JPH04101234U - デイジタルリレーの監視装置 - Google Patents

デイジタルリレーの監視装置

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JPH04101234U
JPH04101234U JP605091U JP605091U JPH04101234U JP H04101234 U JPH04101234 U JP H04101234U JP 605091 U JP605091 U JP 605091U JP 605091 U JP605091 U JP 605091U JP H04101234 U JPH04101234 U JP H04101234U
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JP
Japan
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signal
monitoring
watchdog
reset
circuit
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JP605091U
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Inventor
政規 福村
修作 梅田
Original Assignee
株式会社明電舎
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作中監視回とリセット監視とを一つのタイ
マーにまとめたことによって、監視装置の小形化を可能
としたものである。 【構成】 カウンタにてウォッチドッグエラーをカウン
トし、所定数以上のエラー発生時にエラー信号を出力す
る。また、リセット信号とサンプリング同期信号をオア
回路を通して監視タイマーに導入し、一定時間以上各信
号が発生しなかった場合に異常信号を出力するようにし
たものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ディジタルリレーに使用されているマイクロプロセッサの異常監視 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ディジタルリレーには、その構成部分の一つとしてマイクロプロセッサが使用 されている。このマイクロプロセッサは、保護演算など、リレー機能の中心的役 目を荷っているため、一般には、その異常発生を監視するための監視装置が設け られている。
【0003】 図2は、従来の監視装置を示したものである。マイクロプロセッサの誤動作要 因としては、リセット信号の不良,ソフトウェアの暴走,ハードウェアの不良に よるウォッチドッグエラーが考えられる。このうちの、ウォッチドッグエラー信 号は、タイマー11と監視回路12に夫々入力され、タイマー11においては、 ウォッチドッグエラーの継続時間を測定し、一定時間内にエラーが続いて発生し なかった場合にはタイムアップして監視回路12にリセット信号として出力する 。監視回路12は、ウォッチドッグエラーが例えば2回一定時間内に発生したか 否かを監視し、2回発生したときにはオア回路15を通してエラー出力を発する 。一定時間内に2回発生しなかったときにはタイマー回路11よりのリセット信 号によりリセットされる。
【0004】 一方、マイクロプロセッサのリセット不良信号は、リセット監視タイマー13 に入力されて監視され、不良発生時にはオア回路15を通してエラー信号を出力 する。
【0005】 また、ソフトウェアの暴走については、マイクロプロセッサの動作中パルス信 号を動作中監視タイマー14に導入して監視し、異常発生時にはオア回路15を 通してエラー信号を出力する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
図2で示す従来においては、被監視項目それぞれに専用の監視回路を設けてい るため、回路量が多くなって設置面積が広くなり、特にウォッチドッグエラー監 視のためのタイマーは、その回路が大形となるため、配設場所を広く要する問題 点を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ディジタルリレーのマイクロプロセッサの異常発生を監視するもの において、ウォッチドッグエラーをカウントし、所定数以上のエラー発生をカウ ントしたときエラー信号を出力するカウンタを設ける。
【0008】 また、リセット信号を、サンプリング同期信号を導入し、夫々が正常に入力さ れているか否かを監視する監視タイマーを設けたものである。
【0009】
【作用】
ハードウェアに異常が発生し、ウォッチドッグエラー信号が出力されると、そ のエラーはカウンタにてカウントされ、所定数となったときエラー信号を発生す る。
【0010】 また、マイクロプロセッサのリセット監視と動作中監視は、一つの監視タイマ ーで監視し、異常発生時にはエラー信号を出力する。
【0011】
【実施例】
図1は本考案の一実施例を示した構成図である。1はカウンタで、ウォッチド ッグエラー信号をカウントする。このカウンタ1は、対象システムにより異なる が、電源立ち上げから発生するエラーが数回発生したときエラーとして出力を発 生する。これは、マイクロプロセッサがウォッチドッグになることは殆んどない との経験に基くものである。2はオア回路でサンプリング同期信号とリセット信 号とのオアをとり、その出力は監視タイマー3に導入される。4はオア回路であ る。なお、サンプリング同期信号は、動作中信号として導入するもので、ディジ タルリレーでは必ず使用されるサンプリング信号、すなわち、アナログデータを ディジタルデータに変換するときのタイミグを発生する一定した同期信号である 。
【0012】 以上のように構成された本考案において、その動作を説明する。
【0013】 ウォッチドッグエラー信号が発生すると、カウンタ1はその発生回数をカウン トし、前もって定められた回数の発生にてオア回路4を介してエラー信号を出力 する。
【0014】 一方、監視タイマー3には、オア回路2を通してリセット監視用のリセット信 号と、動作中監視用のサンプリング同期信号が入力されるが、この監視タイマー 3は一定時間内に信号が発生されなかった場合にオア回路4を通してエラー信号 を出力する。
【0015】
【考案の効果】
以上本考案によれば、ウォッチドッグエラーは、カウンタでカウンタし、リセ ット信号不良とソフトウェアの暴走は共通の監視タイマーで監視するようにした ものであるから、回路構成が簡単となり、実装スペースが少なくなるものである 。また、ウォッチドッグエラーをカウンタにて監視するようにしたため、従来は リセットされることによって確認できなかった動作途中でも、ウォッチドッグの 有無が確認できる。更にタイマー要素が少なくなったため、温度変化のあるコデ ンサなどの素子が減少したことにより信頼性が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す構成図である。
【図2】従来の監視装置の構成図である。
【符号の説明】
1…カウンタ 2…オア回路 3…監視タイマー 4…オア回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルリレーのマイクロプロセッサ
    の誤動作要因のリセット信号と、動作中信号およびウォ
    ッチドッグエラーの監視をおこなう監視装置において、
    前記ウォッチドッグエラー信号を入力してウォッチドッ
    グエラー監視を行うカウンタと、前記リセット信号とデ
    ィジタルリレーに使用されるサンプリング同期信号とを
    導入し、各信号を監視するための監視タイマーを設け、
    前記カウンタと監視タイマーとのオア条件で異常出力を
    出すよう構成したことを特徴としたディジタルリレーの
    監視装置。
JP1991006050U 1991-02-15 1991-02-15 ディジタルリレーの監視装置 Expired - Lifetime JP2555688Y2 (ja)

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JPH04101234U true JPH04101234U (ja) 1992-09-01
JP2555688Y2 JP2555688Y2 (ja) 1997-11-26

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50120520A (ja) * 1974-03-07 1975-09-20
JPS5686015A (en) * 1979-12-12 1981-07-13 Mitsubishi Electric Corp Sampling signal malfunction monitor
JPS58108724U (ja) * 1982-01-18 1983-07-25 株式会社明電舎 デイジタル保護継電装置
JPS63161809A (ja) * 1986-12-24 1988-07-05 株式会社東芝 保護継電装置の点検回路

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JP2555688Y2 (ja) 1997-11-26

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