JP2907034B2 - 不達通知機能付きファクシミリ装置 - Google Patents
不達通知機能付きファクシミリ装置Info
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Description
て不達通知レポートの出力が不能となった場合でも、画
像メモリーを有効的に使用できるようにした不達通知機
能付きファクシミリ装置に関する。
て、ファクシミリ送信が適切に実行できなかった場合
に、オペレータコール用のブザー鳴動を行うとともに、
ファクシミリ送信が不達となった旨を、不達通知レポー
ト(図5参照)として記録紙に印字出力させるようにし
たものが提案されている。
知レポートを印字出力するときには、同時に、画像メモ
リーに一旦蓄積している所定の送信画像(例えば、第1
ページ)を印字出力して、不達となった送信原稿の内容
を確認できるようになっている。
来のファクシミリ装置では、不達通知レポートとともに
送信しようとしていた所定の画像を印字出力した後に、
画像メモリーに蓄積していた全ページの画像データに対
する上書き消去を可能にしていたため、不達通知レポー
トを印字出力しようとしたときに、記録紙が不足する等
して、その出力が不能となった場合には、出力が可能に
なるまで、画像メモリーが第1ページ以外の画像データ
に対しても使用され続けていた。このため、不達通知レ
ポートが印字出力されるまでに他のファクシミリ装置か
らファクシミリ送信があり、メモリー代行受信を行うと
きに、不達にならなかった場合と比べて、使用可能な画
像メモリーのメモリー空間が不足する場合が発生してい
た。
のであり、記録紙が不足する等して不達通知レポートの
出力が不能となった場合でも、画像メモリーを有効的に
使用できるようにした不達通知機能付きファクシミリ装
置を提供することを目的としている。
に提案された本発明の請求項1に記載の不達通知機能付
きファクシミリ装置は、不達通知レポートの出力が不能
な状態で、画像メモリーに蓄積した画像データが送信先
にファクシミリ送信出来なかったときには、その画像デ
ータの少なくとも所定のページのみを保存し、所定以外
の画像が使用するメモリー空間を他の画像で使用可能と
する構成となっている。ここに、保存する所定のページ
は、一般には、画像データの第1ページのみであるが、
これ以外のページでもよく、また、保存するページ数も
限定されない。
シミリ装置は、予め設定された回数送信動作を繰り返し
ても、全画像を送信できないときには、画像メモリーに
蓄積された送信先にファクシミリ送信すべき画像データ
の少なくとも第1ページのみを保存し、請求項3では、
複数の原稿束の各原稿束の少なくとも第1ページのみを
保存して、他のページの上書き消去を可能とする構成と
なっている。
の不達通知機能付きファクシミリ装置では、送信先にフ
ァクシミリ送信が出来なかった場合に、不達通知レポー
トとともに、送信メモリー画像の少なくとも所定のペー
ジのみを印字出力する。ところが、記録紙が不足する等
して、不達通知レポートが印字出力できないときには、
上記送信メモリー画像の所定のページのみを残して、他
ページの画像データの上書き消去を可能にする。これに
より、メモリー代行受信で受信する画像等に使用出来る
画像メモリーのメモリー空間が少なくなることを防止で
きる。
ァクシミリ装置では、予め設定された回数送信動作を繰
り返し、全画像を送信できないときには、画像メモリー
に蓄積されたファクシミリ送信すべき画像データの少な
くとも第1ページ、あるいは、複数の原稿束の各原稿束
の少なくとも第1ページのみを保存して、他のページの
上書き消去を可能にする。これにより、記録紙が不足す
る等して、不達通知レポートが印字出力できないとき
に、メモリー代行受信で受信する画像等に使用出来る画
像メモリーのメモリー空間が少なくなることを防止で
き、不達通知レポートが印字出力できるときには、この
レポートとともに保存している画像データの少なくとも
第1ページ、あるいは、複数の原稿束の各原稿束の少な
くとも第1ページを印字出力することが出来る。
して説明する。図1は、本発明に係る不達通知機能付き
ファクシミリ装置Fのハード構成の一例を示すブロック
図である。このファクシミリ装置Fは、CPU等で構成
された制御部3に対し、テンキーその他の操作キーを備
えた操作部1、液晶表示器等で構成された表示部2、原
稿画像を読取走査するための画像読取部4、所望の画像
を記録紙へ印字出力させるとともに、センサ等を接続し
て記録紙の不足などを検知する印字出力部5、画像デー
タを送受信するためのモデム等を備え、通信回線Lに対
する回線接続の切替え制御等を実行する回線制御部6、
ROM7a及びRAM7bで構成された記憶部7を具備
しており、記憶部7のRAM7bには、送受信する画像
データを蓄積する画像メモリーを備えている。
操作等に基づく通常のファクシミリ通信を実行するため
の信号処理や各部の動作制御を行うとともに、ファクシ
ミリ送信の不達時には次のような制御を行う。ファクシ
ミリ送信の不達としては、送信先ファクシミリ装置の記
録紙の不足(紙切れ)の場合、通信回線へのノイズの混
入等に原因して、画像データの全ページが送信できない
場合、送信先ファクシミリ装置が話中であることに原因
して所定回数のダイヤル発信を行ったにも拘わらず、回
線接続がなされなかった場合等が該当する。
は、ROM7aに予めそのフォームを記憶している不達
通知レポートRとともに、RAM7bの画像メモリーに
蓄積している画像データから、予め設定している少なく
とも所定のページのみを印字出力部5を介して記録紙に
出力する。ここで出力する所定のページは、一般には、
送信しようとしていた画像データの第1ページ、あるい
は送信途中のページのみであるが、これ以外のページで
もよく、また、出力するページ数も限定されない。
ことで、操作者は不達となった送信原稿の内容が確認で
きるようになっているが、記録紙が不足する等して、不
達通知レポートRが印字出力できないときには、上記所
定のページのみを保存して、他ページの画像データの上
書き消去を可能にする。これにより、上書き消去を可能
にしたメモリー空間が、メモリー代行受信で受信する画
像等に使用可能になる(請求項1)。そして、不達通知
レポートRが出力可能になった時点で、このレポートと
ともに、画像メモリーに保存している所定ページを印字
出力し、メモリー代行受信を行っているときには、その
受信画像も続けて印字出力する。
00〜119を参照して、上記一連の基本動作の手順を
説明する。このフローでは、送信先のファクシミリ装置
が記録紙の不足等に原因して、例えば3回のダイヤル発
信を行ったにも拘らず、送信先がファクシミリ受信が不
能なときを示しており、不達が分かった時点で無条件
に、画像メモリーに蓄積された画像データの内、少なく
とも第1ページのみを残して、他ページの上書き消去を
可能としている(請求項2)。これにより、不達通知レ
ポートRが印字出力できないときに、他のファクシミリ
装置からファクシミリ送信があった場合に、上記上書き
消去を可能とした画像メモリーをも使用したメモリー代
行受信等を行うことが出来る。
積して、ファクシミリ送信を行うことが出来るため、こ
の場合に送信先のファクシミリ装置が着信不能なとき
は、各原稿束の少なくとも第1ページのみを保存し、各
原稿束の他のページの上書き消去を可能とする(請求項
3)。次に、上記動作に伴って行われる画像メモリーの
使用状況の変化について、図3,4を参照して説明す
る。
メモリーの他に、メモリー管理テーブルを備え、このテ
ーブルによって、送信するために読み取った画像デー
タ、及び受信した画像データを蓄積したメモリーの管理
を行っている。ここで行う管理は、各メモリー番号に対
応して設けられた使用状態を変化させることで行ってお
り、この状態を未使用状態とすることで上書き消去を可
能にしている。
のみを保存する場合の画像メモリーの使用状況を示した
ものである。(a)に示すように、ページ番号1〜3の
画像データを蓄積してファクシミリ送信をしようとした
が、不達になった場合に、(b)に示すように、第1ペ
ージ以外の使用状態を未使用状態として上書き消去を可
能にする。
不達になったときに、各原稿束の第1ページのみを保存
する場合の画像メモリーの使用状況を示したものであ
る。(a)に示すように、原稿束番号1〜3の画像デー
タを蓄積してファクシミリ送信をしようとしたが、不達
になった場合に、(b)に示すように、各原稿束の第1
ページ以外の使用状態を未使用状態として上書き消去を
可能にする。
図5に示す。このレポートには、印字出力した年月日や
時間の他に、エラーコードa、エラーメッセージb、エ
ラーデータcを記している。エラーデータcには、送信
先ダイヤル番号、送信済みページ番号、送信原稿通番等
の任意のデータが出力される。
明の請求項1〜3に記載の不達通知機能付きファクシミ
リ装置よれば、ファクシミリ送信が不達となったとき
に、不達通知レポートが印字出力できない状態であって
も、必要なデータ以外の画像データの上書き消去を可能
にするので、その上書き消去した画像メモリーをメモリ
ー代行受信等の用途に有効に使用することが出来る。ま
た、複数の原稿束を送信する場合でも、各々の原稿束に
対する必要なデータが欠落することなく、不達通知レポ
ートとともに印字出力されるので、不達であったことを
知ったときに、原稿の再送信等の処置が適切かつ迅速に
行える。
ハード構成の一例を示すブロック図である。
基本動作の一例を示すフローチャートである。
を説明する図である。
の例を説明する図である。
Claims (3)
- 【請求項1】不達通知レポートに所定の送信メモリー画
像を付加するファクシミリ装置において、不達通知レポ
ートの出力が不能な状態で、画像メモリーに蓄積した画
像データが送信先にファクシミリ送信出来なかったとき
には、その画像データの少なくとも所定のページのみを
保存し、前記所定以外の画像が使用するメモリー空間を
他の画像で使用可能とする構成とした不達通知機能付き
ファクシミリ装置。 - 【請求項2】予め設定された回数送信動作を繰り返して
も、全画像を送信できないときには、画像メモリーに蓄
積された送信先にファクシミリ送信すべき画像データの
少なくとも第1ページのみを保存し、他ページの上書き
消去を可能とする構成とした不達通知機能付きファクシ
ミリ装置。 - 【請求項3】上記画像メモリーに、複数の原稿束が蓄積
されている場合には、各原稿束の少なくとも第1ページ
のみを保存し、各原稿束の他のページの上書き消去を可
能とする構成とした請求項2に記載の不達通知機能付き
ファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6293087A JP2907034B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 不達通知機能付きファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6293087A JP2907034B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 不達通知機能付きファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08154160A JPH08154160A (ja) | 1996-06-11 |
JP2907034B2 true JP2907034B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=17790272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6293087A Expired - Fee Related JP2907034B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 不達通知機能付きファクシミリ装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2907034B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-28 JP JP6293087A patent/JP2907034B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH08154160A (ja) | 1996-06-11 |
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