JPH0395791A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0395791A
JPH0395791A JP1231127A JP23112789A JPH0395791A JP H0395791 A JPH0395791 A JP H0395791A JP 1231127 A JP1231127 A JP 1231127A JP 23112789 A JP23112789 A JP 23112789A JP H0395791 A JPH0395791 A JP H0395791A
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JP
Japan
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memory
word line
memory cell
mat
sense amplifier
Prior art date
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Pending
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JP1231127A
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English (en)
Inventor
Shinji Ishikawa
真司 石川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0395791A publication Critical patent/JPH0395791A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワード線に結合されたメモリセルをその配列
に従って順番にアクセス可能な半導体記憶装置、さらに
はワード線の切換え直後におけるメモリセルデータの高
速読出しのための技術に関し、例えば画像情報用のシリ
アルアクセスメモリやFIF○バッファメモリに適用し
て有効な技術に関する。
〔従来技術〕
フレームバッファメモリとして利用されるようなシリア
ルアクセスメモリや、先入れ先出し形式でデータを入出
力するFIFOバッファメモリは、マトリクス配置され
た複数個のメモリセルを含み、メモリセルの選択端子に
結合されて行方向に延在するワード線と、メモリセルの
データ入出力端子に結合されて列方向に延在するビット
線とを、内蔵アドレスカウンタの出力に基づいて選択し
、選択されたワード線に結合されたメモリセルをその配
列に従って順番にアクセス可能にされる。このようなメ
モリからメモリセルデータを外部に読出すまでには、所
定のワード線をワードドライバで端から端まで選択レベ
ルに駆動すると共に,選択されたワード線につながるメ
モリセルのデータによってビット線並びにコモンデータ
線を駆動し、センスアンプがそのコモンデータ線のレベ
ルを検出して増幅するまでの時間を少なくとも待たなけ
ればならない。この関係は書込みの場合にも同じである
。したがって、内蔵アドレスカウンタの出力値によって
ワード線やビット線の選択状態がスタティックに保たれ
る構造−を持っ場合、ワード線を切り換えてメモリセル
を選択する場合とワード線の選択状態をそのままにして
メモリセルの選択状態を切り換える場合とでは前者の方
が時間かがかり、メモリ全体のアクセスタイムはその遅
い方の時間によって規定されてしまう。特にワード線は
メモリセルの選択トランジスタを構成するゲート電極な
どを兼ねるため、アルミニウムで形成されるビット線や
コモンデータ線とは異なり、ポリシリコンやポリサイド
などの高抵抗材料で形威されることが多く、また,ワー
ド線には選択トランジスタの入力容量に起因するような
比較的大きな寄生容量が存在する。このため、ワード線
を切り換えてメモリセルを選択する場合とそうでない場
合とではアクセス可能な時間に大きな相違を生ずる。
そこで従来のシリアルアクセスメモリでは,ワード線の
選択切換え直後におけるアクセスタイムを高速化するた
め、ワード線の切換え直後において最初に選択されるメ
モリセル側にワードドライバを配置したりする技術が特
開昭63−279488号公報によって開示されている
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来技術はワード線切換え直後において
選択されるメモリセルのためのワード線駆動という一側
面だけを考慮しているのみであり、コモンデータ線側の
負荷、換言すれば選択されるメモリセルにとっての負荷
に対しては何等考慮されていない。本発明者はワード線
切換え直後に選択されるべきメモリセルが駆動しなけれ
ばならないコモンデータ側の負荷も小さくすることがシ
リアルアクセスメモリのアクセスタイムをさらに短縮す
る上において必要であることを見出した。即ち、ワード
線の選択状態をそのままにしてメモリセルの選択状態を
切り換える場合には既に当該ワード線の選択状態は確定
され或いはそれに近い状態になっているため、ワード線
の駆動には殆ど時間を要しない。これに対し、ワード線
を切り換えてメモリセルを選択する場合には当該メモリ
セルの直近にワードドライバが配置されていてもそのワ
ード線を最初から選択レベルに駆動しなければならない
。このような時間の差を吸収するには、ワード線切換え
直後に選択されるべきメモリセルが駆動しなければなら
ないコモンデータ線側の負荷を相対的にその他のメモリ
セル側の負荷よりも小さくすることが必要であることを
見出した。
本発明の目的は,ワード線に結合されたメモリセルをそ
の配列に従って順番にアクセス可能な構或を持つ場合に
おいて、ワード線切り換え直後に選択されるメモリセル
のアクセスタイムを、ワード線の駆動並びに当該メモリ
セルが駆動すべき負荷の2面から短縮して全体のアクセ
スタイムを高速化することができる半導体記憶装置を提
供することにある。
上記並びにそのほかの目的と新規な特徴は本明細書の記
述及び添付図面から明らかになるであろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、XY方向にマトリクス配置された複数個のメ
モリセルを含み、メモリセルの選択端子に結合されてX
方向に延在するワード線と、メモリセルのデータ出力端
子に結合されてY方向に延在するビット線とを、アドレ
スカウンタの出力アドレス信号に基づいて選択し、選択
されたワード線に結合されたメモリセルをその配列に従
って順番にアクセス可能にされ、前記メモリセルアレイ
を,各ワード線において最初に選択されるメモリセルを
含む第1メモリマットとその他のメモリセルを含む第2
メモリマットに分割し、同一ワード線選択信号によって
駆動されるワード線駈動回路を双方のメモリマット側に
配置し、さらに、第1メモリマットに含まれるメモリセ
ルのビット線に共通接続された第1センスアンプと、第
2メモリマットに含まれるメモリセルのビット線に共通
データ線を介して共通接続された第2センスアンプと、
第1センスアンプ又は第2センスアンプの出力を選択す
る選択回路とを含めて半導体記憶装置を構成するもので
ある。
また,上記構或のメモリにおけるワード線駆動回路の代
わりに、双方のメモリマットに共通のワード線を前記第
1メモリマット側から駆動する駆動回路を採用してもよ
い。
さらに、夫々のメモリにおいて第1メモリマットに含ま
れるメモリセルのビット線駆動能力を第2メモリマット
に含まれるメモリセルよりも大きくすることができる。
〔作 用〕
上記した手段によれば、ワード線の切換え直後に選択さ
れるメモリセルの直近に配置されたワード線駆動回路は
、当該メモリセル位置におけるワード線の選択状態を最
初に確定させる。したがって、ワード線切換え直後に選
択されるメモリセルに対しては当該選択ワード線全体が
選択レベルに確定されるのを待たずにアクセス可能にな
り、またそれに続く一連のメモリセル選択タイミングま
でには当該ワード線は既に選択レベルに駆動されている
から,ワード線に結合されたメモリセルをその配列の順
番に従って次々にアクセスしていくとき、ワード線の選
択状態をそのままにしてメモリセルの選択状態を切り替
えていく場合はもとより、ワード線切換え直後にメモリ
セルを選択する場合にも、ワード線の駆動という点から
メモリセルの高速アクセスが達成される。
ここで、ワード線の切換え直後に選択されるメモリセル
の直近にワード線駆動回路を配置した場合にもやはりそ
のワード線駆動回路は当該ワード線を最初から選択レベ
ルに駆動しなければならないが、ワード線の選択状態を
そのままにしてメモリセルの選択状態を切り替える場合
には当該部位でのワード線選択レベルは既に確定済みで
あって即座にビット線の選択を行い得る状態にされてい
る。
このとき、ワード線切換え直後に選択されるメモリセル
を含む第1メモリマットのメモリセルが第2メモリマッ
トのコモンデータ線とは分離させて専用の第1センスア
ンプに接続しておくことは、ワード線切換え直後に選択
されるメモリセルが駆動しなければならない負荷を第2
メモリマット側のメモリセルよりも低減するように作用
する。換言すれば、第1メモリマット側で選択されたメ
モリセルデータによって第1センスアンプの出力が確定
されるまでの時間の方が第2メモリマット側で選択され
たメモリセルデータによって第2センスアンプの出力が
確定されるまでの時間よりも短くなり、このことが、ワ
ード線の切換え直後に選択されるメモリセルの直近にワ
ード線駆動回路を配置するという構成と相乗的に作用し
て、ワード線に結合されたメモリセルを順番にアクセス
するときのアクセスタイムを一層高速化する。
〔実 施 例〕
第1図には本発明の一実旅例に係るシリアルアクセスメ
モリが示される。同図に示されるシリアルアクセスメモ
リは、特に制限されないが、公知の半導体集積回路製造
技術により、シリコン基板のような1個の半導体基板に
形成されている。
本実施例のシリアルアクセスメモリはマトリクス配置さ
れたスタティック型のメモリセルM C oo〜M C
 m nを含み、リードカウンタl及びライトカウンタ
2の値に基づいてそのメモリセルM C,.〜M C 
m nの配列に従ってデータを順番に入出力するデュア
ルポートRAM (ランダム・アクセス・メモリ)とし
て構或され、例えば画像情報のためのフレームバッファ
メモリなどとして利用される。
ここで先ず、前記メモリセルM C。, − M C 
m nはその配列の順番に従ってアドレスが割り当てら
れ、そのアドレスはパイナリカウンタによって構成され
るようなりードカウンタ1及びライトカウンタ2で指定
される。リードカウンタエ及びライトカウンタ2はリセ
ット状態においてメモリセルMC,。を指定するように
初期化され、アクセス動作の指示に従ってメモリセルM
 C m nのアドレスまで順番にインクリメントを行
って、アクセスアドレスを順次帰還的に生或する。上記
リード力ウンタエ(ライトカウンタ2)は、その上位側
ビットによりメモリセルMC.。〜M C m nの行
アドレスRAr (RAw)を指定し、また、その下位
側ビットによりメモリセルMCI,。〜M C m n
の列アドレスCAr−(CAw)を指定する。
前記メモリセルMC,.〜M C m nは相互に同じ
構成を持ち、帰還接続された2個のインバータ3,4に
よって等価的に示されたスタティックランチ回路を含み
、双方のデータ入出力端子に、書込みトランスファゲー
トを構成する。l対のNチャンネル型MOSFET(1
,Qlと、読出しトランスファゲートを構成するNチャ
ンネル型MOSFETQ2,Q2とが結合されて成る。
書込みトランスファゲートは列毎に書込みビット線BL
wo,BLw.”BLwn,BLwnに結合され、また
読出しトランスファゲートは列毎に読出しビット線BL
r,,BLr.〜BLrn,BLrnに結合されている
各行のメモリセルにおいて先頭アドレス(第1図の右端
)に配置された一列分のメモリセルMCllOt・・・
MCm,は第1メモリマットMATaを構成し、その他
のメモリセルは第2メモリマットMATbを構或する。
前記第1メモリマットMATaに含まれるメモリセルは
、その読出しトランスファゲートの選択端子が列毎に読
出しワード線WL a r,−WL a r mに結合
され、また、その書込みトランスファゲートの選択端子
が列毎に書込みワード線WL a w,”WL a w
mに結合される。
同様に前記第2メモリマットMATbに含まれる各メモ
リセルは、その読出しトランスファゲートの選択端子が
列毎に読出しワード線WLbr.〜WLbrmに結合さ
れ、また、その書込みトランスファゲートの選択端子が
列毎に書込みワード線WLbwo”WLbwmに結合さ
れる。
前記読出しワード線WL a ro−WL a r m
.WL b r.=WL b r mは夫々に固有のワ
ードドライバWD a r.”WD a r m. W
D b r.〜WDbrmの出力端子に結合されている
が,同一行に配置された左右の読出しワード線は共通の
ワード線選択信号WSr,〜WSrmによって駆動され
る。ワード線選択信号WS r,”WS r mはりー
ドカウンタ1から出力される行アドレス信号RArを読
出し行アドレスデコーダ20がデコードすることによっ
て形成される。したがって,行アドレス信号RArに対
応するlつのワード線選択信号が選択レベルにされると
、これを共通に受ける1対のワードドライバが第1メモ
リマットMATa及び第2メモリマットMATbにおい
て同一行に属する1対の読出しワード線を同時に選択レ
ベルに駆動開始する。同様に前記書込みワードAIWL
 a wo−WL a w.、WL b w.〜WL 
b wmは夫々に固有のワードドライバWDaw.〜W
Dawm,WDbw0〜WDbwmの出力端子に結合さ
れているが、同一行に配置された左右の書込みワード線
は共通のワード線選択信号WSw.〜WSwmによって
駆動される.ワード線選択信号WSwI,〜W S w
 mはライトカウンタ2から出力される行アドレス信号
RAwを書込み行アドレスデコーダ21がデコードする
ことによって形成され?。したがって,行アドレス信号
RAwに対応するlつのワード線選択信号が選択レベル
にされると、これを共通に受ける1対のワードドライバ
が第1メモリマットM A T a及び第2メモリマッ
トMATbにおいて同一行に属するl対の書込みワード
線を同時に選択レベルに駆動開始する。
前記第1メモリマットMATaに含まれる1対の読出し
ビット線BLr,,BLr,は列選択スイッチMOSF
ETQro+ Qraを介してそれ専用の第1センスア
ンプ7の入力端子゛に結合されている。また、第2メモ
リマットMATbに含まれる読出しビット線BLr,,
BLr1〜BLrn,BLrnは列選択スイッチMOS
FETQr■,Qr■〜Q r n + Q r nを
介して読出しコモンデータ線CDr,CDrに共通接続
されてそれ専用の第2センスアンプ8の入力端子に結合
されている。
センスアンプ7,8の出力はマルチプレクサ9を介して
データ出力バッファ10に選択的に与えられるようにな
っている。前記列選択スイッチMOSFETQroe 
Qro””Qrnt Qrnは、リードカウンタlから
出力される列アドレス信号CArを受けてデコードする
読出し列アドレスデコーダ22のビット線選択信号BS
r0〜BS rnによってスイッチ制御される。マルチ
プレクサ9はビット線選択信号BSr0によって選択制
御される。即ち、ビット線選択信号BSroがハイレベ
ルにアサー卜されて列選択スイッチMOSFETQ r
 6 g Q r 6がオン状態に制御される場合に第
1センスアンプ7の出力を選択し,それ以外の場合には
第2センスアンプ8の出力を選択する。
同様に、第1メモリマットM A T aに含まれる1
対の書込みビット線B L w g H B L w 
oは選択スイッチM O S F E T Q wo 
# Q weを介してマルチプレクサ11の一方の出力
端子に結合され、また,第2メモリマットMATbに含
まれる書込みビット線BLw,,BLw1〜BLwn,
BLwnは列選択スイッチMOSFETQWLI Qw
x〜Qwn*Qwnを介して共通接続される書込みコモ
ンデータ線CDw,CDwを通して前記マルチプレクサ
11の他方の出力端子に結合されている.前記列選択ス
イッチMOSFETQWOI Qwo−QwntQwn
は,ライトカウンタ2から出力される列アドレス信号C
Awを受けてデコードする書込み列アドレスデコーダ2
3のビット線選択信号BSw〜BSwnによってスイッ
チ制御される。マルチプレクサ12はビット線選択信号
BSwoによって選択制御される。即ち、ビット線選択
信号BSw,がハイレベルにアサートされて列選択スイ
ッチMOSFETQWal Qw.,がオン状態に制御
される場合にデータ入カバッファ13の出力を第1メモ
リマットM A T a側に供給し、それ以外の場合に
は第2メモリマットMATb側へ与える。
第1図において24はシリアルアクセスメモリの動作を
制御するための各種制御信号を外部制御信号に基づいて
生成するコントローラである。このコントローラ24に
は、書込み系の外部制御信号としてライトクロックWC
LK、ライトリセット信号WRES、ライトイネーブル
信号WEが供給され、また読出し系外部制御信号として
リードクロックRCLK、リードリセット信号RRES
、アウトプットイネーブル信号○Eが供給され、さらに
チップセレクト信号CSが供給される。
チップセレクト信号CSがローレベルにアサー卜される
と内部回路は動作可能な状態にされる。
本実施例のシリアルアクセスメモリは、チップ選択状態
にされると、アドレスカウンタ1,2の出力アドレス信
号によってワード線やビット線の選択状態がスタティッ
クに保たれる構造を有する。
即ち,チップ選択状態にされると、アドレスデコーダ2
0,21,22,23やワードドライバWD a r,
〜WD a r m, WD a w.″′WD a 
wm,WD b r0〜WD b r m, WD b
 w.3〜WD b wmは活性化されて動作可能な状
態にされ、アドレスカウンタ1,2の出力アドレス信号
の変化に従って自動的にメモリセルの選択状態も変化さ
れるようになる。
リードリセット信号RRESはリードアドレスカウンタ
lのリセット信号である。リードクロツクRCLKは読
出し動作の基準タイミング信号とみなされ、そのlクロ
ッグサイクルに同期して内部リード動作タイミングを規
定する。即ち、アウトプットイネーブル信号OEのレベ
ルによってリード動作が指示されると、リードクロック
RCLKのパルス変化に同期してリードサイクルが開始
され、最後にリードカウンタ1がインクリメントされて
次のリードアドレスが保持される。ライトリセット信号
WRESはライトアドレスカウンタ2のリセット信号で
ある。ライトクロックWCLKは書込み動作の基準タイ
ミング信号とみなされ、その↓クロックサイクルに同期
して内部書込み動作タイミングを規定する。即ち、ライ
トイネーブル信号WEのレベルによってライト動作が指
示されると、ライトクロックWCLKのパルス変化に同
期してライトサイクルが開始され,最後にライトカウン
タ2がインクリメントされて次のライトアドレスが保持
される。
次に本実施例のシリアルアクセスメモリのデータ読み動
作を説明する。例えばデータが書き込まれているメモリ
セルMC0。〜M C m nからデータを読み出して
いくときは、リードアドレスカウンタ1は第3図の矢印
で示されるようにメモリセルをその配列に従って順番に
選択するように行アドレスRAr及び列アドレスCAr
を生或する。
第2図には上記リード動作においてメモリセルMC1n
からデータを読み出した後にワード線を切り替えて次の
メモリセルMCm,からデータを読み出していくときの
動作が代表的に示されている。
第2図において時刻t。にリードクロックRCLKが変
化されるとこれに同期して行アドレスRAr及び列アド
レスCArが変化される。行アドレスRArが変化され
るとワード線選択信号WSrmが選択レベルにされるこ
とにより、これを受けるワードドライバWDarmが第
1メモリマットM A T a側のワード線WLarm
を選択レベルに駆動開始すると共に、ワードドライバW
Dbrmが第2メモリマットMATb側のワード線WL
brmを選択レベルに駆動開始する。ここで第↓メモリ
マットMATa側のワード線WLarmには1個のメモ
リセルMCm0の選択端子が結合されているだけである
から、ワードドライバW D armが駆動すべき負荷
は第2メモリマットMATb側のワード線WLbrmに
比べて格段小さくなっている。従って、第1メモリマッ
トM A T a側のワード線WLarrnは極めて速
く選択レベルに確定される。一方列アドレスCArが変
化されるとこれに同期してビット線選択信号BSr.が
選択レベルにされることにより読出しビット線BLro
,BLroが第1センスアンプ7の入力端子に導通され
る。この状態において時刻t1に読出しワード線WLr
mによるメモリセルM C m oの選択状態が確定す
ると、当該メモリセルM C m ,は、その記憶情報
に従って読出しビット線BLro,BLr.のレベルを
駆動しようとする。このときその読出しビット線BLr
0,BLr,は第2メモリマットMATb側のようなコ
モンデータ線CDr,CDrを介することなく直接セン
スアンプ7の入力端子に結合されているから、換言すれ
ば、第1メモリマットM A T a側のメモリセルか
ら第1センスアンプ7の入力端子に至るまでの負荷は、
第2メモリマットMATb側のメモリセルから第2セン
スアンプ8の入力端子に至るまでの負荷に比べて小さく
なっているから、時刻t1に読出しワード線WLrmに
よるメモリセルMCmoの選択状態が確定してから第1
センスアンプ7の出力が確定するまでの時間T s ’
aは第2メモリマット側MATbにおける動作に比べて
速くなる。センスアンプ7の確定出力は、前記列アドレ
ス信号CArの変化に同期して選択状態が切り替えられ
ているマルチプレクサ9からデータ出力バッファ10に
与えられ,これによって時刻t2からメモリセルMCm
,のデータが外部に読み出される。
次いで時刻t,にリードクロックRCLKが変化される
と、これに同期して列アドレスCArだけが変化される
。行アドレスRArはそのまま維持されている。列アド
レスCArが変化されると、これに同期して、第2メモ
リマットMATb側のビット線選択スイッチMOSFE
TQrlt Qr,がオン状態にされて,読出しビット
gB L r1tBLr1がコモンデータ線CDr,C
Drに導通?れる。この状態において第2メモリマット
MATb側の読出しワード線WLbrmは既に選択レベ
ルが確定されているから、ビット線BLr■,BLrエ
への切り替えと同時に、そのとき選択される当該メモリ
セルM C mエは、その記憶情報に従って読出しピッ
ト線BLr1,BLrエ並びにコモンデータ線CDr,
CDrのレベルを相補的に駆動しようとする.このとき
メモリセルM C m■は第1メモリマットM A T
 a側のメモリセルに比べてコモンデータ線CDr,C
Dr側の負荷を余計に駆動しなければならないから,第
2センスアンプ8の出力確定には、前記時間Tsaより
も長い時間Tsbを必要とする。この時間Tsbは列ア
ドレス信号CArの変化に従って読出しビット線BLr
1,BLr■が選択されてから第2センスアンブ8の出
力が確定されるまでの時間である。
第2センスアンプ8の確定出力は,前記列アドレス信号
CArの変化に同期して選択状態が切り替えられている
マルチプレクサ9からデータ出力バッファ10に与えら
れ、これによって時刻t4か?メモリセルM C m■
のデータが外部に読み出される。
次に上記動作説明で用いたメモリセルMCmo+M C
 mよ即ち読出しワード線の切り替え前後において選択
されるメモリセルからのデータ読出し動作時間について
さらに説明する。
ワード線の切り替え直後に選択される第1メモリマット
MATa側のメモリセルMCm0が結合されているワー
ド線WLarmは、これと同一行に配置されたメモリセ
ルM C m 1〜MCmnに共通化されているワード
線WLbrmとは分離されているから、その配線抵抗並
びに寄生容量は後者WLbrmに比べて著しく小さくな
っている。したがって時間Twbよりも短い時間Twa
を待つだけで、ワード線切り替え直後に選択されるメモ
リセルMCm,の選択状態が確定される。これにより、
ワード線切換え直後に選択されるべきメモリセルの選択
動作という点において,ワード線切換え直後に選択され
るべきメモリセルMCm,のデータ読出し動作の高速化
を図ることができる。
一方,次のメモリサイクルにおいては、第2メモリマッ
ト側MATbのワード線WLbrmは既に選択レベルに
確定されているから、第2番目のメモリセルM C m
 ,のデータ読出し動作ではワード線の確定を待つ必要
がなく,列アドレスCArの変化に従って第2センスア
ンプ8の出力が確定するまでの時間Tsbを待てば当該
メモリセルMCmエのデータが外部に読み出される。
ここで、第1メモリマットMATa側のビット線BLr
,,BLr,もコモンデータ線CDr,CDrに結合し
て第2センスアンプ8を利用する構威にするものと仮定
するなら,ワード線WLarmのレベルが確定してから
時間Tsbと同じ時間を待った後でなければメモリセル
MCm,のデータを外部に読み出すことはできない。換
言すればメモリセルMCm,のデータを読み出すには、
メモリセルM C m 1のデータ読出し時間に比べて
時間Twaだけ長くかかってしまう。この点において本
実施例では、第1メモリマットM A T a側のビッ
ト線B L r,, B L r,はコモンデータ線C
Dr,CDrとは切り離され、専用のセンスアンプ7に
結合されている。換言すれば、ワード線切換え直後に選
択されるメモリセルが駆動すべき負荷にはコモンデータ
線CDr,CDrやそれに寄生する容量成分が含まれず
小さくされている。したがって、ワード線WLarmの
選択レベルが確定してから第1センスアンプ7の出力が
確定するまでの時間Tsaは前記時間Tabよりも短か
くなり、ワード線切換え直後に選択されるべきメモリセ
ルMCm,のデータ読出し動作は一層高速化される。こ
のようにTwa+TsafJ<Tsbに近づけられるこ
とにより、リードクロックRCLKのサイクルタイムを
短くすることができ、これによってシリアルアクセスメ
モリのアクセス速度を高速化することができる。
第4図には本発明の他の実施例に係るシリアルアクセス
メモリの要部が示されている。本実施例では、双方のメ
モリマットMATa,MATbに共通の読出しワード線
W L r.”W L r mと、書込みワード線WL
w.〜W L w mを設け、それらを第1メモリマッ
トM A T aの端部から駆動するワードドライバW
D ro〜,WDw.〜WDwmを設けた点が上記実施
例とは相違し、その他は同様に構成されている。
斯る構或においても上記実施例同様に,ワード線切換え
直後に選択されるべきメモリセルデータの読出し速度が
速められ、もってメモリ全体の高速アクセスが可能にな
る。但し、ワード線が一行分のメモリセルに共通化され
ているため、上記実施例に比べてワード線の選択レベル
確定時期は多少遅れることが予想される。或いはワード
ドライバの駆動能力を上記実施例よりも大きくすること
が必要になる。
また、第1図、第4図の構成において、第2図における
時間Tsaを更に短縮したい場合には、第1メモリマッ
トMATaに含まれるメモリセルのビット線駆同能力,
すなわち電流駆動能力を第2メモリマット側MATbの
メモリセルよりも大きくすればよい。これにより、アク
セス速度はさらに一層高速化される。尚,このようにし
てもサイズの大きなメモリセルは工列だけで済むから、
メモリ全体のレイアウトさらにはチップ面積に与える影
響は少ない。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて
詳細に説明したが、本発明はそれに限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能
であることは言うまでもない。
例えば上記実施例では書込み系に関してもマット分けし
てマルチプレクサ↓1でマット選択を行うようにしたが
、書込み系に関してランダムアクセスを採用する場合に
はそのような構或を採らなくてもよい。また上記実施例
ではデータの入出力ビット数を1ビットとしたが、この
点については適宜変更することができる。
以上の説明では主として本発明者によって成された発明
を背景となった利用分野である画像情報用のシリアルア
クセスメモリに適用した場合について説明したが、本発
明はそれに限定されるものではなく,先入れ先出し形式
でデータを入出力するFIF○バッファメモリや先入れ
後出し形式でデータを入出力するFIL○メモリ、さら
には各種情報を保持するラインメモリ、さらにはそのよ
うなメモリを含んだ1チップマイクロコンピュータなど
の半導体集積回路などに広く適用することができる。本
発明は、少なくとも、選択されたワード線に結合されて
いるメモリセルをその配列の順番に従ってアクセス可能
な条件のものに適用することができる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、メモリセルアレイを、各ワード線において最
初に選択されるメモリセルを含む第1メモリマットとそ
の他のメモリセルを含む第2メモリマットに分割し、同
一ワード線選択信号によって駆動されるワード線駆動回
路を夫々のメモリマット側に配置すると共に、ビット線
からセンスアンプの出力に到るまでのデータ読出し系を
各メモリマット毎に専用化したから、ワード線の選択状
態をそのままにしてメモリセルの選択状態を切り替えて
いく場合はもとより、ワード線切換え直後にメモリセル
を選択する場合にも、ワード線の駆動という点からメモ
リセルの選択動作を高速化することができ、しかも、第
1メモリマット側で選択されたメモリセルが駆動しなけ
ればならない読出し系の負荷を第2メモリマット側より
も相対的に小さくすることができ、その双方により、ワ
ード線に結合されたメモリセルを順番にアクセスすると
きのアクセスタイムを、ワード線の切換え直後に選択さ
れるメモリセルの直近にワード線駆動回路を配置すると
いう構成だけを採用した場合に比べて一層高速化するこ
とができるという効果がある。
また、上記構成のメモリにおけるワード線駆動回路の代
わりに、双方のメモリマットに共通のワード線を前記第
1メモリマット側から駆動する駆動回路を採用しても同
様の効果を得ることができる。
そして、夫々のメモリにおいて第1メモリマットに含ま
れるメモリセルのビット線駆動能力を第2メモリマット
に含まれるメモリセルよりも大きくすれば更にアクセス
タイムを高速化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るシリアルアクセスメモ
リのブロック図、 第2図は読出し動作の一例タイミングチャート、第3図
はシリアルアクセスメモリにおけるアドレススキャンの
一例説明図, 第4図は本発明の他の実施例に係るシリアルアクセスメ
モリの要部ブロック図である。 1・・・リードカウンタ、2・・・ライトカウンタ、M
Co,−MCmn−メモリセル、M A T a−第1
メモリマット,MATb・・・第2メモリマット.WL
a ro”WL a rm, WL b r,=WL 
b rm−読出しワード線、WL a w.〜WL a
 wm, WL bwo”WLbwm−書込みワード線
, BLr,, BLro−BLrn,BLrn−読出
しビット線、BLw.,BLw.−BLwn,BLwn
−書込みビット線、CDr,CDr・・・コモンデータ
線、WDa r.NWDa rm,WDb r0〜WD
b rm−ワードドライバ、7・・・第1センスアンプ
、8・・・第2センスアンプ、9・・・マルチプレクサ
、20,2l・・・行デコーダ、22.23・・・列デ
コーダ。 第3図 MATb ( MATO l

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、XY方向にマトリクス配置された複数個のメモリセ
    ルを含み、メモリセルの選択端子に結合されてX方向に
    延在するワード線と、メモリセルのデータ出力端子に結
    合されてY方向に延在するビット線とを、アドレスカウ
    ンタの出力アドレス信号に基づいて選択し、選択された
    ワード線に結合されたメモリセルをその配列に従って順
    番にアクセス可能にされて成る半導体記憶装置であって
    、 前記メモリセルアレイを、各ワード線において最初に選
    択されるメモリセルを含む第1メモリマットと、その他
    のメモリセルを含む第2メモリマットに分割し、同一ワ
    ード線選択信号によって駆動されるワード線駆動回路を
    双方のメモリマット側に配置し、 さらに、第1メモリマットに含まれるメモリセルのビッ
    ト線に共通接続された第1センスアンプと、 第2メモリマットに含まれるメモリセルのビット線に共
    通データ線を介して共通接続された第2センスアンプと
    、 第1センスアンプ又は第2センスアンプの出力を選択す
    る選択回路と、 を含んで成る半導体記憶装置。 2、XY方向にマトリクス配置された複数個のメモリセ
    ルを含み、メモリセルの選択端子に結合されてX方向に
    延在するワード線と、メモリセルのデータ出力端子に結
    合されてY方向に延在するビット線とを、アドレスカウ
    ンタの出力アドレス信号に基づいて選択し、選択された
    ワード線に結合されたメモリセルをその配列に従って順
    番にアクセス可能にされて成る半導体記憶装置であって
    、 前記メモリセルアレイを、各ワード線において最初に選
    択されるメモリセルを含む第1メモリマットと、その他
    のメモリセルを含む第2メモリマットに分割し、双方の
    メモリマットに共通のワード線を第1メモリマット側か
    ら駆動するワード線駆動回路を配置し、 さらに、第1メモリマットに含まれるメモリセルのビッ
    ト線に共通接続された第1センスアンプと、 第2メモリマットに含まれるメモリセルのビット線に共
    通データ線を介して共通接続された第2センスアンプと
    、 第1センスアンプ又は第2センスアンプの出力を選択す
    る選択回路と、 を含んで成る半導体記憶装置。 3、前記第1メモリマットに含まれるメモリセルのビッ
    ト線駆動能力は、第2メモリマットに含まれるメモリセ
    ルに比べて大きくされて成るものである請求項1又は2
    記載の半導体記憶装置。
JP1231127A 1989-09-06 1989-09-06 半導体記憶装置 Pending JPH0395791A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100365747B1 (ko) * 2000-08-31 2002-12-26 주식회사 하이닉스반도체 반도체 메모리 장치
JP4978473B2 (ja) * 2005-12-27 2012-07-18 富士通株式会社 Sram回路、及び、これを用いたバッファ回路
CN113129941A (zh) * 2019-12-31 2021-07-16 福建省晋华集成电路有限公司 一种半导体存储器件

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JP4978473B2 (ja) * 2005-12-27 2012-07-18 富士通株式会社 Sram回路、及び、これを用いたバッファ回路
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