JPH041009Y2 - - Google Patents
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- JPH041009Y2 JPH041009Y2 JP2675886U JP2675886U JPH041009Y2 JP H041009 Y2 JPH041009 Y2 JP H041009Y2 JP 2675886 U JP2675886 U JP 2675886U JP 2675886 U JP2675886 U JP 2675886U JP H041009 Y2 JPH041009 Y2 JP H041009Y2
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- switch
- parking brake
- pressure
- air pressure
- circuit
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 7
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 5
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は例えば運転席を2つ備えた車両の駐
車ブレーキ警報回路に関する。
車ブレーキ警報回路に関する。
(従来の技術)
大型特種車両にあつては、例えばオールテレイ
ン車等のように台車側の運転席のほかに上物側の
操縦室にも運転席を備えた車両が知られている
が、このような車両の駐車ブレーキ装置として、
どちらの運転席からも任意にブレーキ作動、解除
が行えるようにしたものが、本出願人により実願
昭57−177809号及び57−195216号に提案されてい
る。
ン車等のように台車側の運転席のほかに上物側の
操縦室にも運転席を備えた車両が知られている
が、このような車両の駐車ブレーキ装置として、
どちらの運転席からも任意にブレーキ作動、解除
が行えるようにしたものが、本出願人により実願
昭57−177809号及び57−195216号に提案されてい
る。
第2図において、エア圧タンク1とスプリング
ブレーキチヤンバ2とを継ぐエア圧通路3の途中
に電磁弁4が介装される。
ブレーキチヤンバ2とを継ぐエア圧通路3の途中
に電磁弁4が介装される。
電磁弁4はエア圧通路3を閉成するポジシヨン
4Aと、電磁弁4下流側エア圧通路3を大気に解
放するポジシヨン4Bとからなり、通電時にポジ
シヨン4Aを保持するようになつている。
4Aと、電磁弁4下流側エア圧通路3を大気に解
放するポジシヨン4Bとからなり、通電時にポジ
シヨン4Aを保持するようになつている。
5は電磁弁4の駆動回路で、その途中には台車
側と上物側の運転席6Aと6Bに各々配設した切
換スイツチ7と8が介装される。
側と上物側の運転席6Aと6Bに各々配設した切
換スイツチ7と8が介装される。
9はエア圧タンク1にエア圧を供給するコンプ
レツサ、10は電磁弁4下流側通路3内のエア圧
が設定値以下の時にブレーキ作動表示ランプ11
及び12の回路13を閉成する圧力スイツチを示
す。
レツサ、10は電磁弁4下流側通路3内のエア圧
が設定値以下の時にブレーキ作動表示ランプ11
及び12の回路13を閉成する圧力スイツチを示
す。
図示のブレーキ解除状態において、切換スイツ
チ7と8のいずれか一方を切換操作すると、電磁
弁4が切換わつてポジシヨン4Bでスプリングブ
レーキチヤンバ2のエア圧を大気に解放する。つ
まり、駐車ブレーキは作動状態となる。
チ7と8のいずれか一方を切換操作すると、電磁
弁4が切換わつてポジシヨン4Bでスプリングブ
レーキチヤンバ2のエア圧を大気に解放する。つ
まり、駐車ブレーキは作動状態となる。
駐車ブレーキ解除時には再び切換スイツチ7と
8のいずれか一方を切換操作すれば良く、この場
合電磁弁4がポジシヨン4Aに切換わつてスプリ
ングブレーキチヤンバ2にエア圧を供給し、これ
によりスプリングブレーキは解除される。
8のいずれか一方を切換操作すれば良く、この場
合電磁弁4がポジシヨン4Aに切換わつてスプリ
ングブレーキチヤンバ2にエア圧を供給し、これ
によりスプリングブレーキは解除される。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、このような駐車ブレーキ装置にあつ
ては駐車ブレーキを掛け忘れてエンジンスイツチ
を切つたときに作動する駐車ブレーキ掛け忘れ警
報ブザーおよびエア圧タンクのエア圧が所定値以
下に低下したときに作動する低圧警報ブザーとを
備え付けることが考えられるが、これらのブザー
を別々に配設すると、(運転室にはこのほかにエ
ンジンオーバーランやトランスミツシヨンのミス
シフトなどの警報ブザーもある)運転者はこれら
の警報ブザーの音色を聞き別けて対処しなければ
ならず、とても煩わしいという問題点がある。
ては駐車ブレーキを掛け忘れてエンジンスイツチ
を切つたときに作動する駐車ブレーキ掛け忘れ警
報ブザーおよびエア圧タンクのエア圧が所定値以
下に低下したときに作動する低圧警報ブザーとを
備え付けることが考えられるが、これらのブザー
を別々に配設すると、(運転室にはこのほかにエ
ンジンオーバーランやトランスミツシヨンのミス
シフトなどの警報ブザーもある)運転者はこれら
の警報ブザーの音色を聞き別けて対処しなければ
ならず、とても煩わしいという問題点がある。
この考案は駐車ブレーキ掛け忘れ警報と低圧警
報に対する運転者の対処が駐車ブレーキを掛ける
点で共通することに着目しなされたもので、運転
者が警報ブザーの音色を聞き分ける煩わしさを減
らすため、これらの警報を1個のブザーで行える
ようにした車両の駐車ブレーキ警報回路の提供を
目的とする。
報に対する運転者の対処が駐車ブレーキを掛ける
点で共通することに着目しなされたもので、運転
者が警報ブザーの音色を聞き分ける煩わしさを減
らすため、これらの警報を1個のブザーで行える
ようにした車両の駐車ブレーキ警報回路の提供を
目的とする。
(問題点を解決するための手段)
そのため、この考案は、警報ブザーの駆動回路
に駐車ブレーキ作動部への作動圧の供給を感知し
てオンになる高圧スイツチを設ける一方、作動圧
供給源の圧力が所定値以下になるとオンになる低
圧スイツチと、エンジンキースイツチをオンにす
ると警報ブザーの駆動回路と低圧スイツチ側の回
路を直列に接続するリレーとを設ける。
に駐車ブレーキ作動部への作動圧の供給を感知し
てオンになる高圧スイツチを設ける一方、作動圧
供給源の圧力が所定値以下になるとオンになる低
圧スイツチと、エンジンキースイツチをオンにす
ると警報ブザーの駆動回路と低圧スイツチ側の回
路を直列に接続するリレーとを設ける。
(作用)
駐車ブレーキの解除状態では高圧スイツチがオ
ンで、このとき、エンジンキースイツチをオフに
すると、リレーが切換わつて警報ブザー回路を低
圧スイツチ側の回路から解放して閉成するため、
警報ブザーが作動する。
ンで、このとき、エンジンキースイツチをオフに
すると、リレーが切換わつて警報ブザー回路を低
圧スイツチ側の回路から解放して閉成するため、
警報ブザーが作動する。
また、エンジンキースイツチをオンにすると、
警報ブザー回路と低圧スイツチ側の回路がリレー
を介して直列に接続されるため、高圧スイツチが
オンで、かつ作動圧供給源の圧力が所定値以下の
とき(つまり、低圧スイツチがオンのとき)に警
報ブザーが作動する。
警報ブザー回路と低圧スイツチ側の回路がリレー
を介して直列に接続されるため、高圧スイツチが
オンで、かつ作動圧供給源の圧力が所定値以下の
とき(つまり、低圧スイツチがオンのとき)に警
報ブザーが作動する。
運転者は警報ブザーの作動により、これがかり
に低圧警報であつても駐車ブレーキを掛けて作動
圧供給源の圧力上昇を持てば良く、駐車ブレーキ
を掛けると高圧スイツチがオフになるため、警報
ブザーの作動は停止する。
に低圧警報であつても駐車ブレーキを掛けて作動
圧供給源の圧力上昇を持てば良く、駐車ブレーキ
を掛けると高圧スイツチがオフになるため、警報
ブザーの作動は停止する。
(実施例)
第1図は運転席を2つ備えた車両においてどち
らの運転席からも任意に駐車ブレーキ操作を行え
るようにした駐車ブレーキ装置に採用した例を示
す。20はエア圧タンク1とスプリングブレーキ
チヤンバ2を継ぐエア圧通路で、エア圧通路20
は途中で20Aと20Bに分岐され、その一方に
手動切換弁21が、他方に第1の電磁弁22が
各々介装され、これらは下流で20Cに合流し
て、スプリングブレーキチヤンバ2に至るように
形成される。
らの運転席からも任意に駐車ブレーキ操作を行え
るようにした駐車ブレーキ装置に採用した例を示
す。20はエア圧タンク1とスプリングブレーキ
チヤンバ2を継ぐエア圧通路で、エア圧通路20
は途中で20Aと20Bに分岐され、その一方に
手動切換弁21が、他方に第1の電磁弁22が
各々介装され、これらは下流で20Cに合流し
て、スプリングブレーキチヤンバ2に至るように
形成される。
手動切換弁21は台車側の運転席6Aに配設さ
れ、上流側と下流側を連通するポジシヨンと上流
側を遮断して下流側を大気に開放するポジシヨン
を備え、手動操作によつて切換ポジシヨンを保持
する。
れ、上流側と下流側を連通するポジシヨンと上流
側を遮断して下流側を大気に開放するポジシヨン
を備え、手動操作によつて切換ポジシヨンを保持
する。
第1の電磁弁22は上流側と下流側を連通する
ポジシヨンと、上流側を遮断して下流側を大気に
開放するポジシヨンを備え、上物側の運転席6B
に配設したエンジンキースイツチ27をオンにす
ると連通側に、またオフにすると遮断側に切換わ
る。
ポジシヨンと、上流側を遮断して下流側を大気に
開放するポジシヨンを備え、上物側の運転席6B
に配設したエンジンキースイツチ27をオンにす
ると連通側に、またオフにすると遮断側に切換わ
る。
このエア圧通路20Aと20Bの合流部には、
各通路内圧に応じて切換わる方向切換弁23が介
装される。この方向切換弁23は通路20Aと2
0Bのうち、高圧側を下流の合流通路20Cに連
通させ、他方を遮断する圧力応動弁である。また
この方向切換弁23の下流には第2の電磁弁24
が介装される。
各通路内圧に応じて切換わる方向切換弁23が介
装される。この方向切換弁23は通路20Aと2
0Bのうち、高圧側を下流の合流通路20Cに連
通させ、他方を遮断する圧力応動弁である。また
この方向切換弁23の下流には第2の電磁弁24
が介装される。
第2の電磁弁24は上流側と下流側を連通する
ポジシヨンと、上流側を遮断し下流側を大気に開
放するポジシヨンとからなり、連通側のポジシヨ
ンに切換えるための励磁コイル24Aと遮断側の
ポジシヨンに切換えるための励磁コイル24Bと
を備え、いったんポジシヨンが切換わると、その
励磁コイル24A,24Bの通電が断たれてもそ
のポジシヨンを保持する(いわゆる、ロツクタイ
プ)ようになつている。
ポジシヨンと、上流側を遮断し下流側を大気に開
放するポジシヨンとからなり、連通側のポジシヨ
ンに切換えるための励磁コイル24Aと遮断側の
ポジシヨンに切換えるための励磁コイル24Bと
を備え、いったんポジシヨンが切換わると、その
励磁コイル24A,24Bの通電が断たれてもそ
のポジシヨンを保持する(いわゆる、ロツクタイ
プ)ようになつている。
25は第2の電磁弁24の駆動回路で、この駆
動回路25は台車側の運転席6Aに配設したエン
ジンキースイツチ26を介しバツテリ電流を供給
する第1の駆動回路25Aと、上物側の運転席6
Bのエンジンキースイツチ27を介してバツテリ
電流を供給する第2の駆動回路25Bとからな
る。
動回路25は台車側の運転席6Aに配設したエン
ジンキースイツチ26を介しバツテリ電流を供給
する第1の駆動回路25Aと、上物側の運転席6
Bのエンジンキースイツチ27を介してバツテリ
電流を供給する第2の駆動回路25Bとからな
る。
第1の駆動回路25Aは高圧スイツチ28がオ
ンになると、第2の電磁弁24の連通側励磁コイ
ル24Aに通電する。なお、高圧スイツチ28は
手動切換弁21と方向切換弁23の間に介装さ
れ、この通路20A内のエア圧が所定値以上のと
き、つまりエア圧タンク1からのエア圧が手動切
換弁21を介し供給されるとオンになる。
ンになると、第2の電磁弁24の連通側励磁コイ
ル24Aに通電する。なお、高圧スイツチ28は
手動切換弁21と方向切換弁23の間に介装さ
れ、この通路20A内のエア圧が所定値以上のと
き、つまりエア圧タンク1からのエア圧が手動切
換弁21を介し供給されるとオンになる。
これに対し、第2の駆動回路25Bはエンジン
キースイツチ27のオンの時に、第1の電磁弁2
2に通電すると共に、切換スイツチ29を介し第
2の電磁弁24の連通側と遮断側の励磁コイル2
4Aと24Bに選択的に通電する。
キースイツチ27のオンの時に、第1の電磁弁2
2に通電すると共に、切換スイツチ29を介し第
2の電磁弁24の連通側と遮断側の励磁コイル2
4Aと24Bに選択的に通電する。
30はスプリングブレーキチヤンバ1と第2の
電磁弁24の間のエア圧が設定値以下の時にオン
になる低圧スイツチ、12は上物側運転席6Bに
設けた駐車用ブレーキ作動表示ランプ、13は台
車側運転席6Aに設けた駐車ブレーキ作動表示用
ランプ、これらのランプ11,12はエンジンキ
ースイツチ26,26のオンの時に、低圧スイツ
チ30がオン(つまりブレーキ作動時)になると
点灯する。31はダイオードを示す。
電磁弁24の間のエア圧が設定値以下の時にオン
になる低圧スイツチ、12は上物側運転席6Bに
設けた駐車用ブレーキ作動表示ランプ、13は台
車側運転席6Aに設けた駐車ブレーキ作動表示用
ランプ、これらのランプ11,12はエンジンキ
ースイツチ26,26のオンの時に、低圧スイツ
チ30がオン(つまりブレーキ作動時)になると
点灯する。31はダイオードを示す。
台車側の運転席6Aで駐車ブレーキを解除する
には、手動切換弁21を連通ポジシヨンに切換え
ると、エア圧タンク1からのエア圧が手動切換弁
21を通つて方向切換弁23(低圧の第1電磁弁
22側のエア圧通路20を遮断し、高圧の手動切
換弁21側の通路20を下流側に連通する)を介
し第2の電磁弁24に達する。
には、手動切換弁21を連通ポジシヨンに切換え
ると、エア圧タンク1からのエア圧が手動切換弁
21を通つて方向切換弁23(低圧の第1電磁弁
22側のエア圧通路20を遮断し、高圧の手動切
換弁21側の通路20を下流側に連通する)を介
し第2の電磁弁24に達する。
第2の電磁弁24は高圧スイツチ28(手動切
換弁21の切換によりオンになる)を介し連通側
の励磁コイル24Aに通電され、連通ポジシヨン
にて方向切換弁23からのエア圧をスプリングブ
レーキチヤンバ2に供給し、もつて駐車ブレーキ
を解除する。
換弁21の切換によりオンになる)を介し連通側
の励磁コイル24Aに通電され、連通ポジシヨン
にて方向切換弁23からのエア圧をスプリングブ
レーキチヤンバ2に供給し、もつて駐車ブレーキ
を解除する。
また、駐車ブレーキを作動させるには、手動切
換弁21を遮断ポジシヨンに切換えれば良く、こ
の場合、スプリングブレーキチヤンバ2内のエア
圧は第2の電磁弁24、方向切換弁23を通つて
手動切換弁21にて大気に開放され、これにより
駐車ブレーキが作動する。
換弁21を遮断ポジシヨンに切換えれば良く、こ
の場合、スプリングブレーキチヤンバ2内のエア
圧は第2の電磁弁24、方向切換弁23を通つて
手動切換弁21にて大気に開放され、これにより
駐車ブレーキが作動する。
尚、手動切換弁21でのエア圧の開放に伴つて
高圧スイツチ28がオフになるが、第2の電磁弁
24はロツクタイプで連通ポジシヨンを保持す
る。
高圧スイツチ28がオフになるが、第2の電磁弁
24はロツクタイプで連通ポジシヨンを保持す
る。
そして、スプリングブレーキチヤンバ2内のエ
ア圧が設定値以下になると、低圧スイツチ30が
閉成しランプ13が点灯するのであり、運転者は
これを確認した後でエンジンキースイツチ26を
切れば良い。
ア圧が設定値以下になると、低圧スイツチ30が
閉成しランプ13が点灯するのであり、運転者は
これを確認した後でエンジンキースイツチ26を
切れば良い。
他方、上物側の運転席6Bで駐車ブレーキを解
除する時には、エンジンキースイツチ27をオン
にすると第1の電磁弁22が連通側に切換わり、
これに伴つてエア圧タンク1のエア圧は(手動切
換弁21が遮断側の場合)第1の電磁弁22、方
向切換弁23(高圧側の上流通路20Bを下流通
路20Cに継ぐ)を介し第2の電磁弁24に達す
る。
除する時には、エンジンキースイツチ27をオン
にすると第1の電磁弁22が連通側に切換わり、
これに伴つてエア圧タンク1のエア圧は(手動切
換弁21が遮断側の場合)第1の電磁弁22、方
向切換弁23(高圧側の上流通路20Bを下流通
路20Cに継ぐ)を介し第2の電磁弁24に達す
る。
この状態で、切換スイツチ29を走行側(ブレ
ーキ解除側)に入れると、第2の電磁弁24が連
通ポジシヨンにて方向切換弁23からのエア圧を
スプリングブレーキチヤンバ2に供給し、これに
より駐車ブレーキは解除される。
ーキ解除側)に入れると、第2の電磁弁24が連
通ポジシヨンにて方向切換弁23からのエア圧を
スプリングブレーキチヤンバ2に供給し、これに
より駐車ブレーキは解除される。
また、駐車ブレーキを作動させるには、エンジ
ンキースイツチ27がオンの状態で、切換スイツ
チ29を駐車側(ブレーキ作動側)に切換えれば
良く、この時、第2の電磁弁24が遮断側に切換
わつてスプリングブレーキチヤンバ2側のエア圧
を大気に開放し、スプリングブレーキを作動させ
る。
ンキースイツチ27がオンの状態で、切換スイツ
チ29を駐車側(ブレーキ作動側)に切換えれば
良く、この時、第2の電磁弁24が遮断側に切換
わつてスプリングブレーキチヤンバ2側のエア圧
を大気に開放し、スプリングブレーキを作動させ
る。
そして、低圧スイツチ30が前述と同様にオン
になると、ブレーキ作動表示ランプ12が点灯す
る。
になると、ブレーキ作動表示ランプ12が点灯す
る。
尚、駐車ブレーキ解除時に、仮に手動切換弁2
1が連通状態で、第1の電磁弁22の連通に伴つ
て方向切換弁23が切換わらなくても、手動切換
弁21側からのエア圧が第2の電磁弁24側へと
供給されるため、切換スイツチ29の操作によつ
て駐車ブレーキは解除される。
1が連通状態で、第1の電磁弁22の連通に伴つ
て方向切換弁23が切換わらなくても、手動切換
弁21側からのエア圧が第2の電磁弁24側へと
供給されるため、切換スイツチ29の操作によつ
て駐車ブレーキは解除される。
ところで、この場合には台車側と上物側の運転
席6Aと6Bに駐車ブレーキの警報ブザー40と
41が各々配設される。このうち、台車側運転席
6Aの警報ブザー40は既述の高圧スイツチ2
8、エンジンキースイツチ26を介してバツテリ
42に接続され、高圧スイツチ28にはエンジン
キースイツチ26のオンオフに関係なくバツテリ
電流が供給される。
席6Aと6Bに駐車ブレーキの警報ブザー40と
41が各々配設される。このうち、台車側運転席
6Aの警報ブザー40は既述の高圧スイツチ2
8、エンジンキースイツチ26を介してバツテリ
42に接続され、高圧スイツチ28にはエンジン
キースイツチ26のオンオフに関係なくバツテリ
電流が供給される。
43はエア圧タンク1内のエア圧が所定値以下
に低下したときにオンになる低圧スイツチで、こ
の低圧スイツチ43側の回路44は後述するリレ
ー45の作動により警報ブザー40側の回路46
と直列に接続される。
に低下したときにオンになる低圧スイツチで、こ
の低圧スイツチ43側の回路44は後述するリレ
ー45の作動により警報ブザー40側の回路46
と直列に接続される。
リレー45はエンジンキースイツチ26をオン
にすると作動して警報ブザー40側の回路46を
接地側から低圧スイツチ側回路44側に切り換え
る。
にすると作動して警報ブザー40側の回路46を
接地側から低圧スイツチ側回路44側に切り換え
る。
従つて、駐車ブレーキの解除状態(高圧スイツ
チ28はオン)で、エンジンキースイツチ26を
オフにすると、リレー45が切り換わつて警報ブ
ザー40側の回路46を低圧スイツチ43側の回
路44から接地側に接続する(つまり警報ブザー
40の回路46を閉成する)ため警報ブザー40
が作動して、駐車ブレーキの掛け忘れを警報す
る。
チ28はオン)で、エンジンキースイツチ26を
オフにすると、リレー45が切り換わつて警報ブ
ザー40側の回路46を低圧スイツチ43側の回
路44から接地側に接続する(つまり警報ブザー
40の回路46を閉成する)ため警報ブザー40
が作動して、駐車ブレーキの掛け忘れを警報す
る。
また、エンジンキースイツチ26をオンにする
と、リレー45が作動して警報ブザー40側回路
46と低圧スイツチ43側回路44を接続するた
め、この場合には高圧スイツチ28がオン(駐車
ブレーキ非作動状態)で、かつエア圧タンク1の
エア圧が所定値以下のとき(つまり、低圧スイツ
チ43がオンのとき)に警報ブザー40が作動し
てエア圧タンク1内の低圧を警報する。
と、リレー45が作動して警報ブザー40側回路
46と低圧スイツチ43側回路44を接続するた
め、この場合には高圧スイツチ28がオン(駐車
ブレーキ非作動状態)で、かつエア圧タンク1の
エア圧が所定値以下のとき(つまり、低圧スイツ
チ43がオンのとき)に警報ブザー40が作動し
てエア圧タンク1内の低圧を警報する。
運転車は警報ブザー40の作動により、これが
仮に低圧警報であつても、手動切換弁21を駐車
ブレーキ作動側に操作して、エア圧タンク1のエ
ア圧がエンジン回転で駆動されるコンプレツサ
(図示せず)の作用によつて上昇するのを待てば
良く、この場合、手動切換弁21を駐車ブレーキ
作動操作すると高圧スイツチ28がオフになるた
め、警報ブザー40の作動は停止する。
仮に低圧警報であつても、手動切換弁21を駐車
ブレーキ作動側に操作して、エア圧タンク1のエ
ア圧がエンジン回転で駆動されるコンプレツサ
(図示せず)の作用によつて上昇するのを待てば
良く、この場合、手動切換弁21を駐車ブレーキ
作動操作すると高圧スイツチ28がオフになるた
め、警報ブザー40の作動は停止する。
尚、上物側の運転席6Bの警報ブザー41は切
換スイツチ29に連動するスイツチ47を介して
エンジンキースイツチ27のオフ側に接続され、
単に切換スイツチ29が駐車ブレーキ解除側(走
行側)のときにエンジンスイツチ27をオフにす
ると作動するだけにすぎず、つまり駐車ブレーキ
の掛け忘れのみを警報するようになつているが、
既述の台車側警報回路の適用はもちろん可能であ
る。
換スイツチ29に連動するスイツチ47を介して
エンジンキースイツチ27のオフ側に接続され、
単に切換スイツチ29が駐車ブレーキ解除側(走
行側)のときにエンジンスイツチ27をオフにす
ると作動するだけにすぎず、つまり駐車ブレーキ
の掛け忘れのみを警報するようになつているが、
既述の台車側警報回路の適用はもちろん可能であ
る。
(考案の効果)
以上要するにこの考案によれば、駐車ブレーキ
掛け忘れ警報と作動圧供給源の低圧警報とに対す
る運転者の対処の仕方が駐車ブレーキを掛けると
いう点で共通することから、これらの警報を1個
のブザーによつて行えるようにしたので、警報ブ
ザーの個数が減つて運転車の煩わしさが減少する
と共に、コストの低下も図れるという効果が得ら
れる。
掛け忘れ警報と作動圧供給源の低圧警報とに対す
る運転者の対処の仕方が駐車ブレーキを掛けると
いう点で共通することから、これらの警報を1個
のブザーによつて行えるようにしたので、警報ブ
ザーの個数が減つて運転車の煩わしさが減少する
と共に、コストの低下も図れるという効果が得ら
れる。
第1図はこの考案の実施例を示す概略構成図、
第2図は従来例を示す概略構成図である。 1……エア圧タンク、2……スプリングブレー
キチヤンバ、28……高圧スイツチ、40……警
報ブザー、43……低圧スイツチ、45……リレ
ー。
第2図は従来例を示す概略構成図である。 1……エア圧タンク、2……スプリングブレー
キチヤンバ、28……高圧スイツチ、40……警
報ブザー、43……低圧スイツチ、45……リレ
ー。
Claims (1)
- 警報ブザーの駆動回路に駐車ブレーキ作動部へ
の作動圧の供給を感知してオンになる高圧スイツ
チを設ける一方、作動圧供給源の圧力が所定値以
下になるとオンになる低圧スイツチと、エンジン
キースイツチをオンにすると警報ブザーの駆動回
路と低圧スイツチ側の回路を直列に接続するリレ
ーとを設けたことを特徴とする車両の駐車ブレー
キ警報回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2675886U JPH041009Y2 (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2675886U JPH041009Y2 (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62137864U JPS62137864U (ja) | 1987-08-31 |
JPH041009Y2 true JPH041009Y2 (ja) | 1992-01-14 |
Family
ID=30828139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2675886U Expired JPH041009Y2 (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH041009Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-02-26 JP JP2675886U patent/JPH041009Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62137864U (ja) | 1987-08-31 |
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