JPH0811775A - 船体モジュールの連結方法 - Google Patents

船体モジュールの連結方法

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JPH0811775A
JPH0811775A JP6194633A JP19463394A JPH0811775A JP H0811775 A JPH0811775 A JP H0811775A JP 6194633 A JP6194633 A JP 6194633A JP 19463394 A JP19463394 A JP 19463394A JP H0811775 A JPH0811775 A JP H0811775A
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JP
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module
modules
hull
adjacent
edge
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JP6194633A
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English (en)
Inventor
Robert E Howson
ロバート・イー・ハウソン
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McDermott International Inc
Original Assignee
McDermott International Inc
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Publication date
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    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B73/00Building or assembling vessels or marine structures, e.g. hulls or offshore platforms
    • B63B73/10Building or assembling vessels from prefabricated hull blocks, i.e. complete hull cross-sections
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B73/00Building or assembling vessels or marine structures, e.g. hulls or offshore platforms
    • B63B73/30Moving or transporting modules or hull blocks to assembly sites, e.g. by rolling, lifting or floating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B73/00Building or assembling vessels or marine structures, e.g. hulls or offshore platforms
    • B63B73/40Building or assembling vessels or marine structures, e.g. hulls or offshore platforms characterised by joining methods
    • B63B73/43Welding, e.g. laser welding

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 船体を浮揚させた状態で最終的な単数或は複
数のモジュール接合体を製造出来る有効な方法を提供す
ること。 【構成】 へん平で可撓性のセラミックバンド18を隣
り合う縁部の形成する連結部の外側の周囲に密着状態で
位置決めし、この連結部の外側からの水の侵入を防止す
る。モジュール10及び12の、衝接する縁部14及び
16の領域の水抜きをする。次いでモジュールの内側を
溶接しモジュール10及び12を隣り合う縁部の位置で
連結する。このプロセスを、船体を構成する全てのモジ
ュールが相互に連結されるまで反復する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に造船に関し、詳し
くは大型船体建造に於ける個別の船体モジュールの連結
に関する。
【0002】
【従来技術】何世紀もの間、典型的な大型木造船は造船
工長の監督下に造船台上で建造された。木造部品は単独
で製作し、これら部品が造船台上で相互に締着される。
木造船建造に於て有効であるとされた造船技術が、材木
が先ず鉄に、その後に鋼に代替された場合にしばしばそ
のまま使用された。造船所の造船台が、高度の熟練工が
部品1つ1つから船を組み立てする場であることに変わ
りは無かった。先ず竜骨を置き、次いで船床、枠、梁、
甲板、船体メッキの順に組み付けする。初期には金属構
造部材はリベットを使用して連結された。1940年頃
から、商船及び軍艦の構造は共に劇的に変化した。これ
らの変化は部分的には新しい鋼の開発、リベット結合に
代わる溶接の使用、アルミニューム使用量の増加、コン
ピューター支援技術や同一型船体数隻の造船受注形態の
出現、そして取り分け、生産性の改善に対する必要性か
ら生じたものである。こうした変化がコスト増を招くの
に伴い、造船所ではより効率的な組立方法を開発した。
その1方法では材料流れプロセス、小部品組み立てプロ
セス、船体の最終組立プロセスを合体して連続プロセス
とした。現代の造船所は組み立て易さに於て優れてい
る。小部品を相互に連結して更に大型のモジュールとし
これが結局、船体の主要セクションを構成する。次いで
これらのモジュールを大型頭上クレーンにより種々の艤
装領域に移動し、そこで機械類の基礎、配管及び弁、通
風用縦坑、電気ケーブル、さまざまな機械部品を取付け
る。可能な限りの艤装を終えた後、代表的には数百トン
の重量を有する各モジュールをガントリークレーンによ
り建造ドック或は最終組立領域へと移動する。ここで各
モジュールを連結(”接合”)し、ほぼ完成した船体と
した後、長大継ぎ目を機械的に相互に溶接する。造船所
の配列構成や物理的設備に基き、実際の進水は種々の方
法で行われる。造船台からの側方或は端部進水が実施さ
れ得る。船はまた、乾ドック或は建造ドックの何れかか
ら、船が浮揚するまでこれらドックに注水することによ
り進水される。建造ドックは極めて高価でありしかも一
般的には、予め製造したモジュールの最終組み立てのた
めにのみ使用される。重要な点は、伝統的な造船では全
ての大型部品を、乾ドックランドに或はその上方に置い
た状態で互いに連結するので、最終組み立てのために高
価な乾ドック或は建造ドックが必要になるということで
ある。船体を浮かせた状態で最終的な単数或は複数のモ
ジュール接合体を製造出来る有効な方法があれば、非常
に高価な中規模の海洋船体建造に要する乾ドックは不要
となる。モジュール形式での造船或は補修を意図した特
許には以下のものがある。米国特許第5,090,35
1号及び5,085,161号は二重船殼構造式タンカ
ーの建造に関するものである。ポンツーンケーソンがバ
ット上方及び下方での連結や溶接のための空間を提供す
る。このポンツーンケーソンは静止しその浮力調節は行
われない。船体モジュールへの部分的な注水が行われ、
デリックによるモジュールの傾倒並びにケーソン上への
モジュール移動が助成される。モジュールは、ケーソン
に乗った後注水されてケーソン上で完全に水没しそこで
連結される。米国特許第3,370,565号には水上
に浮揚する構造物を切断或は連結するために使用する方
法及び装置が開示される。船上の、作業範囲の上方にバ
ンドが位置決めされる。このバンドがケーブルにより然
るべき位置に保持され、またバンドに設けた溝内部の加
圧流体により船に対しシールされる。バンドの中央の、
船の作業範囲上方に位置決めした作業空間から、船体内
側に穿孔することにより水が排出される。作業空間は溶
接或は切断中に創出されたガス抜きのために設けられ
る。米国特許第4,155,322号には船体下方に配
置し船体セクション連結に際し作業空間を提供する浮き
ケーソンデバイスが開示される。ケーソンの各端部に設
けた、船体の溶接帯域に接触しない可撓性の移行部材を
使用して船体の各側の充填部材を牽引し、これを船体の
側方長さに沿ってシール状態で係合させる。米国特許第
3,611,968号には少なくとも1つの側壁が幅の
異なる船体を受容するよう可動である水密型の浮揚ボッ
クスが記載される。パッキングを引張して船体の溶接領
域の何れかの側と接触させる。パッキング内に圧縮空気
を導入して船体とのシールを確立する。米国特許第3,
585,954号には幅の異なる船体を受容するべく可
動の側方部材を具備する水密型の浮きケーソンが記載さ
れる。水密型のパッキングが船体モジュールの溶接領域
の何れかの側に接触される。これにより、パッキング間
から水を除去すれば乾燥した作業領域が提供される。米
国特許第3,407,771号では別個の船体部分の外
板の外側に保持用プレートが使用される。2つの船体部
分が相互に浮遊され、保持用プレートが水密係合状態で
衝接する。隣接する船体部分が引き離され、これらの船
体部分が相互に溶接される。米国特許第4,686,9
19号には大型の海洋構造物を建設するための方法が記
載される。海洋構造物のブロックがデッキ上で建造され
隣り合う池に牽引される。池を包囲する門が閉ざされブ
ロックが相互にタック溶接される。池が水抜きされタッ
ク溶接したブロックが設置される。次いでブロックが相
互に完全に溶接される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】船体を浮揚させた状態
で最終的な単数或は複数のモジュール接合体を製造出来
る有効な方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば大型の船
体建造のための方法及び装置に対する需要が解決され
る。船体のモジュール或はブロックが製作用建物の個々
の区画内で作製され、次いでビルから出されて相互に締
着され、水上に於ける船体を構成する。1方法では可撓
性の支持体が2つのモジュールの隣り合う部分の外側の
周囲に押設される。別の方法では乾ドック及びバージを
使用して2つのモジュールを水位レベルの上方に支持し
且つ位置決めしつつ、各モジュールを相互に溶接する。
別法では隣り合うモジュールの衝接端部が、水が侵入し
ないよう可撓性の支持体でシールされる。この可撓性の
支持体は静水圧によりモジュールの外側に然るべく保持
される。
【0005】
【実施例】本発明によれば、大型の船体が製作用建物の
個々の区画でモジュール或はブロックとして作製され、
次いでそこから出され水上で相互に連結される。各モジ
ュールにはモジュールが完全に注水されないようにして
各モジュールを必要に応じた位置に浮揚させるようにす
るための隔壁を設けるのが好ましい。図1に示される方
法ではモジュール10及び12が相互に隣り合って浮揚
され且つ位置決めされ、連結するべき縁部14と16と
が相互に隣接され或は衝接されている。へん平で可撓性
のセラミックバンド18を隣り合う縁部の形成する連結
部の外側の周囲に密着状態で位置決めし、この連結部の
外側からの水の侵入を防止する。モジュール10及び1
2の、衝接する縁部14及び16の領域から排水する。
次いでモジュールの内側を溶接しモジュール10及び1
2を隣り合う縁部の位置で連結する。このプロセスを、
船体を構成する全てのモジュールが相互に連結されるま
で反復する。セラミックストリップ18は好ましくはモ
ジュール10及び12に対し並びにモジュール間の連結
部を平坦状態で覆う。これにより溶接作業中にこの連結
部の外側に変形が生じるのが防止されるので、溶接後の
船体外壁の清掃作業量が減少する。
【0006】図2に示される方法ではモジュール10が
バージ20の如き浮揚構造物上に、その縁部14(他の
モジュールに連結するべき縁部)がバージ20の一方の
端部を越えて伸延する状態で載置されている。モジュー
ル12は第2のバージ或は乾ドック22上に、その縁部
16(モジュール10と連結する縁部)が水位線24に
より表示されるような水位を越えて伸延する状態で載置
されている。モジュール10及び12の第2のバージ或
は乾ドック22からのアンローディングはクレーン26
を使用して行う。バージ20は連結するべき縁部14及
び16が相互に隣り合うよう位置決めする。次いでバー
ジ20或は乾ドック22或はその双方の高さをバラスト
積み或はバラスト下ろし或はクレーン26を使用して調
整しモジュール10及び12と垂直方向に整列する。次
いでモジュール10及び12を相互に溶接する。溶接し
たモジュール10及び12をバージ20或はバージ組み
合わせ体上に移動し、必要な浮揚を提供する。別のモジ
ュールを乾ドックに乗せ、船全体が構成されるまで連結
プロセスを反復する。次いで、船を支持する単数或は複
数のバージにバラスト積みし船体を浮遊させる。
【0007】図3ではモジュール10及び12が浮揚さ
れ、連結するべき縁部14及び16が相互に隣り合うよ
う位置決めされている。その平坦な上面が可撓性材料3
0で覆われ且つ、縁部14及び16により形成される連
結部の外側を覆う寸法の膨張性の或はセラミック製の支
持体32を有してなるバージの如き浮揚構造物28にバ
ラストを積み込み、モジュール10及び12の下側でこ
の浮揚構造物28を移動し、支持体32を縁部14及び
16間の位置に整列させる。次いで浮揚構造物28か
ら、支持体32が縁部14及び16により構成される連
結部とシール状態で接触するために十分な量のバラスト
を下ろす。この連結部位置に於てモジュール10及び1
2の内側から排水する。この時、可撓性材料30及び支
持体32の静水圧が支持体32を然るべく保持する作用
を助成する。もし膨張性の支持体を使用する場合、この
支持体を膨張させ、シール創出と、モジュール10及び
12の内部を排水する以前に然るべき位置に支持体を保
持する。浮揚構造物28にバラストを積み込み、連結状
態のモジュール10及び12よりも低い位置に下げる。
このプロセスを船体の全てのモジュールが相互に連結さ
れるまで反復する。以上本発明を具体例を参照して説明
したが、本発明の内で多くの変更を成し得ることを理解
されたい。
【0008】
【発明の効果】船体が浮揚した状態で最終的な単数或は
複数のモジュール接合体を製造出来る有効な方法が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】可撓性の支持体を2つのモジュールの連結位置
で使用する状況を例示する側面図である。
【図2】水上で2つのモジュールを連結するための乾燥
ドック及びバージの使用状況を例示する側面図である。
【図3】静水圧で然るべく保持した可撓性材料及び膨張
性の支持体の使用状況を例示する側面図である。
【符号の説明】
10、12 モジュール 14、16 縁部 18 セラミックストリップ 22 乾ドック 28 浮揚構造物 32 支持体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船体のモジュールを連結するための方法
    であって、 a.モジュールを、連結するべき縁部が相互に隣り合う
    よう、相互に隣り合って浮揚させ且つ位置決めするこ
    と、 b.平坦な可撓性のバンドをモジュールの隣り合う縁部
    により構成される連結部の外側に、この連結部に外側か
    ら水が侵入しないよう緊縛状態で位置決めすること、 c.隣り合うモジュールの内側を、衝接する縁部位置に
    於て排水すること、 d.隣り合うモジュールを、その隣り合う縁部位置でモ
    ジュールの内側を溶接することにより連結すること を包含してなる船体のモジュールを連結するための方
    法。
  2. 【請求項2】 平坦な可撓性のバンドがセラミック材料
    から構成されてなる請求項1に記載の船体のモジュール
    を連結するための方法。
  3. 【請求項3】 船体のモジュールを連結するための方法
    であって、 a.第1のモジュールを第1の浮揚構造物上に、第1の
    モジュールの他のモジュールに連結するべき縁部が第1
    の浮揚構造物の一端を越えて伸延するように載置するこ
    と、 b.第2のモジュールを第2の浮揚構造物上に、第2の
    モジュールの第1のモジュールに連結するべき縁部が水
    上で第2のモジュールの一端を越えて伸延するように載
    置すること、 c.第1の浮揚構造物を、第1のモジュール及び第2の
    モジュールの連結するべき各縁部が相互に隣り合うよう
    に位置決めすること、 d.第1のモジュール及び第2のモジュールを垂直方向
    に整列させること、 e.第1のモジュール及び第2のモジュールを相互に溶
    接すること により構成される船体のモジュールを連結するための方
    法。
  4. 【請求項4】 船体のモジュールを連結するための方法
    であって、 a.相互に隣り合うモジュールを、連結するべき各縁部
    が相互に隣り合うように浮揚させ且つ位置決めするこ
    と、 b.可撓性材料で上部が覆われモジュールの下側に支持
    体を有してなる浮揚構造物を、支持体がモジュールの隣
    り合う各縁部により形成される連結部と整列し且つその
    下側に来るように位置決めすること、 c.浮揚構造物からバラストを下ろし、円形断面の支持
    体をモジュールの隣り合う縁部により形成される連結部
    とシール状態で接触させること、 d.隣り合うモジュールを衝接する各縁部位置に於て排
    水すること、 e.隣り合うモジュールをその隣り合う各縁部位置に於
    て、各モジュールの内側を溶接することにより連結する
    こと を含んでなる船体のモジュールを連結するための方法。
JP6194633A 1993-08-05 1994-07-28 船体モジュールの連結方法 Pending JPH0811775A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US102370 1993-08-05
US08/102,370 US5325805A (en) 1993-08-05 1993-08-05 Method for joining modules of ships

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0811775A true JPH0811775A (ja) 1996-01-16

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ID=22289489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6194633A Pending JPH0811775A (ja) 1993-08-05 1994-07-28 船体モジュールの連結方法

Country Status (6)

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US (1) US5325805A (ja)
EP (1) EP0637540B1 (ja)
JP (1) JPH0811775A (ja)
BG (1) BG61969B1 (ja)
DE (1) DE69409726T2 (ja)
NO (1) NO942599L (ja)

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EP0637540A1 (en) 1995-02-08
BG98954A (bg) 1995-06-30
DE69409726D1 (de) 1998-05-28
BG61969B1 (bg) 1998-11-30
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EP0637540B1 (en) 1998-04-22
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970513