JPH04101724A - 放電加工機 - Google Patents
放電加工機Info
- Publication number
- JPH04101724A JPH04101724A JP21849590A JP21849590A JPH04101724A JP H04101724 A JPH04101724 A JP H04101724A JP 21849590 A JP21849590 A JP 21849590A JP 21849590 A JP21849590 A JP 21849590A JP H04101724 A JPH04101724 A JP H04101724A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- tension
- running system
- guide
- wire guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 11
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 15
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 235000010724 Wisteria floribunda Nutrition 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、ワイヤ走行系の全てを、1つのワイヤ走行系
基体の上に搭載した放電加工機に関する
基体の上に搭載した放電加工機に関する
放電加工機には、ワイヤの走行をガイドするワイヤガイ
ドを具え、そのワイヤガイドを最遠部とし、それを回っ
てワイヤを走行させる形式のものがある。 第5図は従来のそのような放電加工機を示し、第6図は
、第5図のワイヤ走行系を上方から見た図である。これ
らの図において、lは基台、2はモータ支持台、3はモ
ータ、4は巻取ボビン、5はワイヤ、6はYテーブル、
7はXテーブル、8はレール、9はガイドローラ、lO
は走行ローラ、11はワイヤガイド、12は被加工体、
13は加工槽、14は加工液、15はワイヤ供給ボビン
である。 基台1のモータ支持台2の上には、ワイヤ供給ボビン1
5や巻取ポビン4およびそれらを駆動するモータが設置
されている。また、基台lには、基台平面のX方向に移
動制御されるXテーブル7゜Y方向に移動制御されるY
テーブル6が、重ねて配設され、その上に加工槽13が
固定される。 加工槽13の中には加工液14が満たされ、ワイヤガイ
ド11や、走行ローラ10.ガイドローラ9等が設置さ
れている。そして、加工槽13の上方からは、被加工体
12が、位置を固定して吊り下げられている。 放電加
工の電極として用いるワイヤ5は、ワイヤ供給ボビン1
5より繰り出され、加工槽13の中のワイヤガイド11
を最遠部とし、それを回って走行して戻り、巻取ボビン
4に巻き取られる。 第4図は、ワイヤガイド付近の拡大図である。 11−1は、ワイヤガイド11に設けられたガイド溝で
ある。ワイヤ5は、このガイド溝11−1に沿って走行
する。放電加工をする時には、第5図のXテーブル7、
Yテーブル6を制御して加工!13を移動させることに
より、ワイヤガイド11の頂部(第4図では、右端部)
を被加工体12に接近させる。ワイヤ5と被加工体12
との間には電圧が印加されているから、接近と共に両者
の間では放電が生じ、被加工体12の加工が行われる。 なお、ワイヤガイドを具えた放電加工機に関する従来の
文献としては、例えば特開平1−234122号公報が
ある。 (発明が解決しようとする課題] (問題点) しかしながら、前記した従来の放電加工機には、次のよ
うな問題点があった。 第1の問題点は、ワイヤガイド11の位置決めが正確に
行われず、加工精度を高くすることが出来ないという点
である。 第2の問題点は、被加工体12を任意の3次元形状に加
工することが出来ないという点である。 (問題点の説明) (1) まず、第1の問題点について説明する。 加工すべき形状に従って、Xテーブル7、Yテーブル6
が移動制御され、ワイヤガイド11の位置決めがなされ
る。しかし、ワイヤガイド11にはワイヤ5が引っ掛け
られており、そのワイヤ5には張力(テンシラン)が働
いている。従って、ワイヤガイド11は、その張力によ
り一方向(第5図、第6図の場合では、左方)に引っ張
られる。 張力の発生源である巻取ボビン4等は、Xテーブル7、
Yテーブル6の外部に設置されているから、ワイヤ5が
ワイヤガイドIfに係合されてXテーブル7、Yテーブ
ル6を左方に引っ張っている形となる。この力も各テー
ブルの位置を変える原因となる。 そのため、Xテーブル7、Yテーブル6を正確に移動制
御しても、ワイヤガイF″11の実際の位置は張力によ
り乱され、正確に位置決めされず、結局、加工精度を上
げることが出来なかった。 (2)次に、第2の問題点について説明する。 前記した従来の放電加工機では、ワイヤガイド11が移
動する時には、被加工体12の位置は固定されていたの
で、3次元的な相対移動をすることは出来なかった。そ
のため、任意の3次元形状を加工することは、出来なか
った。 本発明は、以上のような問題点を解決することを課題と
するものである。
ドを具え、そのワイヤガイドを最遠部とし、それを回っ
てワイヤを走行させる形式のものがある。 第5図は従来のそのような放電加工機を示し、第6図は
、第5図のワイヤ走行系を上方から見た図である。これ
らの図において、lは基台、2はモータ支持台、3はモ
ータ、4は巻取ボビン、5はワイヤ、6はYテーブル、
7はXテーブル、8はレール、9はガイドローラ、lO
は走行ローラ、11はワイヤガイド、12は被加工体、
13は加工槽、14は加工液、15はワイヤ供給ボビン
である。 基台1のモータ支持台2の上には、ワイヤ供給ボビン1
5や巻取ポビン4およびそれらを駆動するモータが設置
されている。また、基台lには、基台平面のX方向に移
動制御されるXテーブル7゜Y方向に移動制御されるY
テーブル6が、重ねて配設され、その上に加工槽13が
固定される。 加工槽13の中には加工液14が満たされ、ワイヤガイ
ド11や、走行ローラ10.ガイドローラ9等が設置さ
れている。そして、加工槽13の上方からは、被加工体
12が、位置を固定して吊り下げられている。 放電加
工の電極として用いるワイヤ5は、ワイヤ供給ボビン1
5より繰り出され、加工槽13の中のワイヤガイド11
を最遠部とし、それを回って走行して戻り、巻取ボビン
4に巻き取られる。 第4図は、ワイヤガイド付近の拡大図である。 11−1は、ワイヤガイド11に設けられたガイド溝で
ある。ワイヤ5は、このガイド溝11−1に沿って走行
する。放電加工をする時には、第5図のXテーブル7、
Yテーブル6を制御して加工!13を移動させることに
より、ワイヤガイド11の頂部(第4図では、右端部)
を被加工体12に接近させる。ワイヤ5と被加工体12
との間には電圧が印加されているから、接近と共に両者
の間では放電が生じ、被加工体12の加工が行われる。 なお、ワイヤガイドを具えた放電加工機に関する従来の
文献としては、例えば特開平1−234122号公報が
ある。 (発明が解決しようとする課題] (問題点) しかしながら、前記した従来の放電加工機には、次のよ
うな問題点があった。 第1の問題点は、ワイヤガイド11の位置決めが正確に
行われず、加工精度を高くすることが出来ないという点
である。 第2の問題点は、被加工体12を任意の3次元形状に加
工することが出来ないという点である。 (問題点の説明) (1) まず、第1の問題点について説明する。 加工すべき形状に従って、Xテーブル7、Yテーブル6
が移動制御され、ワイヤガイド11の位置決めがなされ
る。しかし、ワイヤガイド11にはワイヤ5が引っ掛け
られており、そのワイヤ5には張力(テンシラン)が働
いている。従って、ワイヤガイド11は、その張力によ
り一方向(第5図、第6図の場合では、左方)に引っ張
られる。 張力の発生源である巻取ボビン4等は、Xテーブル7、
Yテーブル6の外部に設置されているから、ワイヤ5が
ワイヤガイドIfに係合されてXテーブル7、Yテーブ
ル6を左方に引っ張っている形となる。この力も各テー
ブルの位置を変える原因となる。 そのため、Xテーブル7、Yテーブル6を正確に移動制
御しても、ワイヤガイF″11の実際の位置は張力によ
り乱され、正確に位置決めされず、結局、加工精度を上
げることが出来なかった。 (2)次に、第2の問題点について説明する。 前記した従来の放電加工機では、ワイヤガイド11が移
動する時には、被加工体12の位置は固定されていたの
で、3次元的な相対移動をすることは出来なかった。そ
のため、任意の3次元形状を加工することは、出来なか
った。 本発明は、以上のような問題点を解決することを課題と
するものである。
【l[題を解決するための手段]
前記課題を解決するため、本発明の放電加工機では、放
電箇所のワイヤ部分を支持するワイヤガイドを含み、該
ワイヤガイドを最遠部としてワイヤを走行させるワイヤ
走行系を搭載した一体のワイヤ走行系基体と、前記ワイ
ヤガイドの位置決めのために該ワイヤ走行系基体を移動
制御する手段とを臭えることとした。 また、被加工体を3次元形状に加工したい時には、前記
のワイヤ走行系基体を移動制御する手段を、Z軸方向に
移動制御する手段とすることとした。 【作 用】 ワイヤガイドを含むワイヤ走行系全体を、一体のワイヤ
走行系基体に搭載すると、ワイヤの張力は、ワイヤ走行
系基体の上だけで作用し、ワイヤ走行系基体の外部にあ
るものには働かない。 従って、ワイヤ走行系基体の外部にあるところの手段に
よりワイヤ走行系基体が移動制御される時、それに搭載
されているワイヤガイドの位置決め精度が、ワイヤの張
力により影響されることはなくなる。 ■実 施 例】 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。 〔第1の実施例〕 第1図は、本発明の第1の実施例にかかわる放電加工機
である。符号は第5図のものに対応し、16はワイヤ走
行系基体、22はピンチローラ、23は加工液供給管、
Aは矢印である。 本発明の特徴は、ワイヤガイド11とか巻取ボビン4と
か走行ローラ10等のワイヤ走行系を、一体のワイヤ走
行系基体16に搭載した点にある。 そのようなワイヤ走行系基体16は、Xチーフル7、
Yテーブル6の上に固定され、各テーブルが移動制御
されることにより、矢印へのように被加工体12に接近
させられる。被加工体12との間の放電箇所には、加工
液供給管23より加工液がかけられる。かけられた加工
液は、加工N13ないしは油溜まりに落下して収容され
る。 第2図は、本発明のワイヤ走行系を示す図である。符号
は第6図、第1図のものに対応し、17はブレーキロー
ラ、18は対抗ローラ、19は張力緩衝ローラ、20は
スプリング、21は巻上ローラ、22はピンチローラで
ある。 ワイヤ供給ボビン15から繰り出されたワイヤ5は、ブ
レーキローラ17から対抗ローラ18を回った後、張力
緩衝ローラ19.走行ローラ1゜を経てワイヤガイド1
1に向かう、張力緩衝ローラ19は、スプリング20に
押されていて、ワイヤ5の張力の安定化に寄与する。 ワイヤガイド11を回ったワイヤ5は、走行ローラ10
を経て、巻上ローラ21とピンチローラ22との間を通
り、巻取ボビン4に巻き取られる。 ワイヤ5の走行系に属するボビン、ローラおよびワイヤ
ガイド11は、全て一体のワイヤ走行系基体16に搭載
される。 加工に際してワイヤガイド11の位置決めをするには、
Xテーブル?、Yテーブル6を移動制御する。ワイヤガ
イド11には、従来と同様にワイヤ5の張力が働いてい
るが、本発明では、Xテーブル7やYテーブル6による
位置決めに影響を与えることはない。 なぜなら、張力を発生する源のボビン等も、張力による
力を受けるワイヤガイド11も、おなしワイヤ走行系基
体16の上に固定されており、張力はその上で働いてい
るだけであるかり、Xテーブル7やYテーブル6に対し
て、その外から力を働きかけるという形にはなっていな
いからである。 従って、ワイヤガイド11の位置決めが、Xテーブル7
およびYテーブル60制御通りに忠実に行われるので、
加工精度が向上する。 〔第2の実施例〕 第3図は、本発明の第2の実施例にかがねる放電加工機
である。符号は第1図のものに対応し、24は治具、2
5はアームである。 これは、ワイヤ走行系を搭載したワイヤ走行系基体16
を、上下方向(Z軸方向)に移動制御するようにしたも
のである。ワイヤ走行系基体16の陰になって図には現
れていないが、アーム25の先端には、上下方向に移動
可能なヘッドが取り付けられており、それにワイヤ走行
系基体16が固着されている。 一方、Xテーブル7、Yテーブル6の上には加工槽13
が載置され、その中には被加工体12が治具24によっ
て固定される。 加工時には、被加工体12をX、Y方向に任意に移動制
御すると共に、ワイヤ走行系基体16を、矢印Bのよう
にZ方向に移動制御する。ワイヤ走行系を全て搭載した
ワイヤ走行系基体16全体が、Z方向の位置決めをする
ヘッドに固定されたまま移動するから、ワイヤ5の張力
が、Z方向の位置決め精度を乱すことはない、Xテーブ
ル7やYテーブル6は、ワイヤ5とは離れて設置されて
いるから、当然のことながら、それらの移動時にワイヤ
5の張力の影響を受けることはない。 従って、ワイヤ5の張力により乱されることなく、ワイ
ヤガイド11の位置決めをすることが出来る。しかもワ
イヤガイド11をZ方向に移動制御して、被加工体12
との相対的位置関係を3次元的に変化させ得るので、凸
面とか凹面といった任意の3次元形状を精度よく加工す
ることが出来る。
電箇所のワイヤ部分を支持するワイヤガイドを含み、該
ワイヤガイドを最遠部としてワイヤを走行させるワイヤ
走行系を搭載した一体のワイヤ走行系基体と、前記ワイ
ヤガイドの位置決めのために該ワイヤ走行系基体を移動
制御する手段とを臭えることとした。 また、被加工体を3次元形状に加工したい時には、前記
のワイヤ走行系基体を移動制御する手段を、Z軸方向に
移動制御する手段とすることとした。 【作 用】 ワイヤガイドを含むワイヤ走行系全体を、一体のワイヤ
走行系基体に搭載すると、ワイヤの張力は、ワイヤ走行
系基体の上だけで作用し、ワイヤ走行系基体の外部にあ
るものには働かない。 従って、ワイヤ走行系基体の外部にあるところの手段に
よりワイヤ走行系基体が移動制御される時、それに搭載
されているワイヤガイドの位置決め精度が、ワイヤの張
力により影響されることはなくなる。 ■実 施 例】 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。 〔第1の実施例〕 第1図は、本発明の第1の実施例にかかわる放電加工機
である。符号は第5図のものに対応し、16はワイヤ走
行系基体、22はピンチローラ、23は加工液供給管、
Aは矢印である。 本発明の特徴は、ワイヤガイド11とか巻取ボビン4と
か走行ローラ10等のワイヤ走行系を、一体のワイヤ走
行系基体16に搭載した点にある。 そのようなワイヤ走行系基体16は、Xチーフル7、
Yテーブル6の上に固定され、各テーブルが移動制御
されることにより、矢印へのように被加工体12に接近
させられる。被加工体12との間の放電箇所には、加工
液供給管23より加工液がかけられる。かけられた加工
液は、加工N13ないしは油溜まりに落下して収容され
る。 第2図は、本発明のワイヤ走行系を示す図である。符号
は第6図、第1図のものに対応し、17はブレーキロー
ラ、18は対抗ローラ、19は張力緩衝ローラ、20は
スプリング、21は巻上ローラ、22はピンチローラで
ある。 ワイヤ供給ボビン15から繰り出されたワイヤ5は、ブ
レーキローラ17から対抗ローラ18を回った後、張力
緩衝ローラ19.走行ローラ1゜を経てワイヤガイド1
1に向かう、張力緩衝ローラ19は、スプリング20に
押されていて、ワイヤ5の張力の安定化に寄与する。 ワイヤガイド11を回ったワイヤ5は、走行ローラ10
を経て、巻上ローラ21とピンチローラ22との間を通
り、巻取ボビン4に巻き取られる。 ワイヤ5の走行系に属するボビン、ローラおよびワイヤ
ガイド11は、全て一体のワイヤ走行系基体16に搭載
される。 加工に際してワイヤガイド11の位置決めをするには、
Xテーブル?、Yテーブル6を移動制御する。ワイヤガ
イド11には、従来と同様にワイヤ5の張力が働いてい
るが、本発明では、Xテーブル7やYテーブル6による
位置決めに影響を与えることはない。 なぜなら、張力を発生する源のボビン等も、張力による
力を受けるワイヤガイド11も、おなしワイヤ走行系基
体16の上に固定されており、張力はその上で働いてい
るだけであるかり、Xテーブル7やYテーブル6に対し
て、その外から力を働きかけるという形にはなっていな
いからである。 従って、ワイヤガイド11の位置決めが、Xテーブル7
およびYテーブル60制御通りに忠実に行われるので、
加工精度が向上する。 〔第2の実施例〕 第3図は、本発明の第2の実施例にかがねる放電加工機
である。符号は第1図のものに対応し、24は治具、2
5はアームである。 これは、ワイヤ走行系を搭載したワイヤ走行系基体16
を、上下方向(Z軸方向)に移動制御するようにしたも
のである。ワイヤ走行系基体16の陰になって図には現
れていないが、アーム25の先端には、上下方向に移動
可能なヘッドが取り付けられており、それにワイヤ走行
系基体16が固着されている。 一方、Xテーブル7、Yテーブル6の上には加工槽13
が載置され、その中には被加工体12が治具24によっ
て固定される。 加工時には、被加工体12をX、Y方向に任意に移動制
御すると共に、ワイヤ走行系基体16を、矢印Bのよう
にZ方向に移動制御する。ワイヤ走行系を全て搭載した
ワイヤ走行系基体16全体が、Z方向の位置決めをする
ヘッドに固定されたまま移動するから、ワイヤ5の張力
が、Z方向の位置決め精度を乱すことはない、Xテーブ
ル7やYテーブル6は、ワイヤ5とは離れて設置されて
いるから、当然のことながら、それらの移動時にワイヤ
5の張力の影響を受けることはない。 従って、ワイヤ5の張力により乱されることなく、ワイ
ヤガイド11の位置決めをすることが出来る。しかもワ
イヤガイド11をZ方向に移動制御して、被加工体12
との相対的位置関係を3次元的に変化させ得るので、凸
面とか凹面といった任意の3次元形状を精度よく加工す
ることが出来る。
以上述べた如く、本発明の放電加工機では、ワイヤガイ
ドを含むワイヤ走行系全体を、一体のワイヤ走行系基体
に搭載することにより、ワイヤの張力は、ワイヤ走行系
基体の中だけで作用し、ワイヤ走行系基体の外部には作
用しないようにした。 そのため、ワイヤ走行系基体の外部にあるところの手段
(X、Xテーブル等)によりワイヤ走行系基体が移動制
御される時、その精度がワイヤの張力により影響される
ことがなくなり、加工精度を向上させることが出来る。 また、前記のワイヤ走行系基体をZ軸方向に移動制御し
、被加工体をXテーブル、Xテーブルによって移動制御
することにすれば、精度よく3次元形状の加工を行うこ
とが出来る。
ドを含むワイヤ走行系全体を、一体のワイヤ走行系基体
に搭載することにより、ワイヤの張力は、ワイヤ走行系
基体の中だけで作用し、ワイヤ走行系基体の外部には作
用しないようにした。 そのため、ワイヤ走行系基体の外部にあるところの手段
(X、Xテーブル等)によりワイヤ走行系基体が移動制
御される時、その精度がワイヤの張力により影響される
ことがなくなり、加工精度を向上させることが出来る。 また、前記のワイヤ走行系基体をZ軸方向に移動制御し
、被加工体をXテーブル、Xテーブルによって移動制御
することにすれば、精度よく3次元形状の加工を行うこ
とが出来る。
第1図・・・本発明の第1の実施例にかかわる放電加工
機 第2図・・・本発明のワイヤ走行系を示す9第3図・・
・本発明の第2の実施例にかかわる放電加工機 第4図・・・ワイヤガイド付近の拡大図第5図・・・従
来の放電加工機 第6図・・・第5図のワイヤ走行系を上方から見た図面
において、lは基台、2はモータ支持台、3はモータ、
4は巻取ボビン、5はワイヤ、6はXテーブル、7はX
テーブル、8はレール、9はガイドローラ、10は走行
ローラ、11はワイヤガイド、11−1はガイド溝、1
2は被加工体、13は加工槽、14は加工液、15はワ
イヤ供給ボビン、16はワイヤ走行系基体、17はブレ
ーキローラ、18は対抗ローラ、19は張力緩衝ローラ
、20はスプリング、21は巻上ローラ、22はピンチ
ローラ、23は加工液供給管、24は治具、25はアー
ムである。 特許出願人 富士ゼロックス株式会社代理人弁理士
本 庄 富 雄 第iml 第2図 第3図 第6図
機 第2図・・・本発明のワイヤ走行系を示す9第3図・・
・本発明の第2の実施例にかかわる放電加工機 第4図・・・ワイヤガイド付近の拡大図第5図・・・従
来の放電加工機 第6図・・・第5図のワイヤ走行系を上方から見た図面
において、lは基台、2はモータ支持台、3はモータ、
4は巻取ボビン、5はワイヤ、6はXテーブル、7はX
テーブル、8はレール、9はガイドローラ、10は走行
ローラ、11はワイヤガイド、11−1はガイド溝、1
2は被加工体、13は加工槽、14は加工液、15はワ
イヤ供給ボビン、16はワイヤ走行系基体、17はブレ
ーキローラ、18は対抗ローラ、19は張力緩衝ローラ
、20はスプリング、21は巻上ローラ、22はピンチ
ローラ、23は加工液供給管、24は治具、25はアー
ムである。 特許出願人 富士ゼロックス株式会社代理人弁理士
本 庄 富 雄 第iml 第2図 第3図 第6図
Claims (2)
- (1)放電箇所のワイヤ部分を支持するワイヤガイドを
含み、該ワイヤガイドを最遠部としてワイヤを走行させ
るワイヤ走行系を搭載した一体のワイヤ走行系基体と、
前記ワイヤガイドの位置決めのために該ワイヤ走行系基
体を移動制御する手段とを具えたことを特徴とする放電
加工機。 - (2)ワイヤ走行系基体を移動制御する手段を、Z軸方
向に移動制御する手段としたことを特徴とする請求項1
記載の放電加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21849590A JPH04101724A (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 放電加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21849590A JPH04101724A (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 放電加工機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04101724A true JPH04101724A (ja) | 1992-04-03 |
Family
ID=16720829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21849590A Pending JPH04101724A (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 放電加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04101724A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5796725A (en) * | 1980-12-02 | 1982-06-16 | Inoue Japax Res Inc | Electric discharge machining device |
JPH0239823B2 (ja) * | 1983-04-04 | 1990-09-07 | Kogyo Gijutsuin |
-
1990
- 1990-08-20 JP JP21849590A patent/JPH04101724A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5796725A (en) * | 1980-12-02 | 1982-06-16 | Inoue Japax Res Inc | Electric discharge machining device |
JPH0239823B2 (ja) * | 1983-04-04 | 1990-09-07 | Kogyo Gijutsuin |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5086203A (en) | Wire electric discharge machining apparatus | |
JP4258790B2 (ja) | 一平面内でプラットホームを移動させる駆動装置 | |
JPH02193561A (ja) | リニアモータ | |
US5243165A (en) | Wire-cut electroerosion apparatus | |
JPH04101724A (ja) | 放電加工機 | |
JP6647468B1 (ja) | ワイヤ放電加工機 | |
KR100648492B1 (ko) | 본딩 장치 | |
CN108406142B (zh) | 一种线性移动系统及具有该线性移动系统的激光加工装置 | |
JPS6034219A (ja) | 通電加工装置 | |
JP3189864B2 (ja) | ワイヤソーのワイヤトラバース装置 | |
JPH05500692A (ja) | 曲げ軟らかい加工物層の整列と共通加工のための方法と装置 | |
JPH0730253Y2 (ja) | ワイヤカツト放電加工装置 | |
JP3869943B2 (ja) | 板材加工機の板材位置決め装置 | |
JP2019104071A (ja) | ワイヤ放電加工機 | |
CN214192086U (zh) | 一种裁剪的线束收放装置 | |
JP3404119B2 (ja) | ワイヤ放電加工方法およびその装置 | |
JPH11179458A (ja) | ワークの搬入・搬出及び移送位置決め装置 | |
KR970002544B1 (ko) | 수평식 와이어 방전가공기 | |
EP4037119A1 (en) | Wire-shaped member arranging device, and wire-shaped member arranging method | |
JPH01295717A (ja) | ワイヤカット放電加工方法およびその装置 | |
JPS6311226A (ja) | ワイヤカツト放電加工機 | |
JP2004160569A (ja) | ワイヤ放電加工機 | |
JPS5837544Y2 (ja) | ワイヤカツト放電加工装置 | |
JPH10277769A (ja) | レーザ加工機の駆動方法およびその装置 | |
JPS61226224A (ja) | 往復二線式ワイヤカツト放電加工装置 |