JP2001228186A - フィルタの同調周波数測定装置 - Google Patents

フィルタの同調周波数測定装置

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JP2001228186A
JP2001228186A JP2000035068A JP2000035068A JP2001228186A JP 2001228186 A JP2001228186 A JP 2001228186A JP 2000035068 A JP2000035068 A JP 2000035068A JP 2000035068 A JP2000035068 A JP 2000035068A JP 2001228186 A JP2001228186 A JP 2001228186A
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JP
Japan
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frequency
counter
filter
circuit
tuning
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JP2000035068A
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English (en)
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Seishi Murata
清史 村田
Fumio Yokota
文男 横田
Yukio Nose
幸夫 野瀬
Takashi Omori
隆 大森
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Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】測定を自動化できないうえ、時間がかかる問題
があった。 【解決手段】CPU9とカウンタ2とレジスタ回路8と
トリガー回路7とD/A変換器3とVCO4と周波数カ
ウンタ回路10を備え、VCO4の出力信号を被測定フィ
ルタおよび周波数カウンタ回路10にそれぞれ出力する。
被測定フィルタを通した信号を検波してトリガー回路7
に加え、被測定フィルタの同調波形のピーク電圧VP
りも僅かに下がった電圧VL に対応する周波数F01、F
02のそれぞれの時点でトリガーを発生し、この時のカウ
ンタ2のデータD1 、D2 をレジスタ回路8に書き込
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘電体フィルタ等の高
周波フィルタの同調周波数測定に好適なフィルタの同調
周波数測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】フィルタの同調周波数を測
定する従来の方法としては、被測定フィルタと増幅器で
構成した発振回路の発振周波数を周波数カウンタで読み
取る方法がある。しかし、この方法では同調波形を見る
ことが出来ないので、フィルタの波形不良や接触不良を
発見しにくい問題があった。Qメータやディップメータ
による測定も行われているが、手動で同調をとることに
なり、測定を自動化できない欠点がある。また、周波数
シンセサイザによって生成した信号を被測定フィルタに
印加して測定するネットワークアナライザ方式も用いら
れている。この方法は、水晶発振器の発振周波数が基準
となるので測定精度は高いが、掃引速度が遅く時間がか
かる問題があった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、このような従来の問題を解消
するためになされたもので、同調周波数を高速度で精度
よく測定可能な測定装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、被測定フィル
タの同調周波数を測定する装置であって、演算制御を行
うCPU9と、一定周波数のパルス信号を発生する発振
器1と、パルス信号をカウントするカウンタ2と、カウ
ンタ2のデータを読み込む二つのレジスタを有するレジ
スタ回路8と、レジスタ8の読み込み動作を制御するト
リガー回路7と、カウンタ2のデータをアナログ信号電
圧に変換するD/A変換器3と、このアナログ信号電圧
に対応する周波数の出力信号を出力するVCO4と、V
CO4の出力信号の周波数を読み取る周波数カウンタ回
路10とを備え、VCO4の出力信号を被測定フィルタお
よび周波数カウンタ回路10にそれぞれ出力するととも
に、被測定フィルタを通した信号を検波してトリガー回
路7に加え、被測定フィルタの同調波形のピーク電圧V
P よりも僅かに下がった電圧VL に対応する周波数
01、F02のそれぞれの時点でトリガー回路7がトリガ
ーを発生し、この時のカウンタ2のデータD1 、D2
レジスタ回路8に書き込む構成を特徴とする。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例について、図1のブロック
図を参照して説明する。1は一定周波数のパルス信号を
出力する発振器、2はこのパルス信号をカウントするカ
ウンタである。カウンタ2の値は二つのレジスタを備え
たレジスタ回路8で読み込めるようになっている。カウ
ンタ2は発振器1の出力を順次加算し、最大カウント値
に達するとカウント内容がクリアされてリセット状態に
なり、最初からカウントを開始する。
【0006】カウンタ2でカウントされたデータは、図
2のような三角波を含むアナログ信号電圧にD/A変換
器3で変換されてVCO4に加えられる。VCO4は、
入力されたアナログ信号電圧に応じて周波数が変化する
図3のような出力電圧を出力する。なお、図3は図2の
一つの三角波に対応する部分を拡大して示したものであ
る。このVCO4の出力電圧は、たとえば誘電体フィル
タのような被測定フィルタ5と、周波数カウンタ回路10
に対しそれぞれ供給される。
【0007】被測定フィルタ5を通した信号は、検波器
6で検波されて図4に破線、あるいは実線で示すような
信号となった後、レジスタ回路8の読み込み動作を制御
するトリガー回路7に加えられる。トリガー回路7は、
最初の掃引信号で同調波形のピーク電圧VP を得るとと
もに、2回目の掃引信号でピーク電圧VP よりも僅かに
下がった電圧VL に対応する周波数F01、F02になった
時点でそれぞれトリガーを発生する。その結果、周波数
がF01、F02の時のカウンタ2のデータがレジスタ回路
8に書き込まれる。
【0008】周波数がF01の時のカウンタ2のデータを
1 、周波数がF02の時のカウンタ2のデータをD2
したとき、(D1 +D2 )/2の値がCPU9で計算さ
れてカウンタ2に書き込まれる。このときに発生するV
CO4の出力電圧の周波数は一定となるので、この周波
数を周波数カウンタ回路10において読み取る。そして、
この周波数FO を被測定フィルタ5の同調周波数と推定
するものである。ピーク電圧VP よりも僅かに低い電圧
L を、適当な値、たとえばピーク電圧VP よりも3d
B程度下がった電圧とすることにより、周波数FO を被
測定フィルタ5の同調周波数とすることができる。
【0009】図5は周波数カウンタ回路10の構成例を示
している。11は一定周波数のクロック信号を発生する水
晶発振器である。水晶発振器の発振出力とVCO4の出
力電圧は、カウンタ12に加えられて水晶発振器11の発振
出力が1周期の間で高レベルの間だけVCO4の出力電
圧との論理和が取られ、このときのVCO4の周波数が
カウンタ12に取り込まれる。ラッチ回路13はカウンタ12
のカウント終了に同期してカウンタ値を取り込む。CP
U9はこのラッチ回路13の値を取り込んで周波数FO
図示しないディスプレイ装置に表示する。
【0010】誘電体フィルタ等においては、モニター画
面に表示させた波形や同調周波数を監視しながら誘電体
部分を削ってトリミングすることにより、同調周波数を
調整することが行われている。この調整を行う前の同調
周波数は、最終目標の同調周波数とは大きく離れている
のが一般的である。したがって、調整を開始したばかり
の段階では高い精度は必要なく、多少の誤差は許容でき
る範囲にある。そこで、調整の初期の段階では、比較的
動作時間がかかる周波数カウンタ回路10の動作を省略す
ることで、より高速に測定を行うことができる。
【0011】VCO4の出力信号の周波数は、D/A変
換器3の出力電圧及びカウンタ2のデータとほぼ比例し
ているので(D1 +D2 )/2の値だけで概略の周波数
O を知ることができる。図4に破線で示す波形は調整
前の同調波形である。この波形は、誘電体を削るたびに
図で右方向に移動する。手動で調整する時には、この波
形をモニター画面に表示させ、波形の変化を目安にして
被測定フィルタ5のトリミングを行う。
【0012】初期の段階における調整は、共振周波数が
所定の値に近くなるまで周波数カウンタ回路10の動作を
省略した状態で行い、最後の微調整段階で周波数カウン
タ回路10の機能を働かせれば十分である。自動で調整を
行う場合には、波形の変化をモニターする代わりに、
(D1 +D2 )/2の値から数回のトリミングによる変
化分を差し引いた値を目安に粗調整を行い、最後の数回
のトリミングをする微調整の段階になってから周波数カ
ウンタ回路10を働かせて正確な周波数測定を行えばよ
い。
【0013】なお、CPU9で計算してカウンタ2に書
き込むデータとしては、前述のように(D1 +D2 )/
2の値だけを用いるのではなく、(D1 +D2 )/2の
値にその測定装置固有の補正値を加えるようにするのが
望ましい。この補正値は、その測定装置と基準測定装置
の両方で同一の被測定フィルタ5の同調周波数を測定
し、両者の測定値を基に算出すればよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワークアナライ
ザのように常時正確な周波数をシンセライザで発生する
ものに比べ、はるかに高速で掃引可能で、しかも周波数
O を水晶発振器のクロック信号を基準にした周波数カ
ウンタで直接読むことにより高精度の測定を行うことが
できる。また、概略の周波数FO のみ知りたい場合は、
周波数カウンタ回路10の動作を一時的に省略すること
で、さらに高速化を図れる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】 D/A変換器の出力波形図
【図3】 VCOの出力波形図
【図4】 検波器の出力波形図
【図5】 周波数カウンタ回路の構成図
【符号の説明】
1 カウンタ 4 VCO 7 トリガー回路 8 レジスタ回路 10 周波数カウンタ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野瀬 幸夫 埼玉県鶴ケ島市大字五味ケ谷18番地 東光 株式会社埼玉事業所内 (72)発明者 大森 隆 埼玉県鶴ケ島市大字五味ケ谷18番地 東光 株式会社埼玉事業所内 Fターム(参考) 2G028 AA01 AA02 AA05 BB20 BD02 CG13 DH06 EJ01 FK01 GL07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定フィルタの同調周波数を測定する
    装置であって、演算制御を行うCPUと、一定周波数の
    パルス信号を発生する発振器と、該パルス信号をカウン
    トするカウンタと、該カウンタのデータを読み込む二つ
    のレジスタを有するレジスタ回路と、レジスタの読み込
    み動作を制御するトリガー回路と、該カウンタのデータ
    をアナログ信号電圧に変換するD/A変換器と、該アナ
    ログ信号電圧に対応する周波数の出力信号を出力するV
    COと、該VCOの出力信号の周波数を読み取る周波数
    カウンタ回路とを備え、VCOの出力信号を被測定フィ
    ルタ及び周波数カウンタ回路にそれぞれ出力するととも
    に、被測定フィルタを通した信号を検波してトリガー回
    路に加え、被測定フィルタの同調波形のピーク電圧より
    も僅かに下がった電圧に対応する周波数(F01、F02
    のそれぞれの時点でトリガー回路がトリガーを発生し、
    この時のカウンタのデータ(D1 、D2 )をレジスタ回
    路に書き込むことを特徴とするフィルタの同調周波数測
    定装置。
  2. 【請求項2】 レジスタ回路のデータ(D1 、D2 )を
    読み込んだCPUが(D 1 +D2 )/2を基準としたデ
    ータをカウンタ2に書き込む請求項1のフィルタの同調
    周波数測定装置。
  3. 【請求項3】 (D1 +D2 )/2を基準としたデータ
    が、(D1 +D2 )/2に補正値を加えたデータである
    請求項2のフィルタの同調周波数測定装置。
  4. 【請求項4】 周波数カウンタ回路の動作が一時的に省
    略されるように構成した請求項1のフィルタの同調周波
    数測定装置。
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