JPH0398949A - 用紙揃え装置 - Google Patents

用紙揃え装置

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JPH0398949A
JPH0398949A JP23573389A JP23573389A JPH0398949A JP H0398949 A JPH0398949 A JP H0398949A JP 23573389 A JP23573389 A JP 23573389A JP 23573389 A JP23573389 A JP 23573389A JP H0398949 A JPH0398949 A JP H0398949A
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森井 伸行
Goro Mori
森 五郎
Nobuyoshi Seki
関 宣好
Yoshihide Sugiyama
吉秀 杉山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、上下方向に多段に配列されたソータのピン上
の用紙を揃える用紙揃え装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に上記用紙揃え装置は、ピンの幅方向に移動する揃
え部材を設け、この揃え部材で用紙の側端を押し、ピン
のサイドフェンスに押し付けることによって用紙揃えを
行うよう構威されている。
ところで、従来は上記の揃え部材をピンの側方に起立し
て設け、一方、ピンの揃え部材との対向側には切り欠き
を設け、この切り欠き内部に揃え部材を侵入させること
で用紙の移動を行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術においては、ピンに切り欠きが形或されて
いるため、ピンの強度が弱くなり用紙の揃えに支障をき
たす虞があった。またピンの外側へ揃え部材を動かすた
め、移動距離が長く、広いスペースを必要とするという
不具合があった。
本発明の目的は、ピンの強度を損なわず、また揃え部材
のピン側方への移動を無くすことによって、小型化が図
れる用紙揃え装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、上下方向に多段に配列されたピンを貫通し
て設けられ、かつピンの幅方向に移動可能な揺動軸を有
し、かつこの揺動軸をピンより着脱自在とすることによ
り達成される。
〔作用〕
揃え部材である揺動軸は、ピンに形威した長穴部を貫通
して設けられ、ピン内において幅方向に移動する。また
この揺動軸は、ピンの組立,サービス,清掃時の作業性
を向上させるために、ピンに対して着脱自在となってい
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は用紙後処理装置全体の一実施例を示す正面図で
あって、機器本体の一例である複写機より排出されたコ
ピー紙の受入口Aには人口ガイド板101,102が設
けられ、人口ガイド板101,102に続いてコピー紙
を搬送するため切換爪103が設けられている。切換爪
103より上側の経路は、入口ガイド板101、ガイド
板110,114、搬送コロ108、従動コロ109、
排出−Jロ1l1、従動コロ115およびブルーフトレ
イ116が設けられた上搬送部100となっており、ま
た切換爪103より下側の経路は斜同部ガイド板205
、斜向部従動ガイド板217、下搬送部ガイド板308
、従動ガイド板309,310、斜同部受入コロ20l
、斜向コロ202、斜向部排出コロ203、従動コロ2
14,216、球215、搬送コロ301,302、従
動コロ305,306を通り偏向部B経路に続く斜向部
200となっている。
前記偏向部B経路の各ピン350に対応する位置には偏
向爪312および偏向部排出コロ304が各々設けられ
ており、偏向部排出コロ304とコピー縦送り経路を挟
んで従動コロ307が圧接している。前記搬送コロ10
8、排出コロ111はブルーフモータ117により駆動
され、また斜向部受入コロ201、斜向コロ202、斜
向部排出コロ203、搬送コロ301,302、および
偏向部排出コロ304はドライブモータ313により駆
動される。
第2図は第1図の本実施例の平面図であって、ピン35
0の群の側方にはi1Mするステイプル手段であるステ
イブラ701と、ステイブラ701までコピー紙を寄せ
る装置(チャツキング部)615と、ステイプラ701
およびチャツキング部615を各ピン350まで移動す
る上下移動機構で構威されるステイブラ装置(綴じ手段
)700が配置されている。
また、ステイプラ装置700が配置される反対側のピン
350の群の側方には、ステイプルする前のコピー紙を
揃える揃え手段をなす後述する揺動軸502と、この揺
動軸502部分をコピー紙のサイズに合った場所に移動
させる装置で構威される揺動装置500が配置されてい
る。
前記ステイブラ装置700が配置されている側のピン3
50近傍にコピー紙の揃えをする手段である寄せコロ装
置550が配置されている。
本実施例のソータは、第1図のように20ピンのソータ
であり、ピンセンサ321,323と、排祇センサ32
2,324が上下に各々設けられている。これらのセン
サ321,323,322,324はLEDとホトトラ
ンジスタからなる透過式の光学検知センサである。コピ
ー紙が排出されたかどうかを検出する作動を行うのが排
祇センサ322,324であり、またピン350にコピ
ー紙が存在するか否かを判別する作動を行うのがピンセ
ンサ321,323である。
第3図は上搬送部100の詳細を示す正面図、第4図(
a)は上搬送部100の詳細を示す側面図であって、複
写機本体より排出されたコピー紙はガイド板101.1
02にガイドされ切換爪103まで搬送される。この切
換爪103はリンク104,105.106を介し切換
ソレノイド(S○L)107に連結されており、ソレノ
イド107のオフにてコピー紙を上搬送部100の下方
に設けてある斜向部200へ、またソレノイド107の
オンにて上搬送部lOO内にそれぞれ送り込むように作
動する。
前記ソレノイド107のオンにて切換爪103が作動し
、上躍送部100内にガイドされたコピー紙は切換爪1
03のすぐ上部に設けられた閾送コロ108へ送られる
。搬送コロ108はEPDMまたはクロロプレンゴムに
て構成され、かつ板バネ等の作用を受けて従動コロ10
9が押圧しており、搬送力を得ている。これらの搬送コ
ロ108と従動コロ109の組合わせにて構威された成
送装置は縦に3列並んでいて、コピー紙を順次上方に搬
送している。この搬送装置にてコピー紙はガイド板10
1とガイド板110の間を通り排出コロ111のところ
まで搬送され、ブルーフトレイ116へ排出される。
前記カイド仮110には上述した従動コロ109および
切換爪103が取付けられており、第4図(blに示す
ガイド板110部分の平面図のように奥側のピン112
を中心に回転開放するようになっている。このガイF板
110を回転開放することで切換爪103、あるいは従
動コロ109が開放され、この部分における紙詰まり等
の処理を容易にしている。
3列縦に並んだ政送コロ108と従動コロ109にて搬
送されたコピー紙はガイド板101,114にてガイド
され、排出コロ111のところまで搬送される。排出コ
ロ111の材質も搬送コロ108と同様にEPDMまた
はクロロプレンゴムにて構威されており、排出コロ11
1の従動コロ115も搬送コロ108の従動コロ109
と同様に板バネ等にて押圧されて排出力を有している。
排出コロ111まで搬送されてきたコピー紙は徘出コロ
111と従動コロ115の作用で第1図に示すブルーフ
トレイ部116に排出されることになる。ブルーフトレ
イ部116は第1図のようにソート用ピン350の位置
より本体側に近づけている。これは操作者側により近づ
けたことを意味し、操作者がコピー紙を見易い,取り易
い等の操作性向上と共にコピー紙の搬送距離を少しでも
短くすることにもなり、排出するまでの時間の短縮化に
もなっている。またこのブルーフトレイ部116は外装
体である上カバーの一部を兼ねることで専用にプルーフ
トレイを設けなくてもよい。
第5図は上搬送部100の駆動系を示す説明図であって
、上搬送部100は単独にモータ】17を設けており、
その駆動力をギヤ130,131を介しタイξングベル
ト118にて搬送コロlO8と排出コロIIIの軸にそ
れぞれ固定されたタイミングプーり119,120に伝
達し、搬送コロ108と排出コロ111を駆動をしてい
る構威である。
また、上述した上搬送部100の特徴としては本体排出
部から切換爪103の間に搬送用のコロを設けていない
ことである。これはブルーフトレイ部116の使用モー
ド時は上搬送部100の駆動モータ117、およびソレ
ノイド107を作動させるだけでコピー紙を搬送し、ピ
ン350を使用するモード時は上搬送部100の駆動モ
ータII7、およびソレノイド107は電源を供給しな
くてもよいように構成させたものであり、効率的に電源
を供給するような構成になっている。
この上搬送部100はユニット化され容易に着脱可能に
なっており、例えば第6図に示す上搬送部100の他の
実施例を示す正面図のように、人口部A1を変えたユニ
ットUを装着することで複写機本体の排出位置が違う場
合でも、このユニットUの交換のみで、この後処理装置
を使用できる。
なお、第6図において第1図と共通部材には共通符号を
付した。
次に、第1図における斜向部200をより具体的に説明
する。
斜向部200は、複写機本体より排出されたコピー紙が
中央基準である場合に、搬送路中にて手前端面基準へ変
更するためのユニットであり、第1図に示すように、切
換爪103より下方の垂直部に位置している。このよう
に垂直搬送路を利用するのは、装置全体を小型化し省ス
ペース化する目的である。
複写機より排出されたコピー紙はソートまたはスタック
等のピン350使用モード時に切換爪103に導かれて
、下方の斜同部受入コロ201へ送り込まれる。斜向部
受入コロ201にはEPDM、またはコロロプレンゴム
にて構威され、かつ板バネ等にて従動コロ214が押圧
されており、搬送力を得ている。
第7図は斜向コロ202部分の側面図であって、基準ガ
イド204へ向けてコピー紙が搬送されるように約25
6〜30″傾斜させた斜向コロ202が2本配置されて
いる。この斜向コロ202も斜向部受入コロ201と同
様にEPDMまたはクロロプレンゴムにて構或されてい
る。
従動コロとして第8図に示す拡大断面図のように圧縮ス
プリング218にて加圧された球215を使用し・コピ
ー紙の回転方向に対する自由度を増すとともに基準ガイ
ド204へ当たる場合のコピー紙の座屈等を防止してい
る。この斜向コロ202にて基準ガイド204まで斜め
に搬送されたコピー紙は斜向部排出コロ203へ送られ
る。この斜向部排出コロ203は、次搬送路への搬送を
確実にするものであり、材質は斜向部受入コロ201と
同しである。
第8図において、従動用球ケース219と押さえ部材2
20と圧縮スプリング218との構戒にて垂直搬送路に
おける従動用の球215の加圧を行っている。
上記搬送コロの搬送方向速度Vは、斜同部受入コロ20
1の速度v,#斜向コロ202の速度V2〈斜向部排出
コロ203の速度V3とする。但し斜向コロ202の速
度■2は下方搬送方向威分のため、V2 −V2MXC
OS θであり、実施例ではVia一V3のため、Vz
=Vzcos θとなっている。
また、上記各搬送コロにおける搬送力Fの関係は、斜同
部受入コロ201の搬送力F,〉斜向コロ202の搬送
力Fz=斜向部排出コロ203の搬送力F3とする。こ
のように斜向部受大コロ201の搬送力F.のみを大き
くするのはコピー紙の先端が斜向コロ202へ送り込ま
れても、後端が斜同部受入コロ201を抜けるまで斜向
を防止し、斜向のタイξングを一定に保つことが目的で
ある。また斜向部排出コロ203の搬送力F3を斜向コ
ロ202の搬送力F2と同等にするのは斜向の搬送距離
に余裕を持たせるためである。
次に斜向部200の各殿送コロの駆動方法を示す。
第9図は斜向部200の駆動系を示す説明図である。第
7,9図において、斜向部排出コロ203の軸に固定さ
れたタイミングプーり210より入力された駆動力は両
歯タイミングベルト213を介して斜同部受入コロ20
1の軸に固定されたタイミングプーり206へ伝達され
、斜向部受入コロ201が駆動力を得ている。
第IO図は駆動伝達部分の拡大正面図であり、第7.1
0図において斜向コロ202は軸を斜めに傾ける必要が
あるため、ハスバギャ209およびハスバギャ部208
aとタイミングプーリ部208bとが一体となったアイ
ドラ208を介して両歯タイミングベルト213より駆
動力を得ている。
第11図はコピー紙の斜向動作を示す説明図であり、同
図には斜向時のコピー紙の理想的な動きを示してある。
すなわち、コピー祇Pの後端が斜同部受入コ0201を
放れた時点で斜向が始まり、基準ガイド204に端面が
突き当たって斜向が終了し、斜同部排出コロ203にて
直進搬送が行われることムこなる。
第12図は基準ガイド204部分の一部断面図であり、
本実施例では、基準ガイド204は斜向部従動ガイド4
Ji211に対向する斜同部駆動側ガイド仮205ヘビ
ス止めにて固定している。
斜同部200より送り出されたコピー紙は、第1図の下
搬送ガイド板308および従動ガイド仮309,310
にガイドされ、搬送コロ301,302、および従動コ
ロ305,306にて偏向部日へ送られる。偏向部Bは
偏向部排出コロ304、および従動コロ307、従動ガ
イド板311、偏向爪312にて構成され、各偏向爪3
12は個々にソレノイドにて作動可能となっている。指
定されたモード条件に応じて偏向爪312をソレノイド
により開閉させて各ピン350ヘコピー紙を導き、積載
させている。
第13図は揺動装置の概略を示す斜視図、第14図は揺
動装置とピンとの関係を示す平面図、第15図は帰動装
置の側面図であって、各ピン350の一例縁部にはピン
フェンス450がそれぞれ立設されているとともに、こ
のピンフェンス450が設けられている縁部と直交関係
にある他側縁部にピン後端立上がり部508が立設され
ている。
また前記ピンフェンス450が設けられている縁部と反
対側の縁部には長大部511が設けられている。
この長六部511は、第14図のようにピン後端立上が
り部508からの距離aが、ピンフェンス450とピン
後端立上がり部508からの距離bと、ピンフェンス4
500幅Cの間で前記ピンフェンス450に向かって所
定長さにわたり延在するように設けられている。
本実施例においては、a寸法を125〜140mmの間
においている。これは実験の結果、a寸法が125mm
以下の場合は、A3などの大サイズのコピー祇Pの時に
第16図のピンの平面図に示すようなモーメントを加え
てしまい、良好な寄せを行うことができないことが分か
り、またa寸法が140mm以上の場合はB5横などの
小サイズのコピー祇Pの時に第17図のピンの平面図に
示すようなモーメントを加えてしまうため、良好な寄せ
を行うことができないことが分かったためであり、この
ためにa寸法を125mm〜140mmの間にした。
また第13〜15図において、各ピン350に設けられ
ている各長大部511内を上下方向に突き通すようにし
て横断面丸形状をなす帰動軸502が立設されている。
このtg動軸502は用紙束の端面部に当接して位置揃
えを行うためのものであり、揺動軸502の表面には高
摩擦部材ゴム,スポンジ,紙やすり,サンドブラストの
処理や接着処理が施されている。また、揺動軸502は
第15図のように板バネ503a.503bによる弾性
により必要以上の力がコピー祇束にかかり、コピー紙に
傷やしわが寄ったり、モータに過負荷がかからないよう
になっている。
第66図は揺動軸502の横断面図であって、揺動軸5
02表面の少なくともコピー紙(シート)と接する個所
に高摩擦部材Hであるゴム,コルク,スポンジ,紙やす
りを貼付した例を示している。
第67図(a), (b)はtg動軸502の縦断面図
であって、第67図(a)は前記高摩擦部材Hを水平方
向に延出して植毛して設けた例を示し、第67図(b)
は高摩擦部材Hを下方に延出するように植毛して設けた
例を示している。
第68図は揺動軸502の側面図であって、表面にサン
ドブラスト処理を施すことにより、表面を粗らして高摩
擦部材Hを形戒する例を示している。
第69図は揺動軸502の横断面図であって、表面に高
摩擦部材Hである粉体.粒体を付着した例を示している
第18図はコピー祇Pと描動軸502の作用を示す説明
図であって、350はピンである。
同図において、揺動軸502が■〜■ヘコビー紙Pを寄
せるために移動すると、高摩擦部材Hの存在によりコピ
ー祇Pがカールしていても揺動軸502に対してすべる
ことなく、揃え方向であるX方向へ移動する。したがっ
てコピー祇Pは確実にピンフェンス450までコピー紙
Pを届かせることになり、揃えを良好に行うことができ
る。
また、コピー祇Pの変形(カール)を強制的に修正して
揃え精度を向上させるために、コピー紙揃え時に揺動軸
502が下方向に沈みながら動くように構成することが
考えられる。この構或において、揺動軸502に上下方
向に回動する部材を設けて、この部材にてカール部分を
押さえながらコピー紙Pの一側端面部を押すようにする
ことも考えられる。
さらに前記揺動軸502の上端部および下端部は、第1
3図,15図のように、ホルダー504a,504bの
凹部の中に入っており、前記ピン350の上方領域およ
び下方領域には前記長六部511の延在方向とほぼ同方
向に延びるタイミングベル}507aおよび507bが
それぞれ配置されている。そしてこれら各タイミングベ
ルト507a,507bの凹部に対してホルダー504
a,504bの凸部が入り込んで固定されている。
前記各タイミングヘルト507a,507bがそれぞれ
掛けられているプーり509.’510,512のうち
プーり509と512は上下方向に延在されるように設
けられている駆動軸514の両端部にそれぞれ固定され
ている。下側タイミングベルl−507bは駆動手段で
あるサイズ移動モータ515の出力軸に設けられたプー
り512に掛けられている。揺動軸502のサイズによ
る移動はサイズ移動モータ515に与えるパルス数によ
り管理している。
ある用紙サイズに対しサイズ移動モータ515によりt
g動軸502は排出されてくるコピー紙と一定の間隔を
置いた所に停止する(本実施例では10mm;第1の停
止位置)。排出が終了しコピー紙がピン後端立上がり部
508に落下すると同時に揺動軸502をコピー紙側に
動かしコビー祇端面よりある一定の喰込み量(本実施例
では5mm)を持つようにパルスにより管理されている
(第2の停止位置)。
揺動軸502はコピー紙を押し終えて戻る時に、一時コ
ピー紙サイズ幅にて停止させた後(第3の停止位置)、
定位置に戻す方式や、揺動軸502の動くスピードを可
変する方式により一度揃ったコヒー紙が紙の腰によりピ
ンフェンス450から再び離れてしまうのを防止する(
第61図,第62図にて詳述する)。
前記ホルダ504aには反射型センサ(図示せず)が、
揺動軸502よりピンフェンス4504こ近い側部に取
り付けられている。
そして、揺動軸502で最初の1枚目を祇揃えした後、
揺動軸502を駆動手段であるサイズ移動モータ515
にて移動させながら、前記反射型センサによりピン35
0上のコピー紙の端面を検知する。前記サイズ移動モー
タ515がステツピングモータであるから、サイズ移動
モータ515を動作し始めてから反射型センサがオンし
た時までのパルス数をカウントすればコピー紙の端面の
位置が分かり、コピー紙のサイズのばらつき(1〜2m
m)があったとしても正確に前記第3の停止位置を決定
することができる。
なお、上述の祇揃え装置はピン350を使用して説明し
たが、このピン350を含む公知の排祇用のトレイにお
いても適用できる。
コピー祇束は揺動軸502によりピンフェンス450側
に押し付けられ、その結果コピー紙束の一側端面部の位
置揃えが行われる。他側端面部の位置揃えのピンフェン
ス450と直交するピン立上がり部508にコピー紙を
突き当て、揃えを行う1手段としてピン350の傾斜を
利用してコピ一紙を落下させる方式を使用している。
ピン350は、用紙揃えおよびステイプルを良好に行う
ための種々の工夫がされている。
第19図は、ピン350の取付時の状態を示す説明図で
あって、ピン主角度部401に対しピン準角度部402
,403は桜やかになっている。
ピン主角度部401をある所定の角度に設定(本実施例
では30°)すると、排祇されたコピー紙がスタックさ
れて行くにつれ、徐々にコピー紙が座屈し始める。これ
は薄紙にて顕著にあらわれる〔第20図に示したコピー
紙座屈発生状態(A部分)参照〕。ピン準角度部403
は上述したコピー紙の座屈発生を、コピー紙の重さをピ
ン準角度部403の部分である程度支えることで防止す
ることができる。本実施例ではピン準角度部403の角
度は15″である。ただし、ピン主角度部401の長さ
が短く、ピン準角度部403の長さが長いとピン準角度
部402の部分でコピー祇の重さを支え過ぎて、コピー
紙が落下しない場合が発生する。よってピン主角度部4
01とピン準角度部403の長さは適当な長さである必
要があり、ピン主角度部は300mm程度、ピン準角度
部は80mm程度がよい。
また、ピン準角度部402はフエイスカール対策用に設
けられている。第21図に示したピン準角度部402を
持たない場合のフエイスカールを呈するコピー紙のスタ
ック状況を第22図に示したピン準角度部402を持つ
場合のフエイスカールを呈するコピー祇のスタック状況
を比較すると、第21図のC部と第22図のd部の差が
示されている。第21図のC部はコピー祇束Pがピン3
50上より離れ浮いているが、第22図中のC部ではコ
ピー紙東Pはピン350上から余り離れていない。これ
は第21図の形状より、第22図の形状の方がフエイス
カールを呈するコピー祇束Pに対して、より多い枚数を
スタックできるということを示している。本実施例では
ピン準角度部402は15°で、長さは20mm程度で
ある。
第23図はピン350の全体を示す正面図、第24図は
ピン350の平面図であって、ピン35Oの下側に出て
いる凸部411はコピー紙のカール押さえ用である。ピ
ン350上へ排出されたコピー紙は一方向に揃えられる
が、カールが大きいコヒー紙は、ピン350側方に設け
られたピンフェンス450を乗り越えたりして揃え性を
悪くする●前記凸部411はコピー紙のカール等を押さ
え、良好に揃えが行えるように設置されている。
第25図はカール押さえがあるピン350の一部断面図
、第26図はカール押さえがないピン350の一部断面
図であって、図中のコピー紙におけるの,■,■の状態
はコピー紙の揃えが行われた時の経時的な状態を段階的
に示している。
第24図において、412,413,414は、ピン固
定用の把手である。
第27図はピン350の側面図であり、取付状態を示す
。同図において、430a,430bは側板を示し、4
31a,43lbはピン受け台を示ス。ピンフェンスF
側のピン受け台431aにてピン350を固定し、もう
片側のピン受け台43lbはピン350と僅かな間隙を
持ちながら支えるだけになっている。ピンフェンスF側
を固定することでスティプルの位置がばらつかないよう
にできる。またピン受け台43Ib側に設けられた僅か
な間隙は、ピン350の熱膨張を吸収できるようにして
いる。
第24図において511は揺動軸502が用紙サイズに
合わせて移動するための長穴である。ピンリブ415a
は、コピー紙の落下性を良くするために設けられている
。コピー紙がピン350上に積載された時、ピン350
がたわむのを防ぐためにピンリブ4 1 5 b,  
4 1 5 c,  4 1 5 eのコピー紙取出し
用の切欠きに近い部分は、他リブの高さよりも高くなっ
ている。コピー紙がたわむと、コピー紙の落下性が著し
く悪化する。また第13図の揺動軸502により揺動し
た場合、たわんだコピー紙は腰が無いために揺動されて
も揃え精度が出ないことがある。ピン350のリブ41
5fは排出されたコピー紙が揺動軸用の長大部511に
潜り込まないように考慮されている。
第28図は揺動軸用の長六部511付近のりフ415f
の一部の断面図であって、リブ415fはピン350の
上下に突出しており、積載されるべきコピー紙が下に潜
り込まないようにと同時に上位ピンの切欠部へ入り込ま
ないようにしている。
前記リブ415fの配置もコピー紙サイズの端面より1
0mm中に入った付近に設定していて、特に長穴部4 
1. 0に入り易い用紙の端面を確実にガイドするよう
考慮している。
また、第28図中でピン350上側のリブ415fの形
状が片側になだらかな三角形状を形或しているのは、チ
ャツキングしてきたコピー祇束Pを後述するステイプル
した後、排出した時に排出されたコピー紙がリブ415
fに引っ掛からないようにガイドするためである。前記
リブ415『は第23図のピン後端立上がり部508付
近では、例えば第29図に示すように上下リブとも低い
リブ415f,415hになッテオり、長六部511ま
で徐々に高くしている。これは積載枚数を多く確保する
ために行っている。また第24図のピンリブ415gは
、リブ位置についてはリブ4I5fに倣っている。この
リブはコピー紙の落下性を良くするために設けられてい
る。
第24図に図示されている切欠部416は、チャツキン
グ部がピン350上に揃えられたコピー紙をチャックす
るための切矢部である。
第24図の417部分は、第30図のピン350の一部
を示す側面図に示されるように、ピン350の他面より
も下に落ち込んでいる。この417部分は、小サイズ紙
取り出し用に設けられたものである。コピー紙取出し用
の切欠き422をさらに深くすれば、417部分は不必
要となるが、その場合、ピン350の強度が極度に悪化
する。
417部分は、ピン強度を保持させていることと、小サ
イズ紙取出し時に、そのコピー紙を取り易くすることに
おいて役立っている。また第24図の418は排祇コロ
用の切欠きである。
第31図は排出コロ304とピン後端立上がり部508
との位置関係を示す説明図であって、a゜は90’より
やや大きな角度を持っている。b部は直線部となってお
り、C部は曲線形状となっている。排出コロ304は前
記C部と同一面上に位置するのではなく、C部よりも排
祇方向側に突出している。第31図に示すピン後端立上
がり部508の形状は、フエイスカールにおける揃え精
度に関して効果を示す。しかしながらフエイスカールに
てスタック枚数が増してくると、コピー祇束Pがピン立
上がり部420よりも高く積載して、第32図に示され
るような“後端のり上げ”Xが発生してしまう。本実施
例では、フエイスカールに効果を示すピン後端立上がり
部508の形状と、排出コロ304をピン350内へ突
出させることを組み合わせることで、フエイスカールの
揃え精度に効果を上げ、且つ突出させた排出コロ304
でコピー紙をかき落とすことで前記“後端のり上げ”X
等の不具合を防止させている。
第23図の419と第24図の421は、ピン補強のた
めに設けられているリブである。また、さらに落下によ
る揃えではコピー紙の種類により揃え精度が十分に出な
いことがある。これを補うために寄せコロ装置550を
設けている。
第33図は寄せコロ装置550の正面図、第34図は平
面図であって、寄せコロ装置550は偏向部排出コロ3
04の軸340に取付けた寄せコロホルダー331に保
持された従動軸332に寄せコロ333が取付いている
。また偏向部排出コロ304に駆動プーり334が固定
され、従動軸332に固定された従動プーり335と丸
ベルト336により連動して寄せコロ333が駆動され
る。駆動プーり334と従動ブーり335は106の傾
きを持っており、寄せコロ333はコピー紙を斜めに寄
せることにより、前記ピンフェンス450とピン後端立
上がり部508の両側面における揃えを行うことができ
る。
第35図はコピー祇Pと寄せコロ333との関係を示し
た説明図であって、偏向部排出コロ304と従動コロ3
07により搬送されてきたコピー祇Pは指定されたピン
350に偏向爪312が開くことにより排出される。こ
の時、寄せコロ333はピン350より5〜7mm離れ
ており、この寄せコロ333の上部をコピー祇Pが排出
されていく (■の状態)。コピー祇Pの後端は排出時
の速度によりピン後端立上がり部508より20〜39
mm飛び出す。寄せコロ333の中心はピン後端立上が
り部508より15mm離れ、かつピンフェンス450
より20mmMれていて、寄せコロ333の上に落下し
たコピー祇Pは寄せコロ333によりピン350上にか
き落とされる。ピン350に落下したコピー祇Pはピン
350の傾斜によりピン後端立上がり部508へと導か
れ、寄せコロ333の下部へ潜り込む(■の状態)。
その後、コピー紙P後端がピン後端立上がり部508に
接する位のタイミングで既述したように揺動軸502を
動かし、コピー祇Pをピンフェンス450に突き当てて
揃えを行う。その後、第36図の寄せコロ装置550の
設置状態を示す正面図のように、ソレノイド342を引
くことにより、ブラケット337を上方に引き上げ、第
33図の穴部338に入り込んでいるピン339が上が
り、軸340を中心に寄せコロホルダー331が反時計
方向に回転し、寄せコロ333がピン350上ヘ落下す
る。そして寄せコロ333の回転によりコピー紙をピン
後端立上がり部508とピンフェンス450に突き当て
て揃えを行う。これらの揺動と寄せコロ333の作動時
間は次のコピー紙が排出されるくる前、もしくは寄せコ
ロ333とピン350の間に入る前に終了しているよう
に設定されている。そして次のコピー紙も同様に紙揃え
が行われていく。
前記寄せコロ333によりコピー紙をピンフェンス45
0とピン後端立上がり部508に突き当てるが、あまり
コピー紙を寄せる力が強いと、コピー祇Pが第37図に
示すように座屈してしまうので、寄せコロ333の搬送
力はコピー紙Pを一枚搬送でき、突き当たった後はスリ
ップするように設定されている。このため、第38図に
示すように寄せコロ333の低摩擦部材333aの一部
に高摩擦部材333bが寄せコロ333の円周よりも突
出するように設けられている。また第3940図の寄せ
コロ333の正面図のように複数個の高摩擦部材333
bを設けても良い。さらに寄せコロ333に適度の摩擦
部材を設け、コロ圧を設定することにより上記と同様の
効果を得ることができる。
上述のようにして位置揃えが行われたコピー紙束は後述
するステイプル動作などの各種後処理が実行された後に
第14図の矢印X方向に取り出される。この取り出し方
向には取り出しの支障となるものは何ら存在しないので
コピー紙取り出し動作は容易に行われることとなる。
次にステイブラ装置700について説明する。
第41図はステイプラ装置700の斜視図、第42図は
ステイプラ装置の平面図、第43図は軸受部分の正面図
であって、多段にわたって設けられたコピー紙堆積用の
前記ピン350の側部に、ステイプラ装置700が配置
されている。このステイブラ装置700においては、ス
テイプラ701および用紙引き寄せ装置615が、板状
のブラケッ}703の上部に取り付けられ、それぞれ固
定されている。ステイブラ701は、図示を省略した各
ピン上に堆積された仕分け後のコピー紙束のそれぞれに
対して、スティブルを打ち込むものであり、用紙引き寄
せ装置615は前記各ピン上のコピー祇束を把持して、
ほぼ水平に移送させるものである。前記ブラケツ}70
3の一端が上方向に曲がった部分に、ブラケット703
aが取付けられており、ブラケット703aに第42,
43図に示す軸受704が嵌着し、第43図の止め輪7
05で固定されている。軸受704を第41図のベース
706と上板707に取付けたホルダー708および7
09にセットされたスライド軸710に通す。ブラケッ
ト711に設けた軸712および713にコロ714お
よび715が設けられ、このコロ714および715が
ブラケット716を挟むようになっている。
さらにピン350の側部に沿ってほぼ平行に駆動ベルト
717が立設されている。この駆動ベルト717は前記
ブラケット703aと取付板718に挟み込まれねじ止
め固定されている。
前記駆動ベルト717は上下方向に所定間隔離して配置
されたプーリ719a,719bの間に掛け渡されてい
る。そして駆動モータ720の出力軸に固定されたプー
り721および動力伝達ベルト722を介してプーり7
23に伝わり、同軸上に固定された駆動歯車724、こ
の駆動歯車724に噛み合わされる歯車725を順に介
して、支軸726の一端部に固定された駆動プーり71
9aに対して回転駆動力が伝達されるようになっている
。このような駆動力伝達機構によって、前記駆動ベルト
717が搬送駆動され、それにより前記ステイプラ70
1および用紙引寄せ装置615の上下方向の移送動作が
行われるようになっている。
さらにまた、前記ブラケット711上に、位置センサ7
27が取付けられ、ブラケット716を前記位置センサ
727が挾むようにして設けられている。前記ブラケッ
ト716には、位置を表示する穴716aが各ピン位置
に対応するようにして所定間隔をなして形成されている
。このような位置検知機構によって前記ステイブラ70
1および用紙引寄せ装置615が各ピンの設置位置に停
止されるように制御される。
第41図における突起728とセンサ729は、ブラケ
ット703の上限位置を決めるためのものであり、突起
728がセンサ729の中に入ると、モータ720での
上昇を停止する。
第44図はステイブラ装置700の動きを分かり易くす
るための説明図であり、ピン350上に排出されたコピ
ー祇Pとチャック部731の動きとステイブラ701の
位置を説明する。
ピン350上に排出されたコピー紙Pは、730dで示
すような位置に排出される。その後、既述した揺動装置
にてピンフェンス450に当接する位置に備えられる。
その後、コピーが終了し、ステイプルが開始されると、
チャック部620は一点鎖線の位置620bから他の一
点鎮線の位置620cに移動し、チャック部620を閉
じてコピー祇Pを挾み、実線の位置620aにて停止す
る。この動作によりコピー祇Pは730fの位置まで移
動し、ステイブラ701によりピン350上で、ある枚
数のコピー祇Pがステイブルされる。
その後、前と逆の動作を行い、コピー紙Pは730dの
位置に戻される。これで1つのピン350に対する仕事
が終了し、次のピン350へ行き、この動作を繰り返す
。それらの動作の詳細についてはこの後で説明する。
第45図は用紙引寄せ装置615の正面図、第46図.
第47図,第48図は用紙引寄せ装置615の作動状態
の正面図であって、ピン350上のコピー祇束Pを把持
するチャック部620と、このチャック部620をほぼ
水平方向に往復移動させる往復移動機構640とを備え
ている。前記チャック部620において、基板621に
対して一対の揺動レバー上622と揺動レバー下624
とが揺動自在に取付けられており、この揺動レバー上6
22と}ヱ動レバー下624がソレノイド626により
作動されることによってチャック上623と、チャック
下625とがコピー祇束Pを把持するように作動する。
往復移動機構640には、枠体641にチャック部スラ
イド用の軸642が固定されており、この軸642に基
板621が固定された軸受629が係合されており、こ
の軸642にガイドされ、チャック部620が往復移動
する。また、枠体641には、前記チャック部620を
コピー祇束P側に進退せしめるタイミングベルト643
が設けられている。前記チャック部620とタイミング
ベルト643は基板621のアーム部621aにて固定
されている。タイξングベルト643の両端にはブーり
644.645が固定されており、一方のブーIJ 6
 4 4はステツピングモータ646に取付けられてい
る。前記ステッピングモータ646の出力によりブーり
644が回転し、タイξングベルト643が移動する。
タイごングベルト643の移動により、アーム部621
aを介してタイミングベルト643に固定されたチャッ
ク部620が往復移動するようになっている。前記枠体
641には位置センサ650が設置されており、また前
記基板621には検知対象として検知板630が立設さ
れており、この位置センサ650により前記チャック部
620のホームポジションを検知している。なお、チャ
ック部620のホームポジションはピン350上のコピ
ー紙束ヲチャックする位置とステイプルする位置の間に
設けられる。
このような構戒を有する実施例において、ステイブルモ
ードが開始されると、まず第41図に示す駆動ベルト7
I7によってステイプラ701および用紙引寄せ装置6
15が一体的に上下動され、第45図に示されるように
、ステイブラ701および用紙引寄せ装置615がステ
イブルを打ち込むべきコピー紙束Pを堆積する所定のピ
ン350に向かって移送され、第41図の位置センサ7
27からの信号に基づいて所定のピン350に近接する
位置に停止される。この時にはソレノイド626はオフ
されており、したがって両揺動レバー622,624お
よびチャック623,625が開放状態に置かれている
次に、ステツピングモータ646が所定量回転し、タイ
ミングベルト643を移動させ、チャック部620をコ
ピー祇束Pに向かって往動させる。
ステツピングモータ646の回転速度を変えることによ
り、チャック部620の移動時の速度制御を行っている
。本実施例の場合、チャック部620が揃え済みのコピ
ー紙束Pをチャック623,625で把持し、スティブ
ル位置まで復動ずる時のスタート時に徐々に加速し、停
止時に徐々に減速することにより、揃え済みのコピー紙
が加減速時の慣性によりばらつくことを防いでいる。同
じ距離を同じ時間内で動く場合、慣性力の最大値が最も
小さいのが等加速度運動であるため、本実施例の場合、
等加速度で加減速している。
そしてチャック623,625がコピー祇束Pを把持可
能な位置(第47図)まで移動されると、そこで停止さ
れそれと同時にソレノイド626がオンされる。ソレノ
イド626のオンによってチャック623.625が第
46図に示されるように閉じられ、チャック623,6
25にコピー紙束Pの端縁部分が把持される。この時の
動きを、さらに具体的に説明する。すなわち、ソレノイ
ド626がオンすると、ソレノイド626に掛止したス
プリング627によりレバー628を引き、レバー62
8と係合されたレバー上622が支点622aを中心に
し反時計方向に回動し、チャック上623が下がる。ま
たレバー下624はレバー上622との接触部624C
を有しており、レバー上622の動きが伝わり、レバー
624が軸624aを中心にし、時計方向に回動し、チ
ャック下625が上がり、チャック上,下623,62
5によりコピー祇束Pを把持する。チャック上623と
チャック下625の定位置からの移動量はレバー628
の回転支点と力点,作用点の長さにより決まる。本実施
例の場合、チャックの移動量を比率で表すと第46図に
示すように、チャック上623の場合、作用点622b
と支点622aとの距離は92mm、力点622Cと回
転支点622aとの距離は33mmとしてあるから、9
2:33ζ2.79:1であり、チャック下625の場
合、作用点624bと軸624aとの距離は26mm、
力点(接触部)624cと軸624aとの距離は33m
mであるから移動量の比率は、26:33″−0.79
:1となり、チャック上623とチャック下625の移
動量の比率は2.79:0.7 9=3.5 3 : 
1となる。すなわちチャック上623が3.5下に動く
と、チャック下625が1上に動くことになる。またチ
ャック上623とチャック下625で挟むチャック力は
ソレノイド626に取付けられたスプリング627の力
で決まる。チャック上623とチャック下625で挟む
コピー紙Pの枚数が多くなるにつれ、スプリング627
が長くなり、チャック力が高くなるように考慮しており
、チャック力不足によるずれ等の不具合を無くしている
また、チャック623,625によってコピー紙の隅の
一点のみを把持していると、紙引寄せ時の慣性で、第4
9図に示すようにコピー祇Pにモーメントが加わり、コ
ピー祇Pがピン350上で斜向してしまい、ステイプル
位置がばらつく問題があるため、第50図に示すように
チャック623,625を分岐して、コピー紙Pの複数
箇所を把持し、慣性によるモーメントが加わってもコピ
ー紙Pが斜向しないようにしても良い。
次に、ステツピングモータ646の逆転によりチャック
部620は、コピー紙束Pを把持したまま第48図に示
されるように元の位置に復動され、それによって、コピ
ー紙束Pがほぼ水平方向に平行移動されてステイプラ7
01側に引寄せられる。
そしてコピー祇束Pの端縁部分がステイプル可能な位置
まで移送されると、そこで停止する。その後ステイプラ
701によりコピー祇束Pの端縁部分に対してステイプ
ルの打ち込みが行われることとなる。
ステイブル動作が終了すると、ステツピングモータ64
6が正転し、チャック部620が前進し、ステイプル済
みのコピー祇Pをピン350上に戻した後、ソレノイド
626がオフする。それにより今まで閉じていたチャッ
ク上623とチャック下625が開くことになる。その
後、再度ステツピングモータ646の逆転によりチャッ
ク部620は所定の位置まで後退する。その後、ステイ
ブラ701および用紙引寄せ装置615は次のピン35
0に向かって下方に移送され、そこで上述した動作と同
様のステイブル動作が繰り返し実行される。
第51図は祇揃え機構部分の正面図、第52図,第53
図は祇揃え機構の作動状態の正面図であって、第51図
に示されるように、各ピン350における前記ステイブ
ラ701側に対面される端縁部分には、コピー紙束Pの
祇揃えを行うピンフェンス450が前記ピン350から
立上がるようにして設けられている。このピンフェンス
450の下端縁部分は、ピン350の下面側に沿って設
けられた支軸451に回転自在に取付けられており、こ
れによりピンフェンス450が第52図に示される開放
位置まで傾倒されるようになっている。
前記支軸451の両端部分は、ピン350の両端縁部分
に下方に向かって形成された軸受片部456により回転
自在に支承されている。また前記支軸451には巻きば
ね452が装着されている。
この巻きばね452の両巻き端部分は、ピン350の下
面側およびピンフェンス450の背面側にそれぞれ当接
されて係止されており、巻きばね452の回転力によっ
てピンフェンス450が立上がり方向の付勢力を受ける
ようになっている。
さらに前記ピンフェンス450は、フェンス傾倒部材を
介して前記ステイプラ701の上下動にしたがって開放
されるようになっている。このフエンス傾倒部材は、前
記支軸451側に取り付けられたフェンス可動板453
と、ステイプラ701側に設けられたフェンス解除板4
54とからなっている。
前記フェンス可動板453はピンフェンス450の一片
部分450aに扇状に開かれた孔へ一部が人っており、
フェンス可動板453が下方向に回動されると、ピンフ
ェンス450の一片部450aの扇状の孔の下部が当接
され、これによりピンフェンス450がフェンス可動板
453にしたがって傾倒されるようになっている。また
フェンス可動板453が上方向に回動される場合には、
これがピンフェンス450側には接触されることなく離
間するようにして回動されるため、フェンス可動板45
3は自由回動されることとなる。
また、前記フェンス解除板454のコロ454aは、フ
ェンス可動板453に接触する位置まで延出されており
、ステイプラ701の上下動時にフェンス可動板453
に接触して、フェンス可動板453を回動させるように
なっている。
このような実施例における装置では、まずソート動作が
行われる場合には、第51図に示されるように、前記ピ
ンフェンス450は巻きばね452の回転力によって立
上がり位置に維持されており、ソート動作によってピン
350上に排出されたコピー祇Pの端縁部が前記ピンフ
ェンス450に当接して紙揃えが行われるようになって
いる。
このソート動作が終了すると、上述したステイブラ70
1が下降を始め、スティプラ701側のフェンス解除板
454のコロ454aが、ピン350側のフェンス可動
仮453に接触される。そして、フェンス可動板453
が第52図に示されるように下方位置に回動される。こ
のフェンス可動板453の回動に伴ってピンフェンス4
50が巻きばね452の回転力に抗して傾倒され、これ
によりピン350が開放される。このときピンフェンス
450およびフェンス可動板453は、第52図一点鎖
線で表されるピン350の面位置Aより下方側位置まで
押し下げられている。そしてこの状態で上記実施例で述
べたようなステイブル動作が実行される。
ステイブル動作が終了されてコピー祇束Pがピン350
の元の位置に戻されるのと同時にスティプラ701が次
のピン350に向かって下方に移動される。そしてこの
ステイプラ701の下降動作によってフェンス解除板4
54がフェンス可動板453側から離脱されると、巻き
ばね452の回転力によってピンフェンス450が立上
がり、元の位置に戻される。このようなピン350の開
放動作およびステイプル動作は、ソートされたピン35
0の全てに対して行われる。
全てのコピー紙束Pに対してステイプルが行われると、
ステイプラ701は、上昇されて最上位のホームポジシ
ョンに戻される。ホームポジションは最上位に配置され
ている1段目のピン350よりさらに上側に位置されて
いる。このステイプラ701の戻り時に、ステイプラ7
01側のフェンス解除板454がフェンス可動板453
に下方向側から接触されるが、この場合にはフェンス可
動板453は第53図に示されるように上方に向かつて
空転状態で逃げ回動され、したがってピンフェンス45
0は何ら回動されることはない。ステイプラ701の上
昇動作によって、ステイプラ70l側のフェンス解除板
454がフェンス可動板453側から離脱されると、フ
ェンス可動板453は自重によって第51図に示される
元の位置に戻される。
第54図は祇揃え機構の他の実施例を示す正面図であっ
て、ピンフェンス450側にフェンス可動板453を受
ける弾性体455が設置されている。このような実施例
においては、ステイプラ701の戻り時において、フェ
ンス可動板453が上方に向かって空転状態で逃げ回動
されると、フェンス可動板453が上記弾性体455側
に当接されて受けられ、その弾性体455のたわみ反発
力によって、フェンス可動板453が元の位置に戻され
るようになっている。
第55図はピンフェンス450の他の実施例を示す斜視
図、第56図は第55図の実施例の平面図、第57図は
同実施例の作動状態の斜視図、第58図は同実施例の作
動状態の平面図であって、第55.56図において、フ
ェンス460は各ピン350に押当てられ全ピン350
の祇揃えを1枚板で行うようにしている。前記フェンス
460は上下端の回転支点460aおよび460bで回
転自在に取付けられている。回転支点460bにはギャ
460Cを有しており、ギャ460cにはギャ461が
噛合されており、ギヤは駆動モータ462により駆動さ
れる。
コピー紙の揃えを行う時、フェンス460は第55.5
6図に示すようにピン350と向かい合って紙揃えを行
う。ソートを全て終了しステイプルを行う時はフェンス
450は第57.58図に示すように約90°回転し、
ピン350から離れ、コピー祇Pをステイブル位置まで
移動できるようになっている。
第59図は本実施例における制御系のブロック図であっ
て、本制御系は制御手段であるCPU800を中心にR
OM8 0 1、RAM8 0 2、■/Oボー}80
3,806、クロツクタイマコントローラ804(以下
、CTCと略す)、ユニバーサルアシンク口ナスレシー
バトランシーバ805(以下、UARTと略す)にて構
威されるマイクロコンピュータ制御システムである。
プログラムを書き込んだROM8 0 1により随時R
AM802を利用しつつ、後述するセンサスイツチ(S
W)群からの信号をI/Oボート806を介して受け、
■/○ポート803、CTC804の出力により各種ド
ライバ808,809,810,811,812、相信
号生或部813、SSR807を介し後述する各負荷を
制御している。また複写機とはレシーバ814、ドライ
バ815を介しUART8 0 5により、光ファイバ
(図示せず)にて接続し、各ステータス、指示信号のや
りとりを行っている。
前記センサ、スイッチ群(人力系)の具体的部材として
は、人口センサ、排祇センサ、ピンセンサ321,32
3、排祇センサ322,324、パルスジエネレー夕、
カハ゛−SW,DIPSW,サイズホームセンサ501
、上下ホームセンサ729、上下位置センサ727、チ
ャックホームセンサ650、針有無センサ、祇有無セン
サ、ステイブルホームセンサ等がある。
また、負荷(出力系)としてはソータモータ(ACモー
タ)313、切換SQL 1 0 7、偏向SQL群、
チャックSOL626、寄せSOL342、ブルーフモ
ータ(DCモータ)117、ステイプルモータ(DCモ
ータ)、サイズ移動モータ(ステツピングモータ)51
5、上下移動モータ(ステツピングモータ)720、チ
ャックモータ(ステツピングモータ〉 646等がある
複写機とやりとりしている信号のうち複写機からソータ
のステイプラ装置700に送られてくる信号には、ソー
タ始動信号、複写機排紙信号、ステイプル開始信号、ス
テイブル終了信号、システムリセット信号、サービスコ
ールリセット信号CS.Cリセット)、ステータス要求
信号、モード信号、サイズ信号、排出ピン指示信号等が
あり、ステイブラ装置700から複写機に送る信号とし
ては、機種認識信号、トレイ紙有信号、スタックオーバ
ー信号、ピンオーバー信号、カバーオープン信号、針無
信号、JAM信号、スティプル不可信号、排祇信号、W
AIT信号、BUSY信号、モード終了信号、ステイプ
ルカウント信号、異常信号等がある。
以下、本発明の実施例の動作と制御をフローチャートに
したがって説明する。
第60図は本実施例の全体動作のフローチャートであっ
て、まず複写機から送られるモード信号を受信し(ステ
ップ1−1)、コピー開始後、サイズ信号を受信し(ス
テップ1−2)、続いてソータ始動信号を受信する(ス
テップl−3)。この受信でモード信号よりソータモー
タ(ソート,スタック時)またはブルーフモータ(プル
ーフ,割込時)をオンする。
まず、ブルーフモード(ステップ1−4)について説明
する。第1図のブルーフモータ117をオン(ステップ
1−5)Lた後、第3図の切換SOL107をオン(ス
テップ1−6)L、排祇信号を受信すると(ステップ1
−7)、入口ガイド102よリ搬入(ステップ1−8)
されたコピー紙を上部のブルーフトレイ116に排出す
るようにする(ステップ1−9)。コピー紙排出後、排
紙信号を複写機に送信し(ステップ1−10)、搬入さ
れたコピー紙が排祇完了したことを知らせる。以下、コ
ピー終了するまでこの動作を繰り返す(ステップ1−1
1)。この時、コピー紙のジャム検出(フローチャート
には記載せず)は当然行っている。コピー終了後は、切
換SQL 1 0 7、ブルーフモータ117をオフし
(ステップ1−12)、次のコピー作動まで待機してい
る。
次にソート,スタックモードについて説明する。
第1図のソータモータ313をオンした後(ステップ1
−13)、サイズ信号などにより隅動可.不可を判断し
、揺動可の場合は(ステップ1−14)、受け取ったサ
イズ信号に該当する位置へ第13図の揺動軸502を移
動させる(ステップ1−15).次に複写機からコピー
紙が排出される時に、その排出するコピー紙の排出先ピ
ン指示信号と排出信号が複写機より送信される(ステッ
プ1−16)。排出先のピン350の確定は前記排出信
号を受信したことにより行う (ステップ11.7)。
次に複写機からコピー紙が搬入される(ステップ1−1
8)。搬入後、人口センサがオンし、この人ロセンサの
オンよりタイミングをとって前記排出先ピン指示信号に
より決められた偏向ソレノイド(S Q L)をオンし
(ステップ119)、コピー紙をピン350へと導く。
コピー祇が排出された時〈ステップ1−20)、複写機
に排祇信号を送信し(ステップ1−21)、ピン350
上へ確実に排祇したことを複写機に知らせる。この信号
により複写機は次の排出先やジャムのリカハリー後の排
出先などを決めている。コピー紙が排出されピン350
上に載り、コピー紙の動作が落ち着くまでの適当な時間
経過後(例えば3 0 0ms後;ステップ1−22)
、第13図のサイズ移動モータ515をオンさせ揺動軸
502を動かすことにより(ステップ1−23)、排出
方向に対し垂直方向(横)への紙揃えを行う。なお、揺
動軸502を動かすタイミングは、コピー紙の後端を排
祇センサ322,324にて検出し、それを基準に行っ
ている(ステップ1−24)。
前記揺動動作終了後、コピー紙がカールしていたり、表
面に傷,折れがあったり、静電気を多大に帯びたりして
、稀にピン350の端部まで、またピンフェンス450
まで到達しないコピー紙がある。それを強制的に端部ま
で寄せる作業を行う。
このため、揺動軸502が移動すると同時に寄せSOL
342をオンし(ステップ1−25)、回転する寄せコ
ロ333が紙の上面に接触し、カールを押さえるととも
に強制的に端部に寄せる(一定時間=200ms;ステ
ップ1−26)。
この寄せコロ333は各ピン350毎についており、動
作は寄せSOL342により全てが一斉に下がる。この
動作を終了後、寄せSQL 3 4 2をオフ(ステッ
プ1−27)する。
以上の動作をコピー排出毎に行い、紙揃え(ソート〉が
施されていく (ステップ1−28)。このようにして
ソートが終了すると、ソータモータ313がオフ(ステ
ップ1−29)L、ステイプル作動がなされる。ステイ
プル開始信号を受信すると(ステップ1−30)、ステ
イプラ装置700が作動し(ステップ1−31)、積載
されたコピー紙へのステイブルを行う。ステイブル作動
が終了すると(ステップ1−32)、ステイブラ装置7
00と揺動軸502はホームポジションへ移動する(ス
テップ1−33)。
第6l図は祇揃え作動を説明するフローチャート、第6
2図fa)〜(d)は揺動軸の作動を示す説明図であっ
て、揺動軸502はJ:述したようにサイズ信号に基づ
いた位置(本実施例ではコピー紙の排出される揺動軸5
02例の端面より10mmの位置)に予め停止している
。これは排出されるコピー紙Pが揺動軸に当たってジャ
ム.紙折れなど起きないような位置である〔第62図(
a)〕。コピー紙が排出され、3 0 0ms後、揺動
動作により祇揃えを行う。
まず、サイズ移動七ータ5l5 (ステツピングモータ
)を揺動軸502が25mm紙に近づくよう、すなわち
CCW方向へ15mm相当分のパルス数だけ相信号をI
/Oポート803より出力し、定電圧ドライバ811に
よりドライブし、揺動軸502を移動させる〔ステップ
2−1;第62図(b)〕。この時のスピードは500
ppsであり、コピー紙Pにしわ,傷,折れなど不具合
を生じさせないスピードであれば良い。この動作により
ピン350上に排出されたコピー紙Pは、ピンフェンス
450に5mm分過分送りにより押し付けられることに
なる。この過分押し付けはコピー紙Pの長さのばらつき
および確実な寄せを達戊するためのものであり、5mm
でなくても適当な値で良い。
コピー祇Pを押し付けた後、一度停止している(本実施
例では50ms;ステップ2−2)。これはコピー紙P
の落ち着き、およびサイズ移動モータ515の正/逆回
転切換用であり、特に必要ではなく待たなくても良い。
その後、揺動軸502が5mm・紙から遠ざかるよう、
すなわちCW方向へ5mm相当分のパルス数だけ移動さ
せる〔ステップ2−3;第62図(C)〕。この時のス
ピードは300ppsであり、コピー祇Pの過分寄せに
より戻るスピードより遅く、コピー祇Pのコシによる戻
りにより、一旦揃えたのが乱れないようなスピードであ
れば良い。
また5mm戻って停止することにより、紙幅に一致した
ところに揺動軸502が逆側のピンフェンスの役割を果
たし、さらに5 0 m s停止していることで(ステ
ップ2−4)、コピー紙Pが確実に揃えられることにな
る。その後、揺動軸502は次のコピー紙の排出に備え
、最初の位置に戻り〔ステップ2−5;第61図(d)
〕、停止する(ステップ2−6)。この時のスピードは
次のコピー紙の排出に間に合うスピード以上であれば良
い。
ところで、ピン350へのコピー紙のスタック枚数がス
テイプル可能枚数(本実施例では30枚)を超えた後は
、排祇されたコピー紙に対してのステイブルを禁止する
と共に、ソーティングの妨げになる揺動を止め、揺動軸
502をホームポジションへ退避させている。
以下に、この動作を第63図のフローチャートにしたが
って説明する。
ピン350上のコピー紙の積載枚数は、先頭ピンへコピ
ー紙が排出するとき(ステップ3−1)にカウントする
ことにより(ステップ3−2)検知する。先頭ピンの排
祇カウント値がステイプル可能枚数を越えたと判断した
時(ステップ33)、揺動動作および寄せコロ動作を中
止し(ステップ3−4)、前記揺動軸502をホームポ
ジションへ退避させ(ステップ3−5)、以後、排祇さ
れたコピー紙に関して祇揃えを行わない。また同時に以
前に排出したコピー紙に関してもステイプル禁止(ステ
ップ3−6)とする。
ステイプル動作を第64図(al〜第64図(i)のフ
ローチャートにしたがって説明する。ソート終了後、ピ
ン上にコピー紙が載っている場合に、複写機からステイ
プル開始信号が送信され、この信号を受信し、シーケン
スカウンタをOとする(ステップ4−1)ことから動作
を開始する。まず、ホームポジションにあるステイプラ
装置700をステイブルを施す先頭ピンへ移動させる(
ステップ4−2)。ステイプラ装置700が先頭ピンに
移動した後は、第64図(a)中に記載されているステ
イプル動作シーケンスカウンタの値に基づき動作を進め
ていく。ステイブラ装置700が先頭ピンに移動終了し
た時、ステイプルシーケンスカウンタの値は0から1に
セットされる(ステップ43)。
ステイブルシーケンスカウンタの値がlの時(ステップ
4−4)は、第64図(b)のように、チャックモータ
(ステツピングモータ)646をオンし(ステップ4−
5)、第45図のチャック部620を前進させる。移動
量はステツピングモータであるので、移動量に相当する
パルス数により決まる(ステップ4−6)。またこの時
の移動量はチャック部620がホームポジション(チャ
ックホームセンサ650がオンの位置)から、ピン35
0上のコピー祇束をチャックできるまでの量である。チ
ャック部620の前進を終了すると(ステップ4−7)
、ステイプルシーケンスカウンタへ2をセットし(ステ
ップ4−8)、次へ動作を進める。
ステイプルシーケンスカウンタの値が2の時は、第64
図(C)のように、チャックSOL626をオンし(ス
テップ4−9)、これによりコピー祇束のチャックを行
う。そしてステイプルシーケンスカウンタへ3をセット
し(ステップ4−10)、次へ動作を進める。
ステイブルシーケンスカウンタの値が3の時は、第64
図(dlのように、タイマをスタートさせ(ステップ4
−11)状態を0. 2秒間保持し、0.2秒経過後(
ステップ4−12)、タイマをストップさせ(ステップ
4−13)、ステイプルシーケンスカウンタへ4をセッ
トし(ステップ4−14)、次へ動作を進める。
ステイブルシーケンスカウンタの値が4の時は第64図
(e)のように、チャックモータ646をオンし(ステ
ップ4−15)、チャック部620をホームポジション
へ移動させる。チャック部620のホーム移動終了を検
知するチャックホームセンサ650がオンし(ステップ
4−16)、チャック部620のホームポジション移動
終了し、チャックモータ646を停止する(ステップ4
−17)。そしてスティプルシーケンスヵウンタへ5を
セットし(ステップ4−18)、次へ動作を進める。こ
の時チャックモータ646のスピードは、チャックした
コピー祇束がずれないよう均等加速度運動をしている。
本実施例では600ppsからスタートし2000pp
sまでスローアップして行っている。
ステイプルシーケンスカウンタの値が5の時は、第64
図(f)のように、第48図の祇有無センサ675の出
力を確認し(ステップ4−19)、祇有りの時はステイ
プルモータをオンし(ステップ4−20)、コピー祇束
の綴じ動作を行う。綴じ動作終了をステイブルホームセ
ンサ650により検知し(ステップ4−21)、ステイ
プル動作を終了し(ステップ4−22)、ステイプルシ
ーケンスカウンタへ6をセットし(ステップ4−23)
、次へ動作を進める。祇有無センサ675の出力が祇無
である時は、ステイプルの綴じ動作を行わすチャックS
OL626をオフし(ステップ4−24)、ステイプル
シーケンスカウンタを8にセットし〈ステップ4−25
)、次の動作に移る。
ステイプルシーケンスカウンタの値が6の時は(ステッ
プ4−26)、第64図(幻のように、ステイプルされ
たコピー祇束をピン350に戻すため、再びチャックモ
ータ646を前進させる(ステップ4−27)。設定パ
ルス分だけ送った後(ステップ4−28)、チャックモ
ータ646をストップし(ステップ4−29)、チャッ
クS○L626をオフし(ステップ4−30)、コピー
祇束のチャックアーム622,624を開放する。
その後タイマをスタートし(ステップ4−3 1)、チ
ャックSOL626応答時間0.2秒をみたあと(ステ
ップ4−32)、タイマをストップし(ステップ4−3
3)、ステイプルシーケンスカウンタを7にセットし(
ステップ4−34)、次の動作に移る。
ステイプルシーケンスカウンタの値が7の時は、第64
図(h)のように、下のピンに移動するためにチャック
部620がピン350に当たらない程度まで動力)す。
これにより1ピン当たりのチャックしてからステイプル
終了するまでの時間が短縮でき、システム生産性が上が
る。つまりチャックモータ646をスタートさせ(ステ
ップ4−35)、前記設定パルス分後進させ(ステップ
4−36)、後進動の後、チャックモータ646をスト
ップする(ステップ4−37)。その後、ステイプルシ
ーケンスカウンタを8にする(ステップ4−38) ステイプル終了、すなわちステイプルシーケンスカウン
タが8の時は、第64図(ilのように、上下移動モー
タ720をオンさせ(ステップ4−39)、ステイプラ
装置700を上昇させる。そして上下ホームセンサ72
9がオンしたところで(ステップ4−40)、上下移動
モータ720をオフさせる(ステップ4−4 1)。そ
の後、ステイプルシーケンスカウンタをOとする(ステ
ップ4−4.2)。
上述のステイプルシーケンスカウンタOから8までの動
作がステイプル終了するまで行われる。
その後サイズ移動モータ515をオンさせて、サイズホ
ームセンサ501がオンしたところで、サイズ移動モー
タ515をオフさせる。前記ステイプル装置700のホ
ーム移動と揺動軸502の移動は同時でも、あるいは順
序が本実施例と逆でも良い。
次に、上下移動のスローアップ・スローダウンの機能を
説明する。この機能は、上下移動開始時移動スピードを
徐々に上げ、設定した値に達したところで定速移動させ
、また上下移動停止時、停止するピン位置の手前から移
動スピードを徐々に下げ、設定した値に達したところで
定速移動させ、停止ピン位置で停止させるものである。
第65図はスローアップ・スローダウンを説明するフロ
ーチャートであって、l m s毎にコールされるサプ
ールチンにおいて、上下移動モータ720のオン後(ス
テップ5−1)、スローアップ動作が終了していなけれ
ば(ステップ5−2〉、サブルーチンコール毎にスロー
アツプカウンタが1カウントアップする(ステップ5−
3).そのスローアツプカウンタの値に基づき徐々にス
ピードが増加するよう設定(ステップ5−4)LたR○
M801内スピードデータ群の中からスピードデータを
CTC804にセットする(ステップ55)。このCT
C804からセットされたスピードデータに基づいた周
波数を発生し、第59図の相信号生戒部813へ送られ
る。相信号生成部813から相信号が定電流ドライバ8
12へ送られ、上下移動モータ720がスピードデータ
に対応した回転数で動作する。
スローアツプカウンタがある設定した値に達した時(ス
テップ5−6) 、スローアップを終了し(ステップ5
−7)、上下移動モータ720はその後一定の回転数で
動作する。
一定時間後、スローダウン動作が開始し(ステップ5−
8)、サブルーチンコール毎にスローダウンカウンタが
1カウントアップする(ステップ5−9)。そのスロー
ダウンカウンタの値に基づき、徐々にスピードが減少す
るように設定(ステップ5−10)LたROM8 0 
1内スピードデータ群の中から、スピードデータをCT
C804にセットする(ステップ5−11)。このCT
C 804から、セットされたスピードデータに基づい
た周波数を発生し、相信号生或部813へ送られる。相
信号生成部813から相信号が定電流ドライバ812へ
送られ、上下移動モータ720がスピードデータに対応
した回転数で動作する。
スローダウンカウンタがある設定した値に達した時(ス
テップ5−12)、スローダウンを終了し(ステップ5
−13)、上下移動モータ720はその後、一定の回転
数で動作する。停止するピンにステイブラが達した時、
上下移動モータ720がオフして停止し、スローアツプ
カウンタとスローダウンカウンタがクリアされる(ステ
ップ5一14)。
第71図は揺動輪の取り付け構造図、第72図は第l図
のE矢視図、第73図および第74図は上ホルダーの各
実施例を示す構或図である。
第13図,第I5図に関する記載で説明したように、揺
動軸502は板バネ503a,503bにより第71図
に示すように片側に押し付けられている。
揺動軸502をホルダー504aおよび504bから取
り外すときは、板バネ503aを変形させて揺動軸50
2をX方向に動かし、さらにホルダー504aの凹部方
向Yに押し上げることにより、ホルダー504bから揺
動軸502が抜けるのでこれをA方向にずらして取り去
る。
また、第73図に示すようにホルダー504aに揺動軸
502が貫通できる穴を設けることにより、揺動軸50
2をY方向に抜き取ることができる。
第74図のように仮バネ517などの弾性部材により、
ホルダー5043の穴を塞げば輸送時の振動で揺動軸5
02が抜けてしまうことも防止できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、揺動軸をピンを
貫通して設けたので揃え精度を向上させることかでき、
また揺動輪の移動範囲を規制して装置の小型化を図るこ
とが可能な用紙揃え装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による用紙後処理装置の一実施例の正面
図、第2図は同実施例の平面図、第3図は上搬送部の正
面図、第4図(alは上搬送部の側面図、第4図(bl
は上搬送部のガイド坂部分の平面図、第5図は上搬送部
の駆動系の説明図、第6図は上搬送部の他の実施例を示
す正面図、第7図は斜向コロ部分の側面図、第8図は従
動用球部分の拡大断面図、第9図は斜同部の駆動系の説
明図、第10図は駆動伝達部分の拡大正面図、第11図
は斜向動を示す説明図、第l2図は基準ガイド部分の一
部断面図、第13図は揺動装置の斜視図、第14図は揺
動装置とピンとの関係を示す平面図、第15図は揺動装
置の側面図、第16図,第17図はピンとコピー紙の関
係を説明するための平面図、第18図はコピー紙と揺動
軸の作用を示す説明図、第19図はピンの取付時の状態
を示す説明図、第20図はコピー紙の座屈を示す説明図
、第21図第22図はスタック状況の違いを説明するた
めの説明図、第23図はピンの正面図、第24図はピン
の平面図、第25図.第26図はカール押さえの違いを
説明するための説明図、第27図はピンの側面図、第2
8図,第29図はリブの一部の断面図、第30図はピン
の一部の側面図、第31図は排出コロと立上がり部との
位置関係を示す説明図、第32図は後端のり上げを説明
するための説明図、第33図は寄せコロ装置の正面図、
第34図は寄せコロ装置の平面図、第35図はコピー紙
と寄せコロとの関係を示した説明図、第36図は寄せコ
ロ装置の設置状態を示す正面図、第37図は寄せコロに
よるコピー紙の寄せを説明する説明図、第38図,第3
9図,第40図は寄せコロの他の実施例を示す正面図、
第41図はステイブラ装置の斜視図、第42図はステイ
ブラ装置の平面図、第43図は軸受部分の正面図、第4
4図はステイプラ装置の作動を説明するための説明図、
第45図は用紙引寄せ装置の正面図、第46図,第47
図.第48図は用紙引寄せ装置の作動状態の正面図、第
49図.第50図はコピー紙のピン上での動きを説明す
るための説明図、第51図は祇揃え機構部分の正面図、
第52図,第53図は祇揃え機構の作動状態の正面図、
第54図は祇揃え機構の他の実施例を示す正面図、第5
5図はピンフェンスの他の実施例を示す斜視図、第56
図は第55図の実施例の平面図、第57図は第55図の
実施例の作動状態の斜視図、第58図は第55図の実施
例の作動状態の平面図、第59図は制御系のブロック図
、第60図は本実施例の全体動作のフローチャート、第
61図は紙揃え作動のフローチャート、第62図は揺動
軸の作動を示す説明図、第63図は揺動軸の退避作動の
フローチャート、第64図はステイプル動作のフローチ
ャート、第65図はスローアップ・スローダウン作動の
フローチャート、第66図ぱ揺動軸の第1の実施例の横
断面図、第67図は揺動軸の他の実施例の縦断面図、第
68図は揺動軸の他の実施例の側面図、第69図は揺動
軸の他の実施例の横断面図、第7O図は従来例のコピー
紙と揺動軸の作用を示す説明図、第71図は揺動軸の取
り付け構造図、第72図は第1図のE矢視図、第73図
および第74図は上ホルダーの各実施例を示す構成図で
ある。 350・・・ピン、502・・・揺動軸。 第2図 始3図 第4図 (b) 第5図 +08 第 1図 始10図 第20図 第21図 第22図 第23図 第18図 第25図 第27図 第37図 嘱38図 連39図 第40図 第42図 第44図 620 第46図 第45図 第49図 第50図 第56図 第58図 第57簡 第63図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上下方向に多段に配列されたピンを貫通して設けられ、
    かつピンの幅方向に移動可能な揺動軸を有し、かつこの
    揺動軸をピンより着脱自在としたことを特徴とする用紙
    揃え装置。
JP1235733A 1989-09-13 1989-09-13 用紙揃え装置 Expired - Lifetime JP2912968B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8820587B2 (en) 2004-12-27 2014-09-02 Surpass Industry Co., Ltd. Connector

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58147958U (ja) * 1982-03-26 1983-10-04 キヤノン株式会社 ソ−タ

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