JPH039474Y2 - - Google Patents

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JPH039474Y2
JPH039474Y2 JP18444284U JP18444284U JPH039474Y2 JP H039474 Y2 JPH039474 Y2 JP H039474Y2 JP 18444284 U JP18444284 U JP 18444284U JP 18444284 U JP18444284 U JP 18444284U JP H039474 Y2 JPH039474 Y2 JP H039474Y2
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、PTO変速機構におけるPTO変速レ
バーの牽制装置に係り、より具体的にはその安全
装置に関するものである。
〈従来の技術〉 トラクタのPTO変速機構として540RPMと
1000RPMとの高低2段の変速を可能にしたもの
であり、これらの切換は変速レバーにより、リン
ク機構を介して実施されている。
ところで、変速レバーを不測に低速から高速位
置に切換えるとPTO軸が増速回転されて事故を
誘発し危険である。
〈考案が解決しようとする問題点〉 そこで、変速レバーを中立位置にて牽制する安
全装置を具備させたものがあるが、その構造は複
雑で、取扱いが非常に面倒であつた。
本考案は、変速レバーと牽制レバーとを並設す
ることにより、低速位置での作業は確実に牽制し
て低速回転での作業を保証し、これより、高速へ
の切換は牽制レバーの同時操作を介して行なえる
ようにした安全性の高い牽制装置を提供するのを
目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案が前述の目的を達成するために講じた技
術的手段の特徴とするところは、PTO変速機構
を中立位置(N)から高低速位置(H),(L)に
それぞれ切換可能とする変速レバー13が案内板
20の案内溝22に挿通され、該案内溝22の中
立位置(N)に進出された位置と退逃された位置
とに位置変換自在とされた牽制体23を有するも
のにおいて、 牽制体23はその先端に、案内溝22の低速位
置(L)と対応する側に変速レバー13の中立位
置(N)を規制する牽制部25を有し高速位置
(H)と対応する側に変速レバー13が当接され
て退逃方向に戻すカム部26を有しており、 前記牽制体23はその基部が案内板20に軸2
4を介して枢着されており、該牽制体23の牽制
部25を進出方向に付勢する弾機30が案内板2
0に取付けられているとともに、該牽制体23の
進出位置を保持して牽制体23が係脱される係合
部27が案内板20に形成されており、 更に、前記弾機30に抗して牽制体23を退逃
方向に操作する牽制解除レバー32が牽制体23
に連動連結され、該レバー32は変速レバー13
とともに握持可能な位置において案内板20の溝
33に挿設されている点にある。
〈作用〉 変速レバー13により低速位置(L)から中立
位置(N)までの作業域での操作は、変速レバー
13を案内溝22に沿つて操作することでなされ
る。
このさい、牽制体23は弾機30により第3図
で示す如く案内溝22に向つて進出され、牽制部
25が低速位置(L)と対応され、この姿勢は係
合部27によつて保持されている。
従つて、変速レバー13を矢示方向に操作して
も支障はなく、変速レバー13が高速位置(H)
に不測に操作されることはない。
高速位置(H)への切換は、弾機30に抗して
牽制解除レバー32を変速レバー13とともに握
持すると、牽制体23は第4図に示す如く軸24
を支点に退逃揺動され、変速レバー13を高速位
置(H)へ操作可能であり、牽制解除レバー32
を離すと牽制体23は弾機30によつて案内溝2
2に向つて進出されるが、変速レバー13を高速
位置(H)から中立位置(N)に操作するとカム
部26によつて牽制体23は退逃されることにな
る。
〈実施例〉 図面を参照して本考案の実施例に詳述する。
第8図はトラクタ1を示しており、前輪2と後
輪3とを有する2軸4車輪形である。
4は操縦機構であり、ハンドル機構5と座席6
とからなり、走行系の変速操作機構及びPTO変
速操作機構を含む。
7はトラクタ車体であり、この内部に走行系変
速機構とPTO変速機構が内蔵されており、PTO
変速機構は中立を含む高低速2段に変速可能であ
り、例えば540RPMと1000RPMとしてPTO軸を
回転するものである。
第1図、第2図を参照すると、車体7の前上面
にはボルト8により取付台9が取付けられ、この
取付台9には保持筒10とブラケツト11が縦向
に取付けられ、保持筒10にはPTO変速機構に
連動される変速操作軸12が挿通され、この軸1
2にPTOの変速レバー13がピン14により枢
支されている。
即ち、変速レバー13はその先端に2又部15
を有し、2又部15がピン14で軸12に枢着さ
れ、又、ブラケツト11に支点ピン16を介して
枢支されて、変速レバー13は後方に延設されて
延設端にグリツプ17を有する。
従つて、グリツプ17を支点ピン16を中心に
第1図の矢示の方向に上下動すると、中立位置
(N)を含んで低速位置(L)、高速位置(H)に
変速操作軸12を介してPTO変速機構が切換自
在である。
18は上部パネルカバー、19は下部パネルカ
バーであり、ハンドルポスト等を覆つており、下
部パネルカバー19の後面壁にはPTO用の案内
板20がボルト21で取付けられている。
案内板20には上下方向の案内溝22が形成さ
れ、この案内溝22に変速レバー13が挿設され
ている。
23は牽制体であり、その基部が軸24により
案内板20の裏面に揺動自在として枢支され、こ
の牽制体23はその先端に牽制部25とカム部2
6を有する。
牽制体23は軸24を支点に案内溝22に進出
されるとともに退逃されるものであり、進出位置
において牽制部25が第3図で示す如く低速位置
(L)と対応して中立位置(N)に保持され、カ
ム部26が高速位置(H)と対応するものであ
り、この位置は第7図でも示す如く案内溝22を
切起したコ字形の係合部27に係合されて保持さ
れている。
28は中継レバーであり、クランク形状とされ
て牽制体23の上方において軸29により案内板
20の裏面に揺動自在に枢支されており、該レバ
ー28の一方には弾機30の一端が連結されてい
るとともに連動ロツド31の一端が枢支され、連
動ロツド31の他端は牽制体23に固設のブラケ
ツト23Aに枢支されている。
すなわち、牽制体23はその先端が中継レバー
28、連動ロツド31を介して弾機30により案
内溝22に向つて付勢され、付勢された牽制体2
3は係合部27に嵌合されている。
中継レバー28の他方には牽制レバー軸32A
が取付けられ、このレバー軸32Aは案内板20
に軸29を中心とする弧形の溝33に挿支され、
レバー軸32Aには牽制解除レバー32が取付け
られており、この牽制解除レバー32のグリツプ
34は中立位置(N)における変速レバー13の
横方向にあつて両レバー13,32を運転者は同
時に握持可能とされるものである。
その他、第1図、第2図において35は主変速
操作機構で、リンク構成とされており、36は前
後進切換操作機構であり、これ又、リンク構成と
されている。
37はフロアーカバー、38はステツプを示し
ている。
従つて、第3図において、案内溝22に牽制体
23が弾機30によつて付勢されて進出されてお
り、係合部27によつてこの位置が保持され、こ
の状態のとき、変速レバー13を低速位置(L)
から中立位置(N)へ変速することはでき、牽制
体23を案内溝22より退逃しない限り変速レバ
ー13を高速位置(H)に操作することはできな
くなる。
そして、高速位置(H)に切換えるときは、運
転者が変速レバー13とともに牽制解除レバー3
2を握持すると溝33に案内されるとともに弾機
30に抗して中継レバー28が軸29を中心に揺
動され、牽制体23は案内溝22より退逃され、
ここに、変速レバー13を第4図で示す如く高速
位置(H)に切換可能である。
このようにしてから牽制解除レバー32をはな
すと、牽制体23は弾機30により溝22に進出
されるが、変速レバー13を案内溝22に沿つて
持上げるとカム部26に当接され、牽制体23は
退逃されることになる。
故に、低速から高速への切換は牽制解除レバー
32を変速レバー13とともに握持しない限りで
きず、一方、高速から中立への変換は牽制レバー
32を握持しなくともできることになる。
〈考案の効果〉 本考案によれば、案内板20の案内溝22に挿
設された変速レバー13は、牽制体23が弾機3
0によつて進出方向に付勢されて係合部27によ
りその位置が保持されているから、案内溝22に
沿つて低速位置(L)から高速位置(H)に切換
えようとしても、牽制体23の牽制部25によつ
て規制され、ここに、不測に変速レバー13を高
速位置(H)に切換えられるのが防止できる。
また、高速位置(H)に切換えるときは、牽制
解除レバー32を弾機30に抗して変速レバー1
3とともに握持すれば、これと連動して牽制体2
3が案内溝22より退逃され、このことは、牽制
解除レバー32を操作しない限り変速レバー13
を牽制する牽制体23は退逃しないことを意味
し、安全性は向上する。
また、変速レバー13を高速位置(H)にして
から中立位置(N)、低速位置(L)に切換える
には、牽制体23の先端にカム部26が形成され
ているので、このカム部26にレバー13を当接
することで切換えることができて牽制解除レバー
32はこのとき操作不要であるから操作性は向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、第2図は第1
図A−A線矢示部、第3図と第4図は第1図B矢
示における低速位置と高速位置との各正面図であ
り、第5図は中継レバー支持部の断面図、第6図
は牽制体支持部の断面図、第7図は係合部の断面
図、第8図はトラクタの側面図である。 13……変速レバー、20……案内板、22…
…案内溝、23……牽制体、25……牽制部、2
6……カム部、30……弾機、32……牽制解除
レバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 PTO変速機構を中立位置(N)から高低速位
    置(H),(L)にそれぞれ切換可能とする変速レ
    バー13が案内板20の案内溝22に挿通され、
    該案内溝22の中立位置(N)に進出された位置
    と退逃された位置とに位置変更自在とされた牽制
    体23を有するものにおいて、 牽制体23はその先端に、案内溝22の低速位
    置(L)と対応する側に変速レバー13の中立位
    置(N)を規制する牽制体23を有し高速位置
    (H)と対応する側に変速レバー13が当接され
    て退逃方向に戻すカム部26を有しており、 前記牽制体23はその基部が案内板20に軸2
    4を介して枢着されており、該牽制体23の牽制
    部25を進出方向に付勢する弾機30を案内板2
    0に取付けられているとともに、該牽制体23の
    進出位置を保持して牽制体23が係脱される係合
    部27が案内板20に形成されており、 更に、前記弾機30に抗して牽制体23を退逃
    方向に操作する牽制解除レバー32が牽制体23
    に連動連結され、該レバー32は変速レバー13
    とともに握持可能な位置において案内板20の溝
    33に挿設されていることを特徴とするPTO変
    速機構におけるPTO変速レバーの牽制装置。
JP18444284U 1984-12-04 1984-12-04 Expired JPH039474Y2 (ja)

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