JPH0397936A - タイヤのカーカス用ゴム引きコード布におけるジョイント構造およびジョイント方法 - Google Patents

タイヤのカーカス用ゴム引きコード布におけるジョイント構造およびジョイント方法

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JPH0397936A
JPH0397936A JP1234160A JP23416089A JPH0397936A JP H0397936 A JPH0397936 A JP H0397936A JP 1234160 A JP1234160 A JP 1234160A JP 23416089 A JP23416089 A JP 23416089A JP H0397936 A JPH0397936 A JP H0397936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
cords
cord
cloth
joint part
Prior art date
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Pending
Application number
JP1234160A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Arima
有馬 秀之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Original Assignee
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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  • Woven Fabrics (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、タイヤのカーカス用ゴム引きコード布におけ
るジョイント構造およびジョイント方法に関する。
(従来の技術) タイヤのカーカス構戊材として、有機繊維よりなる多数
のコードを引揃えたたて糸と、これらたて糸の隣接相互
間のコード間隔を一様に保つための未加硫ゴムをコーテ
ィング等したすだれ織されたゴム引きコード布が使用さ
れている。
このすだれ織ゴム引きコード布は、タイヤの寸法に応じ
て裁断され、これを順次接合(裁断ジョイント部)して
、タイヤ成形機のドラムに円筒状に巻付けられるもので
あって、この際、成形ジョイント部が発生する。
ところで、すだれ織されたゴム引きコート布として、特
公昭60−51579号公報に開示の技術があり、この
従来の技術は、ゴム引きコード布の両側における耳縁部
に工夫をしているため、ジョイント部のユニフォミティ
、セパレーション防止等について裁断ジョイント部にあ
っては効果的である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前述した従来の技術では、或形工程での
ジョイント部のコード打込木数の局部過剰は避けられず
、ユニフォミティ、セパレーション防止の完全な対策と
なっていない。
本発明は、上記従来の問題点を解決すべくジョイント部
でのコード打込本数の局部過剰を解消し、しかも、ジョ
イント部の総厚みをできるだけ薄くすることによって、
ユニフォミティおよびセパレーション防止を完全に対策
したことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、有機繊維よりなる多数のコードを引揃えたた
て糸5と、これらたて糸5の隣接相互間のコード間隔一
を一様に保つための未加硫ゴム6と、から成るすだれ織
されたタイヤのカーカス用ゴム引きコード布4のジョイ
ント構造であって、前述の目的を達威するために、次の
技術的手段を講じている。
すなわち、本発明は、ジョイント部7のコード間隔旧は
他の部分のコード間隔一より広くされ、かつ該ジョイン
ト部7のコードは交互に配置して接合されており、更に
、ジョインl・部7の接合紀1’JTは他の部分の総厚
Lの2倍より小さくされていることを特徴とするもので
ある。
また、本発明は、有機織維よりなる多数のコードを引揃
えたたて糸5と、これらたて糸5の隣接相互間のコード
間隔Hを一様に保つための未加硫ゴム6と、から成るす
だれ織されたタイヤのカーカス用ゴム引きコード布4の
ジョイント方法であって、前述の目的を達或するための
ジョイント方法として、次の技術的手段を講している。
すなわち、本発明は、ジョイントする前に、ジョイント
部7のコード間における未加硫ゴム6Aを圧縮すること
で該ジョイント部7のコード間隔旧を広げ、その後、ジ
ョイント部7のコードを交互に配置した状態でジョイン
ト部7を重ね合せてから接合することを特徴とするもの
である。
(実施例と作用) 以下、本発明の実施例と作用を図面を参照して説明する
第4図において、タイヤ戒形機の円筒状とされたドラム
1には、タイヤリム径に応じて裁断ジョイント部2を有
するとともに戒形ジョイント部3を有するカーカス用ゴ
ム引きコード布4が巻付けられている。
なお、裁断ジョイント部2はタイヤリム径によってはこ
れを有しないものもあるが、成形ジョイント部3はタイ
ヤ1本につき、必ずひとつは有するので、以下、ジョイ
ント部とは戒形ジョイント部3を代表して説明する。但
し、裁断ジョイント部2についても、本発明は適用可能
である。
ゴム引きコード布4は、有機繊維よりなる多数のコード
を引揃えたたて糸5と、これらたて糸5の隣接相互間の
コード間隔hを一様に保つための未加硫ゴム6と、から
なるずだれ織であって、これに、必要に応してよこ糸を
有する場合もある。
図示の実施例では第2図に示す如く、ポリエステルi 
1500 d/2 、打込本数(エンズ数);25木/
インチ、コード径d ; 0.65mm、トッピングト
タルゲージL ; I.26mmのものが例示してあり
、この場合には、コード打込間隔h2は25.4/25
 = l.oI.G闘、コード間隔一は1.016−0
.65=0.366 mmとなる。
現状(従来)では、このコード布4ば、第5図に示す如
くコード打込間隔札の状態で成形時ジョイントされるも
のであり、これによれば、前述した通りに、ジョイント
部7Aはコード過剰となるし、又、ジョイント総厚は2
tとなり、嵩高い構造となる。
そこで、本発明では、ジョイントする前の工程において
、第3図で示す如く突条8Aを有するガイドローラ8に
、コード布4を通して、コード間のゴム6Aを圧縮(押
付)させることによって、コード間隔一を例えば2hと
なるように拡大してなる間隔Wlとするのであり、これ
により、ジョイント部7には凹凸部9が形威される。
そこで、ジョイント部7を第1図に示す如く重ね合せる
ことによって、ジョイント部7の総厚みTが他の部分の
厚みLの2倍以下とされ、しかも、コードが交互に配置
された状態で接合されるのである。
なお、コード布4としてよこ糸を採用している場合には
、力冫ター等でよこ糸を切断した後に、ガイドローラ8
にかけられ、一様の間隔hよりも広い間隔W1にジョイ
ント部7はされることになる。
また、ガイドローラ8はこれは一例であって、コード間
のゴムを圧縮できるものであれば、その他のガイド部材
であってもよい。
このように、戒形ジョイント部に、前述の技術的手段を
採用した場合には、タイヤ1本につきジョイント部のコ
ード間隔が2倍に引き延ばされるため、ジョイント部の
ラップ長さが従来の半分となり、材料面からコストダウ
ンを図れる。
(発明の効果) 本発明は以上の通りであり、本発明のジョイント構造に
よれば、ジョイント部でのコード過剰はなくなりジョイ
ント部の総厚も薄くできて嵩低くなり、これらによって
、タイヤのユニフォミティを確保できるし、セバレーシ
ゴンを確実に防止できる。
また、本発明のジョイント方法は、コード布の流れ工程
を利用して簡易に接合できて、生産コストの増大を招く
こともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施一例を示すジョイント部の説明図
、第2図はコード布の説明図、第3図はコード間隔拡大
手段の一例を示す説明図、第4図は成形中の説明斜視図
、第5図は従来例のジョイント部の説明図である。 4・・・コード布、5・・・たて糸、6・・・未加硫ゴ
ム、7・・・ジョイント部。 −25

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機繊維よりなる多数のコードを引揃えたたて糸
    (5)と、これらたて糸(5)の隣接相互間のコード間
    隔(W)を一様に保つための未加硫ゴム(6)と、から
    成るすだれ織されたタイヤのカーカス用ゴム引きコード
    布(4)のジョイント構造であって、 ジョイント部(7)のコード間隔(W1)は他の部分の
    コード間隔(W)より広くされ、かつ該ジョイント部(
    7)のコードは交互に配置して接合されており、更に、
    ジョイント部(7)の接合総厚(T)は他の部分の総厚
    (t)の2倍より小さくされていることを特徴とするタ
    イヤのカーカス用ゴム引きコード布におけるジョイント
    構造。
  2. (2)有機繊維よりなる多数のコードを引揃えたたて糸
    (5)と、これらたて糸(5)の隣接相互間のコード間
    隔(W)を一様に保つための未加硫ゴム(6)と、から
    成るすだれ織されたタイヤのカーカス用ゴム引きコード
    布(4)のジョイント方法であって、 ジョイントする前に、ジョイント部(7)のコード間に
    おける未加硫ゴム(6A)を圧縮することで該ジョイン
    ト部(7)のコード間隔(W1)を広げ、その後、ジョ
    イント部(7)のコードを交互に配置した状態でジョイ
    ント部(7)を重ね合せてから接合することを特徴とす
    るタイヤのカーカス用ゴム引きコード布におけるジョイ
    ント方法。
JP1234160A 1989-09-08 1989-09-08 タイヤのカーカス用ゴム引きコード布におけるジョイント構造およびジョイント方法 Pending JPH0397936A (ja)

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