JPH11140893A - 沈埋函の製作進水方法 - Google Patents
沈埋函の製作進水方法Info
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- JPH11140893A JPH11140893A JP9310842A JP31084297A JPH11140893A JP H11140893 A JPH11140893 A JP H11140893A JP 9310842 A JP9310842 A JP 9310842A JP 31084297 A JP31084297 A JP 31084297A JP H11140893 A JPH11140893 A JP H11140893A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 合成構造により沈埋函を製作して進水させる
方法や,合成構造により複数のユニットを予め陸上で作
成して作業船上に運搬し、作業船上にて沈埋函を組み立
てた後、この組み立てた沈埋函を進水させる方法では、
ドライドックでのRC構造による沈埋函の製作に比べて
工費が高くなる。 【解決手段】 大型のRC構造の沈埋函2を製作可能な
床面積及び空間を持つ半潜水式バージ1上にて、前記沈
埋函2を製作した後に、前記半潜水式バージ1を水中に
沈ませることにより、前記沈埋函2を進水させる。
方法や,合成構造により複数のユニットを予め陸上で作
成して作業船上に運搬し、作業船上にて沈埋函を組み立
てた後、この組み立てた沈埋函を進水させる方法では、
ドライドックでのRC構造による沈埋函の製作に比べて
工費が高くなる。 【解決手段】 大型のRC構造の沈埋函2を製作可能な
床面積及び空間を持つ半潜水式バージ1上にて、前記沈
埋函2を製作した後に、前記半潜水式バージ1を水中に
沈ませることにより、前記沈埋函2を進水させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海底トンネルなど
を構築する際に使用される沈埋函の製作進水方法に関す
るものである。
を構築する際に使用される沈埋函の製作進水方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、海底に沈めて海底トンネルなどを
構築する際に使用される数十メートルから百数十メート
ルの長さの鉄筋コンクリート構造(以下RC構造と称
す)の沈埋函は、海岸近くで造成したドライドックで製
作していた。そして、ドライドックに注水することによ
り、製作した沈埋函を進水させ、海底トンネル構築現
場,即ち、沈設現場まで曳航して、沈めるようにしてい
る。このRC構造の沈埋函は、工費が安く経済的に有利
である。しかしながら、ドライドックを造成するために
は湾岸線における工事が必要となり、環境問題が生じる
ことや、また、近年、沈埋函の沈設現場近傍の湾岸線に
おいてドライドック造成用の用地を取得することが困難
となってきている。
構築する際に使用される数十メートルから百数十メート
ルの長さの鉄筋コンクリート構造(以下RC構造と称
す)の沈埋函は、海岸近くで造成したドライドックで製
作していた。そして、ドライドックに注水することによ
り、製作した沈埋函を進水させ、海底トンネル構築現
場,即ち、沈設現場まで曳航して、沈めるようにしてい
る。このRC構造の沈埋函は、工費が安く経済的に有利
である。しかしながら、ドライドックを造成するために
は湾岸線における工事が必要となり、環境問題が生じる
ことや、また、近年、沈埋函の沈設現場近傍の湾岸線に
おいてドライドック造成用の用地を取得することが困難
となってきている。
【0003】そこで、経済的に有利なRC構造の沈埋函
を採用する代わりに、造船ドック等を借用して、合成構
造の沈埋函を製作し、そして、製作した合成構造の沈埋
函を進水させ、沈設現場まで曳航して、沈めることも行
われている。前記合成構造の沈埋函とは、外周の鋼板と
内側鋼板との間にコンクリートを打設して、鋼板とコン
クリートとを一体化して成る構造の沈埋函のことである
が、このような合成構造の沈埋函は、鋼板を使用するこ
とから、RC構造の沈埋函に比べて工費が高くなるとい
う欠点がある。
を採用する代わりに、造船ドック等を借用して、合成構
造の沈埋函を製作し、そして、製作した合成構造の沈埋
函を進水させ、沈設現場まで曳航して、沈めることも行
われている。前記合成構造の沈埋函とは、外周の鋼板と
内側鋼板との間にコンクリートを打設して、鋼板とコン
クリートとを一体化して成る構造の沈埋函のことである
が、このような合成構造の沈埋函は、鋼板を使用するこ
とから、RC構造の沈埋函に比べて工費が高くなるとい
う欠点がある。
【0004】また、陸上にて、上述したような合成構造
により、長さ3〜10メートル程度の輪切り状の複数の
ユニットを予め作成して、これら陸上で製作した複数の
ユニットを作業船上に運搬し、作業船上で、複数のユニ
ットを、PC鋼材により緊張して一体化させることによ
り沈埋函を組み立てるという方法もある。
により、長さ3〜10メートル程度の輪切り状の複数の
ユニットを予め作成して、これら陸上で製作した複数の
ユニットを作業船上に運搬し、作業船上で、複数のユニ
ットを、PC鋼材により緊張して一体化させることによ
り沈埋函を組み立てるという方法もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、合成
構造により沈埋函を製作する場合は、工費が高くなる
し、また、合成構造により複数のユニットを予め陸上で
作成して、作業船上で沈埋函を組み立てる方法によって
も、要するに合成構造によって沈埋函を製作しているの
に加えて、少なくとも1函分の製作ヤードを確保する必
要があること,ユニット製作が可能なように地耐力を増
強する必要があること,ユニットを作業船に積み込む際
に大型の揚重機が必要となること,および複数のユニッ
トの組み立て作業も煩雑であるがために、ドライドック
でのRC構造による沈埋函の製作に比べて工費が高くな
るという課題がある。
構造により沈埋函を製作する場合は、工費が高くなる
し、また、合成構造により複数のユニットを予め陸上で
作成して、作業船上で沈埋函を組み立てる方法によって
も、要するに合成構造によって沈埋函を製作しているの
に加えて、少なくとも1函分の製作ヤードを確保する必
要があること,ユニット製作が可能なように地耐力を増
強する必要があること,ユニットを作業船に積み込む際
に大型の揚重機が必要となること,および複数のユニッ
トの組み立て作業も煩雑であるがために、ドライドック
でのRC構造による沈埋函の製作に比べて工費が高くな
るという課題がある。
【0006】本発明は、上述した課題に鑑みてなされた
もので、ドライドックによらずに大型のRC構造の沈埋
函を製作して進水させることができ、環境問題を回避で
きて、さらに作業性,経済性に優れた沈埋函の製作進水
方法を提供することを目的としている。
もので、ドライドックによらずに大型のRC構造の沈埋
函を製作して進水させることができ、環境問題を回避で
きて、さらに作業性,経済性に優れた沈埋函の製作進水
方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る沈埋函の製
作進水方法は、大型のRC構造の沈埋函を製作可能な床
面積及び空間を持つ沈埋函製作作業船(半潜水式バージ
1)上にて、前記沈埋函(2)を製作した後に、前記沈
埋函製作作業船を水中に沈ませることにより、前記沈埋
函を進水させるものである。尚、前記大型のRC構造の
沈埋函として、例えば、全長100メートルから150
メートル程度のものを製作する。また、沈埋函の製作
は、例えば、沈埋函製作作業船が前後のバランスを崩し
て前後に傾かないように、ブロック毎にブロック体(2
a,2a・・・)を順々に複数個施工して打継いでいっ
て製作する(すなわち、ブロック毎にRC構造のブロッ
ク体を順々に打設施工して打継いでいく)。さらに、例
えば、沈埋函製作作業船の左右両側(1e,1e)にタ
ンク(バラストタンク3)を設けるようにして、これら
タンクへの水の注入を調整することにより、製作後の沈
埋函を載せた沈埋函製作作業船を、水平状態を保たせた
まま真っすぐに沈ませるようにする。
作進水方法は、大型のRC構造の沈埋函を製作可能な床
面積及び空間を持つ沈埋函製作作業船(半潜水式バージ
1)上にて、前記沈埋函(2)を製作した後に、前記沈
埋函製作作業船を水中に沈ませることにより、前記沈埋
函を進水させるものである。尚、前記大型のRC構造の
沈埋函として、例えば、全長100メートルから150
メートル程度のものを製作する。また、沈埋函の製作
は、例えば、沈埋函製作作業船が前後のバランスを崩し
て前後に傾かないように、ブロック毎にブロック体(2
a,2a・・・)を順々に複数個施工して打継いでいっ
て製作する(すなわち、ブロック毎にRC構造のブロッ
ク体を順々に打設施工して打継いでいく)。さらに、例
えば、沈埋函製作作業船の左右両側(1e,1e)にタ
ンク(バラストタンク3)を設けるようにして、これら
タンクへの水の注入を調整することにより、製作後の沈
埋函を載せた沈埋函製作作業船を、水平状態を保たせた
まま真っすぐに沈ませるようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図に基づいて説明する。図1は本発明による沈埋函の製
作進水方法の概略を説明するための図であり、図2は本
発明による沈埋函の製作進水方法の工程順序を示すフロ
ー図である。図3〜図5は沈埋函の製作工程を詳細に説
明するための図であり、図6〜図7は沈埋函の製作が完
了した状態を示している。各図において、1は、本発明
による沈埋函製作作業船としての半潜水式バージであ
る。2は半潜水式バージ1上で製作されたRC構造によ
る大型の沈埋函、Hは海水面である。3はバラストタン
ク(タンク)であり、これは製作後の沈埋函を載せた半
潜水式バージ1を、水平状態を保たせたまま真っすぐに
沈ませるためのものである。前記半潜水式バージ1は、
大型のRC構造の沈埋函2を製作可能な床面積及び空間
を持つものであるとともに、製作された沈埋函2を進水
させる機能を備えているものである。この半潜水式バー
ジ1は、ドライドックと同じ様に、全長数十メートルか
ら百数十メートルの長さのRC構造による沈埋函を製作
できるスペース(床面積及び空間)を持つ大きさのもの
である。
図に基づいて説明する。図1は本発明による沈埋函の製
作進水方法の概略を説明するための図であり、図2は本
発明による沈埋函の製作進水方法の工程順序を示すフロ
ー図である。図3〜図5は沈埋函の製作工程を詳細に説
明するための図であり、図6〜図7は沈埋函の製作が完
了した状態を示している。各図において、1は、本発明
による沈埋函製作作業船としての半潜水式バージであ
る。2は半潜水式バージ1上で製作されたRC構造によ
る大型の沈埋函、Hは海水面である。3はバラストタン
ク(タンク)であり、これは製作後の沈埋函を載せた半
潜水式バージ1を、水平状態を保たせたまま真っすぐに
沈ませるためのものである。前記半潜水式バージ1は、
大型のRC構造の沈埋函2を製作可能な床面積及び空間
を持つものであるとともに、製作された沈埋函2を進水
させる機能を備えているものである。この半潜水式バー
ジ1は、ドライドックと同じ様に、全長数十メートルか
ら百数十メートルの長さのRC構造による沈埋函を製作
できるスペース(床面積及び空間)を持つ大きさのもの
である。
【0009】以下、図2に示すステップに準じて、本発
明による沈埋函の製作進水方法を詳説する。尚、本実施
の形態では、例として、高さ8メートル程度,幅26メ
ートル程度,全長100メートルから150メートル程
度の長さのRC構造による沈埋函(片側2車線用)を製
作することを想定しているが、半潜水式バージ1の大き
さにより、ドライドックでの製作と同じように、数十メ
ートルから百数十メートルの長さのRC構造の沈埋函を
製作できることは言うまでもない。まず、半潜水式バー
ジ1を曳航してきて、沈埋函の沈設現場に近い岸壁(施
工岸壁)へ接岸し、係留する(ステップS1)。そし
て、沈埋函の製作のための各設備や連絡通路等を設置・
準備し(ステップS2)、RC構造の沈埋函製作のた
め、半潜水式バージ1のデッキ上に砂を敷く(ステップ
S3)。ここまでの半潜水式バージ1の状態は図1
(a)に示すとおりである。尚、ステップS1の施工岸
壁への曳航前に、半潜水式バージ1の基地においてこの
半潜水式バージ1の左右両側1e,1eに予めバラスト
タンク3,3・・・を設置しておく。
明による沈埋函の製作進水方法を詳説する。尚、本実施
の形態では、例として、高さ8メートル程度,幅26メ
ートル程度,全長100メートルから150メートル程
度の長さのRC構造による沈埋函(片側2車線用)を製
作することを想定しているが、半潜水式バージ1の大き
さにより、ドライドックでの製作と同じように、数十メ
ートルから百数十メートルの長さのRC構造の沈埋函を
製作できることは言うまでもない。まず、半潜水式バー
ジ1を曳航してきて、沈埋函の沈設現場に近い岸壁(施
工岸壁)へ接岸し、係留する(ステップS1)。そし
て、沈埋函の製作のための各設備や連絡通路等を設置・
準備し(ステップS2)、RC構造の沈埋函製作のた
め、半潜水式バージ1のデッキ上に砂を敷く(ステップ
S3)。ここまでの半潜水式バージ1の状態は図1
(a)に示すとおりである。尚、ステップS1の施工岸
壁への曳航前に、半潜水式バージ1の基地においてこの
半潜水式バージ1の左右両側1e,1eに予めバラスト
タンク3,3・・・を設置しておく。
【0010】そして、半潜水式バージ1上でRC構造の
沈埋函を製作する(ステップS4)。沈埋函は図1
(b)のように、ブロック体2a,2a・・・毎に施工
される。すなわち、半潜水式バージ1の中央から前後両
端側に向かって(半潜水式バージ1の前部1fおよび後
部1bに向かって)、RC構造のブロックを施工して打
継いでいくことにより、全長100メートル超のRC構
造の沈埋函2が製作されることになる。具体的には、図
3,4に示すように、ブロック毎(ブロック1〜6)に
ブロック体2a,2a・・・が順々に施工され、これら
ブロック体2a,2a・・・が打継がれて1函の沈埋函
2が製作されるわけである。図3,図6の丸番号はブロ
ックの施工順番を示しており、図3,図4によれば、1
番目に、中央側よりやや左側寄りのブロック3を施工
し、2番目に、ブロック3の右隣のブロック4を施工す
る。以下、3番目に、ブロック3の左隣のブロック2を
施工し、4番目に、ブロック4の右隣のブロック5を施
工する。このような順序で、端部鋼殻2e,2eに到達
するまで、ブロックを施工して打継いでいくと、図1
(b),図6,図7に示すように、全長100メートル
超のRC構造の沈埋函2が製作される(尚、図のよう
に、半潜水式バージ1の前部を1f,後部を1bと定義
して説明すれば、1番目に、中央側よりやや前部1f寄
りのブロック3を施工し、2番目に、ブロック3の後ろ
のブロック4を施工し、以下上述したような順序で端部
鋼殻2e,2eに到達するまで、ブロックを施工してい
くということである)。
沈埋函を製作する(ステップS4)。沈埋函は図1
(b)のように、ブロック体2a,2a・・・毎に施工
される。すなわち、半潜水式バージ1の中央から前後両
端側に向かって(半潜水式バージ1の前部1fおよび後
部1bに向かって)、RC構造のブロックを施工して打
継いでいくことにより、全長100メートル超のRC構
造の沈埋函2が製作されることになる。具体的には、図
3,4に示すように、ブロック毎(ブロック1〜6)に
ブロック体2a,2a・・・が順々に施工され、これら
ブロック体2a,2a・・・が打継がれて1函の沈埋函
2が製作されるわけである。図3,図6の丸番号はブロ
ックの施工順番を示しており、図3,図4によれば、1
番目に、中央側よりやや左側寄りのブロック3を施工
し、2番目に、ブロック3の右隣のブロック4を施工す
る。以下、3番目に、ブロック3の左隣のブロック2を
施工し、4番目に、ブロック4の右隣のブロック5を施
工する。このような順序で、端部鋼殻2e,2eに到達
するまで、ブロックを施工して打継いでいくと、図1
(b),図6,図7に示すように、全長100メートル
超のRC構造の沈埋函2が製作される(尚、図のよう
に、半潜水式バージ1の前部を1f,後部を1bと定義
して説明すれば、1番目に、中央側よりやや前部1f寄
りのブロック3を施工し、2番目に、ブロック3の後ろ
のブロック4を施工し、以下上述したような順序で端部
鋼殻2e,2eに到達するまで、ブロックを施工してい
くということである)。
【0011】半潜水式バージ1の船底内部は、前後方向
に渡って、複数の水槽室1s,1s・・・に区切られて
おり、沈埋函製作において半潜水式バージ1が船の前後
において傾かないように、前記水槽室1s,1s・・・
に対して水を注,排水して調整できるが、図3,4のよ
うに、バランス良くブロック毎にブロック体2a,2a
・・・を交互に施工していくことによって、水槽室1
s,1s・・・への注,排水による調整作業を少なくで
きる。尚、各水槽室1s,1s・・・は、半潜水式バー
ジ1の幅方向に向けて両側にまで延長しているものであ
る。また、前後両側の端部鋼殻2e,2e側から、それ
ぞれ中央側に向けてブロック毎にブロック体を施工する
ようにしていっても、半潜水式バージ1の前後のバラン
スが保てるので、水槽室1s,1sへの注,排水による
調整作業を少なくできる。すなわち、半潜水式バージ1
の前後のバランスを考えて、半潜水式バージ1が前後の
バランスを崩して前後に傾かないように、例えば前述し
たような順序で、バランス良く、ブロック毎にブロック
体2a,2a・・・を順々に施工していくことにより、
水槽室1s,1s・・・への注,排水による調整作業を
少なくでき、作業手間を少なくすることが可能となる。
に渡って、複数の水槽室1s,1s・・・に区切られて
おり、沈埋函製作において半潜水式バージ1が船の前後
において傾かないように、前記水槽室1s,1s・・・
に対して水を注,排水して調整できるが、図3,4のよ
うに、バランス良くブロック毎にブロック体2a,2a
・・・を交互に施工していくことによって、水槽室1
s,1s・・・への注,排水による調整作業を少なくで
きる。尚、各水槽室1s,1s・・・は、半潜水式バー
ジ1の幅方向に向けて両側にまで延長しているものであ
る。また、前後両側の端部鋼殻2e,2e側から、それ
ぞれ中央側に向けてブロック毎にブロック体を施工する
ようにしていっても、半潜水式バージ1の前後のバラン
スが保てるので、水槽室1s,1sへの注,排水による
調整作業を少なくできる。すなわち、半潜水式バージ1
の前後のバランスを考えて、半潜水式バージ1が前後の
バランスを崩して前後に傾かないように、例えば前述し
たような順序で、バランス良く、ブロック毎にブロック
体2a,2a・・・を順々に施工していくことにより、
水槽室1s,1s・・・への注,排水による調整作業を
少なくでき、作業手間を少なくすることが可能となる。
【0012】尚、沈埋函は、半潜水式バージ1の幅方向
中央において前後に延長するようにブロック体をブロッ
ク毎に施工して打継いでいくことで製作されるため、半
潜水式バージ1が左右に傾くようなことはほとんどない
が、仮に、半潜水式バージ1が左右の傾いてバランスを
崩すおそれがある場合は、バラストタンク3,3・・・
への注,排水を調整することによって半潜水式バージ1
の左右の傾きを調整することも可能である。
中央において前後に延長するようにブロック体をブロッ
ク毎に施工して打継いでいくことで製作されるため、半
潜水式バージ1が左右に傾くようなことはほとんどない
が、仮に、半潜水式バージ1が左右の傾いてバランスを
崩すおそれがある場合は、バラストタンク3,3・・・
への注,排水を調整することによって半潜水式バージ1
の左右の傾きを調整することも可能である。
【0013】また、各ブロック毎のブロック体2a,2
a・・・は、図5に示すように、施工される。図5
(a)は図3のA−A断面(施工途中のブロック4の断
面),図5(b)は図3のB−B断面(施工完了したブ
ロック3のブロック体2aの断面)を示している。つま
り、鉄筋,型枠の配設を行い、型枠内にコンクリートを
打設してブロックを施工していき、図5(b)に示すよ
うな、片側2車線用の沈埋函2の一部をなすブロック体
2aを完成させる。そして、各ブロック体2a,2a・
・・を打継いでいくことにより沈埋函が製作されること
になる。尚、ブロック体2aは、下床2au,壁2a
m,上床2atに分けて順次施工される。結局、前述し
たように、半潜水式バージ1の前後のバランスを考え
て、半潜水式バージ1が前後のバランスを崩して前後に
傾かないように、前述したような順序でブロック毎にブ
ロック体2a,2a・・・を順々に施工して打継いでい
くこと以外は、半潜水式バージ1上において、地上に造
成されたドライドックでのRC構造の沈埋函製作と同じ
ように沈埋函を製作するわけである。
a・・・は、図5に示すように、施工される。図5
(a)は図3のA−A断面(施工途中のブロック4の断
面),図5(b)は図3のB−B断面(施工完了したブ
ロック3のブロック体2aの断面)を示している。つま
り、鉄筋,型枠の配設を行い、型枠内にコンクリートを
打設してブロックを施工していき、図5(b)に示すよ
うな、片側2車線用の沈埋函2の一部をなすブロック体
2aを完成させる。そして、各ブロック体2a,2a・
・・を打継いでいくことにより沈埋函が製作されること
になる。尚、ブロック体2aは、下床2au,壁2a
m,上床2atに分けて順次施工される。結局、前述し
たように、半潜水式バージ1の前後のバランスを考え
て、半潜水式バージ1が前後のバランスを崩して前後に
傾かないように、前述したような順序でブロック毎にブ
ロック体2a,2a・・・を順々に施工して打継いでい
くこと以外は、半潜水式バージ1上において、地上に造
成されたドライドックでのRC構造の沈埋函製作と同じ
ように沈埋函を製作するわけである。
【0014】以上のように、1函の沈埋函の製作が完了
したら、次は、沈埋函艤装工程に入る(ステップS
5)。ここでは、製作した沈埋函内に沈埋函用のバラス
トタンクを設置して沈埋函の両端部にバルクヘッドを設
置したり、測量,方向制御のためのタワー基礎造り等を
行う。次に、沈埋函製作設備(クレーンや連絡通路の橋
など)などを解除・除去する(ステップS6)。
したら、次は、沈埋函艤装工程に入る(ステップS
5)。ここでは、製作した沈埋函内に沈埋函用のバラス
トタンクを設置して沈埋函の両端部にバルクヘッドを設
置したり、測量,方向制御のためのタワー基礎造り等を
行う。次に、沈埋函製作設備(クレーンや連絡通路の橋
など)などを解除・除去する(ステップS6)。
【0015】そして、半潜水式バージ1を所定の水深が
確保できる水域まで曳航して移動させた後、図1(c)
に示すように、半潜水式バージ1を沈降させる(ステッ
プS7)。この場合、半潜水式バージ1の左右両側1
e,1eに取付けた前記各バラストタンク3への水の注
入を調整することにより、半潜水式バージ1を、水平状
態を保たせたまま真っすぐに沈降させる。このように、
半潜水式バージ1を沈降させるので、半潜水式バージ1
の沈降作業をスムーズに行え、次の、沈埋函2の進水工
程をスムーズに行わせることができるようになる。尚、
半潜水式バージ1を係留している場所自体が十分に水深
があり、そこで半潜水式バージ1を沈降させることがで
きるのであれば、係留している場所でそのまま半潜水式
バージ1を沈降させればよい。
確保できる水域まで曳航して移動させた後、図1(c)
に示すように、半潜水式バージ1を沈降させる(ステッ
プS7)。この場合、半潜水式バージ1の左右両側1
e,1eに取付けた前記各バラストタンク3への水の注
入を調整することにより、半潜水式バージ1を、水平状
態を保たせたまま真っすぐに沈降させる。このように、
半潜水式バージ1を沈降させるので、半潜水式バージ1
の沈降作業をスムーズに行え、次の、沈埋函2の進水工
程をスムーズに行わせることができるようになる。尚、
半潜水式バージ1を係留している場所自体が十分に水深
があり、そこで半潜水式バージ1を沈降させることがで
きるのであれば、係留している場所でそのまま半潜水式
バージ1を沈降させればよい。
【0016】そして、図1(d)に示すように、沈埋函
2を自らの浮力により進水させ、かつタグボート(曳
船)等で沈埋函1を半潜水式バージ1の前部1f側から
引き出して沈設現場に曳航する(ステップS8)。沈埋
函2の引き出しが完了したら、各バラストタンク3,3
・・・内の水をポンプなどで排水して、半潜水式バージ
1を浮上させ、図1(a)の状態に戻す。そして、浮上
させた半潜水式バージ1を曳航して、施工岸壁へ接岸し
て係留し(即ち、ステップS1に戻り)、次の沈埋函を
製作して進水させるために、ステップS2以下のステッ
プを繰り返す。即ち、ステップS1〜S9を繰り返し
て、全長100メートル超のRC構造の沈埋函を1函づ
つ製作し、進水させることができる。
2を自らの浮力により進水させ、かつタグボート(曳
船)等で沈埋函1を半潜水式バージ1の前部1f側から
引き出して沈設現場に曳航する(ステップS8)。沈埋
函2の引き出しが完了したら、各バラストタンク3,3
・・・内の水をポンプなどで排水して、半潜水式バージ
1を浮上させ、図1(a)の状態に戻す。そして、浮上
させた半潜水式バージ1を曳航して、施工岸壁へ接岸し
て係留し(即ち、ステップS1に戻り)、次の沈埋函を
製作して進水させるために、ステップS2以下のステッ
プを繰り返す。即ち、ステップS1〜S9を繰り返し
て、全長100メートル超のRC構造の沈埋函を1函づ
つ製作し、進水させることができる。
【0017】尚、本実施の形態では、半潜水式バージ1
の前部1f,後部1bにおいて、左右両側1e,1eに
1つづつ一対をなすようにバラストタンク3を設けるよ
うにしているが、例えば、左右両側1e,1eのそれぞ
れに、半潜水式バージ1の前後方向に長いバラストタン
ク3を1つづつ設けるようにしてもよい。また、本実施
の形態では、施工岸壁への曳航前に、半潜水式バージ1
の基地においてこの半潜水式バージ1の左右両側に予め
バラストタンクを設置するとして説明したが、バラスト
タンク3は、半潜水式バージ1を沈める前までに設置す
ればよく、例えば、半潜水式バージ1を沈める直前にお
いて設置してもよい。
の前部1f,後部1bにおいて、左右両側1e,1eに
1つづつ一対をなすようにバラストタンク3を設けるよ
うにしているが、例えば、左右両側1e,1eのそれぞ
れに、半潜水式バージ1の前後方向に長いバラストタン
ク3を1つづつ設けるようにしてもよい。また、本実施
の形態では、施工岸壁への曳航前に、半潜水式バージ1
の基地においてこの半潜水式バージ1の左右両側に予め
バラストタンクを設置するとして説明したが、バラスト
タンク3は、半潜水式バージ1を沈める前までに設置す
ればよく、例えば、半潜水式バージ1を沈める直前にお
いて設置してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る沈埋
函の製作進水方法によれば、大型のRC構造の沈埋函を
製作可能な床面積及び空間を持つ沈埋函製作作業船上に
て、前記沈埋函を製作した後に、前記沈埋函製作作業船
を水中に沈ませることにより、前記沈埋函を進水させる
ようにしたので、ドライドックによらずに大型のRC構
造の沈埋函を製作して進水させることができる。すなわ
ち、本発明によれば、大型の沈埋函製作作業船を使用し
ていることから、波浪などによる揺れなどの影響が少な
く、ドライドックでの製作と同じように大型のRC構造
の沈埋函を製作でき、ドライドックで製作した沈埋函と
同等の品質の沈埋函を製作できる。また、全長100メ
ートル超の沈埋函を製作できるので、沈設回数を減らす
ことができ、函体間の継ぎ手部の輻輳する工事の回数を
減らすことができる。よって、本発明によれば、ドライ
ドック造成に伴う環境問題を回避できて、作業性に優
れ、さらに、合成構造により沈埋函を製作して進水させ
る方法や,合成構造により複数のユニットを予め陸上で
作成して作業船上に運搬し、作業船上にて沈埋函を組み
立てた後、この組み立てた沈埋函を進水させる方法と比
べて、経済性に優れた沈埋函の製作進水方法を提供でき
る。また、沈埋函製作作業船が前後のバランスを崩して
前後に傾かないように、ブロック毎にブロック体を順々
に複数個施工して打継いでいくことにより沈埋函を製作
するようにしているので、沈埋函製作作業船の前後のバ
ランスを保つための別途の調整作業を少なくできる。さ
らに、沈埋函製作作業船の左右両側にタンクを設け、こ
れらタンクへの水の注入を調整することにより、製作後
の沈埋函を載せた沈埋函製作作業船を、水平状態を保た
せたまま真っすぐに沈ませるようにしているので、沈埋
函製作作業船を沈める作業をスムーズに行え、沈埋函の
進水をスムーズに行わせることが可能となる。
函の製作進水方法によれば、大型のRC構造の沈埋函を
製作可能な床面積及び空間を持つ沈埋函製作作業船上に
て、前記沈埋函を製作した後に、前記沈埋函製作作業船
を水中に沈ませることにより、前記沈埋函を進水させる
ようにしたので、ドライドックによらずに大型のRC構
造の沈埋函を製作して進水させることができる。すなわ
ち、本発明によれば、大型の沈埋函製作作業船を使用し
ていることから、波浪などによる揺れなどの影響が少な
く、ドライドックでの製作と同じように大型のRC構造
の沈埋函を製作でき、ドライドックで製作した沈埋函と
同等の品質の沈埋函を製作できる。また、全長100メ
ートル超の沈埋函を製作できるので、沈設回数を減らす
ことができ、函体間の継ぎ手部の輻輳する工事の回数を
減らすことができる。よって、本発明によれば、ドライ
ドック造成に伴う環境問題を回避できて、作業性に優
れ、さらに、合成構造により沈埋函を製作して進水させ
る方法や,合成構造により複数のユニットを予め陸上で
作成して作業船上に運搬し、作業船上にて沈埋函を組み
立てた後、この組み立てた沈埋函を進水させる方法と比
べて、経済性に優れた沈埋函の製作進水方法を提供でき
る。また、沈埋函製作作業船が前後のバランスを崩して
前後に傾かないように、ブロック毎にブロック体を順々
に複数個施工して打継いでいくことにより沈埋函を製作
するようにしているので、沈埋函製作作業船の前後のバ
ランスを保つための別途の調整作業を少なくできる。さ
らに、沈埋函製作作業船の左右両側にタンクを設け、こ
れらタンクへの水の注入を調整することにより、製作後
の沈埋函を載せた沈埋函製作作業船を、水平状態を保た
せたまま真っすぐに沈ませるようにしているので、沈埋
函製作作業船を沈める作業をスムーズに行え、沈埋函の
進水をスムーズに行わせることが可能となる。
【図1】 本発明による沈埋函の製作進水方法を示す概
要説明図である。
要説明図である。
【図2】 本発明による沈埋函の製作進水方法の工程の
流れを示す工程フロー図である。
流れを示す工程フロー図である。
【図3】 本発明における沈埋函の製作手順を詳細に説
明する図である。
明する図である。
【図4】 図3の平面図である。
【図5】 図3におけるA−A断面図,B−B断面図で
ある。
ある。
【図6】 本発明における沈埋函の製作完了状態を示す
図である。
図である。
【図7】 図6の平面図である。
【符号の説明】 1 半潜水式バージ(沈埋函製作作業船)、2 沈埋
函、2a ブロック体、3 バラストタンク(タン
ク)。
函、2a ブロック体、3 バラストタンク(タン
ク)。
Claims (4)
- 【請求項1】 大型の鉄筋コンクリート構造の沈埋函を
製作可能な床面積及び空間を持つ沈埋函製作作業船上に
て、前記沈埋函を製作した後に、前記沈埋函製作作業船
を水中に沈ませることにより、前記沈埋函を進水させる
ようにしたことを特徴とする沈埋函の製作進水方法。 - 【請求項2】 製作する沈埋函は、全長100メートル
から150メートル程度のものであることを特徴とする
請求項1に記載の沈埋函の製作進水方法。 - 【請求項3】 沈埋函製作作業船が前後のバランスを崩
して前後に傾かないように、ブロック毎にブロック体を
順々に複数個施工して打継いでいくことにより前記沈埋
函を製作することを特徴とする請求項1又は請求項2に
記載の沈埋函の製作進水方法。 - 【請求項4】 沈埋函製作作業船の左右両側にタンクを
設け、これらタンクへの水の注入を調整することによ
り、前記製作後の沈埋函を載せた沈埋函製作作業船を、
水平状態を保たせたまま真っすぐに沈ませるようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の沈埋函の製作進水方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9310842A JPH11140893A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 沈埋函の製作進水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9310842A JPH11140893A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 沈埋函の製作進水方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11140893A true JPH11140893A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=18010054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9310842A Pending JPH11140893A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 沈埋函の製作進水方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11140893A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009180056A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-13 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 長大ケーソンの建造方法 |
KR101009908B1 (ko) | 2008-12-18 | 2011-01-21 | 삼성중공업 주식회사 | 프리캐스트 콘크리트 블록의 해상연결장치 및 방법 |
KR101059297B1 (ko) | 2009-03-27 | 2011-08-24 | 김준모 | 수저 터널의 시공 방법 |
JP2013002075A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-07 | Nippon Steel & Sumikin Engineering Co Ltd | 海洋構造物の施工方法及び海洋構造物 |
JP2016148175A (ja) * | 2015-02-12 | 2016-08-18 | 鹿島建設株式会社 | 沈埋函体同士の接続構造、海底トンネルの施工方法、および沈埋函体 |
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CN111941637A (zh) * | 2020-08-25 | 2020-11-17 | 中交第四航务工程局有限公司 | 一种沉管管节的分段预制方法 |
CN114215109A (zh) * | 2021-11-29 | 2022-03-22 | 中交第四航务工程局有限公司 | 一种负浮力沉管的出驳系统及出驳方法 |
JP2023516218A (ja) * | 2021-04-23 | 2023-04-18 | 中交第一航▲務▼工程局有限公司 | 半潜水式沈埋函輸送設置統合船及び施工工程 |
-
1997
- 1997-11-12 JP JP9310842A patent/JPH11140893A/ja active Pending
Cited By (10)
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050201 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051018 |
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