JPH0398951A - 用紙後処理装置 - Google Patents

用紙後処理装置

Info

Publication number
JPH0398951A
JPH0398951A JP23573689A JP23573689A JPH0398951A JP H0398951 A JPH0398951 A JP H0398951A JP 23573689 A JP23573689 A JP 23573689A JP 23573689 A JP23573689 A JP 23573689A JP H0398951 A JPH0398951 A JP H0398951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bin
copy paper
paper
roller
copy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23573689A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Morii
森井 伸行
Nobuyoshi Seki
関 宣好
Yoshihide Sugiyama
吉秀 杉山
Yuji Ueno
植野 裕二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP23573689A priority Critical patent/JPH0398951A/ja
Publication of JPH0398951A publication Critical patent/JPH0398951A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pile Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ソータと用紙寄せ手段を有する用紙後処理装
置に関する。
〔従来の技術〕
この種用紙後処理装置においては、ソータの各ビン上に
排出された用紙(コピー紙)をスティプラでステイブル
するために、用紙揃え手段でビンの一端部に揃えた後、
さらに寄せコロを有する用紙寄せ手段により、ビンの一
隅部に用紙を寄せる動作が行われる。すなわち、傾斜し
て設けた寄せコロにより用紙を斜めに引き寄せる(例え
ば特開昭56−155148号公報,特開昭62−24
4869号公報)。
ところで、従来の用紙寄せ手段(寄せコロ装置)におけ
る寄せコロは、スポンジ等で形成され、形状は円柱状で
ある場合が多い。この場合、円周面全体が一定の摩擦係
数を有する部材で構成されているため、用紙を揃えるこ
とが十分できるが、用紙を寄せ過ぎて座屈させてしまう
虞がある(後述する第37図参照)。
このような用紙の寄せ過ぎ,揃え過ぎを防止するために
寄せコロ形状断面を楕円形状としたり、突出部を設ける
ことによって、寄せコロが回転すると、上下運動により
用紙と寄せコロが接触・分離を繰り返すようにす′る技
術も既に提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来技術おいてもなお、用紙を寄せ
過ぎる場合があった。
本発明の目的は、寄せコロによる用紙のビン一隅部への
寄せおよび揃えに際し、寄せ過ぎることがなく的確に用
紙揃えを行うことができる用紙後処理装置を提供するこ
とにある。
〔諜題を解決するための手段〕
上記目的は、ソータのビン上に排出された用紙の上面に
接触し、回転することにより用紙をビンの一隅部に引き
寄せ、揃えを行う寄せコロを設け、かつこの寄せコロを
低摩擦部材で構或すると共に、その外周面の一部に高摩
擦部材を突出形成することにより達威される。
〔作用〕
低摩擦部材で構成される寄せコロの外周面の一部に高摩
擦部材を突出形戒する。このような構或の寄せコロの場
合、第38図に示すように実線の位置では、低摩擦部材
が用紙に接触するため用紙を揃えようとしないが、破線
の状態では高摩擦部材が用紙に接触しているため、用紙
を引き寄せ、揃えることができる。この時、図に示すよ
うに用紙は多少座屈するが、寄せコロが実線の状態にな
ると用紙はその腰により元の状態に戻る。この繰り返し
により用紙を寄せ過ぎず正確に揃えることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は用紙後処理装置全体の一実施例を示す正面図で
あって、機器本体の一例である複写機より排出されたコ
ピー紙の受入口Aには人口ガイド板101,102が設
けられ、入口ガイド板101,102に続いてコピー紙
を搬送するため切換爪103が設けられている。切換爪
103より上側の経路は、入口ガイド板101、ガイド
板■10.114、搬送コロ108、従動コロ109、
排出コロ111、従動コロ115およびブルーフトレイ
116が設けられた上搬送部1(10となっており、ま
た切換爪103より下側の経路は斜同部ガイド仮205
、斜向部従動ガイド板217、下搬送部ガイド板308
、従動ガイド板309,310、斜向部受入コロ201
、斜向コロ202、斜向部排出コロ203、従動コロ2
14,216、球215、搬送コロ301,302、従
動コロ305,306を通り偏向部B経路に続く斜向部
200となっている。
前記偏向部B経路の各ビン350に対応する位置には偏
向爪312および偏向部排出コロ304が各々設けられ
ており、偏向部排出コロ304とコピー縦送り経路を挾
んで従動コロ307が圧接している。前記搬送コロ10
8、排出コロ111はブルーフモータ117により駆動
され、また斜向部受入コロ201、斜向コロ202、斜
向部排出コロ203、搬送コロ301,302、および
偏向部排出コロ304はドライブモータ313により駆
動される。
第2図は第1図の本実施例の平面図であって、ビン35
0の群の側方には後述するスティプル手段であるステイ
プラ701と、ステイプラ701までコピー紙を寄せる
装置(チャッキング部)615と、ステイブラ701お
よびチャツキング部615を各ビン350まで移動する
上下移動機構で構成されるステイプラ装置(綴し手段)
700が配置されている。
また、ステイプラ装置700が配置される反対側のビン
350の群の側方には、スティプルする前のコピー紙を
揃える揃え手段をなす後述する揺動軸502と、この揺
動軸502部分をコピー紙のサイズに合った場所に移動
させる装置で構成される揺動装置500が配置されてい
る。
前記ステイプラ装置700が配置されている側のビン3
50近傍にコピー紙の揃えをする手段である寄せコロ装
置550が配置されている。
本実施例のソータは、第l図のように20ビンのソータ
であり、ビンセンサ321,323と、排紙センサ32
2.324が上下に各々設けられている。これらのセン
サ321,323.322324はLEDとホトトラン
ジスタからなる透過式の光学検知センサである。コピー
紙が排出されたかどうかを検出する作動を行うのが排祇
センサ322,324であり、またビン350にコピー
紙が存在するか否かを判別する作動を行うのがビンセン
サ321,323である。
第3図は上搬送部100の詳細を示す正面図、第4図(
alは上搬送部100の詳細を示す側面図であって、複
写機本体より排出されたコピー紙はガイド板101.1
02にガイドされ切換爪103まで搬送される。この切
換爪103はリンク104,105.106を介し切換
ソレノイド(SQL)107に連結されており、ソレノ
イド107のオフにてコピー紙を上搬送部lOOの下方
に設けてある斜向部200へ、またソレノイド107の
オンにて上搬送部100内にそれぞれ送り込むように作
動する。
前記ソ゛レノイド107のオンにて切換爪103が作動
し、上搬送部100内にガイドされたコピー紙は切換爪
103のすぐ上部に設けられた搬送コロ108へ送られ
る。搬送コロ108はEPDMまたはクロロプレンゴム
にて構成され、かつ板バネ等の作用を受けて従動コロ1
09が押圧しており、搬送力を得ている。これらの搬送
コロ108と従動コロ109の組合わせにて構威された
搬送装置は縦に3列並んでいて、コピー紙を順次上方に
搬送している。この搬送装置にてコピー紙はガイド板1
01とガイド板110の間を通り排出コロ111のとこ
ろまで搬送され、ブルーフトレイ116へ排出される。
前記カイド板110には上述した従動コロ109および
切換爪103が取付けられており、第4図(blに示す
ガイド板110部分の平面図のように奥側のピン112
を中心に回転開放するようになっている。このガイド板
110を回転開放することで切換爪103、あるいは従
動コロ109が開放され、この部分における紙詰まり等
の処理を容易にしている。
3列縦に並んだ搬送コロ108と従動コロ109に,て
搬送されたコピー紙はガイド板101,114にてガイ
ドされ、排出コロ111のところまで搬送される。排出
コロ111の材質も搬送コロ108と同様にEPDMま
たはクロロプレンゴムにて構成されており、排出コロ1
11の従動コロ115も搬送コロ108の従動コロ10
9と同様に仮バネ等にて押圧されて排出力を有している
排出コロ111まで搬送されてきたコピー紙は排出コロ
111と従動コロ115の作用で第1図に示すブルーフ
トレイ部116に排出されることになる。プルーフトレ
イ部116は第1図のようにソート用ビン350の位置
より本体側に近づけている。これは操作者側により近づ
けたことを意味し、操作者がコピー紙を見易い,取り易
い等の操作性向上と共にコピー紙の搬送距離を少しでも
短くすることにもなり、排出するまでの時間の短縮化に
もなっている。またこのブルーフトレイ部116は外装
体である上カバーの一部を兼ねることで専用にプルーフ
トレイを設けなくてもよい。
第5図は上搬送部100の駆動系を示す説明図であって
、上搬送部100は単独にモータ117を設けており、
その駆動力をギヤ130,131を介しタイミングベル
ト118にて搬送コロ108と排出コロ111の軸にそ
れぞれ固定されたタイミングプーり119,120に伝
達し、搬送コロ108と排出コロ111を駆動をしてい
る構成である。
また、上述した上搬送部100の特徴としては本体排出
部から切換爪103の間に搬送用のコロを設けていない
ことである。これはブルーフトレイ部116の使用モー
ド時は上搬送部100の駆動モータ117、およびソレ
ノイド107を作動させるだけでコピー紙を搬送し、ビ
ン350を使用するモード時は上搬送部100の駆動モ
ータ117、およびソレノイド107は電源を供給しな
くてもよいように構成させたものであり、効率的に電源
を供給するような構成になっている。
この上搬送部100はユニット化され容易に着脱可能に
なっており、例えば第6図に示す上搬送部100の他の
実施例を示す正面図のように、人口部A,を変えたユニ
ツ}Uを装着することで複写機本体の排出位置が違う場
合でも、このユニットUの交換のみで、この後処理装置
を使用できる。
なお、第6図において第1図と共通部材には共通符号を
付した。
次に、第1図における斜向部20’0をより具体的に説
明する。
斜向部200は、複写機本体より排出されたコピー紙が
中央基準である場合に、搬送路中にて手前端面基準へ変
更するためのユニットであり、第l図に示すように、切
換爪103より下方の垂直部に位置している。このよう
に垂直搬送路を利用するのは、装置全体を小型化し省ス
ペース化する目的である。
複写機より排出されたコピー紙はソートまたはスタック
等のビン350使用モード時に切換爪103に導かれて
、下方の斜同部受入コロ201へ送り込まれる。斜同部
受入コロ201にはEPDM、またはコロロプレンゴム
にて構威され、かつ板ハネ等にて従動コロ214が押圧
されており、搬送力を得ている。
第7図は斜向コロ202部分の側面図であって、基準ガ
イド204へ向けてコピー紙が搬送されるように約25
゜〜30″傾斜させた斜向コロ202が2本配置されて
いる。この斜向コロ202も斜向部受入コロ201と同
様にEPDMまたはクロロプレンゴムにて構或されてい
る。
従動コロとして第8図に示す拡大断面図のように圧縮ス
プリング218にて加圧された球215を使用し、コピ
ー紙の回転方向に対する自由度を増すとともに基準ガイ
ド204へ当たる場合のコピー紙の座屈等を防止してい
る。この斜向コロ202にて基準ガイド204まで斜め
に搬送されたコピー紙は斜向部排出コロ203へ送られ
る。この斜同部排出コロ203は、次搬送路への政送を
確実にするものであり、材質は斜同部受入コロ201と
同じである。
第8図において、従動用球ケース219と押さえ部材2
20と圧縮スプリング218との構戒にて垂直搬送路に
おける従動用の球215の加圧を行っている。
上記搬送コロの搬送方向速度■は、斜向部受入コロ20
1の速度V,#斜向コロ202の速度V2〈斜向部排出
コロ203の速度■3とする。但し斜向コロ202の速
度V2は下方搬送方向成分のため、Vz =VzsXc
os θであり、実施例ではV2.=Vffのため、V
.=V3cos θとなっている。
また、上記各搬送コロにおける搬送力Fの関係は、斜同
部受入コロ201の搬送力F,>斜向コロ202の搬送
力F2#斜向部排出コロ203の躍送力F3とする。こ
のように斜同部受入コロ201の躍送力F+ のみを大
きくするのはコピー紙の先端が斜向コロ202へ送り込
まれても、後端が斜向部受入コロ201を抜けるまで斜
向を防止し、斜向のタイミングを一定に保つことが目的
である。また斜向部排出コロ203の搬送力F,を斜向
コロ202の搬送力F2と同等にするのは斜向の搬送距
離に余裕を持たせるためである。
次に斜向部200の各搬送コロの駆動方法を示す。
第9図は斜向部200の駆動系を示す説明図である。第
7,9図において、斜向部排出コロ203の軸に固定さ
れたタイミングブーり210より人力された駆動力は両
歯タイごングベルト213を介して斜同部受入コロ20
1の軸に固定されたタイ貴ングブーリ206へ伝達され
、斜向部受入コロ201が駆動力を得ている。
第10図は駆動伝達部分の拡大正面図であり、第7,1
0図において斜向コロ202は軸を斜めに傾ける必要が
あるため、ハスバギャ209およびハスバギャ部208
aとタイ【ングプーり部208bとが一体となったアイ
ドラ208を介して両歯タイミングベルト213より駆
動力を得ている。
第11図はコピー紙の斜向動作を示す説明図であり、同
図には斜向時のコピー紙の理想的な動きを示してある。
すなわち、コピー紙Pの後端が斜同部受入コロ201を
放れた時点で斜向が妬まり、基準ガイド204に端面が
突き当たって斜向が終了し、斜向部排出コロ203にて
直進搬送が行われることになる。
第12図は基準ガイド204部分の一部断面図であり、
本実施例では、基準ガイド204は斜向部従動ガイド板
217に対向する斜同部駆動側ガイド板205へビス止
めにて固定している。
斜向部200より送り出されたコピー紙は、第1図の下
搬送ガイド板308および従動ガイド板309.310
にガイドされ、搬送コロ301302、および従動コロ
305,306にて偏向部Bへ送られる。偏向部Bは偏
向部排出コロ304、および従動コロ307、従動ガイ
ド板311、偏向爪312にて構成され、各偏向爪31
2は個々にソレノイドにて作動可能となっている。指定
されたモード条件に応じて偏向爪312をソレノイドに
より開閉させて各ビン350ヘコピー紙を導き、積載さ
せている。
第13図は揺動装置の概略を示す斜視図、第14図は揺
動装置とビンとの関係を示す平面図、第15図は揺動装
置の側面図であって、各ビン350の一側縁部にはビン
フェンス450がそれぞれ立設されているとともに、こ
のビンフェンス450が設けられている縁部と直交関係
にある他側縁部にビン後端立上がり部508が立設され
ている。
また前記ビンフェンス450が設けられている縁部と反
対側の縁部には長穴部511が設けられている。
この長六部511は、第14図のようにビン後端立上が
り部508からの距離aが、ビンフェンス450とビン
後端立上がり部508からの距離bと、ビンフェンス4
50の幅Cの間で前記ヒンフェンス450に向かって所
定長さにわたり延在するように設けられている。
本実施例においては、a寸法を125〜140mmの間
においている。これは実験の結果、a寸法が125mm
以下の場合は、A3などの大サイズのコピー紙Pの時に
第16図のビンの平面図に示すようなモーメントを加え
てしまい、良好な寄せを行うことができないことが分か
り、またa寸法が140mm以上の場合はB5横などの
小サイズのコピー祇Pの時に第17図のビンの平面図に
示すようなモーメントを加えてしまうため、良好な寄せ
を行うことができないことが分かったためであり、この
ためにa寸法を125mm〜140mmの間にした。
また第13〜15図において、各ビン350に設けられ
ている各長穴部511内を上下方向に突き通すようにし
て横断面丸形状をなす描動軸502が立設されている。
この揺動軸502は用紙束の端面部に当接して位置揃え
を行うためのものであり、揺動軸502の表面には高摩
擦部材ゴム,スポンジ,紙やすり,サンドブラストの処
理や接着処理が施されている。また、揺動軸502は第
15図のように板バネ503a,503bによる弾性に
より必要以上の力がコピー祇束にかかり、コピー紙に傷
やしわが寄ったり、モータに過負荷がかからないように
なっている。
第66図は揺動軸502の横断面図であって、揺動軸5
02表面の少なくともコピー紙(シート)と接する個所
に高摩擦部材Hであるゴム,コルク,スポンジ,紙やす
りを貼付した例を示している。
第67図(a), (b)は揺動軸502の縦断面図で
あって、第67図falは前記高摩擦部材Hを水平方向
に延出して植毛して設けた例を示し、第67図(b)は
高摩擦部材Hを下方に延出するように植毛して設けた例
を示している。
第68図は揺動軸502の側面図であって、表面にサン
ドブラスト処理を施すことにより、表面を粗らして高摩
擦部材Hを形成する例を示している。
第69図は揺動軸502の横断面図であって、表面に高
摩擦部材Hである粉体,粒体を付着した例を示している
第18図はコピー紙Pと揺動軸502の作用を示す説明
図であって、350はビンである。
同図において、揺動軸502が■〜■ヘコビー紙Pを寄
せるために移動すると、高摩擦部材I1の存在によりコ
ピー祇Pがカールしていても揺動軸502に対してすべ
ることなく、揃え方向であるX方向へ移動する。したが
ってコピー紙Pは確実にビンフェンス450までコピー
紙Pを届かせることになり、揃えを良好に行うことがで
きる。
また、コピー祇Pの変形(カール)を強制的に修正して
揃え精度を向上させるために、コピー紙揃え時に揺動軸
502が下方向に沈みながら動くように構成することが
考えられる。この構戒において、揺動軸502に上下方
向に回動ずる部材を設けて、この部材にてカール部分を
押さえながらコピー祇Pの一例端面部を押すようにする
ことも考えられる。
さらに前記揺動軸502の上端部および下端部は、第1
3図,15図のように、ホルダー504a,504bの
凹部の中に入っており、前記ビン350の上方領域およ
び下方領域には前記長六部511の延在方向とほぼ同方
向に延びるタイミングベル}507aおよび507bが
それぞれ配置されている。そしてこれら各タイミングベ
ルト507a,507bの凹部に対してホルダー504
a,504bの凸部が入り込んで固定されている。
前記各タイミングベルト507a,507bがそれぞれ
掛けられているプーり509,510,5l2のうちプ
ーり509と512は上下方向に延在されるように設け
られている駆動軸514の両端部にそれぞれ固定されて
いる。下側タイミングベルト507bは駆動手段である
サイズ移動モータ515の出力軸に設けられたブーり5
12に掛けられている。揺動軸502のサイズによる移
動はサイズ移動モータ515に与えるパルス数により管
理している。
ある用紙サイズに対しサイズ移動モータ515により揺
動軸502は排出されてくるコピー紙と一定の間隔を置
いた所に停止する(本実施例ではlQmm;第1の停止
位置)。排出が終了しコピー紙がビン後端立上がり部5
08に落下すると同時に揺動軸502をコピー紙側に動
かしコピー紙端面よりある一定の喰込み量(本実施例で
は5mm)を持つようにパルスにより管理されている(
第2の停止位置)。
揺動軸502はコピー紙を押し終えて戻る時に、一時コ
ピー紙サイズ幅にて停止させた後(第3の停止位置)、
定位置に戻す方式や、揺動軸502の動くスピードを可
変する方式により一度揃ったコピー紙が紙の腰によりビ
ンフェンス450から再び離れてしまうのを防止する(
第61図,第62図にて詳述する)。
前記ホルダ504aには反射型センサ(図示せず)が、
揺動軸502よりビンフェンス450に近い側部に取り
付けられている。
そして、揺動軸502で最初の1枚目を祇揃えした後、
揺動軸502を駆動手段であるサイズ移動モータ515
にて移動させながら、前記反射型センサによりビン35
0上のコピー紙の端面ヲ検知する。前記サイズ移動モー
タ515がステツピングモータであるから、サイズ移動
モータ515を動作し始めてから反射型センサがオンし
た時までのパルス数をカウントすればコピー紙の端面の
位置が分かり、コピー紙のサイズのばらつき(1〜2m
m)があったとしても正確に前記第3の停止位置を決定
することができる。
なお、上述の祇揃え装置はビン350を使用して説明し
たが、このビン350を含む公知の排紙用のトレイにお
いても適用できる。
コピー祇束は揺動軸502によりビンフェンス450側
に押し付けられ、その結果コピー祇束の一例端面部の位
置揃えが行われる。他側端面部の位置揃えのビンフェン
ス450と直交するビン立上がり部508にコピー紙を
突き当て、揃えを行う1手段としてビン350の傾斜を
利用してコピー紙を落下させる方式を使用している。
ビン350は、用紙揃えおよびステイブルを良好に行う
ための種々の工夫がされている。
第19図は、ビン350の取付時の状態を示す説明図で
あって、ビン主角度部401に対しビン準角度部402
,403は緩やかになっている。
ビン主角度部401をある所定の角度に設定(本実施例
では30゜)すると、排紙されたコピー紙がスタックさ
れて行くにつれ、徐々にコピー紙が座屈し姑める。これ
は薄紙にて顕著にあらわれる〔第20図に示したコピー
紙座屈発生状態(A部分)参照〕。ビン準角度部403
は上述したコピー紙の座屈発生を、コピー紙の重さをビ
ン準角度部403の部分である程度支えることで防止す
ることができる。本実施例ではビン準角度部403の角
度は15″である。ただし、ビン主角度部401の長さ
が短く、ビン準角度部403の長さが長いとビン準角度
部402の部分でコピー紙の重さを支え過ぎて、コピー
紙が落下しない場合が発生する。よってビン主角度部4
01とビン準角度部403の長さは適当な長さである必
要があり、ビン主角度部は300mm程度、ビン準角度
部は80mm程度がよい。
また、ビン準角度部402はフエイスカール対策用に設
けられている。第21図に示したビンtp角度部402
を持たない場合のフエイスカールを呈するコピー紙のス
タック状況を第22図に示したビン準角度部402を持
つ場合のフエイスカールを呈するコピー紙のスタック状
況を比較すると、第21図のC部と第22図のd部の差
が示されている。第21図のC部はコピー紙束Pがビン
350上より離れ浮いているが、第22図中のC部では
コピー祇束Pはビン350上から余り離れていない。こ
れは第21図の形状より、第22図の形状の方がフエイ
スカールを呈するコピー祇束Pに対して、より多い枚数
をスタックできるということを示している。本実施例で
はビン準角度部402は15″で、長さは20mma度
である。
第23図はビン350の全体を示す正面図、第24図は
ビン350の平面図であって、ビン350の下側に出て
いる凸部411はコピー紙のカール押さえ用である。ビ
ン350上へ排出されたコピー紙は一方向に揃えられる
が、カールが大きいコピー紙は、ビン350側方に設け
られたビンフェンス450を乗り越えたりして揃え性を
悪くする。前記凸部411はコピー紙のカール等を押さ
え、良好に揃えが行えるように設置されている。
第25図はカール押さえがあるビン350の一部断面図
、第26図はカール押さえがないビン350の一部断面
図であって、図中のコピー紙におけるの.■.■の状態
はコピー紙の揃えが行われた時の経時的な状態を段階的
に示している。
第24図において、412,413,414は、ビン固
定用の把手である。
第27図はビン350の側面図であり、取付状態を示す
。同図において、430a.430bば側板を示し、4
31a.43lbはビン受け台を示す。ビンフェンスF
側のビン受け台431aにてビン350を固定し、もう
片側のビン受け台43lbはビン350と僅かな間隙を
持ちながら支えるだけになっている。ビンフェンスF側
を固定することでステイプルの位置がばらつかないよう
にできる。またビン受け台43lb側に設けられた僅か
な間隙は、ビン350の熱膨張を吸収できるようにして
いる。
第24図において511は揺動軸502が用紙サイズに
合わせて移動するための長大である。ビンリブ415a
は、コピー紙の落下性を良くするために設けられている
。コピー紙がビン350上に積載された時、ビン350
がたわむのを防ぐためにビンリブ415b,415c,
415eのコピー紙取出し用の切欠きに近い部分は、他
リブの高さよりも高くなっている。コピー紙がたわむと
、コピー紙の落下性が著しく悪化する。また第13図の
揺動軸502により揺動した場合、たわんだコピー紙は
腰が無いために揺動されても揃え精度が出ないことがあ
る。ビン350のリブ415rは排出されたコピー紙が
揺動軸用の長六部511に潜り込まないように考慮され
ている。
第28図は揺動軸用の長穴部511付近のリブ415f
の一部の断面図であって、リブ415fはビン350の
上下に突出しており、積載されるべきコピー紙が下に潜
り込まないようにと同時に上位ビンの切欠部へ入り込ま
ないようにしている。
前記リブ415fの配置もコピー紙サイズの端面より1
0mm中に入った付近に設定していて、特に長穴部41
0に入り易い用紙の端面を確実にガイドするよう考慮し
ている。
また、第28図中でビン350上側のリブ4l5fの形
状が片側になだらかな三角形状を形成しているのは、チ
ャツキングしてきたコピー祇束Pを後述するステイプル
した後、排出した時に排出されたコピー紙がリブ415
fに引っ掛からないようにガイドするためである。前記
リブ415fは第23図のビン後端立上がり部508付
近では、例えば第29図に示すように上下リブとも低い
リブ415f,415hになッテおり、長六部5I1ま
で徐々に高くしている。これは積載枚数を多く確保する
ために行っている。また第24図のビンリブ415gは
、リプ位置についてはリブ415fに倣っている。この
リプはコピー紙の落下性を良くするために設けられてい
る。
第24図に図示されている切欠部416は、チャッキン
グ部がビン350上に揃えられたコピー紙をチャックす
るための切欠部である。
第24図の417部分は、第30図のビン350の一部
を示す側面図に示されるように、ビン350の他面より
も下に落ち込んでいる。この417部分は、小サイズ紙
取り出し用に設けられたものである。コピー紙取出し用
の切欠き422をさらに深くすれば、417部分は不必
要となるが、その場合、ビン350の強度が極度に悪化
する。
417部分は、ビン強度を保持させていることと、小サ
イズ紙取出し時に、そのコピー紙を取り易くすることに
おいて役立っている。また第24図の418は排紙コロ
用の切欠きである。
第31図は排出コロ304とビン後端立上がり部508
との位置関係を示す説明図であって、a″は90″より
やや大きな角度を持っている。b部は直線部となってお
り、C部は曲線形状となっている。排出コロ304は前
記C部と同一面上に位置するのではなく、C部よりも排
祇方向側に突出している。第31図に示すビン後端立上
がり部508の形状は、フエイスカールにおける揃え精
度に関して効果を示す。しかしながらフエイスカールに
てスタック枚数が増してくると、コピー祇束Pがビン立
上がり部420よりも高く積載して、第32図に示され
るような“後端のり上げ”Xが発生してしまう。本実施
例では、フエイスカールに効果を示すビン後端立上がり
部508の形状と、排出コロ304をビン350内へ突
出させることを組み合わせることで、フエイスカールの
揃え精度に効果を上げ、且つ突出させた排出コロ304
でコ.ピー紙をかき落とすことで前記“後端のり上げ”
X等の不具合を防止させている。
第23図の419と第24図の421は、ビン補強のた
めに設けられているリブである。また、さらに落下によ
る揃えではコピー紙の種類により揃え精度が十分に出な
いことがある。これを補うために寄せコロ装置550を
設けている。
第33図は寄せコロ装置550の正面図、第34図は平
面図であって、寄せコロ装置550は偏向部排出コロ3
04の軸340に取付けた寄廿コロホルダー331に保
持された従動軸332に寄せコロ333が取付いている
。また偏向部排出コロ304に駆動プーり334が固定
され、従動軸332に固定された従動プーり335と丸
ベルト336により連動して寄せコロ333が駆動され
る。駆動プーり334と従動プーU 3 3 5は10
0の傾きを持っており、寄せコロ333はコピー紙を斜
めに寄せることにより、前記ビンフェンス450とビン
後端立上がり部508の両側面における揃えを行うこと
ができる。
第35図はコピー祇Pと寄せコロ333との関係を示し
た説明図であって、偏向部排出コロ304と従動コロ3
07により搬送されてきたコピー紙Pは指定されたビン
350に偏向爪312が開くことにより排出される。こ
の時、寄せコロ333はビン350より5〜7mm離れ
ており、この寄せコロ333の上部をコピー紙Pが排出
されていく (■の状態)。コピー紙Pの後端は排出時
の速度によりビン後端立上がり部508より20〜3Q
mm飛び出す。寄せコロ333の中心はビン後端立上が
り部508より15mm離れ、かつビンフェンス450
より20mm離れていて、寄せコロ333の上に落下し
たコピー祇Pは寄せコロ333によりビン350上にか
き落とされる。ビン350に落下したコピー紙Pはビン
350の傾斜によりビン後端立上がり部508へと導か
れ、寄せコロ333の下部へ潜り込む(■の状態)。
その後、コピー紙P後端がビン後端立上がり部508に
接する位のタイミングで既述したように揺動軸502を
動かし、コピー紙Pをビンフェンス450に突き当てて
揃えを行う。その後、第36図の寄せコロ装置550の
設置状態を示す正面図のように、ソレノイド342を引
くことにより、ブラケット337を上方に引き上げ、第
33図の穴部338に入り込んでいるピン339が上が
り、軸340を中心に寄せコロホルダー331が反時計
方向に回転し、寄せコロ333がビン350上へ落下す
る。そして寄せコロ333の回転によりコピー紙をビン
後端立上がり部508とビンフェンス450に突き当て
て揃えを行う。これらの揺動と寄せコロ333の作動時
間は次のコピー紙が排出されるくる前、もしくは寄せコ
ロ333とビン350の間に入る前に終了しているよう
に設定されている。そして次のコピー紙も同様に祇揃え
が行われていく。
前記寄せコロ333によりコピー紙をビンフェンス45
0とビン後端立上がり部508に突き当てるが、あまり
コピー紙を寄せる力が強いと、コピー紙Pが第37図に
示すように座屈してしまうので、寄せコロ333の搬送
力はコピー紙Pを一枚搬送でき、突き当たった後はスリ
ツプするように設定されている。このため、第38図に
示すように寄せコロ333の低摩擦部材333aの一部
に高摩擦部材333bが寄せコロ333の円周よりも突
出するように設けられている。また第39.40図の寄
せコロ333の正面図のように複数個の高摩擦部材33
3bを設けても良い。さらに寄せコロ333に適度の摩
擦部材を設け、コロ圧を設定することにより上記と同様
の効果を得ることができる。
上述のようにして位置揃えが行われたコピー紙束は後述
するステイブル動作などの各種後処理が実行された後に
第14図の矢印X方向に取り出される。この取り出し方
向には取り出しの支障となるものは何ら存在しないので
コピー紙取り出し動作は容易に行われることとなる。
次にステイブラ装置700について説明する。
第41図はステイプラ装置700の斜視図、第42図は
ステイプラ装置の平面図、第43図は軸受部分の正面図
であって、多段にわたって設けられたコピー紙堆積用の
前記ビン350の側部に、ステイブラ装置700が配置
されている。このステイプラ装W 7 0 0において
は、スティブラ70lおよび用紙引き寄せ装置615が
、板状のブラケット703の上部に取り付けられ、それ
ぞれ固定されている。スティプラ701は、図示を省略
した各ビン上に堆積された仕分け後のコピー紙束のそれ
ぞれに対して、ステイプルを打ち込むものであり、用紙
引き寄せ装置615は前記各ビン上のコピー紙束を把持
して、ほぼ水平に移送さセるものである。前記ブラケッ
ト703の一端が上方向に曲がった部分に、ブラケット
703aが取付けられており、プラケツl−7033に
第42.43図に示す軸受704が嵌着し、第43図の
止め輸705で固定されている。軸受704を第41図
のベース706と上板707に取付けたホルダー708
および709にセットされたスライド軸710に通す。
ブラケット711に設けた軸712および713にコロ
714および715が設けられ、このコロ714および
715がブラケット716を挟むようになっている。
さらにビン350の側部に沿ってほぼ平行に駆動ベルト
717が立設されている。この駆動ベルト717は前記
ブラケット703aと取付板718に挟み込まれねじ止
め固定されている。
前記駆動ベルト717は上下方向に所定間隔離して配置
されたプーリ719a,719bの間に掛け渡されてい
る。そして駆動モータ720の出力軸に固定されたブー
り721および動力伝達ベルト722を介してブーリ7
23に伝わり、同軸上に固定された駆動歯車724、こ
の駆動歯車724に噛み合わされる歯車725を順に介
して、支軸726の一端部に固定された駆動プーり7工
9aに対して回転駆動力が伝達されるようになっている
。このような駆動力伝達機構によって、前記駆動ベルト
717が搬送駆動され、それにより前記ステイプラ70
1および用紙引寄せ装置615の上下方向の移送動作が
行われるようになっている。
さらにまた、前記ブラケット711上に、位置センサ7
27が取付けられ、ブラケット716を前記位置センサ
727が挟むようにして設けられている。前記ブラケッ
ト716には、位置を表示する穴716aが各ビン位置
に対応するようにして所定間隔をなして形成されている
。このような位置検知機構によって前記ステイプラ70
1および用紙引寄せ装置615が各ビンの設置位置に停
止されるように制御される。
第41図における突起728とセンサ729は、ブラケ
ット703の上限位置を決めるためのものであり、突起
728がセンサ729の中に入ると、モータ720での
上昇を停止する。
第44図はステイプラ装置700の動きを分かり易くす
るための説明図であり、ビン350上に排出されたコピ
ー紙Pとチャック部731の動きとステイプラ701の
位置を説明する。
ビン350上に排出されたコピー祇Pは、730dで示
すような位置に排出される。その後、既述した揺動装置
にてビンフェンス450に当接する位置に備えられる。
その後、コピーが終了し、ステイプルが開始されると、
チャック部620は一点鎖線の位置620bから他の一
点鎖線の位置620Cに移動し、チャック部620を閉
じてコピー祇Pを挟み、実線の位置620aにて停止す
る。この動作によりコピー祇Pは730fの位置まで移
動し、ステイプラ701によりビン350上で、ある枚
数のコピー祇Pがステイプルされる。
その後、前と逆の動作を行い、コピー祇Pは730dの
位置に戻される。これで1つのビン350に対する仕事
が終了し、次のビン350へ行き、この動作を繰り返す
。それらの動作の詳細についてはこの後で説明する。
第45図は用紙引寄せ装置615の正面図、第46図.
第47図.第48図は用紙引寄せ装置615の作動状態
の正面図であって、ビン350上のコピー紙束Pを把持
するチャック部620と、このチャック部620をほぼ
水平方向に往復移動させる往復移動機構640とを備え
ている。前記チャック部620において、基板621に
対して一対の揺動レバー上622と描動レバー下624
とが揺動自在に取付けられており、この揺動レバー上6
22と揺動レバー下624がソレノイド626により作
動されることによってチャック上623と、チャック下
625とがコピー祇束Pを把持するように作動する。
往復移動機構640には、枠体641にチャツク部スラ
イド用の軸642が固定されており、この軸642に基
板621が固定された軸受629が係合されており、こ
の軸642にガイドされ、チャック部620が往復移動
する。また、枠体641には、前記チャック部620を
コピー紙束P側に進退せしめるタイミングベルト643
が設けられている。前記チャック部620とタイミング
ベルト643は基板621のアーム部621aにて固定
されている。タイミングベルト643の両端にはプーり
644.645が固定されており、一方のブーリ644
はステツビングモータ646に取付けられている。前記
ステツピングモータ646の出力によりプーり644が
回転し、タイミング・ぐルト643が移動する。タイミ
ングベルト643の拶動により、アーム部621aを介
してタイミングベルト643に固定されたチャック部6
20が往復移動するようになっている。前記枠体641
には位置センサ650が設置されており、また前記基板
621には検知対象として検知板630が立設されてお
り、この位置センサ650により前記チャック部620
のホームポジションを検知している。なお、チャック部
620のホームポジションはビン350上のコピー祇束
をチャックする位置とステイプルする位置の間に設けら
れる。
このような構或を有する実施例において、ステイプルモ
ードが開始されると、まず第41図に示す駆動ベルト7
17によってステイプラ701および用紙引寄せ装置6
15が一体的に上下動され、第45図に示されるように
、ステイプラ701および用紙引寄せ装置615がステ
イプルを打ち込むべきコピー紙束Pを堆積する所定のビ
ン350に向かって移送され、第4l図の位置センサ7
27からの信号に基づいて所定のビン350に近接する
,位置に停止される。この時にはソレノイド626はオ
フされており、したがって両揺動レパー622,624
およびチャック623,625が開放状態に置かれてい
る。
次に、ステッピングモータ646が所定堅回転し、タイ
ミングベルト643を移動させ、チャツク部620をコ
ピー祇束Pに向かって往動させる。
ステツピングモータ646の回転速度を変えることによ
り、チャック部620の移動時の速度制御を行っている
。本実施例の場合、チャック部620が揃え済みのコピ
ー紙束Pをチャック623,625で把持し、ステイブ
ル位置まで復動する時のスタート時に徐々に加速し、停
止時に徐々に減速することにより、揃え済みのコピー紙
が加減速時の慣性によりばらつくことを防いでいる。同
じ距離を同し時間内で動く場合、慣性力の最大値が最も
小さいのが等加速度運動であるため、本実施例の場合、
等加速度で加減速している。
そしてチャック623,625がコピー紙束Pを把持可
能な位置(第47図)まで移動されると、そこで停止さ
れそれと同時にソレノイド626がオンされる。ソレノ
イド626のオンによってチャック623.625が第
46図に示されるように閉じられ、チャック623,6
25にコピー紙束Pの端縁部分が把持される。この時の
動きを、さらに具体的に説明する。すなわち、ソレノイ
ド626がオンすると、ソレノイド626に掛止したス
プリング627によりレバー628を引き、レバー62
8と係合されたレバー上622が支点622aを中心に
し反時計方向に回動し、チャック上623が下がる。ま
たレバー下624はレハー上622との接触部624c
を有しており、レバー上622の動きが伝わり、レバー
624が軸624aを中心にし、時計方向に回動し、チ
ャック下625が上がり、チャック上.下623,62
5によりコピー祇束Pを把持する。チャック上623と
チャック下625の定位置からの移動量はレバー628
の回転支点と力点,作用点の長さにより決まる。本実施
例の場合、チャックの移動量を比率で表すと第46図に
示すように、チャック上623の場合、作用点622b
と支点622aとの距離は92mm、力点622Cと回
転支点622aとの距離は33mmとしてあるから、9
2:33″−.2.79:1であり、チャック下625
の場合、作用点624bと軸624aとの距離は26m
m、力点(接触部)624cと軸624aとの距離は3
3mmであるから移動量の比率は、26 : 33=0
.79 : 1となり、チャック上623とチャック下
625の移動量の比率は2.79:0.7 9 =3.
5 3 : 1となる。すなわちチャック上623が3
.5下に動くと、チャック下625が1上に動くことに
なる。またチャック上623とチャック下625で挾む
チャック力はソレノイド626に取付けられたスプリン
グ627の力で決まる。チャック上623とチャック下
625で挟むコピー紙Pの枚数が多くなるにつれ、スプ
リング627が長くなり、チャック力が高くなるように
考慮しており、チャック力不足によるずれ等の不具合を
無くしている。
また、チャック623,625によってコピー紙の隅の
一点のみを把持していると、祇引寄せ時の慣性で、第4
9図に示すようにコピー紙Pにモーメントが加わり、コ
ピー祇Pがビン350上で斜向してしまい、ステイブル
位置がばらつく問題があるため、第50図に示すように
チャック623,625を分岐して、コピー祇Pの複数
箇所を把持し、慣性によるモーメントが加わってもコピ
ー紙Pが斜向しないようにしても良い。
次に、ステツピングモータ646の逆転によりチャック
部620は、コピー祇束Pを把持したまま第48図に示
されるように元の位置に復動され、それによって、コピ
ー祇束Pがほぼ水平方向に平行移動されてステイプラ7
01側に引寄せられる。
そしてコピー紙束Pの端縁部分がステイプル可能な位置
まで移送されると、そこで停止する。その後ステイプラ
701によりコピー紙束Pの端縁部分に対してステイブ
ルの打ち込みが行われることとなる。
ステイブル動作が終了すると、ステツピングモータ64
6が正転し、チャック部620が前進し、ステイプル済
みのコピー祇Pをビン350上に戻した後、ソレノイド
626がオフする。それにより今まで閉していたチャッ
ク上623とチャック下625が開くことになる。その
後、再度ステツピングモータ646の逆転によりチャッ
ク部620は所定の位置まで後退する。その後、ステイ
プラ701および用紙引寄せ装置615は次のビン35
0に向かって下方に移送され、そこで上述した動作と同
様のステイプル動作が繰り返し実行される。
第51図は紙揃え機構部分の正面図、第52図,第53
図は祇揃え機構の作動状態の正面図であって、第51図
に示されるように、各ビン350における前記ステイプ
ラ701側に対面される端縁部分には、コピー祇束Pの
祇揃えを行うビンフェンス450が前記ビン350から
立上がるようにして設けられている。このビンフェンス
450の下端縁部分は、ビン350の下面側に沿って設
けられた支軸451に回転自在に取付けられており、こ
れによりビンフェンス450が第52図に示される開放
位置まで傾倒されるようになっている。
前記支軸451の両端部分は、ビン350の両端縁部分
に下方に向かって形成された軸受片部456により回転
自在に支承されている。また前記支軸451には巻きば
ね452が装着されている。
この巻きばね452の両巻き端部分は、ビン35Oの下
面側およびビンフェンス450の背面側にそれぞれ当接
されて係止されており、巻きばね452の回転力によっ
てビンフェンス450が立上がり方向の付勢力を受ける
ようになっている。
さらに前記ビンフェンス450は、フェンス傾倒部材を
介して前記ステイブラ701の上下動にしたがって開放
されるようになっている。このフエンス傾倒部材は、前
記支軸451側に取り付けられたフェンス可動板453
と、ステイブラ701側に設けられたフェンス解除板4
54とからなっている。
前記フェンス可動板453はビンフェンス450の一片
部分450aに扇状に開かれた孔へ一部が入っており、
フェンス可動板453が下方向に回動されると、ビンフ
ェンス450の一片部450aの扇状の孔の下部が当接
され、これによりビンフェンス450がフェンス可動板
453にした力くってf頃倒されるようになっている。
またフェンス可動板453が上方向に回動される場合に
は、これがビンフェンス450側には接触されることな
く離間するようにして回動されるため、フェンス可動板
453は自由回動されることとなる。
また、前記フェンス解除板454のコロ454aは、フ
ェンス可動板453に接触する位置まで延出されており
、ステイプラ701の上下動時にフェンス可動+N45
3に接触して、フェンス可動板453を回動させるよう
になっている。
このような実施例における装置では、まずソート動作が
行われる場合には、第51図に示されるように、前記ビ
ンフェンス450は巻きばね452の回転力によって立
上がり位置に維持されており、ソート動作によってビン
350上に排出されたコピーipの端縁部が前記ビンフ
ェンス450に当接して祇揃えが行われるようになって
いる。
このソート動作が終了すると、上述したステイプラ70
1が下降を始め、ステイプラ701側のフェンス解除板
454のコロ454aが、ビン350側のフェンス可動
板453に接触される。そして、フェンス可動板453
が第52図に示されるように下方位置に回動される。こ
のフェンス可動仮453の回動に伴ってビンフェンス4
50が巻きばね452の回転力に抗して傾倒され、これ
によりビン350が開放される。このときビンフェンス
450およびフェンス可動板453は、第52図一点鎖
線で表されるビン350の面位置Aより下方側位置まで
押し下げられている。そしてこの状態で上記実施例で述
べたようなステイプル動作が実行される。
ステイプル動作が終了されてコピー祇束Pがビン350
の元の位置に戻されるのと同時にステイブラ701が次
のビン350に向かって下方に移動される。そしてこの
ステイブラ701の下降動作によってフェンス解除板4
54がフェンス可動板453側から離脱されると、巻き
ばね452の回転力によってビンフェンス450が立上
がり、元の位置に戻される。このようなビン350の開
放動作およびステイブル動作は、ソートされたビン35
0の全てに対して行われる。
全てのコピー紙束Pに対してステイブルが行われると、
ステイプラ701は、上昇されて最上位のホームポジシ
ョンに戻される。ホームポジションは最上位に配置され
ている1段目のビン350よりさらに上側に位置されて
いる。このステイプラ701の戻り時に、ステイブラ7
01側のフェンス解除板454がフェンス可動板453
に下方向側から接触されるが、この場合にはフェンス可
動板453は第53図に示されるように上方に向かつて
空転状態で逃げ回動され、したがってビンフェンス45
0は何ら回動されることはない。ステイプラ701の上
昇動作によって、ステイプラ7 0 1 ffJのフェ
ンスJHt板4 5 4がフェンス可動板453側から
離脱されると、フェンス可動板453は自重によって第
51図に示される元の位置に戻される。
第54図は紙揃え機構の他の実施例を示す正面図であっ
て、ビンフェンス450側にフェンス可動板453を受
ける弾性体455が設置されている。このような実施例
においては、ステイブラ701の戻り時において、フェ
ンス可動板453が上方に向かって空転状態で逃げ回動
されると、フェンス可動板453が上記弾性体455側
に当接され,て受けられ、その弾性体455のたわみ反
発力によって、フェンス可動板453が元の位置に戻さ
れるようになっている。
第55図はビンフェンス450の他の実施例を示す斜視
図、第56図は第55図の実施例の平面図、第57図は
同実施例の作動状態の斜視図、第58図は同実施例の作
動状態の平面図であって、第55.56図において、フ
ェンス460は各ビン350に押当てられ全ビン350
の祇揃えを1枚板で行うようにしている。前記フェンス
460は上下端の回転支点460aおよび460bで回
転自在に取付けられている。回転支点460bにはギャ
460cを有しており、ギャ460Cにはギャ461が
噛合されており、ギヤは駆動モータ462により駆動さ
れる。
コピー紙の揃えを行う時、フェンス460は第55.5
6図に示すようにビン350と向かい合って祇揃えを行
う。ソートを全て終了しステイブルを行う時はフェンス
450は第57.58図に示すように約90″回転し、
ビン350から離れ、コピー紙Pをステイプル位置まで
移動できるようになっている。
第59図は本実施例における制御系のブロック図であっ
て、本制御系は制御手段であるCPU800を中心にR
OM8 0 1、RAM8 0 2、I/Oポート80
3,806、クロツクタイマコントローラ804(以下
、CTCと略す)、ユニバーサルアシンクロナスレシー
バトランシーバ805(以下、UARTと略す)にて構
威されるマイクロコンピュータ制御システムである。
プログラムを書き込んだROM8 0 1により随時R
AM8 0 2を利用しつつ、後述するセンサスイツチ
(SW)群からの信号をI/Oポート806を介して受
け、I/Oボート803、CTC 804の出力により
各種ドライバ808,809,810,811,812
、相信号生或部813、SSR8 0 7を介し後述す
る各負荷を制御している。また複写機とはレシーバ81
4、ドライハ815を介しUART8 0 5により、
光ファイバ(図示せず)にて接続し、各ステータス、指
示信号のやりとりを行っている。
前記センサ、スイッチ群(入力系)の具体的部材として
は、人口センサ、排紙センサ、ビンセンサ321,32
3、排紙センサ322,324、パルスジエネレータ、
カバーSW,D I PSW,サイズホームセンサ50
1、上下ホームセンサ729、上下位置センサ727、
チャックホームセンサ650、針有無センサ、紙有無セ
ンサ、ステイプルホームセンサ等がある。
また、負荷(出力系)としてはソータモータ(ACモー
タ)313、切換SQL I O 7、偏向SQL群、
チャックSQL 6 2 6、寄せSQL 342、ブ
ルーフモータ(DCモータ)117、ステイプルモータ
(DCモータ)、サイズ移動モータ(ステツピングモー
タ)515、上下移動モータ(ステツピングモータ)7
20、チャックモータ(ステツピングモータ)646等
がある。
複写機とやりとりしている信号のうち複写機からソータ
のステイブラ装置700に送られてくる信号には、ソー
タ始動信号、複写機排祇信号、ステイプル開始信号、ス
テイブル終了信号、システムリセット信号、サービスコ
ールリセット信号(S.Cリセット)、ステータス要求
信号、モード信号、サイズ信号、排出ビン指示信号等が
あり、ステイプラ装置700から複写機に送る信号とし
ては、機種認識信号、トレイ紙有信号、スタックオーバ
ー信号、ビンオーバー信号、カバーオープン信号、針無
信号、JAM信号、スティプル不可信号、排紙信号、W
A I T信号、BUSY信号、モード終了信号、ステ
イブルカウント信号、異常信号等がある。
以下、本発明の実施例の動作と制御をフローチャートに
したがって説明する。
第60図は本実施例の全体動作のフローチャートであっ
て、まず複写機から送られるモード信号を受信し(ステ
ップ1−1)、コピー開始後、サイズ信号を受信し(ス
テップI−2)、続いてソータ始動信号を受信する(ス
テップ1−3)。この受信でモード信号よりソータモー
タ(ソー1−,スタック時)またはブルーフモータ(プ
ルーフ,割込時)をオンする。
まず、ブルーフモード(ステップ1−4)について説明
する。第1図のブルーフモータ117をオン(ステップ
1−5)Lた後、第3図の切換S○L107をオン(ス
テップ1−6)L、排紙信号を受信すると(ステップ1
−7)、入口ガイド102より搬入(ステップ1−8)
されたコピー紙を上部のブルーフトレイ116に排出す
るようにする(ステップ1−9)。コピー紙排出後、排
祇信号を複写機に送信し(ステップl−10)、殿人さ
れたコピー紙が排紙完了したことを知らせる。以下、コ
ピー終了するまでこの動作を繰り返す(ステップl.−
11)。この時、コピー紙のジャム検出(フローチャー
トには記載せず)は当然行っている。コピー終了後は、
切換SQL I 0 7、ブルーフモータ117をオフ
し(ステップ1−12)、次のコピー作動まで待機して
いる。
次にソート,スタックモードについて説明する。
第1図のソータモータ313をオンした後(ステップ1
−13)、サイズ信号などにより揺動可.不可を判断し
、揺動可の場合はくステップ1−14)、受け取ったサ
イズ信号に該当する位置へ第13図の揺動軸502を移
動させる(ステップ115)。次に複写機からコピー紙
が排出される時に、その排出するコピー紙の排出先ビン
指示信号と排出信号が複写機より送信される(ステップ
1−16)。排出先のビン350の確定は前記排出信号
を受信したことにより行う(ステップ1−17)。次に
複写機からコピー紙が搬入される(ステップ1−18)
。搬入後、人口センサがオンし、この人口センサのオン
よりタイごングをとって前記排出先ビン指示信号により
決められた偏向ソレノイド(S Q L)をオンし(ス
テップ119)、コピー紙をビン350へと導<。コピ
ー紙が排出された時(ステップ1−20)、複写機に排
祇信号を送信し(ステップl−21)、ビン350上へ
確実に排紙したことを複写機に知らせる。この信号によ
り複写機は次の排出先やジャムのりカバリー後の排出先
などを決めている。コピー紙が排出されビン350上に
載り、コピー紙の動作が落ち着くまでの適当な時間経過
後(例えば3 0 0 m s後;ステップ1−22)
、第13図のサイズ移動モータ515をオンさせ揺動軸
502を動かすことにより (ステップ1−23)、排
出方向に対し垂直方向く横)への祇揃えを行う。なお、
揺動軸502を動かすタイミングは、コピー紙の後端を
排祇センサ322.324にて検出し、それを基準に行
っている(ステップ1−24)。
前記揺動動作終了後、コピー紙がカールしていたり、表
面に傷,折れがあったり、静電気を多大に帯びたりして
、稀にビン350の端部まで、またビンフェンス450
まで到達しないコピー紙がある。それを強制的に端部ま
で寄せる作業を行う。
このため、揺動軸502が移動すると同時に寄せSQL
 3 4 2をオンし(ステップ1−25)、回転する
寄せコロ333が紙の上面に接触し、カールを押さえる
とともに強制的に端部に寄せる(一定時間−200ms
;ステップ1−26)。
この寄せコロ333は各ビン350毎についており、動
作は寄せSOL342により全てが一斉に下がる。この
動作を終了後、寄せSOL342をオフ(ステップ1−
27)する。
以上の動作をコピー排出毎に行い、祇揃え(ソート)が
施されていく (ステップ1−28)。このようにして
ソートが終了すると、ソータモータ313がオフ(ステ
ップ1−29)L、ステイブル作動がなされる。ステイ
ブル開始信号を受信すると(ステップ1−30)、ステ
イブラ装置700が作動し(ステップ1−31)、積載
されたコピー紙へのステイプルを行う。ステイプル作動
が終了すると(ステップ1−32)、ステイプラ装置7
00と揺動軸502はホームポジションへ移動する(ス
テップ1−33)., 第61図は祇揃え作動を説明するフローチャ−1・、第
62図(a)〜(d)は揺動輪の作動を示す説明図であ
って、揺動軸502は上述したようにサイズ信号に基づ
いた位置(本実施例ではコピー紙の排出される揺動軸5
02例の端面より10mmの位置)に予め停止している
。これは排出されるコピー祇Pが揺動軸に当たってジャ
ム.紙折れなど起きないような位置である〔第62図(
a)〕。コピー紙が排出され、3 0 0 m s後、
揺動動作により祇揃えを行う。
まず、サイズ移動モータ515 (ステツピングモータ
)を描動軸502が25mm祇に近づくよう、すなわち
CCW方向へ15mm相当分のパルス数だけ相信号をI
/Oボート803より出力し、定電圧ドライバ811に
よりドライブし、揺動軸502を移動させる〔ステップ
2−1;第62図(b)〕。この時のスピードは500
ppsであり、コピー紙Pにしわ,傷,折れなど不具合
を生じさせないスピードであれば良い。この動作により
ビン350上に排出されたコピー祇Pは、ビンフェンス
450に5mm分過分送りにより押し付けられることに
なる。この過分押し付けはコピー祇Pの長さのばらつき
および確実な寄せを達或するためのものであり、5mm
でなくても適当な値で良い。
コピー祇Pを押し付けた後、一度停止している(本実施
例では50ms;ステップ2−2)。これはコピー紙P
の落ち着き、およびサイズ移動モーク515の正/逆回
転切換用であり、特に必要ではなく待たなくても良い。
その後、揺動軸502が5mm紙から遠ざかるよう、す
なわちCW方向へ5mm相当分のパルス数だけ移動させ
る〔ステップ2−3;第62図(C)〕。この時のスピ
ードは300r)p3であり、コピー祇Pの過分寄せに
より戻るスピードより遅く、コピー紙Pのコシによる戻
りにより、一旦揃えたのが乱れないようなスピードであ
れば良い。
また5mm戻って停止することにより、紙幅に一致した
ところに揺動軸502が逆側のビンフェンスの役割を果
たし、さらに5 0 m s停止していることで(ステ
ップ2−4)、コピー紙Pが確実に揃えられることにな
る。その後、揺動輪502は次のコピー紙の排出に備え
、最初の位置に戻りCステップ2−5;第61図(dl
)、停止する(ステップ2−6)。この時のスピードは
次のコピー紙の排出に間に合うスピード以上であれば良
い。
ところで、ビン350へのコピー紙のスタック枚数,が
ステイプル可能枚数(本実施例では30枚)を超えた後
は、排紙されたコピー紙に対してのステイプルを禁止す
ると共に、ソーティングの妨げになる揺動を止め、屠動
軸502をホームポジションへ退避させている。
以下に、この動作を第63図のフローチャートにしたが
って説明する。
ビン350上のコピー紙の積載枚数は、先頭ビンへコピ
ー紙が排出するとき(ステップ3−1)にカウントする
ことにより (ステップ3−2)検知する。先頭ビンの
排祇カウント値がステイプル可能枚数を越えたと判断し
た時(ステップ3−3)、揺動動作および寄せコロ動作
を中止し(ステップ3−4)、前記揺動軸502をホー
ムポジションへ退避させ(ステップ3−5)、以後、排
紙されたコピー紙に関して祇揃えを行わない。また同時
に以前に排出したコピー紙に関してもステイプル禁止(
ステップ3−6)とする。
ステイプル動作を第64図(al〜第64図(1)のフ
ローチャートにしたがって説明する。ソート終了後、ビ
ン上にコピー紙が載っている場合に、複写機からステイ
ブル開始信号が送信され、この信号を受信し、シーケン
スカウンタをOとする(ステップ4−1)ことから動作
を開始する。まず、ホームポジションにあるステイブラ
装置700をステイプルを施す先頭ビンへ移動させる(
ステップ4−2)。スティプラ装置700が先頭ビンに
移動した後は、第64図(al中に記載されているステ
イプル動作シーケンスカウンタの値に基づき動作を進め
ていく。スティプラ装置700が先頭ビンに移動終了し
た時、スティプルシーケンスカウンタの値は0から1に
セットされる(ステップ4−3)。
ステイブルシーケンスカウンタの値が1の時(ステップ
4−4)は、第64図(blのように、チャックモータ
(ステッピングモータ)646をオンし(ステップ4−
5)、第45図のチャック部620を前進させる。移動
量はステッピングモータであるので、移動量に相当する
パルス数により決まる(ステップ4−6)。またこの時
の移動量はチャック部620がホームポジション(チャ
ックホームセンサ650がオンの位置)から、ビン35
0上のコピー紙束をチャックできるまでの量である。チ
ャック部620の前進を終了すると(ステップ4−7)
、ステイプルシーケンスカウンタへ2をセットし(ステ
ップ4−8) 、次へ動作を進める。
ステイブルシーケンスカウンタの値が2の時は、第64
図(C)のように、チャックSOL626をオンし(ス
テップ4−9)、これによりコピー紙束のチャックを行
う。そしてステイプルシーケンスカウンタへ3をセット
し(ステップ4−10)、次へ動作を進める。
ステイプルシーケンスカウンタの値が3の時は、第64
図fdlのように、タイマをスタートさせ(ステップ4
−11)状態を0.2秒間保持し、0.2秒経過後(ス
テップ4−12)、タイマをストップさせ(ステップ4
−13)、ステイプルシーケンスカウンタへ4をセット
し(ステップ4−14)、次へ動作を進める。
ステイプルシーケンスカウンタの値が4の時は第64図
(e)のように、チャックモータ646をオンし(ステ
ップ4−15)、チャック部620をホームポジション
へ移動させる。チャック部620のホーム移動終了を検
知するチャックホームセンサ650がオンし(ステップ
4−16)、チャック部620のホームポジション移動
終了し、チャックモータ646を停止する(ステップ4
−17)。そしてステイブルシーケンスカウンタへ5を
セットし(ステップ4−18)、次へ動作を進める。こ
の時チャックモータ646のスピードは、チャックした
コピー祇束がずれないよう均等加速度運動をしている。
本実施例では600ppSからスタートし2000pp
Sまでスローアップして行っている。
ステイプルシーケンスカウンタの値が5の時は、第64
図(f)のように、第48図の紙有無センサ675の出
力を確認し(ステップ4−19)、祇有りの時はステイ
プルモータをオンし(ステップ420)、コピー紙束の
綴じ動作を行う。綴じ動作終了をステイプルホームセン
サ650によリ検知し(ステップ4−2 1) 、ステ
イプル動作を終了し(ステップ4−22)、ステイプル
シーケンスカウンタへ6をセットし(ステップ4−23
)、次へ動作を進める。祇有無センサ675の出力が紙
無である時は、ステイプルの綴し動作を行わすチャック
SOL626をオフしくステップ4−24〉、ステイプ
ルシーケンスカウンタを8にセットし(ステップ4−2
5)、次の動作に移る。
ステイプルシーケンスカウンタの値が6の時は(ステッ
プ4−26)、第64図(g)のように、ステイプルさ
れたコピー紙束をビン350に戻すため、再びヂャツク
モータ646を前進させる(ステップ4−27)。設定
パルス分だけ送った後(ステップ4−28>、チャック
モータ646をストップし(ステップ4−29)、チャ
ックS○L626をオフし(ステップ4−30)、コピ
ー祇束のチャックアーム622,624を開放する。
その後タイマをスタートし(ステップ4−31)、チャ
ックSQL 6 2 6応答時間0.2秒をみたあと(
ステップ4−32)、タイマをストップし(ステップ4
−33)、ステイプルシーケンスカウンタを7にセット
し(ステップ4−34)、次の動作に移る。
ステイブルシーケンスカウンタの値が7の時は、第64
図fh)のように、下のビンに移動するためにチャック
部620がビン350に当たらない程度まで動かす。こ
れにより1ビン当たりのチャックしてからステイプル終
了するまでの時間が短縮でき、システム生産性が上がる
。つまりチャックモータ646をスタートさせ(ステッ
プ4−35)、前記設定パルス分後進させ(ステップ4
−36)、後進動の後、チャックモータ646をストッ
プする(ステップ4−37)。その後、ステイプルシー
ケンスカウンタを8にする(ステップ4−38)。
ステイプル終了、すなわちステイプルシーケンスカウン
タが8の時は、第64図fi)のように、上下移動モー
タ720をオンさせ(ステップ4−39)、ステイプラ
装置700を上昇させる。そして上下ホームセンサ72
9がオンしたところで(ステップ4−40)、上下移動
モータ720をオフさせる(ステップ4−41)。その
後、ステイプルシーケンスカウンタをOとする(ステッ
プ4−42)。
上述のステイプルシーケンスカウンタOから8までの動
作がステイプル終了するまで行われる。
その後サイズ移動モータ515をオンさせて、サイズホ
ームセンサ501がオンしたところで、サイズ移動モー
タ515をオフさせる。前記ステイプル装置700のホ
ーム移動と揺動軸502の移動は同時でも、あるいは順
序が本実施例と逆でも良い。
次に、上下移動のスローアップ・スローダウンの機能を
説明する。この機能は、上下移動開始時移動スピードを
徐々に上げ、設定した値に達したところで定速移動させ
、また上下移動停止時、停止するビン位置の手前から移
動スピードを徐々に下げ、設定した値に達したところで
定速移動させ、停止ビン位置で停止させるものである。
第65図はスローアップ・スローダウンを説明するフロ
ーチャートであって、l m s毎にコールされるサブ
ールチンにおいて、上下移動モータ720のオン後(ス
テップ5−1)、スローアップ動作力9冬了していなけ
れば(ステップ5−2)、サブルーチンコール毎にスロ
ーアツプカウンタが1カウントアップする(ステップ5
−3)。そのスローアツプカウンタの値に基づき徐々に
スピードが増加するよう設定(ステップ5−4)LたR
○M801内スピードデータ群の中からスピードデータ
をCTC804にセットする(ステップ55)。このC
TC804からセットされたスピードデータに基づいた
周波数を発生し、第59図の相信号生威部813へ送ら
れる。相信号生威部813から相信号が定電流ドライ八
812へ送られ、上下移動モータ720がスピードデー
タに対応した回転数で動作する。
スローアツプカウンタがある設定した値に達した時(ス
テップ5−6)、スローアップを終了し(ステップ5−
7)、上下移動モータ720はその後一定の回転数で動
作する。
一定時間後、スローダウン動作が開始しくステップ5−
8)、サブルーチンコール毎にスローダウンカウンタが
1カウントアップする(ステップ5−9)。そのスロー
ダウンカウンタの値に基づき、徐々にスピードが減少す
るように設定(ステップ5−10)LたROM8 0 
1内スピードデータ群の中から、スピードデータをCT
C804にセットする(ステップ5−11)。このCT
C804から、セットされたスピードデータに基づいた
周波数を発生し、相信号生成部813へ送られる。相信
号生成部813から相信号が定電流ドライバ812へ送
られ、上下移動モータ720がスピードデータに対応し
た回転数で動作する。
スローダウンカウンタがある設定した値に達した時(ス
テップ5−12)、スローダウンを終了し(ステップ5
i3)、上下移動モータ720はその後、一定の回転数
で動作する。停止するビンにステイプラが達した時、上
下移動モータ720がオフして停止し、スローアツプカ
ウンタとスローダウンカウンタがクリアされる(ステッ
プ5−14)。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、低摩擦部材で構
威される寄せコロの外周面の一部に高摩擦部材を突出形
成したので、用紙の座屈を防止し、寄せ.揃え精度を向
上させることが可能な用紙後処理装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第I図は本発明による用紙後処理装置の一実施例の正面
図、第2図は同実施例の平面図、第3図は上搬送部の正
面図、第4図fa)は上搬送部の側面図、第4図(bl
は上搬送部のガイド坂部分の平面図、第5図は上搬送部
の駆動系の説明図、第6図は上搬送部の他の実施例を示
す正面図、第7図は斜向コロ部分の側面図、第8図は従
動用球部分の拡大断面図、第9図は斜同部の駆動系の説
明図、第10図は駆動伝達部分の拡大正面図、第11図
は斜向動を示す説明図、第12図は基準ガイド部分の一
部断面図、第13図は揺動装置の斜視図、第14図.は
揺動装置とビンとの関係を示す平面図、第15図は揺動
装置の側面図、第16図,第17図はビンとコピー紙の
関係を説明するための平面図、第18図はコピー紙と揺
動軸の作用を示す説明図、第l9図はビンの取付時の状
態を示す説明図、第20図はコピー紙の座屈を示す説明
図、第21図.第22図はスタック状況の違いを説明す
るための説明図、第23図はビンの正面図、第24図は
ビンの平面図、第25図,第26図はカール押さえの違
いを説明するための説明図、第27図はビンの側面図、
第28図.第29図はリブの一部の断面図、第30図は
ビンの一部の側面図、第31図は排出コロと立上がり部
との位置関係を示す説明図、第32図は後端のり上げを
説明するための説明図、第33図は寄せコロ装置の正面
図、第34図は寄せコロ装置の平面図、第35図はコピ
ー紙と寄せコロとの関係を示した説明図、第36図は寄
せコロ装置の設置状態を示す正面図、第37図は寄せコ
ロによるコピー紙の寄せを説明する説明図、第38図,
第39図.第40図は寄せコロの他の実施例を示す正面
図、第41図はステイプラ装置の斜視図、第42図はス
テイプラ装置の平面図、第43図は軸受部分の正面図、
第44図はステイプラ装置の作動を説明するための説明
図、第45図は用紙引寄せ装置の正面図、第46図,第
47図,第48図は用紙引寄せ装置の作動状態の正面図
、第49図.第50図はコピー紙のビン上での動きを説
明するための説明図、第51図は祇揃え機構部分の正面
図、第52図,第53図は祇揃え機構の作動状態の正面
図、第54図は紙揃え機構の他の実施例を示す正面図、
第55図はビンフェンスの他の実施例を示す斜視図、第
56図は第55図の実施例の平面図、第57図は第55
図の実施例の作動状態の斜視図、第58図は第55図の
実施例の作動状態の平面図、第59図は制御系のブロッ
ク図、第60図は本実施例の全体動作のフローチャート
、第61図は紙揃え作動のフローチャート、第62図は
揺動軸の作動を示す説明図、第63図は揺動軸の退避作
動のフローチャート、第64図はステイプル動作のフロ
ーチャート、第65図はスローアップ・スローダウン作
動のフローチャート、第66図は揺動軸の第1の実施例
の横断面図、第67図は揺動軸の他の実施例の縦断面図
、第68図は揺動軸の他の実施例の側面図、第69図は
揺動軸の他の実施例の横断面図、第70図は従来例のコ
ピー紙と揺動軸の作用を示す説明図である。 333・・・寄せコロ装置、3 材、333b・・・高摩擦部材、 50・・・寄せコロ装置。 33a・・・低摩擦部 350・・・ビン、5 第2図 づ24 )Jり 第3図 第5図 第4図 (b) 第 図 第10図 第13図 始18図 第19図 第20図 第23図 第25図 第27図 第28図 第29図 第30図 第37図 第38図 第42図 第43図 第41図 第44図 620 第45図 第46図 第49図 第50図 第51図 第53図 第54図 第56図 第58図 第57図 第61図 第63図 第64図(し)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ソータのビン上に排出された用紙の上面に接触し、回転
    することにより用紙をビンの一隅部に引き寄せ、揃えを
    行う寄せコロを設け、かつこの寄せコロを低摩擦部材で
    構成すると共に、その外周面の一部に高摩擦部材を突出
    形成したことを特徴とする用紙後処理装置。
JP23573689A 1989-09-13 1989-09-13 用紙後処理装置 Pending JPH0398951A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23573689A JPH0398951A (ja) 1989-09-13 1989-09-13 用紙後処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23573689A JPH0398951A (ja) 1989-09-13 1989-09-13 用紙後処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0398951A true JPH0398951A (ja) 1991-04-24

Family

ID=16990462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23573689A Pending JPH0398951A (ja) 1989-09-13 1989-09-13 用紙後処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0398951A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8709633B2 (en) 2004-12-28 2014-04-29 Sony Corporation Battery loading and unloading mechanism

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8709633B2 (en) 2004-12-28 2014-04-29 Sony Corporation Battery loading and unloading mechanism
US8709634B2 (en) 2004-12-28 2014-04-29 Sony Corporation Battery loading and unloading mechanism
US9178195B2 (en) 2004-12-28 2015-11-03 Sony Corporation Battery loading and unloading mechanism

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2771295B2 (ja) 用紙揃え装置
CN111377290B (zh) 介质装载装置及其控制方法、以及介质处理装置
JPH11165935A (ja) 排紙トレイおよび用紙後処理装置
JPH0398951A (ja) 用紙後処理装置
JP2796144B2 (ja) 用紙後処理装置
JPH03152058A (ja) 用紙後処理装置
JPH0399894A (ja) 用紙後処理装置
JPH03102073A (ja) 用紙後処理装置
JPH03102070A (ja) 用紙後処理装置
JPH0398950A (ja) 用紙後処理装置
JPH0399892A (ja) 複写システム装置
JPH0398949A (ja) 用紙揃え装置
JPH03193395A (ja) 用紙処理装置
JP2802123B2 (ja) 用紙後処理装置
JPH03102072A (ja) ソータ装置
JPH03102071A (ja) 用紙後処理装置
JPH0367841A (ja) 用紙斜向搬送装置
JPH03102065A (ja) 用紙後処理装置
JPH0399850A (ja) 用紙後処理装置
JPH03102066A (ja) 用紙後処理装置
JP2755445B2 (ja) 用紙後処理装置
JPH03102069A (ja) 用紙後処理装置
JPH0399891A (ja) 用紙後処理装置
JPH03102074A (ja) 用紙後処理装置
JPH03154071A (ja) 複写システム