JPH0572262A - 半導体デバイスの検査方法 - Google Patents

半導体デバイスの検査方法

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JPH0572262A
JPH0572262A JP3234521A JP23452191A JPH0572262A JP H0572262 A JPH0572262 A JP H0572262A JP 3234521 A JP3234521 A JP 3234521A JP 23452191 A JP23452191 A JP 23452191A JP H0572262 A JPH0572262 A JP H0572262A
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JP
Japan
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semiconductor device
output
input
frequency
detection circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3234521A
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English (en)
Inventor
Katsuhito Honda
勝仁 本多
Tadashi Kamei
正 亀井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 FM検波回路を含む半導体デバイスの同調時
に入力可能な周波数帯域幅を簡単かつ高速で、精度よく
測定する。 【構成】 出力周波数が掃引可能な信号源11とユニバ
−サルカウンタ15と測定装置18とで構成される。被
測定半導体デバイス14の入力端子に入力信号を信号源
11よりその周波数を掃引しながら供給し、被測定半導
体デバイス14のFM検波出力検出回路13の出力をユ
ニバ−サルカウンタ15に結合する。回路13の出力
は、被測定半導体デバイス14のFM検波同調時に入力
可能な周波数が入力されたにときのみハイレベル電圧と
なり、それ以外のときにはローレベル電圧となるため、
その出力はパルス波形として検出できる。このパルス幅
と周波数帯域幅が同期していることを利用して、まずパ
ルス幅を測定し、測定装置内のAD変換器16によりA
D変換をし、測定装置内のCPU17によりパルス幅測
定値を周波数帯域幅へ変換し、良否を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FM検波回路を含む半
導体デバイスへの、FM検波同調時に入力可能な信号の
周波数帯域幅を容易に測定できる方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、FM検波回路を含む半導体デバイ
スでは、被測定半導体デバイスの入力端子に入力信号が
入力され、同時に同調した場合、FM検波出力信号が出
力されているかどうかを検出する回路が内部に含まれて
いる。FM検波回路の出力は被測定半導体デバイスへの
入力信号周波数に対してパルス状出力が検出される。同
調時に入力可能な周波数が入力されている時にハイレベ
ル電圧となる。
【0003】従来の検査方法は、検査規格を充分満足す
るかどうかを判断するのに周波数帯域幅の検査規格値の
上限値、下限値、及びそれらの中間値の入力周波数信号
を入力して、被測定半導体デバイスのFM検波回路の出
力レベルがハイレベル電圧又はローレベル電圧になるこ
とを判定するだけの簡易な方法であった。
【0004】以下に従来のFM検波回路を含む半導体デ
バイスの同調時に入力可能な周波数帯域幅の検査方法に
ついて説明する。
【0005】図3は従来のFM検波回路を含む半導体デ
バイスの同調時に入力可能な周波数帯域幅の検査方法の
構成図であり、11は入力信号源、14は被測定半導体
デバイス、16はアナログ・ディジタル(AD)変換
器、17は測定装置内CPU、19は直流(DC)レベ
ル測定器である。
【0006】以上のように構成された検査回路におい
て、以下にその動作を説明する。まず入力信号源11よ
り周波数帯域幅の規格値の下限値の入力信号を被測定半
導体デバイス14の入力端子に入力する。被測定半導体
デバイス14に入力された信号は被測定半導体デバイス
14内のFM検波回路12で検波され、次段のFM検波
出力検出回路13に入力される。このFM検波出力検出
回路13によりFM検波出力とある基準レベルを比較
し、同調時のFM検波出力がFM検波出力検出回路13
に入力されているときにハイレベル電圧となる。このF
M検波回路12の出力レベルをDCレベル測定器で測定
し、AD変換器16によりAD変換を行ない、測定装置
内CPU17に取込み、測定レベルがローレベル電圧で
あることを判定する。
【0007】以下同じように周波数帯域幅の規格値の中
間値、周波数帯域幅の規格値の上限値についても周波数
で入力信号を入力し、随時被測定半導体デバイス14の
FM検波回路12の出力DCレベルを測定し、前記と同
じ方法でそのレベルがハイレベル電圧、またはローレベ
ル電圧のいずれかであることを判定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方法による構成では3点での周波数入力時のFM検波
回路12の出力DCレベルの測定を行なうだけであった
ので、FM検波同調時に入力可能な周波数帯域幅を簡易
的に判定しているだけであり、被測定半導体デバイス1
4の同調時における入力可能な周波数帯域幅がどのくら
いあるのかがわからず、保証品位が良くないという問題
点を有していた。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、FM検波回路を含む半導体デバイスの同調時に入力
可能な周波数帯域幅を高速かつ高精度に測定する検査方
法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の検査方法では出力周波数を掃引することがで
きる信号源より被測定半導体デバイスの入力端子に信号
を入力し、パルス幅測定手段を用いて被測定半導体デバ
イスのFM検波出力検出回路の出力信号パルス幅を測定
するという構成を有している。
【0011】
【作用】この構成によって入力信号源より入力信号の周
波数を掃引しながら被測定半導体デバイスに入力し、パ
ルス幅測定手段により被測定半導体デバイスのFM検波
出力検出回路の出力パルス幅を測定する。前記出力パル
ス幅は図2に示すように同調時に入力可能な周波数帯域
幅に同期しており、入力可能な周波数が入力された時の
みハイレベル電圧になる。信号源の掃引速度により単位
時間当りに変化する周波数が決るため、前記パルス幅測
定値をもとに周波数帯域幅へ変換できるものである。な
お前記入力信号源の掃引速度は一定でなおかつ精度が良
いものとする。この方法により周波数帯域幅を簡単に高
速かつ高精度で検査することが可能となる。
【0012】
【実施例】以下本発明の第一の実施例について、図面を
参照しながら説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例における半導体デ
バイスの検査方法を具体化した構成図である。図1にお
いて、11は入力信号源、12は被測定半導体デバイス
14内のFM検波回路、13は被測定半導体デバイス1
4内のFM検波出力検出回路、15はユニバーサルカウ
ンタ、16は測定装置18内のAD変換器、17は測定
装置18内のCPUである。
【0014】以上のように構成された本実施例の半導体
デバイスの検査方法について、以下にその動作を説明す
る。
【0015】まず、入力信号源11より被測定半導体デ
バイス14の入力端子に入力信号であるFM変調波を入
力する。ただし、入力信号は同一レベルで、かつ周波数
をXマイクロ秒間にYKHzの割合で掃引させながら入
力する。
【0016】次に被測定半導体デバイス14のFM検波
出力検出回路13の出力端子をユニバーサルカウンタ1
5に接続する。この時、FM検波出力検出回路13から
出力される信号を図2に示す。
【0017】ユニバーサルカウンタ15は、図2に示さ
れたパルス波形のパルス幅を測定する。このパルス幅
は、FM検波同調時の被測定半導体デバイス14に入力
できる周波数帯域幅に同期している。このため、周波数
帯域幅を測定するのに代わってパルス幅を測定してい
る。
【0018】なお、このパルス幅をユニバーサルカウン
タ15で測定する際、出力レベルのあるスレッシュホー
ルドレベルを設定して、スレッシュホールドレベルの出
力レベルに対応するパルス波形の立ち上がりのポイント
Aと立ち下がりのポイントBよりパルス幅を算出してい
る。
【0019】また、スレッシュホールドレベルは測定装
置18内のCPU17から転送される命令によって制御
されている。このため、スレッシュホールドレベルは自
由に変更することができる。このようにCPU17によ
ってスレッシュホールドレベルを制御することができる
と、被測定半導体デバイス14でもたらされるばらつき
に対しても、すみやかに対応することができる。
【0020】ユニバーサルカウンタ15の出力は測定装
置18内のCPU17に送られ、さらにAD変換器16
の入力端子に接続される。ユニバーサンルカウンタ15
によって測定されたパルス幅をAD変換器16によって
AD変換する。AD変換されたパルス幅のデータは測定
装置18内のCPU17に取り込まれる。
【0021】CPU17に取込まれたパルス幅のデータ
に基づいて、下記に示す演算をCPU17で行なうこと
により周波数帯域幅に変換させる。
【0022】 周波数帯域幅=(パルス幅)×(掃引速度) ={(パルス幅)/X}×Y CPU17内で演算した結果を検査規格値と比較し、良
品、不良品の判定を行なう。
【0023】以上のように本実施例によれば、被測定半
導体デバイス14のFM検波回路12の出力と、FM検
波同調時に被測定半導体デバイス14に入力できる周波
数帯域幅が同期していることに着目し、さらに被測定半
導体デバイスへの入力信号の周波数を掃引しながら入力
ことにより、FM検波の同調時に入力可能となる周波数
帯域幅をFM検波回路12から出力されるパルス幅に置
き換えて測定できる。このため、FM検波回路12を含
む被測定半導体デバイス14の同調時に入力可能となる
周波数帯域幅を簡単かつ高速で、精度よく測定すること
ができる。
【0024】なお、本実施例では、被測定半導体デバイ
ス14からの出力パルスをユニバーサルカウンタ15で
直接測定したが、被測定半導体デバイス14のFM検波
回路12の出力端子とユニバーサルカウンタ15の間に
FM検波出力検出回路13を接続てもよい。FM検波出
力検出回路13を接続するとFM検波回路12から出力
される出力パルスと、ある基準電圧値との比較を行な
い、出力パルスがローレベル電圧からハイレベル電圧に
変化する点、あるいはハイレベル電圧からローレベル電
圧へ変化する点をより精度よく検出することができる。
このためユニバーサルカウンタ15の測定誤動作を無く
すことができる。さらに、被測定半導体デバイス14か
ら出力される出力パルスにたとえチャタリングの影響を
受けて出力パルスに変動が生じても、安定してユニバー
サルカウンタ15を動作させることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は掃引が行える入力信号源を使用
して被測定半導体デバイスに周波数を掃引させながら入
力することにより、被測定半導体デバイス内のFM検波
出力検出回路の出力パルス幅と被測定半導体デバイスの
同調時に入力可能な周波数帯域幅が同期していることを
活用し、周波数帯域幅をパルス幅に置き換えて測定する
ことでFM検波回路を含む半導体デバイスの同調時に被
測定半導体デバイスへ入力可能な周波数帯域幅を簡単か
つ高速、高精度に測定することができる。さらに入力信
号源の掃引速度を変更することにより、測定する周波数
帯域幅を自由に置き換えて測定できるという効果を得る
ことができ、FM検波回路を含む半導体デバイスの同調
時に入力可能な周波数帯域幅を測定する検査方法として
より優れたものを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における半導体デバイスの検
査方法の構成を示す図
【図2】FM検波回路の出力レベルと入力信号周波数の
関係を示す図
【図3】従来の半導体デバイスの検査方法の構成を示す
【符号の説明】
11 入力信号源 12 FM検波回路 13 FM検波出力検出回路 14 被測定半導体デバイス 15 ユニバーサルカウンタ 16 AD変換器 17 CPU 18 測定装置 19 DCレベル測定器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力周波数が掃引可能な信号源から出力を
    被測定半導体デバイスに供給し、前記被測定半導体デバ
    イス内のFM検波回路より出力されるパルス幅から前記
    被測定半導体デバイスのFM検波の同調時に入力するこ
    とのできる周波数帯域幅を測定することを特徴とする半
    導体デバイスの検査方法。
JP3234521A 1991-09-13 1991-09-13 半導体デバイスの検査方法 Pending JPH0572262A (ja)

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