JPH0393355A - 文字領域分離方法および装置 - Google Patents
文字領域分離方法および装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
精度よく分離するための文字領域分離方式に関する。
含む)、写真、綱点などが混在するのが普通である。こ
のような画像を、例えばデイジタル式複写機やファクシ
ミリなどで画像再生する場合、再生画像の画質向上を図
るには (イ)文字や線が切れぎれとならないように鮮明に再生
する。
点はモアレ除去する。
2値で画像再生する場合を例に採ると、上記(イ)を実
現するには ■ 文字や線のエッジを強調した後、2値化処理を行う
。
うには、その処理の前にまず、画像中の文字領域(第5
図例の点線で囲んだ部分)と、それ外の絵柄領域(=写
真部十網点部)とを正確に分離する必要がある。
昭58−115975号)、あるいは文字領域と網点領
域を分離する方法(例えば特開昭60−80365号)
などが見られたが、上記した文字領域と絵柄領域とを直
接分離する方法はなかった。したがって、画像中の文字
領域と絵柄領域とを分離するには、上記2つの方法を組
み合わせ、前者の方法で分離抽出した写真領域と後者の
方法で分離抽出した網点領域との論理和(OR)を採り
、(写真領域十網点領域)を絵柄領域として間接的に分
離するしかなかった。
離するための文字領域分離方式を先に出願した。この文
字領域分離方式は、入力画像情報をディジタル多値デー
タに変換した後平滑化し、該平滑化したディジタル多値
データ中からエッジ画素を抽出して所定の局所領域ごと
にエッジ画素数を計数し、該エッジ画素の密度が所定の
闇値を越えるときに当該局所領域内の所定の画素を文字
画素、闇値以下のときに文字以外の絵柄画素として領域
検出するようにしたものである。
の文字領域と絵柄領域とを直接分離することができ′る
。しかしながら、所定の局所領域ごとのエッジ画素の密
度に基づいて文字領域とそれ以外の絵柄領域を分離して
いるため、網点の種類やその分布状態によっては網点の
エッジ画素が文字画素として誤検出されてしまうことが
あり、完全ではなかった。
柄領域の分離精度を更に高めた文字領域分離方式を提供
することを目的とする。
ッジ画素を抽出し、所定の局所領域内における当該エッ
ジ画素の密度情報に基づいて画像中の文字領域を検出す
るようにした文一字領域分離方式において、前記検出し
た文字領域に属する所定の注目画素を、当該注目画素の
周囲の画素情報に基づいて正規の文字画素であるか否か
判定して領域補正するようにした。
よいし、複数の画素からなるブロック単位であってもよ
い。また、周囲の画素としては、注目画素から所定の方
向に所定の距離だけ離れた位置の複数の画素、例えば、
注目画素の縦,横および斜め方向の8画素を利用し、該
8画素中に文字画素が1個も存在しないときに注目画素
を正規の文字画素でないと判定するようにした。
ある。すなわち、一般的に、文字は文字を形戊する線分
が上下、左右あるいは斜め方向に連なっている。したが
って、注目画素が正規の文字画素である場合、当該注目
画素の周囲には文字の線分を形戒する他の文字画素が存
在するのが普通である。
用し、エッジ密度に基づいて検出した文字画素をその周
囲の画素情報に基づいて正規の文字画素であるか否か判
定し、正規の文字画素でない場合には当該文字画素を文
字領域中から削除することにより領域補正する。これに
より、文字領域と絵柄領域の分離精度が向上する。
置の1実施例を示す, 入力画像信号部lは、原画像をラスクスキャンし、ディ
ジタル多値データに変換して取り込む回路である。再生
画がモノクロであれば輝度信号を入力し、カラーであれ
ば色分解後のRGB信号あるいは色補正したYMC信号
を入力する。カラーの場合は、各色信号毎に以下に述べ
る処理を並行に行えばよい。
くるディジタル多値データを所定の重み係数の平滑化フ
ィルタにより平滑化する回路である。この平滑化フィル
タとしては、例えば下記(1)弐の如きフィルタが用い
られる。
字の大きさ、網点の線数、使用するスキャナやプリンタ
に応じて最適の値が選ばれる。
上記平滑化処理部2から送られてくる平滑化されたデー
タを微分する回路である。この微分回路としては、例え
ば下記(2)式で示されるラブラシアン・フィルタなど
が用いられる。
の闇値THIで2値化し、TFII以上の画素をエッジ
画素として抽出する回路である。
画素について予め定めた所定の局所頌域、例えばNXN
画素サイズのブロックを単位としてエンジ画素数Pを計
数し、この計数値Pと予め定めた所定の闇値TH2とを
比較して当該ブロック内の注目画素が文字領域または絵
柄領域のいずれに属するかを検出する回路である。この
領域検出は、前記ブロックを1画素単位で移動しながら
処理するか、あるいはlブロック単位で移動しながら処
理するかによって、次のいずれかの検出条件を採用する
。
内の中心画素を文字領域、また闇値TH2以下の場合は
当該ブロック内の中心画素を絵柄領域とする。
内の全ての画素を文字領域、また閾値TH2以下の場合
は当該ブロック内の全ての画素を絵柄領域とする。
文字画素に対して前述した文字の性質を利用して正規の
文字画素であるか否かを判定し、この判定結果に従って
文字領域と絵柄領域の検出結果を補正する回路である。
所定の方向に所定の距離だけ離れた位置の複数の画素、
例えば第2図に示すように、注目画素を中心にnxn画
素サイズ(図はn=3)のブロック内の注目画素の上下
、左右および斜めに位置する8画素を採用する。そして
、中心画素が文字画素である場合、当該中心画素の周囲
の8つの画素の中に文字画素が1個でも存在すれば当該
中心画素は正規の文字画素であると判定し、8つの周囲
画素中に文字画素が1個も存在しない場合には、当該中
心画素は絵柄画素であると判定するものである。
参照して説明する。なお、対象画像は写真部,網点部,
文字部の混在した画像であり、この混在画像中から文字
領域と絵柄領域(写真部十網点部)とを分離するものと
する。分離対象とする網点は65線から200線程度、
文字は約7級以上の大きさであり、これを例えば4 0
0dpi. 64階調程度のスキャナで読み取るもの
とする。
データに変換して記憶される。このディジタル多値デー
タは平滑化処理部2に送られ、(1)式の如き平滑化フ
ィルタで平滑化された後(ステップ[1])、微分処理
部3において(2)式のラブラシアン・フィルタにより
微分される(ステップ[2])。2値化処理部4はこの
微分データを所定の闇値TRIで2値化することにより
、画像中のエッジ画素を抽出する(ステップ[3])。
報をNラインづつセットし(ステップ[4])、NXN
画素サイズのブロックを各画素に適用しながら当該ブロ
ック内のエッジ画素の数Pを計数する(ステップ[5]
)。そして、該ブロックごとの計数値Pを所定の閾値T
H2と比較し、計数値Pが闇値T82以上の場合には当
該ブロックの中心画素を文字画素とし、また闇値T82
以下の場合には当該ブロックの中心画素を絵柄画素とし
て検出し(ステップ[6])、エッジ画素の密度情報に
基づいた文字領域と絵柄領域の分離を行う。
した文字領域分離方式と同一である。このようにNXN
画素サイズのブロック内のエッジ画素密度に基づいて領
域分離することにより、入力画像中の文字の一部にかす
れがあったとしても該かすれ部分を文字領域として有効
に検出することができる。また、網点のエッジ画素が存
在したとしても、網点のエッジ画素は密度が小さいため
にかなりの部分を除去することができる。
の種類やその分布状態によっては、網点のエッジ画素が
文字領域として誤って検出されるおそれがある。そこで
、本発明では、以下のようにして誤検出された文字画素
を領域補正する。
をnラインづつセットする(ステップ[7])。例えば
、第2図の3×3画素サイズのブロックを用いて領域補
正する場合にはn=3ラインづつセットし、第2図の3
×3画素サイズのブロックを1画素単位で移動しながら
、各ブロックの中心画素の上下,左右および斜めに位置
する周囲8画素中の文字画素の数Qを計数する(ステッ
プ [8コ ) 。
字画素が1個でも存在する場合には、当該中心画素は正
規の文字画素であると判定し(スチップ[9] [1
0])、当該文字画素に対しては領域補正を行わずに文
字領域信号を出力する。
には、当該中心画素は本来絵柄を構成する画素でありな
がら文字画素として誤検出された画素であると判定し(
ステップ[9] [11])、当該中心画素について
は文字領域信号にかえて絵柄領域信号を出力する。した
がって、文字画素として誤検出された絵柄画素が本来の
絵柄画素に領域補正される結果、文字領域と絵柄領域の
分離精度が向上する。
、ブロック単位で行うこともできる。この場合には、ブ
ロック内の全画素を文字画素または絵柄画素のいずれか
に補正すればよい。
構成した複写機の例を示す。
る。8は文字領域処理用のエッジ強調のための鮮鋭処理
回路、9は2値化処理回路、10は絵柄領域処理用の平
滑処理回路、1lは中間調を出すための階調性を重視し
たうずまき型のディザ処理回路、12は文字領域分離装
置7から出力される文字/絵柄領域信号に従って2値化
処理回路9またはディザ処理回路1lのいずれかの出力
信号を選択する画像信号選択回路である。第4図中、鮮
鋭処理回路8と2値化処理回路9とにより前述した■処
理を、また平滑処理回路10とディザ処理回路11によ
って前述した■処理をそれぞれ実現している。
理回路10のそれぞれに並列に入力される.文字領域分
離装置7は、人力してくる画像信号の全画素について前
述したようにして文字領域か、絵柄領域かを判定し、そ
の判定結果を画像信号選択回路l2に送る。
、画像信号選択回路l2は2値化処理回路9の出力を選
沢し、また、絵柄領域信号が与えられた場合、ディザ処
理回路11の出力を選択する。この結果、入力画像の文
字領域では鮮鋭処理回路8と2値化処理回路9で鮮明化
された画像が出力され、また、絵柄領域では平滑処理回
路10とディザ処理回路11で擬似中間調処理された画
像が選択的に切り換え出力される。
画像信号を用いて画像を複写再生すれば、画像中の文字
領域は鮮明化され、しかも文字以外の写真や網点などの
絵柄領域は自然な感じに擬似中間調処理された高品質の
画像が得られる。なお、第4図中の平滑処理回路10と
第1図中の平滑化処理部2とを共有することも可能であ
る。
離方式によるときは、画像中の文字領域と絵柄領域の分
離精度をより向上することができる。
の文字領域分離装置を利用して構成した複写機の例を示
す図、 第5図は画像中の文字領域の例を示す図である。
Claims (6)
- (1)入力画像中からエッジ画素を抽出し、所定の局所
領域内における当該エッジ画素の密度情報に基づいて画
像中の文字領域を検出するようにした文字領域分離方式
において、前記検出した文字領域に属する所定の注目画
素を、当該注目画素の周囲の画素情報に基づいて正規の
文字画素であるか否か判定して領域補正することを特徴
とする文字領域分離方式。 - (2)請求項(1)記載の文字領域分離方式において、
所定の注目画素が1画素単位であること特徴とする文字
領域分離方式。 - (3)請求項(1)記載の文字領域分離方式において、
所定の注目画素がブロック単位であること特徴とする文
字領域分離方式。 - (4)請求項(1)記載の文字領域分離方式において、
周囲の画素が、注目画素から所定の方向に所定の距離だ
け離れた位置の複数の画素であることを特徴とする文字
領域分離方式。 - (5)請求項(4)記載の文字領域分離方式において、
複数の画素が、注目画素の縦、横および斜め方向に位置
する8画素であることを特徴とする文字領域分離方式。 - (6)請求項(5)記載の文字領域分離方式において、
8画素中に文字画素が1個も存在しないときに所定の注
目画素を正規の文字画素ではないと判定することを特徴
とする文字領域分離方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01229241A JP3100383B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 文字領域分離方法および装置 |
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Publications (2)
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---|---|
JPH0393355A true JPH0393355A (ja) | 1991-04-18 |
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Family
ID=16889033
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP01229241A Expired - Lifetime JP3100383B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 文字領域分離方法および装置 |
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---|---|
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5721624A (en) * | 1989-10-15 | 1998-02-24 | Minolta Co., Ltd. | Image reading apparatus improving the joining state of a plurality of image data obtained by dividing and reading out an original image |
US5866009A (en) * | 1996-03-29 | 1999-02-02 | Tahara; Yoshimasa | Apparatus for purifying water from organic halides contained therein |
JP2010225112A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Toppan Printing Co Ltd | データ生成装置およびデータ生成方法 |
US7945095B2 (en) | 2006-01-11 | 2011-05-17 | Nec Corporation | Line segment detector and line segment detecting method |
US8416220B2 (en) | 2003-09-02 | 2013-04-09 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
JP2013210785A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Brother Ind Ltd | 画像処理装置およびプログラム |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP2005101953A (ja) | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Brother Ind Ltd | 画像処理装置,画像処理方法および画像処理プログラム |
-
1989
- 1989-09-06 JP JP01229241A patent/JP3100383B2/ja not_active Expired - Lifetime
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