JPH039694Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH039694Y2 JPH039694Y2 JP1987016366U JP1636687U JPH039694Y2 JP H039694 Y2 JPH039694 Y2 JP H039694Y2 JP 1987016366 U JP1987016366 U JP 1987016366U JP 1636687 U JP1636687 U JP 1636687U JP H039694 Y2 JPH039694 Y2 JP H039694Y2
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- JP
- Japan
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- bag
- heat
- outer skin
- skin
- thermal
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案はいわゆる使い捨てカイロと称される
保温袋において、特にその袋体の改良に関するも
のである。
保温袋において、特にその袋体の改良に関するも
のである。
周知のごとく従来の保温袋は、例えば鉄粉、無
機塩、活性炭、水等を成分とする発熱性組成物を
袋体に内蔵させた構成からなり、袋体としては、
少なくとも内皮にポリエチレン等の樹脂フイルム
を使用し、外皮には不織布が用いられていた。
機塩、活性炭、水等を成分とする発熱性組成物を
袋体に内蔵させた構成からなり、袋体としては、
少なくとも内皮にポリエチレン等の樹脂フイルム
を使用し、外皮には不織布が用いられていた。
しかしながら従来のこの種の保温袋では、既述
の通り、外皮素材として不織布を用いた袋体であ
つたことから、例えば腰の部分等にあてて使用し
た場合、すべり落ちる欠点があつた。特にこの種
の保温袋が従来のカイロの代替品であり、しかも
日常活動上、常時使用することの多い物品である
こともあつて、この種の欠点は是非とも解決すべ
き当該物品特有のものであつた。また外皮素材と
して不織布を用いているため、保温袋全体ががさ
つき、また感触も決して良いとはいえず、商品的
価値の面からも好ましくなかつた。
の通り、外皮素材として不織布を用いた袋体であ
つたことから、例えば腰の部分等にあてて使用し
た場合、すべり落ちる欠点があつた。特にこの種
の保温袋が従来のカイロの代替品であり、しかも
日常活動上、常時使用することの多い物品である
こともあつて、この種の欠点は是非とも解決すべ
き当該物品特有のものであつた。また外皮素材と
して不織布を用いているため、保温袋全体ががさ
つき、また感触も決して良いとはいえず、商品的
価値の面からも好ましくなかつた。
そこでこの考案の目的とするところは、たとえ
腰の部分等にあてて使用しても滑ることがなく、
使用上きわめて便宜で、しかもがさつかず、手ざ
わりの良い保温袋を提供しようとするところにあ
る。
腰の部分等にあてて使用しても滑ることがなく、
使用上きわめて便宜で、しかもがさつかず、手ざ
わりの良い保温袋を提供しようとするところにあ
る。
上記問題点を解決するためこの考案は、内皮と
外皮とからなる袋体に発熱性組成物が内蔵された
保温袋において、上記袋体の内皮をポリエチレン
等の樹脂フイルムで構成し、外皮の全体を連続気
泡を有する軟質ポリウレタン発泡体シートで構成
し、この袋体に発熱性組成物を内蔵させ、外周端
縁をヒートシールして保温袋とした。すなわち外
皮に摩擦性があり、かつ通気性を有する素材を鋭
意検討した結果、発泡体シートの中でも特に連続
気泡を有する軟質ポリウレタン発泡体シートが好
適であることを見出だした点に本願の特徴があ
る。
外皮とからなる袋体に発熱性組成物が内蔵された
保温袋において、上記袋体の内皮をポリエチレン
等の樹脂フイルムで構成し、外皮の全体を連続気
泡を有する軟質ポリウレタン発泡体シートで構成
し、この袋体に発熱性組成物を内蔵させ、外周端
縁をヒートシールして保温袋とした。すなわち外
皮に摩擦性があり、かつ通気性を有する素材を鋭
意検討した結果、発泡体シートの中でも特に連続
気泡を有する軟質ポリウレタン発泡体シートが好
適であることを見出だした点に本願の特徴があ
る。
従つて袋体の外皮全体が軟質ポリウレタン発泡
体シートであるため外皮表面が摩擦性を有し、た
とえ腰の部分等にあてて使用しても滑り落ちるこ
とがなく、また合成樹脂製軟質発泡体であるた
め、保温袋としては好適な感触を有し、さらにが
さつかず、不快感もなく、また特に、発泡体であ
ることから保温性が格別良好である。
体シートであるため外皮表面が摩擦性を有し、た
とえ腰の部分等にあてて使用しても滑り落ちるこ
とがなく、また合成樹脂製軟質発泡体であるた
め、保温袋としては好適な感触を有し、さらにが
さつかず、不快感もなく、また特に、発泡体であ
ることから保温性が格別良好である。
図面はこの考案に係る保温袋の一実施例を示す
断面図で、1は袋体、2はこの袋体1中に内蔵さ
れた発熱組成物である。袋体1は通気孔Aを有す
る樹脂フイルムからなる内皮3と、連続気泡性を
有する合成樹脂製軟質発泡体シートからなる外皮
4とから構成されており、外周端縁5はヒートシ
ールされている。樹脂フイルムとしてはポリエチ
レン、ポリプロピレン等の汎用樹脂フイルムが使
用される。
断面図で、1は袋体、2はこの袋体1中に内蔵さ
れた発熱組成物である。袋体1は通気孔Aを有す
る樹脂フイルムからなる内皮3と、連続気泡性を
有する合成樹脂製軟質発泡体シートからなる外皮
4とから構成されており、外周端縁5はヒートシ
ールされている。樹脂フイルムとしてはポリエチ
レン、ポリプロピレン等の汎用樹脂フイルムが使
用される。
なお上記袋体1は、外皮4と内皮3とを引き揃
えて合せ、外周端縁5でヒートシールして袋状に
形成しているため、中間部は分離状態で発熱性組
成物2を被覆する形となつているが、もち論これ
に限定されず、例えば樹脂フイルムからなる内皮
3と軟質ポリウレタン発泡体シートからなる外皮
4とをラミネートして一体化してもよい。なおこ
の場合、内外皮がいずれも樹脂素材からなるた
め、外皮4と内皮3に同質の樹脂素材を用いれば
強固な接着状態が得られる利点を有する。
えて合せ、外周端縁5でヒートシールして袋状に
形成しているため、中間部は分離状態で発熱性組
成物2を被覆する形となつているが、もち論これ
に限定されず、例えば樹脂フイルムからなる内皮
3と軟質ポリウレタン発泡体シートからなる外皮
4とをラミネートして一体化してもよい。なおこ
の場合、内外皮がいずれも樹脂素材からなるた
め、外皮4と内皮3に同質の樹脂素材を用いれば
強固な接着状態が得られる利点を有する。
以上の様にこの考案は、袋体の外皮に軟質ポリ
ウレタン発泡体シートを採用した保温袋であるた
め、外皮表面は摩擦性を有し、たとえ腰の部分に
あてて使用しても容易に滑り落ちず、しかも感触
が良好で、使用上ないし取扱い上きわめて便宜で
ある。また発泡体であるので、不織布に比して強
度を有し、従つて厚みを薄くできることから経済
性を発揮するとともに、保温性にきわめてすぐれ
ている。
ウレタン発泡体シートを採用した保温袋であるた
め、外皮表面は摩擦性を有し、たとえ腰の部分に
あてて使用しても容易に滑り落ちず、しかも感触
が良好で、使用上ないし取扱い上きわめて便宜で
ある。また発泡体であるので、不織布に比して強
度を有し、従つて厚みを薄くできることから経済
性を発揮するとともに、保温性にきわめてすぐれ
ている。
図面はこの考案に係る保温袋の一実施例を示す
断面図である。 1……袋体、2……発熱性組成物、3……内
皮、4……外皮、5……外周端縁。
断面図である。 1……袋体、2……発熱性組成物、3……内
皮、4……外皮、5……外周端縁。
Claims (1)
- 内皮と外皮とからなる袋体に発熱性組成物が内
蔵された保温袋において、上記袋体の内皮をポリ
エチレン等の樹脂フイルムで構成し、外皮の全体
を連続気泡を有する軟質ポリウレタン発泡体シー
トで構成し、外周端縁をヒートシールしたことを
特徴とする保温袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987016366U JPH039694Y2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987016366U JPH039694Y2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63124921U JPS63124921U (ja) | 1988-08-15 |
JPH039694Y2 true JPH039694Y2 (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=30808158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987016366U Expired JPH039694Y2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH039694Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017213066A (ja) * | 2016-05-30 | 2017-12-07 | マイコール株式会社 | 人体用発熱体、および、発熱によって固化した発熱組成物が人体に違和感を与えることを防止する方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0790031B2 (ja) * | 1991-01-16 | 1995-10-04 | 大日本除虫菊株式会社 | 使いすてカイロ |
JP2014087469A (ja) * | 2012-10-30 | 2014-05-15 | Hosokawa Yoko Co Ltd | 使い捨てカイロ用フィルムおよび使い捨てカイロ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6215324B2 (ja) * | 1978-04-14 | 1987-04-07 | Matsushita Electric Works Ltd |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6088915U (ja) * | 1983-11-22 | 1985-06-18 | 岩井 百代 | 使いすてカイロ袋 |
JPS60132717U (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-04 | 日本磁力選鉱株式会社 | カイロ |
JPS6215324U (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-29 |
-
1987
- 1987-02-05 JP JP1987016366U patent/JPH039694Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6215324B2 (ja) * | 1978-04-14 | 1987-04-07 | Matsushita Electric Works Ltd |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017213066A (ja) * | 2016-05-30 | 2017-12-07 | マイコール株式会社 | 人体用発熱体、および、発熱によって固化した発熱組成物が人体に違和感を与えることを防止する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63124921U (ja) | 1988-08-15 |
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