JP3663693B2 - 大型構造物の製造作業方法及び修理作業方法並にこれらの方法の実施に用いるバージ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は船舶や橋梁の鋼床版の如き大型構造物を製造したり、修理するときの作業方法及び該方法の実施に用いるバージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
大型構造物の一例として船舶について説明すると、従来、船舶の建造を行う場合、あるいは、既造船の損傷個所の補修や船体外板の再塗装等の修理を行う場合は、造船所内に建造ドックや修理ドック、又船台等の超大型設備を構築しておくことが必要であった。
【0003】
造船所内に建造ドックを構築する場合、図12(イ)(ロ)に示す如く、深さ十数メートルで奥行き数百メートルもの巨大なコンクリート製の渠aを陸岸線と直角になるようにして岸壁bに構築し、該渠aの入り口にゲートcを設置すると共に、渠aの周辺には工事に必要な電気、水道、空気管、クレーン、ウインチ等の諸設備を配置することが行われており、又、造船所内に船台を構築する場合は、図13に示す如く、海側よりも陸側の方が高くなるように上面が傾斜する船台eを構築して、その上面に、船舶dを固定支持するための固定台fを海側から陸側へ延びるように設置する。そして立地条件により、船台e上の海側寄りの位置にゲートgを備えるようにしている。
【0004】
従来、かかる建造ドックで船舶の建造作業を行うときは、上記ゲートcを閉じて渠a内に残された水を渠a外へ排出した後、造船所内の工場にて作られた船殻構造物や種々雑多の艤装品等を渠a内へ搬入して船舶dの建造作業を行うようにしており、又、船台aを利用して船舶の建造作業を行うときは、造船所内の工場にて作られた船殻構造物や艤装品等を船台e上に搬入して船舶dとして立体的に組み立てるようにしている。
【0005】
更に、既存の船舶の修理を行うときは、図12(イ)(ロ)に示す渠a内に水を張った後、既存の船舶dを渠a内へ入進させてからゲートcを閉じ、次いで、渠a内の水を排出した後、船体外板の再塗装といったような船舶dの修理作業を行うようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した如き従来の船舶の建造作業や修理作業を行う場合は、設備として、造船所内に建造ドックとか船台という超大型、超高価な設備が必要であり、これらの設備の構築に多大な時間と費用が必要になると共に広いスペースを施設内に必要とすることになる。したがって、新規に造船所を建設して建造ドックとか船台eを構築する場合、あるいは既存の造船所に新たに建造ドックとか船台を構築することは、膨大な設備投資と長期に亘る大規模工事を要するという問題がある。
【0007】
そこで、本発明は、船舶の建造作業とか既存船舶の修理を行う場合にも、新規に造船所を建設したり、あるいは既存の造船所内に建造ドックとか船台といった超大型設備を構築する必要をなくし、一般的な岸壁を利用して船舶の建造及び修理作業のみならず、橋梁関係構造物の製造作業等をも行うことができるような大型構造物の製造作業、修理作業方法及びこれらの方法の実施に用いるバージを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、バージ本体の内部に複数のバラストタンクを区画形成し且つ各バラストタンク毎にバラスト水を注入排出するための注入排出設備を備え、それぞれのバラストタンク内のバラスト水の水量を個別に調節することによって前後及び両舷方向の傾斜と全体の沈降及び浮上とを自在に制御できるようにしてあるバージを岸壁に接岸させた後、バラストタンク内に注水しながら岸壁に沿いバージを沈降させて底面を水底に着座させ、該バージの上面を岸壁の上面とほぼ同一の高さとなるようにしバージの上面に岸壁から運搬車が乗入れられるようにして、バージ上面を作業ステージとして使用するようにし、該バージ上面に、大型構造物の製造に必要な資材や機器を運搬車によって岸壁より直接搬入してバージ上で大型構造物の組立作業を行い、作業終了後、該バージの各バラストタンク内のバラスト水を排出させて上面に大型構造物を載せた状態のままバージを浮上させて曳航させるようにして大型構造物の製造作業を行うようにする。
【0009】
これにより、比較的浅い海岸や河川沿いにある一般的な岸壁を利用して大型構造物の製造及び修理を行うことができ、しかもバージの底面を水底に着座させるようにしたことによってバージに浮体動揺が生じることがないので、バージを安定させて作業効率を向上させることができ、バージ上面に周囲の岸壁から運搬車が乗入れられるようにしたことによって運搬車や移動式の揚重機を最大限に活用することができてそれらが持つ機動性を充分に発揮させることができる。
【0010】
大型構造物を船舶とし、水底に着座させたバージの上面に、船舶の建造に必要な資材や機器を運搬車によって岸壁より直接搬入してバージ上で船舶の組立作業を行い、作業終了後、バージ上に船舶を載せた状態でバージを浮上させて進水位置まで曳航し、次に、バージの各バラストタンク内に注水してバージを水中に水没させるようにすれば、船舶を進水させることができ、造船所内に構築されていた建造ドックや船台の如き超大型設備を不要にすることができる。
【0011】
一方、大型構造物を橋梁関係構造物とし、水底に着座させたバージの上面に、橋梁関係構造物の製造に必要な資材や機器を岸壁より直接搬入してバージ上で橋梁関係構造物の組立作業を行い、作業終了後、バージ上に橋梁関係構造物を載せた状態でバージを浮上させて橋梁の建設現場まで曳航するようにすると、船舶の場合と全く同様にしてバージ上の作業ステージにて橋梁関係構造物の構築作業を行うことができる。
【0012】
又、大型構造物を既造の船舶とし、予め、所要の水域にて各バラストタンク内に注水してバージを水中に水没させておき、上方に修理する船舶を導き入れた後、バラストタンク内のバラスト水を排出させて上面に船舶を載せた状態のままバージを浮上させて岸壁まで曵航し、バージを岸壁に沿わせて沈降させて水底に着座させ、バージ上での船舶の修理作業を行い、作業が終了すると、バージを浮上させて曵航してからバージを再び水没させて船舶を進水させるようにすると、建造ドックや船台の如き超大型設備を必要とせずに船舶の修理をすることができると共に、新造船の場合と同様にして既造船の修理作業をバージ上の作業ステージにて行うことができる。
【0013】
更に、複数のバージを目的に合わせた作業ステージとして用いるようにして大型構造物の組立てを分けて各バージ上で行い、次いで、各バージ上で組立てたもの同士を接合して大型構造物の製造作業を行うようにすると、各作業ステージを目的別に使い分けることができて作業の能率を向上させることができる。
【0014】
又、上述した大型構造物の製造及び修理作業方法に用いるバージは、上甲板に大型構造物を載せることができ且つ上甲板上を作業ステージとして使用できるようにしてある所要サイズのバージ本体を、前後及び両舷方向の傾斜と全体の沈降及び浮上とを自在に制御できるように、該バージ本体の内部に、前後左右に隔壁を配して複数のバラストタンクを区画形成すると共に、前後方向の少なくとも一側にポンプルームを形成し、上記ポンプルーム内に、該ポンプルームの一側壁に設けた吸水口と他側壁に設けた排水口とを接続するメインパイプと、該メインパイプの上記吸水口側と排水口側にそれぞれ設けた逆止弁及び開閉バルブと、メインパイプの排水口側の位置に設けた排水ポンプと、上記メインパイプより分岐させ各々開閉バルブを設けて先端部を上記各バラストタンクに導設した複数の分岐ラインとを有し、各バラストタンク毎にバラスト水を注入排出させるようにした注入排出設備を備え、且つ上記開閉バルブ、排水ポンプに指令を与えて自動的に制御して各バラストタンク内のバラスト水の水量を調節させるようにする制御盤を上記ポンプルーム内に設置してなる構成とする。
【0015】
各バラストタンクに導かれた分岐ラインの開閉バルブの開閉とメインパイプの開閉バルブの開閉及び排水ポンプの運転状態とを制御盤によってそれぞれ個別に制御して各バラストタンク内のバラスト水の水量を調節するようにすると、バージの前後及び両舷方向の傾斜と全体の浮沈を自在に操作することができる。
【0016】
上記バージは、バージ本体に設けられているポンプルーム用のマンホールに、バージ本体を水没させた際に頂部が水面より上方へ位置するような長さとし、且つ内部に階段を設けてある筒状のポンプルームハッチを着脱自在に取り付けられるようにすることができる。
【0017】
ポンプルームハッチをポンプルーム上のマンホールに取り付けると、バージを水没させて新造船を進水させるとき、あるいは修理船をバージ上に載せるときにも、自由に外部からポンプルーム内に出入することができる。
【0018】
又、ポンプルームハッチにケーブルを通してポンプルームと外部とをケーブルで連絡するようにすると、バージを水没させたときに外部から有線でポンプルーム内に電源供給や操作信号の送信を行うことが可能となる。
【0019】
更に、ポンプルーム内に電源供給用のジェネレータと該ジェネレータの起動用のバッテリーとを配置すると、外部から無線により操作信号の送信を行うようにすることもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0021】
図1乃至図6は本発明の実施の一形態として船舶1の建造及び修理作業を行う場合を示すもので、船舶1の建造作業及び修理作業のための作業ステージとして、バージ2を用いるようにする。
【0022】
すなわち、本発明で用いる上記バージ2は、図1(イ)(ロ)(ハ)に示す如く、矩形をした所要サイズのバージ本体3の内部に隔壁を前後方向及び両舷方向に配置してNo.1からNo.8まで8個のバラストタンク4とポンプルーム5を区画形成し、各バラストタンク4内への海水の注入排出設備6を設け、更に、上記バージ本体3の上甲板の中央線寄りの位置には、各バラストタンク4内へ出入りするためのマンホール7を各々設けると共に、上甲板の両舷部のポンプルーム5の上部位置にも該ポンプルーム5内へ出入りするためのマンホール8をそれぞれ設け、該ポンプルーム5用のマンホール8には、建造や修理を終えた船舶1を進水させるためにバージ2を海水中に水没させるときにポンプルームハッチ9が着脱自在に取り付けられるようにしてあり、該ポンプルームハッチ9は、バージ2を水没させた際に頂部が水面より上方へ位置するような長さとし且つ内部に階段10を設けてある筒状の構成としてある。更に、バージ本体3の前後方向両端部の上甲板上と中間デッキ上に、両舷方向に等間隔を隔てて複数個のボラード11をそれぞれ取り付けてなり、バージ本体3の上甲板上を作業ステージとして利用するようにする。
【0023】
上記注入排出設備6は、図2(イ)(ロ)に示す如く、、バージ本体3の両舷のポンプルーム5の側壁にそれぞれ設けた吸水口12と排水口13とを、吸水口12側と排水口13側に逆止弁14と15を有するメインパイプ16にて接続させて、該メインパイプ16の吸水口12側には電動バルブ17を、又、排水口13側には電動バルブ18と排水ポンプ19をそれぞれ設けると共に、上記メインパイプ16に、それぞれ途中に電動バルブ20を有する8本の分岐ライン21を分岐させて、各分岐ライン21の先端部をNo.1からNo.8のバラストタンク4のそれぞれまで1本ずつ導設して、メインパイプ16と各バラストタンク4とを連通させるようにした構成としてあり、更に、上記各バラストタンク4内の所要位置には、注入された海水の水量を検出するセンサ22を設置すると共に、上記ポンプルーム5内には電動バルブ17,18,20及びセンサ22の集中制御用の制御盤23と、上記電動バルブ17,18,20、排水ポンプ19、センサ22、制御盤23、ポンプルーム5内の照明の電源としてのジェネレータ24と、該ジェネレータ24の起動用のバッテリー25とを配置した構成としてある。
【0024】
図1中、26は防舷材を示し、27はバージ本体3の上面と船舶1の船底外板との間に介在させる盤木を示す。また、WL1はバージ2の底面を海底に着座させた際の水位、WL2は上甲板上の船舶1を進水させるためにバージ2を水沈させた際の水位を示す。
【0025】
上記バージ本体3の内部に区画形成された各バラストタンク4内へバラスト水を注入、排出させるための注入排出設備6は、図2(ロ)に示すように構成されており、制御盤23からの指令によりメインパイプ16上の電動バルブ17と分岐ライン21上の電動バルブ20を開くと同時にメインパイプ16上の電動バルブ18を閉じるようにすると、海水を吸水口12よりメインパイプ16を通して各分岐ライン21から各バラストタンク4内へ注入させることができる。又、メインパイプ16上の電動バルブ17を閉じ、電動バルブ18を開いて更に排水ポンプ19を稼動させるようにすると、バラストタンク4内の海水を各分岐ライン21とメインパイプ16を通して排水口13より排出させることができるようにしてあり、この際、各分岐ライン21の電動バルブ20を開閉させるタイミングを変えることにより、それぞれのバラストタンク4単位で水量の調整を行うことができて、バージ2の前後方向及び両舷方向の傾斜、全体の沈降及び浮上を自在に制御することができる。
【0026】
今、図3(イ)(ロ)に示すように岸壁28に設けられた入り江29内にて船舶1の建造を行おうとする場合、入り江29の間口、奥行及び深さに対応させた幅、長さ及び高さとしたバージ2を、タグボート30によって入り江29の入口付近まで曵航すると共に、入り江の両脇に敷かれたレール上を移動する大型クレーン31や岸壁上のクローラクレーン32によって引き寄せて入り江内に入渠させるようにし、且つ内部に区画形成された全てのバラストタンク4内に海水を注入してバージ2を入り江29の内壁に沿って沈降させて該バージ2の底面が海底に着座した状態でバージ2の上甲板が周囲の岸壁28の上面とほぼ同一な高さとなるようにする。しかる後、造船所内の工場にて製作された船殻構造物(船殻ブロック)や種々雑多の艤装品を、作業ステージとしてのバージ2の上甲板上へ所要の運搬車33によって岸壁28から直接搬入し、上記大型クレーン31やクローラクレーン32を用いて船舶1として組み立てるようにする。なお、船舶1の建造作業中においては、上記ポンプルームハッチ9は作業の邪魔とならないように取り外しておくようにする。
【0027】
船舶1の建造に関する一連の作業が完了すると、ポンプルーム5用の2つのマンホール8に上記ポンプルームハッチ9をそれぞれ取り付けてから各バラストタンク4より排水する水量を調節して上面に船舶1を塔置した状態でバージ2を浮上させるようにするが、この際、建造された船舶1では主機関がある船尾側が重くなっているので、図4に示すように主機関等の重量機器が据え付けてある船舶1の機関室1Aの下方にあるNo.1、No.2のバラストタンク4内からは多くの海水あるいは全ての海水Wを排出させるようにし、No.3、No.4のバラストタンク4内には海水Wを少し残し、No.5、No.6、No.7、No.8のバラストタンク4内には海水Wを多目に残すようにしてバラスト調整し、バージ2が前後方向に傾くようにして船舶1の上甲板の水平を保つようにする。
【0028】
バージ2を浮上させると、バージ2は上面の船舶1の船体重量によって海面から上甲板までの高さが異なるので、上甲板上のボラード11又は中間デッキ上のボラード11のいずれか一方、あるいは両方のボラート11とタグボート30との間に牽引ワイヤ34を掛け渡した後、図5に示すようにタグボート30によってバージ2上の船舶1が進水可能となる水深の海域までバージ2を曵航させるようにする。進水位置に来ると、再度バラストタンク4内に注入してバージ2を水没させて船舶1の船底外板から離すようにする。これにより船舶1をそのまま進水させることができる。
【0029】
この際、作業員が上記ポンプルームハッチ9よりポンプルーム5内へ入って操作盤23を直接操作する方式だけでなく、図6に示すように、タグボート30等の外部からバージ2へ有線による電源供給及び操作信号の送信が可能な場合には、タグボート30から導かれたケーブル35を上記ポンプルームハッチ9を通してポンプルーム5内に引き込むようにし、外部からバージ2へ有線による電源供給及び操作信号の送信を行うようにしてもよく、又、それが不可能な場合には、バージ2のポンプルーム5内に設けられたジェネレータ19の発電によって操作電源を供給すると共にタグボート30等から無線によって操作信号を送信するようにすることもできる。その後、船舶1をバージ2から充分離れた水域まで移動させてからバラストタンク4内の海水を排出させてバージ2を再浮上させ、タグボート30により元の入り江29まで曵航し、ポンプルーム5用の2つのマンホール8上のポンプルームハッチ9を取外して次の船舶1の建造作業に備えるようにする。
【0030】
又、既造の船舶1の船底外板の再塗装や喫水線の下側にあるプロペラ等の装置の清掃修理といったような既造船の修理作業を行おうとする場合には、予め、ポンプルーム5用のマンホール8にポンプルームハッチ9を取り付けておき、所要の水深の海域まで曵航したバージ2のバラストタンク4内に注入してバージ2を水没させてから該バージ2の上方に修理すべき船舶1を導き入れた後、バラストタンク4内より排水してバージ2を浮上させて上面を船舶1の船底外板に接触させた後、更にバージ2を浮上させて上面に船舶1を搭載させるようにする。次いで、船舶1を載せたバージ2をタグボートによって岸壁28の入り江29まで牽引誘導して岸壁28上の大型クレーン31及びクローラクレーン32によって入り江29内へ入渠させた後、バラストタンク4内へ注水してバージ2を沈降させて底面を海底に着座させ且つ上面が周囲の岸壁28の高さとほぼ同一となるようにする。次に、作業ステージとしてのバージ2上面に修理作業に必要な機器や資材を陸上より直接搬入して船舶1の修理作業を行うようにする。
【0031】
船舶の修理作業が完了すると、上述した新造船の場合と同様の手順により、バージ2を浮上させた後、船舶1を載せた状態のバージ2を、タグボート30によって所要深さの水域まで曵航して、バージ2を水没させることによって船舶を進水させるようにする。この場合もバージ2が水没中に、図6に示す如くタグボート30からケーブル35をポンプルームハッチ9を通してポンプルーム5内に導くようにすると、外部から有線でバラストタンク4内への注排水を行わせることができ、又、ポンプルーム5内のジェネレータ19を外部から無線で操作させるようにすることができる。
【0032】
このように本発明においては、内部に複数のバラストタンク4を備えて各バラストタンク4毎に自在に浮力を調節することができるバージ2を入り江29内に入渠して岸壁28に接岸させると共に底面を海底に着座させるように沈降させて固定化し、且つ該バージ2の上面と周囲の岸壁28とをほぼ同一の高さとして上面を作業ステージとして船舶1の建造作業及び修理作業を実施するようにしてあることから、水深が比較的浅い岸壁28を利用して小型の船舶1から大型の船舶1までを取り扱うことができて造船所内に構築されていた建造ドックや船台の如き大型設備を不要にすることができ、しかもバージ2は着底させておくので、バージ2に浮体動揺が生じることがなくて安定させることができて効率的に作業を実施することができる。又、陸上の運搬車33の如き全ての運搬機械を最大限に活用することができると共に、岸壁上の揚重機についても必ずしも固定式設備を必要とせずにクローラクレーン32等の移動式揚重機も有効利用することができる。
【0033】
次に、図7(イ)(ロ)は本発明の他の実施の形態を示すもので、図1乃至図6に示した岸壁28に形成された入り江29内に入渠されたバージ2の上甲板上を作業ステージとして船舶1の建造作業及び修理作業を行うようにした方法に代えて、直線的な岸壁28にバージ2を直接接岸させて底面を海底に着座させるようにし、船舶の建造作業及び修理作業を行うようにしたものである。
【0034】
図7(イ)(ロ)の実施の形態の場合、図1乃至図6に示したと同様の作用効果を得ることができることに加え、バージ2を入渠させるための入り江29を岸壁に形成する必要がないことから、既存の岸壁28を利用して船舶1の建造及び修理作業を行おうとする場合に適した方法である。
【0035】
次いで、図8は本発明の更に他の実施の形態を示すもので、図7に示した直線的な岸壁28にバージ2を直接接岸させるようにした方法において、複数のバージ2を組合わせて用いるようにしたものである。
【0036】
図8の実施の形態の場合、たとえば、先行部建造作業ステージA、延伸部建造作業ステージB、修理作業ステージCといったように目的に合わせて複数の作業ステージを容易に形成することができ、しかも、船舶1の先行部1aの建造が終了した段階で図中二点鎖線で示すように先行部建造作業ステージAを延伸部建造作業ステージBの元へ牽引誘導して2つの作業ステージAとBとを一体化させ、引き続き船舶1の延伸部1bを建造するようにすると共に、別のバージ2を用いて新たな先行部建造作業ステージAを形成して船舶1の先行部1aの建造作業に着手するようにすることにより、船舶1を効率的に建造することができる。
【0037】
続いて、図9は本発明の応用例として、岸壁28周辺の水深が浅いために、バラストタンク4内に注水してバージ2を沈降させて底面を海底に着座させた際にバージ2の上甲板が周囲の岸壁28よりも著しく高くなってしまう場合について示したものである。
【0038】
図9のような場合には、バージ2の上甲板上と岸壁28との間にランプウエー36を設けて上甲板と岸壁28の上面とを滑らかに結ぶようにすることで、上述した実施の形態と全く同様にして船舶1の建造及び修理作業を行うことができる。
【0039】
更に、図10は本発明の別の応用例として、図9に示す実施の形態とは反対に、岸壁28前の水深が深いためにバージ2を沈降させて底面を海底に着座させようとした場合に、バージ2の上甲板が周囲の岸壁面よりも著しく低くなってしまったり、あるいはバージ2が完全に水没してしまうような場合について示したものである。
【0040】
図10のような場合には、岸壁28前の海底にコンクリートブロック等の台座37を所要個数配置してバージ2の上甲板上と周囲の岸壁28との段差を補正するようにすることで、上述した実施の形態と同様の作用効果を得ることができ、更に、台座37を配置することによって海底の状態に影響を受けることがないので、岩場等で海底が荒れていてバージ2の底面を海底に直接着座させることができないような場合にも好適である。
【0041】
加えて、図11(イ)(ロ)は大型構造物として、海上や河川に架設される橋梁の大型構造物、たとえば、橋脚上に設置する鋼床版、吊橋の主塔、補剛トラスの如き橋梁関係構造物のうち、橋梁の鋼床版について示すもので、上述した船舶の場合と同様に、バージ2を岸壁28に接岸させて各バラストタンク4内に注水し、底面を海底に着座させて上甲板が周囲の岸壁28とほぼ同一な高さとなるようにして上甲板上を作業ステージとし、岸壁28より鋼床版用U型鋼(Uリブ)の如き縦リブ38やデッキプレート39等を直接搬入して鋼床版40の構築作業を行うようにし、作業完了後、バラストタンク4より排水してバージ2を鋼床版40を載せた状態のまま浮上させてタグボートにより橋梁の建設現場まで曵航し、建設現場に配備されている水上クレーン等によりバージ2上の鋼床版40を吊り上げて所要個所の橋脚上に据え付けるようにする。
【0042】
図11(イ)(ロ)に示す実施の形態の場合、バージ2の上甲板上で製作された鋼床版40をそのままの状態で橋梁の建設現場まで曵航することができるので、陸上の工場内にて鋼床版40を製作した場合のように運搬用の台船やトラックへの積込み作業を必要とせず、しかも、トラックによる陸上輸送の場合のように積載貨物の重量制限や長さ制限を受けることもないので、鋼床版40の1つ当りの大きさを長大化させることができて作業能率を向上させることができる。
【0043】
吊橋の主塔や補剛トラスを構築する場合も同様にバージ上で実施できる。
【0044】
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、たとえば、図1(イ)(ロ)(ハ)乃至図2(イ)(ロ)に図示されているバージ2においては、4列2段で合計8個のバラストタンク4が内部に区画形成するようにしているが、バラストタンク4は4列3段で合計12個等とすることもでき、あるいは、ポンプルーム5が前後方向の片側のみに設けるようにしているが、ポンプルーム5は前後方向の両側に分割して設けるようにしてもよく、要は、バージ2の内部に複数のバラストタンク4を区画形成してポンプルーム5内に各バラストタンク4単位で水量調整を行うためのバラスト水の注入排出設備6を設置できればよい。又、上記実施の形態においては海岸に面する岸壁28にバージ2を接岸させるようにした場合について示したが、河川沿いの岸壁28に接岸されたバージ2の上面にて船舶1の建造及び修理作業や橋梁の鋼床版の製造作業を行うと共に、河川上にて船舶1を進水させるようにしてもよく、更に、大型構造物として船舶、橋梁関係構造物について例示したが、これら以外の海洋構造物や大型建築物でも同様に取り扱えること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0045】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明の大型構造物の製造作業方法及び修理作業方法並にこれらの方法の実施に用いるバージによれば、上甲板に大型構造物を載せることができ且つ上甲板上を作業ステージとして使用できるようにしてある所要サイズのバージ本体を、前後及び両舷方向の傾斜と全体の沈降及び浮上とを自在に制御できるように、該バージ本体の内部に、前後左右に隔壁を配して複数のバラストタンクを区画形成すると共に、前後方向の少なくとも一側にポンプルームを形成し、上記ポンプルーム内に、該ポンプルームの一側壁に設けた吸水口と他側壁に設けた排水口とを接続するメインパイプと、該メインパイプの上記吸水口側と排水口側にそれぞれ設けた逆止弁及び開閉バルブと、メインパイプの排水口側の位置に設けた排水ポンプと、上記メインパイプより分岐させ各々開閉バルブを設けて先端部を上記各バラストタンクに導設した複数の分岐ラインとを有し、各バラストタンク毎にバラスト水を注入排出させるようにした注入排出設備を備え、且つ上記開閉バルブ、排水ポンプに指令を与えて自動的に制御して各バラストタンク内のバラスト水の水量を調節させるようにする制御盤を上記ポンプルーム内に設置してなり、しかも、バージ本体に設けられているポンプルーム用のマンホールに所要長さとした筒状のポンプルームハッチを着脱自在に取り付けられるようにしてあるバージを構成し、該バージを岸壁に接岸させて底面を水底に着座させ、上甲板と周囲の岸壁とがほぼ同一な高さとなるようにして上甲板上を作業ステージとし、作業のために必要な資材及び機器を岸壁より直接搬入して船舶や橋梁の鋼床版の如き大型構造物の製造及び修理作業を行うようにし、作業が完了すると、バージを上甲板上に大型構造物を載せた状態のまま浮上させてタグボートにより船舶を進水させるための水域や橋梁の建設現場まで曳航するようにし、船舶の場合にはその水域にてバージを水没させて船舶を進水させるようにしてあることから、海岸や河川沿いにある比較的浅い岸壁を利用して大型構造物の製造及び修理作業を行うことができて従来より造船所内に構築されていた建造ドックや船台の如き大型設備を不要にすることができ、しかも、作業時にバージは水底に着座して浮体動揺が生じることがなくて安定していることから効率的に作業を実施することができると共に、上甲板と岸壁との高さをほぼ同一にさせるようにしたことにより全ての運搬用具や移動式揚重機を最大限に活用することができてそれらが持つ機動性を充分に発揮させることができ、又、複数のバージを目的に合わせた作業ステージとして用いるようにして大型構造物の組立てを分けて各バージ上で行い、次いで、各バージ上で組立てたもの同士を接合して大型構造物の製造作業を行うようにすると、各作業ステージを目的別に使い分けることができて作業能率を向上させることができ、更に、ポンプルーム用マンホールにポンプルームハッチを取り付けて、該ポンプルームハッチにケーブルを通してポンプルーム内と外部とをケーブルで連絡させるようにすることにより、外部から有線で水没中のバージのバラストタンクへの注排水の操作を行うことができ、ポンプルーム内にジェネレータを設置しておけば、外部から無線で制御させることもできる、という優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態として、大型構造物としての船舶の建造、修理作業を行うときの状態を示すもので、(イ)は正面図、(ロ)は平面図、(ハ)は側面図である。
【図2】本発明の要部であるバージ本体のバラスト水の吸入排出についての概要を示すもので、(イ)はバラストタンクと注入排出設備との関係を示す平面図、(ロ)は注入排出設備の拡大図である。
【図3】岸壁に形成された入り江内にバージ本体を入渠させた状態を示すもので、(イ)は平面図、(ロ)は側面図である。
【図4】船舶を上甲板上に載せた状態でバージを浮上させた際のバラストタンク内のバラスト水の様子を示す概要図である。
【図5】船舶を載せたバージをタグボートにて曵航している状態を示す概念図である。
【図6】外部から有線により船舶を進水させている状態を示す概念図である。
【図7】本発明の他の実施の形態として直線的な岸壁にバージ本体を接岸させた状態を示すもので、(イ)は平面図、(ロ)は側面図である。
【図8】本発明の更に他の実施の形態を示す概要図である。
【図9】本発明の応用例を示す側面図である。
【図10】本発明の他の応用例を示す正面図である。
【図11】本発明の別の実施の形態として、大型構造物として橋梁関係の構造物である鋼床版を構築する状態を示すもので、(イ)は正面図、(ロ)は側面図である。
【図12】従来より造船所内に構築されている船舶の建造及び修理作業用の設備として、建造ドックの概略を示すもので、(イ)は正面図、(ロ)は側面図である。
【図13】従来より造船所内に構築されている船台を示す概略図である。
【符号の説明】
1 船舶( 大型構造物)
2 バージ
3 バージ本体
4 バラストタンク
5 ポンプルーム
6 注入排出設備
8 マンホール
9 ポンプルームハッチ
10 階段
12 吸水口
13 排水口
14,15 逆止弁
16 メインパイプ
17,18 電動バルブ(開閉バルブ)
19 排水ポンプ
20 電動バルブ
21 分岐ライン
23 制御盤
24 ジェネレータ
25 バッテリー
28 岸壁
30 タグボート
33 運搬車
35 ケーブル
40 鋼床版(橋梁関係構造物)
Claims (9)
- バージ本体の内部に複数のバラストタンクを区画形成し且つ各バラストタンク毎にバラスト水を注入排出するための注入排出設備を備え、それぞれのバラストタンク内のバラスト水の水量を個別に調節することによって前後及び両舷方向の傾斜と全体の沈降及び浮上とを自在に制御できるようにしてあるバージを岸壁に接岸させた後、バラストタンク内に注水しながら岸壁に沿いバージを沈降させて底面を水底に着座させ、該バージの上面を岸壁の上面とほぼ同一の高さとなるようにしバージの上面に岸壁から運搬車が乗入れられるようにして、バージ上面を作業ステージとして使用するようにし、該バージ上面に、大型構造物の製造に必要な資材や機器を運搬車によって岸壁より直接搬入してバージ上で大型構造物の組立作業を行い、作業終了後、該バージの各バラストタンク内のバラスト水を排出させて上面に大型構造物を載せた状態のままバージを浮上させて曳航させるようにして大型構造物の製造作業を行うことを特徴とする大型構造物の製造作業方法。
- 大型構造物を船舶とし、水底に着座させたバージの上面に、船舶の建造に必要な資材や機器を運搬車によって岸壁より直接搬入してバージ上で船舶の組立作業を行い、作業終了後、バージ上に船舶を載せた状態でバージを浮上させて進水位置まで曳航し、次に、バージの各バラストタンク内に注水してバージを水中に水没させて船舶を進水させるようにして船舶の建造作業を行うようにする請求項1記載の大型構造物の製造作業方法。
- 大型構造物を橋梁関係構造物とし、水底に着座させたバージの上面に、橋梁関係構造物の製造に必要な資材や機器を岸壁より直接搬入してバージ上で橋梁関係構造物の組立作業を行い、作業終了後、バージ上に橋梁関係構造物を載せた状態でバージを浮上させて橋梁の建設現場まで曳航するようにして橋梁関係構造物の製造作業を行うようにする請求項1記載の大型構造物の製造作業方法。
- 複数のバージを目的に合わせた作業ステージとして用いるようにして大型構造物の組立てを分けて各バージ上で行い、次いで、各バージ上で組立てたもの同士を接合して大型構造物の製造作業を行うようにする請求項1記載の大型構造物の製造作業方法。
- バージ本体の内部に複数のバラストタンクを区画形成し且つ各バラストタンク毎にバラスト水を注入排出するための注入排出設備を備え、それぞれのバラストタンク内のバラスト水の水量を個別に調節することによって前後及び両舷方向の傾斜と全体の沈降及び浮上とを自在に制御できるようにしてあるバージを、予め、所要の水域にて各バラストタンク内に注水して水中に水没させ、その上方に修理すべき船舶の如き大型構造物を位置させた後、各バラストタンク内のバラスト水を排出させてバージを上面に大型構造物を載せた状態のまま浮上させて岸壁まで曳航し、次いで、バージを岸壁に接岸させた後、バラストタンクに注水してバージを岸壁に沿い沈降させて底面を水底に着座させ、バージ上で修理作業を行い、作業終了後、バージを浮上させて曳航して搬送させることを特徴とする大型構造物の修理作業方法。
- 上甲板に大型構造物を載せることができ且つ上甲板上を作業ステージとして使用できるようにしてある所要サイズのバージ本体を、前後及び両舷方向の傾斜と全体の沈降及び浮上とを自在に制御できるように、該バージ本体の内部に、前後左右に隔壁を配して複数のバラストタンクを区画形成すると共に、前後方向の少なくとも一側にポンプルームを形成し、上記ポンプルーム内に、該ポンプルームの一側壁に設けた吸水口と他側壁に設けた排水口とを接続するメインパイプと、該メインパイプの上記吸水口側と排水口側にそれぞれ設けた逆止弁及び開閉バルブと、メインパイプの排水口側の位置に設けた排水ポンプと、上記メインパイプより分岐させ各々開閉バルブを設けて先端部を上記各バラストタンクに導設した複数の分岐ラインとを有し、各バラストタンク毎にバラスト水を注入排出させるようにした注入排出設備を備え、且つ上記開閉バルブ、排水ポンプに指令を与えて自動的に制御して各バラストタンク内のバラスト水の水量を調節させるようにする制御盤を上記ポンプルーム内に設置してなる構成を有することを特徴とする大型 構造物の製造作業及び修理作業用バージ。
- バージ本体のポンプルーム用のマンホールを設け、該マンホールに、バージ本体を水没させた際に頂部が水面より上方へ位置するような長さとし且つ内部に階段が設けてある筒状のポンプルームハッチを着脱自在に取り付けるようにした請求項6記載の大型構造物の製造作業及び修理作業用バージ。
- ポンプルームハッチ内にケーブルを通してポンプルームと外部とを連絡するようにして、外部から有線により電源供給及び操作信号の送信を行うようにした請求項7記載の大型構造物の製造作業及び修理作業用バージ。
- ポンプルーム内に、電源供給用のジェネレータと該ジェネレータの起動用のバッテリーとを配置し、且つ外部から無線により操作信号の送信を行うようにした請求項6又は7記載の大型構造物の製造作業及び修理作業用バージ。
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