JPH04104220U - 成型金型装置 - Google Patents

成型金型装置

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JPH04104220U
JPH04104220U JP521191U JP521191U JPH04104220U JP H04104220 U JPH04104220 U JP H04104220U JP 521191 U JP521191 U JP 521191U JP 521191 U JP521191 U JP 521191U JP H04104220 U JPH04104220 U JP H04104220U
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光一 山本
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株式会社アマダ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上向きに凸部のあるプレス加工の成型品の凸
部の高さを、ホルダの高さ以内で自由に変えることがで
きるとともに、連続成型においても継目のない成型品が
得られる成型金型装置を提供することを目的とする。 【構成】 タレットパンチプレスの上,下タレット1,
3に流体シリンダ15を備えた成型金型9の上型下型1
7,19を装着し、この成型金型9を前記流体シリンダ
15の押圧制御によって成型をコントロールする。特
に、連続成型においては流体シリンダ15を有する金型
にローラ状の金型を装着することによって、継目のない
成型品を製作することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はワークに成型加工を行なう成型金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばNC制御装置を結合したタレットパンチプレスでは、上タレット にパンチを装着し、下タレットにダイを装着しておき、NC制御によって上タレ ットのパンチと下タレットのダイとを組合せて、ワーク(板材)を材料搬入のパ スラインに置き、前記パンチとダイとよってワークを挟んでストライカーで打撃 を加え1パンチもしくは多数回の連続パンチを施して成型加工を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上述した従来の金型による成型加工では、ストライカーの打撃を 受けるために金型を材料搬入のパスラインに配置しなければならず、上向きに凸 部形成する加工においては突出部の高いものの加工は不可能となっていた。
【0004】 また、連続加工に際してはストライカーの打撃によって成型部に継目が残り、 外観上からも好ましいものとはならなかった。
【0005】 本考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、上 向きに凸部のある成型高さをタレット高さ以内で自由に変えることがてきるとと もに、連続成型においても継目のない成型品が得られる成型金型装置を提供しよ うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の成型金型装置は、パンチプレスの上,下ホ ルダに装着された上,下型を上下動させる流体シリンダを前記上,下ホルダに設 け、この流体シリンダのピストンに圧力を加えてワークに成型加工を行なうベく 前記上,下型を押圧自在に設けてなることを特徴とするものである。
【0007】 前記成型金型装置において、前記上,下型のチップを上,下型に対して水平軸 により回転自在であることが望ましいものである。
【0008】
【作用】
上記のように構成された成型金型装置によれば、ワークの上下面に上型と下型 とをあてがい、上,下ホルダに設けた流体シリンダに例えば油圧等の圧力を加え ると、上型と下型との間隔を広く開けることが可能となり、上方に高い凸部を有 するプレス加工を行うことができるものである。
【0009】 また、連続加工の場合でも加圧力を一定に保つことが可能であることから、継 目のない好ましい成型品を得ることができるものである。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】 図1を参照するに、パンチプレスとしてのタレットパンチプレスには上,下ホ ルダである上タレット1と下タレット3とが回転自在に装着されている。この上 タレット1と下タレット3とは同径同大の円盤で、同じ中心線上に回転中心を有 し所定間隔をおいて上下に重ね合されており、この上下の円盤の間にはX,Y軸 方向へ移動自在なクランプ5が配され、ワーク7はクランプ5に挾持されて前記 上タレット1と下タレット3の間に支持される。
【0012】 これらの上,下タレット1,3の回転中心より等距離をおいた周辺部には金型 9を装着するための取付孔11および13が設けてあり、金型9は取付孔11お よび13内に螺着される構成になっている。
【0013】 これらの金型9はフランジ付の円筒状からなる流体シリンダ15と上型17も しくは下型19とより構成されている。そして、各流体シリンダ15内にはピス トン21が装着されており、各ピストン21の中心には太い円柱部21Aと細い 円柱部21Bとが備えられており、太い円柱部21Aと細い円柱部21とのなす 段差面がピストン21のストローク限界をなすように構成され、各細い円柱部2 1Bが流体シリンダ15の外方に突出し、その先端に上型17もしくは下型19 を係止するための係止部25が設けてある。
【0014】 この係止部25を設けた流体シリンダ15内の周囲にはピストン21を一方向 に付勢するためのコイルスプリング27が介在され、このコイルスプリング27 によって通常ピストン21は押圧され、前記ピストン21の係止部25は流体シ リンダ15側に引かれた状態になっている。
【0015】 この係止部25には上タレット1側に上型17が係止され、下タレット3側に 下型19が係止される。上型17と下型19の外周はそれぞれ上タレット1の取 付孔11と下タレット3の取付孔13内に収納される形状で、上型17の中央部 分には雌型チップ17cを設け、下型19の中央部分には雄型チップ19cが設 けてあって、上型17と下型19とが重り合うことによってワーク7に成型部が 形成される。そして、上型17と下型19とは前記コイルスプリング27の付勢 によって上タレット1と下タレット3の各取付孔11と13との中に収納されて いる。
【0016】 このような金型9の作動は各流体シリンダ15に設けられたエアもしくは油圧 等の圧力出入口29を介して行われる。そして、この圧力出入口29への圧力供 給は別に設けた圧力源より配管を介して行われ、供給された流体例えば油の圧力 に応じてピストン21はコイルスプリング27の付勢に抗して作動される。した がって上型17と下型19とは上タレット1と下タレット3との間隔内で自由に 調整が可能となる。
【0017】 このように構成された本実施例の成型金型装置では、上方に凸となる成型高さ を上タレット1の裏側面までの範囲に取ることも可能となり、その範囲内の任意 位置に設定することもできる。また、本装置では供給圧力を一定とすることによ り、連続成型時の継目の発生も防止される効果がある。
【0018】 図2には連続成型の一実施例が示されている。上型及び下型として外周にロー レットを設けたローレット円筒31と、このローレット円筒31内にベアリング 33とスナップリング35を介してシャフト37を設け、前記ローレット円筒3 1はシャフト37を中心として回転自在に構成したものを、型台39に取付けて ビス41にて固定したローレット金型43としている。図3に示すように上型1 7および下型19として流体シリンダ15の係止部25に装着して、ワーク7を 挟んでクランプ5によってワーク7を引抜くことにより、図4に示すようにワー ク7の表面にローレット状の連続成型が行なえる。
【0019】 この際ローレット金型43は上型17もしくは下型19の一方に配し、それに 対応する金型は表面が平滑な円筒部を有する金型でもよい。
【0020】 図5は前記ローレット金型43と同様の構成にはビート金型45で、上型17 に凹曲面チップ17D、下型に凸曲面チップ19Dを配したもので、これによっ て図6,図7に示す連続成型を行うことができる。
【0021】 以上説明した実施態様は適宜は設計変更によりその他の態様でも実施し得るも のである。流体シリンダ15の流体として油を使用して説明したがエアなどでも 構わない。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の成型金型装置は、パンチプレスの上,下ホルダ に装着された上,下型を上下動させる流体シリンダを前記上,下ホルダに設け、 この流体シリンダのピストンに圧力を加えてワークに成型加工を行なうべく前記 上,下型を押圧自在に設けたことにより、上向きに凸部のある成型高さをホルダ の高さ以内で自由に変えることができるとともに、連続成型においても継目のな い成型品が得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例タレットパンチプレスの上,
下タレットに金型成型装置を装着した断面図である。
【図2】本考案の他の実施例の断面図である。
【図3】図2によるローレット金型の配置図である。
【図4】図3によるワーク形状図である。
【図5】本考案の他の実施例のビート金型の構成図であ
る。
【図6】図5のビート金型によるワーク形状図である。
【図7】図6におけるVII −VII 線に沿った断面図であ
る。
【符号の説明】
1 上タレット(上ホルダ) 3 下タレット(下ホルダ) 9 金型 15 流体シリンダ 17 上型 19 下型 21 ピストン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチプレスの上,下ホルダに装着され
    た上,下型を上下動させる流体シリンダを前記上,下ホ
    ルダに設け、この流体シリンダのピストンに圧力を加え
    てワークに成型加工を行なうベく前記上,下型を押圧自
    在に設けてなることを特徴とする成型金型装置。
  2. 【請求項2】 前記上,下型のチップを上,下型に対し
    て水平軸により回転自在であることを特徴とする請求項
    1記載の成型金型装置。
JP1991005211U 1991-02-12 1991-02-12 成形金型装置 Expired - Fee Related JP2558424Y2 (ja)

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JPH04104220U true JPH04104220U (ja) 1992-09-08
JP2558424Y2 JP2558424Y2 (ja) 1997-12-24

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6066626U (ja) * 1983-10-15 1985-05-11 川崎製鉄株式会社 剪断ラインにおける鋼板孔明け装置
JPS61186134A (ja) * 1984-11-28 1986-08-19 フアイント−ル・アクチエン・ゲゼルシヤフト 打ち抜きプレス

Patent Citations (2)

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JPS6066626U (ja) * 1983-10-15 1985-05-11 川崎製鉄株式会社 剪断ラインにおける鋼板孔明け装置
JPS61186134A (ja) * 1984-11-28 1986-08-19 フアイント−ル・アクチエン・ゲゼルシヤフト 打ち抜きプレス

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