JPH0223453Y2 - - Google Patents
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- JPH0223453Y2 JPH0223453Y2 JP7017584U JP7017584U JPH0223453Y2 JP H0223453 Y2 JPH0223453 Y2 JP H0223453Y2 JP 7017584 U JP7017584 U JP 7017584U JP 7017584 U JP7017584 U JP 7017584U JP H0223453 Y2 JPH0223453 Y2 JP H0223453Y2
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 5
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈技術分野〉
本考案は車高を任意に変更できるようにした車
高調整式自動車の走行制御装置に関するものであ
る。
高調整式自動車の走行制御装置に関するものであ
る。
〈従来技術〉
エアサスペンシヨンを備えたバスあるいはトラ
クタ等では、乗客の乗降性を向上させるために、
あるいは、トレーラとの連結作業性を向上させる
ために車高を任意に変更できるようにすることが
ある。又、このような従来の車高調整装置として
は、例えば実公昭53−41208号公報に記載された
ようなものがある。
クタ等では、乗客の乗降性を向上させるために、
あるいは、トレーラとの連結作業性を向上させる
ために車高を任意に変更できるようにすることが
ある。又、このような従来の車高調整装置として
は、例えば実公昭53−41208号公報に記載された
ようなものがある。
これは第4図及び第5図に示すように構成され
ており、エアタンク1と空気ばね2とを連通させ
る空気通路を、レベリングバルブ3及び切換弁4
を備えた空気通路と、前記レベリングバルブ3を
バイパスする切換弁6及び前記切換弁4によつて
形成された空気通路とで構成することにより、車
高を自動的に所定値に保持させ、あるいは手動で
任意に変更できるようにしていた。
ており、エアタンク1と空気ばね2とを連通させ
る空気通路を、レベリングバルブ3及び切換弁4
を備えた空気通路と、前記レベリングバルブ3を
バイパスする切換弁6及び前記切換弁4によつて
形成された空気通路とで構成することにより、車
高を自動的に所定値に保持させ、あるいは手動で
任意に変更できるようにしていた。
このように車高の自動調節と車高の変更とを任
意に切換制御できるようにした場合は、従来同様
に車重に関係なく車高を所定値に保持させつつ、
必要に応じて車高を変更できるので積荷の積卸
し、乗客の乗降を容易化できる。又、エアサスペ
ンシヨンを備えたトラクタに適用した場合には、
高さの異なるトレーラとの連結作業性を向上でき
る等の利点がある。
意に切換制御できるようにした場合は、従来同様
に車重に関係なく車高を所定値に保持させつつ、
必要に応じて車高を変更できるので積荷の積卸
し、乗客の乗降を容易化できる。又、エアサスペ
ンシヨンを備えたトラクタに適用した場合には、
高さの異なるトレーラとの連結作業性を向上でき
る等の利点がある。
しかしながら、従来では手動による車高の変更
状態でも通常の走行が可能であつたために、切換
弁6を通常の走行位置(自動調整位置)に戻し忘
れたままで自動車を道路での走行に供してしまう
可能性があるというような問題点があつた。
状態でも通常の走行が可能であつたために、切換
弁6を通常の走行位置(自動調整位置)に戻し忘
れたままで自動車を道路での走行に供してしまう
可能性があるというような問題点があつた。
〈考案の目的〉
本考案は、このような実状に鑑みてなされたも
のであつて、車高の自動調整機能及び車高の変更
機能に支障を与えることなく車高の変更状態で自
動車が通常の走行に供されることを防止すること
を目的としている。
のであつて、車高の自動調整機能及び車高の変更
機能に支障を与えることなく車高の変更状態で自
動車が通常の走行に供されることを防止すること
を目的としている。
〈考案の構成〉
斯る目的を達成するために本考案では、車重に
応じて空気ばねの空気圧力を調整して車高を所定
値に保持させるレベリング通路が開通していると
き以外は自動車の機関の回転を制限する機関制限
手段を設けることにより、車高の標準位置より高
くし、あるいは低くしているときは通常の走行を
不可能にして例えば構内での移動等のみを可能と
するようにしている。
応じて空気ばねの空気圧力を調整して車高を所定
値に保持させるレベリング通路が開通していると
き以外は自動車の機関の回転を制限する機関制限
手段を設けることにより、車高の標準位置より高
くし、あるいは低くしているときは通常の走行を
不可能にして例えば構内での移動等のみを可能と
するようにしている。
〈実施例〉
以下に本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すものであり、
車載したエアタンク10にはレベリングバルブ1
1を介装したレベリング通路12の上流端を接続
すると共に、このエアタンク10と手動で切換操
作される切換弁13の入力ポート13aを給気通
路14を介して接続している。又、前記切換弁1
3の出力ポート13bには図示しない車体フレー
ムと車軸とを結合する空気ばね15を接続し、前
記レベリング通路12の下流端を前記切換弁13
の制御ポート13cに接続している。
車載したエアタンク10にはレベリングバルブ1
1を介装したレベリング通路12の上流端を接続
すると共に、このエアタンク10と手動で切換操
作される切換弁13の入力ポート13aを給気通
路14を介して接続している。又、前記切換弁1
3の出力ポート13bには図示しない車体フレー
ムと車軸とを結合する空気ばね15を接続し、前
記レベリング通路12の下流端を前記切換弁13
の制御ポート13cに接続している。
上記切換弁13は、そのコントロールレバー1
3dを第1図に実線で示す走行位置にシフトする
と空気ばね15がレベリング通路12のみを介し
てエアタンク10に連通保持し、コントロールレ
バー13dを第1図中右側に大きく揺動させて上
げ位置にシフトすると空気ばね15が給気通路1
4のみを介してエアタンク10に連通保持させ
る。又、コントロールレバー13dを第1図で左
側に大きく揺動操作して下げ位置にシフトする
と、空気ばね15とエアタンク10との連通が遮
断されてこの空気ばね15が切換弁13の排気ポ
ート13eを介して大気に開放され、しかも、左
右中間の固定位置にシフトすると空気ばね15を
いずれの通路とも切離して密閉するように構成し
ている。
3dを第1図に実線で示す走行位置にシフトする
と空気ばね15がレベリング通路12のみを介し
てエアタンク10に連通保持し、コントロールレ
バー13dを第1図中右側に大きく揺動させて上
げ位置にシフトすると空気ばね15が給気通路1
4のみを介してエアタンク10に連通保持させ
る。又、コントロールレバー13dを第1図で左
側に大きく揺動操作して下げ位置にシフトする
と、空気ばね15とエアタンク10との連通が遮
断されてこの空気ばね15が切換弁13の排気ポ
ート13eを介して大気に開放され、しかも、左
右中間の固定位置にシフトすると空気ばね15を
いずれの通路とも切離して密閉するように構成し
ている。
又、前記コントロールレバー13dが走行位置
以外にあるときにオンする車高検出スイツチ16
を設け、このスイツチ16を介して常閉のリレー
17をバツテリ18に接続している。そして、図
示しない機関の回転制御レバー19を揺動させる
エアシリンダ20と前記エアタンク10とを前記
リレー17によつて制御されるソレノイドバルブ
21を介して接続することにより、車高検出スイ
ツチ16がオンとなつてリレー17が励磁される
と、ソレノイドバルブ21への通電を遮断してエ
アシリンダ20をエアタンク10から切離すと共
に、このエアシリンダ20を大気に開放して前記
回転制御レバー19を低速側ストツパ22に当接
するまで揺動させるようにしている。23は回転
制御レバー19の高速側ストツパ、24は車高検
出スイツチ16を介してバツテリ18に接続され
た確認灯である。
以外にあるときにオンする車高検出スイツチ16
を設け、このスイツチ16を介して常閉のリレー
17をバツテリ18に接続している。そして、図
示しない機関の回転制御レバー19を揺動させる
エアシリンダ20と前記エアタンク10とを前記
リレー17によつて制御されるソレノイドバルブ
21を介して接続することにより、車高検出スイ
ツチ16がオンとなつてリレー17が励磁される
と、ソレノイドバルブ21への通電を遮断してエ
アシリンダ20をエアタンク10から切離すと共
に、このエアシリンダ20を大気に開放して前記
回転制御レバー19を低速側ストツパ22に当接
するまで揺動させるようにしている。23は回転
制御レバー19の高速側ストツパ、24は車高検
出スイツチ16を介してバツテリ18に接続され
た確認灯である。
上記のように構成されたエアサスペンシヨン装
置において、通常はコントロールレバー13dを
第1図に実線で示す走行位置に保持させる。する
と、出力ポート13bが制御ポート13cに連通
保持される。すると、エアタンク10の圧縮空気
がレベリングバルブ11を備えたレベリング通路
12を介して空気ばね15に供給されるので、車
重に応じて空気ばね15に供給される空気の圧力
が自動調整されて車高が所定値に保持される。
置において、通常はコントロールレバー13dを
第1図に実線で示す走行位置に保持させる。する
と、出力ポート13bが制御ポート13cに連通
保持される。すると、エアタンク10の圧縮空気
がレベリングバルブ11を備えたレベリング通路
12を介して空気ばね15に供給されるので、車
重に応じて空気ばね15に供給される空気の圧力
が自動調整されて車高が所定値に保持される。
車高を上昇させようとするときは、コントロー
ルレバー13dを第1図中右側に大きく揺動させ
て同図に破線で示す上げ位置に切換操作する。す
ると、出力ポート13bと制御ポート13cとの
連通が遮断されて出力ポート13bが入力ポート
13aに連通される。従つて、車重に関係なく空
気ばね15に圧縮空気が強制的に供給され、空気
ばね15が伸長して車高が高くなる。
ルレバー13dを第1図中右側に大きく揺動させ
て同図に破線で示す上げ位置に切換操作する。す
ると、出力ポート13bと制御ポート13cとの
連通が遮断されて出力ポート13bが入力ポート
13aに連通される。従つて、車重に関係なく空
気ばね15に圧縮空気が強制的に供給され、空気
ばね15が伸長して車高が高くなる。
車高を低下させるときは、コントロールレバー
13dを第1図中左側に大きく揺動させて下げ位
置に切換操作する。すると、今度は出力ポート1
3bが排気ポート13eに切換接続されるので空
気ばね15の圧縮空気が切換弁13の排気ポート
13eから大気中に放出される。この結果、空気
ばね15の内圧が低下し、この空気ばね15が短
縮して車高が低くなる。
13dを第1図中左側に大きく揺動させて下げ位
置に切換操作する。すると、今度は出力ポート1
3bが排気ポート13eに切換接続されるので空
気ばね15の圧縮空気が切換弁13の排気ポート
13eから大気中に放出される。この結果、空気
ばね15の内圧が低下し、この空気ばね15が短
縮して車高が低くなる。
上記実施例では上げ、下げ両方のレバー位置を
設けているが、走行高さを基準として車高を上げ
るか下げるかの一方のみが必要で他方を必要とし
ない場合は他方のレバー位置を省略し、コントロ
ールレバー13dを走行位置に操作することでレ
ベリングバルブ11を作動させてを標準高さに復
元させることもできる。
設けているが、走行高さを基準として車高を上げ
るか下げるかの一方のみが必要で他方を必要とし
ない場合は他方のレバー位置を省略し、コントロ
ールレバー13dを走行位置に操作することでレ
ベリングバルブ11を作動させてを標準高さに復
元させることもできる。
尚、コントロールレバー13dを走行位置と上
昇位置又は下げ位置との間の固定位置に切換操作
したときは、出力ポート13bがいずれのポート
にも連通されず、空気ばね15が密閉されるので
車高が変化しないことは詳述するまでもないが、
必ずしも固定位置を設定する必要性はない。
昇位置又は下げ位置との間の固定位置に切換操作
したときは、出力ポート13bがいずれのポート
にも連通されず、空気ばね15が密閉されるので
車高が変化しないことは詳述するまでもないが、
必ずしも固定位置を設定する必要性はない。
又、上記のようなコントロールレバー13dに
よる空気ばねの作動パターンの切換制御に際し
て、コントロールレバー13dが走行位置以外の
位置に切換操作されたときは車高検出スイツチ1
6がオンして確認灯24を点灯作動させ、同時に
リレー17を励磁させる。すると、ソレノイドバ
ルブ21への通電が遮断されてエアシリンダ20
をエアタンク10から切離すと共に、このエアシ
リンダ20を大気に開放させる。従つて、切換弁
13のコントロールレバー13dが走行位置以外
の位置にあるときはエアシリンダ20のピストン
20aがスプリング20bによつて図中右側に押
寄せられて低速側ストツパ22に当接保持され
る。このために、コントロールレバー13dが走
行位置にないとき、つまり、車高を人為的に変更
しているときは機関の最高回転数を規制する回転
制御レバー19が低速側に切換保持されるため、
例えばアクセルペダルを大きく踏込もうとも機関
の回転数が所定値より高くならず、通常の走行が
阻止されて低速での移動のみが可能となる。
よる空気ばねの作動パターンの切換制御に際し
て、コントロールレバー13dが走行位置以外の
位置に切換操作されたときは車高検出スイツチ1
6がオンして確認灯24を点灯作動させ、同時に
リレー17を励磁させる。すると、ソレノイドバ
ルブ21への通電が遮断されてエアシリンダ20
をエアタンク10から切離すと共に、このエアシ
リンダ20を大気に開放させる。従つて、切換弁
13のコントロールレバー13dが走行位置以外
の位置にあるときはエアシリンダ20のピストン
20aがスプリング20bによつて図中右側に押
寄せられて低速側ストツパ22に当接保持され
る。このために、コントロールレバー13dが走
行位置にないとき、つまり、車高を人為的に変更
しているときは機関の最高回転数を規制する回転
制御レバー19が低速側に切換保持されるため、
例えばアクセルペダルを大きく踏込もうとも機関
の回転数が所定値より高くならず、通常の走行が
阻止されて低速での移動のみが可能となる。
尚、この場合は確認灯24が点灯作動するので
機関の故障と誤認するおそれはない。又、コント
ロールレバー13dを走行位置に戻すと、車高検
出スイツチ16がオフしてリレー17が復帰し、
これにともなつてソレノイドバルブ21への通電
が復帰する。すると、エアタンク10の圧縮空気
がエアシリンダ20に供給され、スプリング20
bの付勢力によつてピストン20aが図中左側に
移動して回転制御レバー19を高速側ストツパ2
3に当接する位置まで移動させるため、機関の回
転数の最高値が通常のとおりに復帰して通常の走
行を可能とする。
機関の故障と誤認するおそれはない。又、コント
ロールレバー13dを走行位置に戻すと、車高検
出スイツチ16がオフしてリレー17が復帰し、
これにともなつてソレノイドバルブ21への通電
が復帰する。すると、エアタンク10の圧縮空気
がエアシリンダ20に供給され、スプリング20
bの付勢力によつてピストン20aが図中左側に
移動して回転制御レバー19を高速側ストツパ2
3に当接する位置まで移動させるため、機関の回
転数の最高値が通常のとおりに復帰して通常の走
行を可能とする。
上記実施例ではコントロールレバー13dの位
置によつて機関の回転数を一義的に制限するよう
にしているが、変速機の状態に応じてこの回転数
の制限を補正することもできる。
置によつて機関の回転数を一義的に制限するよう
にしているが、変速機の状態に応じてこの回転数
の制限を補正することもできる。
即ち、第2図に示す実施例では変速機が前進1
段、中立又は後退のいずれかにシフトされている
ときにオンとなる変速機スイツチ25を設け、こ
の変速機スイツチ25を前記リレー17の出力と
ともにソレノイドバルブ21に供給している。
段、中立又は後退のいずれかにシフトされている
ときにオンとなる変速機スイツチ25を設け、こ
の変速機スイツチ25を前記リレー17の出力と
ともにソレノイドバルブ21に供給している。
従つて、この実施例においては、変速機が前進
2速以上の走行位置にシフトされており、しか
も、切換弁13のコントロールレバー13dが走
行位置以外の位置に操作されているときにのみソ
レノイドバルブ21が作動してエアシリンダ20
をエアタンク10から切離して大気に開放するた
め、回転制御レバー19が低速側ストツパ22に
当接保持されて機関の回転数が例えばアイドリン
グ回転数に制限されるが、コントロールレバー1
3dが走行位置にあるか、又は変速機が前進1
段、中立又は後退位置のいずれかに操作されてい
るかの少なくとも一方の条件を満足しているとき
はソレノイドバルブ21がエアシリンダ20をエ
アタンク10に連通保持させるので回転制御レバ
ー19が高速側ストツパ23に当接保持される。
このために、車高を変更した状態での通常の走行
な不可能になるが、例えば、セミトラクタとトレ
ーラとの連結及び切離し作業又は脱着ボデイ付車
両のボデイ着脱作業を行なう場合のように低速で
の車両の移動は可能となる。
2速以上の走行位置にシフトされており、しか
も、切換弁13のコントロールレバー13dが走
行位置以外の位置に操作されているときにのみソ
レノイドバルブ21が作動してエアシリンダ20
をエアタンク10から切離して大気に開放するた
め、回転制御レバー19が低速側ストツパ22に
当接保持されて機関の回転数が例えばアイドリン
グ回転数に制限されるが、コントロールレバー1
3dが走行位置にあるか、又は変速機が前進1
段、中立又は後退位置のいずれかに操作されてい
るかの少なくとも一方の条件を満足しているとき
はソレノイドバルブ21がエアシリンダ20をエ
アタンク10に連通保持させるので回転制御レバ
ー19が高速側ストツパ23に当接保持される。
このために、車高を変更した状態での通常の走行
な不可能になるが、例えば、セミトラクタとトレ
ーラとの連結及び切離し作業又は脱着ボデイ付車
両のボデイ着脱作業を行なう場合のように低速で
の車両の移動は可能となる。
第3図は前記車高検出スイツチ16とリレー1
7と変速機スイツチ25との具体的な接続状態を
示す回路図であり、変速機スイツチ25は変速機
が前進1速の状態に操作されたときにオンとなる
1速検出スイツチ25aと、変速機が中立状態に
操作されたときにオンとなる中立検出スイツチ2
5bと、変速機が後退状態に操作されたときにオ
ンとなる後退検出スイツチ25cとを備えてな
り、これらのスイツチ25a,25b,25cを
前記リレー17の接点と並列に接続することによ
り、切換弁13のコントロールレバー13dが走
行位置にある(車高が所定値に自動調整されてい
る)か、あるいは、変速機が前進1速、中立、後
退のいずれかにあるときにのみソレノイドバルブ
21を介してエアシリンダ20に圧縮空気を供給
し続けて回転数の制限を解除するようにしてい
る。尚、第3図中、25d,25eは誤動作を防
止するためのダイオード、25fは補助スタータ
スイツチである。
7と変速機スイツチ25との具体的な接続状態を
示す回路図であり、変速機スイツチ25は変速機
が前進1速の状態に操作されたときにオンとなる
1速検出スイツチ25aと、変速機が中立状態に
操作されたときにオンとなる中立検出スイツチ2
5bと、変速機が後退状態に操作されたときにオ
ンとなる後退検出スイツチ25cとを備えてな
り、これらのスイツチ25a,25b,25cを
前記リレー17の接点と並列に接続することによ
り、切換弁13のコントロールレバー13dが走
行位置にある(車高が所定値に自動調整されてい
る)か、あるいは、変速機が前進1速、中立、後
退のいずれかにあるときにのみソレノイドバルブ
21を介してエアシリンダ20に圧縮空気を供給
し続けて回転数の制限を解除するようにしてい
る。尚、第3図中、25d,25eは誤動作を防
止するためのダイオード、25fは補助スタータ
スイツチである。
上記実施例では機関の最高回転数を制限して自
動車の通常の走行を阻止するようにしているが、
機関の負荷を制限することで通常走行を阻止させ
ることもできる。
動車の通常の走行を阻止するようにしているが、
機関の負荷を制限することで通常走行を阻止させ
ることもできる。
尚、本実施例では手動の一個の切換弁を設けた
回路を説明したが、車高を変更するものであれば
いかなる回路構成のものにも適用できることは当
然である。
回路を説明したが、車高を変更するものであれば
いかなる回路構成のものにも適用できることは当
然である。
〈考案の効果〉
以上説明したように本考案によれば、車高の変
更状態では通常の走行ができないように機関の回
転(回転数又は負荷)を制限するため、従来のよ
うに切換弁のコントロールレバーを戻し忘れたま
まで路上に出てしまうというような不都合がなく
なり、車高調整式自動車の安全性をより向上でき
る。
更状態では通常の走行ができないように機関の回
転(回転数又は負荷)を制限するため、従来のよ
うに切換弁のコントロールレバーを戻し忘れたま
まで路上に出てしまうというような不都合がなく
なり、車高調整式自動車の安全性をより向上でき
る。
第1図は本考案の一実施例の概略構成図、第2
図は本考案の他の実施例の概略構成図、第3図は
同じく車高検出スイツチと変速機スイツチとの具
体的な接続状態を例示する電気回路図、第4図及
び第5図は従来例の概略回路図である。 10……エアタンク、11……レベリングバル
ブ、12……レベリング通路、13……切換弁、
13e……排気ポート、14……給気通路、15
……空気ばね、16……車高検出スイツチ、17
……リレー、18……バツテリ、19……回転制
御レバー、20……エアシリンダ、21……ソレ
ノイドバルブ、22……低速側ストツパ、23…
…高速側ストツパ、24……確認灯、25……変
速機スイツチ。
図は本考案の他の実施例の概略構成図、第3図は
同じく車高検出スイツチと変速機スイツチとの具
体的な接続状態を例示する電気回路図、第4図及
び第5図は従来例の概略回路図である。 10……エアタンク、11……レベリングバル
ブ、12……レベリング通路、13……切換弁、
13e……排気ポート、14……給気通路、15
……空気ばね、16……車高検出スイツチ、17
……リレー、18……バツテリ、19……回転制
御レバー、20……エアシリンダ、21……ソレ
ノイドバルブ、22……低速側ストツパ、23…
…高速側ストツパ、24……確認灯、25……変
速機スイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車重に応じて空気ばねの内部圧力を調整して
車高を所定値に保持させるレベリング通路と、
エアタンクの空気を前記空気ばねに強制的に供
給して車高を高くする給気通路と、前記空気ば
ねの空気を大気中に排出して車高を低くする排
気通路と、前記空気ばねを前記レベリング通
路、給気通路又は排気通路に選択接続する切換
弁とを備えた車高調整式の自動車において、前
記切換弁の切換状態を検出する車高検出手段
と、該車高検出手段を介して切換弁がレベリン
グ通路を開通していないことを検出したときに
自動車の機関の回転を制限する機関制限手段を
設けたことを特徴とする車高調整式自動車の走
行制御装置。 (2) 機関制限手段は、変速機が通常走行位置にシ
フトされているときにのみ作動可能であること
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
記載の車高調整式自動車の走行制限装置。 (3) 機関制限手段は、機関の最高回転数を制限す
るものであることを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項又は第2項に記載の車高調整式
自動車の走行制御装置。 (4) 車高検出手段は、切換弁がレベリング通路を
開通していることを確認する確認灯を作動させ
るものであることを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項乃至第3項のいずれか1つに記
載の車高調整式自動車の走行制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7017584U JPS60182246U (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 車高調整式自動車の走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7017584U JPS60182246U (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 車高調整式自動車の走行制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60182246U JPS60182246U (ja) | 1985-12-03 |
JPH0223453Y2 true JPH0223453Y2 (ja) | 1990-06-26 |
Family
ID=30606538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7017584U Granted JPS60182246U (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 車高調整式自動車の走行制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60182246U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011131694A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Toyota Industries Corp | 無人搬送車における荷台支持装置及び荷台支持方法 |
-
1984
- 1984-05-14 JP JP7017584U patent/JPS60182246U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011131694A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Toyota Industries Corp | 無人搬送車における荷台支持装置及び荷台支持方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60182246U (ja) | 1985-12-03 |
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