JPH07219766A - 演算処理装置 - Google Patents

演算処理装置

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JPH07219766A
JPH07219766A JP6010847A JP1084794A JPH07219766A JP H07219766 A JPH07219766 A JP H07219766A JP 6010847 A JP6010847 A JP 6010847A JP 1084794 A JP1084794 A JP 1084794A JP H07219766 A JPH07219766 A JP H07219766A
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JP
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instruction
execution means
instruction group
execution
decoding
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Application number
JP6010847A
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Inventor
Kenjiro Kanayama
健次郎 金山
Tadashi Yabuta
匡史 藪田
Seiji Hiuga
誠治 日向
Toshiyuki Shinoda
俊幸 篠田
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
    • G06F9/30003Arrangements for executing specific machine instructions
    • G06F9/30007Arrangements for executing specific machine instructions to perform operations on data operands
    • G06F9/3001Arithmetic instructions

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ないハードウェア量(低コスト)で演算処
理を高速に行うことができる演算処理装置を提供するこ
とである。 【構成】 高速演算処理が要求される命令群を格納した
プログラムメモリを備え、該プログラムに格納された前
記命令群を順次解読して実行する演算処理装置におい
て、前記命令群のスタート番地が設定されるスタートア
ドレスレジスタと、前記命令群のエンド番地が設定され
るエンドアドレスレジスタと、前記命令群の解読結果を
格納するためのFIFO型メモリとを設け、命令群解読
命令により、前記スタート番地からエンド番地までの前
記命令群を前記プログラムメモリから順次読出して解読
すると共にその解読結果を前記FIFO型メモリに格納
し、命令群実行命令により、前記FIFO型メモリに格
納された前記命令群の解読結果を1クロック毎に実行す

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルサーボ制御な
どに使用される積和演算処理等の特に高速処理が要求さ
れるソフトウェアを実行する演算処理装置に関し、特に
マイクロコンピュータで構成される演算処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子計算機システムの中核となる中央処
理装置(CPU)は、年々高速処理の要求が増してきて
いる。その中で、電子計算機システムを実現するソフト
フェアの内、例えば(A×B+C)というように、乗算
してその結果を加算するといった積和演算処理などの特
に高速処理が要求されるソフトウェアが一部に存在す
る。
【0003】従来、このような高速処理が要求されるソ
フトウェアをハードウェアで実現する手法の1つとし
て、ディジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)など
の専用ハードウェアを用いたものがある。
【0004】図5は、DSP機能を用いた従来の電子計
算機システムのブロック図である。
【0005】この電子計算機システムは、CPU10
1、外部DSP102及び外部プログラムメモリ103
から構成され、これらがアドレスバス104及びデータ
バス105を介して接続されている。さらに、CPU1
01から送出される読出し信号RDの信号線106が外
部DSP102及び外部プログラムメモリ103に接続
され、同じくCPU101から送出される書き込み信号
WRの信号線107が外部DSP102に接続されてい
る。
【0006】そして、CPU101がDSP102へデ
ータを送るときには、CPU101がDSP102へ信
号線107及びアドレスバス104を介して書き込み信
号WR及びアドレスをそれぞれ送出することにより、該
アドレスで指定されたDSP102内の所定領域にデー
タが取り込まれる。また、CPU101がDSP102
からデータを取り込むときには、CPU101がDSP
102へ信号線106及びアドレスバス104を介して
書き込み信号WR及びアドレスを送出することにより、
該アドレスで指定されたDSP102内の所定領域から
データが読み出される。
【0007】このように構成される電子計算機システム
において、高速処理が要求される積和演算等の特定の演
算処理ルーチンを実行するには、外部プログラムメモリ
103から読み出された該演算処理ルーチンに関する命
令コードをCPU101により解読し、CPU101内
部のDSP専用レジスタを経由してデータをDSP10
2へ転送して演算処理させている。このようなDSPを
使用する演算処理は、CPUのみによる演算処理に比べ
て数倍の速度で実行することができる。
【0008】また、上述の高速処理が要求されるソフト
ウェアに対処するためにDSPのような特別なハードウ
ェアを使用しない演算処理の手法としては、(1)使用
者の使い勝手を考慮して数種類の演算命令を重ね合わせ
て1つにした複合演算命令(例えば積和演算命令)など
が準備されたCPUを用いるもの、(2)上記の特定の
演算処理ルーチンをまとめてサブルーチンの形で処理す
るものがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たDSPを使用する演算処理では、次のような問題があ
った。すなわち、近年のマイクロコンピュータでは全て
の回路をシングルチップ内に構成する傾向となっている
が、DSPをマイクロコンピュータに内蔵しようとした
場合は、ハードウェア量が極端に多くなり、チップサイ
ズが大型化して製造価格が極めて高価になるという問題
があった。さらに、DSPを使用する高速演算処理で
は、積和演算や乗算など固定の命令のみしか使用できな
いという問題もある。
【0010】また、DSPを使用しない手法として、複
合演算命令を用いる場合では、単に数種類の演算命令を
重ね合わせるだけなので、さほど高速ではなく、しかも
固定命令のため使用者は命令を任意に定義できなく使用
制限があるという問題がある。
【0011】さらに、特定の演算処理ルーチンをサブル
ーチンの形で処理する場合では、使用者が命令群を任意
に定義できるので使用制限はないが、サブルーチンの命
令群を毎回解読する必要があり、しかもサブルーチンコ
ール(呼び出し)の実行時やサブルーチンからの復帰命
令実行時にスタック領域とのプログラムカウンタ、内部
レジスタなどデータの転送動作時間を要する。
【0012】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、少ないハード
ウェア量(低コスト)で演算処理を高速に行うことがで
きる演算処理装置を提供することである。
【0013】また、その他の目的は、使用者が任意に定
義した命令を扱うことが可能な演算処理装置を提供する
ことである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴は、高速演算処理が要求される命令群
を格納したプログラムメモリを備え、該プログラムに格
納された前記命令群を順次解読して実行する演算処理装
置において、前記命令群のスタート番地が設定されるス
タートアドレスレジスタと、前記命令群のエンド番地が
設定されるエンドアドレスレジスタと、前記命令群の解
読結果を格納するためのFIFO型メモリとを設け、命
令群解読命令により、前記スタート番地からエンド番地
までの前記命令群を前記プログラムメモリより順次読出
して解読すると共にその解読結果を前記FIFO型メモ
リに格納し、命令群実行命令により、前記FIFO型メ
モリに格納された前記命令群の解読結果を1クロック毎
に実行することにある。
【0015】
【作用】上述の如き構成によれば、予め使用者によって
高速演算処理が要求される命令群のスタート番地とエン
ド番地を設定してスタートアドレスレジスタ及びエンド
アドレスレジスタに記憶しておく。そして、命令群解読
命令が実行されたときに、前記スタート番地からエンド
番地までの前記命令群をプログラムメモリから順次読出
して解読すると共にその解読結果をFIFO型RAMに
格納しておく。その後、命令群実行命令が実行されたと
きに、前記FIFO型RAMに格納された前記命令群の
解読結果を1クロック毎に読出して実行していく。
【0016】これにより、少ないハードウェア量で演算
処理を高速に行うことができ、しかも固定の命令のみで
なく使用者が任意に定義した命令をも扱うことができ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明を実施した演算処理装置のブロ
ック図である。
【0018】この演算処理装置は、命令に従い各種の算
術論理演算等を実行するCPU10と、このCPU10
にアドレスバスAB(24ビット)及びデータバスDB
(16ビット)を介して接続された外部メモリ部30と
を有し、該外部メモリ部30には外部プログラムメモリ
31が設けられている。
【0019】外部プログラムメモリ31には、通常の処
理を行うための命令群(以下、通常命令群という)のほ
か、積和演算処理などの特に高速処理が要求される演算
処理を行うための命令群(以下、高速命令群という)
と、該高速命令群の解読を指示する命令群解読命令(以
下、高速命令群解読命令という)と、この高速命令群の
実行を指示する命令群実行命令(以下、高速命令群実行
命令という)とが格納されている。
【0020】CPU10は、外部プログラムメモリ31
より読み出されたデータバスDB上の命令コードをラッ
チするインストラクションレジスタ(IR)11を有
し、このインストラクションレジスタ11の出力側には
マイクロコードROM12が接続されている。
【0021】ここで、マイクロコードROM12は、装
置全体の動作を制御するためのプログラムをマイクロコ
ードとして格納しており、その中には通常命令群を実行
制御するもののほかに、前記高速命令群解読命令及び前
記高速命令群実行命令を実行制御するためのプログラム
(図2及び図3に示す)も含まれている。そして、マイ
クロコードROM12は、インストラクションレジスタ
11の出力によってアドレス指定された領域のマイクロ
コードを読み出す。
【0022】さらに、マイクロコードROM12の出力
側には、該マイクロコードROM12から読み出された
マイクロコードを前記高速命令群解読命令の実行時に格
納するFIFO(ファーストイン・ファーストアウト)
型RAM13と、マイクロコードROM12及びFIF
O型RAM13の出力を入力とし、前記高速命令群実行
命令の実行時/非実行時を示す選択信号S12に応じて
そのいずれか一方の出力を選択するセレクタ14とが接
続されている。
【0023】セレクタ14の出力側には、該セレクタ1
4の出力であるマイクロコードに基づきCPU10の各
部分を制御するためのタイミング信号を発生するタイミ
ング信号発生回路15が接続されている。このタイミン
グ信号には、外部プログラムメモリ31に対して送出さ
れる読出し信号RDや、前記FIFO型RAM13に対
して送出される書き込み信号FWR及び読出し信号FR
D、スタートアドレスレジスタ16及びエンドアドレス
レジスタ17に対して送出される読出し要求信号RRD
などがある。
【0024】ここで、スタートアドレスレジスタ16及
びエンドアドレスレジスタ17は、高速処理が要求され
る前記高速命令群の拡張ユニットの格納場所を示すレジ
スタであり、スタートアドレスレジスタ16及びエンド
アドレスレジスタ17の内容はそのスタート番地及びエ
ンド番地をそれぞれ示し、これは使用者が設定するよう
になっている。
【0025】そして、ALU18には内部レジスタ19
を介して前記外部プログラムメモリ31が接続されてい
る。この内部レジスタ19は、前記スタートアドレスレ
ジスタ16及びエンドアドレスレジスタ17中のスター
ト番地及びエンド番地をそれぞれ格納するテンポラリレ
ジスタ19a,19bや、次に読み出すべき命令の所在
を記憶するプログラムカウンタ(図示しない)、並びに
装置がどのような状況にあるかを記憶するステータスレ
ジスタ(図示しない)などの各種カウンタ及びレジスタ
から成り、前記高速命令群解読命令の実行が終了したと
きには、このことを示す解読命令実行終了信号FWRE
NDをタイミング発生回路15に対して送出する。
【0026】次に、以上のように構成された演算処理装
置の動作を図2〜図4を参照しつつ説明する。
【0027】図2は前記高速命令群解読命令の実行制御
を示すプログラムのフローチャート、図3は前記高速命
令群実行命令の実行制御を示すプログラムのフローチャ
ート、及び図4は前記高速命令群実行命令の実行サイク
ルを示すタイミング図である。
【0028】外部プログラムメモリ31からの高速命令
群解読命令をマイクロコードROM12が受け付ける
と、マイクロコードROM12は、該高速命令群解読命
令によってアドレス指定された領域のマイクロコードを
出力する。このマイクロコードは、高速命令群解読命令
の実行制御を行うプログラム(図2に示す)を表すもの
である。このとき、選択信号S12が“0”であり、セ
レクタ14はマイクロコードROM12の出力を選択し
ている。そのため、マイクロコードROM12から出力
された前記マイクロコードはセレクタ14を経由してタ
イミング信号発生回路15に送られる。この後より、C
PU10は図2に示すプログラムに従った処理を行う。
【0029】すなわち、前記マイクロコードを受け取っ
たタイミング信号発生回路15はスタートアドレスレジ
スタ16及びエンドアドレスレジスタ17に対して読出
し要求信号RRDを出力する。その結果、スタートアド
レスレジスタ16及びエンドアドレスレジスタ17は使
用者が予め設定したスタート番地及びエンド番地の内容
を内部レジスタ19へ出力し、その内容は、それぞれT
MP1,TMP2として内部レジスタ19内のテンポラ
リレジスタ19a,19bにそれぞれ記憶される(ステ
ップS1)。
【0030】その後、タイミング信号発生回路15は外
部プログラムメモリ31へ読出し信号RDを出力すると
共に、テンポラリレジスタ19aの内容であるTMP1
をアドレスバスABを経由して外部プログラムメモリ3
1へ出力し、このTMP1に該当する外部プログラムメ
モリ31中の命令コード(高速命令群の先頭)を読み出
す(ステップS2)。
【0031】読み出された命令コードをインストラクシ
ョンレジスタ11にラッチし(ステップS3)、マイク
ロコードROM12はこの命令コードによってアドレス
指定された領域のマイクロコードを出力する(つまり、
該命令コードを解読する)(ステップS4)。
【0032】続いて、マイクロコードROM12から出
力された該マイクロコードは、セレクタ14を介してタ
イミング発生回路15へ送られ、これを受けてタイミン
グ発生回路15はFIFO型RAM13へ書き込み信号
FWRを出力する。この書き込み信号FWRに従って、
FIFO型RAM13はマイクロコードROM12から
出力された該マイクロコードを格納する(ステップS
5)。
【0033】そして、テンポラリレジスタ19aの内容
であるTMP1をインクリメントした後(ステップS
6)、その時のTMP1の値が前記エンド番地の内容で
あるTMP2の値と等しいか否かを判別し(ステップS
7)。最初はその判定が否定(NO)となるので、前記
ステップS2へ戻り、前記ステップS2〜ステップS7
の処理を繰り返し実行する。
【0034】このようにしてCPU10は、通常のバス
サイクルでスタート番地からエンド番地までの高速命令
群を順次解読してFIFO型RAM13に格納してい
く。そして、前記TMP1と前記TMP2との値が等し
くなり前記ステップS7の判定が肯定(YES)となっ
たときに、内部レジスタ19からタイミング発生回路1
5に対して解読命令実行終了信号FWRENDが送ら
れ、これによって高速命令群解読命令の実行が終了す
る。その後、CPU10は次のサイクルから通常命令群
に移り、通常の処理で実行を再スタートする。
【0035】通常命令群の実行が進行して図4に示す時
刻T1に至りマイクロコードROM12が高速命令群実
行命令を受け付けると、高速命令群実行命令の実行制御
を表す図3のプログラムが実行される。
【0036】まず、マイクロコードROM12は、セレ
クタ14に対し選択信号S12を“1”にセットし、タ
イミング信号発生回路15に対する入力信号をFIFO
型RAM13の出力に切替える(ステップS11)。
【0037】そして、選択信号S12が“1”となるタ
イミング(時刻T1)から1/2クロック経過した時刻
T2から、タイミング信号発生回路15は、FIFO型
RAM13に対して1クロック毎に“1”の読出し信号
FRDを出力し、前記高速命令群解読命令の実行時に格
納されたFIFO型RAM13中のn個のマイクロコー
ドをセレクタ14を経由して順次読出して受け取ると共
に(ステップS12)、これと同じ周期でALU18に
対して高速命令群の実行指令信号を順次出力する。これ
に従ってALU18は高速命令群を順次実行していく
(ステップS13)。その際、1回の実行毎にFIFO
型RAM13中のマイクロコードが空か否かが判別され
(ステップS14)、前記ステップS12〜ステップS
14の処理が繰り返し実行される。
【0038】FIFO型RAM13中のマイクロコード
が空になって前記ステップS14の判別結果が肯定(Y
ES)となると、FIFO型RAM13はマイクロコー
ドROM12に対して高速命令群実行命令を終了したこ
とを“1”で示す終了信号EMPTYを出力する(時刻
T3)。これによって、マイクロコードROM12は選
択信号S12を“0”にリセットする結果、セレクタ1
4の出力はマイクロコードROM12側に切替えられ、
次の命令から通常命令群の実行が再スタートされる(時
刻T4)。
【0039】なお、終了信号EMPTYは、次の命令が
実行されると“0”にリセットされて実行前と同じ状態
に戻るので、前記高速命令群解読命令を1回の実行する
のみで、高速命令群実行命令を何度でも実行することが
できる。
【0040】本実施例は次のような利点を有する。
【0041】従来のDSPを使用しないで特定の演算処
理ルーチンをサブルーチンの形で処理する手法では、
(1)演算処理ルーチンの命令コードの受取り、(2)
受取った命令コードの解読、(3)サブルーチンへのコ
ール及びサブルーチンからの復帰命令の実行の各処理に
ついて、それぞれ毎回実行することが必要である。これ
に対して、本実施例では、前記(1),(2)の処理に
ついては高速命令群解読命令の実行時のみに行えばその
後は実行が不要となり、さらに前記(3)の処理につい
ては実行の必要が全くなくなる。
【0042】これにより、従来よりも少ないハードウェ
ア量(低コスト)で演算処理を高速に行うことができ、
しかも固定の命令のみでなく使用者が任意に定義した命
令を扱うことも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、命令群解読命令により、スタート番地からエンド番
地までの高速演算処理が要求される命令群をプログラム
メモリから順次読出して解読すると共にその解読結果を
FIFO型RAMに格納し、命令群実行命令により、前
記FIFO型RAMに格納された前記命令群の解読結果
を1クロック毎に実行するようにしたので、少ないハー
ドウェア量(低コスト)で演算処理を高速に行うことが
でき、しかも使用者が任意に定義した命令をも扱うこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した演算処理装置のブロック図で
ある。
【図2】高速命令群解読命令の実行制御を示すプログラ
ムのフローチャートである。
【図3】高速命令群実行命令の実行制御を示すプログラ
ムのフローチャートである。
【図4】高速命令群実行命令の実行サイクルを示すタイ
ミング図である。
【図5】DSP機能を用いた従来の電子計算機システム
のブロック図である。
【符号の説明】
10 CPU 12 マイクロコードROM 13 FIFO型RAM 15 タイミング信号発生回路 16 スタートアドレスレジスタ 17 エンドアドレスレジスタ 18 ALU 19 内部レジスタ 19a,19b テンポラリレジスタ 31 外部プログラムメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日向 誠治 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 篠田 俊幸 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速演算処理が要求される命令群を格納
    したプログラムメモリを備え、該プログラムメモリに格
    納された前記命令群を順次解読して実行する演算処理装
    置において、 前記命令群のスタート番地が設定されるスタートアドレ
    スレジスタと、前記命令群のエンド番地が設定されるエ
    ンドアドレスレジスタと、前記命令群の解読結果を格納
    するためのFIFO型メモリとを設けると共に、 命令群解読命令により、前記スタート番地からエンド番
    地までの前記命令群を前記プログラムメモリから順次読
    出して解読すると共にその解読結果を前記FIFO型メ
    モリに格納する第1の命令実行制御手段と、 命令群実行命令により、前記FIFO型メモリに格納さ
    れた前記命令群の解読結果を1クロック毎に実行する第
    2の命令実行制御手段とを設けることを特徴とする演算
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の命令実行制御手段は、 前記命令群解読命令により、前記スタートアドレスレジ
    スタ及び前記エンドアドレスレジスタ中のスタート番地
    及びエンド番地をそれぞれ前記第1及び第2のテンポラ
    リレジスタにそれぞれ一時保持する保持実行手段と、 前記保持実行手段による前記スタート番地及びエンド番
    地の一時保持後に前記第1のテンポラリレジスタの内容
    で指定される前記プログラムメモリ中の前記命令群の命
    令コードを読み出す第1読出し実行手段と、 前記第1読出し実行手段により読み出された命令コード
    を解読する解読実行手段と、 前記解読実行手段による解読結果を前記FIFO型メモ
    リへ格納する格納実行手段と、 前記解読結果の前記FIFO型メモリへの格納後に、前
    記第1のテンポラリレジスタの内容を更新する更新実行
    手段と、 前記第1のテンポラリレジスタの内容と前記第2のテン
    ポラリレジスタ中の前記エンド番地との一致、不一致を
    判定し、その判定結果が不一致である場合のみに、前記
    第1読出し実行手段、前記解読実行手段、前記格納実行
    手段及び前記更新実行手段を繰り返し実行する第1判定
    実行手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の演
    算処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の命令実行制御手段は、 前記命令群実行命令により、前記FIFO型メモリ中の
    内容を1クロック毎に読出す第2読出し実行手段と、 前記第2読出し実行手段により読み出されたFIFO型
    メモリ中の内容を実行する命令実行手段と、 前記命令実行手段の実行後に、前記FIFO型メモリ中
    のデータの存否を判定し、前記FIFO型メモリ中にデ
    ータが存在している場合のみに前記第2読出し実行手段
    及び前記命令実行手段を繰り返し実行する第2判定実行
    手段とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の演算処理装置。
JP6010847A 1994-02-02 1994-02-02 演算処理装置 Pending JPH07219766A (ja)

Priority Applications (3)

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JP6010847A JPH07219766A (ja) 1994-02-02 1994-02-02 演算処理装置
US08/382,794 US5677859A (en) 1994-02-02 1995-02-02 Central processing unit and an arithmetic operation processing unit
KR1019950001819A KR100188374B1 (ko) 1994-02-02 1995-02-02 연산처리장치

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6010847A Pending JPH07219766A (ja) 1994-02-02 1994-02-02 演算処理装置

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KR (1) KR100188374B1 (ja)

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