JPH04102076U - 波形測定装置 - Google Patents

波形測定装置

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JPH04102076U
JPH04102076U JP601191U JP601191U JPH04102076U JP H04102076 U JPH04102076 U JP H04102076U JP 601191 U JP601191 U JP 601191U JP 601191 U JP601191 U JP 601191U JP H04102076 U JPH04102076 U JP H04102076U
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JP601191U
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修司 佐藤
由美子 山口
裕 青木
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ミツミ電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 波形のチャタリング時間の良否判定を容易に
行なう。 【構成】 サンプリング手段1は、被測定波形を一定周
期でサンプリングして時系列データを出力する。比較手
段2は、現在と前回の入力データとを比較して、両入力
データの値が異なるか否か検出する。判定手段3は、比
較手段2の比較結果が所定回数連続して異なった場合
に、チャタリング不良と判定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は波形測定装置に係り、特にスイッチ等のチャタリング時間の測定に使 用する波形測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばスイッチのオン・オフ時に発生するチャタリング(ばたつき)時 間の測定は、オシロスコープ等の波形観測装置により行なっていた。
【0003】 図5は、従来の波形観測装置によるチャタリング時間の観測波形を示す図であ る。図5において、20はオシロスコープのCRT(CATHODE RAY TUBE) 画面、 21はチャタリング波形を示している。
【0004】 チャタリング波形21からのチャタリング時間の測定は、通常測定者がオシロ スコープに備えられたカーソル22a,22bをチャタリング開始点と終了点に 図示の如く合わせて、CRT画面20の右上隅に表示されるカーソル間の変位時 間△Tの表示22cを直読することにより行なう。
【0005】 オシロスコープにカーソル機能がない場合には、CRT画面右下隅に表示され るオシロスコープの水平レンジを示す表示23bと水平目盛り23aから、測定 者がチャタリング時間を読み取って測定する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、オシロスコープ等の従来の測定装置によれば、測定箇所をプロ ーブであたり、観測波形に対してカーソルの位置を合わせたり、目盛りを読み取 ったりしなければならない。このため測定時間が長くかかり、特に後者の方法に は熟練が必要であるという問題があった。したがって、量産ラインでのスイッチ の不良検査等に使用すると生産性を低下させる欠点があった。
【0007】 本考案は上述の欠点に鑑みてなされたものであって、短時間で容易にチャタリ ング時間の不良判定等が行なえる波形測定装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理図である。
【0009】 上記の問題を解決するために本考案では、図1に示すとおり、被測定波形を一 定周期でサンプリングして時系列データを得るサンプリング手段1と、 サンプリング手段1の出力データが入力され、現在の入力データと前回の入力 データとを比較し、両入力データの値が異なるか否か検出する比較手段2と、 比較手段2より前記両入力データの値が異なる比較結果が所定回数連続して取 り出されたときにチャタリングと判定する判定手段3とを有するよう構成した。
【0010】
【作用】
上記の構成によれば、サンプリング手段1は、被測定波形を一定周期でサンプ リングして時系列データを出力する。サンプリング手段1の出力データは比較手 段2に入力される。比較手段2は、現在と前回の入力データとを比較して、両入 力データの値が異なるか否か検出する。判定手段3は、比較手段2の比較結果が 所定回数連続して異なった場合に、チャタリング不良と判定する。
【0011】
【実施例】
次に本考案の一実施例について説明する。図2は、本考案の一実施例のブロッ ク図である。同図中、4はコンパレータ、5はマイクロコンピュータ、7は表示 装置を示す。
【0012】 スイッチSWは一端をグランドに、他端を抵抗Rを介して電源+Bに接続され ている。これにより、スイッチSWのオン・オフによってハイ又はローの信号が コンパレータ4に入力される。スイッチSWの出力信号は切換時にチャタリング を発生することがある。
【0013】 チャタリングを含むスイッチSWの出力信号はコンパレータ4によりある基準 電圧と比較されて2値化信号となり、サンプリング手段であり、比較手段であり 、判定手段でもあるマイクロコンピュータ5に入力される。
【0014】 マイクロコンピュータ5は、ROM(リード・オンリ・メモリ)、RAM(ラ ンダム・アクセス・メモリ)、CPU(中央処理装置)、タイマ、インタフェー ス等よりなり、入力されたコンパレータ出力信号に所定の処理を行ない出力デー タを生成して出力する。マイクロコンピュータ5で生成された出力データは、表 示装置7に供給される。表示装置7は、例えば発光ダイオード(LED)を点灯 させて出力データを表示する。
【0015】 次にマイクロコンピュータ5の処理動作について説明する。図3はマイクロコ ンピュータ5の処理手順を示すフローチャートである。マイクロコンピュータ5 は、タイマの生成する一定周期(例えば500μsec間隔)で図3に示す処理 を繰り返し実行する。マイクロコンピュータ5には、初めに、変数M,Nの初期 値として夫々0が設定されている。
【0016】 図3に示すように、マイクロコンピュータ5はまずコンパレータ4の出力信号 をデータとして入力する(ステップ31)。次に、入力データを一周期前のデー タと比較する(ステップ32)。入力データが前のデータと違っていれば、変数 Nを初期化し(ステップ33)、入力データを前のデータとして保存し(ステッ プ34)変数Nの値を1だけ増加させる(ステップ35)。入力データが前のデ ータと等しければステップ35を実行する。
【0017】 次に、変数Nが基準値、例えば4と等しいか比較する(ステップ36)。N= 4ならば、変数Mを初期化し(ステップ37)、変数Nの値を1だけ減じ(ステ ップ38)、さらに変数Mの値を1だけ増加させる(ステップ39)。N≦3な らばステップ37,38をジャンプしてステップ39を実行する。
【0018】 次に、変数Mの値が基準値、例えば8と等しいか比較する(ステップ40)。 M=8ならば不良と判定し(ステップ41)、表示装置7に不良を示す出力デー タ、例えばハイレベルを出力する。M≦7ならば処理手順は一周期終了し、50 0〔μsec〕間隔でさらに初めから繰り返し実行される。
【0019】 図4(A),(B)夫々はマイクロコンピュータ5の入力データに対する変数 M,Nの値を示すタイムチャートである。同図中、19a,19b夫々には、入 力データがハイレベル(1)とローレベル(0)を交互に繰り返す不安定領域を 示している。以下、同図について図3と共に説明する。
【0020】 図4(A)中時刻t1 において、マイクロコンピュータ5はデータ0(ローレ ベル)を入力する(ステップ31)。時刻t1 におけるデータは時刻t0 におけ る初期値0と等しい(ステップ32)ので、ステップ33,34を飛ばして変数 Nの値を1増加させて1に設定する(ステップ35)。
【0021】 次に、変数Nの値を基準値4と比較し(ステップ36)、N<4なのでステッ プ37,38を飛ばして変数Mの値を1増加させて1に設定する(ステップ39 )。そして、変数Mの値を基準値8と比較し(ステップ40)、M<8なので処 理を終了する。
【0022】 さらに500〔μsec〕の間隔で時刻t2 ,t3 においても同様の処理を行 ない、変数M,Nの値を夫々3に設定する。時刻t4 においては、変数Nを1増 加させて(ステップ35)、N=4となるので変数Mの値を初期化し(ステップ 36,37)、変数Nの値を1減じて3に設定する(ステップ38)。そして、 変数Mの値を1増加させて1に設定し(ステップ39)、基準値8と比較し(ス テップ18)、M<8なので処理を終了する。時刻t5 ,t6 においても同様の 処理を行なう。
【0023】 一方、時刻t7 においては入力データは前のデータと等しいので、変数Nを初 期化する(ステップ32,33)。そして、入力データを新たに前のデータとし て保存し(ステップ34)、変数Nの値を1増加させて1に設定する(ステップ 35)。N<4であるので、変数Mの値を1増加させてM=2に設定し(ステッ プ36,39)、基準値8と比較し(ステップ40)、M<8なので処理を終了 する。
【0024】 500〔μsec〕間隔で時刻t8 ,t9 ,t10,t11,t12においても同様 の処理を行ない、変数M=7,N=1に設定する。さらに、時刻t13においても 同様の処理を行ない、変数N=1に(ステップ35)、変数M=8に夫々設定す る(ステップ39)。そして、Mの値を基準値8と比較し(ステップ40)、M =8なので不良判定を行ない(ステップ41)、不良データハイレベル(1)を 出力する。
【0025】 マイクロコンピュータ5が不良データを表示装置7に出力すると、表示装置7 はLEDを点灯して、測定者にチャタリング不良を知らせる。
【0026】 一方、図4(B)中時刻t1 において、マイクロコンピュータ5はデータ1( ハイレベル)を入力する(ステップ31)。時刻t1 におけるデータは時刻t0 における初期値0と異なるので(ステップ32)、変数Nを初期化し(ステップ 33)、入力データを新たに前のデータとして保存し(ステップ34)、変数N の値を1に選定する。このとき、N<4なので、変数Mの値を1増加させてM= 2に設定し(ステップ36,39)、基準値8と比較し(ステップ40)、M< 8なので処理を終了する。
【0027】 500〔μsec〕間隔で時刻t2 ,t3 ,t4 ,t5 においてもさらに同様 の処理を行ない、変数M=5,N=1に設定する。
【0028】 次に、時刻t6 において、入力データ1を前のデータ1と比較し(ステップ3 2)、これが等しいので変数Nの値を1増加させて2に設定する(ステップ35 )。そして、N<4であるので変数Mの値を1増加させて6に設定し(ステップ 36,39)、基準値8と比較し(ステップ40)、M<8なので処理を終了す る。
【0029】 時刻t7 においても同様の思慮を行ない、M=7,N=3に設定する。 そして時刻t8 において、入力データが前のデータと等しいので変数Nの値を 1増加させて4に設定する(ステップ35)。ここで、N=4となるので変数M を初期化し(ステップ36,37)、Nの値を1減じて3に設定し(ステップ3 8)、Mの値を1増加させて1に設定する(ステップ39)。Mの値を基準値8 と比較し(ステップ40)、M<8なので処理を終了する。
【0030】 時刻t9 以降も同様の処理が行なわれ、M=1,N=1に設定される。よって 、コンパレータ4の出力データが図4(B)に示す様なデータの時には、マイク ロコンピュータ5は不良データを出力しない。
【0031】 これにより、チャタリング時間の基準値との長短を比較して、チャタリング波 形の良否判定を行なうことが出来る。
【0032】 上記のとおり本考案によれば、チャタリング時間の測定を簡易的に行なうこと が出来て、測定結果をLEDのオン・オフにより表示することが出来る。よって 、量産ラインでのチャタリングの良否判定を容易に短時間で行なうことが出来て 、生産性を損なうことがない。チャタリング時間の基準値は、ステップ40にお ける変数Mの基準値を変えることにより変更することが出来る。
【0033】 なお、出力データの表示装置はLEDに限るものではなく、その他の発光素子 であっても良く、CRT画面に「GOOD」,「NO GOOD」等の表示を行 なっても構わない。また、ブザー等によりアラーム音として表示しても同様の効 果を得ることが出来る。
【0034】 また、スイッチのチャタリング時間の測定に限らず、時間的に変化する波形が 定常状態になったかを検知することが出来る。
【0035】 上記実施例では、マイクロコンピュータによりサンプリング手段,比較手段, 判定手段を構成したが、これらを回路的に構成しても構わない。
【0036】
【考案の効果】
上述の如く本考案によれば、短時間で容易にチャタリング時間の不良判定等の 波形測定を行なえる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の原理図である。
【図2】本考案の一実施例のブロック図である。
【図3】本考案の一実施例を構成するマイクロコンピュ
ータの処理手順を示すフローチャートである。
【図4】本考案の一実施例を構成するマイクロコンピュ
ータのタイムチャートである。
【図5】従来の波形観測装置によるチャタリング時間の
観測波形を示す図である。
【符号の説明】
1 サンプリング手段 2 比較手段 3 判定手段 4 コンパレータ 5 マイクロコンピュータ 7 表示装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定波形を一定周期でサンプリングし
    て時系列データを得るサンプリング手段と、該サンプリ
    ング手段の出力データが入力され、現在の入力データと
    前回の入力データとを比較し、両入力データの値が異な
    るか否か検出する比較手段と、該比較手段より前記両入
    力データの値が異なる比較結果が所定回数連続して取り
    出されたときにチャタリングと判定する判定手段とを有
    するよう構成した波形測定装置。
JP601191U 1991-02-14 1991-02-14 波形測定装置 Expired - Lifetime JP2543326Y2 (ja)

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JPH04102076U true JPH04102076U (ja) 1992-09-03
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