JPH08265530A - ファクシミリ装置の制御方法 - Google Patents

ファクシミリ装置の制御方法

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JPH08265530A
JPH08265530A JP7153779A JP15377995A JPH08265530A JP H08265530 A JPH08265530 A JP H08265530A JP 7153779 A JP7153779 A JP 7153779A JP 15377995 A JP15377995 A JP 15377995A JP H08265530 A JPH08265530 A JP H08265530A
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JP
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memory
transmission
error
result
memory device
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JP7153779A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Takaoka
達夫 高岡
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種々のデータバッファに以上が生じた場合に
対処することができるファクシミリ装置の制御方法を提
供することを目的としている。 【効果】 特定のメモリ不良により、繰り返し送信エラ
ーが発生するような事態を回避することができ、より早
い段階でメモリ不良をユーザに通知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリ装置の不良を判
断するメモリ診断機能を備えたファクシミリ装置の制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置は、マイクロ
コンピュータシステムを用いたシステム制御部を備えて
おり、内部で使用しているRAM(ランダム・アクセス
・メモリ)などのメモリ装置に不良が生じているか否か
を判断するメモリ診断機能を備えている。このメモリ診
断機能では、例えば、電源立ち上げ時にRAMの所定領
域に所定のテストデータを書き込み、その書き込んだテ
ストデータを読み出し、その読み出したテストデータ
を、元のテストデータとデータ照合し、そのデータ照合
の結果で、双方が一致している場合には、RAMが正常
であると判定し、双方が不一致の場合にはRAMに不良
が発生していると判定している。
【0003】このようにして、装置が稼働する以前の段
階で、RAMの不良を発見することができるので、装置
を稼働して、マイクロコンピュータが障害のあるRAM
の領域をアクセスした時点で、突如としてシステムダウ
ンするような不都合を事前に回避することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置では、次のような不都合を生じていた。
【0005】すなわち、ファクシミリ装置では、送受信
する画情報を一旦蓄積するための種々のデータバッファ
を備えており、このデータバッファは、通常、RAMに
より構成されている。したがって、このRAMのどこか
の領域に不良が発生すると、画情報の送受信時にその領
域を使用したときに、必ず通信エラーを生じる。
【0006】例えば、グループ3ファクシミリ装置で、
通常の通信モードを適用して画情報を送信するとき、F
IFOバッファ(通常、RAMで構成される)を介し、
送信画情報を、画情報発生ユニット(符号化複号化部な
ど)から送信ユニット(グループ3ファクシミリモデム
など)へと転送している。
【0007】このために、このFIFOバッファを構成
しているRAMに不良が生じていると、その不良なRA
M領域に記憶したデータが必ずエラーとなり、その結
果、送受信結果が通信エラーとなるという事態を生じ
る。
【0008】このような通信エラーは、通常の通信モー
ドでの画情報通信毎に生じるので、かかる事態を生じた
場合には、その通常の通信モードでの画情報通信ができ
なくなり、ファクシミリ装置が使えないということにな
る。
【0009】本発明は、かかる実状に鑑みてなされたも
のであり、種々のデータバッファに以上が生じた場合に
対処することができるファクシミリ装置の制御方法を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、メモリ装置の
不良を判断するメモリ診断機能を備えたファクシミリ装
置の制御方法において、送信動作終了後、その送信動作
が通信エラーを発生してエラー終了しているとき、その
送信動作で送信した所定のページの画情報の送信中に通
信エラーが発生している場合には、メモリ装置の所定領
域に対してメモリ診断機能を適用し、その結果、上記メ
モリ装置の所定領域に不良が発生していると診断された
ときには、メモリ装置が不良である旨をあらわすエラー
出力をするようにしたものである。
【0011】また、メモリ装置の不良を判断するメモリ
診断機能を備えたファクシミリ装置の制御方法におい
て、送信動作終了後、その送信動作が通信エラーを発生
してエラー終了しているとき、その送信動作で送信した
所定のページの画情報の送信中に通信エラーが発生して
いる場合には、メモリ装置の所定領域に対してメモリ診
断機能を適用し、その結果、上記メモリ装置の所定領域
に不良が発生していると診断されたときには、メモリ装
置が不良である旨をあらわすエラー出力をするととも
に、メモリ装置が不良である旨を記憶する一方、送信動
作開始時、メモリ装置が不良である旨が記憶されている
ときには、送信動作を行わないようにしたものである。
【0012】また、メモリ装置の不良を判断するメモリ
診断機能を備えたファクシミリ装置の制御方法におい
て、送信動作終了後、その送信動作が通信エラーを発生
してエラー終了しているとき、その送信動作で送信した
所定のページの画情報の送信中に通信エラーが発生して
いる場合には、メモリ装置の複数の所定領域に対してメ
モリ診断機能を適用し、その結果、上記メモリ装置の1
つ以上の上記複数の所定領域に不良が発生していると診
断されたときには、メモリ装置が不良である旨をあらわ
すエラー出力をするとともに、それ以降は、上記不良で
あると診断された1つ以上の上記所定領域におのおの対
応した通信モードを使用不可として、それ以外の通信モ
ードで送信動作するようにしたものである。
【0013】また、メモリ装置の不良を判断するメモリ
診断機能を備えたファクシミリ装置の制御方法におい
て、送信動作終了後、その送信動作が通信エラーを発生
してエラー終了しているとき、その送信動作で送信した
所定のページの画情報の送信中に通信エラーが発生して
いる場合には、メモリ装置の複数の所定領域に対してメ
モリ診断機能を適用し、その結果、上記メモリ装置の1
つ以上の上記複数の所定領域に不良が発生していると診
断されたときには、メモリ装置が不良である旨をあらわ
すエラー出力をするとともに、それ以降は、上記不良で
あると診断された1つ以上の上記所定領域におのおの対
応した通信モードを使用不可として、それ以外の通信モ
ードで受信動作するようにしたものである。
【0014】また、さらに、送信動作が通信エラーを発
生してエラー終了しているとき、その送信動作で送信し
た所定のページの画情報の送信中に通信エラーが発生し
ている回数を計数し、その計数値が所定値になると前記
メモリ診断を行うようにすることもできる。また、さら
に、送信結果の履歴情報を記憶し、その記憶した履歴情
報の一覧を出力するようにすることもできる。
【0015】
【作用】したがって、特定のメモリ不良により、繰り返
し送信エラーが発生するような事態を回避することがで
き、より早い段階でメモリ不良をユーザに通知すること
ができる。
【0016】また、特定のメモリ不良により、繰り返し
送信エラーが発生するような事態が生じると、それ以降
は、送信動作を行わないので、無駄な送信動作が予防さ
れる。
【0017】また、不良なメモリ領域を使う通信モード
以外の通信モードでは、送信動作または受信動作を行う
ことができるので、ファクシミリ装置の通信可能性を向
上することができ、メモリ障害が発生している場合で
も、ある程度までは通信動作が可能となる。
【0018】また、同じ通信エラーが所定回数繰り返し
発生したことを、メモリ診断機能を適用するための条件
としているので、むやみにメモリ診断機能が作用するよ
うな事態を回避することができる。また、通信履歴を記
憶して、ユーザの要求により、通信履歴を一覧表示する
ことができるので、例えば、メモリ不良発生後の修理な
どの場合に、有用な情報を提供することができ、的確な
保守作業を行うことができる。
【0019】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ3ファクシミリ装置を示している。
【0021】同図において、システム制御部1は、この
ファクシミリ装置の各部の制御処理、および、ファクシ
ミリ伝送制御手順処理を行うものであり、システムメモ
リ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラ
ム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各
種データなどを記憶するとともに、システム制御部1の
ワークエリアを構成し、さらに、このグループ3ファク
シミリ装置に固有な各種の情報を記憶するためのもので
ある。
【0022】スキャナ3は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ4は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、画像処理メ
モリ5は、通常モードの通信時のFIFOバッファ、E
CM(誤り訂正モード)モードの通信時のECMバッフ
ァ、および、ライン単位に生の画像データを蓄積するた
めのラインバッファなどを構成するものであり、操作表
示部6は、このファクシミリ装置を操作するためのもの
で、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0023】符号化復号化部7は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置8は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0024】音声制御部9は、音声メッセージの再生な
どを行うものであり、音声メモリ10は、音声制御部9
が再生する音声メッセージデータを多数記憶するための
ものであり、モニタースピーカー11は、音声制御部9
から再生された音声メッセージを自端末側のユーザに通
知するためのものである。
【0025】グループ3ファクシミリモデム12は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.33モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0026】網制御装置13は、このファクシミリ装置
を公衆電話回線網に接続するためのものであり、自動発
着信機能を備えている。
【0027】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、スキャナ3、プロッタ4、画像処理メモリ5、
操作表示部6、符号化復号化部7、画像蓄積装置8、音
声制御部9、グループ3ファクシミリモデム12、およ
び、網制御装置13は、内部バス14に接続されてお
り、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主とし
てこの内部バス14を介して行われている。
【0028】また、網制御装置13とグループ3ファク
シミリモデム2との間のデータのやりとりは、直接行な
われている。また、音声制御部9が再生した音声メッセ
ージは、網制御装置13を介して、相手端末にも送出さ
れる。音声制御部9は、音声メッセージの送出先とし
て、モニタースピーカー11または網制御装置13のい
ずれかを選択することができる。また、その選択は、シ
ステム制御部1から指示される。
【0029】また、このグループ3ファクシミリ装置で
は、図2に示すように、システムメモリ2と画像処理メ
モリ5にメモリアドレスが割り当てられている。また、
図3に示すように、音声メモリ10には、メモリエラー
が発生していることを通知するためのエラー通知メッセ
ージをあらわすエラー通知メッセージデータが記憶され
ている。このエラー通知メッセージとしては、例えば、
「内部RAMに異常が認められます。お近くのサービス
センターにご連絡ください」などのメッセージを用いる
ことができる。
【0030】以上の構成で、宛先が指定された状態で、
画情報送信の開始が指令されると、システム制御部1
は、図4に示した処理を行う。
【0031】すなわち、まず、指定された宛先を発呼し
(処理101)、所定の伝送前手順を実行し(処理10
2)、そのときに使用する伝送機能などを設定して、そ
の設定内容を相手端末に通知する。
【0032】次いで、そのときに設定したモデム速度で
のモデムトレーニング手順を実行して(処理103)、
その通信で使用するモデム速度を決定し、指定された画
情報を送信する画情報送信手順を実行する(処理10
4)。
【0033】画情報送信を終了すると、所定の伝送後手
順を実行した後に(処理105)、回線を復旧して(処
理106)、一連の画情報送信動作を終了する。
【0034】このようにして、画情報の送信動作を終了
すると、次に、システム制御部1は、図5に示したよう
な処理を実行する。
【0035】まず、そのときに終了した送信動作が、正
常終了しているかどうかを調べる(判断201)。判断
201の結果がNOになるときには、第1ページの画情
報送信中に通信エラーが発生しているかどうかを調べる
(判断202)。
【0036】判断202の結果がYESになるときに
は、画像処理メモリ5の内容を検査するRAM読出書込
テスト処理を実行し(処理203)、その処理の結果、
画像処理メモリ5の内容がOKであったかどうかを調べ
る(判断204)。
【0037】画像処理メモリ5の内容に、障害があり、
メモリエラーが通知されている場合で、判断204の結
果がYESになるときには、図6に示すようなエラー通
知メッセージを操作表示部6に表示して(処理20
5)、この処理を終了する。なお、エラー通知表示とし
ては、例えばスパナマークのLED表示などの固定的エ
ラー表示手段を、さらに用いることもできる。
【0038】また、送信動作が正常終了している場合で
判断201の結果がYESになるとき、送信動作がエラ
ー終了しているが、第1ページがエラー終了していない
場合で判断202の結果がNOになるとき、また、処理
203のRAM読出書込テスト処理の結果がメモリエラ
ーでない場合で、判断204の結果がYESになるとき
には、それぞれその時点で、この処理を終了する。
【0039】また、RAM読出書込テスト処理の一例を
図7(a),(b)に示す。
【0040】このRAM読出書込テスト処理では、ま
ず、画像処理メモリ5のラインバッファに所定のテスト
データを書き込み(処理301)、そのラインバッファ
に書き込んだテストデータを読み出し(処理302)、
その読み出したデータと元のデータを照合して(処理3
03)、双方のデータが一致しているかどうかを調べる
(判断304)。
【0041】判断304の結果がNOになるときには、
データエラーが生じていることをあらわすデータをセッ
トする(処理305)。また、判断304の結果がYE
Sになるときには、処理305を行わない。
【0042】次に、画像処理メモリ5のFIFOバッフ
ァに所定のテストデータを書き込み(処理306)、そ
のFIFOバッファに書き込んだテストデータを読み出
し(処理307)、その読み出したデータと元のデータ
を照合して(処理308)、双方のデータが一致してい
るかどうかを調べる(判断309)。
【0043】判断309の結果がNOになるときには、
データエラーが生じていることをあらわすデータをセッ
トする(処理310)。また、判断309の結果がYE
Sになるときには、処理310を行わない。
【0044】そして、画像処理メモリ5のECMバッフ
ァに所定のテストデータを書き込み(処理311)、そ
のECMバッファに書き込んだテストデータを読み出し
(処理312)、その読み出したデータと元のデータを
照合して(処理313)、双方のデータが一致している
かどうかを調べる(判断314)。
【0045】判断314の結果がNOになるときには、
データエラーが生じていることをあらわすデータをセッ
トして(処理315)、このRAM読出書込テスト処理
を終了する。また、判断314の結果がYESになると
きには、処理315を行わずに、RAM読出書込テスト
理を終了する。
【0046】このようにして、本実施例では、直前に終
了した送信動作で、特定ページ(この場合は、第1ペー
ジ)の画情報送信がエラー終了していると、画像処理メ
モリ5の内容を検査し、その結果、メモリエラーが生じ
ていることが発見されたときには、その旨をユーザに通
知するようにしているので、それ以降、画像処理メモリ
5に障害が発生していることが原因となり、連続して、
画情報送信がエラーとなるような事態を回避することが
できる。
【0047】また、上述した実施例では、特定ページと
して第1ページを用いているが、これ以外の他のページ
を特定ページとして用いることもできる。
【0048】なお、本実施例のシステム制御部1は、電
源投入時などで必要があれば、システムメモリ2の内容
を検査するためのメモリ診断機能の処理を実行するよう
にしており、図7(a),(b)に示したメモリ読出書
込処理は、そのメモリ診断機能を利用した処理である。
【0049】図8は、本発明の他の実施例にかかる送信
時の処理を示している。
【0050】ユーザから宛先が指定された状態で、画情
報送信の開始が指令されると、まず、以前の送信動作
で、所定のエラー状態が発生していることを記憶するた
めのフラグFNGがセットされているかどうかを調べ
(判断401)、この判断401の結果がYESになる
ときには、正常な送信動作を行えない状態なので、その
時点で、送信動作を打ち切る。
【0051】また、フラグFNGがセットされていない
状態で、判断401の結果がNOになるときには、指定
された宛先を発呼し(処理402)、所定の伝送前手順
を実行し(処理403)、そのときに使用する伝送機能
などを設定して、その設定内容を相手端末に通知する。
【0052】次いで、そのときに設定したモデム速度で
のモデムトレーニング手順を実行して(処理404)、
その通信で使用するモデム速度を決定し、指定された画
情報を送信する画情報送信手順を実行する(処理40
5)。
【0053】画情報送信を終了すると、所定の伝送後手
順を実行した後に(処理406)、回線を復旧して(処
理407)、一連の画情報送信動作を終了する。
【0054】このようにして、画情報の送信動作を終了
すると、次に、システム制御部1は、図9に示したよう
な処理を実行する。
【0055】まず、そのときに終了した送信動作が、正
常終了しているかどうかを調べる(判断501)。判断
501の結果がNOになるときには、第1ページの画情
報送信中に通信エラーが発生しているかどうかを調べる
(判断502)。
【0056】判断502の結果がYESになるときに
は、画像処理メモリ5の内容を検査するRAM読出書込
テスト処理(図7(a),(b)と同じ処理)を実行し
(処理503)、その処理の結果、画像処理メモリ5の
内容がOKであったかどうかを調べる(判断504)。
【0057】画像処理メモリ5の内容に、障害があり、
メモリエラーが通知されている場合で、判断504の結
果がYESになるときには、上述と同様なエラー通知メ
ッセージ(図6参照)を操作表示部6に表示し(処理5
05)、フラグFNGをセットした後に(処理50
6)、この処理を終了する。
【0058】また、送信動作が正常終了している場合で
判断501の結果がYESになるとき、送信動作がエラ
ー終了しているが第1ページがエラー終了していない場
合で判断502の結果がNOになるとき、また、処理5
03のRAM読出書込テスト処理の結果がメモリエラー
でない場合で判断504の結果がYESになるときに
は、いずれも、フラグFNGをクリアした後に(処理5
07)、この処理を終了する。
【0059】このようにして、この実施例では、送信終
了後に第1ページが送信エラーを起こしており、画像処
理メモリ5のいずれかの領域にメモリエラーが生じてい
るときには、次からの送信動作を禁止するようにしてい
るので、要求されても実行できないような無駄な送信動
作を繰り返し受け付けたり実行するような事態を回避す
ることができ、その結果、通信料金が無駄に嵩むような
事態を防止することができる。
【0060】図10は、本発明のさらに他の実施例にか
かる送信終了後の処理例を示している。
【0061】まず、そのときに終了した送信動作が、正
常終了しているかどうかを調べる(判断601)。判断
601の結果がNOになるときには、第1ページの画情
報送信中に通信エラーが発生しているかどうかを調べる
(判断602)。
【0062】判断602の結果がYESになるときに
は、画像処理メモリ5の内容を検査して、メモリエラー
を生じている領域の識別情報も保存するRAM読出書込
テスト結果保存処理(後述)を実行し(処理603)、
その処理の結果、画像処理メモリ5の内容がOKであっ
たかどうかを調べる(判断604)。
【0063】画像処理メモリ5のいずれかの領域に、障
害があり、メモリエラーが通知されている場合で、判断
604の結果がYESになるときには、上述と同様なエ
ラー通知メッセージ(図6参照)を操作表示部6に表示
し(処理605)、フラグFNGをセットした後に(処
理606)、この処理を終了する。
【0064】また、送信動作が正常終了している場合で
判断601の結果がYESになるとき、送信動作がエラ
ー終了しているが第1ページがエラー終了していない場
合で判断602の結果がNOになるとき、また、処理6
03のRAM読出書込テスト処理の結果がメモリエラー
でない場合で判断604の結果がYESになるときに
は、いずれも、フラグFNGをクリアした後に(処理6
07)、この処理を終了する。
【0065】RAM読出書込テスト結果保存処理の一例
を図11(a),(b)に示す。
【0066】このRAM読出書込テスト結果保存処理で
は、まず、画像処理メモリ5のラインバッファに所定の
テストデータを書き込み(処理701)、そのラインバ
ッファに書き込んだテストデータを読み出し(処理70
2)、その読み出したデータと元のデータを照合して
(処理703)、双方のデータが一致しているかどうか
を調べる(判断704)。
【0067】判断704の結果がNOになるときには、
データエラーが生じていることをあらわすデータをセッ
トするとともに(処理705)、ラインバッファエラー
をあらわすステータス情報を保存する(処理706)。
また、判断704の結果がYESになるときには、処理
705,706を行わない。
【0068】次に、画像処理メモリ5のFIFOバッフ
ァに所定のテストデータを書き込み(処理707)、そ
のFIFOバッファに書き込んだテストデータを読み出
し(処理708)、その読み出したデータと元のデータ
を照合して(処理709)、双方のデータが一致してい
るかどうかを調べる(判断710)。
【0069】判断710の結果がNOになるときには、
データエラーが生じていることをあらわすデータをセッ
トするとともに(処理711)、FIFOバッファエラ
ーをあらわすステータス情報を保存する(処理71
2)。また、判断710の結果がYESになるときに
は、処理711,712を行わない。
【0070】そして、画像処理メモリ5のECMバッフ
ァに所定のテストデータを書き込み(処理713)、そ
のECMバッファに書き込んだテストデータを読み出し
(処理714)、その読み出したデータと元のデータを
照合して(処理715)、双方のデータが一致している
かどうかを調べる(判断716)。
【0071】判断716の結果がNOになるときには、
データエラーが生じていることをあらわすデータをセッ
トするとともに(処理717)、ECMバッファエラー
をあらわすステータス情報を保存して(処理718)、
このRAM読出書込テスト結果保存処理を終了する。ま
た、判断716の結果がYESになるときには、処理7
17,718を行わずに、このRAM読出書込テスト結
果保存処理を終了する。
【0072】この場合の送信時の処理例を図12に示
す。
【0073】ユーザから宛先が指定された状態で、画情
報送信の開始が指令されると、まず、以前の送信動作
で、所定のエラー状態が発生していることを記憶するた
めのフラグFNGがセットされているかどうかを調べる
(判断801)。
【0074】この判断801の結果がYESになるとき
には、NG部分判定処理(処理802;後述)を実行し
て、データエラーが発生している領域と、その発生して
いるデータエラーの領域に応じて、そのときに実行でき
る伝送モード(通常のG3モード、あるいは、ECMモ
ード)を判断し、そのときにいずれかの伝送モードで画
情報送信を行えるかどうかを調べる(判断803)。判
断803の結果がNOになるときには、正常な送信動作
を行えない状態なので、その時点で、送信動作を打ち切
る。
【0075】また、フラグFNGがセットされていない
場合で判断801の結果がNOになるとき、および、い
ずれかの伝送モードで画情報送信を行える状態で、判断
802の結果がYESになるときには、指定された宛先
を発呼し(処理804)、所定の伝送前手順を実行し
(処理805)、そのときに使用する伝送機能などを設
定して、その設定内容を相手端末に通知する。
【0076】ここで、この処理805では、使用できる
伝送モードがG3モードのみの場合には、相手端末がE
CMモードを備えている場合でもG3モードの伝送機能
を指定する。また、使用できる伝送モードがECMモー
ドのみの場合には、相手端末がECMモードを備えてい
る場合にはECMモードの伝送機能を指定し、また、相
手端末がECMモードを備えていない場合には、伝送手
順信号DCNを送出して所定の切断手順に移行し、その
時点で画情報送信動作を打ち切る。また、G3モードと
ECMモードの両方を使用できる場合には、通常の伝送
機能の指定条件に従って、伝送機能を指定する。
【0077】次いで、そのときに設定したモデム速度で
のモデムトレーニング手順を実行して(処理806)、
その通信で使用するモデム速度を決定し、指定された画
情報を送信する画情報送信手順を実行する(処理80
7)。
【0078】画情報送信を終了すると、所定の伝送後手
順を実行した後に(処理808)、回線を復旧して(処
理809)、一連の画情報送信動作を終了する。
【0079】NG部分判定処理の一例を図13に示す。
【0080】まず、ラインバッファエラーのステータス
情報が保存されているかどうかを調べる(判断90
1)。判断901の結果がYESになっているときに
は、G3モードまたはECMモードのいずれを適用して
も送受信動作を適切に行えないので、通信不可状態をセ
ットして(処理902)、このNG部分判定処理を終了
する。
【0081】判断901の結果がNOになるときには、
FIFOバッファエラーのステータス情報が保存されて
いるかどうかを調べ(判断903)、判断903の結果
がYESになるときには、ECMバッファエラーのステ
ータス情報が保存されているかどうかを調べる(判断9
04)。判断904の結果がYESになるときには、F
IFOバッファを用いたG3モードの送受信動作、およ
び、ECMバッファを用いたECMモードの送受信動作
のいずれもが適切に実行できない場合なので、処理90
2に移行し、通信不可状態をセットして、このNG部分
判定処理を終了する。
【0082】また、判断904の結果がNOになるとき
には、FIFOバッファを用いたG3モードの送受信動
作を行えず、かつ、ECMバッファを用いたECMモー
ドの送受信動作を行える場合なので、G3モード不可状
態およびECMモード可状態をセットして(処理90
5)、このNG部分判定処理を終了する。
【0083】また、判断903の結果がNOになるとき
には、ECMバッファエラーのステータス情報が保存さ
れているかどうかを調べる(判断906)。判断906
の結果がYESになるときには、FIFOバッファを用
いたG3モードの送受信動作を行え、かつ、ECMバッ
ファを用いたECMモードの送受信動作を行えない場合
なので、G3モード可状態およびECMモード不可状態
をセットして(処理907)、このNG部分判定処理を
終了する。
【0084】また、判断906の結果がNOになるとき
には、FIFOバッファを用いたG3モードの送受信動
作を行え、かつ、ECMバッファを用いたECMモード
の送受信動作を行える場合なので、G3モード可状態お
よびECMモード可状態をセットして(処理908)、
このNG部分判定処理を終了する。
【0085】この場合の着信検出したときの処理の一例
を図14に示す。
【0086】着信検出すると(判断1001の結果がY
ES)、フラグFNGがセットされているかどうかを調
べる(判断1002)。
【0087】この判断1002の結果がYESになると
きには、図13に示したと同様なNG部分判定処理(処
理1003)を実行して、データエラーが発生している
領域と、その発生しているデータエラーの領域に応じ
て、そのときに実行できる伝送モード(通常のG3モー
ド、あるいは、ECMモード)を判断し、そのときにい
ずれかの伝送モードで画情報受信を行えるかどうかを調
べる(判断1004)。判断1004の結果がNOにな
るときには、正常な受信動作を行えない状態なので、そ
の着信を無視し、その時点で、受信動作を打ち切る。
【0088】また、フラグFNGがセットされていない
場合で判断1002の結果がNOになるとき、および、
いずれかの伝送モードで画情報受信を行える状態で、判
断1004の結果がYESになるときには、所定の着信
応答動作を行い(処理1005)、所定の伝送前手順を
実行し(処理1006)、発端末との間でそのときに使
用する伝送機能などを設定する。
【0089】ここで、この処理1006では、使用でき
る伝送モードがG3モードのみの場合には、自端末の伝
送機能としてG3モードのみを発端末に通知する。ま
た、使用できる伝送モードがECMモードのみの場合に
は、自端末の伝送機能としてG3モードとECMモード
を備えていることを発端末に通知し、そのときに、発端
末がECMモードを指定してきた場合には、それ以降の
受信動作を継続して行い、発端末がG3モード(非EC
Mモード)を指定してきた場合には、次に行うモデムト
レーニング手順の応答信号として、伝送手順信号DCN
を送出して所定の切断手順に移行し、その時点で画情報
受信動作を打ち切る。また、G3モードとECMモード
の両方を使用できる場合には、自端末の伝送機能として
G3モードとECMモードを備えていることを発端末に
通知し、それ以降は、通常の受信動作を実行する。
【0090】次いで、そのときに設定したモデム速度で
のモデムトレーニング手順を実行して(処理100
7)、その通信で使用するモデム速度を決定し、発端末
から画情報を受信する所定の画情報送信手順を実行する
(処理1008)。
【0091】画情報受信を終了すると、所定の伝送後手
順を実行した後に(処理1009)、回線を復旧して
(処理1010)、一連の画情報受信動作を終了する。
【0092】このようにして、本実施例では、送信終了
後に第1ページが送信エラーを起こしており、画像処理
メモリ5のいずれかの領域にメモリエラーが生じている
場合、そのメモリエラーが生じている領域の種類に応じ
て、使用できる伝送モードを判定し、その判定結果に基
づいて、送受信動作の実行を判断しているので、無駄な
送受信動作が実行されることを防止できるとともに、送
受信動作に影響しないメモリ領域を用いてできる限りの
送受信動作を行えるようにしている。その結果、通信料
金が無駄に嵩むような事態を防止することができるとと
もに、使える資源(この場合は、画像処理メモリ5)を
有効に活用することができる。
【0093】なお、この場合であっても、メモリエラー
の発生はユーザに通知されるので、ユーザは、メモリエ
ラーを解消するための処置をとることができ、迅速な対
応が可能となる。
【0094】ところで、上述した各実施例では、送信動
作が正常終了しなかったときには、その都度、画像処理
メモリ5のチェックを行うようにしているが、例えば、
特定の宛先については、回線の不良な場合が多く、画像
処理メモリ5が良好である場合でも送信動作が正常終了
しないようなとき(例えば、その特定の宛先が海外の宛
先である場合など)にも、画像処理メモリ5のチェック
を行うことは、無駄なことが多い。
【0095】そこで、このような事態を解消するために
は、特定ページ(この場合は、第1ページ)の画情報送
信がエラー終了している送信動作が、所定回数繰り返し
行われた後に、画像処理メモリ5のチェックを行うよう
にするとよい。
【0096】かかる場合において、図5、図9、およ
び、図10に示した処理は、それぞれ図15、図16、
および、図17に示したような処理となる。
【0097】図15においては、まず、そのときに終了
した送信動作が、正常終了しているかどうかを調べる
(判断1101)。判断1101の結果がNOになると
きには、第1ページの画情報送信中に通信エラーが発生
しているかどうかを調べる(判断1102)。
【0098】判断1102の結果がYESになるときに
は、特定ページのエラー終了の数を保持するためのカウ
ンタCTNGの値を1つ増やし(処理1103)、カウ
ンタCTNGの値が、所定値KA以上になっているかど
うかを調べる(判断1104)。
【0099】判断1104の結果がYESになるときに
は、画像処理メモリ5の内容を検査するRAM読出書込
テスト処理(図7(a),(b)の処理)を実行し(処
理1105)、その処理の結果、画像処理メモリ5の内
容がOKであったかどうかを調べる(判断1106)。
【0100】画像処理メモリ5の内容に、障害があり、
メモリエラーが通知されている場合で、判断1106の
結果がYESになるときには、上述したと同様のエラー
通知メッセージ(図6参照)を操作表示部6に表示して
(処理1107)、この処理を終了する。
【0101】また、送信動作が正常終了している場合で
判断1101の結果がYESになるとき、また、送信動
作がエラー終了しているが、第1ページがエラー終了し
ていない場合で判断1102の結果がNOになるとき、
また、カウンタCTNGの値が所定値KAよりも小さい
ときで判断1104の結果がNOになるとき、また、処
理1105のRAM読出書込テスト処理の結果がメモリ
エラーでない場合で、判断1106の結果がYESにな
るときには、それぞれその時点で、この処理を終了す
る。
【0102】なお、カウンタCTNGは、電源投入時に
「0」に初期設定するとよい。
【0103】図16においては、まず、そのときに終了
した送信動作が、正常終了しているかどうかを調べる
(判断1201)。判断1201の結果がNOになると
きには、第1ページの画情報送信中に通信エラーが発生
しているかどうかを調べる(判断1202)。
【0104】判断1202の結果がYESになるときに
は、特定ページのエラー終了の数を保持するためのカウ
ンタCTNGの値を1つ増やし(処理1203)、カウ
ンタCTNGの値が、所定値KA以上になっているかど
うかを調べる(判断1204)。
【0105】判断1204の結果がYESになるときに
は、画像処理メモリ5の内容を検査するRAM読出書込
テスト処理(図7(a),(b)と同じ処理)を実行し
(処理1205)、その処理の結果、画像処理メモリ5
の内容がOKであったかどうかを調べる(判断120
6)。
【0106】画像処理メモリ5の内容に、障害があり、
メモリエラーが通知されている場合で、判断1206の
結果がYESになるときには、上述と同様なエラー通知
メッセージ(図6参照)を操作表示部6に表示し(処理
1207)、フラグFNGをセットした後に(処理12
08)、この処理を終了する。
【0107】また、送信動作が正常終了している場合で
判断1201の結果がYESになるとき、また、送信動
作がエラー終了しているが第1ページがエラー終了して
いない場合で判断1202の結果がNOになるとき、ま
た、カウンタCTNGの値が所定値KAよりも小さいと
きで判断1204の結果がNOになるとき、また、処理
1205のRAM読出書込テスト処理の結果がメモリエ
ラーでない場合で判断1206の結果がYESになると
きには、いずれも、フラグFNGをクリアした後に(処
理1209)、この処理を終了する。
【0108】図17においては、まず、そのときに終了
した送信動作が、正常終了しているかどうかを調べる
(判断1301)。判断1301の結果がNOになると
きには、第1ページの画情報送信中に通信エラーが発生
しているかどうかを調べる(判断1302)。
【0109】判断1302の結果がYESになるときに
は、特定ページのエラー終了の数を保持するためのカウ
ンタCTNGの値を1つ増やし(処理1303)、カウ
ンタCTNGの値が、所定値KA以上になっているかど
うかを調べる(判断1304)。
【0110】判断1304の結果がYESになるときに
は、画像処理メモリ5の内容を検査して、メモリエラー
を生じている領域の識別情報も保存するRAM読出書込
テスト結果保存処理(図11(a),(b)と同じ処
理)を実行し(処理1305)、その処理の結果、画像
処理メモリ5の内容がOKであったかどうかを調べる
(判断1306)。
【0111】画像処理メモリ5の内容に、障害があり、
メモリエラーが通知されている場合で、判断1306の
結果がYESになるときには、上述と同様なエラー通知
メッセージ(図6参照)を操作表示部6に表示し(処理
1307)、フラグFNGをセットした後に(処理13
08)、この処理を終了する。
【0112】また、送信動作が正常終了している場合で
判断1301の結果がYESになるとき、また、送信動
作がエラー終了しているが第1ページがエラー終了して
いない場合で判断1302の結果がNOになるとき、ま
た、カウンタCTNGの値が所定値KAよりも小さいと
きで判断1304の結果がNOになるとき、また、処理
1305のRAM読出書込テスト結果保存処理の結果が
メモリエラーでない場合で判断1306の結果がYES
になるときには、いずれも、フラグFNGをクリアした
後に(処理1309)、この処理を終了する。
【0113】さて、上述した各実施例では、メモリエラ
ーを検出した場合には、操作表示部6に図6に示したよ
うなエラー通知メッセージを表示するようにしている
が、ユーザがこのグループ3ファクシミリ装置の近くに
控えていないような場合には、かかるエラーをユーザは
見ることができず、それにより、画像処理メモリ5の不
良の発見が遅れ、グループ3ファクシミリ装置が使えな
い期間が長くなるおそれがある。
【0114】そこで、例えば、図18に示すように、シ
ステムメモリ2のパラメータデータ領域に、このグルー
プ3ファクシミリ装置の保守に関して責任のあるキー・
オペレータを呼び出すためのキー・オペレータ電話番号
を記憶しておき、例えば、図5の処理205において、
エラー通知するとき、上述したように、操作表示部6に
エラー通知メッセージを可視表示するとともに、図19
に示したような処理を実行する。
【0115】すなわち、まず、システムメモリ2のパラ
メータデータ領域に記憶しているキー・オペレータ電話
番号を読み出し(処理1401)、その読み出したキー
・オペレータ電話番号へ発呼する(処理1402)。
【0116】そして、相手が着呼応答するまで待ち(判
断1403のNOループ)、相手が着呼応答して、判断
1403の結果がYESになると、システム制御部1
は、再生する音声メッセージとしてエラー通知メッセー
ジデータを指定するとともに、出力先を網制御装置13
に指定した状態で、音声制御部9に音声再生を指示する
(処理1404)。これにより、音声制御部9は、音声
メモリ10に記憶されているエラー通知メッセージデー
タを再生するとともに、その再生音声メッセージを、網
制御装置13に対して送出し、その結果、キー・オペレ
ータに対して、メモリエラーを通知するエラー通知メッ
セージが送出される。
【0117】したがって、キー・オペレータは、グルー
プ3ファクシミリ装置にメモリエラーが発生したこと
を、迅速に知ることができ、その結果、グループ3ファ
クシミリ装置の保守などをより早く行うことができて、
グループ3ファクシミリ装置を使用できない期間を短縮
することができる。
【0118】また、このエラー通知は、次のような方法
を用いることもできる。
【0119】すなわち、まず、システムメモリ2のパラ
メータデータ領域に、図20(a)に示すように、自端
末の電話番号をあらわす自局電話番号と、保守サービス
を受ける相手の電話番号をあらわすサービス電話番号を
記憶するとともに、同図(b)に示すように、音声メモ
リ10には、エラー通知メッセージデータのほか、電話
番号の各桁の数字の音声を発生するための「0」〜
「9」の音声データを記憶する。
【0120】そして、例えば、図5の処理205におい
て、エラー通知するとき、上述したように、操作表示部
6にエラー通知メッセージを可視表示するとともに、図
21に示したような処理を実行する。
【0121】すなわち、まず、システムメモリ2のパラ
メータデータ領域に記憶しているサービス電話番号を読
み出し(処理1501)、その読み出したサービス電話
番号へ発呼する(処理1502)。
【0122】そして、相手が着呼応答するまで待ち(判
断1503のNOループ)、相手が着呼応答して、判断
1503の結果がYESになると、システム制御部1
は、音声制御部9に出力先を網制御装置13に指定す
る。次いで、システムメモリ2のパラメータデータ領域
に記憶している自局電話番号を読み出し、その各桁を最
上位のものから順に取り出して、おのおのの桁の音声デ
ータを再生するように、音声制御部9に指令する。それ
によって、音声制御部9は、自局電話番号を順に音声応
答する音声メッセージを出力し、その結果、まず、自端
末の電話番号を通知する音声メッセージをサービス宛先
に対して送出する(処理1504)。
【0123】次に、再生する音声メッセージとしてエラ
ー通知メッセージデータを指定して、音声制御部9に音
声再生を指示する(処理1505)。これにより、音声
制御部9は、音声メモリ10に記憶されているエラー通
知メッセージデータを再生するとともに、その再生音声
メッセージを、網制御装置13に対して送出し、その結
果、サービス宛先に対して、メモリエラーを通知するエ
ラー通知メッセージが送出される。
【0124】このようにして、本実施例では、自端末の
電話番号を通知する音声メッセージと、メモリエラーを
通知するエラー通知メッセージが、サービス宛先に対し
て順次送出されるので、サービス宛先側で電話を受けた
オペレータは、メモリエラーを生じたグループ3ファク
シミリ装置を明確に知ることができ、その結果、メモリ
エラーを生じたグループ3ファクシミリ装置が、保守作
業を受けられるまでに要する時間を大幅に短縮すること
ができる。
【0125】ところで、図22に示すように、通信履歴
を記憶するエラー履歴領域を、システムメモリ2のパラ
メータ領域に形成し、このエラー履歴領域に送信結果の
履歴情報を順次記憶し、ユーザから要求があったとき
に、通信エラー履歴をあらわすRAMテスト履歴を表示
したり、レポート出力するようにすると、非常に便利な
場合がある。
【0126】ここで、送信結果の履歴情報としては、例
えば、1回の送信動作について、送信日時、相手先識別
情報(例えば、電話番号や登録された名称等)、送信モ
ード、および、RAMテスト結果(メモリエラーを生じ
たメモリ領域の種別情報を含む)などをまとめたものを
用いることができる。さらに、必要な情報を含めること
ができる。
【0127】この場合、例えば、送信終了後に実行する
処理としては、図10に示すような処理を適用し、その
中で実行するRAM読出書込テスト結果保存処理の内容
として、図23(a),(b)に示すような処理を実行
するようにするとよい。
【0128】このRAM読出書込テスト結果保存処理で
は、まず、画像処理メモリ5のラインバッファに所定の
テストデータを書き込み(処理1601)、そのライン
バッファに書き込んだテストデータを読み出し(処理1
602)、その読み出したデータと元のデータを照合し
て(処理1603)、双方のデータが一致しているかど
うかを調べる(判断1604)。
【0129】判断1604の結果がNOになるときに
は、データエラーが生じていることをあらわすデータを
セットするとともに(処理1605)、ラインバッファ
エラーをあらわすステータス情報を保存する(処理16
06)。また、判断1604の結果がYESになるとき
には、処理1605,1606を行わない。
【0130】次に、画像処理メモリ5のFIFOバッフ
ァに所定のテストデータを書き込み(処理1607)、
そのFIFOバッファに書き込んだテストデータを読み
出し(処理1608)、その読み出したデータと元のデ
ータを照合して(処理1609)、双方のデータが一致
しているかどうかを調べる(判断1610)。
【0131】判断1610の結果がNOになるときに
は、データエラーが生じていることをあらわすデータを
セットするとともに(処理1611)、FIFOバッフ
ァエラーをあらわすステータス情報を保存する(処理1
612)。また、判断1610の結果がYESになると
きには、処理1611,1612を行わない。
【0132】そして、画像処理メモリ5のECMバッフ
ァに所定のテストデータを書き込み(処理1613)、
そのECMバッファに書き込んだテストデータを読み出
し(処理1614)、その読み出したデータと元のデー
タを照合して(処理1615)、双方のデータが一致し
ているかどうかを調べる(判断1616)。
【0133】判断1616の結果がNOになるときに
は、データエラーが生じていることをあらわすデータを
セットするとともに(処理1617)、ECMバッファ
エラーをあらわすステータス情報を保存し(処理161
8)、そのときの送信結果の履歴情報を形成してその履
歴情報をシステムメモリ2のエラー履歴領域に追加し
(処理1619)、このRAM読出書込テスト結果保存
処理を終了する。また、判断1616の結果がYESに
なるときには、処理1617,1618を行わずに、処
理1619に移行し、そのときの送信結果の履歴情報を
形成してその履歴情報をシステムメモリ2のエラー履歴
領域に追加し、このRAM読出書込テスト結果保存処理
を終了する。
【0134】さて、このようにして記憶した履歴情報の
一覧表示などは、ユーザが操作表示部6を操作して、所
定のファンクションモードを設定することで行われる。
【0135】すなわち、図24に示すように、ファンク
ションモードが指定されると(判断1701の結果がY
ES)、システム制御部1は、ファンクション一覧表示
を操作表示部6に表示する(処理1702)。このと
き、例えば、図25(a)に示すように、ファンクショ
ン番号21に「RAMテスト履歴表示」が割り当てられ
ており、ファンクション番号22に「RAMテスト履歴
印刷」が割り当てられているとすると、ユーザが適当に
ファンクション一覧表示の内容を更新して、この画面の
表示状態になり、さらに、ユーザが番号「21」を選択
すると「RAMテスト履歴表示」の実行状態になり、あ
るいは、ユーザが番号「22」を選択すると「RAMテ
スト履歴印刷」の実行状態となる。
【0136】そこで、ユーザがファンクション番号「2
1」を選択した場合で、判断1703の結果がYESに
なるときには、図25(b)に示すような形式で、シス
テムメモリ2のエラー履歴領域に記憶されている1つ以
上の送信結果の履歴情報の一覧表示情報を形成して、操
作表示部6に表示し(処理1704)、この処理を終了
する。ここで、一覧表示内容が1画面に収まらないとき
には、ユーザ操作(例えば、スクロール操作など)によ
り適宜に画面を更新して(例えば、スクロール処理な
ど)、所望の内容を表示できるようにするとよい。
【0137】また、ユーザがファンクション番号「2
2」を選択した場合で、判断1705の結果がYESに
なるときには、図25(c)に示すように、ユーザに印
刷の開始/キャンセルを促す印刷指示画面を、操作表示
部6に表示する(処理1706)。
【0138】また、ユーザが印刷スタートを選択した場
合で、判断1707の結果がYESになるときには、ま
ず、図25(d)に示すような印刷中画面を操作表示部
6に表示するとともに(処理1708)、システムメモ
リ2のエラー履歴領域に記憶されている1つ以上の送信
結果の履歴情報の一覧表示するレポート情報を編集形成
し(処理1709)、そのレポート情報を記録データに
変換しながら、その変換後の記録データをプロッタ4に
転送して、レポート画像をプロッタ4より記録出力させ
て(処理1710)、この処理を終了する。これによ
り、例えば、図26に示すようなRAMテスト履歴レポ
ートがプロッタ4より記録出力される。
【0139】なお、RAMテスト履歴レポートの出力
は、例えば、記憶している履歴情報の数が一定数に達し
た時点で行うようにすることもできる。
【0140】したがって、この場合には、通信エラーを
発生したときの宛先、送信モード、および、メモリエラ
ーが生じたメモリ領域の種別を統計的に知ることができ
るので、このグループ3ファクシミリ装置を修理する場
合などに参照できる十分な情報を得ることができる。
【0141】また、このようにして、送信結果の履歴情
報を保存する場合、例えば、記憶している履歴情報の数
が一定数に達したとき、あるいは、一定周期で、サービ
ス宛先に対して、RAMテスト履歴レポートの画像を送
信するようにすることもできる。
【0142】その場合の処理を図27に示す。
【0143】この場合、システムメモリ2のパラメータ
データ領域にあらかじめ記憶されているサービスFAX
番号(図示略)を読み出して(処理1801)、そのサ
ービスFAX番号へ発呼し(処理1802)、相手端末
との間で所定の伝送前手順を実行し(処理1803)、
そのときに使用する伝送機能などを設定して、その設定
内容を相手端末に通知する。
【0144】次いで、そのときに設定したモデム速度で
のモデムトレーニング手順を実行して(処理180
4)、その通信で使用するモデム速度を決定する。そし
て、システムメモリ2のエラー履歴領域に記憶されてい
る1つ以上の送信結果の履歴情報の一覧表示するレポー
ト情報を編集形成し(処理1804)、そのレポート情
報を画像データに変換し、その変換後の画像データを符
号化復号化部7で符号化圧縮し、それによって得た画情
報をグループ3ファクシミリモデム12に転送し、相手
端末に送出する(処理1806)。
【0145】そして、画情報送信を終了すると、所定の
伝送後手順を実行した後に(処理1807)、回線を復
旧して(処理1808)、一連の画情報送信動作を終了
する。
【0146】このようにして、この場合には、あらかじ
め定めた保守サービス業者などに、自端末の状態を通知
することができるので、迅速な保守サービスを受けられ
るという利点がある。
【0147】ところで、上述した実施例では、グループ
3ファクシミリ装置に対して本発明を適用した場合につ
いて説明したが、本発明は、グループ4ファクシミリ装
置に対しても同様にして適用することができる。
【0148】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特定のメモリ不良により、繰り返し送信エラーが発生す
るような事態を回避することができ、より早い段階でメ
モリ不良をユーザに通知することができるという効果を
得る。
【0149】また、特定のメモリ不良により、繰り返し
送信エラーが発生するような事態が生じると、それ以降
は、送信動作を行わないので、無駄な送信動作が予防さ
れるという効果も得る。
【0150】また、不良なメモリ領域を使う通信モード
以外の通信モードでは、送信動作または受信動作を行う
ことができるので、ファクシミリ装置の通信可能性を向
上することができ、メモリ障害が発生している場合で
も、ある程度までは通信動作が可能となるという効果も
得る。
【0151】また、同じ通信エラーが所定回数繰り返し
発生したことを、メモリ診断機能を適用するための条件
としているので、むやみにメモリ診断機能が作用するよ
うな事態を回避することができるという効果も得る。ま
た、通信履歴を記憶して、ユーザの要求により、通信履
歴を一覧表示することができるので、例えば、メモリ不
良発生後の修理などの場合に、有用な情報を提供するこ
とができ、的確な保守作業を行うことができるという効
果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシ
ミリ装置の一例を示したブロック図。
【図2】システムメモリと画像処理メモリのメモリアド
レスの割り当ての一例を示したメモリマップ。
【図3】音声メモリの記憶内容の一部を例示した概略
図。
【図4】送信処理の一例を示したフローチャート。
【図5】送信後の処理の一例を示したフローチャート。
【図6】エラー通知メッセージの一例を示した概略図。
【図7】RAM読出書込テスト処理の一例を示したフロ
ーチャート。
【図8】送信処理の他の例を示したフローチャート。
【図9】送信後の処理の他の例を示したフローチャー
ト。
【図10】送信後の処理のさらに他の例を示したフロー
チャート。
【図11】RAM読出書込テスト結果保存処理の一例を
示したフローチャート。
【図12】送信処理のさらに他の例を示したフローチャ
ート。
【図13】NG部分判定処理の一例を示したフローチャ
ート。
【図14】着信時の処理の一例を示したフローチャー
ト。
【図15】送信後の処理の別な一例を示したフローチャ
ート。
【図16】送信後の処理の別な他の例を示したフローチ
ャート。
【図17】送信後の処理の別なさらに他の例を示したフ
ローチャート。
【図18】システムメモリの記憶内容の他の例を示した
概略図。
【図19】エラー通知の一例を示したフローチャート。
【図20】システムメモリの記憶内容のさらに他の例を
示した概略図。
【図21】エラー通知の他の例を示したフローチャー
ト。
【図22】エラー履歴領域を確保したシステムメモリの
一例を示した概略図。
【図23】RAM読出書込テスト結果保存処理の他の例
を示したフローチャート。
【図24】エラー履歴表示/印刷処理の一例を示したフ
ローチャート。
【図25】エラー履歴表示/印刷時のガイダンス画面な
どの一例を示した概略図。
【図26】RAMテスト履歴レポートの一例を示した概
略図。
【図27】RAMテスト履歴レポートの送信処理の一例
を示したフローチャート。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】本発明は、かかる実状に鑑みてなされたも
のであり、種々のデータバッファに異常が生じた場合に
対処することができるファクシミリ装置の制御方法を提
供することを目的としている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】ユーザから宛先が指定された状態で、画情
報送信の開始が指令されると、まず、以前の送信動作
で、所定のエラー状態が発生していることを記憶するた
めのフラグFNGがセットされているかどうかを調べ
(判断401)、この判断401の結果がYESになる
ときには、正常な送信動作を行えない状態なので、送信
動作を行わない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】画像処理メモリ5の内容に、障害があり、
メモリエラーが通知されている場合で、判断504の結
果がNOになるときには、上述と同様なエラー通知メッ
セージ(図6参照)を操作表示部6に表示し(処理50
5)、フラグFNGをセットした後に(処理506)、
この処理を終了する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】画像処理メモリ5のいずれかの領域に、障
害があり、メモリエラーが通知されている場合で、判断
604の結果がNOになるときには、上述と同様なエラ
ー通知メッセージ(図6参照)を操作表示部6に表示し
(処理605)、フラグFNGをセットした後に(処理
606)、この処理を終了する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】この判断801の結果がYESになるとき
には、NG部分判定処理(処理802;後述)を実行し
て、データエラーが発生している領域と、その発生して
いるデータエラーの領域に応じて、そのときに実行でき
る伝送モード(通常のG3モード、あるいは、ECMモ
ード)を判断し、そのときにいずれかの伝送モードで画
情報送信を行えるかどうかを調べる(判断803)。判
断803の結果がNOになるときには、正常な送信動作
を行うことができない状態なので、送信動作を行わな
い。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0087
【補正方法】変更
【補正内容】
【0087】この判断1002の結果がYESになると
きには、図13に示したと同様なNG部分判定処理(処
理1003)を実行して、データエラーが発生している
領域と、その発生しているデータエラーの領域に応じ
て、そのときに実行できる伝送モード(通常のG3モー
ド、あるいは、ECMモード)を判断し、そのときにい
ずれかの伝送モードで画情報受信を行えるかどうかを調
べる(判断1004)。判断1004の結果がNOにな
るときには、正常な受信動作を行えない状態なので、そ
の着信を無視する。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ装置の不良を判断するメモリ診断
    機能を備えたファクシミリ装置の制御方法において、 送信動作終了後、その送信動作が通信エラーを発生して
    エラー終了しているとき、その送信動作で送信した所定
    のページの画情報の送信中に通信エラーが発生している
    場合には、メモリ装置の所定領域に対してメモリ診断機
    能を適用し、その結果、上記メモリ装置の所定領域に不
    良が発生していると診断されたときには、メモリ装置が
    不良である旨をあらわすエラー出力をすることを特徴と
    するファクシミリ装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 メモリ装置の不良を判断するメモリ診断
    機能を備えたファクシミリ装置の制御方法において、 送信動作終了後、その送信動作が通信エラーを発生して
    エラー終了しているとき、その送信動作で送信した所定
    のページの画情報の送信中に通信エラーが発生している
    場合には、メモリ装置の所定領域に対してメモリ診断機
    能を適用し、その結果、上記メモリ装置の所定領域に不
    良が発生していると診断されたときには、メモリ装置が
    不良である旨をあらわすエラー出力をするとともに、メ
    モリ装置が不良である旨を記憶する一方、 送信動作開始時、メモリ装置が不良である旨が記憶され
    ているときには、送信動作を行わないことを特徴とする
    ファクシミリ装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 メモリ装置の不良を判断するメモリ診断
    機能を備えたファクシミリ装置の制御方法において、 送信動作終了後、その送信動作が通信エラーを発生して
    エラー終了しているとき、その送信動作で送信した所定
    のページの画情報の送信中に通信エラーが発生している
    場合には、メモリ装置の複数の所定領域に対してメモリ
    診断機能を適用し、その結果、上記メモリ装置の1つ以
    上の上記複数の所定領域に不良が発生していると診断さ
    れたときには、メモリ装置が不良である旨をあらわすエ
    ラー出力をするとともに、それ以降は、上記不良である
    と診断された1つ以上の上記所定領域におのおの対応し
    た通信モードを使用不可として、それ以外の通信モード
    で送信動作することを特徴とするファクシミリ装置の制
    御方法。
  4. 【請求項4】 メモリ装置の不良を判断するメモリ診断
    機能を備えたファクシミリ装置の制御方法において、 送信動作終了後、その送信動作が通信エラーを発生して
    エラー終了しているとき、その送信動作で送信した所定
    のページの画情報の送信中に通信エラーが発生している
    場合には、メモリ装置の複数の所定領域に対してメモリ
    診断機能を適用し、その結果、上記メモリ装置の1つ以
    上の上記複数の所定領域に不良が発生していると診断さ
    れたときには、メモリ装置が不良である旨をあらわすエ
    ラー出力をするとともに、それ以降は、上記不良である
    と診断された1つ以上の上記所定領域におのおの対応し
    た通信モードを使用不可として、それ以外の通信モード
    で受信動作することを特徴とするファクシミリ装置の制
    御方法。
  5. 【請求項5】 送信動作が通信エラーを発生してエラー
    終了しているとき、その送信動作で送信した所定のペー
    ジの画情報の送信中に通信エラーが発生している回数を
    計数し、その計数値が所定値になると前記メモリ診断を
    行うことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、
    または、請求項4記載のファクシミリ装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 さらに、送信結果の履歴情報を記憶し、
    その記憶した履歴情報の一覧を出力することを特報とす
    る請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、または、
    請求項5記載のファクシミリ装置の制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007136865A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US7797586B2 (en) 2005-11-18 2010-09-14 Kyocera Mita Corp. Image forming apparatus with memory properly error-checked

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JP2007136865A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
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