JPH044005Y2 - - Google Patents

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JPH044005Y2
JPH044005Y2 JP19427385U JP19427385U JPH044005Y2 JP H044005 Y2 JPH044005 Y2 JP H044005Y2 JP 19427385 U JP19427385 U JP 19427385U JP 19427385 U JP19427385 U JP 19427385U JP H044005 Y2 JPH044005 Y2 JP H044005Y2
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JP
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floor plate
rail
upper floor
lower floor
rubber elastic
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JP19427385U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は弾性レール締結装置に関し、特に地
下鉄工事など狹いトンネル内のレール敷設工事に
好適な弾性レール締結装置に関する。
従来の技術 コンクリート道床は砂利道床と比べて堅いの
で、何等かの手段により充分な弾性をもつてレー
ルを支持しないと、レールの偏摩耗や乗心地の悪
化、振動、騒音の激化等の問題が起る。
考案が解決しようとする問題点 本案の目的は、コンクリート道床に基因する上
記の問題を解決し、特に地下鉄工事など狭いトン
ネル内のレール敷設工事に好適な弾性レール締結
装置を提案するにある。
問題点を解決するための手段 本案は、レール締結具を有する上床板と下方突
出部がコンクリート道床に埋込固定される下床板
とをゴム弾性体にて一体結合し、下床板には上床
板より上方に突出してアンカーボルトが貫通する
横圧受け管を固着し、該管と該管の上床板貫通孔
との間〓を充満して該間〓の上部から上床板上面
上に拡大する鍔状部までを前記ゴム弾性体にて一
体形成したことを特徴とする。
作 用 レール締結具によりレールを締結した上床板に
はレールから垂直圧や横圧が加わるが、これらの
圧力は堅いコンクリート道床に下方突出脚が埋込
固定された下床板にゴム弾性体を介して伝達さ
れ、特に横圧はアンカーボルト貫通用の横圧受け
管とその上床板貫通孔との間〓に充満したゴム弾
性体を介して横圧受け管から下床板に伝達される
ので、前記垂直圧や横圧による振動や騒音が軽減
される。
また上床板と下床板との結合体は従来のまくら
ぎに比して小形、軽量となるため、地下鉄などの
狹いトンネル内での運搬、設置、交換等の労力が
軽減される。
実施例 図において、四角状の上床板1は鉄、硬質樹脂
等よりなり、レール2を締結するための1対のレ
ール締結具3が中心対称でほぼ一方の対角線方向
の位置に設けられ、ほぼ他の対角線の方向の中心
対称位置に設けた1対のアンカーボルト4により
コンクリート道床5に固定される。
レール締結具3は、上床板1にレール2と直角
の方向に長く設けた締結ボルト孔6と、その外側
方にレール方向にテーパを有し上床板と一体形成
された横圧受け突起7を有し、締結ボルト孔6の
レール方向と直角の外側方における円形部6aに
締結ボルト8の下端皿形頭部8aを挿入してレー
ル2の方へ移動させると、締結ボルト8の四角形
頸下部8bが締結ボルト孔6の小幅部6bに嵌入
して廻り止めされ、この位置においてボルト8を
ばね9の孔9aに挿入してばね9の一端10をパ
ツド11を敷いたレールフランジ12にかけ、他
端を突起7の内側テーパ面7aに接する絶縁物製
ばね受台13にて支持し、ナツト14を締めつけ
てレール2を上床板1上に締結する。
下床板15は両端に下方突出脚16を有し、1
対のアンカーボルト4の貫通孔の上に横圧受け管
17が溶接されている。上床板1には、これを下
床板15上に重ねたときに横圧受け管17が周囲
に充分な間〓をもつて貫通する孔18を設け、上
床板1と下床板15とを所定の上下間隔をもつて
ゴム弾性体19により一体に結合すると共に、横
圧受け管17とその貫通孔18との間〓を充填
し、更に上床板1の上面上に横圧受け管17の上
端と同高で且つ孔18から外側に拡大する鍔状部
20を一体に形成する。但し、上床板1の締結ボ
ルト孔6の下部には、締結ボルト8の着脱のため
に皿形頭部8aが横動しうる凹部21を形成して
おく。
ゴム弾性体19により上、下床板1,15を結
合するには、上床板1と下床板15とを金型内の
所定位置に密閉状に固定しておき、該金型内へ流
動状のゴム弾性材を圧入するか又は上床板1と下
床板15との間の空所に柔軟なゴム弾性材を挿入
して上下床板を圧熱して形成する。ゴム弾性体1
9は上、下床板1,15の対向面のみならず、上
床板1の上内方へ傾斜した側面22及び下床板1
5の側面23にも密着して上、下床板を一体に結
合する。
上記構造により、レール2に加わる垂直圧、横
圧等が従来はパツド11とレール締結具3により
直接まくらぎや道床に伝わつたものが、本案によ
れば更にゴム弾性体19を介してコンクリート道
床5に加わるので、コンクリート道床5が砂利道
床に比して堅くても、レール2を効果的に弾性支
持することができ、また下方突出脚16がコンク
リート道床5との前後左右方向の結合を強固にす
る。
本案によりレール2を敷設するには、レール2
の最終的位置を正確に定めたのちに、レール2に
パツド11を介して本案レール締結装置をぶら下
げた状態に固定し、横圧受け管17にアンカーボ
ルト4を挿通してナツト24により仮止めしたの
ち、ゴム弾性体19の約1/2が埋設する高さまで
コンクリートを打設してコンクリート道床5を形
成し、コンクリート硬化後にナツト24を締めつ
ける。
考案の効果 本案は上床板と下床板との間にゴム弾性体を有
するので、上、下床板の結合体は小形軽量とな
り、地下鉄工事等において狭いトンネル内を運搬
し、設置したり、将来補修を行う場合等に労力を
大幅に軽減することができる上に、堅いコンクリ
ート道床の場合でもレールの振動、騒音を減少さ
せて車両の乗心地を良好にし、またレールの偏摩
耗を減少させることができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の一実施例を示し、第1図は平面
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は
側面図である。 1……上床板、3……レール締結具、4……ア
ンカーボルト、5……コンクリート道床、15…
…下床板、16……下方突出脚、17……横圧受
け管、18……上床板貫通孔、19……ゴム弾性
体、20……鍔状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レール締結具を有する上床板と下方突出脚がコ
    ンクリート道床に埋込固定される下床板とをゴム
    弾性体にて一体結合し、下床板には上床板より上
    方に突出してアンカーボルトが貫通する横圧受け
    管を固着し、該管と該管の上床板貫通孔との間〓
    を充満して該間〓の上部から上床板上面上に拡大
    する鍔状部までを前記ゴム弾性体にて一体形成し
    てなる弾性レール締結装置。
JP19427385U 1985-12-19 1985-12-19 Expired JPH044005Y2 (ja)

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JP19427385U JPH044005Y2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19

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JPS62103801U JPS62103801U (ja) 1987-07-02
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KR100424734B1 (ko) * 2001-11-28 2004-03-30 (주)신승설계 방진직결체결장치
KR100448847B1 (ko) * 2002-01-02 2004-09-18 (주)석탑엔지니어링 콘크리트 도상 직결매립식 분기부 레일 고정장치

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JPS62103801U (ja) 1987-07-02

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