JPH0393667A - 高周波用磁性材料 - Google Patents
高周波用磁性材料Info
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- JPH0393667A JPH0393667A JP1227236A JP22723689A JPH0393667A JP H0393667 A JPH0393667 A JP H0393667A JP 1227236 A JP1227236 A JP 1227236A JP 22723689 A JP22723689 A JP 22723689A JP H0393667 A JPH0393667 A JP H0393667A
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- QPLDLSVMHZLSFG-UHFFFAOYSA-N Copper oxide Chemical compound [Cu]=O QPLDLSVMHZLSFG-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
- H01F17/04—Fixed inductances of the signal type with magnetic core
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Silicon Compounds (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
- Magnetic Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、1MHz以上の高周波で用いられるインダク
ター,例えばTV、ビデオテープレコーダ等に用いられ
るインダクター、とりわけエポキシ樹脂等で被覆される
インダクター用の磁性材料に関するものである。
ター,例えばTV、ビデオテープレコーダ等に用いられ
るインダクター、とりわけエポキシ樹脂等で被覆される
インダクター用の磁性材料に関するものである。
(従来の技術)
このIMHz以上の高周波で用いられるインダクター用
の磁性材料としては、Nu−Zn系フエライトが用いら
れていた。
の磁性材料としては、Nu−Zn系フエライトが用いら
れていた。
この従来のNi − Zn系フエライトとしては、Fe
203 46〜50mol%, Zn0 0〜15mo
1%,残りNiO及びCuOの組或のものが用いられて
いた。
203 46〜50mol%, Zn0 0〜15mo
1%,残りNiO及びCuOの組或のものが用いられて
いた。
(発明が解決しようとする問題点)
従来のNi − Zn系フエライトでは、ZnOの量が
多過ぎると損失の周波数特性が悪く、インダクターとし
てIMHz以上の高周波で用いることは、実用上困難で
あった。一方ZnOの少ない組成では、フエライトの磁
歪が大きくなることはよく知られており、この為大きな
応力のかかる用途では透磁率が低下し、インダクターと
しての性能、即ちインダクタンスLが変動するという難
点があった。
多過ぎると損失の周波数特性が悪く、インダクターとし
てIMHz以上の高周波で用いることは、実用上困難で
あった。一方ZnOの少ない組成では、フエライトの磁
歪が大きくなることはよく知られており、この為大きな
応力のかかる用途では透磁率が低下し、インダクターと
しての性能、即ちインダクタンスLが変動するという難
点があった。
また、1MHz以上の高周波で用いられるインダクター
は、所定のインダクタンス,小型化にともなう寸法精度
及び強度などが重要な特性であることは他のインダクタ
ーと同様であるが、それに加えて、このようなインダク
ターは、エポキシ等の樹脂で被覆されることがあり、こ
のような場合,コアに加わる応力によってインダクタン
スが低下するという、いわゆる加圧特性が良いこと、更
には、外部から一時的に加わる磁界によりインダクタン
スが低下する磁界特性が小さいことが要求されている。
は、所定のインダクタンス,小型化にともなう寸法精度
及び強度などが重要な特性であることは他のインダクタ
ーと同様であるが、それに加えて、このようなインダク
ターは、エポキシ等の樹脂で被覆されることがあり、こ
のような場合,コアに加わる応力によってインダクタン
スが低下するという、いわゆる加圧特性が良いこと、更
には、外部から一時的に加わる磁界によりインダクタン
スが低下する磁界特性が小さいことが要求されている。
しかし、従来の組或では、上記の加圧特性及び磁場特性
が大きく、問題となっていた。
が大きく、問題となっていた。
本発明は,上記の事を鑑みて、加圧特性及び磁場特性の
小さい、特性の安定した新規な高周波用磁性材料を提供
することを目的とするものである。
小さい、特性の安定した新規な高周波用磁性材料を提供
することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、25〜45mol%のFe.O. ,0〜2
0mol%のZnO,残りがNiOとCuOであり、N
iOのモル比がCuOのモル比よりも多いスピネル型組
威物であって、小’i或分として0.1 〜12wt%
のBi. O,及び02O5 〜4.Owt%のSin
.を含む磁性材料がIMI{z以上の高周波においても
損失が少なく、かつ外部からの加圧及び磁場印加に対す
るインダクタンスの低下が少ない優れた磁性材料である
ことを見い出したものである。
0mol%のZnO,残りがNiOとCuOであり、N
iOのモル比がCuOのモル比よりも多いスピネル型組
威物であって、小’i或分として0.1 〜12wt%
のBi. O,及び02O5 〜4.Owt%のSin
.を含む磁性材料がIMI{z以上の高周波においても
損失が少なく、かつ外部からの加圧及び磁場印加に対す
るインダクタンスの低下が少ない優れた磁性材料である
ことを見い出したものである。
また、本発明の上記の組或において、以下のような置換
又は添加を行っても同様の効果を得ることができた。
又は添加を行っても同様の効果を得ることができた。
i ) 02O1〜62Omol%のTie,をこれの
1/2のモル比に相当するFe2O3 と置換すること
。
1/2のモル比に相当するFe2O3 と置換すること
。
n ) 0.OL=152Omo1%のAQ203
をこれと同量のFe20と置換すること。
をこれと同量のFe20と置換すること。
in) 02O1〜152Omol%のCr, O.
をこれと同量のFe, 0と置換すること。
をこれと同量のFe, 0と置換すること。
iv) 0.1〜20mo1%のMgOをこれと同量の
NiOと置換すること。
NiOと置換すること。
v ) 0.1〜3molのLi.O及びLi, 0と
同モル量のFe203 を,又はこれらに相当する量の
炭酸塩又は水酸化化物を、相当する金属原子数のNiO
と置?すること。
同モル量のFe203 を,又はこれらに相当する量の
炭酸塩又は水酸化化物を、相当する金属原子数のNiO
と置?すること。
vi)0.1〜6mol%相当のMn酸化物又は炭酸化
物を添加すること. vii) 02O1〜1.5wt%のCo, 04又は
これに相当する量のコバルト酸化物又はコバルト炭酸化
物等を添加すること. vi) 0.1〜12wt%のpbo又はpb, o,
を添加すること。
物を添加すること. vii) 02O1〜1.5wt%のCo, 04又は
これに相当する量のコバルト酸化物又はコバルト炭酸化
物等を添加すること. vi) 0.1〜12wt%のpbo又はpb, o,
を添加すること。
本発明の磁性材料は、密度4.6g/ad以上で初透磁
率2〜30,相対温度係数0〜30ppm/ ’Cの磁
気特性をもつNi − Zn系フエライトであり、加圧
劣化,磁場劣化が極めて小さいことが大きな特徴である
。
率2〜30,相対温度係数0〜30ppm/ ’Cの磁
気特性をもつNi − Zn系フエライトであり、加圧
劣化,磁場劣化が極めて小さいことが大きな特徴である
。
本発明において、上記の如く組成範囲に限定した理由を
以下に述べる。
以下に述べる。
i)主或分が、上記組成範囲以外では、加圧特性、磁場
特性が劣化する. it)添加化物Bi2O3及びSun,は、初透磁率の
値を制御するために使用するものであり、Bi2O3を
12wt%, SiO■ を4 . Out%より多く
含有せしめた場合、コアの焼結性が悪化し密度がとれず
、コア自体の強度が低下する.このため、Bi. 0.
は0.1〜12wt%、SiO2 は02O5〜4.O
wt%の範囲とする. (実施例) Fe2O, 38.2mol%、NiO 50.3mo
l%、ZnO 8.4mo1%、Cu0 3.1mol
%の主或分に. Bi2O, 3wt%, SiO2O
38+tt2を添加した原料を振動ミルにて混合し、8
00〜900℃で仮焼−し、この仮焼紛体を振動ミルに
て粉砕し、バインダを加え造粒し、外径30園鵬,内径
20閣,高さ7mのトロイダルコア、及び長さ50m,
lilO鵬,厚さ5mの板状コアを成形し、この戒形体
を1050℃で焼成した。このコアの密度は. 4.6
g/a1以上とした。これは第1表の試料A−2であ
る.同様の方法で、第1表に示す各組或について試料を
作或した。
特性が劣化する. it)添加化物Bi2O3及びSun,は、初透磁率の
値を制御するために使用するものであり、Bi2O3を
12wt%, SiO■ を4 . Out%より多く
含有せしめた場合、コアの焼結性が悪化し密度がとれず
、コア自体の強度が低下する.このため、Bi. 0.
は0.1〜12wt%、SiO2 は02O5〜4.O
wt%の範囲とする. (実施例) Fe2O, 38.2mol%、NiO 50.3mo
l%、ZnO 8.4mo1%、Cu0 3.1mol
%の主或分に. Bi2O, 3wt%, SiO2O
38+tt2を添加した原料を振動ミルにて混合し、8
00〜900℃で仮焼−し、この仮焼紛体を振動ミルに
て粉砕し、バインダを加え造粒し、外径30園鵬,内径
20閣,高さ7mのトロイダルコア、及び長さ50m,
lilO鵬,厚さ5mの板状コアを成形し、この戒形体
を1050℃で焼成した。このコアの密度は. 4.6
g/a1以上とした。これは第1表の試料A−2であ
る.同様の方法で、第1表に示す各組或について試料を
作或した。
この各試料の板状コアから、2 X 2 X10mmの
角柱コア401を切り出し,消磁した後、直径0.1鵬
の被膜銅線402を40turns密巻きにし、インダ
クタンスを測定した。このときのインダクタンスをL1
とする。この様子を第4図に示す.さらに、コア401
内部の磁束方向と同方向(矢印A)に荷重を加え、イン
ダクタンス(L2)を測定した.さらに荷重を加えたま
ま、外部より10006aussの磁界を第4図の矢印
B方向に瞬間的に加え、この外部磁界を取り去った後の
インダクタンス(L,)を測定した.このインダクタン
スL1, L,, L3から加圧特性、磁場特性を次式
により算定した.i)加圧特性 n)i場特性 各試料の加圧特性, 性を第2表に示す. a場特性及び密度, 磁気特 第 2 表 ?の初透磁率は、10MHz、相対損失係数は、10M
Hzで測定し,相対温度係数は、−20〜60℃の範囲
で測定した.又、加圧特性及び磁場特性は,角形コアに
5kg/m”の圧力を加えたときのものであり、いずれ
もLM}lzの周波数で測定した.第1図及び第2図に
、荷重に対する加圧特性及び磁場特性を示す.従来材料
に比較し、本発明材料は、明らかにLの変化率が少ない
. また第3図に、含有するFe, O■量と、実際にドラ
ムコア(外径1 . 8 m.全長1.3na、芯径0
. 7 na )をエポキシ樹脂で被覆し、外部より
lo00Gaussの磁場を加えたときのLの変化率を
示す.同一条件で測定した従来材料の場合,Lの変化率
は−8〜−25%であり、本発明の材料の改善効果の著
しいことがわかる. (発明の効果) 本発明は、加圧特性及び磁場特性に優れた磁性材料であ
り、比較的温度特性が安定で、LM}lz以上の高周波
においても損失が少ない材料を実現したものであり,産
業上極めて有益なものである.また、今後,チップイン
ダクターの回路への自動装着化が進み、強力な磁石でコ
アが接着される等,外部磁界にさらされることが充分予
想されるが、このような場合においてもコアのインダク
タンスの変化が少なく、回路の信頼性の向上も可能であ
る.
角柱コア401を切り出し,消磁した後、直径0.1鵬
の被膜銅線402を40turns密巻きにし、インダ
クタンスを測定した。このときのインダクタンスをL1
とする。この様子を第4図に示す.さらに、コア401
内部の磁束方向と同方向(矢印A)に荷重を加え、イン
ダクタンス(L2)を測定した.さらに荷重を加えたま
ま、外部より10006aussの磁界を第4図の矢印
B方向に瞬間的に加え、この外部磁界を取り去った後の
インダクタンス(L,)を測定した.このインダクタン
スL1, L,, L3から加圧特性、磁場特性を次式
により算定した.i)加圧特性 n)i場特性 各試料の加圧特性, 性を第2表に示す. a場特性及び密度, 磁気特 第 2 表 ?の初透磁率は、10MHz、相対損失係数は、10M
Hzで測定し,相対温度係数は、−20〜60℃の範囲
で測定した.又、加圧特性及び磁場特性は,角形コアに
5kg/m”の圧力を加えたときのものであり、いずれ
もLM}lzの周波数で測定した.第1図及び第2図に
、荷重に対する加圧特性及び磁場特性を示す.従来材料
に比較し、本発明材料は、明らかにLの変化率が少ない
. また第3図に、含有するFe, O■量と、実際にドラ
ムコア(外径1 . 8 m.全長1.3na、芯径0
. 7 na )をエポキシ樹脂で被覆し、外部より
lo00Gaussの磁場を加えたときのLの変化率を
示す.同一条件で測定した従来材料の場合,Lの変化率
は−8〜−25%であり、本発明の材料の改善効果の著
しいことがわかる. (発明の効果) 本発明は、加圧特性及び磁場特性に優れた磁性材料であ
り、比較的温度特性が安定で、LM}lz以上の高周波
においても損失が少ない材料を実現したものであり,産
業上極めて有益なものである.また、今後,チップイン
ダクターの回路への自動装着化が進み、強力な磁石でコ
アが接着される等,外部磁界にさらされることが充分予
想されるが、このような場合においてもコアのインダク
タンスの変化が少なく、回路の信頼性の向上も可能であ
る.
第1図は、荷重に対する加圧特性であり、第2図は,荷
重に対する磁場特性であり,第3図は,Fe, O,量
に対するLの変化率であり、第4図は、加圧特性及び磁
場特性の測定の様子を示す図である. +!+ 00 第1図 荷 ! 第2図 荷 重 +!) 第3図 Fe203量
重に対する磁場特性であり,第3図は,Fe, O,量
に対するLの変化率であり、第4図は、加圧特性及び磁
場特性の測定の様子を示す図である. +!+ 00 第1図 荷 ! 第2図 荷 重 +!) 第3図 Fe203量
Claims (9)
- 1.25〜45mol%のFe_2O_3,0〜20m
ol%のZnO,残りがNiOとCuOであり、NiO
のモル比がCuOのモル比よりも多いスピネル型組成物
であって、小量成分として0.1〜12wt%のBi_
2O_3,及び0.05〜4.0wt%のSiO_2を
含むことを特徴とする1MHz以上の高周波でも損失の
少ない高周波用磁性材料。 - 2.特許請求の範囲第1項において、0.01〜6.0
mol%のTiO_2を、これの1/2のモル比に相当
するFe_2O_3と置換したことを特徴とする高周波
用磁性材料。 - 3.特許請求の範囲第1項において、0.01〜15.
0mol%のAl_2O_3をこれと同量のFe_2O
_3と置換したことを特徴とする高周波用磁性材料。 - 4.特許請求の範囲第1項において、0.01〜15.
0mol%のCr_2O_3をこれと同量のFe_2O
_3と置換したことを特徴とする高周波用磁性材料。 - 5.特許請求の範囲第1項において、0.1〜20mo
l%のMgOをこれと同量のNiOと置換したことを特
徴とする高周波用磁性材料。 - 6.特許請求の範囲第1項において、0.1〜3mol
%のLi_2O及びLi_2Oと同モル量のFe_2O
_3を又はこれらに相当する量の炭酸塩又は水酸化物を
、相当する金属原子数のNiOと置換したことを特徴と
する高周波用磁性材料。 - 7.特許請求の範囲第1項において、0.1〜6mol
%相当のMn酸化物又は炭酸化物を添加したことを特徴
とする高周波用磁性材料。 - 8.特許請求の範囲第1項において、0.01〜1.5
wt%のCo_3O_4又はこれに相当する量のコバル
ト酸化物又は、コバルト炭酸化物等を添加したことを特
徴とする高周波用磁性材料。 - 9.特許請求の範囲第1項において0.1〜12wt%
のPbO又はPb_3O_4を添加したことを特徴とす
る高周波用磁性材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1227236A JPH0393667A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 高周波用磁性材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1227236A JPH0393667A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 高周波用磁性材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0393667A true JPH0393667A (ja) | 1991-04-18 |
Family
ID=16857647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1227236A Pending JPH0393667A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 高周波用磁性材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0393667A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0851012A (ja) * | 1994-08-05 | 1996-02-20 | Hitachi Ferrite Ltd | 酸化物磁性材料 |
US6583699B2 (en) | 2000-10-31 | 2003-06-24 | Tdk Corporation | Magnetic material and inductor |
EP1548766A1 (en) * | 2003-07-10 | 2005-06-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic element |
JP2008300548A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Tdk Corp | 積層インダクタ部品 |
JP2013053042A (ja) * | 2011-09-02 | 2013-03-21 | Murata Mfg Co Ltd | フェライト磁器組成物、セラミック電子部品、及びセラミック電子部品の製造方法 |
JP2013053041A (ja) * | 2011-09-02 | 2013-03-21 | Murata Mfg Co Ltd | フェライト磁器組成物、セラミック電子部品、及びセラミック電子部品の製造方法 |
US9245680B2 (en) | 2011-09-02 | 2016-01-26 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Common mode choke coil and method for manufacturing the same |
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