JPH04101793U - 船舶の暴露甲板上の排水補助台 - Google Patents
船舶の暴露甲板上の排水補助台Info
- Publication number
- JPH04101793U JPH04101793U JP1226291U JP1226291U JPH04101793U JP H04101793 U JPH04101793 U JP H04101793U JP 1226291 U JP1226291 U JP 1226291U JP 1226291 U JP1226291 U JP 1226291U JP H04101793 U JPH04101793 U JP H04101793U
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- JP
- Japan
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- equipment
- drainage
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- exposed deck
- mooring
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- Pending
Links
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Landscapes
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 暴露甲板上の係船装置機器台とスピルコーミ
ング間に排水補助台を配設溶着してスペースを塞ぐこと
により、美観を損ねずかつ排水が確実な船舶の暴露甲板
上の排水補助台を提供しようとするものである。 【構成】 船舶の暴露甲板上の排水設備にあって、係船
装置機器台と該係船装置機器台の船尾部に位置する船体
外板の延長上のスピルコーミング5または垂直仕切り壁
のスピルコーミング間に配設溶着するもので、排水補助
台7は該係船装置機器台の奥行および高さと略同一とす
るL字形断面を持ち、該排水補助台の二辺のうち一辺の
端部を該スピルコーミングに溶着し、他辺の端部を暴露
甲板上面に溶着してなるものである。
ング間に排水補助台を配設溶着してスペースを塞ぐこと
により、美観を損ねずかつ排水が確実な船舶の暴露甲板
上の排水補助台を提供しようとするものである。 【構成】 船舶の暴露甲板上の排水設備にあって、係船
装置機器台と該係船装置機器台の船尾部に位置する船体
外板の延長上のスピルコーミング5または垂直仕切り壁
のスピルコーミング間に配設溶着するもので、排水補助
台7は該係船装置機器台の奥行および高さと略同一とす
るL字形断面を持ち、該排水補助台の二辺のうち一辺の
端部を該スピルコーミングに溶着し、他辺の端部を暴露
甲板上面に溶着してなるものである。
Description
【0001】
この考案は、船舶の暴露甲板上の係船装置機器台と船体外板または垂直仕切り
壁の延長上のスピルコーミング間の排水装置に関するものである。
【0002】
従来、係船装置機器台と該係船装置機器台の船尾部に位置する船体外板の延長
上のスピルコーミングまたは垂直仕切り壁の延長上のスピルコーミング間のスペ
ースには、水溜りを防止するために、コンクリートを充填したりまたは排水管を
配管するものが知られている。
【0003】
従来の技術で述べたように、係船装置機器台と前記スピルコーミング間にコン
クリートを充填するのは、コンクリートと鋼板との熱膨張係数が異なるため、こ
れらの双方の接触面に亀裂が入りやすく、該亀裂部から水が浸入し、コンクリー
トの風化を促進すると共に、該コンクリート下の鋼板を腐食させるという問題点
を有していた。
【0004】
また、該係船装置機器台と前記スピルコーミング間に排水管を配管するのは、
船尾端に排水口が並び美観上好ましくなく、該排水が船体外板を汚すという問題
点を有していた。
【0005】
この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、船体外板を汚さず、美観を損ねない排水が確実な
船舶の暴露甲板上の排水補助台を提供しようとするものである。
【0006】
上記目的を達成するために、この考案は、船舶の暴露甲板上の排水設備にあっ
て、係船装置機器台と該係船装置機器台の船尾部に位置する船体外板の延長上の
スピルコーミングまたは垂直仕切り壁のスピルコーミング間に配設溶着するもの
で、排水補助台は該係船装置機器台の奥行および高さと略同一とするL字形断面
を持ち、該排水補助台の二辺のうち一辺の端部を該スピルコーミングに溶着し、
他辺の端部を暴露甲板上面に溶着して、暴露甲板上の該係船装置機器台と該スピ
ルコーミング間のスペースの水溜りを防ぎ排水を促すものである。
【0007】
この考案は、係船装置機器台とスピルコーミング間に排水補助台を配設溶着し
てスペースを塞ぎ、かつ、該係船装置機器台と該排水補助台とは奥行および高さ
が略同一で船幅方向に直線的に連続した側面を形成しているので、暴露甲板上に
は梁矢が設けられているから暴露甲板上の水は溜ることなく該係船装置機器台側
面と該排水補助台側面との連続面に沿って両舷側へ流れ、両舷端部に配設した排
水口から船外へ排出される。
【0008】
実施例について、図面を用いて説明すると、図1および図2に示すように、暴
露甲板1上の船尾部中央にはパナマチョック台2を配設し、パナマチョック台2
の両舷側にはパナマチョック台2と同一奥行のフェアリーダ台3を2台配設して
いる。暴露甲板1の両舷端部には各々排水口4を配設している。
【0009】
パナマチョック台2とフェアリーダ台3と船尾端の船体外板6の延長上のスピ
ルコーミング5で囲まれたスペースには排水補助台7を配設するが、排水補助台
7はパナマチョック台2とフェアリーダ台3の奥行および高さと略同一とするL
字形断面を持ち、排水補助台7の二辺のうち一辺の端部をスピルコーミング5に
溶着し、他辺の端部を暴露甲板1上面に溶着して、パナマチョック台2とフェア
リーダ台3とスピルコーミング5で囲まれたスペースを塞ぐ。
【0010】
この実施例において、暴露甲板1上の水は溜ることなくパナマチョック台2側
面とフェアリーダ台3側面と排水補助台7側面との連続面に沿って両舷側へ流れ
、排水口4から船外へ排出される。
【0011】
この考案は、上記のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
この考案は、排水補助台で係船装置機器台とスピルコーミング間の暴露甲板上
のスペースを塞いでいるので、暴露甲板上の水は溜ることなく暴露甲板の梁矢に
沿ってスムーズに両舷側へ流れ、係船装置機器台とスピルコーミング間の暴露甲
板上面に対する腐食防止のための塗装の頻度が減り、暴露甲板上面の維持管理が
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のA−A線矢視断面図を略示したものであ
る。
る。
【図2】この考案を装備した船尾部の全体図である。
1 暴露甲板
2 パナマチョック台
3 フェアリーダ台
4 排水口
5 スピルコーミング
6 船体外板
7 排水補助台
Claims (1)
- 【請求項1】 船舶の暴露甲板上の排水設備にあって、
係船装置機器台と該係船装置機器台の船尾部に位置する
船体外板の延長上のスピルコーミングまたは垂直仕切り
壁の延長上のスピルコーミング間に、該係船装置機器台
の奥行および高さを略同一とするL字形断面を持つ排水
補助台の二辺のうち、一辺の端部を該スピルコーミング
に溶着し、他辺の端部を暴露甲板上面に溶着して、暴露
甲板上の該係船装置機器台と該スピルコーミング間のス
ペースの水溜りを防ぎ排水を促すようにすることを特徴
とする船舶の暴露甲板上の排水補助台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1226291U JPH04101793U (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 船舶の暴露甲板上の排水補助台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1226291U JPH04101793U (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 船舶の暴露甲板上の排水補助台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04101793U true JPH04101793U (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=31746138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1226291U Pending JPH04101793U (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 船舶の暴露甲板上の排水補助台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04101793U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021112962A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | 住友重機械マリンエンジニアリング株式会社 | 船舶 |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP1226291U patent/JPH04101793U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021112962A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | 住友重機械マリンエンジニアリング株式会社 | 船舶 |
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