JPH0397562A - 枚葉紙輪転印刷機の枚葉紙くわえ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、枚葉紙くわえづめと枚葉紙くわえづめ架台と
からなる、枚葉紙輪転印刷機の枚葉紙くわえ装置に関す
る． ［従来の技術］ 輪転印刷機における摩擦のない枚葉紙送りの前提条件は
、枚葉紙くわえ装置の正確な調整である．枚葉紙くわえ
づめのくわえづめ挟み面を枚葉紙くわえづめ架台に可及
的に平行に調整すること特別な注意が払われる．この調
整時だけ、枚葉紙くわえづめ架台の全面に枚葉紙がくわ
えられ、枚葉紙くわえづめが、その全保持力で作用する
．くわえづめ架台に対して、くわえづめ挟み面が僅かに
傾斜した状態にある場合、枚葉紙くわえづめが、いわゆ
るかど部くわえ体になる．かど部くわえ体によって枚葉
紙を受け取る場合、枚葉紙は片側が保持され、片側が場
合によっては押し戻される．その結果、見当合わせが誤
って行われる．極端な場合、保持トルクが不充分である
ため、枚葉紙が機械内部に落とされる場合がある．枚葉
紙くわえ装置の調整は、摩耗によって必要となる再調整
と同様にきわめて多くの労力および経費を要するため，
この補正を自動的に調整する試みが行われた． ドイツ連邦共和国特許出願公開第３７１（１２４９号公
報において、硬化されたくわえづめ舌状部およびくわえ
づめ尖端部（くわえづめ舌状部およびくわえづめ尖端部
＝くわえづめ頭部）が、互いに分解可能に結合された枚
葉紙くわえ装置が知られている．枚葉紙くわえづめと枚
葉紙くわえづめ架台との平行状態を常に保証するため、
くわえづめ舌状部とくわえづめ尖端部との間に可動要素
が設けられている．この可動要素は、枚葉紙くわえづめ
架台の中心に設けられた球または柔軟な中間層である． この問題点の同様な対策が、ドイツ連邦共和国特許第３
５２９５９９号公報に提案されている．この場台も同様
に、くわえづめが閉じたときに、くわえづめ尖端部の保
持面が印刷材料およびくわえづめ架台と常に平行になる
ようにする必要がある．この目的のため、弾性中間層の
上のくわえづめ尖端部に、非弾性的な保持面を有する抑
圧材科が固定されている．この押圧材科は、その中心に
設けられたノブによって、くわえづめ尖端部の案内に中
心を合わされている． これらの双方の対策についての提案において、枚葉紙を
くわえるときに、枚葉紙くわえづめが、枚葉紙くわえづ
め架台および移送すべき枚葉紙に対して常に平行位置に
なる必要があることが欠点である．したがって、最初の
瞬間に、くわえづめが枚葉紙をそのかど部だけでくわえ
る（かどくわえ体）．この場合、枚葉紙が片側が押し戻
され、したがって枚葉紙が見当合わせされずに機械によ
って送られる場合があり、さらに、くわえ過程において
くわえ装置の保持トルクが変化し、孜葉紙くわえづめが
枚葉紙くわえづめ架台と平行になった後でなければ、枚
葉紙くわえ装置が、設定された保持トルクによって孜葉
紙をくわえることができない危険があることが欠点であ
る．［発明が解決しようとする課題］ したがって、本発明の目的は、周期的なくわえ過程の間
、枚葉紙くわえづめ頭部と枚葉紙くわえづめ架台とが常
に互いに平行になるような枚葉紙くわえ装置を提供する
ことである． ［課題を解決するための手段］ 本発明の上記の目的は、枚葉紙くわえづめが枚葉紙くわ
えづめ頭部とくわえづめねじ留め部とからなり、枚葉紙
くわえづめ頭部が、摩擦力によって、しかも枚葉紙くわ
えづめの長手軸線のまわりに旋回可能に、くわえづめね
じ留め部に支承されることによって達成される． ［実施例］ 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
． 第１図に、本発明の第１の実施例の縦断面図が示されて
いる．この図に枚葉紙くわえ装置の主要な構成要素が示
されている．この枚葉紙くわえ装置は、枚葉紙くわえづ
めＩと枚葉紙くわえづめ架台２とから構成されている．
枚葉紙くわえづめ１自体は枚葉紙くわえづめ頭部４とく
わλづめねじ留め部５とからなっている．枚葉紙くわえ
づめ頭部４上には、通常は硬質ゴムからなるくわえづめ
挟み面３がある．枚葉紙くわえづめ１の長手方向軸線と
同軸に穴６が設けられている．ピン７の一方の端部が、
枚葉紙くわえづめ頭部４の穴６に固く固定されている．
ピン７は穴６内に例えば接着されるか、またはコッタに
よって穴６に固定される。ピン７の他方の端部は、紋葉
紙くわえづめ１の長手軸線１３のまわりに旋回可能にく
わえづめねじ留め部５に支承されている．くわえづめ挟
み面３が枚葉紙くわえづめ架台２に平行に予め位置決め
された後、周期的な動作の間、枚葉紙くわえづめ頭部４
が、この位置に保持される．このために、例えば適当な
はめあいによって摩擦トルクがくわえづめねじ留め部分
５内のピン７の部分に作用する．第１図の符合Ａの方向
に見た第２図の縦断面図に示されているように、六〇と
平行に２つの硬質ゴムばね１２を、くわえづめねじ留め
部５の穴に設けることが、特に好ましい．このようにす
ることによって、くわえづめねじ留め部５と枚葉紙くわ
えづめ頭部４との間に摩擦トルクが生じ、この摩擦トル
クによって枚葉紙くわえづめ頭部４の位置が、摩擦トル
クによって定まる特定の負荷トルクまで固定される．こ
のようにして所定の方法で定めることが可能な摩擦トル
クによって、枚葉紙くわえづめｌが、戻り旋回する時間
中にその平衡位置のまわりの揺動を開始することが防止
される．枚葉紙■４をくわえた場合の枚葉紙くわえづめ
頭部４のくわえづめ挟み面３と校葉紙くわえづめ架台２
との間の平行状態を再調整する必要がなくなる．枚葉紙
くわえづめ工の調整時に定められた保持トルクによって
、枚葉紙■４が枚葉紙くわえづめｌの全体の架台面上に
直ちにくわえられる． 付加的な利点は、くわえづめ挾み面３と孜葉紙くわえづ
め架台２との間の平行度が自動的に再調整されることで
ある．枚葉紙くわえづめ頭部４の状態およびくわえづめ
挾み面３の状態が、負荷のもとで枚葉紙くわえづめ架台
２の状態の変化に自動的に適応するため、枚葉紙くわえ
装置の多額の経費を要する再調整が省かれる． ピン７の回転、したがって枚葉紙くわえづめ頭部４の回
転を所定の角度範囲に制限することが好ましいことが判
っている．この目的のために、縦穴６内のピン７と直角
にピン８が設けられ、このピン８は、くわえづめねじ留
め部５の上側の長穴９にはめ込まれている．この装置は
、枚葉紙くわえづめ１に欠陥が生じて枚葉紙くわえづめ
頭部４が枚葉紙くわえづめ架台２上に傾斜（例えば９０
゜回転）して載り機械に著しい損傷を与えるようになる
ことを防止する． 第３図は、本発明による枚葉紙くわえ装置の第２の実施
例の縦断面図である．この場合も、枚葉紙くわえ装置は
枚葉紙くわえづめｌと枚葉紙くわえづめ架台２とからな
っている。枚葉紙くわえづめｌ自体は、枚葉紙くわえづ
め頭部４とくわえづめねじ留め部５とからなっている．
枚葉紙くわえづめ頭部４にくわえづめ挟み面３がある．
枚葉紙くわえづめ１の同軸六６にねじｌＯがはめ込まれ
ている．このねじｌＯは、くわえづめねじ留め部５と固
く結合されている．このねじｌＯのまわりに旋回可能に
枚葉紙くわえづめ頭部４が支承されている．摩擦トルク
が生じるように、ねじｌＯが枚葉紙くわえづめ頭部４の
穴６にはめ込まれている．枚葉紙くわえづめ頭部４とく
わえづめねじ留め部５との結合は、枚葉紙くわえづめ頭
部４を締付けトルクによってねじ１０を介してくわえづ
めねじ留め部５にはめ込むことによって行うこともでき
る．この場合も、ねじ１０に固定され枚葉紙くわえづめ
頭部４の上面の長六〇にはめ込まれたピン８によって、
枚葉紙くわえづめ架台２に対する枚葉紙くわえづめ頭部
４のくわえづめ挾み面３の傾斜が所定の角度範囲を超え
ることが防止される．この構造の場合、ねじ頭部１ｌの
突出が邪魔にならないようにするため、調整後にねじ頭
部ｌ１を枚葉紙くわえづめ頭部４の形状に合わせて平ら
にすることができる． 第３図の符号Ｂの方向に見た第４図の平面図に、くわえ
づめを予め調整された位置に固定する別の実施例が示さ
れている．この場合も、枚葉紙くわえづめ頭部４にはめ
込まれた硬質ゴムばねｌ２によって、枚葉紙くわえづめ
頭部４とくわえづめねじ留め部５との間に特定の摩擦ト
ルクを形成することが好ましいことが判っている．この
ようにすることによって、この実施例の場合でも、枚葉
紙くわえづめ頭部４に作用する特定のトルクから初めて
校葉紙くわえづめ頭部４の状態の変化が行われる． 本発明による枚葉紙くわえ装置の好適な実施例において
、くわえづめねじ留め部５と枚葉紙くわえづめ頭部４と
の間の摩擦トルクまたは締付けトルクを調整または再調
整することができるようにされている．これに関連して
、第５図および第６図は、第１図および第２図に示され
た枚葉紙くわえづめの変形例を示しており、第７図およ
び第８図は、本発明による枚葉紙くわえ装置の第３図お
よび第４図に示された実施例の変形例を示している． 第５図は、第１図からすでに知られている部品を備えた
枚葉紙くわえづめ１の側面を示し、第６図はその平面図
を示している．ピン７の一方の端部が、枚葉紙くわえづ
め頭部４の穴に固く固定されている．ピン７の他方の端
部は、枚葉紙くわえづめ１の長手軸線１３のまわりに旋
回可能に枚葉紙くわえづめねじ留め部５に支承されてい
る．枚葉紙くわえづめねじ留め部５と枚葉紙くわえづめ
頭部４との結合は留めスリーブ１５によって保証される
．ねじピン１６によって、所望の大きさの摩擦トルクま
たは留めトルクを、枚葉紙くわえづめねじ留め部５に旋
回可能に支承されたピン７に作用させることができる． 第７図は、第３図から知られている部品を備えた枚葉紙
くわえづめｌの側面図を示し、第８図はその平面図を示
している．また、留めスリーブ１５は、枚葉紙くわえづ
め頭部４と枚葉紙くわえづめねじ留め部５とを結合する
ようにされており、締付けトルクの調整および再調整が
ねじｌＯによって行われる． 第９図および第ＩＯ図に、本発明による枚葉紙くわえ装
置の別の好適な実施例が側面図（第９図）および平面図
で示されている．この場合、ねじｌＯは例えば袋ねじで
ある．これによって、必要時には枚葉紙くわえづめ頭部
４を交換することができる．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による装置の一実施例を示す縦断面図、
第２図は第１図の八方向から見た平面図、第３図は本発
明の別の実施例を示す縦断面図、第４図は第３図のＢ方
向から見た平面図、第５図は本発明のさらに別の実施例
を示す側面図、第６図は第５図のＣ方向から見た平面図
、第７図は本発明のさらに別の実施例を示す側面図、第
８図は第７図のＤ方向から見た平面図、第９図は本発明
のさらに別の実施例を示す側面図、第ｌＯ図は第９図の
Ｅ方向から見た平面図である。 ｌ　・・・・枚葉紙くわえづめ、 ２　・・・・枚葉紙くわえづめ架台、 ３　・・・・ ４　・・・・ ５　・・・・ ６　・・・・ ７，　８ ９　・・・・ ＩＯ　・・・・ ＋１　　・・・・ ｌ２　・・・・ １３　・・・・ ｌ４　・・・・ １５　・・・・ １６　・・・・ くわえづめ挟み面、 枚葉紙くわえづめ頭部、 くわえづめねじ留め部、 穴、 ・・・・ピン、 長穴、 ねじ、 ねじ頭部、 硬質ゴムばね、 長手軸線、 枚葉紙、 留めスリーブ、 ねじピン．

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、枚葉紙くわえづめ（１）と枚葉紙くわえづめ架台（
   ２）とからなる、枚葉紙輪転印刷機の枚葉紙くわえ装置
   において、 枚葉紙くわえづめ（１）が枚葉紙くわえづめ頭部（４）
   とくわえづめねじ留め部（５）とからなり、枚葉紙くわ
   えづめ頭部（４）が、摩擦力によって、しかも枚葉紙く
   わえづめ（１）の長手軸線（１３）のまわりに旋回可能
   にくわえづめねじ留め部（５）に支承されていることを
   特徴とする、枚葉紙輪転印刷機の枚葉紙くわえ装置。 ２、枚葉紙くわえづめ頭部（４）が、結合部（７〜１０
   ）を介して締付けトルクまたは摩擦トルクによってくわ
   えづめねじ留め部（５）に支承されている、請求項１に
   記載の枚葉紙くわえ装置。 ３、硬質ゴムばね（１２）によって、くわえづめねじ留
   め部（５）と枚葉紙くわえづめ頭部（４）との間に摩擦
   トルクが生じる、請求項１に記載の枚葉紙くわえ装置。 ４、軸方向の結合部（７〜１０）が枚葉紙くわえづめ頭
   部（４）と固く結合され、そして旋回可能にくわえづめ
   ねじ留め部（５）内に支承されている、請求項１または
   ２に記載の枚葉紙くわえ装置。 ５、軸方向の結合部（７〜１０）がくわえづめ留め部（
   ５）と固く結合され、枚葉紙くわえづめ頭部（４）が、
   この結合部（７〜１０）のまわりに旋回可能に支承され
   ている、請求項１または２に記載の枚葉紙くわえ装置。 ６、枚葉紙くわえづめ（１）の上側の長穴（９）にはめ
   込まれる同心のピン（８）が結合部（７〜１０）に設け
   られている、請求項２ないし５のいずれか１項に記載の
   枚葉紙くわえ装置。 ７、くわえづめねじ留め部（５）と枚葉紙くわえづめ頭
   部（４）との間の摩擦トルクまたは締付けトルクが調整
   または再調整可能である、請求項２に記載の枚葉紙くわ
   え装置。 ８、枚葉紙くわえづめ頭部（４）が交換可能である、請
   求項２に記載の枚葉紙くわえ装置。