JPH0397363A - 読取装置 - Google Patents

読取装置

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JPH0397363A
JPH0397363A JP1232729A JP23272989A JPH0397363A JP H0397363 A JPH0397363 A JP H0397363A JP 1232729 A JP1232729 A JP 1232729A JP 23272989 A JP23272989 A JP 23272989A JP H0397363 A JPH0397363 A JP H0397363A
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田口 孝司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は原稿を読取部から浮き上がったり等しないよう
に押圧して密着させつつ原稿の画像情報を読み取るファ
クシごり装置等の読取装置に関する。
〈従来の技術〉 ファクシミリ装置等の読取装置にあっては、密着型セン
サ(コンタクトセンサ)等の読取部で原稿の画像情報を
読み取る際、原稿が該読取部の読み取りラインから浮き
上がったり、振れたり等して画像情報がぼやけて読み取
られるのを防止するために、読取部と対向する位置に押
圧ローラが配置されていて、該押圧ローラによって原稿
を読み取りラインから浮き上がらないように押圧して密
着させつつ、原稿の画像情報を読み取るように構成され
ている. ここで前記押圧ローラは原稿を読取部の読み取りライン
に密着させるものであり、このため読取部表面の多少の
凹凸に係わらず原稿を密着させることが出来るようにす
るために主にゴム材からなるゴムローラが使用されてい
る.そして前記押圧ローラの表面は原稿の画像情報を読
み取る前に読取部によって読み取られて、該読取りデー
タが原稿の画像情報読取り時の基準色になっているため
、白色になっている。すなわち前記押圧ローラとして白
色頗料等を配合して原稿の画像情報読み取り時の基準色
に調整した白色ゴムローラが使用されている. 〈発明が解決しようとするLll!I>しかし、押圧ロ
ーラとして白色ゴムローラを使用しているため、長期間
使用していると原稿裏面のトナー、紙粉等が付着して汚
れてしまい、白色度が劣化して密着型センサのホワイト
バランスがうまくとれず、画像の品位を下げ、例えばハ
ーフトーン読取りを行った時、白スジが生じてしまい、
また透明度の高い原稿や面積の小さな原稿の画像情報の
読取りを行うと背景が汚れてしまう等の欠点があった. また押圧ローラを使用する場合、読取部上に該押圧ロー
ラを配置する空間と、該押圧ローラを搬送ローラと同方
向に回転駆動するためのギヤ等の駆動系を配置する空間
が必要となり、このために装置全体の全高が高くなる欠
点があった.さらに装置全体の全高を低くするために径
の小さい押圧ローラを使用すると、ローラの曲率が大き
くなり、読取部の光源から出射してローラ表面を反射し
て読取部に入射する反射光を読取部の光電変換素子に確
実に導くためには読取部、押圧ローラ等の組立精度を高
める必要があり、コスト高となり、また生産性が低下す
る欠点があった.さらにまた押圧ローラは、原稿に対し
て摩擦係数が大きく、また読取部表面のガラス面に対し
て摩擦係数が小さく等して、原稿を確実に搬送出来るよ
うにしなければならず、材料選定が難しい欠点があった
. 本発明は上記従来技術の課題を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、原稿の画像情報読取
り時の基準色が汚れ等によって変化せず、装置全体の全
高を低くし、また読取部に反射光を導くのに高い組立精
度が要求されず、さらに材料選定が容易に出来る原稿押
圧手段を具備した読取装置を提供することにある. 〈課題を解決するための手段〉 前記!iBを解決するための本発明の代表的な手段は、
原稿を搬送するための原稿搬送手段と、前記原稿搬送手
段により搬送された原稿の画像情報を読み取る読取手段
と、前記原稿搬送手段により前記読取手段の読み取りラ
インに搬送された原稿を該読み取りラインに押圧する可
撓性シートからなる押圧手段とを具備し、かつ前記可撓
性シートを、半透明シートの内面に読取基準シートを設
けて構成したことを特徴としている, 〈作用〉 前記手段にあっては、読取手段により原稿の画像情報を
読み取る前に読取基準シートが読み取られて、基準色デ
ータが設定される。そして搬送手段により原稿が読取部
に搬送されると、押圧手段が該原稿を読取部の読み取り
ラインに押圧して、原稿が浮き上がったり、振れたり等
しないように密着させつつ該原稿の画像情報の読み取り
が行われる。
ここで読取基準シートは半透明シートの内面側に設けら
れており、長期間使用しても原稿裏面のトナー、祇粉等
が付着する等の汚れの影響を受けず、基準色データが変
化するようなおそれがない。
またN稿を押圧する押圧手段は可撓性シートであり、フ
ラットにすることが出来る.従って装置全体の全高を低
くすることが出来る. さらに読取手段で押圧手段の表面を読み取る際、該表面
がフラットであることから、押圧手段として径の小さな
白色ゴムローラを使用する場合のように押圧手段表画を
反射した反射光を読取手段に導くために高い組立精度が
要求されない.さらにまた押圧手段は搬送機能を有して
おらず、白色ローラのように原稿や読取手段に対する摩
擦係数等を考慮する必要がない。
〈実施例〉 次に前記読取装置をファクシミリ装置に適用した一実施
例を例示して説明する。
(第一実施例〕 第l図はファクシミリ装置の読取系部分の拡大断面図、
第2図はファクシミリ装置全体の断面図、第3図はファ
クシξり装置全体の斜視図である.先ず第2図及び第3
図を参照して装置全体の概略構戒を説明すると、装置本
体1の上面カバーは原稿Sを複数枚積載することが出来
る原稿載置台2に形威されており、該装置本体1の上面
一端側(第2図左側)に該原稿載置台2から搬送された
原稿の画像情報を読み取る光学読取系3が配置され、ま
た該読取系3の下方位置にレーザービームプリンタから
なる記録系4が配置されている.また装置本体lの上面
には電話機22、操作パネル23等が配置されている。
前記光学読取系3は、原稿載置台2上に積層した原稿S
を予備搬送押圧片5aと圧接した予備搬送ローラ5b及
び分離押圧片5Cと圧接した分離ローラ5dで一枚ずつ
分離し、更に給祇コロ5eと圧接した主搬送ローラ5f
等でコンタクトセンサ(密着型センサ)7に搬送し、押
圧手段6で原稿Sを該密着型センサ7に押圧して密着さ
せつつ原稿Sの画像情報を読み取った後、原稿Sを排祇
コロ5gと圧接した徘祇ローラ5hによって原稿排祇ト
レー8に排出する如く構成されてなるものである。
前記密着型センサ7は光源としてのLED7 aから原
稿Sの画像情報面に光を照射し、該画倣情報面を反射し
た反射光を短焦点結像レンズ7bで光電変換素子7Cに
結像して画像情報を読み取るもので(第1図参照)、読
み取った画像情報をファクシξリモードの場合に他機の
記録部に、またコビーモードの場合に自己の記録系4に
それぞれ送信する如く構成されてなるものである.尚、
原稿載置台2には原稿Sの搬送方向と直角方向(原稿S
の幅方向)にスライド可能なスライダー2aが設けられ
ていて、該スライダー2aによって原稿載置台2上に積
載された原稿Sの両サイドを揃えることが出来るように
なっている.また前記記録系4は、前記密着型センサ7
の画像信号に基づいてレーザービーム発振器9aから変
調ビームを出射し、該変調ビームをポリゴンミラ−9b
によって画像形戒部10の感光体ドラム10aに走査光
を照射して、該感光体ドラム10a表面に画像情報を形
威し、給紙部1lから画像形戒部10に給送された記録
シートS′に該画像情報を転写して定着した後、排祇す
る如く構成されてなるものである. 前記感光体ドラム10aは一次帯電器10bと現像ロー
ラIOcとクリーニングローラLOdと共に記録カート
リッジ10e内に一体に組み込まれていて、装置本体1
に対して着脱自在に構戒されている.そして感光体ドラ
ム10aの表面は一次帯電器10bにより均一に帯電さ
れ、該表面に前記ポリゴンミラ−9bから走査光が照射
されると潜像が形威され、該潜像が現像ローラ10cか
ら供給されるトナーによって顕像化されるようになって
いる.前記画像形或部10の感光体ドラム10a周辺部
には転写帯電器10fが配置され、また感光体ドラム1
0aよりも下流側の記録シート搬送経路に定着ローラ1
0g、排祇ローラ10hが配置されていて、該転写帯電
器10fで前記給紙部11から給送された記録シートS
′に感光体ドラム10a表面に形威されたトナー像を転
写した後、定着ローラLogで記録シートS′に該トナ
ー像を定着して、排祇ローラ10hにより装置本体1の
一側面(第2図左側)に着脱自在に設けた排祇トレーl
2に排出されるようになっている。
前記給紙部l1は、装置本体1底部に一端側から引き出
し可能に装着された給紙カセットllaより記録シート
S′を半円状の給祇ローラllbによって一枚ずつ分離
して、この分離された記録シートS′をレジストローラ
対としてのカセット搬送ローラ対11cによって前記感
光体ドラム10aに形威されたトナー像の先端と記録シ
ートS′の先端が一致するように給送タイξングを取り
、搬送ローラ対lidを通して前記転写帯電器10fと
感光体ドラム10aとの間に給紙する如く構成されてな
るものである。
また前記装置本体1の一端面には手差し記録シートの積
載トレー13が開閉可能に設けられていて、該積載トレ
ー13をほぼ水平に近い状態にまで倒すことにより手差
し口13aを開口し、積載トレー13上に記録シートS
′を載置して該手差し口13aに差し込むと、圧接部材
13bにより記録シートS′が前記搬送ローラ対lid
の径の大きい方のローラ11dlに圧接されて、該ロー
ラlldl によって一枚ずつ分離され、次いで搬送ロ
ーラ対1ldにより前記転写帯電器10fと感光体ドラ
ム10aとの間に搬送されるようになっている。
なお前記装置本体1のー#jmには開閉蓋14が開閉可
能に設けられていて、該開閉蓋14に前記積載トレー1
3が設けられ、また前記排祇トレーl2が着脱自在に取
付けられている.また開閉蓋14を開くことによって前
記記録カートリッジ10eを装置本体1の外に引き出し
て交換出来るようになっている. また開閉蓋14は前記記録カートリッジ10eに設けた
ドラム感光防止シャッター101と連動するようになっ
ており、開閉114を開いたときに該シャッター10i
が閉じ、開閉M14を閉じたときに該シャッター10+
が開くようになっている.また図示しないが、開閉蓋1
4のロックを解除する解除レバーの操作ボタンは開閉蓋
14の前面に設けた凹部内に配置されて、該凹部が排祇
トレー12に一体に受けた保護カバーにより閉じられて
おり、排紙トレー12を開閉蓋14から外さない限り操
作ボタンによって開閉[14のロックを解除出来ないよ
うになっている。このため徘紙トレーl2が邪魔になっ
て開閉蓋14が完全に開かない半開き状態で記録カート
リッジ10eの交換を行って、記録カートリノジ10e
を破損するような事態を防止することが出来る。また開
閉M14が半開きとなり、これに連動してドラム感光防
止シャッター10iも半開きとなって、感光体ドラム1
0aが露光して画質低下する等の事態を防止することが
出来る。
また前記記録系4と前記光学読取系3との間には断熱材
20が介在されていて、定着ローラ10g等の熱が前記
密着型センサ7等に伝達されないようにしている. 次に前記光学読取系3について第l図、第4図、第5図
及び第6図を参照して詳細に説明する。
前記押圧手段6は原稿Sを前記密着型センサ7の読み取
りライン7dに押圧するポリエステルフィルム等の可撓
性シート6aによって形威されている。
ここで前記可撓性シー}6aは、その表面−が前記密着
型センサ7で読み取られ、この読み取りデータが原稿S
の画像情報を読み取る際の基準色になっているが、長期
間の使用により原稿Sの祇粉等が付着して汚れてしまい
、該読み取りデータが変化してしまうおそれがある. そこで本実施例では、半透明シートとして例えば厚さ1
25μm程度の半透明状態の白色ポリエステルフィルム
6a+を使用し、そしてこの白色ポリエステルフィルム
6a+の内面中央部(読み取りライン7dに対応する部
分)に読取基準シートとして厚さ110tIm程度の白
色合威祇6a!を粘着して、前記可撓性シート6aを形
威している。
従って可撓性シート6aの表面を読み取る場合、汚れに
よる影響が出ない、すなわち原稿S裏面のトナー、紙粉
等が付着しない白色ポリエステルフィルム6a+内画の
白色合成紙6atを反射した反射光が前記密着型センサ
7の光電変換素子7cに読み取られ、これが原稿Sの画
像情報を読み取る際の基準色になり、読み取りデータが
変化するようなおそれがない. また前記白色ポリエステルフィルム6a+を半透明シー
トとして使用すると、白色合戒紙5agとの接着面に入
る気泡による影響を可及的に少なくすることが出来る. すなわち白色ポリエステルフィルム6a+の代わりに透
明フィルムを使用してもよいが、この場合白色合戒祇6
azとの接着面に存在する気泡によって白色合或祇6a
z表面に密着型センサ7のLED7aから光が人射セず
に途中で反射したり、あるいは白色合成祇6az表面を
反射した反射光が散乱等起こして密着型センサ7の光電
変換素子7cに入射しなかったりして、気泡による影響
があるが、このような気泡の影響を可及的に少なくする
ことが出来る. また前記可撓性シート6aの一端は断面コ字状の金具6
bとネジ6cによってアッパーガイド15の原稿搬送方
向上流側端部に固定され、他端は断面ほぼL字状の金具
6dを介して該アッパーガイドl6の原稿搬送方向下流
側端部に上下方向移動可能に係止されている(第4図参
照). そして前記可撓性シー}6aの前記読み取りライン7d
と対向する中央部分は若干湾曲状に突出していて、該中
央部分に前記アッパーガイド16の中央部内面側に上下
方向に移動可能でかつ読み取りライン7dに対して平行
に配置された重り部材としての重り用軸l7の重量が作
用するようになっている。本実施例ではこの重り用軸l
7の重量は例えば40g程度に設定されている。
従って、前記密着型センサ7に搬送された原稿Sは可撓
性シー}6aを介して作用する重り用軸l7の重量と、
可撓性シート6a自体の弾性とによって読み取りライン
7dから浮き上がったり、振れたりしないように密着さ
せられる。そしてこの読み取りライン7dで原稿Sの画
像情報面に前記LED7aから光が照射され、該画像情
報面を反射した反射光が前記短焦点結像レンズ7bによ
って前記光電変換素子7cに結像され、原稿Sの画像情
報が読み取られる. このように従来の押圧ローラ(白色ゴムローラ)に代え
て可撓性シー}6aを使用した場合には、押圧ローラと
同様に原稿Sを読み取りライン7dに密着させることが
出来る他に、押圧手段6をフラットにして装置全体の全
高を低くすることが出来る。
また可撓性シート6a表面を読み取って原稿Sの画像情
報を読み取る際の基準色データを得る場合にも、フラッ
トにすることが出来るため、すなわち径の小さい押圧ロ
ーラのように曲率が大きくないため、可撓性シート6a
表面を反射した反射光を密着型センサ7の光電変換素子
7Cに導くのに高い組立精度が要求されない. また重り部材として重り用軸17を使用しているため真
直度が出しやすく、原稿Sの幅方向全体に渡って読み取
りライン7dに密着させることが可能となる。
また押圧手段6によって原稿Sを搬送するようにしてい
ないので、可撓性シート6aの材質選択に自由度があり
、従来の押圧ローラの場合に比して容易である. 尚、前記押圧手段6自体には従来の押圧ローラのように
搬送力を有しておらず、前記主搬送ローラ5fだけでは
搬送力不足の事態が生じるおそれがあるので、本実施例
では、前記主搬送ローラ5fの両側位置に副搬送ローラ
51が配置されていて(第5図参照)、これら主搬送ロ
ーラ5fと副搬送ローラ51によって原稿Sを前記密着
型センサ7に搬送するようになっている。
ここで前記副搬送ローラ51には自重コロ5jがその自
重により圧接しており、副搬送ローラ51の搬送力はコ
ロ押圧バネ5kのバネ力によって給祇コロ5eが圧接す
る主搬送ローラ5fの搬送力に比して小さくなっている
従って若干斜行状態で送られた原稿Sの先端の一部が主
搬送ローラ5fよりも先に搬送ローラ51に接触しも、
搬送ローラ51の搬送力が搬送ローラ5fの搬送力より
も小さいため、さらに斜行状態が進行するおそれがなく
、ジャムを引き起こすことなく原稿Sを搬送することが
出来る。
仮に搬送ローラ51の搬送力を主搬送ローラ5fの搬送
力と同程度に設定した場合、若干斜行状態で送られた原
稿Sの先端の一部が主搬送ローラ5fよりも先に搬送ロ
ーラ5量に接触すると、搬送力が大きいため該搬送ロー
ラ51によりさらに斜行状態が進行してジャムを引き起
こしてしまうおそれがあるが、このような事態を回避す
ることが出来る。
また前記密着型センサ7に原稿Sをジャムを起こさない
で搬送するには、密着型センサ7と該密着型センサ7よ
りも原稿搬送方向上流側のアンダーガイドとしての原稿
搬送台19との間に密着型センサ7表面のガラス面7e
が低くなるように段差が必要となるが、このような段差
を設けると、原稿Sの祇厚が厚かったり、原稿Sのこし
が強かったり等する場合には原稿Sがガラス面7から浮
き上がるおそれがある。
そこで本実施例では、第6図に示すように前記密着型セ
ンサ7と原稿搬送台19との間に、原稿Sがジャムを起
こさないように搬送するためのガイドシート18が介在
されている。
このガイドシート18は、例えば厚さ125μm程度の
ポリエステルフィルム等からなり、その一端部が前記密
着センサ7表面のガラス面7eの一部に重ね合わさった
状態で貼着され、他端側が原稿搬送台19の下側にもぐ
り込むように斜め下方に折り曲げられて、前記押圧手段
6の可撓性シート6aとともに搬送された原稿Sを密着
型センサ7のガラス面7Cに案内するように構或されて
なるものである。
従って原稿Sが密着型センサ7のガラス面7eから浮き
上がらないように、該ガラス面7eと原稿搬送台l9と
の間の段差を可及的に少なくしても、原稿Sをジャムを
起こさないで搬送することが出来る. 換言すれば、前記ガイドシートl8によって、原稿Sを
密着型センサ7のガラス面7eから浮き上がらずかつジ
ャムを起こさずに搬送することが出来るようになる. また前記ガイドシート18によって前記密着型センサ7
と原稿搬送台19との間の隙間から装置本体1内に塵埃
等が侵入するのを防止することも出来尚、ガイドシート
1日をポリエステルフィルムに代えてステンレス鋼の薄
板で形威してもよい.但しこの場合にはアースが必要と
なる。すなわちポリエステルフィルムから形威した場合
には、原稿Sに帯電した電荷がガイドシート18部分で
放電するおそれがないので、アースを必要としないが、
ステンレス鋼の薄板等の導電性を有するガイドシート1
8を使用した場合には原稿Sに帯電した電荷が放電して
密着型センサ7を破損するようなおそれがあるので、ア
ースが必要となる。
尚、第1図中符号21は光学読取カバー15の他端側(
第1図左側)に設けられた除電ブラシで、排紙ローラ5
hより排出された原稿Sから帯電した電荷を除電するも
のである。
また前記予I搬送押圧片5a、分離押圧片5C、給祇コ
ロ5e、排紙コロ5g、自重コロ5jと前記アッパーガ
イドl6側に設けられている。また前記コロ押圧バネ5
kは前記給祇コロ5eを押圧する以外に前記排祇コロ5
gも押圧している。
〔第二実施例〕
第7図(a)、(b)は前記押圧手段6の第二実施例を
示している.尚、第7図(a)、(ロ)中第1図及び第
4図に示す部分と同一部分には同一符号を附してその説
明を省略する. 前記第一実施例では、可撓性シート6aの一端を金具6
bとネジ6Cによってアッパーガイド16の原稿搬送方
向上流側端部に固定し、他端を金具6dを介して該アッ
パーガイド16の原稿搬送方向下流側端部に上下方向移
動可能に係止して、厚手の原稿S等を搬送する際に、可
撓性シート6aの他端側か持ち上げられるように構戒し
た場合を示したが、第7図(a)に示すように可撓性シ
ート6aの一端側も金具6eを介してアッパーガイドl
6の原稿搬送方向上流側端部に上下方向移動可能に係止
してもよく、また同図(b)に示すように可撓性シート
6aの一端側をヒンジ金具6fを介してアッパーガイド
16の原稿搬送方向上流側端部に回動可能に取付けても
よい. このように可撓性シート6aの一端側を固定せずに上下
方向移動可能や回動可能に構或すると、厚手の原稿S等
の場合に可撓性シー1−6aが逃げやすくなり、スムー
ズに原稿Sを搬送することが可能となる。
〔他の実施例〕
前記実施例では読取手段として密着型センサを使用した
場合を示したが、これに限定されず、例えば光源として
蛍光灯を使用し、該蛍光灯の光を原稿の画像情報面に照
射し、該画像情報面を反射した光をミラー、レンズを介
してCCDからなる光電変換素子に導いて画像情報を読
み取るタイプの読取手段を使用してもよい。
また前記実施例では読取り基準色シートとして白色合成
祇6atを用いた場合を示したが、この白色合戒祇6a
zの代わりに白色ゴム板を使用してもよい。この白色ゴ
ム板は光の透過度が小さく、読取り基準レベルの設定が
容易である。
また前記実施例では記録系4にレーザービームプリンタ
を使用したファクシミリ装置に適用した場合を示したが
、これに限定されず、記録系に熱転写記録ヘッド等を使
用したファクシミリ装置であっても同様に適用すること
が出来る。
また前記実施例ではファクシくリ装置に適用した場合を
示したが、これに限定されず、複写機等の記録装置であ
ってもよい。
く発明の効果〉 本発明は前述した如く、原稿を読取手段の読取り部に押
圧して浮き上がったり、振れたりしないように密着させ
るのに、可撓性シートからなる押圧手段を使用し、そし
てこの可撓性シートを、半透明シートの内面に読取基準
シートを設けて構成したので、原稿の画像情報読取り時
の基準色が汚れ等によって変化せず、また押圧手段をフ
ラットに形戒することが出来て、装置全体の全高を低く
し、また読取部に反射光を導くのに高い組立精度が要求
されない.また押圧手段自身に搬送機能を持たせていな
いので、従来の押圧ローラの如く材質選定が困難になら
ず、容易である。
【図面の簡単な説明】
第l図乃至第6図は本発明の一実施例を示しており、第
1図はファクシミリ装置の読取系部分の拡大断面図、第
2図はファクシG IJ装置全体の断面図、第3図はフ
ァクシもり装置全体の斜視図、第4図は可撓性シート部
分の斜視図、第5図は殿送ローラ部分を示す斜視図、第
6図は密着型センサと原稿搬送台部分の部分断面図であ
り、また第7図(a)、(b)は押圧手段の第二実施例
を示す部分断面図である。 1は装置本体、2は原稿載置台、3は光学読取系、4は
記録系、5aは予備搬送押圧片、5bは予備搬送ローラ
、5cは分離押圧片、5dは分離ローラ、5eは給紙コ
ロ、5fは主搬送ローラ、5gは徘祇コロ、5hは排祇
ローラ、51は副搬送ローラ、5jは自重コロ、5kは
コロ押圧バネ、6は押圧手段、6aは可撓性シート、6
aIは白色ポリエステルフィルム、6azは白色合或紙
、6bは金具、6cはネジ、6dは金具、6eは金具、
6rはヒンジ金具、7は密着型センサ、7aはLED、
7bは短焦点結像レンズ、7cは光電変換素子、7dは
読み取りライン、7eはガラス面、8は原稿排祇トレー
、9aはレーザービーム発振器、9bはポリゴンミラー
、10は画像形戒部、10aは感光体ドラム、10bは
一次帯電器、locは現像ローラ、10dはクリーニン
グローラ、10eは記録カートリッジ、10fは転写帯
電器、10gは定着ローラ、10hは排祇ローラ、10
iはドラム感光防止シャッター、11は給紙部、lla
は給紙カセット、1lbは給祇ローラ、llcはカセッ
ト搬送ローラ対、11dは搬送ローラ対、11d+ は
径の大きい方のローラ、12は排紙トレー、13は積載
トレー、13aは手差し口、13bは圧接部材、l4は
開閉蓋、15は光学読取系カバー、16はアッパーガイ
ド、17は重り部材(重り用軸)、18はガイドシート
、19は原稿搬送台、20は断熱材、21は除電ブラシ
、22は電話機、23は操作パネルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 原稿を搬送するための原稿搬送手段と、 前記原稿搬送手段により搬送された原稿の画像情報を読
    み取る読取手段と、 前記原稿搬送手段により前記読取手段の読み取りライン
    に搬送された原稿を該読み取りラインに押圧する可撓性
    シートからなる押圧手段とを具備し、 かつ前記可撓性シートを、半透明シートの内面に読取基
    準シートを設けて構成したことを特徴とする読取装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55124961U (ja) * 1979-02-23 1980-09-04
JPS588264U (ja) * 1981-07-09 1983-01-19 日本電気株式会社 原稿読み取り装置
JPS6232675U (ja) * 1985-08-09 1987-02-26

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