコーダの数を増やすこ
となしに、複数のレジスタ及び小規模のコントロ
ール回路を付加するだけで、マイクロサブルーチ
ン構成が可能となり、またマイクロ命令の再実行
(リトライ)も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来方式のマイクロプログラム制御回
路ブロツク図、第2図は、従来方式によるマイク
ロプログラム実行シーケンス、第3図は本発明に
よるマイクロ命令制御回路のブロツク図例、第4
図は第3図回路のタイミングチヤート、第5図は
第3図におけるマイクロ命令シーケンス図、第6
図はマイクロ命令の先読みを説明する図、第7図
は本発明の他の実施例、第8図は第7図の回路に
おけるマイクロ命令シーケンス図、第9図はその
タイムチヤートである。 4,5,6……マイクロルーチンのエントリア
ドレス、53……マイクロメインルーチンの戻り
アドレス、32,33,49〜52……レジスタ
群、42……外部からのエラー情報を検出した時
の信号線、39……マイクロプログラム内のサブ
ルーチン呼出しを知らせるビツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 マイクロ命令を記憶する制御記憶装置と、 上記制御記憶装置から読み出されたマイクロ命
    令に含まれている次アドレス情報に従い、上記制
    御記憶装置に記憶されたマイクロ命令のアドレス
    を順次出力するアドレス選択出力手段とを備えた
    マイクロプログラム制御装置において、 タイミングを調整するための第1の遅延素子及
    び第2の遅延素子を直列接続し、上記第1の遅延
    素子及び上記第2の遅延素子のうち少なくとも1
    つを介し、上記制御記憶装置から読み出されたマ
    イクロ命令のアドレスを遅延伝播させるアドレス
    遅延伝播手段と、 上記アドレス遅延伝播手段の上記第1の遅延素
    子を介し遅延伝播されたアドレスを、上記制御記
    憶装置から読み出されたマイクロ命令に含まれて
    いるサブルーチン制御情報に基いて保持し、保持
    したアドレスを用いてリターンアドレスを生成し
    て上記アドレス選択出力手段に供給する手段と、 エラー情報を検出し、エラー回復用に設けられ
    たエラー回復用マイクロプログラムの先頭のマイ
    クロ命令のアドレスを上記アドレス選択出力手段
    に供給する制御手段と、 上記アドレス遅延伝播手段の上記第1の遅延素
    子及び上記第2の遅延素子を介し遅延伝播された
    アドレスを、上記制御手段によつて検出されたリ
    トライ要因となるエラー情報に基いて保持し、保
    持したアドレスをトリライ処理の再開アドレスと
    して上記アドレス選択出力手段に供給する手段と
    を備え、 上記アドレス選択出力手段は、上記制御記憶装
    置から読み出さたマイクロ命令に含まれている次
    アドレス情報に従つて次アドレスを出力する他
    に、少なくとも、サブルーチン処理が終了した場
    合には上記リターンアドレスを出力し、リトライ
    処理の場合には上記エラー回復用マイクロプログ
    ラムの先頭のマイクロ命令のアドレスから最後の
    マイクロ命令のアドレスを順次出力した後上記再
    開アドレスを出力するように構成したことを特徴
    とするマイクロプログラム制御装置。 2 特許請求の範囲第1項において、上記第1の
    特定アドレス供給手段は、 上記第1の遅延素子を介し遅延伝播されたアド
    レスを保持する第1のアドレス記憶手段と、 保持したアドレスの特定ビツトのみを反転して
    上記リターンアドレスを生成するビツト反転手段
    とを備えたことを特徴とするマイクロプログラム
    制御装置。
JP57168357A 1982-09-29 1982-09-29 マイクロプログラム制御方式 Granted JPS5958549A (ja)

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JP57168357A JPS5958549A (ja) 1982-09-29 1982-09-29 マイクロプログラム制御方式

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JP57168357A JPS5958549A (ja) 1982-09-29 1982-09-29 マイクロプログラム制御方式

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Publication Number Publication Date
JPS5958549A JPS5958549A (ja) 1984-04-04
JPH0561660B2 true JPH0561660B2 (ja) 1993-09-06

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ID=15866572

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JP57168357A Granted JPS5958549A (ja) 1982-09-29 1982-09-29 マイクロプログラム制御方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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