JPH039362Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH039362Y2 JPH039362Y2 JP5571184U JP5571184U JPH039362Y2 JP H039362 Y2 JPH039362 Y2 JP H039362Y2 JP 5571184 U JP5571184 U JP 5571184U JP 5571184 U JP5571184 U JP 5571184U JP H039362 Y2 JPH039362 Y2 JP H039362Y2
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- JP
- Japan
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- conductive
- dielectric
- dielectric substrate
- conductive film
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 24
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 24
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 24
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 18
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 18
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims 1
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 2
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 2
- 238000001465 metallisation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、例えばパーソナル無線機、自動車電
話用フイルタ等に使用される誘電体フイルタに関
するものである。
話用フイルタ等に使用される誘電体フイルタに関
するものである。
（従来技術）
従来、この種の誘電体フイルタを構成する誘電
体共振器としては、例えば特開昭58−9401号公報
に開示されたものが公知である。
体共振器としては、例えば特開昭58−9401号公報
に開示されたものが公知である。
上記先行技術は第１図に示すように六面体でな
る誘電体基体１の相対向する二面方向に２個の貫
通導電部２ａ，２ｂを所定の間隔を保持して形成
するとともに、この貫通導電部２ａ，２ｂ間に所
定の大きさに設定された空洞３を形成し、貫通導
電部２ａ，２ｂの内面、誘電体基体１の貫通導電
部２ａ，２ｂの存在する四側面及び底面に導電膜
４が被着形成されている。
る誘電体基体１の相対向する二面方向に２個の貫
通導電部２ａ，２ｂを所定の間隔を保持して形成
するとともに、この貫通導電部２ａ，２ｂ間に所
定の大きさに設定された空洞３を形成し、貫通導
電部２ａ，２ｂの内面、誘電体基体１の貫通導電
部２ａ，２ｂの存在する四側面及び底面に導電膜
４が被着形成されている。
また、貫通導電部２ａの一側には、円柱状誘電
体５ａに対向電極６ａ，７ａを有してなる入力結
合用コンデンサ８ａが取付けられるものであり、
貫通導電部２ａと電気的に接続固定された取付部
材９ａを介して対向電極７ａが電気的に固定され
る。
体５ａに対向電極６ａ，７ａを有してなる入力結
合用コンデンサ８ａが取付けられるものであり、
貫通導電部２ａと電気的に接続固定された取付部
材９ａを介して対向電極７ａが電気的に固定され
る。
一方、貫通導電部２ｂの一側には、円柱状誘電
体５ｂに対向電極６ｂ，７ｂを有してなる出力結
合用コンデンサ８ｂが取付けられるものであり、
貫通導電部２ｂと電気的に接続固定された取付部
９ｂを介して対向電極７ｂが電気的に固定されて
いる。
体５ｂに対向電極６ｂ，７ｂを有してなる出力結
合用コンデンサ８ｂが取付けられるものであり、
貫通導電部２ｂと電気的に接続固定された取付部
９ｂを介して対向電極７ｂが電気的に固定されて
いる。
（従来の欠点）
しかしながら、上述した従来構造の誘電体共振
器は、入出力結合用コンデンサ８ａ，８ｂを装着
することが非常に困難であるとともに、入・出力
結合容量を容易に調整することができない等の欠
点があつた。
器は、入出力結合用コンデンサ８ａ，８ｂを装着
することが非常に困難であるとともに、入・出力
結合容量を容易に調整することができない等の欠
点があつた。
（考案の目的）
本考案は、上述した従来の欠点を解決するため
になされたもので、誘電体共振器に入・出力結合
用コンデンサの実装を容易にするとともに、入・
出力結合用コンデンサの結合容量を容易に調整す
ることができ、かつ、製造時に段間結合用コンデ
ンサの結合容量を調整することができる誘電体共
振器を使用した誘電体フイルタを提供することを
目的としている。
になされたもので、誘電体共振器に入・出力結合
用コンデンサの実装を容易にするとともに、入・
出力結合用コンデンサの結合容量を容易に調整す
ることができ、かつ、製造時に段間結合用コンデ
ンサの結合容量を調整することができる誘電体共
振器を使用した誘電体フイルタを提供することを
目的としている。
（本考案の構成）
上記目的を達成するために、本考案は、
六面体でなる誘電体基体の相対向する二面方向
に少なくとも２個の貫通導電部を所定の間隔を保
持して形成すると共に、貫通導電部の端部を位置
させた二面の内の上面を除く誘電体基体の外面
に、前記貫通導電部に電気的に導通する導電膜を
被着形成した誘電体共振器を有する誘電体フイル
タであつて、 前記貫通導電部の端部を位置させた二面の内、
導電膜を形成しない上面に誘電体基板を貼着し、
該誘電体基板の両面に、前記貫通導電部と各々合
致した位置に導電膜を被着形成し、入出力結合用
コンデンサ電極とすると共に、上記誘電体基板の
の貼着面側の導電膜の一部を段間結合用コンデン
サ電極として成るものである。
に少なくとも２個の貫通導電部を所定の間隔を保
持して形成すると共に、貫通導電部の端部を位置
させた二面の内の上面を除く誘電体基体の外面
に、前記貫通導電部に電気的に導通する導電膜を
被着形成した誘電体共振器を有する誘電体フイル
タであつて、 前記貫通導電部の端部を位置させた二面の内、
導電膜を形成しない上面に誘電体基板を貼着し、
該誘電体基板の両面に、前記貫通導電部と各々合
致した位置に導電膜を被着形成し、入出力結合用
コンデンサ電極とすると共に、上記誘電体基板の
の貼着面側の導電膜の一部を段間結合用コンデン
サ電極として成るものである。
（実施例）
以下、本考案による実施例を第２図乃至第３図
ａ，ｂに基づいて詳細に説明する。
ａ，ｂに基づいて詳細に説明する。
第２図は、本考案による誘電体フイルタの斜視
図であり、六面体でなる誘電体基体１の相対向す
る２面方向に、２個の貫通導電部２ａ，２ｂが所
定の間隔を保持して形成すると共に、貫通導電部
２ａ，２ｂが存在する底面、および貫通導電部２
ａ，２ｂに平行な四側面に導電膜４が被着形成さ
れる。
図であり、六面体でなる誘電体基体１の相対向す
る２面方向に、２個の貫通導電部２ａ，２ｂが所
定の間隔を保持して形成すると共に、貫通導電部
２ａ，２ｂが存在する底面、および貫通導電部２
ａ，２ｂに平行な四側面に導電膜４が被着形成さ
れる。
上記誘電体基体１の導電膜４を形成していない
上面には、上記誘電体基体１の貫通導電部２ａ，
２ｂと各々合致した位置の両面に銀ペースト等の
メタライズによる導電膜１０ａ，１０ｂ及び１１
ａ，１１ｂを被着形成してなる誘電体基板１２が
貼着される。
上面には、上記誘電体基体１の貫通導電部２ａ，
２ｂと各々合致した位置の両面に銀ペースト等の
メタライズによる導電膜１０ａ，１０ｂ及び１１
ａ，１１ｂを被着形成してなる誘電体基板１２が
貼着される。
上記誘電体基板１２の両面に、貫通導電部２
ａ，２ｂと合致する間隔を保持して形成される導
電膜１０ａ，１０ｂおよび１１ａ，１１ｂは、銀
ペーストを約850℃にて焼付けてなるもので、誘
電体基体１の外面に被着形成してなる導電膜４と
同様である。
ａ，２ｂと合致する間隔を保持して形成される導
電膜１０ａ，１０ｂおよび１１ａ，１１ｂは、銀
ペーストを約850℃にて焼付けてなるもので、誘
電体基体１の外面に被着形成してなる導電膜４と
同様である。
ところで、上記誘電体基板１２の裏面に形成さ
れる導電膜１１ａ，１１ｂ間には所定のギヤツプ
δが設けられ、段間結合用コンデンサを形成して
おり、上記導電膜１１ａ，１１ｂの面積、対向長
さ、ギヤツプδを変えることにより、段間結合用
コンデンサとしての容量値を調整することができ
る。
れる導電膜１１ａ，１１ｂ間には所定のギヤツプ
δが設けられ、段間結合用コンデンサを形成して
おり、上記導電膜１１ａ，１１ｂの面積、対向長
さ、ギヤツプδを変えることにより、段間結合用
コンデンサとしての容量値を調整することができ
る。
また、上記誘電体基板１２の裏面に被着形成し
てなる導電膜１１ａ，１１ｂは、厚膜印刷等のパ
ターン印刷により高精度で容易に設定されるもの
であり、後加工により部分的に削除することが可
能であるから、段間結合用コンデンサ容量の調整
設定が容易であり、誘電体フイルタとしての帯減
幅も広範囲に調整できる。
てなる導電膜１１ａ，１１ｂは、厚膜印刷等のパ
ターン印刷により高精度で容易に設定されるもの
であり、後加工により部分的に削除することが可
能であるから、段間結合用コンデンサ容量の調整
設定が容易であり、誘電体フイルタとしての帯減
幅も広範囲に調整できる。
（考案の効果）
以上のように本考案によれば、導電膜の面積、
対向長さ及びギヤツプ長を変えることにより、段
間結合用コンデンサの結合容量を容易に調整する
ことができ、また入出力結合用コンデンサと段間
結合用コンデンサを一枚の基板に同時にパターン
印刷することにより、組立工数が削減できると共
に、入出力結合用コンデンサが精度よく装着で
き、さらに構造が単純なのでプリント基板への実
装が容易になり、製造コストの軽減が図れる。
対向長さ及びギヤツプ長を変えることにより、段
間結合用コンデンサの結合容量を容易に調整する
ことができ、また入出力結合用コンデンサと段間
結合用コンデンサを一枚の基板に同時にパターン
印刷することにより、組立工数が削減できると共
に、入出力結合用コンデンサが精度よく装着で
き、さらに構造が単純なのでプリント基板への実
装が容易になり、製造コストの軽減が図れる。
また、誘電体基板の裏面に被着形成してなる導
電膜は、厚膜印刷等のパターン印刷により、高精
度に製造することができる。
電膜は、厚膜印刷等のパターン印刷により、高精
度に製造することができる。
さらに、段間結合が精度良く得られると共に、
後加工により電極を部分的に削除することも可能
であるから、入出力結合コンデンサ容量の調整が
容易になり、誘電体フイルタの特性を広範囲に調
整することができる等の実用上の優れた効果を奏
する。
後加工により電極を部分的に削除することも可能
であるから、入出力結合コンデンサ容量の調整が
容易になり、誘電体フイルタの特性を広範囲に調
整することができる等の実用上の優れた効果を奏
する。
第１図は従来の実施例を示す誘電体フイルタの
縦断面図、第２図は本考案による実施例を示す誘
電体フイルタの分解斜視図、第３図ａ，ｂは本考
案による誘電体基板の上面図および下面図であ
る。 図中で、１……誘電体基体、２ａ，２ｂ……貫
通導電部、４……導電膜、１０ａ，１０ｂ……導
電膜、１１ａ，１１ｂ……導電膜、１２……誘電
体基板。
縦断面図、第２図は本考案による実施例を示す誘
電体フイルタの分解斜視図、第３図ａ，ｂは本考
案による誘電体基板の上面図および下面図であ
る。 図中で、１……誘電体基体、２ａ，２ｂ……貫
通導電部、４……導電膜、１０ａ，１０ｂ……導
電膜、１１ａ，１１ｂ……導電膜、１２……誘電
体基板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 六面体でなる誘電体基体の相対向する二面方向
に少なくとも２個の貫通導電部を所定の間隔を保
持して形成すると共に、貫通導電部の端部を位置
させた二面の内の上面を除く誘電体基体の外面
に、前記貫通導電部に電気的に導通する導電膜を
被着形成した誘電体共振器を有する誘電体フイル
タにおいて、 前記貫通導電部の端部を位置させた二面の内、
導電膜を形成しない上面に誘電体基板を貼着し、
該誘電体基板の両面に、前記貫通導電部と各々合
致した位置に導電膜を被着形成し、入出力結合用
コンデンサ電極とすると共に、上記誘電体基板の
貼着面側の導電膜の一部を段間結合用コンデンサ
電極として成ることを特徴とする誘電体フイル
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5571184U JPS60167403U (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 誘電体フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5571184U JPS60167403U (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 誘電体フイルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60167403U JPS60167403U (ja) | 1985-11-07 |
| JPH039362Y2 true JPH039362Y2 (ja) | 1991-03-08 |
Family
ID=30578640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5571184U Granted JPS60167403U (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 誘電体フイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60167403U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0332082Y2 (ja) * | 1985-06-03 | 1991-07-08 | ||
| JPH054321Y2 (ja) * | 1986-11-26 | 1993-02-03 |
-
1984
- 1984-04-16 JP JP5571184U patent/JPS60167403U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60167403U (ja) | 1985-11-07 |
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