JPH0410242Y2 - - Google Patents

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JPH0410242Y2
JPH0410242Y2 JP702587U JP702587U JPH0410242Y2 JP H0410242 Y2 JPH0410242 Y2 JP H0410242Y2 JP 702587 U JP702587 U JP 702587U JP 702587 U JP702587 U JP 702587U JP H0410242 Y2 JPH0410242 Y2 JP H0410242Y2
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JP
Japan
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point machine
electric point
floor board
floor plate
installation
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JP702587U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、鉄道用分岐器を転換するために設け
られる電気転てつ機を鉄道線路内に据えつけるた
めの電気転てつ機据付け装置に関するものであ
る。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、鉄道用分岐器を転換するために設けられ
る電気転てつ機の据え付け方法は、木まくらぎ上
に鉄板の床敷板を敷き、その上に電気転てつ機を
置き、木まくらぎの下からボルト径より大きい貫
通穴を明け、通しボルトによつて固定されてい
る。このため、電気転てつ機と、それを取り付け
ているまくらぎ及び床敷板との間には取り付け遊
間がある。この取り付け遊間の変動のため、基本
レールと電気転てつ機の取り付け距離が変化し、
このため、トングレールが基本レールに接着しな
くなるなどの狂いが生じ、ポイントの転換不良の
原因となる。これを解消する方法として、たとえ
ば、特開昭51−124211で公知のように、電気転て
つ機を2本の直結ロツドで基本レールに固定し、
両者間の据え付け位置が狂わない方法が考案さ
れ、一部に用いられている。しかし、この方法
は、ポイント先端部の2箇所のまくらぎ間に直結
ロツドを設ける必要があることから、分岐器の重
量な部分であるポイント先端部の道床のつき固め
及びカンテラなどの融雪装置の取り付けに支障を
及ぼす欠点がある。また、この欠点を解消するた
め、たとえば、実開昭58−192177で公知なよう
に、従来から転てつ機に用いられている転換ロツ
ド及び鎖じようロツドを床板上に設ける据え付け
装置が考案されている。しかし、この装置は、つ
き固めなどの支障を避けるための装置であつて、
転てつ機を基本レールに固定する装置でないた
め、前記の接着不良の解消には役立たない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記の欠点を解消するものであつ
て、鉄道用分岐器を転換する転てつ機の据え付け
方法において、道床のつき固めおよび融雪装置の
取り付けに支障を及ぼさないで電気転てつ機を基
本レールに直結することによつて、電気転てつ機
と基本レール間の取り付け距離の狂いを防止する
ことを特徴とするもので、床敷板などを改造し、
従来用いていた直結ロツドの役目を、この改造し
た床敷板にもたせることによつて解決する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面にしたがつて具体
的に説明する。
第1図は、本考案による転てつ機据付け装置の
実施例を示す全体構成を示したものである。
電気転てつ機1を基本レール2に遊間がないよ
うに直結し固定するために、まず、電気転てつ機
を床敷板3に遊間がないように固定する。つぎ
に、床敷板をまくらぎ10にしゆう動可能に取り
付け、床板4に固定する。
第2図、第3図、第4図は、この3箇所の取り
付け方法を詳細に示したものである。
第2図は、電気転てつ機本体と床敷板の取り付
け方法の実施例を示すもので、この取り付け方法
は、転てつ機を取り付ける方法としてすでに用い
られている方法であるが、この取り付け方法を利
用して転てつ機を床敷板に取り付ける。電気転て
つ機の一端は、床敷板に設けたブロツクA5に水
平方向に接するように置き、電気転てつ機が上下
に動かないようにブロツクAに固定した押さえ金
具6および押さえボルト7により電気転てつ機を
上下方向に固定する。電気転てつ機の他端は、第
2図に示すように、床敷板に設けたもう一つのブ
ロツクB8に、ボルト9を設け、このボルトを締
めることによつて、電気転てつ機を水平方向に押
し、反対側にあるブロツクAにつき当るまでボル
トを締めることによつて、電気転てつ機は遊間な
く床敷板に据えつけ固定される。
また、床敷板とまくらぎ10の取り付けは、第
3図および第4図に示すように、床板にまくらぎ
の長手方向に長円状ボルト穴11を設け、通しボ
ルト12のまくらぎの下方からこの長円状穴を貫
通させ、絶縁カラー13およびカラー14を上か
ら通しボルトに挿入し、カラーのつばと床敷板上
面間に、1〜2mm程度のギヤツプ15を設ける構
造とし、通しボルトおよびナツト16で床敷板を
まくらぎに固定する。この構造を用いることによ
つて、床敷板はまくらぎにしゆう動可能に支持さ
れる。また、床敷板と床板は、第4図に示すよう
に、それぞれの端面を付き合わせてボルトで固定
することによつて、床敷板は床板との間の取り付
け遊間がなく固定できる。
以上によつて、電気転てつ機は床敷板を用いて
基本レールと取り付け遊間がなく直結することが
できる。
〔考案の効果〕
本考案を用いることによつて、今まで、道床の
つき固めおよび融雪用カンテラの取り付けに支障
を及ぼすため、広く普及するにいたらなかつた特
開昭51−124211が目的とする。転てつ機と基本レ
ールとを固定するという目的も達成し、かつ、道
床のつき固めおよびカンテラの取り付けに支障を
及ぼすことも解決することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による電気転てつ機据え付け
装置の平面図および側面図、第2図は、転てつ機
を床敷板へ固定する方法の部分図、第3図は、床
敷板をまくらぎにしゆう動可能に固定する方法の
部分図、第4図は、床敷板と床板の接続図を示
す。 1……電気転てつ機、2……基本レール、3…
…床敷板、4……床板、5……ブロツクA、6…
…押さえ金具、7……押さえボルト、8……ブロ
ツクB、9……ボルト、10……まくらぎ、11
……長円状のボルト穴、12……通しボルト、1
3……絶縁カラー、14……カラー、15……ギ
ヤツプ、16……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が分岐器用床板と直結できる構造を有し、
    全体が電気転てつ機を据えつけるまくらぎに、し
    ゆう動可能に支持される構造に形成された、上面
    に電気転てつ機を固定する金具を有する床敷板2
    枚を用いる電気転てつ機の据えつけ装置であつ
    て、電気転てつ機を床敷板に固定し、その床敷板
    を床板に直結することにより、床板に固定される
    基本レールと電気転てつ機を取り付け上の遊間な
    く直結することによつて、電気転てつ機と基本レ
    ール間の取り付け距離の狂いを防止することを特
    徴とする電気転てつ機据付け装置。
JP702587U 1987-01-22 1987-01-22 Expired JPH0410242Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP702587U JPH0410242Y2 (ja) 1987-01-22 1987-01-22

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JP702587U JPH0410242Y2 (ja) 1987-01-22 1987-01-22

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Publication Number Publication Date
JPS63116501U JPS63116501U (ja) 1988-07-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6292792B2 (ja) * 2013-08-12 2018-03-14 日本信号株式会社 電気転てつ機搭載用敷板及びそれを用いた転てつ装置
JP7337635B2 (ja) * 2019-10-02 2023-09-04 東日本旅客鉄道株式会社 レール直結装置及び転てつ機用敷板

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Publication number Publication date
JPS63116501U (ja) 1988-07-27

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