JPH0394563A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は，テストチャートを記録出力可能なファクシミ
リ装置に関する。

［従来の技術］ 一般に、ファクシミリ装置は、工場出荷時に記録画像の
画像品質が一定の水準に達しているかどうかを検査して
おり、画質が不良な場合には、装置各部の調整を行って
、水準以下の画質の装置を出荷しないようにしている。

工場から出荷された後では、装置各部に経年変化や経年
劣化を生じ、徐々に記録画像または読取画像の品質が劣
化していく。

このために、従来、例えば、斜線，大小の縞模様、千鳥
模様など，論理的に発生することができる比較的単純な
画像のデータを発生して、プロッタより記録出力するこ
とで、プロッタの動作検査、および、記録画像品質を検
査できるようにしている。

また、スキャナまで含めた画像品質の検査としては、ス
キャナで読み取った画像を直接プロッタから記録出力す
るコピーモードを利用して行うことができる。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、このような従来方法では、次のような不
都合を生じていた。

すなわち、画質検査用の画像が、比較的単純な画像なの
で、微妙な画質劣化を発見することが困難であるという
不都合を生じていた。

また、コピーモードを利用する場合、検査用の原稿とし
て、工場出荷時の検査で用いる標準的なテストチャート
（例えば、画像電子学会テストチャートＮｏ．１など）
を入手することが困難であり、したがって、検査用の原
稿はオペレータが容易に入手できる原稿となるので、適
切な画質評価を行うことが困難であるという不都合を生
じていた。

本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり
、画質劣化の検査などを適切に行うことができるファク
シミリ装置を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段コ 本発明は，画像品質検査用の標準テストチャートの画像
データを記憶するテストチャート記憶手段と、標準テス
トチャートの記録出力を指令するための操作手段と，こ
の操作手段より標準テストチャートの記録出力が指令入
力されたときにはテストチャート記憶手段に記憶してい
る標準テストチャートの画像を記録出力する制御手段を
備えたものである． ［作用］ したがって、標準的なテストチャート用いた画像品質の
検査を行うことができるので、画質劣化を適切に評価す
ることができる． ［実施例］ 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する． 第１図は、本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置
を示している． 同図において、システム制御部ｌは、このファクシミリ
装置の動作制御を行うものであり、システムメモリ２は
、システム制御部１の制御プログラムを記憶するととも
にワークエリアを構戒するものであり、パラメータメモ
リ３は、このファクシミリ装置に固有な各種の情報を記
憶するためのものである。

スキャナ４は、原稿画像を所定の解像度で読み取るため
のものであり，プロッタ５は、画像を所定の解像度で記
録出力するためのものである。

操作表示部６は、このファクシミリ装置を操作するため
のものであり、各種の操作キーおよび表示器を備えてい
る。

符号化復号化部７は、画信号を符号化圧縮するとともに
、符号化圧縮された画情報を元の画信号に復号化するた
めのものであり、磁気ディスク装置８は、送受信画情報
および標準テストチャートの画情報を記憶するものであ
る。なお、標準テストチャートの画情報としては、例え
ば、画像電子学会テストチャートＮｏ．１をスキャナ４
の読取解像度で読み取って得た画信号を、符号化復号化
部７と同一の符号化方式で圧縮して形或した画情報が用
いられる。

通信制御部９は、所定のグループ３ファクシミリ装置の
伝送制御処理を行うためのものであり，モデム１０は、
デジタルデータを公衆電話網などのアナログ伝送路を介
して伝送するための変復調処理を行うためのものであり
、網制御装置１１は、このファクシミリ装置を伝送路と
して公衆電話網に接続するためのものである。また、こ
の網制御装置１１は、自動発着信機能も備えている．こ
れらのシステム制御部Ｉ，システムメモリ２、パラメー
タメモリ３、スキャナ４，プロッタ５、操作表示部６、
符号化復号化部７，磁気ディスク装置８，および、通信
制御部９は，システムバスｌ２に接続されており、これ
らの各要素間のデータのやりとりは，主としてこのシス
テムバスｌ２を介して行われる。

第２図は、操作表示部６に設けられている操作キーおよ
び表示器の一例を示している． 同図において、スタートキー６８は、このファクシミリ
装置の送信動作および受信動作などを開始させるための
ものであり、コピーキー６ｂは，コピー動作を開始させ
るためのものであり、ストップキー６ｃは，このファク
シミリ装置の動作を中断／停止させるためのものである
。

テンキー６ｄは、電話番号などの数値情報を操作入力す
るためのものであり、機能キー６ｅは、画像テスト動作
などの各種の動作の実行を選択するためのものであり、
ＹＥＳキー６ｆおよびＮｏキー６ｇは，ガイダンスメッ
セージに対する回答をオペレータが操作入力するための
ものである。

液晶表示器６ｈは，ガイダンスメッセージなどの各種の
情報を表示するためのものである，以上の構成で，オペ
レータが画像品質の検査を行うために、機能キー６ｅを
操作して画像テストモードを選択すると，システム制御
部１は、第３図に示した処理を実行して、画質検査のた
めの動作を行う。

まず、例えば，「標準テストチャートを使用しますか。

Ｙ／Ｎ　？Ｊというテストチャート選択ガイダンスメッ
セージを操作表示部６の液晶表示器６ｈに表示し（処理
１０１）、オペレータがＹＥＳキー６ｆを操作入力して
，標準テストチャートを選択するか否かを判定する（判
断１０２）． オペレータがＹＥＳキー６ｆを操作入力して標準テスト
チャートを選択し，判断１０２の結果がＹＥＳになると
、システム制御部１は、磁気ディスク装置８より標準テ
ストチャートの画情報の読み出しを開始するとともに（
処理ｌ０３）、プロッタ５の記録動作を開始し（処理１
０４）、磁気ディスク装置８から読み出した画情報を符
号化復号化部７で元の画信号に復号化し，その画信号を
プロッタ５に転送するプロセスを開始して（処理ｌ０５
）、その画信号の転送が終了するまで待つ（判断１０６
のＮＯループ）。

これにより、プロッタ５からは、標準テストチャートの
画像が記録出力される。

次に、システム制御部１は、例えば、「画質検査を行い
ますか．行う場合には、ＹＥＳキーを押し，テストチャ
ートをセットしてコピーキーを押してください。行わな
い場合には、ＮＯキーを押してください。」という画質
検査ガイダンスメッセージを表示して（処理１０７）．
　ＹＥＳキー６ｆまたはＮＯキー６ｇのいずれが操作さ
れるかを監視する（判断１０８）。

画質検査を行うために、オペレータがＹＥＳキー６ｆを
操作して判断１０８の結果がＹＥＳになると、スキャナ
４に原稿がセットされてコピーキー６ｂが操作され、コ
ピー開始が指令されるまで待つ（判断１０９のＮｏルー
プ）。

コピー開始が指令されて判断１０９の結果がＹＥＳにな
ると，”システム制御部１は，スキャナ４の原稿読取動
作を開始するとともに（処理１１０）、プロッタ５の記
録動作を開始させ（処理１１１）．スキャナ４が読み取
って得た画信号をプロッタ５に転送するプロセスを開始
して（処理１１２），その両信号の転送が終了するまで
待つ（判断１１３のＮＯループ）。

画信号の転送が終了して、判断１１３の結果がＹＥＳに
なると、システム制御部１は、一連の画質検査処理を終
了して，待機状態に戻る． これにより、スキャナ４が読み取って得た標準テストチ
ャートの画像が、プロッタ５より記録出力されるので、
オペレータは、記録画像の品質を適切に判定することが
できる。

また、オペレータがテストチャートを選択せずに、テス
トチャート選択ガイダンスメッセージに対してＮＯキー
６ｇを操作すると、判断１０２の結果がＮＯになる． これにより，システム制御部１は、所定のテストパター
ンの画信号を発生する処理を開始するとともに（処理１
１４）、プロッタ５の記録動作を開始し（処理１ｌ５）
、発生したテストパターンの両信号をプロッタ５に転送
するプロセスを開始して（処理■１６）、その画信号の
転送が終了するまで待つ（判断１１７のＮＯループ）。

これにより、テストパターンの画像がプロッタ５より記
録出力される。

そして、テストパターンの画像の記録出力を終了すると
（判断１１７の結果がＹＥＳ）　．処理１０７に移行し
て，それ以降の処理を行う。

また、画質検査ガイダンスメッセージに対して，オペレ
ータがＮＯキー６ｇを操作した場合には、判断１０８の
結果がＮｏになり、このときには、その時点でこの画質
検査処理を終了する。

このようにして、本実施例では、標準のテストチャート
の画像またはテストパターンの画像を記録出力している
ので、標準的な画質評価作業，および，ＷＪ単な画質評
価作業を行うことができる。

第４図は，本発明の他の実施例にかかるファクシミリ装
置を示している。なお、同図において、第１図と同一部
分および相当する部分には同一符号を付している。

この実施例では、テストチャートの画情報を記憶する記
憶装置として、記憶媒体を交換可能なフロッピーディス
ク装置ｌ５を備えたものである。

したがって、本実施例では、フロッピーディスク装置１
５に装着するフロッピーディスク１６の内容を変更する
ことにより、複数種類の標準テストチャートのうち、任
意のものを用いることができる．また、本実施例では、
磁気ディスク装置８には、標準テストチャートの画情報
を記憶しないので、磁気ディスク装置８の記憶容量を有
効に使用することができる。

第５図は、システム制御部１が実行する画質検査の動作
を示している。

この場合、まず，上述と同様のテストチャート選択ガイ
ダンスメッセージを操作表示部６の液晶表示器６ｈに表
示し（処理２０ｌ）、オペレータがＹＥＳキ−６ｆを操
作入力して、標準テストチャートを選択するか否かを判
定する（判断２０２）．オペレータが標準テストチャー
トを選択し、判断２０２の結果がＹＥＳになると、シス
テム制御部１は、標準テストチャートの画情報を記憶し
ているフロッピーディスク１６がフロッピーディスク装
置１５にセットされているかどうかを判断する（判断２
０３）。

フロッピーディスク１６がフロッピーディスク装置ｌ５
にセットされていて、判断２０３の結果がＹＥＳになる
ときには、システム制御部１は、フロッピーディスク装
置１５より標準テストチャートの画情報の読み出しを開
始するとともに（処理２０４）、プロッタ５の記録動作
を開始し（処理２０５）　，フロッピーディスク装置１
５から読み出した画情報を符号化復号化部７で元の画信
号に復号化し、その画信号をプロッタ５に転送するプロ
セスを開始して（処理２０６）、その画信号の転送が終
了するまで待つ（判断２０７のＮＯループ）． これにより、プロッタ５からは、フロッピーディスクｌ
５に記憶されている標準テストチャートの画像が記録出
力される。

次に、システム制御部ｌは，上述と同様な画質検査ガイ
ダンスメッセージを表示して（処理２０８）、’／ＥＳ
キー６ｆまたはＮＯキー６ｇのいずれが操作されるかを
判断する（判断２０９）。

オペレータが画質検査のための操作を行って、判断２０
９の結果がＹＥＳになると、システム制御部１は、スキ
ャナ４に原稿がセットされてコピーキー６ｂが操作され
、コピー開始が指令されるまで待つ（判断２１０のＮＯ
ループ）。

コピー開始が指令されて判断２１０の結果がＹＥＳにな
ると、システム制御部１は、スキャナ４の原稿読取動作
を開始するとともに（処理２１１）、プロッタ５の記録
動作を開始させ（処理２１２）、スキャナ４が読み取っ
て得た画信号をプロッタ５に転送するプロセスを開始し
て（処理２１３）、その画信号の転送が終了するまで待
つ（判断２１４のＮＯループ）。

画信号の転送が終了して、判断２１４の結果がＹＥＳに
なると、システム制御部１は、一連の画質検査処理を終
了して、待機状態に戻る。

これにより、スキャナ４が読み取って得た標準テストチ
ャートの画像が、プロッタ５より記録出力されるので，
オペレータは、記録画像の品質を適切に判定することが
できる。

また、オペレータがテストチャートを選択せずに、テス
トチャート選択ガイダンスメッセージに対してＮＯキー
６ｇを操作すると、判断２０２の結果がＮＯになる。

これにより、システム制御部１は、所定のテストパター
ンの画信号を発生する処理を開始するとともに（処理２
１５）、プロッタ５の記録動作を開始し（処理２１５）
、発生したテストパターンの両信号をプロッタ５に転送
するプロセスを開始して（処理２１７）、その画信号の
転送が終了するまで待つ（判断２１８のＮｏループ）． これにより、テストパターンの画像がプロッタ５より記
録出力される。

そして、テストパターンの画像の記録出力を終了すると
（判断２１８の結果がＹＥＳ）、処坤２０８に移行して
、それ以降の処理を行う。

また、フロッピーディスク装置ｌ５にフロッピーディス
ク１６がセットされていなくて、判断２０３の結果がＮ
ｏになるときには，システム制御部１は、例えば、「標
準テストチャートを記憶したフロッピーディスクをセッ
トしてください。Ｙ／Ｎ　Ｊというフロッピーディスク
挿入ガイダンスメッセージを表示して（処理２１９）、
フロッピーディスク装置１５にフロッピーディスク１６
が装着されるか、あるいは、ＮＯキー６ｇが操作される
ことを監視する（判断２２０，２２１のＮｏループ）． オペレータがフロッピーディスク１６をフロッピーディ
スク装置ｌ５に装着すると、判断２２０の結果がＹＥＳ
になり、これにより、システム制御部１は、処理２０４
に移行して、それ以降の処理を実行する。

また、オペレータがＮｏキー６ｇを操作して，判断２２
１の結果がＹＥＳになるときには、その時点でこの画質
検査処理を終了する． また、画質検査ガイダンスメッセージに対して、オペレ
ータがＮＯキー６ｇを操作した場合には、判断２０９の
結果がＮｏになり，このときには、その時点でこの画質
検査処理を終了する。

このようにして、本実施例では、フロッピーディスク１
６に記憶したａ準テストチャートの画像を用いるので、
複数のテストチャートの中から目的に沿ったテストチャ
ートを適宜に選択することができる。

なお、上述した実施例では、記憶媒体を交換可能な記憶
装置として，フロッピーディスク装置を用いているが、
それ以外の媒体交換型の記憶装置を用いることもできる
。

第６図は、本発明のさらに他の実施例にかかるファクシ
ミリ装置を示している。なお，同図において第１図と同
一部分および相当する部分には同一符号を付している。

この実施例は、外部装置からａ準テストチャートの画信
号などを入力するための外部インタフェース回路１７を
備えたものである。

この外部インタフェース回路１７を介して外部装置から
標準テストチャートの画信号を入力するときには、まず
，ケーブル（図示酩）などを介して、外部インタフェー
ス回路１７を、例えば，パーソナルコンピュータなどの
外部装置に接続する。

その状態で，システム制御部１は、外部装置に対して標
準テストチャートデータの転送を要求し，それによって
、外部装置より転送されてくるデータをプロッタ５に順
次転送して、プロッタ５より標準テストチャートの画像
を記録出力する。

また、この実施例では、外部インタフェース回路１７を
介して画信号などを外部装置に出力でき、このファクシ
ミリ装置が記憶している画像を外部装置で使用すること
ができる。

なお、上述した実施例では、グループ３ファクシミリ装
置について本発明を適用したが、グループ４ファクシミ
リ装置にも同様にして本発明を適用することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、画像品質検査用
の標準テストチャートの画像データを記憶して、その標
準テストチャートを記録出力できるようにしたので、標
準的なテストチャート用いた画像品質の検査を行うこと
ができ、画質劣化を適切に評価することができるという
効果を得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置を
示すブロック図、第２図は操作表示部の一例を示す概略
図、第３図は画質検査処理の一例を示すフローチャート
、第４図は本発明の他の実施例にかかるファクシミリ装
置を示すブロック図、第５図は画質検査処理の他の例を
示すフローチャート、第６図は本発明のさらに他の実施
例にかかるファクシミリ装置を示すブロック図である。 １・・・システム制御部，２・・・システムメモリ、６
・・・操作表示部、８・・・磁気ディスク装置、１５・
・・フロッピーディスク装置，　１６・・・フロッピー
ディスク、１７・・・外部インタフェース回路。 第 ２ 図 第 ４ 図 第 ３ 図 第 ６ 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像品質検査用の標準テストチャートの画像デー
   タを記憶するテストチャート記憶手段と、上記標準テス
   トチャートの記録出力を指令するための操作手段と、こ
   の操作手段より標準テストチャートの記録出力が指令入
   力されたときには上記テストチャート記憶手段に記憶し
   ている標準テストチャートの画像を記録出力する制御手
   段を備えたことを特徴とするとを特徴とするファクシミ
   リ装置。
2. （２）前記テストチャート記憶手段は、記憶媒体を交換
   可能な記憶装置からなることを特徴とするファクシミリ
   装置。