JPH03919Y2 - - Google Patents

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JPH03919Y2
JPH03919Y2 JP16685185U JP16685185U JPH03919Y2 JP H03919 Y2 JPH03919 Y2 JP H03919Y2 JP 16685185 U JP16685185 U JP 16685185U JP 16685185 U JP16685185 U JP 16685185U JP H03919 Y2 JPH03919 Y2 JP H03919Y2
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rice washing
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は貯蔵されている米を炊飯可能な状態
にする一連の仕事を自動的に行う自動米仕込装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図〜第6図は、例えば特願昭60−101013号
(特開昭61−257618号)により提案された従来の
自動米仕込装置を示す図で、第4図は全体構成
図、第5図及び第6図はフローチヤートである。
第4図には自動米仕込装置10が概略的に示さ
れている。この自動米仕込装置10は、米の貯蔵
から計量及び洗米をして、炊飯器の鍋内に洗米さ
れた米と共にこれに対応した量の水を供給する一
連の仕事を自動的に行なうものである。
自動米仕込装置10は、装置本体11内の上部
に配置された米貯蔵室21と、米貯蔵室21の下
端に設けられ米貯蔵室21からの米を計量する計
量装置22と、この計量装置22の下方に配置さ
れ計量された米を受けて洗米する洗米装置23
と、この洗米装置23の上方にあつて洗米装置2
3に給水しかつ炊飯器にも必要量の水を供給する
給水装置24と、これら各構成部分に電気的に接
続され各部分の動作を制御する制御装置25とを
含んで構成されている。
すなわち、米貯蔵室21はホツパー状を呈し、
その底部には開口が形成されている。この米貯蔵
室の底部外側部には計量装置22を構成する円形
状のマス22aが回転可能に設置されている。こ
のマス22aは上下開放の筒状体の内部を放射状
に伸長する十字の仕切壁で仕切られて4室に分割
され、これによりマス22aが1/4回転するごと
に規定容量の米を計量することができる。このマ
ス22aは筒状体の外周壁に摩擦接触させられた
伝達円板22bを回転するモータ22cによつて
回転され、モータ22cは制御装置25に電気的
に接続されてマス22aの回転を実質的に制御す
る。
マス22aを収容するケーシング22dの下板
にはマス22aの一室の開口形状にほぼ同じ形状
の米投下口が形成され、米貯蔵室21からマス2
2aの一室に投入された米は、マス22aの回転
によつてその一室が米投下口に整合したとき米投
下口から下方へ落下する。米の投下口からの落下
位置には、この米を受けて洗米装置23の容器2
3aへ落とし込むシユート14が配置されてい
る。洗米装置23の容器23aは上下開放の筒状
容器で、その内部には撹拌板23bが配置されて
いる。この撹拌板23bの上端棒状部分は容器2
3aの上方に配置されたモータ23cの回転軸に
連結されている。
ところで、この洗米容器23aの底部開口は、
底板23dによつて開閉自在となつており、この
底板23dの開閉は搬送装置15に連動して行な
われるようになつている。すなわち、搬送装置1
5は、樋状の搬送体16を有し、この搬送体16
はそのほぼ中間部が洗米容器23aの直下に位置
するように配置され、かつ上記中間部を支点とし
てシーソー運動(揺動)するように駆動装置(後
述)が取り付けられて支持されている。洗米容器
23aの底部開口を開閉する底板23dは、底部
開口の外側部で枢着支持され、この枢着支持部に
設けられたばねなどにより常に開放する方向、す
なわち第4図に示されるように下方へ開くような
ばね力が加えられ、その自由端は常に搬送体16
の搬送路面を押圧するように接触されている。し
たがつて、底板23dの自由端は、搬送体16の
同方向側端部(第4図の場合左側端部16a)の
上下動、すなわち搬送体16のシーソー運動に伴
つて同様に上下動し、洗米容器23aの底部開口
を開閉する。この搬送体16を揺動運動させるた
めのモータ(後述)及び撹拌板23bを回転させ
るためのモータ23cは共に制御装置25に電気
的に接続されている。
洗米装置23の上部には給水装置24が設置さ
れ、給水装置24は適当な水源に接続された受水
タンク24aと、受水タンク24aの底部に一端
を接続されかつ他端を洗米容器23aの上部開口
に臨ませた給水パイプ24bと、この給水パイプ
24bに設けられパイプ24bを流れる水の量を
制御するソレノイドバルブ24cとから構成され
ている。このソレノイドバルブ24cは制御装置
25に電気的に接続され、その開時間が制御され
る。装置本体11内の最下部には、前述した搬送
装置15の搬送体16がその右端16bを下にす
るように揺動したとき、搬送体16の右端16b
から流れ落ちる水を排水する排水受け部17が配
置されている。また、搬送体16がその左端16
aを下にするように揺動したとき、この左端16
aから流れ落ちる水と米を受け得る位置に炊飯器
12が置かれている。
この位置において炊飯器12の蓋13は、内部
の鍋に搬送体16の左端16aから流れ落ちた米
と水が入るように開かれている。その際、装置本
体11内の所定位置に取り付けられた炊飯器蓋保
持装置30は蓋13の上面に形成された把手13
aを握持し、蓋13を中開き、すなわち蓋13の
開き角度が90度以下の範囲で開いている状態に保
持する。
このように構成された自動米仕込装置10の動
作は第5図及び第6図のフローチヤートに示され
るように制御装置25により制御される。
すなわち、米貯蔵室21内に米が貯蔵されてい
ないとすれば、最初に貯蔵室21内に米を投入す
る。次いで、炊飯器12の蓋13を炊飯器蓋保持
装置30に圧入してラツチし、制御装置25の炊
飯量調整部及び炊飯時間調整部をそれぞれセツト
する。そして、この自動米仕込装置10によつて
どの動作まで行わせるかの選択スイツチを押し、
動作の選択を行う。この選択スイツチとしては、
米計量スイツチ19a、炊飯スイツチ19b、お
よび洗米スイツチ19cが装置本体11上部の制
御表示板19に取り付けられ、これらはすべて制
御装置25に接続されている。
今、炊飯スイツチ19bを選択し、これを押し
たとすると、炊飯器12の蓋13が開いているか
否かをリミツトスイツチ(図示しない)からの信
号を基に制御装置25が判断し、リミツトスイツ
チがオン、すなわち炊飯器蓋保持装置30が蓋1
3を保持していれば、タイマセツトされた動作開
始時刻まで待機状態に入る。もし、リミツトスイ
ツチがオフであれば、直に警報ブザー等を鳴ら
し、セツト終了直後に使用者にセツトの誤りを知
らせる。
タイマセツトされた動作開始時刻となると、搬
送装置15の搬送体16が排水側に揺動される。
これにより、洗米容器23aの底部開口が底板2
3dによつて閉鎖される。次いで、計量装置22
のマス22aが炊飯量セツトに基づいて所定回転
数だけ回転させられ、セツトされた米量が計量さ
れ、シユート14に落とされて洗米容器23a内
に入れられる。その後、ソレノイドバルブ24c
が開かれて洗米容器23a内に給水され、同時に
撹拌板23bが回転されて洗米される。その際、
洗米容器23aの底部開口と底板23dとの密閉
性を完全なものとはせず、その閉鎖部から多少水
が漏れ出る程度としておく。その結果、洗米され
た汚水は順次閉鎖部から漏れ出て搬送体16を通
つて排水受け部17に排水される。このような洗
米は、その汚水濁度を検出するか、又は実験的に
割り出した時間が経過するかの手段により繰り返
し行われる。そして、最終の洗米後は、ソレノイ
ドバルブ24cは閉じられ、水切り(容器23a
内の水を全部排出)するまでの時間だけすべての
動作が停止される。
その後、搬送装置15の駆動が作動されて搬送
体16が揺動し、左端16aが下方へ傾いて洗米
容器23a底部開口の底板23dが開き、洗米容
器23a内の米を炊飯器12の鍋内へ流し込む通
路が確保される。しかし、水にぬれた米は洗米容
器23aの内壁に付着するため、又は搬送体16
にその大部分が落ちたとしても、搬送体壁部に付
着するため、残留した米が炊飯器12内に自然に
流れ落ちることはほとんどない。そこで、次に、
その米の量に応じた水を炊飯器12へ供給するこ
とを兼ねて、所定時間だけソレノイドバルブ24
cを開き、洗米容器23a内に必要量だけ給水す
る。その結果、洗米容器23aや搬送体16に付
着した米は洗い流されるようにして炊飯器12の
鍋内へ仕込まれる。このとき、洗米容器23a等
に付着した米を完全に流し落すため、給水パイプ
24bの先端に散水具を取り付けておくこともあ
る。
次いで、洗米装置23及び搬送体16を直ちに
洗浄する。この洗浄動作を直ちに行う理由として
は、米の炊飯器12への投入終了後あまり時間が
経過すると、洗米容器23a内壁、撹拌板23b
又は搬送体16に付着した洗米水の染み、ごみな
どが固形化して落ちにくく不衛生となるからであ
る。そこで、この洗浄動作においては、制御装置
25からの指令により、搬送体16が排水側に揺
動され、所定時間だけ洗米容器23a内に再び給
水される。そして、必要があれば、撹拌板23b
も回転され、洗米容器23a内の水を撹乱するよ
うにして、洗米容器23aともども撹拌板23b
が洗浄される。その間にも、洗米容器23a内の
水は前述したように搬送体16に洩れ出て、搬送
体16をも洗浄しながら排水受け部17に流し込
まれる。このとき、搬送体16の位置がこの装置
の動作に対して正確であるか否かは、各端部16
a,16bが下方へ位置したときに動作するよう
に配置されたリミツトスイツチ18a,18bの
信号を受けて制御装置25が判断し、場合によつ
ては駆動装置を作動させてその位置を修正する。
洗米容器23aの洗浄動作と同時に炊飯器蓋保
持装置30の電磁石(図示しない)が作動し、こ
れにより、保持装置30による蓋13の把手13
aの握持が解除され、蓋13はその自重で落下し
て閉鎖する。その後、所定時間米を水に浸すため
待機時間がとられ、次いで炊飯器12の電源投入
又はガス炊飯器であればバーナへの着火がなされ
る。
次に、米計量スイツチ19aを押したときに
は、計量された米が洗米容器23aを通過して、
そのまま直接炊飯器12の鍋内へ供給されて蓋1
3が閉じられ、ここでこの動作は終了する。
また、洗米スイツチ19cを押したときには、
米の計量から洗米及び炊飯器12の鍋内への所定
量の給水と共に米の仕込み、そして炊飯器12の
蓋閉じまでが行われて、この動作は終了する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の自動米仕込装置では、洗米
終了後に洗米容器23aは後洗浄され、洗米容器
23a内壁、撹拌板23b又は搬送体16に付着
した汚水の染み、ごみなどを除去するようにして
いる。しかし、洗米容器23aの底部開口と底板
23dの間には、多少水の漏出する程度の隙間し
かないので、洗米容器23a内壁、撹拌板23b
などの米が付着して残つた場合には、この米を洗
米容器23aから排水することはできず、不衛生
となるという問題点がある。
この考案は上記問題点を解決するためになされ
たもので、後洗浄の際洗米容器内に残留する米を
排出して、洗米容器内を清潔に保持できるように
した自動米仕込装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る自動米仕込装置は、洗米後の後
洗浄時洗米容器の底板を駆動装置により、米の排
出可能な小開状態に保持させるようにしたもので
ある。
〔作用〕
この考案においては、後洗浄時洗米容器と底板
との間には、小さな隙間が保持されるので、洗米
容器内に残留した米は上記隙間から排出される。
〔実施例〕
第1図〜第4図はこの考案の一実施例を示す図
で、第1図は底板及び搬送体部分の縦断面図、第
2図は底面図、第3図は動作説明図である。
図中、35は搬送体16の下方に設けられた駆
動装置で、モータ35aと、モータ35aに固定
された歯車35bと、搬送体16の中間部下側に
固着され歯車35bとかみ合う半円状の歯車35
cとで構成されている。36は搬送体16の右端
16bが揺動により下になつたことを検出する位
置検出スイツチ等の位置検出手段である。
上記のように構成された自動米仕込装置におい
ては、制御装置25からの指令により、モータ3
5aが正転又は逆転すると、歯車35b,35c
はかみ合い、搬送体16はシーソー運動する。搬
送体16の動作は、リミツトスイツチ18a,1
8bの信号により判断されることは既述のとおり
である。
さて、洗米終了後の後洗浄のときは、制御装置
25の指令により、搬送体16は右端16bが下
になるように揺動し、その位置が位置検出スイツ
チ36で検出されると、搬送体16は停止する。
このとき、底板23dの自由端は、第3図に示す
ように、少なくとも米の排出を妨げない程度に開
くようになつている。したがつて、洗米容器23
a内壁、撹拌板23b等に付着した米は、上記隙
間から洗浄排水と共に、流出し、搬送体16上を
も洗い流して排水受け部17に落下する。このよ
うにして、残留する米も後洗浄により排出するこ
とが可能となる。
〔考案の効果〕
以上説明したとおりこの考案では、洗米後の後
洗浄時洗米容器の底板を駆動装置により、米の排
出可能な小開状態に保持するようにしたので、後
洗浄の際洗米容器内に残留する米を排出して、洗
米容器内を清潔に保持できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案による自動米仕込装
置の一実施例を示す図で、第1図は底板及び搬送
体部分の縦断面図、第2図は第1図の底面図、第
3図は動作説明図、第4図はこの考案及び従来の
自動米仕込装置を示す全体構成図、第5図及び第
6図は従来の自動米仕込装置の動作を示すフロー
チヤートである。 図中、10は自動米仕込装置、12は炊飯器、
21は米貯蔵室、22は計量装置、23は洗米装
置、23aは洗米容器、23dは底板、24は給
水装置、25は制御装置、35は駆動装置であ
る。なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 米を貯蔵し、これを計量及び洗米し、この洗米
    された米をその量に対応した水と共に炊飯器内に
    落下供給するものにおいて、水を供給する給水装
    置と、筒状の洗米容器及びその底部を開閉する底
    板を有し、上記洗米容器内に投入された米を上記
    給水装置から供給された水により洗浄すると共
    に、上記米を上記炊飯器内に投入した後に再び上
    記給水装置から給水される水によつて上記洗米装
    置を後洗浄して排出する洗米装置を備え、上記後
    洗浄時上記底板を米の排出可能な小開状態に保持
    する駆動装置を設けたことを特徴とする自動米仕
    込装置。
JP16685185U 1985-10-30 1985-10-30 Expired JPH03919Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0824617B2 (ja) * 1989-08-17 1996-03-13 株式会社クボタ 自動炊飯装置における洗米槽洗浄方法
JP2638507B2 (ja) * 1994-09-30 1997-08-06 株式会社クボタ 洗米給水法および装置

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