JPH0410063B2 - - Google Patents

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JPH0410063B2
JPH0410063B2 JP58156776A JP15677683A JPH0410063B2 JP H0410063 B2 JPH0410063 B2 JP H0410063B2 JP 58156776 A JP58156776 A JP 58156776A JP 15677683 A JP15677683 A JP 15677683A JP H0410063 B2 JPH0410063 B2 JP H0410063B2
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squeegee
emulsion
printing plate
screen printing
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/12Production of screen printing forms or similar printing forms, e.g. stencils
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/16Coating processes; Apparatus therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/136Coating process making radiation sensitive element

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Screen Printers (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Printing Methods (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔本発明の技術分野〕 本発明はスクリーン印版への乳剤の塗布方法及
びその塗布装置に係り、スクリーン印刷に使用さ
れるスクリーン印版に感光性材料となる乳剤を塗
布するに際し、塗布面全体が均一塗膜厚となるよ
うにすると共に、印刷時におけるインク塗布面が
わは薄く、印刷面がわは厚くできるようにした乳
剤の塗布方法及び塗布装置に関するものである。
〔従来技術の背景とその問題点〕
従来、この種のスクリーン印刷用の平板状スク
リーン印版に乳剤を塗布するには、所定のメツシ
ユを有している絹、ポリエステル、ナイロン繊維
等を網目状に織成したスクリーン材の周囲を枠組
みして成るスクリーン印版に、バケツト状のスキ
ージの前縁を当接状となして上下に摺動させるこ
とで行なつている。その際、スキージの移動を手
作業にて行なうとすると、熟練を要し、均一な塗
膜厚とすることは極めて困難であつた。これを解
消すべくスキージを機械的に移動させることで行
なうように種々の装置が提案され、そのうち一つ
として特開昭56−69636号公報に係るプリント用
スクリーンの塗布方法及びその装置がある。これ
は、スクリーン印版の片側あるいは両側から塗布
するに際し、スクリーン印版の両側に配置したス
キージをスクリーン材面に当接させるまで前進さ
せ、かつ傾斜させた状態となし、スキージ前縁か
ら乳剤が流れ出されるようにしておいて、スクリ
ーン印版あるいはスキージを昇降させるものとし
ている。これによると、スキージ前縁から乳剤を
自然流下させるから、スキージが上昇するような
状態ではスキージ前縁が半ば掻き取ることになる
が故に均一な塗膜厚と成すことができても、スキ
ージが下降するような状態(特に厚い塗付けを必
要とする場合に行なわれる)ではこれがなくスキ
ージ下面へ流れ込みかつ流下塗布量が一定しない
から塗膜厚は極めて不均一となるものであつた。
また、これに関連して、両側から同時に下方から
塗布するとしても、スクリーン印版とスキージ前
縁との間隔が広くならなければ、当接状態でのそ
れを繰り返しても、結局は、乳剤の塗膜を厚くす
ることはできず、特に印刷面がわのみに厚さが必
要とされても、これに対処できないものであつ
た。更に、スクリーン印版両側に配置されるスキ
ージは、1個のシリンダによつて対称的に同期し
て前進、後退するようになつているから、同時に
両側を塗布する場合はともかくとして片側のみを
塗布する場合は第二のスキージの代りに棒または
ローラを用いることになり、その交換は煩らわし
く、両側塗布から片側塗布への、また、逆への連
続的な自動化作業の移行は極めて固難であつた。
一方、スクリーン印版を使用しての印刷時ではイ
ンク塗布面がわは薄く、印刷面がわは厚くした乳
剤の塗布厚とすることが美麗な印刷を施すのに要
求されることであるにもかかわらず、上記の従来
装置では前述の如き作業上の煩わしさからそれに
応えるにも困難であつた。しかも、スキージを前
後に進退させるため、スキージを支持している傾
斜用アームが軸支された前後のスライドをレール
の中で案内摺動させる一方、スキージを傾斜させ
るためのピストン自体がスライドの進退に伴ない
揺動するものとしてあるから、スライドの前進終
了後でスキージを傾斜させるためのピストンの正
確な進退動の調整は困難であると共に、スライド
をレール内に設定するのも両倒で、いずれにして
もその調整が面倒である複雑な構成を有してい
た。
〔発明の目的〕
本発明は、かかる従来方法及び装置における諸
欠点に鑑み創出されたもので、スクリーン印版両
側に配置されるスキージを一方は乳剤塗布用、他
方は乳剤掻き取り回収用として各別に進退させ、
また塗布用のそれのみを傾斜動なし得るように
し、スキージを上昇させるときでのみ流下塗布す
るも、スクリーン材の網目内への乳剤の平均した
塗り込み及び回収を図り、塗布状態が全面にわた
つて一層完全な均一塗膜厚となるようにすると共
に、印刷時におけるインク塗布面がわは薄く、印
刷面がわは厚くすることで美麗な印刷を施すこと
ができるようにした塗布方法及び塗布装置を提供
することを目的とする。
〔発明の概要〕
上述した目的を構成するため、本発明による塗
布方法は、平板状スクリーン印版を立脚状に基台
に支持し、スクリーン印版両側にスキージを昇降
自在に配置しておき、スキージを各別に作動させ
てスクリーン材面に対して乳剤を塗布する塗布方
法において、スクリーン印版のインク塗布面がわ
からスキージを当接させて乳剤を塗布する第1工
程と、前後の高さが互いに異なる一対のスキージ
をスクリーン材面に対し両側から押圧させない状
態で当接させ、一方のスキージは乳剤を塗布し、
他方のスキージは乳剤を掻き取り回収する第2工
程と、スクリーン印版におけるインク塗布面がわ
から印刷面がわへ乳剤を押し出すように片側から
スキージにて適数回塗布する第3工程とを順次行
なうことに存し、この方法を実施するための塗布
装置は、ベース左右に相対峙した左右側壁を立設
し、構枠して成る基台と、平板状スクリーン印版
を立脚状に支持するクランプを有する支持機構
と、スクリーン印版の前後両側に前縁の高さが異
なるように夫々配置した塗布用、回収用スキージ
をスクリーン材面に沿つて昇降させるスキージ昇
降機構と、塗布用スキージの上昇時はスクリーン
材面にスキージを前進させ、その前縁を当接、傾
斜させた状態とする一方、回収用スキージの上昇
時はスクリーン材面に当接させないか、あるいは
スクリーン材面にスキージを前進させ、その前縁
を当接させるも傾斜させていない状態となし、両
スキージの下降時はスキージを水平復帰させ、後
退させることで、スクリーン材面から離反させる
ようにした個別のスキージ作動機構と、スキージ
の昇降、スキージ夫々に対しての各別の前進、傾
斜、水平復帰、非傾斜、後退を制御することで、
塗布用スキージでは乳剤の塗布を、回収用スキー
ジでは乳剤の回収を行なわせる制御機構とを有す
ることに存するものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面に従い説明す
ると次の通りである。
図において示される符号10は基台であり、第
3図に示すように、アジヤスタ15によつて水平
調整されて配置されるベース11の左右に、相対
峙した左右側壁12,13を立設し、左右側壁1
2,13相互間に上壁14を架設することで構成
して成る。図示のように、左側壁12前面には後
述するように制御機構70による各制御をあらか
じめ設定させる操作パネル72,73を取付け、
また下部内にはスキージ昇降機構40の駆動源で
ある昇降モータ41が収納されている。
この基台10における左右側壁12,13相互
間の作業空間部には、所定のメツシユを有してい
る絹、ポリエステル、ナイロン繊維等を網目状に
織成したスクリーン材Mの周囲を枠P組して成る
スクリーン印版Sをセツトし、これSに感光性液
状材料である乳剤Dを塗布させるための支持機構
20、スキージ昇降機構40、スキージ作動機構
50A,50Bが夫々組込まれる。
支持機構20は、第3図に示すようにスクリー
ン印版Sを支持するクランプ23を有するクラン
プ固定バー21,22を前記左右側壁12,13
上部相互間及びベース11に立設したスタンド相
互間に水平方向に架設して成り、特に、上部のク
ランプ固定バー21は上下方向での架設位置を摺
動自在に調整可能として、スクリーン印版Sの大
小に対応可能なものとしてある。クランプ固定バ
ー21,22に固着してある適数個のクランプ2
3は、スクリーン印版Sの枠Pを握持するよう、
挾着シリンダ作動式、挾着ねじ止め式その他の適
宜な挾着構造のものとし、スクリーン印版Sの迅
速かつ確実な着脱セツトを図る。
このようにして、スクリーン印版Sの保持状態
にあつて、スキージ昇降機構40、スキージ作動
機構50A,50Bにより、スクリーン印版Sの
片側から乳剤Dを塗布する第1工程、スクリーン
印版Sの一側面では乳剤Dを塗布し、他側面では
掻き取り回収する第2工程、印刷時においてのイ
ンク塗布面がわから印刷面がわへ乳剤Dを押し出
すようにして適数回塗布する第3工程とを順次行
なうことで、スクリーン材M面に乳剤Dが塗布さ
れる。
スキージ昇降機構40は、スクリーン印版Sの
前後両側に配置したバケツト状の塗布用、回収用
スキージ35A,35Bをスクリーン材M面に沿
つて昇降させるもので、具体的には、乳剤Dの塗
布用スキージ35A,乳剤Dの掻き取り回収用ス
キージ35Bが着脱自在に取付けられる支持バー
55A,55Bを左右側壁12,13内側で左右
に対峙状に配設したユニツト45相互間に架設
し、ユニツト45を、左右側壁12,13内夫々
で駆動循環されるチエーン44に連繋すると共に
左右側壁12,13内に立設させたガイド42に
沿うガイドコロ47を介して昇降させるようにし
たものである。すなわち、左右側壁12,13内
夫々に立設させたガイド42の上下にスプロケツ
トホイール43を軸支し、左側壁12下部内に収
納した前記昇降モータ41にてスプロケツトホイ
ール43に掛巡させたチエーン44を駆動循環さ
せることで、ユニツト45を昇降させる。このと
きのユニツト45の昇降範囲は、支持機構20に
支持セツトされたスクリーン印版Sの上下間隔内
で行われればよいから、それに対応した位置での
左右側壁12,13内側の上下部に、ユニツト4
5が当接することで昇降モータ41の駆動を
OFFさせる上・下限リミツトスイツチ48を付
設してある。ユニツト45とチエーン44とは、
第6図に示すように、ガイド42裏側で掛巡され
るチエーン44に、ユニツト45裏側に突設した
連繋部46にて固定することで連繋してある。そ
して、連繋部46には、ガイド42前後縁に接す
るガイドコロ47を軸支してあり、このガイドコ
ロ47がガイド42に沿つて転動することで、チ
エーン44駆動に伴なうユニツト45の昇降が円
滑に行なわれるようにし、ひいては、スキージ3
5A,35Bによるスクリーン材M面への一定
圧、一定間隔を担保する。なお、ガイド42とガ
イドコロ47との間に緩衝材を介装して衝撃、振
動を吸収するようにしておくとよい。
一方、スキージ作動機構50A,50Bは、塗
布用スキージ35Aの上昇時はスクーン材M面に
スキージ35Aを前進させ、その前縁を当接、傾
斜させた状態とする一方、回収用スキージ35B
の上昇時はスクリーン材M面に当接させないか、
あるいはスクリーン材M面にスキージ35Bを前
進させ、その前縁を当接させるも傾斜させない状
態となし、両スキージ35A,35Bの下降時は
スキージ35A,35Bを水平復帰させ、後退さ
せることでスクリーン材M面から離反させるもの
で、スクリーン印版Sの前後両側に配されたスキ
ージ35A,35Bを各別に作動させるよう、前
後に夫々設けられている。なお、本発明方法にお
いてのスキージ35A,35Bは、スクリーン材
M面に対して同時に作動されるとしても、いずれ
か一方の片側のみから乳剤Dを塗布し、他方の片
側からは乳剤Dを掻き取り回収するよう作動させ
るものであり、塗布するときのスキージ35A,
35Bは前進し、傾斜され、回収するときのスキ
ージ35A,35は前進するも傾斜されないもの
としてある。それ故、スクリーン材Mの両側に配
したスキージ35A,35Bを各別に前進、傾斜
させるようにすることは、支持機構20によつて
支持セツトするときのスクリーン印版Sの表裏面
を特に設定する必要がなくなるから作業性を向上
させる。そればかりでなく、片側から塗布する第
1工程として、反対側からも塗布させるものとす
ることで第2工程、第3工程の実施を一層容易な
ものとする利点があるため、本発明装置にあつて
は、いずれのスキージ35A,35Bを塗布用、
回収用に使用するも可能となるよう、スキージ3
5A,35Bは各別に進退、傾斜できるように構
成してある。
そのため、スキージ作動機構50A,50B
は、前後に対称的に配置構成され、その各別の制
御作動は後述する制御機構70によるものであ
る。
スキージ作動機構50A,50Bの具体的構成
は、左右側壁12,13に沿つて昇降される左右
のユニツト45夫々に前後の傾斜アーム52A,
52Bを揺動自在に軸支し、前記支持バー55
A,55Bを、傾斜アーム52A,52Bに付設
したスライドシヤフト54A,54Bによつて前
後に摺動案内されるように互いに左右で対峙して
いる傾斜アーム52A,52B相互間に架設する
と共に、支持バー55A,55Bには傾斜アーム
52A,52Bに固定した進退動シリンダ57
A,57Bのピストン58A,58Bを、傾斜ア
ーム52A,52Bにはユニツト45に軸支した
傾斜動シリンダ60A,60Bのピストン61
A,61Bを夫々連結して成るものである。
図に示すように、支持バー55A,55Bに取
付けられたスキージ35A,35Bが乳剤Dを塗
布させるときは、スクリーン材M面に対し前進し
てその前縁が当接後、傾斜されると、内部に収容
してある感光性液状材料である乳剤Dを流れ出さ
せ、スクリーン材Mの網目内に塗り込ませるもの
とさせるから、スキージ35A,35B自体が傾
斜されるときはその前縁が軸中心となることが望
ましい。すなわち、スクリーン印版Sの両側前後
において、スクリーン材Mに向かう前進あるいは
後退が迅速且つ円滑に行われるよう水平方向でス
キージ35A,35Bを進退させるべく、支持バ
ー55A,55Bは傾斜アーム52A,52B相
互間に架設されていると共に、傾斜アーム52
A,52B自体の異時的な傾斜動がスキージ35
A,35Bの傾斜動、すなわち前側にあつては後
傾させ、後側にあつては前傾させるよう前進終了
後の前縁位置が左右の傾斜アーム52A,52B
の軸支位置と略同一線上にあるものとされる。そ
のため、支持機構20に支持されたスクリーン印
版Sのスクリーン材Mを中心として前後のスキー
ジ35A,35B及びこれ35A,35Bを作動
させるスキージ作動機構50A,50Bは前述の
如く対称的に配置構成されており、傾斜アーム5
2A,52Bの軸支位置はスクリーン材M面の延
長上のユニツト45部位とされる。
その際、前後に位置する塗布用スキージ35
A、回収用スキージ35Bの前縁は高さが異なら
しめて設定されているように、すなわち、前後の
傾斜アーム52A,52Bの軸支位置の高さを異
ならしめて設置させるべく例えば、段違いの軸支
ピン51等によつてユニツト45における同一沿
直線上で傾斜アーム52A,52B端を軸支する
ことで、スクリーン材M面に対し両側から前進当
接するスキージ35A,35Bは、それらの前縁
の高さが互いに異なり、押圧していないものとさ
れる。
第6図乃至第9図に示すように、傾斜アーム5
2A,52Bにはその前後に相対峙させて一対の
サポート53A,53Bを突設し、このサポート
53A,53B相互間にスライドシヤフト54
A,54Bを架設すると共に、前側のサポート5
3A,53B下部前方に位置させて水平方向に配
設した進退動シリンダ57A,57B筒前部を固
着してそのピストン58A,58Bをスライドシ
ヤフト54A,54Bに沿つて平行に延ばして先
端を、前記支持バー55A,55B下方に突設し
てあるジヨイント59A,59Bに連結してあ
る。また、傾斜動シリンダ60A,60Bは、傾
斜アーム52A,52B下方で略垂直方向で配設
されており、その筒後部をユニツト45盤面に軸
着すると共にピストン61A,61B先端を傾斜
アーム52A,52Bに連結してある。更に、前
記支持バー55A,55Bは、その両端において
形成してあるボールブツシユ部56A,56Bを
介してスライドシヤフト54A,54Bに嵌合す
ることで、基台10左右においてのユニツト45
に軸支した前後夫々の傾斜アーム52A,52B
相互間に架設される如くなつている。このように
ボールブツシユ部56A,56Bを採用したこと
で、スライドシヤフト54A,54Bに沿つての
支持バー55A,55Bの進退が低摩擦となり、
その動作を極めて円滑なものとし、同時に長尺な
支持バー55A,55Bのブレその他を防止し、
安定作動を担保する。
ここで、このようなスキージ作動機構50A,
50Bの作動を説明すると、後述する制御機構7
0によつてあらかじめ設定された作動順序に従
い、ユニツト45自体が上昇されるときは、それ
以前に、少なくともいずれかの進退動シリンダ5
7A,57Bが作動して支持バー55A,55B
をスライドシヤフト54A,54Bに従い前進さ
せ、第1工程及び第3工程にあつては塗布用スキ
ージ35A前縁のみを、第2工程にあつては回収
用スキージ35B前縁をもスクリーン材M面に当
接させる(第8図参照)。すると、乳剤Dを塗布
させるために傾斜動シリンダ60Aが、場合によ
つては傾斜動シリンダ60Bが作動して傾斜アー
ム52A,52Bをその軸支部位を中心として傾
斜揺動せしめるのに伴ないスキージ35A,35
Bを傾斜させ、その内部に収容してある乳剤Dを
スクリーン材Mに流出させるのである(第9図参
照)。また、ユニツト45自体が下降されるとき
は、それ以前に、傾斜動シリンダ60A,60B
が作動して傾斜アーム52A,52Bを、更には
スキージ35A,35Bを水平復帰させ、次い
で、進退動シリンダ57Aが、場合によつては進
退動シリンダ57Bも作動して支持バー55A,
55B、スキージ35A,35Bを後退させるの
であり、前後においての進退動シリンダ57A,
57Bは同時にあるいは一方のみで、又傾斜動シ
リンダ60A,60Bはいずれか一方のみで作動
される。
このとき、スクリーン材Mへのスキージ35
A,35Bによる押圧力は進退動シンダ57A,
57Bの作動力によつて得られるから、その空気
圧を変更することで簡単に、しかも、前後におい
て各別に調整することができると共に、進退動シ
リンダ57A,57Bは傾斜アーム52A,52
Bに固定することで水平方向で配設されているか
ら、その位置調整、例えば、強制的な外力操作に
よつて若干の配設位置を変更することで、それが
直ちに進退に伴なう押圧力の調整変更に対応した
ものとなり、極めて便利である。また、傾斜アー
ム52A,52Bは、軸支ピン51にて同一位置
でユニツト45に軸支されることで、傾斜動する
ときは軸中心が常に同一の位置となるからスキー
ジ35A,35B自体の傾斜は円滑であり、ひい
ては前進当接したときのスキージ35A,35B
による塗布圧の調整変更もスキージ35A,35
Bが傾斜するときでの軸中心位置及び前縁高さ位
置の相違に関係なく別個に行なえる利点もある。
一方、スキージ35A,35B自体は、第8
図、第9図に示すように、その断面においての前
底壁が傾斜部分、中央部底壁が円弧部分、後底壁
が垂直部分となつているバケツト状に形成されて
いる。そして、後底壁からこれと直交状態で延設
した着脱ベース36A,36Bを、断面角型のパ
イプ状とした支持バー55A,55B上側面に載
置すると共に、ネジ止め式等の適宜な挾着具37
によつて固着されることので、支持バー55A,
55Bに取付けられるものとしてある。このと
き、スクリーン印版Sの両側に配置されるスキー
ジ35A,35B夫々は、一方が他方に対して短
かくされることもよく、そうすることでそれらの
前縁の高さ位置を異ならしめることも可能とな
り、また、通常は、例えば塗布用のそれは回収用
のそれに対して長さ、幅を稍小型のものにしてお
く、勿論、スキージ35A,35B前縁がスクリ
ーン材M面に当接されるから、これMを損傷させ
ないように前縁自体は円弧状に削成されたり、適
当な弾性材料が取付けられたりする。
そして、スキージ昇降機構40によるスキージ
35A,35Bの昇降、スキージ作動機構50
A,50Bによるスキージ35A,35B夫々に
対しての各別の前進、傾斜、水平復帰、非傾斜、
後退を制御する制御機構70があり、電気系、油
空圧系の回路によつて構成されている。第10図
においては、スキージ作動機構50A,50Bに
おける前後左右の計4個の進退動シリンダ57
A,57B、及び前側にあつては後傾させ、後側
にあつては前傾させる前後左右の計4個の傾斜動
シリンダ60A,60B夫々への作動空気圧の供
給、排気、遮断を図るものとし、前側の進退動シ
リンダ57Aと後側のそれ57Bとは、また前側
の傾斜動シリンダ60Aと後側のそれ60Bとは
夫々別個に作動されるよう、各別の系路としてあ
る。なお、図中74は減圧ユニツト、75は切換
弁、76はマフラ、77は減圧弁、78おはスピ
ードコントローラであり、これらの制御は、第3
図に示すように、左側壁12前面に設けられた電
気部操作パネル72、空気圧操作パネル73にお
ける各種のボタン及びダイヤル操作によつて行な
われ、特に、スクリーン材Mへのいずれか片側の
塗布、それの選択及び片側ずつでの両側塗布、一
側面での塗布と他側面での回収、必要な塗膜厚と
するための片側からのみの塗布回数の設定その他
を種々の組合せた自動運転を可能とさせる。
本発明は如上のように構成されており、次にこ
れが使用を、第1図に基づき説明する。先ず、ス
クリーン印版Sを支持機構20におけるクランク
固定バー21,22にクランプ23を介して固定
する。一方、支持バー55Aに取付けた塗布用ス
キージ35A内に乳剤Dを収容しておき、第3工
程における塗布工程回数を操作パネル72,73
の各種ボタン操作によつて設定し、次いで始動ス
イツチ71によつてONさせる。すると、スキー
ジ作動機構50Aにおける進退動シリンダ57A
が作動して支持バー55A、スキージ35Aをス
クリーン材M面に対し前進させてその前縁を当接
させ、その後、傾斜動シリンダ60Aが作動して
前側のそれであれば後傾させるよう傾斜アーム5
2Aを傾斜揺動させることでスキージ35A後部
を上方へ持ち上げ、傾斜させて乳剤Dをスクリー
ン材M面がわへ流出させる。このとき、可変タイ
マーによつてスクリーン材M面に乳剤Dが馴染む
時間を任意に設定できるものとしておく。次い
で、スキージ昇降機構40が作動され、駆動循環
するチエーン44によつてユニツト45を上昇さ
せ、これに伴ない左右のユニツト45相互間に架
設された支持バー55A,55B、更にはスキー
ジ35A,35Bもともに上昇し、上昇しながら
スキージ35Aから流出される乳剤Dがスクリー
ン材M面に塗布される。このとき、他方のスキー
ジ35Bは全く作動していないから、スクリーン
材M面とは離反されたままでこれMに対しては何
らの処理もなしていない。そして、所定位置に至
ると、スキージ35A,35Bの上昇は停止し、
傾斜動シリンダ60Aが再び作動してスキージ3
5Aは水平復帰し、その際、必要とすればそのま
まの状態で上昇させることができ、そうすること
で、スキージ35A内から溢れ出ている乳剤Dを
掻き取り回収することができ、末端部位にあつて
の塗膜厚の不均一さを除去できる。次いで、進退
動シリンダ57Aの作動によつてスキージ35A
を後退させるもので、スキージ昇降機構40が逆
転作動してユニツト45を下降させ、スキージ3
5A,35Bはスクリーン材M面と離反された状
態でそのまま下降し、原位置に復帰し、第1工程
を実施する(第1図1参照)。
すると、今度は、同じく塗布用のスキージ35
Aが進退動シリンダ57A、傾斜動シリンダ60
Aにて前進し、当接、傾斜された状態となる一
方、回収用スキージ35Bが進退動シリンダ57
Bにて前進、当接はするも傾斜されていない状態
となる。そしてスキージ昇降機構40の作動によ
つて、塗布用スキージ35Aではスクリーン材M
の他方がわへ押し出すようにして乳剤Dを塗布す
る一方、回収用スキージ35Bでは押し出された
乳剤Dを掻き取り回収しながら上昇し、特に回収
用がわのスクリーン材M面の塗布厚させを一定な
ものとする。その際、塗布用スキージ35Aと回
収用スキージ35Bとでは上下位置がいずれであ
つてもよく、ただ、後者35Bが前者35Aの下
方に位置することは、この第2工程において実施
される塗布後での塗布膜の一定化を図ることがで
きる。このようにして上昇位置に至ると第1工程
と同様に塗布用スキージ35Aでは水平復帰、後
退し、回収用スキージ35Bでは後退した後、ス
クリーン材M面と離反された状態で下降し、原位
置に復帰することで第2工程が実施される(第1
図2参照)。
なお、この第2工程においては、第1工程にお
いてと同様に塗布用スキージ35Aにて塗布する
場合のみならず、図示を省略したが、回収用スキ
ージ35Bを塗布のために、塗布用スキージ35
Aを回収のために夫々使用すべく、それら35
A,35Bを逆転作動させるよう制御するもよ
い。そうした場合は、スクリーン材M面の両側か
ら乳剤を塗布することになると共に、第1工程に
おいて塗布されたスクリーン材M面が薄い均一塗
膜厚となり、特に第3工程において実施されると
きの印刷面がわの塗膜厚の均一化を図る上に極め
て有効である。
次いで、第1工程と同様に作動させて、塗布用
スキージ35Aのみにてスクリーン印版Sにおけ
るインク塗布面がわから印刷面がわへ乳剤Dを押
し出すように適数回塗布する第3工程を実施する
(第1図3参照)。これは、スキージ35Aをスク
リーン材M面に対し上昇するときは当接、傾斜さ
せ、下降するときは離反、水平復帰させた状態と
して繰り返すものであり、一動作終了毎に塗布工
程終了数をカウントし、所定の塗布回数が終了す
ると自動運転が停止し、作業が完了する。
第2図においては、第1工程中でスクリーン材
M面の片側のみならず、片側への塗布終了後に他
方の側も塗布するようにしたものであり(第2図
1参照)、この場合は回収用スキージ35Bにも
乳剤Dを収容しておき、塗布用スキージ35Aに
よる塗布終了後にこれ35Aは作動させずにスキ
ージ作動機構50Bによつて回収用スキージ35
Bのみを進退動シリンダ57B、傾斜動シリンダ
60Bにてスクリーン材M面に前進させ、当接、
傾斜させ、スキージ昇降機構40にて上昇させる
ことで塗布を行ない、前述と同様にしてスクリー
ンM面から離反させ、下降させるものである。次
いで第2工程、第3工程が実施されるのは前述と
同様である(第2図2,3参図)。このように、
片側ずつ乳剤Dを塗布することで、スクリーン材
Mの両面を乳剤Dにて馴染ませることができると
共に、第2工程において実施される回収用スキー
ジ35Bによる乳剤Dの掻き取り回収に際して、
その前縁がスクリーン材M面に当接摺動するとき
での円滑性を増大させ、それの損傷を防止するの
に極めて有効なものとなる。
図示にあつては、第3工程においてのスクリー
ン材Mのインク塗布面がわに塗布用スキージ35
Aが配置されるようにスクリーン印版Sがセツト
されているも、セツト時にスクリーン印版Sの前
後面を逆にするもよく、その場合は、スキージ3
5A,35Bの使用が逆になるように制御機構7
0によつて制御作動させれば足りるものである。
〔発明の効果〕
上述した本発明によれば、支持機構20によつ
てセツトされたスクリーン印版Sに対し乳剤Dが
収容されたスキージ35A,35Bを前進させ、
その前縁にて適当な押圧力にて当接させた状態で
傾斜させ、そのまま上昇させることで、流出状と
なる乳剤Dがスクリーン材Mの網目内に塗り込ま
れる。このとき、第1工程ではスクリーン材Mの
片側で下方の一方から塗布するからスクリーン材
Mでの塗膜表面には不揃いな凹凸が生じたままで
ある。第2工程が実施されると、塗布用スキージ
35Aによる塗布面がわでは、第1工程において
のスクリーン材Mの塗布面全域にわたつて乳剤が
馴染んでいることと相俟ち、凹凸のない平滑な塗
膜面となし、一方、回収用スキージ35Bが当接
するスクリーン材M面がわでは、こちらがわに押
し出された乳剤Dを薄い均一な塗布膜厚さとな
し、その結果、両側ともに滑らかな表面を有する
塗布膜とすることができる。そして、第3工程が
実施されると、これはスクリーン印版Sにおける
インク塗布面がわから印刷面がわへの乳剤の押し
出しであるから、これが繰り返えされる毎に印刷
面がわの塗膜は次第に厚くなり、所定の厚さとな
るところで終了させればよいものである。
したがつて、従来、スクリーン材M面に対し、
相反する2方向から塗布するとしてもそれは単に
スキージを昇降させることとしているから、特に
塗り下げ時には乳剤自体の粘度、周囲温度その他
の事情から塗布後に垂れ流れるようになつて均一
な塗布膜の形成が著しく困難であつたこと、及び
印刷面がわの塗布膜のみを厚くするのが不可能で
あつたことの難点を確実に解消できる。すなわ
ち、これは、前述のように、スクリーン材Mに塗
布するには塗布用スキージ35A,35Bを上昇
させる場合のみとし、第3工程において最終的に
はスクリーン印版Sにおける印刷面がわのみを厚
くするからであり、しかもその厚さは塗布用スキ
ージ35A,35Bの塗布回数を設定することで
自由に調整できるものである。
それに第2工程において、前後の高さが互いに
異なる一対のスキージ35A,35Bをスクリー
ン材M面に対し両側から押圧させない状態で当接
させ、一方のスキージ35Aは乳剤を塗布し、他
方のスキージ35Bは乳剤を掻き取り回収するよ
うにしたから、スクリーン材Mを一方は乳剤Dの
塗布、他方は乳剤Dの掻き取り回収のためにその
両側からスキージ35A,35B前縁が同時に押
圧させるとしても、上昇時にあつて押圧力が付与
されることでスクリーン材Mを損傷させることも
なく、しかも、適当なテンシヨンを付与すること
で、極めて良好な塗膜面を形成させると共に、互
いに押圧したときでのスクリーン材M面はそれに
伴ない一部において突出されるから、流出する乳
剤Dのスクリーン材Mへの塗り込みを円滑ならし
める。すなわち、スクリーン印版Sにおいての張
設されたスクリーン材M全体の張り強さ(テンシ
ヨン)に強弱があつてもスキージ35A,35B
の前縁相互が上下で互いに反対方向にスクリーン
材Mを押し出すことでその上下間においては常時
一定のテンシヨンとなり、あらかじめ構枠張設さ
れるテンシヨンの強弱による影響が全くなくな
り、一定の塗膜厚を得るのに大きく役立つのであ
る。
スクリーン印版Sの前後両側に配置したスキー
ジ35A,35Bはスキージ作動機構50A,5
0Bによつて、スクリーン材M面への前進、その
前縁を当接させた状態での傾斜、水平復帰、後退
あるいは前進、後退のみを行なわせるも、スキー
ジ35A,35B夫々に対して各別に行わせるか
ら、スクリーン材M面に対しての乳剤Dの塗布、
掻き取り回収させるためにいずれのスキージ35
A,35Bを作動させるかの選択が容易であり、
しかも、いずれか一方のスキージ35A,35B
を取外したり、交換したりする手間が不要であ
り、取り扱いが便利である。
しかも、スキージ作動機構50A,50Bにお
いてのスキージ35A,35Bを前進させる進退
動シリンダ57A,57B、及び傾斜させる傾斜
動シリンダ60A,60Bは前後において別系路
の空気圧回路となつているから、進退の有無、ス
クリーン材M面に対しての押圧力、及び傾斜の有
無、傾斜角度等は各別に調整した塗布圧となすこ
とができる。
更に、制御機構70は、スキージ35A,35
B夫々に対しての各別の前進、傾斜、水平復帰、
非傾斜、後退を制御するから、いずれのスキージ
35A,35Bを塗布用、回収用となすも、片側
のみからの塗布、片側ずつでの両側塗布、塗布回
数の設定等を任意に組合せることができ、多様な
塗布態様とし、大きな汎用性に富み、連続的な自
動化作業も可能である。
以上説明したように本発明によれば、セツトす
るスクリーン印版を上昇時のみでのスキージから
乳剤を流れ出させ塗布するから、塗布面全域にわ
たつて均一な塗膜厚となすことができ、スクリー
ン印版における印刷面がわの塗布膜の厚さを厚く
できるから要求される精度の高い印版を極めて容
易に得ることができると共に取り扱いが便利で操
作性も優れる等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
本発明方法の工程を表わす概略説明図、第2図は
同じく他の実施例における概略説明図、第3図は
本発明装置の正面図、第4図は縦断面図、第5図
は横断面図、第6図はユニツトにおける平面図、
第7図は第1工程実施時でのスキージ作動機構の
斜視図、第8図はその作動前の側面図、第9図は
第2工程実施時での側面図、第10図は制御機構
における空気圧回路図である。 D…乳剤、S…スクリーン印版、M…スクリー
ン材、P…枠、10…基台、11…ベース、12
…左側壁、13…右側壁、14…上壁、15…ア
ジヤスタ、20…支持機構、21,22…クラン
プ固定バー、23…クランプ、35A,35B…
スキージ、36A,36B…着脱ベース、37…
挾着具、40…スキージ昇降機構、41…昇降モ
ータ、42…ガイド、43…スプロケツトホイー
ル、44…チエーン、45…ユニツト、46…連
繋部、47…ガイドコロ、48…上・下限リミツ
トスイツチ、50A,50B…スキージ作動機
構、51…軸支ピン、52A,52B…傾斜アー
ム、53A,53B…サポート、54A,54B
…スライドシヤフト、55A,55B…支持バ
ー、56A,56B…ボールブツシユ部、57
A,57B…進退動シリンダ、58A,58B…
ピストン、59A,59B…ジヨイント、60
A,60B…傾斜動シリンダ、61A,61B…
ピストン、70…制御機構、71…始動スイツ
チ、72…電気部操作パネル、73…空気圧操作
パネル、74…減圧ユニツト、75…切換弁、7
6…マフラ、77…減圧弁、78…スピードコン
トローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平板状スクリーン印版を立脚状に基台に支持
    し、スクリーン印版両側にスキージを昇降自在に
    配置しておき、スキージを各別に作動させてスク
    リーン材面に対して乳剤を塗布する塗布方法にお
    いて、スクリーン印版のインク塗布面がわからス
    キージを当接させて乳剤を塗布する第1工程と、
    前後の高さが互いに異なる一対のスキージをスク
    リーン材面に対し両側から押圧させない状態で当
    接させ、一方のスキージは乳剤を塗布し、他方の
    スキージは乳剤を掻き取り回収する第2工程と、
    スクリーン印版におけるインク塗布面がわから印
    刷面がわへ乳剤を押し出すように片側からスキー
    ジにて適数回塗布する第3工程とを順次行なうこ
    とを特徴としたスクリーン印版への乳剤の塗布方
    法。 2 塗布用スキージは、スクリーン材面に対し前
    縁が当接するよう前進され、その後、傾斜された
    状態で上昇されることで乳剤を塗布し、上昇終了
    直前において水平復帰してそのまま上昇し、乳剤
    を掻き取り回収した後に後退することでスクリー
    ン材面から離反し、下降する特許請求の範囲第1
    項記載のスクリーン印版への乳剤の塗布方法。 3 ベース左右に相対峙した左右側壁を立設し、
    構枠して成る基台と、平板状スクリーン印版を立
    脚状に支持するクランプを有する支持機構と、ス
    クリーン印版の前後両側に前縁の高さが異なるよ
    うに夫々配置した塗布用、回収用スキージをスク
    リーン材面に沿つて昇降させるスキージ昇降機構
    と、塗布用スキージの上昇時はスクリーン材面に
    スキージを前進させ、その前縁を当接、傾斜させ
    た状態とする一方、回収用スキージの上昇時はス
    クリーン材面に当接させないか、あるいはスクリ
    ーン材面にスキージを前進させ、その前縁を当接
    させるも傾斜させていない状態となし、両スキー
    ジの下降時はスキージを水平復帰させ、後退させ
    ることで、スクリーン材面から離反させるように
    した個別のスキージ作動機構と、スキージの昇
    降、スキージ夫々に対しての各別の前進、傾斜、
    水平復帰、非傾斜、後退を制御することで、塗布
    用スキージでは乳剤の塗布を、回収用スキージで
    は乳剤の回収を行なわせる制御機構とを有するこ
    とを特徴とするスクリーン印版への乳剤の塗布装
    置。 4 スキージ昇降機構は、スキージが着脱自在に
    取付けられる支持バーを左右側壁内側で左右に対
    峙状に配設したユニツト相互間に架設し、このユ
    ニツトを、左右側壁内夫々で駆動循環されるチエ
    ーンに連繋すると共に左右側壁内に立設させたガ
    イドに沿うガイドコロを介して昇降させるように
    した特許請求の範囲第3項記載のスクリーン印版
    への乳剤の塗布装置。 5 スキージ作動機構は、左右側壁に沿つて昇降
    される左右のユニツト夫々に前後の傾斜アームを
    揺動自在に軸支し、塗布用、回収用スキージが着
    脱自在に取付けられる支持バーを、傾斜アームに
    付設したスライドシヤフトによつて前後に摺動案
    内されるように互いに左右で対峙している傾斜ア
    ーム相互間に架設すると共に、支持バーには傾斜
    アームに固定した進退動シリンダのピストンを、
    傾斜アームにはユニツトに軸支した傾斜動シリン
    ダのピストンを夫々連結して成る特許請求の範囲
    第3項または第4項記載のスクリーン印版への乳
    剤の塗布装置。 6 制御機構は、スクリーン印版の両側に配置し
    た塗布用、回収用スキージの進退、傾斜の有無を
    各別に制御するようにしてある特許請求の範囲第
    3項乃至第5項のいずれか記載のスクリーン印版
    への乳剤の塗布装置。 7 制御機構は、スクリーン材面に対し当接傾斜
    させた塗布用スキージを上昇終了直前において水
    平復帰させてそのまま上昇させた後、後退、離反
    させて下降させる制御を行なうようにしてある特
    許請求の範囲第3項乃至第6項のいずれか記載の
    スクリーン印版への乳剤の塗布装置。
JP58156776A 1983-08-27 1983-08-27 スクリ−ン印版への乳剤の塗布方法及びその塗布装置 Granted JPS6048044A (ja)

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