JPH04103694U - 電子部品のシールド構造 - Google Patents

電子部品のシールド構造

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JPH04103694U
JPH04103694U JP1318291U JP1318291U JPH04103694U JP H04103694 U JPH04103694 U JP H04103694U JP 1318291 U JP1318291 U JP 1318291U JP 1318291 U JP1318291 U JP 1318291U JP H04103694 U JPH04103694 U JP H04103694U
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JP
Japan
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electronic components
shield case
thin film
conductive thin
wiring pattern
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Pending
Application number
JP1318291U
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English (en)
Inventor
巧 木村
博信 佐藤
達也 岡野
Original Assignee
ミツミ電機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電子部品のシールド効果を維持したまま、シー
ルドケースを小さくして装置の厚さを減少させ、全体と
して装置を小型化することができる、電子部品のシール
ド構造を提供することを目的とする。 【構成】一方の面に導電性薄膜13が形成され、他方の
面に配線パターンが施された基板12の、配線パターン
が施された面の所定の位置に、全ての電子部品14を表
面実装し、該電子部品14を含む基板12の配線パター
ン側をシールドケース15で囲繞して、該シールドケー
ス15の開口縁部15aと上記基板12に形成された導
電性薄膜13とを導電接続したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は高周波装置等に採用される電子部品のシールド構造に係り、特に電子 部品を覆うシールドケースの構造を改良した電子部品のシールド構造に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電子部品のシールド構造1は、図2に示されているように形成 されている。 図示されているように、両面実装型のプリント基板2の両面には、それぞれ配 線パターンが形成されており、各面上には電子部品3が脚付き端子を実装、及び 表面実装混在で搭載されている。
【0003】 上記脚付き端子の実装は、プリント基板1にスルーホール4を穿設して、この スルーホール4に電子部品3の脚付き端子5を挿通して、上記プリント基板1の 裏面で半田付けされている。
【0004】 また、上記表面実装はプリント基板2上にランド(図示せず)を形成して、該 ランド上に、例えば、クリーム半田を塗って上記電子部品3を載置して、加熱炉 (図示せず)内に入れる、いわゆるリフロー処理等によって半田付けされている 。
【0005】 そして、このように電子部品3を搭載したプリント基板1を、上下に分割され た二つのシールドケース6で囲繞して、各シールドケース6の開口縁部同士を重 ね合わせて接続固定している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来の電子部品のシールド構造1にあっては、上記電子部品3を脚 付き端子を実装した場合、該電子部品3の脚付き端子5とシールドケース6との ショート防止のため、所定のスペースSが必要であった。
【0007】 従って、上記シールドケース6を大きくして装置の厚さを増加せざるを得ず、 装置が全体として大型化するという問題があった。
【0008】 本考案の目的は、上記課題に鑑み、電子部品のシールド効果(EMI)を維持 したまま、シールドケースを小さくして装置の厚さを減少させ、全体として装置 を小型化することができる、電子部品のシールド構造を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る電子部品のシールド構造によれば、一方の面に導電性薄膜が形成 され、他方の面に配線パターンが施された基板の、配線パターンが施された面の 所定の位置に、全ての電子部品を表面実装し、これら電子部品を含む基板の配線 パターン側をシールドケースで囲繞して、このシールドケースの開口縁部と上記 基板に形成された導電性薄膜とを導電接続したことことにより、達成される。
【0010】
【作用】
上記構成によれば、使用する全ての電子部品を表面実装部品にし、これら表面 実装部品の全てを上記基板の配線パターンが施された面の所定の位置に、表面実 装して搭載している。そして、上記基板の電子部品を搭載しない面に導電性薄膜 を形成して、この導電性薄膜を全てアースパターンとして使用する。
【0011】 従って、上記電子部品を含む基板の配線パターン側をシールドケースで囲繞し て、該シールドケースの開口縁部と上記基板の導電性薄膜とを導電接続すれば、 これらシールドケース及び導電性薄膜はシールド効果(EMI)を発揮する。
【0012】 また、上記基板の導電性薄膜側にはシールドケースを設ける必要がなく、該導 電性薄膜がシールドケースの役割を果たすため、基板の片側のシールドケースが 削除されたことになり、装置の厚さが減少し、全体として装置が小型化されるも のである。
【0013】
【実施例】
以下、本考案に係る電子部品のシールド構造の一実施例を添付図面に基づいて 詳細に説明する。
【0014】 図1に示されているように、本実施例の電子部品のシールド構造11に採用す る基板12は、表側の面12aに配線パターン(図示せず)が施されている。そ して、この基板12の裏側の面12bには、導電性薄膜13が形成されている。
【0015】 具体的には、この基板12は両面基板の片面のみに配線パターン処理を施し、 もう一方の面には配線パターン処理をしないプリント基板であり、このもう一方 の面には金属製導電性薄膜13が残されている。
【0016】 また、基板12は本実施例に限らず他に、片面基板に配線パターン処理を施し た後、配線パターンの無い面に、銅・金等の金属製導電性薄膜13を接着剤で貼 り付けたり、この導電性薄膜13を真空蒸着等の他の方法により形成しても良い 。
【0017】 また、上記プリント基板12の、上記配線パターンが施された面の所定の位置 には、全ての電子部品14が表面実装されている。この表面実装はプリント基板 12上にランド(図示せず)を形成して、該ランド上に、例えば、クリーム半田 を塗って上記電子部品14を載置して加熱炉(図示せず)内に入れる、いわゆる リフロー処理等によって半田付けされている。すなわち、本実施例に採用される 全ての電子部品14は表面実装型の電子部品にて形成されている。
【0018】 さらに、これら電子部品14を含むプリント基板12の配線パターン側、すな わち、表側の面12aは、シールドケース15により囲繞されている。このシー ルドケース15は、中空直方体の一面を開口した形状を呈している。
【0019】 そして、上記シールドケース15の開口縁部15aと上記プリント基板12の 裏側の面12bに形成された導電性薄膜13とを、半田付けして固定し、導電接 続している。従って、上記シールドケース15の開口縁部15aは、上記プリン ト基板12の裏側の面12bに形成された導電性薄膜13よりも、若干突き出る ように位置されている。
【0020】 次に、上記実施例における作用を述べる。 上述したように、本実施例で使用する全ての電子部品14は、表面実装型の電 子部品である。そして、これら表面実装型の電子部品14の全ては、プリント基 板12の表側の面12aである、配線パターンが施された面の所定の位置に、表 面実装して搭載されている。
【0021】 さらに、上記プリント基板12の裏側の面12bである、電子部品14を搭載 しない面には、銅・金等の金属製導電性薄膜13が形成されており、この導電性 薄膜13を全てアースパターンとして使用するものである。
【0022】 そして、上記電子部品14を含むプリント基板12の表側の面12aである配 線パターン側は、中空直方体の一面を開口した形状を呈するシールドケース15 で囲繞され、このシールドケース15の開口縁部15aと上記プリント基板12 の導電性薄膜13とは半田付けして固定して導電接続されている。
【0023】 このように、上記シールドケース15及び導電性薄膜13は、半田付けにより 一体化されるので、全体としてシールド効果(EMI)を発揮する。さらに、上 記電子部品14は全て表面実装型であるので、リードフレームを有しておらず、 これが上記シールドケース15に接触することがなく、上記電子部品14のショ ートによる破損を防止することができる。
【0024】 また、、上記プリント基板12の裏面側である導電性薄膜側には、該導電性薄 膜13がシールドケース15の役割を果たすため、上記シールドケース15を設 ける必要がない。従って、上記プリント基板12の裏面側のシールドケースが削 除されたことになるので、例えば、高周波装置等の装置の厚さが減少し、全体と して装置を小型化することができるものである。
【0025】
【考案の効果】
以上述べたように本考案の電子部品のシールド構造によれば、電子部品のシー ルド効果(EMI)を維持したまま、シールドケースを小さくして装置の厚さを 減少させ、全体として装置を小型化することができる、という優れた効果を発揮 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電子部品のシールド構造の一実施
例を示す概略図である。
【図2】従来の電子部品のシールド構造を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
11 電子部品のシールド構造 12 基板 12a 表側の面 12b 裏側の面 13 導電性薄膜 14 電子部品 15 シールドケース 15a 開口縁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に導電性薄膜が形成され、他方
    の面に配線パターンが施された基板の、配線パターンが
    施された面の所定の位置に、全ての電子部品を表面実装
    し、該電子部品を含む基板の配線パターン側をシールド
    ケースで囲繞して、該シールドケースの開口縁部と上記
    基板に形成された導電性薄膜とを導電接続したことを特
    徴とする、電子部品のシールド構造。
JP1318291U 1991-02-16 1991-02-16 電子部品のシールド構造 Pending JPH04103694U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1318291U JPH04103694U (ja) 1991-02-16 1991-02-16 電子部品のシールド構造

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JP1318291U JPH04103694U (ja) 1991-02-16 1991-02-16 電子部品のシールド構造

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JPH04103694U true JPH04103694U (ja) 1992-09-07

Family

ID=31747487

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JP1318291U Pending JPH04103694U (ja) 1991-02-16 1991-02-16 電子部品のシールド構造

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