JP6292792B2 - 電気転てつ機搭載用敷板及びそれを用いた転てつ装置 - Google Patents

電気転てつ機搭載用敷板及びそれを用いた転てつ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6292792B2
JP6292792B2 JP2013167470A JP2013167470A JP6292792B2 JP 6292792 B2 JP6292792 B2 JP 6292792B2 JP 2013167470 A JP2013167470 A JP 2013167470A JP 2013167470 A JP2013167470 A JP 2013167470A JP 6292792 B2 JP6292792 B2 JP 6292792B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric switch
direct connection
connection rod
floor plate
plate member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013167470A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015036473A (ja
Inventor
植竹 保介
保介 植竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP2013167470A priority Critical patent/JP6292792B2/ja
Publication of JP2015036473A publication Critical patent/JP2015036473A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6292792B2 publication Critical patent/JP6292792B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、電気転てつ機搭載用敷板及びそれを用いた転てつ装置に関する。
鉄道の分岐器の基本レールと、トングレールを転換する電気転てつ機との相対位置を保ち、電気転てつ機の鎖錠かんの調整狂い(ロック狂い)を防止するための装置として、レール直結装置が知られている(例えば、特許文献1)。レール直結装置は、通常、電気転てつ機を固定する一枚の敷板と、分岐器の基本レール及び敷板を結ぶ2本の直結ロッドとから構成(敷板一体式)されている。
ところが、地下鉄等向けの電気転てつ機では、空間的スペースの制約から、電気転てつ機を分岐器の近くに設置する必要があるため、電気転てつ機について、その取付面から上面までの高さを抑えなければならない。電気転てつ機には、無駄を省いて極限近くまで小型化された転換機構が内蔵されており、現状高さ寸法から、地下鉄等向けの電気転てつ機として要求される寸法まで、更に小型化することは殆ど不可能に近い。
そこで、従来は、電気転てつ機の高さ寸法は、そのままにして、底面側に出っ張る突出部を設け、その突出部の内部に転換機構の一部を納め、突出部を、2本の枕木間の下側に張り出す設置構造としている。このタイプの電気転てつ機は、従来の敷板一体式のレール直結装置では対応できないため、敷板を省略し、電気転てつ機に直結ロッドを直接締結していた。
しかし、電気転てつ機に直結ロッドを直接締結する構造では、電気転てつ機交換時に直結ロッドを外さなければならず、また電気転てつ機を取り付け直す際に位置の再調整も必要となり、従来のレール直結装置と比較して作業性が悪かった。
特開2004−19240号公報
本発明の課題は、一部が底部側に突出する構造の電気転てつ機にも、レール直結装置の適用を可能にする電気転てつ機搭載用敷板及びそれを用いた転てつ装置を提供することである。
本発明のもう一つの課題は、電気転てつ機に直結ロッドを直接接続する場合と比較して、電気転てつ機の交換作業が容易で、しかも、交換後の再調整の不要な電気転てつ機搭載用敷板及びそれを用いた転てつ装置を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明に係る電気転てつ機搭載用敷板は、複数の敷板部材を含む。前記敷板部材のそれぞれは、電気転てつ機搭載面を有するとともに、基本レールに接続される直結ロッドを接続するガイドビームを有し、互いに分離されている。
本発明に係る敷板は、電気転てつ機及び直結ロッドとともに転てつ装置を構成する。ここで、本発明に係る敷板は、複数の敷板部材を含み、敷板部材のそれぞれは、互いに分離されているから、互いに間隔をおいて配置し、枕木等に固定することができる。
また、敷板部材のそれぞれは、電気転てつ機搭載面を有するから、この搭載面に電気転てつ機を搭載し、固定することができる。敷板部材のそれぞれは、互いに分離され、互いに間隔をおいて配置されているから、搭載側の底面に突出部を有する例えば地下鉄仕様の電気転てつ機を、突出部を敷板部材間の間隔に収める事によって、敷板部材の上に搭載し、固定することができる。
更に、敷板部材のそれぞれは、直結ロッドを接続するガイドビームを有し、直結ロッドは、一端が基本レールに接続され、他端が前記ガイドビームに接続されている。電気転てつ機の交換作業の際には、敷板部材に対する直結ロッドの位置は変えずに、単に、電気転てつ機だけを交換すればよい。このため、電気転てつ機に直結ロッドを直接接続する場合と異なって、電気転てつ機の交換作業が容易であり、しかも、交換後の直結ロッドの再調整も不要である。
以上に述べたように、本発明は、次のような効果を奏する。
(a)一部が底部側に突出する構造の電気転てつ機にも、レール直結装置の適用を可能にする電気転てつ機搭載用敷板及びそれを用いた転てつ装置を提供することができる。
(b)電気転てつ機に直結ロッドを直接接続する場合と比較して、電気転てつ機の交換作業が容易で、しかも、交換後の再調整の不要な電気転てつ機搭載用敷板及びそれを用いた転てつ装置を提供することができる。
本発明の構成、及び、利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面は、単に、例示に過ぎない。
本発明に係る電気転てつ機用敷板を示す平面図である。 図1に示した電気転てつ機用敷板の正面図である。 本発明に係る電気転てつ機用敷板を用いた転てつ装置を示す図である。
本発明に係る電気転てつ機搭載用敷板は、第1敷板部材110及び第2敷板部材120を含む。第1敷板部材110及び第2敷板部材120のそれぞれは、電気転てつ機3を搭載する第1搭載面111及び第2搭載面121を有するとともに、第1直結ロッド51及び第2直結ロッド52を接続する第1ガイドビーム71及び第2ガイドビーム72を有し、互いに間隔d1を隔てて分離されている。
第1敷板部材110は、間隔D1を隔てて配置された第1枕木91及び第2枕木92のうち、第1枕木91の搭載面111の上に、ボルト等の固定具112,113によって固定される。
第1ガイドビーム71は、横ビーム711,712と、縦ビーム713とを有する。横ビーム711,712は、第1敷板部材110の長手方向の両側に間隔をおいて配置され、第1敷板部材110に固定されている。横ビーム711−712の間には、電気転てつ機3を搭載する第1搭載面111が形成されている。縦ビーム713は、横ビーム711−712の端部に、両者を連結するように結合されている。
第1直結ロッド51は、縦ビーム713の内側において、縦ビーム713の延びる方向にみちびかれ、その一端が基本レールの方向に導かれている。第1直結ロッド51は、調整ネジ511,512等の手段によって、横ビーム711,712に対して調整可能に固定されている。
第2敷板部材120は、第2枕木92の搭載面121の上に、ボルト等の固定具122,123によって固定される。第2ガイドビーム72は、横ビーム721,722と、縦ビーム723とを有する。横ビーム721,722は、第2敷板部材120の長手方向の両側に間隔をおいて配置され、第2敷板部材120に固定されている。横ビーム721−722の間には、電気転てつ機3を搭載する第2搭載面121が形成されている。縦ビーム723は、横ビーム721−722の端部に、両者を連結するように結合されている。
第2直結ロッド52は、縦ビーム723の内側において、縦ビーム723の延びる方向に導かれ、その一端が基本レールの方向に導かれている。第2直結ロッド52は、調整ネジ等521,522の手段によって、横ビーム721,722に対して調整可能に固定されている。
電気転てつ機3は、この第1搭載面111に配置され、固定具714、715によって、第1敷板部材110及び第2敷板部材120の上に固定されている。電気転てつ機3は、底部側に突出部31を有する地下鉄タイプのものであり、突出部31が、間隔d1、D1を通して、枕木91,92の間に張りだし、収納されている。
図3は、上述した第1敷板部材110及び第2敷板部材120を用いた転てつ装置の具体例を示している。電気転てつ機3は、図1、図2に示した形態のもので、第1敷板部材110及び第2敷板部材120の上に搭載され固定されている。第1直結ロッド51及び第2直結ロッド52は、一端が枕木93の上に敷設された基本レール941,942に固定されている、基本レール941,942の間は、第1ゲージタイ部541及び第2ゲージタイ部542で結合されている。トングレール943,944には、電気転てつ機3から延びる動作桿531及び鎖錠桿532がそれぞれ接続されている。
ここで、本発明に係る敷板は、複数の第1敷板部材110及び第2敷板部材120を含み、第1敷板部材110及び第2敷板部材120のそれぞれは、互いに分離されているから、互いに間隔d1をおいて配置し、枕木91,92等に固定することができる。
また、第1敷板部材110及び第2敷板部材120のそれぞれは、電気転てつ機3を搭載する搭載面111,121を有するから、この搭載面111,121に電気転てつ機3を搭載し、固定することができる。ここで、第1敷板部材110及び第2敷板部材120のそれぞれは、互いに分離され、互いに間隔d1をおいて配置されているから、搭載側の底面に突出部31を有する電気転てつ機3を使用する場合(図2参照)、突出部31を第1敷板部材110及び第2敷板部材120の間の間隔d1、及び、枕木間間隔D1に収める事によって、第1敷板部材110及び第2敷板部材120の上に搭載し、固定することができる。
更に、第1敷板部材110及び第2敷板部材120のそれぞれは、第1直結ロッド51及び第2直結ロッド52を接続する第1ガイドビーム71及び第2ガイドビーム72を有し、第1直結ロッド51及び第2直結ロッド52は、一端が基本レール941,942に接続され、他端が第1ガイドビーム71及び第2ガイドビーム72に接続されている。電気転てつ機3を交換する際には、第1敷板部材110及び第2敷板部材120に対する第1直結ロッド51及び第2直結ロッド52の位置は変えずに、単に、電気転てつ機3だけを交換すればよい。このため、電気転てつ機3に第1直結ロッド51及び第2直結ロッド52を直接接続する場合と異なって、電気転てつ機3の交換作業が容易であり、しかも、交換後の第1直結ロッド51及び第2直結ロッド52の再調整も不要である。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想、及び、教示に基づいて、当業者であれば、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
110 第1敷板部材
120 第2敷板部材
71 第1ガイドビーム
72 第2ガイドビーム
51 第1直結ロッド
52 第2直結ロッド

Claims (3)

  1. 複数の敷板部材を含む電気転てつ機搭載用敷板であって、
    前記敷板部材のそれぞれは、電気転てつ機搭載面が備えられ、基本レールに接続される直結ロッドを接続するガイドビームと電気転てつ機とが前記電気転てつ機搭載面にそれぞれお互いに分離して固定される、電気転てつ機搭載用敷板。
  2. 敷板と、電気転てつ機と、直結ロッドとを含む転てつ装置であって、
    前記敷板は、請求項1に記載された敷板部材あり、前記敷板部材のそれぞれが、互いに間隔をおいて配置され、固定されており、
    前記電気転てつ機は、前記敷板部材の前記電気転てつ機搭載面上に搭載され固定されており、
    前記直結ロッドは、一端が基本レールに接続され、他端が前記ガイドビームに接続されている、転てつ装置。
  3. 請求項2に記載された転てつ装置であって、前記電気転てつ機は、搭載側の底面に突出部を有しており、前記突出部が、前記敷板部材間の前記間隔に収まっている、転てつ装置。
JP2013167470A 2013-08-12 2013-08-12 電気転てつ機搭載用敷板及びそれを用いた転てつ装置 Active JP6292792B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013167470A JP6292792B2 (ja) 2013-08-12 2013-08-12 電気転てつ機搭載用敷板及びそれを用いた転てつ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013167470A JP6292792B2 (ja) 2013-08-12 2013-08-12 電気転てつ機搭載用敷板及びそれを用いた転てつ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015036473A JP2015036473A (ja) 2015-02-23
JP6292792B2 true JP6292792B2 (ja) 2018-03-14

Family

ID=52687080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013167470A Active JP6292792B2 (ja) 2013-08-12 2013-08-12 電気転てつ機搭載用敷板及びそれを用いた転てつ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6292792B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51124211A (en) * 1975-04-23 1976-10-29 Kyosan Electric Mfg Co Ltd Method of installing pointing device
JPH0537732Y2 (ja) * 1985-12-04 1993-09-24
JPH0410242Y2 (ja) * 1987-01-22 1992-03-13
JPH06344912A (ja) * 1993-06-08 1994-12-20 Nippon Signal Co Ltd:The 転てつ装置
US6164601A (en) * 1998-06-29 2000-12-26 Scheer; Jerry L. Railroad switch machine
JP3889993B2 (ja) * 2002-06-17 2007-03-07 東日本旅客鉄道株式会社 転てつ機のレール直結装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015036473A (ja) 2015-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EA015602B1 (ru) Система крепления рельса и крепление рельса на основании
KR100744098B1 (ko) 자기부상철도 궤도 및 이를 구비한 교량
CN105386372A (zh) 用于道岔主动梁与垛梁间的连接装置
JP2014005604A (ja) 軌道スラブの拘束構造、拘束治具、軌道スラブの拘束構造の形成方法
CN202969177U (zh) 用于无砟轨道铺设的组合式轨道排架
US20110155864A1 (en) Device for fixing a switch setting device on stock rails of a rail switch
JP6292792B2 (ja) 電気転てつ機搭載用敷板及びそれを用いた転てつ装置
CN103946450B (zh) 车辆线路
KR101924238B1 (ko) 크레인 지브를 갖는 크레인, 특히 브라켓 크레인
KR101530965B1 (ko) 전단하중 유도용 외함을 구비한 레일 체결장치
KR20160033561A (ko) 기설 교량에 방음벽을 설치하기 위한 교량 하부구조
AU2011224027B2 (en) Concrete railway sleeper
KR200479787Y1 (ko) 시스템 동바리 유헤드 고정 장치
CN102182119A (zh) 一种铁路无砟轨道跨越线下结构缝结构
KR20160122474A (ko) 연속성 확보 및 횡력 저항성을 가지는 자기부상철도용 가이드 레일의 이음구조 및 이에 의한 이음부를 구비한 자기부상철도용 가이드 레일
CN203834298U (zh) 一种钢岔枕
EP2888408A2 (en) Railway
US20140061323A1 (en) Components of a railway rail fastening assembly
CN202081348U (zh) 一种铁路无砟轨道跨越线下结构缝点式结构
KR20160006021A (ko) 가이드 레일의 지지높이 조정이 가능한 자기부상열차용 궤도 구조물
JP2013227756A (ja) フロントロッド
JP6008212B2 (ja) 融雪器
JP2022081909A (ja) コンクリート枕木の設置装置
US20140231533A1 (en) Track assembly
JP6236513B1 (ja) 交換用コンクリート製まくらぎの施工方法と交換用コンクリート製まくらぎ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160729

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170704

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6292792

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150