JPS6112288B2 - - Google Patents

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JPS6112288B2
JPS6112288B2 JP54116830A JP11683079A JPS6112288B2 JP S6112288 B2 JPS6112288 B2 JP S6112288B2 JP 54116830 A JP54116830 A JP 54116830A JP 11683079 A JP11683079 A JP 11683079A JP S6112288 B2 JPS6112288 B2 JP S6112288B2
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Maikeru Kainzesu Dagurasu
Robaato Mitsucheru Guren
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International Business Machines Corp
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Publication of JPS6112288B2 publication Critical patent/JPS6112288B2/ja
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
    • G06F9/30145Instruction analysis, e.g. decoding, instruction word fields
    • G06F9/3016Decoding the operand specifier, e.g. specifier format
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
    • G06F9/38Concurrent instruction execution, e.g. pipeline or look ahead
    • G06F9/3824Operand accessing
    • G06F9/383Operand prefetching

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Executing Machine-Instructions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデイジタル記憶装置へのアクセスを制
御するためのプロセス及び回路に関する。アクセ
スなる用語はメモリ・ユニツト内のロケーシヨン
からデイジタル情報を読取り、ロケーシヨンへデ
イジタル情報を書込む動作を含んでいる。本発明
のアクセス制御回路は一般にマイクロプログラム
制御回路と呼ばれるものである。なんとなれば、
アクセス制御回路によつて発生される制御信号は
部分的には制御メモリから読取られる制御語から
誘導されるからである。
マイクロプログラム制御中央プロセツサを有す
るデイジタル計算機は手広く入手可能である。こ
の様な計算機では主メモリ中の命令流からの単一
の機械語命令の実行はより基本的な命令のシーケ
ンスの実行を伴う。これ等の基本的命令は一般に
マイクロ命令もしくは制御語と呼ばれる。例えば
主メモリ中に存在する2つの数を加算して和をそ
の一方が存在したメモリ・ロケーシヨンに記憶す
る1つの機械語命令は次のマイクロ命令の系列を
含む。(1)主メモリ・アドレス・レジスタ中に第1
の加数のアドレスをロードする。(2)主メモリ・ア
ドレス・レジスタ中で指定された主メモリ・ロケ
ーシヨン位置の内容を読取る。(3)主メモリ読取り
出力レジスタから第1の加数を中央プロセツサ中
の第1のレジスタへ転送する。(4)主アドレス・レ
ジスタ中に第2の加数のアドレスをロードする。
(5)主メモリ・アドレス・レジスタ中で指定された
主メモリ・ロケーシヨンの内容を読取る。(6)主メ
モリ読取り出力レジスタから第2の加数を中央プ
ロセツサの第2のレジスタへ転送する。(7)第1及
び第2のレジスタの内容を加算して和を第1のレ
ジスタに記憶する。(8)第1のレジスタの内容を主
メモリ書込み入力レジスタに転送する。(9)書込み
入力レジスタの内容をアドレス・レジスタによつ
て指定されたメモリ・ロケーシヨンへ書込む。マ
イクロ命令は一般に制御メモリと呼ばれるメモリ
中に記憶されている。制御メモリは代表的には
(かならずしもそうである必要はないが)計算機
の主メモリ・ユニツトとは分離されている。
マイクロ制御中央プロセツサを有する代表的デ
イジタル計算機においては、マイクロ命令ルーチ
ンがプロセツサによつて実行される機械語命令を
決定し、入/出力データ転送を指示するといつた
計算機のための或る制御機能を指示する。主メモ
リのアクセスを要求する機械語命令を与えるため
にこの様な計算機のマイクロ命令のレパートリー
は主メモリへのアクセスを制御するマイクロ命令
を含む。通常のマイクロプログラム制御中央処理
ユニツトを有するデイジタル計算機の説明は
Ashok K.Agrawala及びTomlinson G.Rauscher
著“Foundations of Microprogramming”
(Academic Press、Inc.1976)及びSamir S.
Husson著“Microprogramming Principles and
Practices”(Prentice−Hall、Inc.1970)に見出
される。
マイクロプログラム制御中央処理ユニツトの著
しい欠点は機械語命令をハード結線論理回路で具
体化するプロセツサ中の実行時間と比較して機械
語命令を実行するのに通常より長い時間を必要と
する点にある。マイクロプログラム制御中央処理
ユニツトの動作はマイクロ命令のシーケンスの実
行を含むので、プロセツサの速度は部分的には
種々のマイクロ命令を実行するのに必要とされる
時間によつて決定される。主メモリをアクセスす
る事を含むマイクロ命令の実行時間を最小にしよ
うと試みるマイクロプログラム中央プロセツサの
ための回路が工夫されたが、これ等の回路のどれ
も複雑さ、従つてコスト及び実行速度間の完全に
満足すべき釣合いを与えていない。
マイクロ命令のシーケンスを遂行するための時
間を減少する周知の技法は現在のマイクロ命令の
実行と次のマイクロ命令の制御メモリからのフエ
ツチとを重畳させる事を含む。この重畳技法は並
列実施と呼ばれる。上述のAgrawala等の著書の
第77〜79頁にも指摘された如く条件付き分岐マイ
クロ動作を含むマイクロ命令が実行される時には
並列実施にも問題が生ずる。この場合、制御メモ
リ中の次のマイクロ命令のアドレスは現在のマイ
クロ命令の実行フエイズの終り迄は決定され得な
いので次のマイクロ命令のフエツチと現在のマイ
クロ命令の実行を重畳させる事は出来なくなる。
この様な場合現在のマイクロ命令が条件付き分岐
を含まない時に、次の命令のフエツチが現在のマ
イクロ命令の実行と並列に行なわれる組合せ直並
列実施が必要とされる。上述の頁には組合せ直並
列実施のパホーマンスはテストされる条件が真で
あると推測し、推測されたアドレスにあるマイク
ロ命令を並列にフエツチする事によつて改良され
得る事が記されている。従つて直列フエツチは推
測が正しくなかつた時にのみ必要とされる。しか
しながらこの様な推測は一般にかなり当て推量的
であるので推量が正しくない事が判明した時は、
著しい時間が無駄となる事が予想されよう。
本発明に従い、平均してメモリをアクセスする
のに必要とされる時間を著しく減少し、他方従来
装置の上述の問題を避けるデイジタル・メモリ装
置へのアクセスを制御するためのアクセス制御回
路が与えられる。広義には本発明の制御回路によ
つて具体化されるプロセスはメモリ中でアクセス
されるべきロケーシヨンのアドレスを予測する事
を含む。予測はどのロケーシヨンが(もしあれ
ば)アクセスさるべきかを十分に完全に決定する
ため制御語を解読する前に制御語を部分的に解読
する事を含む。
さらに具体的には、本発明のアクセス制御回路
は経済的理由のために、半導体のランダム・アク
セス、読取り/書込みメモリ配列体として具体化
される複数個のアドレス・レジスタを含む。アド
レス・レジスタはデイジタル識別子によつて指定
される。各アドレス・レジスタはデイジタル計算
機の主メモリの如きメモリ装置内のロケーシヨン
を同定する主メモリ・アドレスを符号化したデイ
ジタル・アドレス語を記憶し得る。
さらに制御回路は主メモリ・アクセス指令を符
号化した制御メモリ語を記憶し得る複数個の制御
メモリ位置を有する制御メモリを含む。主メモ
リ・アクセス指令はロケーシヨンのアドレスを符
号化したものを含むアドレス・レジスタを指定す
る事によつてアクセスさるべきメモリ位置を決定
する。
制御回路はさらに解読中制御語を記憶するため
の制御語解読レジスタを含む。制御語解読レジス
タと制御メモリ間には制御語バツフア・レジスタ
が介在し、制御メモリから読取られた制御語を解
読レジスタへ転送する前に記憶する。制御語バツ
フア・レジスタの少なく共1ビツト位置出力がバ
ツフア・レジスタの識別子予測フイールド出力端
子を決定する。識別子指定フイールド出力端子は
制御語解読レジスタの複数個のビツト位置出力に
よつて定義される。制御回路は同様に第1の時間
インターバル中に制御語を制御メモリから制御語
バツフア・レジスタへロードして記憶し、その後
第2の時間インターバル中に制御語をバツフア・
レジスタから解読レジスタへロードして記憶する
ための制御回路タイミング・シーケンサを含む。
アドレス・レジスタ予測回路がバツフア・レジ
スタ中に記憶された制御語によつて指定されるア
ドレス・レジスタを予測するため、本発明の制御
回路中に含まれる。アドレス・レジスタ予測回路
は制御語バツフア・レジスタの識別子予測フイー
ルド出力端子に接続された入力端子及び予測され
た識別子出力端子を有する。アドレス・レジスタ
予測回路は同様に第1の時間間隔に入力端子に印
加される制御語ビツト信号に応答して予測識別子
出力端子においてアドレス・レジスタ予測信号を
発生するための部分解読器を有する。第2の時間
間隔の開始に続いて得られる情報を含む追加の情
報がもし必要とされるならばアドレス・レジスタ
予測信号を発生するのに使用され得る。
制御回路はさらに解読レジスタ中に記憶された
制御語によつてアドレス・レジスタの識別子を完
全に解読するための制御語解読レジスタに接続さ
れた制御語解読回路を含む。制御語解読回路は制
御語解読レジスタの識別子指定フイールド出力端
子に接続された入力端子及び指定された識別子出
力端子を有する。これは同様に第2の時間間隔中
入力端子に印加される制御語ビツト信号に応答し
て出力端子にアドレス・レジスタ指定信号を発生
するための解読回路を有する。
制御回路は同様に指定されたアドレス・レジス
タ中に記憶された情報を得るためのアドレス語探
索回路を含む。アドレス語探索回路はアドレス・
レジスタに接続されており、第1及び第2の識別
子入力端子並びにアドレス語出力端子を有する。
第1の識別子入力端子はアドレス・レジスタ予測
回路の予測識別子出力端子に接続されている。第
2の識別子入力端子は制御語解読回路の指定され
た識別子出力端子に接続される。
さらに、アドレス語探索回路は制御回路タイミ
ング・シーケンサ及び第1の識別子入力端子に接
続された予測レジスタ検索開始回路を有する。制
御語解読回路が解読レジスタ中の制御語によりア
ドレス・レジスタの特定のものを解読する前の時
刻において、予測レジスタ探索回路は第1の識別
子入力において受取られるアドレス・レジスタ予
測信号により指定されたアドレス・レジスタの内
容の検索を開始する。
アドレス語探索回路は同様に識別子オーバーラ
イド回路を含む。第2の識別子入力によつて指定
されたアドレス・レジスタが第1の識別子入力に
おいて指定されたアドレス・レジスタと異なる時
は識別子オーバーライド回路は第2の識別子入力
のアドレス・レジスタ指定信号によつて指定され
たアドレス・レジスタの内容の検索を開始する。
検索の開始は制御語解読回路が解読レジスタ中の
制御語によつてアドレス・レジスタの指定された
ものを解読した後の時刻に生ずる。従つて予測さ
れたアドレス・レジスタが正しくない時にのみ正
しいアドレス・レジスタの内容の探索を開始する
前に制御語の識別子指定フイールドを完全に解読
するための時間が必要となる。
本発明の好ましい実施例において、制御語のコ
ード化は最もしばしば参照されるアドレス・レジ
スタを制御語の少数のビツトで区別するように定
められている。例えば、2つの最もしばしば参照
されるアドレス・レジスタの識別子は対応する制
御語が単一のビツト位置のみにおいて異なる如く
制御語中において符号化され得る。この様な場
合、識別子予測回路の部分的解読回路は数個の論
理ゲートのみを有する必要がある。これにもかか
わらず、問題の2つのアドレス・レジスタが最も
しばしば参照される程度において、簡単な識別子
予測回路は高い百分率の回数で正しいアドレス・
レジスタを予測し得る。
計算機システム中に本発明のメモリ・アドレス
制御システムを組込む事によつて代表的なプログ
ラムの実行時間がおおよそ4%だけ減少される事
が推定され、この事は特に回路の簡単化の見地か
ら著しい改良である。
第1図を参照するに、アクセス制御回路10は
主メモリ・ユニツト12へのアクセスを制御す
る。アクセス制御回路10及び主メモリ・ユニツ
ト12は共にデイジタル計算システムの要素であ
る。アクセス制御回路10は計算機のマイクロプ
ログラム中央プロセツサの一部を形成する。簡単
化のために、本発明の完全な理解のために必要と
される中央プロセツサの特徴のみが以下に説明さ
れる。中央プロセツサ及びデイジタル計算機シス
テムの他の要素は全く通常のものであり得、その
説明は本発明を不明確にするだけであろう。
主メモリ・ユニツト12へのインターフエイス
はアドレス入力13、読取り/書込みイネーブル
入力14、及びデータ転送ポート15を有する通
常のユニツトである。アクセスさるべき主メモ
リ・ユニツト12中のロケーシヨンのアドレスは
アドレス・レジスタのフアイルとして組織された
メモリ配列体16中に記憶されている。説明の目
的のためには、8個のアドレス・レジスタ0−7
のみが第1図に示されているが、複雑な計算機シ
ステムでは200もしくはそれ以上が使用され得
る。この様なメモリ配列中のアクセス時間は主メ
モリ・ユニツト自体のアクセス時間の10乃至20%
にも達する。メモリ配列体16中のアドレス・レ
ジスタは配列体中のレジスタのアドレスとして働
くデイジタル識別子で指定される。従つて、例え
ば制御回路10の動作と関連して以下に説明され
る3つのレジスタ、命令アドレス・レジスタ
(IAR)、オペランド1アドレス・レジスタ
(OP1)及びオペランド2アドレス・レジスタ
(OP2)は識別子1,3及び5で指定される。3
つのアドレス・レジスタRA,RB及びRCは夫々
0,2及び4によつて指示されて、直ぐ次のアド
レス・レジスタと共に使用する様に利用可能であ
り、仮想メモリ配列体中のオフセツト・アドレス
を与える。メモリ配列体16はレジスタ識別子入
力17、読取りイネーブル入力18及びアドレス
出力20を有するランダム・アクセス・メモリ配
列体である。メモリ配列体16のアドレス出力2
0にはアドレス・バス22が接続されている。簡
単のために、アドレス・レジスタへのアドレス情
報をロードするための入力及びデータ路は示され
ていない。
主メモリ・アドレス・レジスタ24はアドレス
さるべき主メモリ・ユニツト12中に存在するロ
ケーシヨンのアドレスをラツチするために与えら
れている。主メモリ・アドレス・レジスタ24は
そのデータ入力がアドレス・バス22に接続さ
れ、そのデータ出力は主メモリ・ユニツト12の
アドレス入力13へ接続されている。ラツチ動作
時主メモリ・アドレス・レジスタ24のラツチ・
イネーブル入力26へ印加される信号の制御の下
に達成される。
データ・マニピユレータ30はデイジタル計算
機の通常の中央プロセツサの演算、論理及びデー
タ転送機能を遂行するために与えられる。デー
タ・マニピユレータ30は命令/データ・バス3
2によつて主メモリ・ユニツト12に接続されて
いる。データ・マニピユレータ30の局所メモ
リ・レジスタの中には実行中の機械語命令を記憶
するための命令レジスタ34、前の命令の実行の
完了前に主メモリ・ユニツト12から予めフエツ
チされた命令を記憶するための命令バツフア・レ
ジスタ36が含まれる。相継ぐ機械語命令のフエ
ツチ及び実行はこの様にして時間を節約するため
にオーバーラツプされる。
制御メモリ40は制御語を記憶するための複数
個のメモリ・ロケーシヨンを有し、ここから制御
回路10の制御信号が部分的に誘導される。制御
メモリ40にはこれから読取られた制御語を一時
的に記憶するために制御語バツフア・レジスタ4
2が接続されている。制御語解読レジスタ44は
制御語解読器46によつて制御語が解読されてい
る時間中制御語を記憶するための制御語バツフ
ア・レジスタ42に接続されている。タイミン
グ・シーケンサ48は回路にタイミング及びシー
ケンシング信号を与えるために制御語バツフア・
レジスタ42、制御解読レジスタ44及び制御語
解読器46に接続されている。タイミング・シー
ケンサ48の動作は第3図及び第4図のタイミン
グ図の説明の際に説明される。
制御語解読器46は制御語解読レジスタ44中
に存在する制御語に応答して制御信号を発生する
論理回路網である。本発明に関連して特に重要な
ものは主メモリ・ユニツト12に対するアクセス
を要求する制御語である。この様な制御語が解読
レジスタ44にロードされる時、制御語解読器4
6はなさるべきアクセスの型を指定する指令バス
50上にメモリ・アクセス指令を発生する。例え
ば、この様なメモリ・アクセス指令はデータ読取
り、命令の読取りもしくはデータもしくは命令の
主メモリ・ユニツト12への書込みを指定し得
る。メモリ・アクセス制御語はアクセスさるべき
主メモリ・ユニツト12中のロケーシヨンのアド
レスを含むメモリ配列体16のアドレス・レジス
タの識別子を符号化した識別子指定フイールドを
含む。制御語解読器46は識別子指定フイールド
を解読し、1バイト幅データ・バス52上に対応
する識別子をゲートする。制御語の複雑さのため
に、制御語解読器46によつて遂行される解読動
作は中央プロセツサのサイクル時間の大部分を占
める。
アドレス・レジスタ予測器54は制御語解読レ
ジスタ44中の制御語によつて参照されるべきア
ドレス・レジスタの識別子の予測値を符号化した
2つの予測信号を発生するために与えられる。こ
れ等の予測信号は制御語解読器46が実際の識別
子をデータ・バス52へゲートするかなり前の時
間に発生される。
アドレス・レジスタ予測器54は4つの入力を
有する。第1の入力はOP1/OP2信号線56によ
つて制御語バツフア・レジスタ42のOP1/OP2
ビツト位置出力58に接続されている。この
OP1/OP2ビツト位置はメモリ・アクセス制御語
の識別子指定フイールド内にあり、この様な制御
語の識別子予測サブフイールドを画定している。
アドレス・レジスタOP1が1つにおいて参照さ
れ、アドレス・レジスタOP2は他方において参
照される点を除き同一であるメモリ・アクセス制
御語はOP1/OP2ビツト位置出力58に対応する
ビツトの状態においてのみ異なる。アドレス・レ
ジスタ予測器54の3つの残りの入力は3本の
opコード信号線60によつて制御語解読レジス
タ44の3つのopコード・ビツト位置出力62
に接続されている。3つのopコード・ビツト位
置出力62に対応する制御語のフイールドは制御
語がメモリ・アクセス指令であるかどうかを決定
する。特にメモリ・アクセス制御語において、こ
れ等の3ビツト位置の各々は1である。
アドレス・レジスタ予測器54の論理回路は第
2−2図に示されている。アドレス・レジスタ予
測器54によつて発生されたアドレス・レジスタ
予測信号は第1及び第2の予測信号線64及び6
6上に転送される。3入力メモリ・アクセス検出
器ANDゲート68が3本のopコード信号線60
に接続されている。従つてすべて3入力信号が論
理1である時、メモリ・アクセス検出器ANDゲ
ート68の出力は同様に論理1である。入力信号
の1もしくはそれ以上が論理0の時は、出力は論
理0である。メモリ・アクセス検出器ANDゲー
ト68の出力は第1のイネーブルANDゲート7
0の第1の入力及び第2のイネーブルANDゲー
ト72の第1の入力に接続されている。OP1/
OP2信号線56は直接第1のイネーブルANDゲ
ート70の第2の入力に、反転器74を介して第
2のイネーブルANDゲート72の第2の入力に
接続されている。従つてopコード信号線60の
うち1つもしくはそれ以上が論理0の時、即ち制
御語解読レジスタ44中の制御語がメモリ・アク
セス制御語でない時はアドレス・レジスタ予測器
54の予測信号線64及び66は論理0を帯び
る。他方すべて3つのopコード信号60が論理
1の時、即ち解読レジスタ44中の制御語がメモ
リ・アクセスを要求する時は、OP1/OP2信号線
56上の信号は第1の予測信号線64上に現わ
れ、その反転が第2の予測信号線66上に現われ
る。
第1図を再び参照するに、アドレス語検索回路
76は1バイト幅であるアドレス・レジスタ識別
子バス78によつてメモリ配列体16の書込み選
択入力17に接続されている。アドレス語検索回
路76は第1の識別子入力80を有し、これにア
ドレス・レジスタ予測器54からの2つの予測信
号線64及び66が接続されている。制御語解読
器46からのデータ・バス52はアドレス語検索
回路76の第2の識別子入力82に接続されてい
る。アドレス語検索回路76はさらに指令バス5
0上に制御語解読器46からの信号及びタイミン
グ・シーケンサ48からの信号を受取る。5個の
タイミング信号線83a−eがアドレス語検索回
路76及びタイミング・シーケンサ48間に接続
され、タイミング信号を検索回路76に転送す
る。タイミング信号線83上のタイミング信号は
第3図及び第4図に関連して以下説明される。予
測不正信号線85がアドレス語検索回路76及び
タイミング・シーケンサ48間に接続され、予測
識別子が正しくなかつた事を示す信号を転送す
る。
次に第2−1図及び第2−2図を参照するに、
アドレス検索回路76は指令バス50及びデー
タ・バス52に接続された指令/データ解読器8
4を含む。指令/データ解読器84は指令バス5
0及びデータ・バス52上に現われる指令及びデ
ータ語を解読する事によつて制御信号を発生する
組合せ論理回路である。制御回路10において使
用される指令/データ解読器84からの制御信号
は4つの信号出力89a−dにおいて現われる。
指令/データ解読器84の追加の信号出力は例え
ばデータ・マニピユレーシヨン及び入/出力制御
と関連して使用される制御信号を転送する。この
様な制御信号は本発明の理解にとつて必ずしも必
要でなく、簡単のために、対応する信号出力は示
されていない。読取り/書込み選択信号は指令/
データ解読器84の第1の出力89aに現われ
る。第1の出力89aは読取り/書込み選択信号
線87によつて主メモリ・ユニツト12の読取
り/書込みイネーブル入力14に接続されてい
る。第2の出力89bはメモリ・アクセス指令が
指令バス50上に検出される時に論理1を転送す
る。第3の出力89cはOP1アドレス・レジスタ
3の識別子もしくはOP2アドレス・レジスタ5の
識別子がデータ・バス52上に現われた時に論理
1を転送する。最後に第4の出力89dは指令バ
ス50上に充満命令バツフア指令(FIB)が検出
された時に論理1を転送する。FIB指令はデー
タ・マニピユレータ30に対し命令を与え、もし
命令バツフア36が空であつたならば次の機械語
命令で命令バツフア・レジスタ36を充満させ
る。次の機械語のアドレスはIARレジスタ1中に
記憶されている。FIB指令は主メモリ・ユニツト
12へのアクセスを含むとは云え、メモリ・アク
セス指令であると見做し得ない。なんとなれば
IARレジスタ1の識別子はFIBが指令バス50上
に現われる時にデータ・バス52上に現われない
からである。この結果、指令/データ解読器84
の第4の出力89dがFIBが指令バス50上に存
在する事を示して論理1を転送する時はいつで
も、第2の出力89bはメモリ・アクセス指令が
存在しない事を示して論理0を転送する。
データ・バス52の8本の信号線は各々8個の
データ・ゲートANDゲート90−97に接続さ
れている。データ・ゲートANDゲート90−9
7の各々の第2の入力は状態スイツチANDゲー
ト88の出力に接続されている。従つて、デー
タ・ゲートANDゲート90−97は状態スイツ
チANDゲート88の出力にある信号によつてイ
ネーブルされる。状態スイツチANDゲート88
の出力は同様に状態スイツチ反転器98に接続さ
れ、反転器98は次いで第1及び第2の予測信号
ゲートANDゲート100及び102の第1の入
力に接続されている。状態スイツチ反転器98の
動作はデータ・ゲートANDゲート90−97が
脱勢された時に予測信号ゲートANDゲート10
0及び102がイネーブルされる事、もしくはこ
の逆を保証する。予測信号ゲートANDゲート1
00及び102の第2の入力はアドレス・レジス
タ予測器54の予測信号線64及び66に夫々接
続されている。2つの予測信号ゲートANDゲー
ト100及び102の出力はビツト5ORゲート
105及びビツト6ORゲート106の第1の入
力に接続されている。ビツト5ORゲート105
の第2の入力は第6のデータ・ゲートAND95
の出力に接続され、ビツト6ORゲートの第2の
入力は第7のデータ・ゲートANDゲート96の
出力に接続されている。ビツト7ORゲート10
7の入力は第8のデータ・ゲートANDゲート9
7及び状態スイツチ反転器98の出力に接続され
ている。
5個のデータ・ゲートANDゲート90−94
の出力はアドレス・レジスタ識別子バス78の5
本の信号線に接続されている。識別子バス78の
残りの3本の信号線は3本のORゲート105−
107の出力に接続されている。状態スイツチ
ANDゲート88の出力が論理1の時はデータ・
バス52上に現われる信号はデータ・ゲート
ANDゲート90−97を通して識別子バス78
へ通過される事を理解されたい。状態スイツチ
ANDゲート88の出力が論理0の時はデータ・
バス52上の信号は識別子バス78上に現われる
事から阻止される。これに代つて00000XY1によ
つて定義された2進数が識別子バス78に転送さ
れる。ここでX及びYはアドレス語予測回路54
から第1及び第2予測信号線64及び66上に現
われる論理信号である。
予測不正ANDゲート110の第1の入力は指
令/データ解読器84の第2の出力89bに接続
されている。予測不正ANDゲート110の第2
の入力は反転器112を横切つて指令/データ解
読器84の第3の出力89cに接続されている。
この結果、予測不正ANDゲート110はメモ
リ・アクセス指令が指令バス50上に存在する事
を示して第2の出力89bに論理1が現われ、
OP1アドレス・レジスタ3の識別子もしくはOP2
アドレス・レジスタ5の識別子のいずれもデー
タ・バス52上に存在しない事を示して第3の出
力89cに論理0が現われる時に論理1を生ず
る。すべての他の場合に、予測不正ANDゲート
110は論理0を発生する。
予測不正ANDゲート110の出力は予測不正
信号線85に接続され、線85は次いでタイミン
グ・シーケンサ48に接続される。同様に予測不
正ANDゲート110の出力は状態スイツチAND
ゲート88の第1の入力に接続されている。状態
スイツチANDゲート88の第2の入力はタイミ
ング・シーケンサ48から第1のタイミング信号
線83aに接続されている。ANDゲート110
からの論理1の予測不正信号はタイミング・シー
ケンサ48から状態スイツチ・タイミング信号を
イネーブルする。状態スイツチ・タイミング信号
は予測不正信号が論理0の時阻止され、これは予
測された識別子が正しくない事を意味する。
配列体読取りイネーブルANDゲート114及
び遅延された配列体読取りイネーブルANDゲー
ト116は夫々の第1の入力が夫々状態スイツチ
反転器98及び状態スイツチANDゲート88の
出力に接続されている。配列体読取りイネーブル
AND114の第2の入力はタイミング・シーケ
ンサ48から配列体読取りタイミング信号を受取
るために第2のタイミング信号線83bへ接続さ
れている。同様に遅延配列体読取りイネーブル
ANDゲート116の第2の入力は遅延配列体読
取りタイミング信号を受取るために第3のタイミ
ング信号線83cに接続されている。2つの読取
りイネーブルANDゲート114及び116の出
力は配列体読取りイネーブルORゲート118の
入力に接続されている。その出力は配列体読取り
イネーブル信号線119へ接続されている。配列
体イネーブル信号線119は第1図に示された如
くメモリ配列体16の配列体読取りイネーブル入
力18へ接続されている。
ラツチ・イネーブルANDゲート120及び遅
延ラツチ・イネーブルANDゲート122はその
第1の入力が夫々状態スイツチ反転器98及び状
態スイツチANDゲート88の出力に接続されて
いる。ラツチ・イネーブルANDゲート120の
第2の入力はタイミング・シーケンサ48からの
ラツチ・アドレス語タイミング信号を受取るため
の第4のタイミング信号線83dに接続されてい
る。遅延ラツチ・イネーブルANDゲート122
の第2の入力は遅延ラツチ・アドレス語タイミン
グ信号を受取るために第5のタイミング信号線8
3eに接続されている。2つのラツチ・イネーブ
ルANDゲート120及び122の出力はラツ
チ・イネーブルORゲート124の入力に接続さ
れている。ラツチ・イネーブルORゲート124
の出力はラツチ・イネーブル・オーバーライド
ANDゲート126の第1の入力に接続されてい
る。ラツチ・イネーブル・オーバーライドAND
ゲート126の出力はラツチ・イネーブル信号線
132に接続され、この線は主メモリ・アドレ
ス・レジスタ24のラツチ・イネーブル入力26
へ接続される。
ラツチ・イネーブル・オーバーライドANDゲ
ート126の第2の入力は命令バツフア・テスト
反転器130を介して命令バツフア・テスト
ANDゲート128の出力に接続されている。命
令バツフア・テストANDゲート128の第1の
入力は命令バツフア充満線125に接続されてお
り、線125は次いでデータ・マニピユレータ3
0の出力に接続されている。命令バツフア・レジ
スタ36が実行さるべき次の機械語命令を含む時
命令バツフア充満信号線125上には論理1が現
われる。命令バツフア・レジスタ36中の命令が
命令レジスタ24へ転送された後、論理0が命令
バツフア充満信号線125上に現われる。命令バ
ツフア・テストANDゲート128の第2の入力
は指令/データ解読器84の第4の出力89dに
接続されている。指つて、充満命令バツフア
(FIB)指令が指令バス50上に検出された事を
示して第4の出力89dに論理1が現われるとは
云え、IARレジスタ1の内容はもし論理1が同様
に命令バツフア充満信号線125上に現われるな
らばメモリ・アドレス・レジスタ24へはロード
されない。なんとなれば、この時論理0がラツ
チ・イネーブル・オーバーライドANDゲート1
26の第2の入力に印加されるからである。もし
指令/データ解読器84の第4の出力89dもし
くは命令バツフア充満信号線125のいずれかが
論理0を示すならば、論理1がラツチ・イネーブ
ル・オーバーライドANDゲート126に印加さ
れ、ラツチ・イネーブルORゲート124からラ
ツチ・アドレス語イネーブル信号をラツチ・イネ
ーブル線132に通過せしめる。
制御回路10の動作は第3−1,3−2,4−
1及び4−2図のタイミング図を参照する事によ
つて理解されよう。これ等の2つの図面に示され
たタイミング信号は第1、第2−1及び第2−2
図中の信号線上に現われる。タイミング信号は円
でかこまれた文字によつて記され、これは信号が
現われる信号線を同定するのに使用される。簡単
にするために回路の論理ゲートによつて導入され
る短かい時間遅延は図示されていない。
第3−1図及び第3−2図のタイミング図は2
つの代表的な制御語を処理する際の制御回路10
の動作を示す。第1の制御語はメモリ配列体16
中のOP1レジスタ3中で指定されたロケーシヨン
において主メモリ・ユニツト12へのアクセスを
要求する。第2の制御語は同様に主メモリ・ユニ
ツト12へのアクセスを指定するが、第1の制御
語とはREアドレス・レジスタ7が参照される点
で異なつている。第1及び第2の制御語は2つの
異なるアドレス・レジスタを参照するとは云え、
OP1/OP2ビツト位置は両語において論理1であ
る。第1の制御語を処理する間に生ずる対応する
制御信号とは異なる第2の制御語を処理する際に
含まれる制御信号はダツシユの付いた参照文字で
示される。
第3−1図及び第3−2図を参照するに、タイ
ミング・シーケンサ48のサイクルは各々τ
τ,τ及びτで示された約50n秒の4つの
時間間隔に分割される。制御語バツフア・レジス
タ42は現制御語の実行が完了する前に時間間隔
τ中に信号Aによつて次の制御語がロードされ
る。バツフア・レジスタ42がロードされた後、
OP1/OP2ビツト位置の論理1が信号Bによつて
示された如くバツフア・レジスタ42のOP1/
OP2ビツト位置出力58に現われる。制御語解読
レジスタ44は、制御語解読器46による制御語
の解読を開始するため、バツフア・レジスタ42
中の制御語が制御信号Cによつて時間間隔τ
にロードされる。解読レジスタ44中の制御語が
メモリ・アクセス制御語であるかどうかを決定す
る3つのopコード・ビツト位置の状態はアドレ
ス・レジスタ予測器54中のメモリ・アドレス検
出器ANDゲート68へ転送される。考察中の例
の制御語は共にメモリ・アドレス制御語であるの
で、メモリ・アクセス検出器ANDゲート68は
信号Dによつて示された如く両方の場合に論理1
を発生する。信号Dはアドレス・レジスタ予測器
54中においてバツフア・レジスタ42のOP1/
OP2ビツト位置出力58からの信号Bと組合され
て第1の予測信号線64上に論理1を、第2の予
測信号線66上に論理0を発生する。これ等の予
測信号は信号Iと略一致する時間中存在する。
解読レジスタ44中に記憶された制御語が制御
語解読器46によつて解読された後、メモリ・ア
クセス指令が指令バス50上にゲートされる。こ
れは信号Eによつて示された時間において生ず
る。第1の制御語の場合には、OP1アドレス・レ
ジスタ3に対応する2進識別子00000011が同時に
データ・バス52上にゲートされる。第2の制御
語の場合には、REレジスタ7に対応する2進識
別子00000111が信号Eで示された時間にデータ・
バス52上へゲートされる。指令バス50上のメ
モリ・アクセス指令の存在は指令/データ解読器
84によつて検出され、解読器84は結果的にそ
の第2の出力89bに信号Fを発生する。制御語
解読器46及び指令/データ解読器84の相対的
複雑さにより、指令バス50上のメモリ・アクセ
ス指令の存在を示す信万Fの出現は単一の3入力
メモリ・アクセス検出器ANDゲート68によつ
て発生される信号Dの出現よりも著しく遅れる。
指令/データ解読器84の第3の出力89cから
転送される信号は第1と第2の制御語の場合に対
して異なつている。OP1レジスタ3を参照する第
1の制御語の場合には信号Gが転送される。OP1
もOP2レジスタも参照しない第2の制御語の場合
において、第3の出力89cは信号G′で示され
たる如く論理0に留まる。
タイミング・シーケンサ48は指令/データ解
読器84による指令及びデータ情報の解読に続く
遷移時間を決定する状態スイツチ・タイミング信
号Hを発生する。従つて解読器84からの信号を
使用する予測不正ANDゲート110の出力が予
測された識別子が正しいかどうかを示す時に状態
スイツチ・タイミング信号Hが発生される。予測
不正ANDゲート110の出力は状態スイツチ
ANDゲート88によつて状態スイツチ・タイミ
ング信号をイネーブルする事を想起されたい。信
号Hによつて定義された状態スイツチ遷移時間の
前にOP1レジスタ3に対応する予測識別子
00000011が第1及び第2の制御語の両方の場合に
識別子バス78上に現われる。信号Iは状態スイ
ツチ遷移時間の後に、識別子00000011は第1の制
御語の場合に識別子バス78上に残される。なん
となればこの場合には予測された識別子は正しい
からである。第2の制御語の場合には、正しい識
別子00000111が信号I′によつて示された如く状態
スイツチ遷移時間中に正しくない予測識別子に置
換される。
配列体読取りタイミング信号J及び遅延された
配列体読取り信号Kがタイミング・シーケンサ4
8によつて発生される。配列体読取りイネーブル
時間信号Jは状態スイツチが生じない限り配列体
読取りイネーブル信号線119に通過される。従
つて第1の制御語の場合において、配列体読取り
イネーブル信号Lは配列体読取りイネーブル・タ
イミング信号Jに対応する。第2の制御語の場合
に、配列体読取りイネーブル信号L′は配列体読取
りイネーブル・タイミング信号Jから状態スイツ
チ遷移時間において遅延された配列体読取りイネ
ーブル・タイミング信号Kにスイツチされる。こ
のためメモリ配列体は2回アクセスされるが、早
い方のイネーブル中に読取られた不正アドレス語
は以下明らかにされる如く無視される。
タイミング・シーケンサ48はラツチ・アドレ
ス語タイミング信号M及び遅延ラツチ・アドレス
語タイミング信号Nを発生される。これ等の信号
M及びNの両方はメモリ配列体16からフエツチ
されるアドレス語に対して時間を与えるために対
応する配列体読取りイネーブル信号J及びKの生
起後約25n秒して生ずる。これ等のタイミング信
号の両方は状態スイツチ・タイミング信号Hによ
つて決定される状態スイツチ遷移時間の後に動作
可能である事に注意されたい。従つて主メモリ・
アドレス・レジスタ24のラツチ入力26に印加
されるラツチ・アドレス語信号は状態遷移が状態
スイツチ遷移時間においてなされたかどうかに依
存してラツチ・アドレス語タイミング信号もしく
は遅延ラツチ・アドレス語タイミング信号Nのい
ずれかに対応する。これは第1の制御語の場合信
号Oによつて示され、第2の制御語の場合信号
O′に示されている。第2の制御語の場合におい
て信号L′の早期の配列体読取りイネーブルによつ
てアクセスされた予期されたアドレス語は無視さ
れる。なんとなれば、ラツチ・アドレス語イネー
ブル信号O′は早期の配列体読取りイネーブルを
通して論理0に残されるからである。
ラツチ・アドレス語信号O及びO′を比較する
と、メモリ・アクセスは予測識別子が正しかつた
場合の第1の制御語の場合は、予測が正しくなか
つた場合の第2の制御語の場合よりも約100n秒
早く開始した事は明らかであろう。正しくない予
測がなされたメモリ・アクセスを含むサイクルの
後、タイミング・シーケンサ48は正しいメモ
リ・ロケーシヨンをアクセスする際に費やされる
追加の100n秒を考慮に入れて100n秒後に再開始
する。タイミング・シーケンサ48は予測不正信
号線85上の予測不正信号による遅延を挿入する
必要を知らされる。
予備識別子はOP1もしくはOP2アドレス・レジ
スタが参照される時は常に正しい。なんとなれば
これ等の2つのアドレス・レジスタはIARアドレ
ス・レジスタ7と共に制御回路10が一部である
計算機システムの動作中断然最もしばしば参照さ
れるので、時間の著しい節約が平均して生ずる。
次に第4−1図及び第4−2図を参照するに、
そのどちらもメモリ・アクセスを必要としない2
つの制御語の処理を示したタイミング図が示され
ている。第3及び第4の制御語と呼ばれる2つの
制御語は互に第3の制御語が充満命令バツフア動
作を必要とし、他方第4の制御語が必要としない
点で異なつている。命令バツフア・レジスタ36
は両方の場合に空である様に取られ制御語中の
OP1/OP2ビツト位置は論理1である様に選択さ
れている。OP1/OP2ビツト位置はメモリ・アク
セス制御語でない考察中の2つの如き制御語中の
アドレス・レジスタの識別子を符号化するのに使
用されない事を理解されたい。第3の制御語の制
御信号とは異なる第4の制御語の制御語はダツシ
ユの付された参照文字によつて指定されている。
さらに、第3−1図及び第3−2図の対応する信
号とは異なる制御信号は2重ダツシユの参照文字
によつて示されている。
第4−1図及び第4−2図を参照される、制御
語バツフア・レジスタ42及び制御語解読レジス
タ44のローデイングは上述の如く第3−1図の
タイミング図中の対応する信号と同一の信号A及
びCによつて制御される。一般に、タイミング・
シーケンサ48によつて発生されるタイミング信
号はこの例においても第3−1図及び第3−2図
の例の場合と同一である。制御語をバツフア・レ
ジスタ42にロードした結果として、信号Bがバ
ツフア・レジスタ42のOP1/OP2ビツト位置出
力58に現われる。信号Bは第3−1図中の対応
する信号と同一である。しかしながら、第3及び
第4の制御語はメモリ・アクセス指令ではないの
で、メモリ・アクセス検出器AND68の出力に
おける信号D″は論理0に留まる。指令及びデー
タ情報は信号Eによつて示された時間に制御語解
読器46によつて指令バス50及びデータ・バス
52へゲートされる。指令バス50上の指令はメ
モリ・アクセス指令ではないので指令/データ解
読器84の第2の出力89bは論理0に残されて
いる。この結果、予測不正ANDゲート110の
出力は指令/データ解読器84の第3の出力89
cがOP1もしくはOP2アドレス・レジスタのいず
れかの識別子に対応する2進数がたまたまデー
タ・バス52上に存在するかどうかに拘らず論理
0に残される。この結果状態スイツチANDゲー
ト88の出力は論理0にクランプされた状態に残
され、タイミング信号線83aによつて運ばれる
状態スイツチ・タイミング信号を阻止する。従つ
て状態スイツチは行なわれない。
アドレス・レジスタ予測器54からの2つの予
測信号は論理0に固定される。なんとなれば2つ
のイネーブルANDゲート70及び72の第1の
入力に印加される信号D″は論理0であるからで
ある。この結果2進数識別子00000001によつて信
号I″によつて示された如く識別子バス78上に現
われる。この識別子はIARアドレス・レジスタ1
に対応する。配列体読取りイネーブル信号Lは第
3図の配列体読取りタイミング信号Jと一致す
る。なんとなれば状態スイツチがなされないから
である。
第3の制御語の場合において、指令/データ解
読器84の第4の出力89dはFIB指令が指令バ
ス50に検出される時信号Pを発生する。命令バ
ツフア・レジスタ36が空であるので命令バツフ
ア充満信号線125は論理0を運ぶ。この結果、
ラツチ・アドレス語信号OはIARアドレス・レジ
スタ1中に含まれるアドレス語を主メモリ・アド
レス・レジスタ24中にロードする。第4の制御
語の場合は第3の制御語の場合と指令/データ解
読器84がFIB指令を検出せず、信号P′は論理0
に残される。この結果ラツチ・アドレス語信号は
ラツチ・アドレス語信号線132へ通過されず、
従つてIARアドレス・レジスタ1の内容はアドレ
ス・バス22上に存在するとは云え、主メモリ・
レジスタ24へロードされない。
本発明は上述の如き特定の実施例に制限される
ものではない。例えば、メモリ・アクセス検出
ANDゲート68に印加させる3つのopコード・
ビツト位置信号は制御語解読レジスタ44の代り
に制御語バツフア・レジスタ42から取出され得
る。この様な配列体は機械サイクル中早目に予測
信号をアドレス・レジスタ予測器54から予測信
号を利用可能にするという利点を有する。しかし
ながら、制御語バツフア・レジスタ42から追加
の3つの信号線が必要とされ、この事は製造費を
増加し、もし回路が大規模集積回路で具体化され
るのであればピンアウト制限と予盾する。上述の
ものとは異なる制御語中のビツト位置の状態が予
測信号を発生するのに使用され得る事及び予測信
号はアドレス語を発生するために別の方法で使用
され得る事は当業者にとつて明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアクセス制御回路の概略図で
ある。10……制御回路、12……主メモリ・ユ
ニツト、16……アドレス・レジスタ・メモリ配
列体、24……主メモリ・アドレス・レジスタ、
30……データ・マニピユレータ、40……制御
メモリ、42……バツフア・レジスタ、44……
解読レジスタ、46……制御語解読器、48……
タイミング・シーケンサ、54……アドレス・レ
ジスタ予測器、76……アドレス語探索回路。第
2−1図及び第2−2図は第2−2図を第2−1
図の下になる様に組合せた時、第1図の回路に使
用される或る要素回路の論理図を示す。第3−1
図及び第3−2図は第3−2図を第3−1図の下
になる様に組合せた時、2つの代表的なメモリ・
アクセス制御語を実行する際の第1図、第2−1
図及び第2−2図の制御回路の動作を示したタイ
ミング図である。第4−1図及び第4−2図は第
4−2図が第4−1図の下になる様に組合せた時
に、メモリ・アクセス制御語ではない2つの代表
的な制御語を実行する際の第1図、第2−1図及
び第2−2図の制御回路の動作を示したタイミン
グ図を示した図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ) 夫々主メモリの記憶ロケーシヨンのアド
    レスを決めるためのデイジタル・アドレス情報
    を記憶する複数のアドレス・レジスタと、 (ロ) 夫々上記アドレス・レジスタを指定するため
    のアドレス・フイールドおよびアクセスされる
    アドレス・レジスタを予測する予測ビツトを有
    する複数のメモリ・アクセス制御語を記憶する
    ための制御メモリと、 (ハ) 上記制御メモリから読取られた制御語を記憶
    するためのバツフア・レジスタ手段と、 (ニ) 上記バツフア・レジスタ手段の上記予測ビツ
    トに応答して、予測されたアドレス・レジスタ
    を指定するアドレス・レジスタ予測信号を発生
    する予測手段と、 (ホ) 上記バツフア・レジスタ手段の上記アドレ
    ス・フイールドを解読して、実際にアクセスさ
    れるべきアドレス・レジスタを指定するアドレ
    ス・レジスタ識別信号を発生する解読手段と、 (ヘ) 上記解読手段の解読動作が完了する前に、上
    記アドレス・レジスタ予測信号に応答して上記
    予測されたアドレス・レジスタのアドレス情報
    の読取りを開始するための手段と、 (ト) 上記実際のアドレス・レジスタが上記予測さ
    れたアドレス・レジスタと異なる場合に、上記
    アドレス・レジスタ識別信号に応答して上記実
    際のアドレス・レジスタのアドレス情報の読取
    りを開始するための手段と、 を有するアクセス制御装置。
JP11683079A 1978-10-23 1979-09-13 Access control circuit Granted JPS5556270A (en)

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