JPH0391353A - チャネルの接続切断管理方式および装置 - Google Patents

チャネルの接続切断管理方式および装置

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JPH0391353A
JPH0391353A JP22895089A JP22895089A JPH0391353A JP H0391353 A JPH0391353 A JP H0391353A JP 22895089 A JP22895089 A JP 22895089A JP 22895089 A JP22895089 A JP 22895089A JP H0391353 A JPH0391353 A JP H0391353A
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JP22895089A
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Tokumitsu Tsumura
津村 徳光
Noboru Mizuhara
水原 登
Mikisuke Azeyanagi
幹介 畔柳
Kazuo Matsunaga
松永 和男
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、チャネルの接続切断管理方式および装置に
関し、さらに詳しくは、公衆網のチャネルを介してデー
タ通信を行なうデータ通信システムにおけるチャネルの
経済的、効率的な接続/切断の管理方式およびそのため
の装置に関する。
[従来の技術] 公衆網のチャネルを介してデータ通信を行なう場合、一
つの従来例では、端末装置が通信処理の開始時点で公衆
網にチャネルの接続を要求し、チャネルが接続されてデ
ータ通信を行なった後、通信処理の終了時点でチャネル
を切断している。
また、他の従来例(特開昭62−8642号公報)では
、一つのデータの送信または受信終了から一定時間後の
状態に応じてチャネルを接続/切断している。
さらに他の従来例としては、特開昭53−49843号
公報に開示の技術がある。
[発明が解決しようとする課題] 公衆網の課金方式には、例えば距離別時間差法や単位時
間法がある。これらの方式では、チャネルを接続してい
る時間が所定の区切り時間を越える毎に使用料を加算し
ている。従って、一つの区 − 切り時間と次の区切り時間の間では、どこでチャネルを
切断しても使用料は同じである。
ところが、前記従来技術では、上記使用料が加算される
区切りとなる時間を全く考慮せずにチャネルの接続/切
断を制御しているため、使用料が必要以上に高くなって
しまう問題点がある。
例えば、距離別時間差法で単位料金10円を180秒(
=区切り時間)ごとに加算する場合において、まず送信
データの送信時間が30秒、続いて送信データのない時
間が60秒9次に送信データの送信時間が90秒あると
すると、合計180秒なので単位料金10円のみでも通
信可能である。
ところが、上記従来技術では、最初の30秒の送信の後
でチャネルを切断し、次の90秒の送信のときに再びチ
ャネルを接続するので、チャネルの接続回数が2回とな
り、使用料は単位料金の2倍の20円になってしまう。
従って、この発明の目的は、使用料が加算される区切り
となる時間を考慮してチャネルの接続/切断を管理する
チャネルの接続切断管理方式およびそのための装置を提
供し、使用料が必要以上に高くなることを防止すること
にある。
[課題を解決するための手段] 第1の観点では、この発明は、公衆網のチャネルを介し
てデータ通信を行なうデータ通信システムにおいて、使
用料が加算される区切りとなる時間の直前毎に送信デー
タの有無を判定し、送信データが有ればチャネルの接続
を継続し、送信データが無ければチャネルを切断するこ
とを特徴とするチャネルの切断管理方式を提供する。
第2の観点では、この発明は、公衆網のチャネルを通じ
てデータ通信を行うための通信処理装置において、使用
料が加算される区切りとなる時間の直前毎にタイムアツ
プ信号を出力するタイマ手段と、前記タイムアツプ信号
が出力されたときに送信中のデータの有無を検出し送信
中のデータが有ればチャネルの接続を継続するが送信デ
ータが無ければチャネルを切断するチャネル切断制御手
段とを具備したことを特徴とする通信処理装置を提供す
る。
第3の観点では、この発明は、公衆網のチャネルを介し
てデータ通信を行なうデータ通信システムにおいて、使
用料が加算される区切りとなる時間で送信可能なデータ
量よりわずかに少ないデータ量まで送信データを蓄積し
てから公衆網にチャネルの接続を要求することを特徴と
するチャネルの接続管理方式を提供する。
第4の観点では、この発明は、公衆網のチャネルを通じ
てデータ通信を行うための通信処理装置において、通信
処理に伴う送信データを蓄積する送信データ蓄積手段と
、使用料が加算される区切りとなる時間で送信可能なデ
ータ量よりわずかに少ないデータ量まで前記送信データ
が蓄積されたときに公衆網にチャネルの接続を要求する
チャネル接続制御手段とを具備したことを特徴とする通
信処理装置を提供する。
上記通信処理装置は、公衆網のチャネルを通じてデータ
通信を行う端末装置に含まれるものであってもよく、端
末装置と公衆網の間に介設されるインタフェース装置に
含まれるものであってもよい。インタフェース装置に含
まれる場合は、複数の端末装置との間に交換機を介設し
、複数の端末装置でこのインタフェース装置を共用する
ようにしてもよい。
また、第5の観点では、この発明は、公衆網のチャネル
を介してデータ通信を行なうデータ通信システムにおい
て、チャネルを切断する前に宛先装置へチャネルを切断
する旨の通知を送り、宛先装置からチャネルの切断許可
を得た後にチャネルを切断することを特徴とするチャネ
ルの切断管理方式を提供する。
[作用] 上記第1の観点と第2の観点によるこの発明においては
、使用料が加算される区切りとなる時間の直前まではデ
ータの送信が切れてもチャネルは接続されたままとなる
。そこで、この間にデータの送受を再度行なっても使用
料は加算されない。
また、データの送信が終っておれば、次の区切り時間で
チャネルが切断されるから、使用料は加算されない。従
って、不必要に使用料が高くなることが防止される。
次に、上記第3の観点と第4の観点によるこの発明にお
いては、使用料が加算される区切りとなる時間で送信可
能なデータ量よりわずかに少ないデータ量まで送信デー
タが蓄積されてから送信されるので、短い時間でチャネ
ルの接続切断が繰り返されることがなくなる。つまり、
使用料が加算される回数は最小となり、不必要に使用料
が高くなることが防止される。また、チャネルの接続さ
れている間はフルにデータの送信が行なわれる。
従って、チャネルを効率良く使用できるようになる。
次に、上記第5の観点によるこの発明においては、 宛先装置がチャネルを切断してもよい状態であることを
確認してからチャネルを切断するから、例えば宛先装置
が通信中にチャネルが切断されるといった不都合が防止
される。
[実施例] 以下、図に示す実施例によりこの発明を更に詳しく説明
する。なお、これによりこの発明が限定されるものでは
ない。
まず最初に上記第1の観点および第2の観点によるこの
発明の実施例について説明する。
第1図は、この発明の一実施例の通信処理装置101を
含む端末装置TI、 Tl、・・・とそれらを接続する
公衆網102とから構成されるデータ通信システムを示
すものである。
公衆網102は、I S D N (Integrat
ed 5erv−ices Digital Netw
ork)  であり、課金方式は距離別時間差法である
端末装置T1は、通信処理装置101の外には、キーボ
ード1031表示部104.データやプログラムを蓄積
するメモリ105および端末装置T1の全体の制御を行
なうCPU106を具備している。
通信処理装置101は、CPU106からの送信データ
を蓄積する一時蓄積メモリ107.その一時蓄積メモリ
107から宛先の端末装置T1へ通信チャネル(Bチャ
ネル)111を介して送信データを送信する通信装置1
081通信制通信制御チャネルャネル)112を介して
制御信号を送受信することにより通信チャネル111を
制御する通信制御装置109.これらの−時蓄積メモリ
107等を制御する通信制御プロセッサ110および時
分割伝送技術により通信チャネル111と通信制御チャ
ネル112とを加入者回線113上に多重化したり、そ
の逆に加入者回線113上に多重化された通信チャネル
111と通信制御チャネル112とを分離する多重分離
装置114を具備している。
通信制御プロセッサ110は、第2図に示すように、通
話時間テーブル201やタイマ202を具備している。
通話時間テーブル201は、宛先地域(例えば市外番号
)と単位料金当りの通話時間とを対応させたものである
タイマ202は、通信チャネル111の接続時間を管理
するためのものである。
第3図(a)から(e)は、通信制御チャネル111− 2上の信号例を示している。
(a)は、通信チャネルの接続を要求するチャネル接続
要求信号301であり、l5DNの回線交換接続用信号
の一つである呼設定信号を利用できる。
(b)は、チャネル接続要求信号301に対する応答で
あるチャネル接続応答信号302であり、l5DNの回
線交換接続用信号の一つである応答信号を利用できる。
(c)は、通信チャネルの切断を要求するチャネル切断
要求信号303であり、l5DNの回線交換接続用信号
の一つである切断信号を利用できる。
(d)は、チャネル切断要求信号803に対する応答で
あるチャネル切断応答信号304であり、l5DNの回
線交換接続用信号の一つである解放信号を利用できる。
第4図は、通信制御プロセッサ110により実行される
制御フローを状態遷移図の形で示したものである。以下
、この状態遷移図に従って説明する。なお、図中で用い
た各記号は第21図に示す2 分類に従っている。
まず、通信制御プロセッサ110は、「空き」状態(ス
テップ401)にある。
オペレータが、キーボード103から宛先や前記第1の
観点によるこの発明のチャネルの切断制御方式を実行さ
せる指示を与えると、CPUl06は、その旨の指令信
号(以下、これをダイナミックアサイン要求信号と称す
る)を通信制御プロセッサ110に出力する。
通信制御プロセッサ110は、「空き」状態(ステップ
401)で、ダイナミックアサイン要求信号を受は付け
ると(ステップ402)、そのダイナミックアサイン要
求信号に含まれる宛先の地域により通話時間テーブル2
01を検索して対応する単位料金あたりの通話時間を得
る(ステップ403)。
次に、通信制御プロセッサ110は、通話時間テーブル
201から得た通話時間をタイマ202にタイムアウト
時間として設定する(ステップ404)。なお、実際に
は単位料金あたりの通話時間よりわずかに短い時間が設
定されるが、これについては説明の都合上、後で述べる
次に、通信制御プロセッサ110は、CPUl06ヘダ
イナミツクアサモ しくステップ405)、「待ち−1」状態になる(ステ
ップ406)。「待ち−1」状態は、−時蓄積メモリ1
07に送信データが蓄積されるのを待つ状態である。
CPU106は、ダイナミックアサイン準備完了信号を
受は取ると、予めメモリ105に格納していた送信デー
タを一時蓄積メモリ107へ送出する。
通信制御プロセッサ110は、−時蓄積メモリ107に
送信データが蓄積されたことを「待ち1」状態で検出す
ると(ステップ407)、通信制御装置109により通
信制御チャネル112を介して公衆網102ヘチヤネル
接続要求信号301を送信する(ステップ408)。そ
して、公衆網102からのチャネル接続応答信号302
を待つ「待ち−2」状態となる(ステップ409)。
「待ち−2」状態で、公衆網102からチャネル接続応
答信号302を受信すると(ステップ410)、通信制
御プロセッサ110は、タイマ202をスタートさせる
(ステップ411)。
そして、「通信チャネル接続」状態となる(ステップ4
13)。この状態では、−時蓄積メモリ107内の送信
データが通信装置108から通信チャネル111へ送信
される。送信データがなくなっても、チャネルの接続は
保持される。
「通信チャネル接続」状態(ステップ413)で、やが
てタイマ202がタイムアウトすると(ステップ414
)、通信制御プロセッサ110は、次の区切り時間に備
えるためタイマ202を直ちに再作動させる(ステップ
425)。
また、通信装置108がデータ送信中か否かを分析する
(ステップ415)。
通信装置108がデータ送信中の場合、「通信チャネル
接続」状態(ステップ413)に戻る。
他方、通信装置108がデータ送信中でない場合、通信
制御装置プロセッサ110は、チャネル5− 切断要求信号303を通信制御装置109を介して公衆
網102に送出する(ステップ416)。
また、タイマ202をストップする(ステップ417)
そして、公衆網102からのチャネル切断応答信号30
4を待つ「待ち−4」状態になる(ステップ418)。
「待ち−4」状態(ステップ418)で、チャネル切断
応答信号304を受信すると(ステップ419)、通信
制御プロセッサ110は、前記「待ち−1」状態(ステ
ップ406)に戻る。従って、この状態「待ち−1」状
態(ステップ406)では、チャネルは切断されている
「待ち−1」状態(ステップ406)で、次の送信デー
タが一時蓄積メモリ107に蓄積されると、上記の作動
を繰り返し、送信データを送出する。
CPU106は、通信処理を終了する時、通信制御プロ
セッサ110へ通信終了要求信号を出力する。
6 − 通信制御プロセッサ110は、「待ち−1」状態(ステ
ップ406)で、CPU106から通信終了要求信号を
受は取ると(ステップ421)、−時蓄積メモリ107
内に送信データが残っているか否か分析する(ステップ
422)。
送信データが残っていない場合は、通信制御プロセッサ
110は、CPU106に通信終了応答信号を返しくス
テップ424)、前記「空き」状態(ステップ401)
に戻る。
送信データが残っている場合は、通信チャネルを接続し
くステップ408,409,410)、残っている送信
データを通信装置108から送信する(ステップ423
)。これは最後の送信データであるから、タイマ202
は作動させず、送信が終りしだい通信チャネルを切断す
る(ステップ416.418,419)。そして、CP
Ul06に対して通信終了応答信号を出力しくステップ
424)、前記「空き」状態(ステップ401)に戻る
なお、「待ち−1」状態(ステップ406)以外の状態
で、CPU106から通信終了要求信号を受けた場合は
、「待ち−1」状態(ステップ406)まで遷移してか
ら上記と同様に処理する。
さて、先述したように、通信制御プロセッサ110は、
通話時間テーブル201から得た通話時間をタイマ20
2にタイムアウト時間として設定する(ステップ404
)が、実際には単位料金あたりの通話時間よりわずかに
短い時間を設定する。
この理由を次に説明する。
すなわち、通信制御プロセッサ110が、公衆網102
よりチャネル接続応答信号302を受信してからタイマ
202をスタートするまでの間(ステップ410から4
11までの間)に遅延時間がある。また、タイマ202
がタイムアウトした時に送信中でなかったためにチャネ
ルを切断する際、タイマ202のタイムアウトからチャ
ネル切断までの間(ステップ414からステップ416
の間)に遅延時間がある。そこで、単位料金当りの通話
時間をそのままタイムアウト時間としてタイマ202に
設定すると、これらの遅延時間のために、単位料金当り
の通話時間を越えてしまう可能性がある。そこで、タイ
マ202のタイムアウト時間として、単位料金当りの通
話時間よりもわずかに短い時間である“(単位料金当り
の通話時間)−(チャネル接続応答信号受信からタイマ
202をスタートするまでの時間)−(タイマ202の
タイムアウトからチャネル切断終了までの時間)”を設
定するのである。但し、タイマ202がタイムアウトし
た時に送信中であり、連続してタイマ202がスタート
される場合においては、その再スタートのときのタイマ
202のタイムアウト時間は、“単位料金当りの通話時
間”とする。
これは1回目に設定したタイムアウト時間に既に上記遅
延時間が織り込まれているからである。
第5図は、第4図に状態遷移図で示した制御フローを、
接続シーケンス図の形で示したものである。
以上の説明から理解されるように、この実施例によれば
、データの送信がとぎれた時にすぐにチャネルを切断せ
ずに単位料金当りの通話時間が終9 − 了するまでチャネルの接続を保持しているので、その通
話時間内に再び通信データが発生した場合には、新たな
通話料金を必要とすることなく、データを通信できるよ
うになる。
次に、前記第3の観点および第4の観点によるこの発明
の実施例について説明する。
この実施例の構成は、通信制御プロセッサ110の構成
を除いて第1図に示す構成と同じである。
通信制御プロセッサ110は、第6図に示すように、デ
ータ量算出部203を有している。
データ量算出部203は、通話時間テーブル201で得
られる単位料金当りの通話時間と、伝送速度と、適当な
自然数Nとを乗算し、使用量が加算される区切りとなる
適当な時間で送信可能なデータ量を算出するものである
なお、伝送速度は、通信装置108が一時蓄積メモリ1
07から公衆網102ヘデータを送信する速度である。
これは、例えば、ユーザがキーボード103から入力す
ると、CPU106から通信制御プロセッサ110へ通
知される。
2〇 − また、自然数はこの実施例では1であり、とのときは単
位料金当りの通話時間で送信可能なデータ量を算出する
ことになる。しかし、単位料金当りの通話時間で送信可
能なデータ量の1.5倍程度の送信データが続く場合な
どは、自然数として例えば3を採用する。このときは単
位料金当りの通話時間の3倍の時間で送信可能なデータ
量を算出することになる。この方が端数を生じず、チャ
ネルを接続している時間をデータ送信にフルに利用でき
るからである。
第7図は、通信制御プロセッサ110により実行される
制御フローを状態遷移図の形で示したものである。以下
、この状態遷移図に従って説明する。
まず、通信制御プロセッサ110は、「空き」状態(ス
テップ601)にある。
CPU106からのダイナミックアサイン要求信号を受
は付けると(ステップ402)、そのダイナミックアサ
イン要求信号に含まれる宛先地域に対応する単位料金当
りの通話時間を通話時間テーブル201で検索する(ス
テップ403)。
次に、データ量算出部203により単位料金当りの通話
時間と伝送速度とを乗算し、単位料金当りの通話時間で
送信可能なデータ量の算出を行なう(ステップ602)
。伝送速度は、前記ダイナミックアサイン要求信号に含
まれている。
なお、実際には単位料金当りの通話時間よりわずかに短
い時間が乗算に用いられる。このため、算出されるデー
タ量は、単位料金当りの通話時間で送信可能なデータ量
よりわずかに少ないデータ量となるが、これについては
説明の都合上、後で述べる。
次に、−時蓄積メモリ107にCPU106から送られ
てきた送信データを蓄積する準備を完了しくステップ6
03) 、CPU106にダイナミックアサイン準備完
了信号を出力しくステップ405)、−時蓄積メモリ1
07に送信データが前記算出したデータ量だけ蓄積され
るの待つ「待ち1」状態となる(ステップ604)。
通信制御プロセッサ110は、「待ち−1」状態(ステ
ップ604)で、−時蓄積メモリ107に前記算出した
データ量分の送信データが蓄積されたことを検出すると
(ステップ605)、次回の送信データを蓄積するため
に一時蓄積メモリ107の蓄積領域を更新する(ステッ
プ606)。
次に、公衆網102へ通信制御装置109からチャネル
接続要求信号301を送出しくステ・ツブ408)、公
衆網102からチャネル接続応答信号302が送られて
いるのを待つ「待ち−2」状態となる(ステップ607
)。
なお、−時蓄積メモリ107に前記算出したデータ量分
の送信データが蓄積されたことを検出するには、CPU
10.6から一時蓄積メモリ107に送られてきた送信
データを一時蓄積メモリ107上で通信制御プロセッサ
110がカウントすればよい。あるいは、CPU106
が一時蓄積メモリ107に送信データを送出する信号線
上にカウンタを設置して送信データをカウントしてもよ
い。
さて、「待ち一21状態(ステップ607)で、公衆網
102からチャネル接続応答信号302を受は取ると(
ステップ410)、通信制御プロセッサ110は、−時
蓄積メモリ107内の今回分の送信データを通信制御装
置108から送信する(ステップ608)。
送信終了後、公衆網102に対してチャネル切断要求信
号303を送出しくステップ416)、チャネル切断応
答信号304を待つ「待ち−3」状態となる(ステップ
609)。
公衆網102からチャネル切断応答信号304を受信す
ると(ステップ419)、前記「待ち−1」状態(ステ
ップ604)に戻る。
次回分の送信データが再び蓄積されれば、上記と同様に
送信する。
通信制御プロセッサ110は、任意の状態(ステップ6
10)で、CPU106から通信終了要求信号を受ける
と(ステップ421)、送信データが一時蓄積メモリ1
07内に残っているか否か分析する(ステップ422)
送信データが残っていない場合は、通信制御プロセッサ
110は、CPU106に通信終了応答信号を返しくス
テップ424)、前記「空き」状態(ステップ601)
に戻る。
一方、送信データが残っている場合は、公衆網102へ
通信制御装置109からチャネル接続要求信号301を
送出しくステップ408)、チャネル接続応答信号30
2を待つ「待ち−2」状態(ステップ607)となる。
公衆網102からチャネル接続応答信号302を受は取
ると(ステップ410)、通信制御プロセッサ110は
、−時蓄積メモリ107内の送信データを通信制御装置
1108から送信する(ステップ608)。
送信終了後、公衆網102に対しチャネル切断要求信号
303を送出しくステップ416)、チャネル切断応答
信号304を待つ「待ち−3」状態となる(ステップ6
09)。
公衆網102からチャネル切断応答信号304を受信す
ると(ステップ419) 、CPU106に通信終了応
答信号を送出しくステップ424)、前記「空き」状態
(ステップ601)に戻る。
さて、先述したように、データ量算出部203がデータ
量を算出する際に、単位料金当りの通話時間よりわずか
に短い時間を実際には乗算に用いており、このため算出
されるデータ量は単位料金当りの通話時間で送信可能な
データ量よりわずかに少ないデータ量となるが、この理
由は次のとおりである。
すなわち、通信制御プロセッサ110が、チャネル接続
応答信号302を公衆網102から受信してからデータ
送信を開始するまでの間(ステップ410から608ま
での間)に遅延時間がある。
また、チャネル切断処理時(ステップ608から416
の間)にも遅延時間がある。そのため、単位料金当りの
通話時間で送信できるデータ量をそのまま送信しようと
すると、単位料金当りの通話時間を越えてしまう可能性
がある。そこで、単位料金当りの通話時間よりもわずか
に短い時間である“(単位料金当りの通話時間)−(チ
ャネル接続応答信号受信からデータ送信開始までの時間
)=(データ送信終了からチャネル切断までの時間)”
を用いて゛伝送速度”と乗算し、単位料金当りの通話時
間で送信可能なデータ量よりわずかに少ないデータ量を
算出するのである。但し、単位料金当りの通話時間で送
信できるデータ量のN(≧2)倍以上の送信データを続
けて送信する場合は、データ量を[((単位料金当りの
通話時間)−(チャネル接続応答信号受信からデータ送
信開始までの時間)−(データ送信終了からチャネル切
断までの時間))×(伝送速度)]+[(単位料金当り
の通話時間)×(伝送速度)x(N−1)]とする。こ
れは遅延時間は1回だけ考慮すれば足るからである。
第8図は、第7図に状態遷移図で示した制御フローを、
接続シーケンス図の形で示したものである。
以上の説明から理解されるように、この実施例によれば
、単位料金当りの通話時間で送信できるデータ量にまと
めてから送信するので、従来よりもチャネルの接続切断
の回数が減り、使用料が低減されることになる。また、
チャネルの利用効率7− も高くなる。
次に、前記第1の観点および第2の観点によるこの発明
の他の実施例について説明する。
第9図は、この発明の一実施例の通信処理装置をインタ
フェース装置Iとして端末装置T2と公衆網102の間
に介設したデータ通信システムを示すものである。
このデータ通信システムが第1図に示すデータ通信シス
テムと相違する点は以下のとおりである。
まず、端末装置T2は、第1図の端末装置T1から通信
処理装置101を取り除いた上に、通信チャネル111
を介してデータを送受信する通信装置802と、通信チ
ャネル111を制御するための制御信号を通信制御チャ
ネル112を介して伝送する通信制御装置803と、通
信チャネル111と通信制御チャネル112とを時分割
伝送技術により加入者回線113上に多重化したり、そ
の逆に加入者回線113上に多重化された通信チャネル
111と通信制御チャネル112とを分離する多重分離
装置807とを付加した構成である。
次に、インタフェース装置Iは、第1図の端末装置T1
から通信処理装置101を別装置として取り出した上に
、前記端末装置T2との間で通信チャネル111を介し
てデータの送受信を行う通信装置804と、端末装置T
2との間で通信制御チャネル112を介して制御信号を
送受信することにより前記通信チャネル111を制御す
る通信装置805と、端末装置T2側の通信チャネル1
11と通信制御チャネル112とを時分割伝送技術によ
り端末装置T2側の加入者回線113上に多重化したり
、その逆に端末装置T2側の加入者回線113上に多重
化された通信チャネル111と通信制御チャネル112
とを分離する多重分離装置806と、端末装置T2との
通信速度や公衆網102との伝送速度を設定する入力装
置801とを付加した構成である。
インタフェース装置Iの通信制御プロセッサ110は、
第4図の制御フローと共に第10図に状態遷移図で示す
制御フローを実行する。以下、その作動の順に説明する
インタフェース装置Iの通信制御プロセッサ110は、
第10図における「空き」状態(ステップ901)にお
いて、端末装置T2の通信制御装置803からチャネル
接続要求信号301を受は取ると(ステップ902)、
第10図の制御フローから第4図の制御フローへダイナ
ミックアサイン要求を通知しくステップ903)、第1
0図の制御フローは「待ち−1」状態(ステップ9o4
)になる。
通信制御プロセッサ110は、第4図の「空き」状態(
ステップ401)で、前記ダイナミックアサイン要求を
受けると(ステップ4o2)、「ステップ403」と「
ステップ4o4」とを実行し、次いで第4図の制御フロ
ーから第10図の制御フローへダイナミックアサイン準
備、完了を通知しくステップ405)、第4図の制御フ
ローは「待ち−1」状態(ステップ406)になる。
通信制御プロセッサ110は、第10図の「待ち−1」
状態(ステップ904)で、前記ダイナミックアサイン
準備完了を受けると(ステップ9O5)、端末装置T2
ヘチャネル接接続応答骨302を送信しくステップ90
6)、第10図の制御フローは「待ち−2」状態(ステ
ップ907)となる。
端末装置T2は、前記チャネル接続応答信号302を受
信すると、通信チャネル111が接続されたものとして
通常の通信状態となる。すなわち、この時点で、端末装
置T2は、インタフェース装置Iにデータを送信し始め
る。
この送信データは、インタフェース装置Iの通信装置8
04で受信され、−時蓄積メモリ107に蓄積される。
インタフェース装置Iの通信制御プロセッサ110は、
第4図の「待ち−1」状態で、送信データの蓄積を検出
すると(ステップ407)、公衆網102に対してチャ
ネル接続要求信号301を送信する(ステップ408)
。この公衆網へのチャネル接続要求信号301の宛先ア
ドレスには、端末装置T2からインタフェース装置Iへ
のチャネル接続要求信号301内の宛先アドレスをその
まま設定する。
この後の通信制御プロセッサ110の作動は第4図を参
照して先に説明した作動と同様であり、説明は省略する
端末装置T2は、通信処理が終了すると、チャネル切断
要求信号303を通信制御装置803からインタフェー
ス装置■に送信する。
インタフェース装置■の通信制御プロセッサ110は、
第10図の「待ち−2」状態(ステップ907)で、前
記チャネル切断要求信号303を受は付ける(ステップ
908)。そして、第10図の制御フローから第4図の
制御フローへ通信終了要求を通知しくステップ909)
、「待ち−3」状態(ステップ910)になる。
第4図の制御フローは、前記通信終了要求を受けると、
第4図を参照して先に説明したように通信終了の処理を
する。そして、第4図の制御フローから第10図の制御
フローへ通信終了応答を通知する(ステップ424)。
通信制御プロセッサ110は、第10図の「待51− ち−3」状態(ステップ910)で、前記通信終了応答
を受は取ると(ステップ911)、端末装置T2にチャ
ネル切断応答信号304を送信しくステップ912)、
前記「空き」状態(ステップ901)に戻る。
端末装置T2は、インタフェース装置Iからチャネル切
断応答信号304を受信すると、チャネルを切断する。
第11図は、上記作動を接続シーケンス図の形で示した
ものである。
以上のこの発明の通信処理装置をインタフェース装置I
に含めた構成によっても、前記第1の観点および第2の
観点によるこの発明の効果が得られる。
上記第1の観点および第2の観点によるこの発明の他の
実施例における第4図の制御フローの代わりに第7図の
制御フローを用いれば、前記第3の観点および第4の観
点によるこの発明の他の実施例となる。
第12図は、第7図と第10図の制御フローの組み合わ
せによる作動を接続シーケンス図の形で示したものであ
る。
以上の構成によっても、前記第3の観点および第4の観
点によるこの発明の効果を得られる。
次に、端末装置とインタフェース装置の間に交換機を置
いた場合の実施例を説明する。
第13図は、−群の端末装置T2i(i=1〜n)と−
群のインタフェース装置Ij(j=1〜m)の間に交換
機Sを置き、任意の端末装置T21から任意のインタフ
ェース装置Ijを使用できるようにしたデータ通信シス
テムを示すものである。
個々の端末装置T2iはインタフェース装置Ijを共有
可能となり、n>mとすれば、この発明にかかるインタ
フェース装置数を節約できる。nに対するmの値は、端
末装置T2iがインタフェース装置Ijを使用する頻度
に応じて定めるのが好ましいが、最低m=1でもかまわ
ない。
端末装置T2iは、第9図の端末装置T2と基本的に同
じであるが、第9図の端末装置T2においてインタフェ
ース装置■に接続されていた加入者回線113が交換機
Sに接続されていることと、第9図の端末装置T2にお
いて通信制御装置803から送信するチャネル接続要求
信号301が第14図に示すチャネル接続要求信号30
5になることの2点が異なっている。
インタフェース装置■jは、第9図のインタフェース装
置Iと制御フローも含めて基本的に同じであるが、第9
図のインタフェース装置Iにおいて端末装置T2に接続
されていた加入者回線113が交換機Sに接続されてい
ることと、第9図のインタフェース装置Iにおいて通信
制御装置805が端末装置T2から受信するチャネル接
続要求信号301が交換機Sから受信する第14図に示
すチャネル接続要求信号305になることの2点が異な
っている。
交換機Sは、端末装置T2iの通信制御装置803また
はインタフェース装置Ijの通信制御装置805と通信
制御チャネル112を介して制御信号を送受信する通信
制御装置1201と、通信チャネル111を交換接続す
る交換スイッチ1202と、通信チャネル111と通信
制御チャネル112とを時分割伝送技術により加入者回
線113上に多重化したり、その逆に加入者回線113
上に多重化された通信チャネル111と通信制御チャネ
ル112とを分離する多重分離装置1205と、メモリ
1203と、交換機全体の制御を行なう制御プロセッサ
1204とを具備している。
第14図のチャネル接続要求信号305は、信号種別(
チャネル接続要求)、接続先アドレス(インタフェース
装置Iのアドレス)およびチャネルのダイナミックアサ
イン用情報(宛先アドレスおよび伝送速度)から構成さ
れている。チャネルのダイナミックアサイン用情報は、
インタフェース装置■で利用される情報である。ダイナ
ミックアサイン用情報に伝送速度を含めているのは、イ
ンタフェース装置■jを共有するため、端末装置T2i
側から伝送速度を指定する場合があるからである。この
チャネル接続要求信号305は、l5DNの回線交換接
続用信号の一つである呼設35 定信号を利用でき、その呼設定信号のユーザ・ユーザ情
報要素にチャネルのダイナミックアサイン用情報を含め
ることが出来る。
次に作動を説明する。
端末装置T2iで送信データが発生すると、端末装置T
2iの通信制御装置803から交換機Sに対してチャネ
ル接続要求信号305が送信される。
交換機Sは、チャネル接続要求信号305を受信すると
、チャネル接続要求信号305内の接続先アドレスに指
定されているインタフェース装置Ijヘチャネル接続要
求信号805を送信する。
インタフェース装置Ijは、第4図と第10図の制御フ
ローの組合せ又は第7図と第10図の制御フローの組合
せに従って作動する。そこで、交換機Sからチャネル接
続要求信号305を受信すると、この発明にかかる制御
の準備を行ない(ステップ403と404又はステップ
403と602と603)、交換機Sに対してチャネル
接続応答信号302を送信する(ステップ906)。
6− 交換機Sは、前記チャネル接続応答信号302を受信す
ると、端末装置T2iに対してチャネル接続応答信号3
02を送信すると共に、交換スイッチ602を制御して
端末装置T2iとインタフェース装置11間の通信チャ
ネルを設定する。
端末装置T2jは、チャネル接続応答信号302を受信
すると、通信チャネルが接続されたものとしてデータ送
信を開始する。
この端末装置T2jからの送信データは、第4図と第1
0図の制御フローの組合せ又は第7図と第10図の制御
フローの組合せに従ったインタフェース装置Ijの作動
によって、インタフェース装置Ijから公衆網102へ
と送信される。その際、公衆網102への発呼を行うチ
ャネル接続要求信号301の接続先アドレスとしては、
前記チャネル接続要求信号305内のチャネルのダイナ
ミックアサイン用情報の宛先アドレスを用いる。
さて、端末装置T2iでの通信処理が終了すると、端末
装置T2iから交換機Sヘチャネル切断要求信号303
が送信される。
交換機Sは、前記チャネル切断要求信号303を受信す
ると、インタフェース装置Ijに対しチャネル切断要求
信号303を送信する。
インタフェース装置Ijは、前記チャネル切断要求信号
303を受信すると、第4図と第10図の制御フローの
組合せ又は第7図と第10図の制御フローの組合せに従
った作動によって、この発明にかかる制御を終了し、チ
ャネル切断応答信号304を交換機Sへ送信する(ステ
ップ912)。
交換機Sは、前記チャネル切断応答信号304を受信す
ると、端末装置T2iに対しチャネル切断信号304を
送信すると共に、交換スイッチ1202を制御して端末
装置T2iとインタフェース装置13間の通信チャネル
を切断する。
第15図は、第4図と第10図の制御フローの組合せに
従った作動を接続シーケンス図の形で示したものである
第16図は、第7図と第10図の制御フローの組合せに
従った作動を接続シーケンス図の形で示したものである
9 − 以上のように、端末装置とインタフェース装置の間に交
換機を置く構成によっても、前記第Iの観点および第2
の観点によるこの発明の効果または前記第3の観点およ
び第4の観点によるこの発明の効果を得られる。
次に、前記第1の観点および第2の観点による発明と第
5の観点による発明とを組み合わせた実施例について説
明する。
データ通信システムの構成は、第1図または第9図また
は第13図のいずれの構成であってもよい。
制御信号は、第3図(a)〜(d)に示す制御信号30
1〜304および第14図に示す制御信号305に加え
て、第17図(a)〜(c)に示す制御信号306〜3
08が用いられる。
第17図(a)〜(C)に示す制御信号306〜308
は、公衆網102を介して端末装置間またはインタフェ
ース装置間または端末装置とインタフェース装置の間で
送受信される制御信号である。
(a)は、宛先の端末装置T2がチャネルを切断し0 てもよい状態にあるか否かを問い合せるためのチャネル
切断間合せ信号306である。このチャネル切断間合せ
信号306は、I SDNのユーザ情報信号を利用でき
、そのユーザ情報信号のユーザ・ユーザ情報要素にチャ
ネル切断間合せ用情報を含めることが出来る。(b)は
、前記チャネル切断間合せ信号306に対する応答信号
の一つで、チャネル切断可能状態にあることを通知する
チャネル切断許可信号307である。このチャネル切断
許可信号307は、l5DNのユーザ情報信号を利用で
き、そのユーザ情報信号のユーザ・ユーザ情報要素にチ
ャネル切断許可用情報を含めることが出来る。(c)は
、前記チャネル切断間合せ信号306に対する応答信号
の他の一つで、チャネル切断不可能状態であることを通
知するチャネル切断不許可信号308である。このチャ
ネル切断不許可信号308は、l5DNのユーザ情報信
号を利用でき、そのユーザ情報信号のユーザ・ユーザ情
報要素にチャネル切断不許可用情報を含めることが出来
る。
なお、制御信号301〜308として、l5DNの回線
交換接続用信号を利用する場合は、前記制御信号におけ
る信号種別(チャネル接続要求等)は、l5DNの回線
交換接続用信号の情報要素の信号種別に相当する。また
、前記接続先アドレス(宛先アドレス等)は、l5DN
の回線交換接続用信号の情報要素の着番号や着サブアド
レスに相当する。
さて、制御フローは、第4図の制御フローの一部に第1
8図(a)に示すチャネル切断問合せの制御フローに挿
入したもの及び新たに追加される第18図(b)の制御
フローとなる。
以下、作動を説明するが、チャネルの切断を間合せる端
末装置またはインタフェース装置を送元装置、チャネル
の切断の問合せを受けた端末装置またはインタフェース
装置を宛先装置と称する。
まず、送元装置では、第4図のデータ送信中か否かの分
析(ステップ415)でデータ送信中でない場合、又は
、最後の送信データを送信し終わった場合(ステップ4
23)、第18図(a)の制御フローに従って、通信制
御装置から宛先装置へチャネル切断間合せ信号306を
送信しくステップ1501)、「間合せ応答待ち」状態
(ステップ1502)になる。
宛先装置は、第18図(b)の制御フローに従い、「空
き」状態(ステップ1505)で前記チャネル切断間合
せ信号306を受信すると(ステップ1506)、チャ
ネル切断可能か否かを分析する(ステップ1507)。
分析内容は、例えば、データ送信中か否か等である。分
析結果が、チャネル切断可能の場合、宛先装置は、送元
装置へチャネル切断許可信号307を送出しくステップ
1508)、「空き」状態(ステップ1505)に戻る
。一方、チャネル切断不可の場合、宛先装置は、送元装
置へチャネル切断不許可信号308を送信しく1509
)、「空き」状態(ステップ1505)に戻る。
送元装置は、第18図(a)の「間合せ応答待ち」状態
(ステップ1502)で、チャネル切断許可信号を受信
すると(ステップ1503)、第4図のステップ416
に移行し、公衆網102に対してチャネル切断要求信号
303を送信する(ステップ416)。一方、チャネル
切断不許可信号308を受信すると(ステップ1504
)、第4図のステップ413に移行し、通信チャネル接
続状態(ステップ413)になる。その後の処理は、第
4図に示すとおりである。
以上により、送元装置は、宛先装置がチャネル切断可能
であることを確認してからチャネル切断処理に移るから
、宛先装置が通信中にチャネルが切断されることが防止
される。
なお、この問合せのために、タイマ202がタイムアウ
トしてから実際にチャネル切断をするまでの遅延時間が
増加するので、タイマ202に設定するタイムアウト時
間をこの遅延分だけ余分に短くしておけば良い。
次に、前記第3の観点および第4の観点による発明と第
5の観点による発明とを組み合わせた実施例について説
明する。
データ通信システムの構成は、第1図または第9図また
は第13図のいずれの構成であってもよい。
制御信号は、第3図(a)〜(d)に示す制御信号30
1〜304と、第14図に示す制御信号305と、第1
7図(a)〜(C)に示す制御信号306〜308とが
用いられる。
制御フローは、第7図の制御フローの一部に第19図(
a)に示すチャネル切断問合せの制御フローに挿入した
もの及び新たに追加される第19図(b)の制御フロー
となる。
以下、作動を説明する。
まず、送元装置では、第7図の制御フローにおいて一時
蓄積メモリ内の今回送信分の送信データを送信すると(
ステップ608)、第19図(a)の制御フローに従っ
て宛先装置へチャネル切断間合せ信号306を送信しく
ステップ1501)、「間合せ応答待ち」状態(ステッ
プ1502)になる。
宛先装置は、第19図(b)の「空き」状態(ステップ
1505)で、前記チャネル切断間合せ信号306を受
信すると(ステップ1506)、チャネル切断可能か否
か分析する(ステップ1507)。
チャネル切断可能の場合、宛先装置は、チャネル切断許
可信号307を送元装置へ送信しくステップ1508)
、「空き」状態(ステップ1305)に戻る。一方、チ
ャネル切断不可の場合、宛先装置は、チャネル切断不許
可信号308を送元装置へ送信しくステップ1509)
、「チャネル切断条件成立待ち」状態(ステップ160
2)になる。
送元端末は、第19図(a)の「間合せ応答待ち」状態
(ステップ1502)で、前記チャネル切断許可信号3
07を受信すると(ステップ1503)、第6図のステ
ップ416に移行し、公衆網102に対してチャネル切
断要求信号303を送信する(ステップ416)。その
後は、第6図の処理と同じである。一方、前記チャネル
切断不許可信号308を受信すると(ステップ1504
)、宛先装置からのチャネル切断許可信号を待つ「許可
待ち」状態(ステップ1601)になる。
宛先装置において、「チャネル切断条件成立待ち」状態
(ステップ1602)で、チャネル切断条件が成立する
と(ステップ1603)、送元装置へチャネル切断許可
信号307を送信しくステップ1508)、「空き」状
態(ステップ1505)に戻る。
送元装置は、「許可待ち」状態(ステップ1601)で
、前記チャネル切断許可信号を受信すると(ステップ1
503)、第7図のステップ416に移行し、公衆網1
02に対してチャネル切断要求信号303を送信する(
ステップ416)。
その後の処理は、第7図の処理と同じである。
方、送元装置が「許可待ち」状態(ステップ1601)
にあるときに、送元装置内で再度データが蓄積され、所
定のデータ量の蓄積が検出(ステ・ツブ605)される
と、第7図のステップ606に移行し、−時蓄積メモリ
領域の更新を行なう。その後の処理は、第7図の処理と
同じである。
以上により、送元装置は、宛先装置がチャネル7− 切断可能な状態にあることを確認してからチャネル切断
処理に移るから、宛先装置が通信中にチャネルを切断す
るといった不都合が防止される。
なお、この問合せのために、−時蓄積メモリ内の今回送
信号の送信データを送信終了してから実際にチャネルを
切断するまでの遅延時間が増加するので、送信データ量
をその遅延分だけ少なくしておけばよい。
さらに他の実施例としては、チャネルの接続制御を第7
図の制御フローに従って行うと共に、チャネルの切断制
御を第4図の制御フローに従って行うものが挙げられる
次に、第20図は、P OS (Point Of 5
ales)システムにこの発明を適用した一例である。
このPOSシステムは、各店舗の売上情報等を一括管理
する本部コンピュータHと、各店舗に設置され売上情報
を入力する一群のPOSターミナルPTi  (i=1
〜n)と、それらPOSターミナルPTiからの売上情
報等を蓄積し公衆網102を介して本部コンピュータH
へ常時送信するス8 ドアコントローラSCとから基本的になっている。
この発明のインタフェース装置Iは、ストアコントロー
ラSCと公衆網102の間に設置される。
このような構成により、公衆網102の使用料を節約す
ることが出来る。
なお、POSデータは間欠的に発生し、1回のデータ発
生量が少なく、且つ、リアルタイム性をそれほど要求さ
れないことから、第7図と第10図に示す制御フローに
よるものが適すると考えられる。
[発明の効果] 第1の観点および第2の観点におけるこの発明によれば
、公衆網の使用量が加算される区切りとなる時間内はチ
ャネルが接続されたままとなり、送信データが無い場合
のみ前記区切り時間の時点でチャネルが切断される。そ
こで、無駄なチャネルの接続/切断が減り、使用料を節
約できるようになる。
また、第3の観点および第4の観点におけるこの発明に
よれば、公衆網の使用量が加算される区切りとなる時間
内で送信できるデータ量になるまで送信データが蓄積さ
れてから公衆網に対してチャネル接続を要求する。そこ
で、無駄なチャネルの接続/切断が減ると共に、チャネ
ルの接続時間をフルに利用してデータの送信を行なうこ
ととなり、使用料を節約できると共に、チャネルを効率
よく使用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる通信処理装置を端末装置に含
むデータ通信システムの一例のブロック図、第2図は通
話時間テーブルとタイマを含む通信制御プロセッサのブ
ロック図、第3図は各制御信号の例示図、第4図はこの
発明にかかる制御フローの一例を示す状態遷移図、第5
図は第4図の制御フローの接続シーケンス図、第6図は
通話時間テーブルとデータ量算出部を含む通信制御プロ
セッサのブロック図、第7図はこの発明にかかる制御フ
ローの他の一例を示す状態遷移図、第8図は第7図の制
御フローの接続シーケンス図、第9図はこの発明にかか
る通信処理装置をインタフェ−ス装置に含むデータ通信
システムの一例のブロック図、第10図はこの発明にか
かる制御フローのさらに他の一例を示す状態遷移図、第
11図は第9図のデータ通信システムで第4図と第10
図の制御フローを組み合せたときの接続シーケンス図、
第12図は第9図のデータ通信システムで第7図と第1
0図の制御フローを組み合せたときの接続シーケンス図
、第13図は端末装置とインタフェース装置の間に交換
機を含むデータ通信システムの一例のブロック図、第1
4図は制御信号の例示図、第15図は第13図のデータ
通信システムで第4図と第10図の制御フローを組み合
せたときの接続シーケンス図、第16図は第13図のデ
ータ通信システムで第7図と第10図の制御フローを組
み合せたときの接続シーケンス図、第17図は各制御信
号の例示図、第18図はこの発明にかかる制御フローの
他の一例を示す状態遷移図、第19図はこの発明にかか
る制御フローのさらに他の一例を示す状態遷移図、第2
0図はPOSシステムにこの発明を適用した一例のブロ
ック図、第21図は状態遷移図の各記号の分類説明図で
ある。 (符号の説明) 101・・・通信処理装置 102・・・公衆網 106・・・CPU 107・・・−時蓄積メモリ 108.802,804・・・通信装置109.803
,805.1201−・・通信制御装置110・・・通
信制御プロセッサ 112・・・通信制御チャネル 202・・・タイマ 203・・・データ量算出部 1204・・・制御プロセッサ Tl、T2.T2i  (i=1〜n)−・・端末装置
■・・・インタフェース装置 S・・・交換機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、公衆網のチャネルを介してデータ通信を行なうデー
    タ通信システムにおいて、 使用料が加算される区切りとなる時間の直 前毎に送信データの有無を判定し、送信データが有れば
    チャネルの接続を継続し、送信データが無ければチャネ
    ルを切断することを特徴とするチャネルの切断管理方式
    。 2、公衆網のチャネルを通じてデータ通信を行うための
    通信処理装置において、 使用料が加算される区切りとなる時間の直 前毎にタイムアップ信号を出力するタイマ手段と、前記
    タイムアップ信号が出力されたときに送信中のデータの
    有無を検出し送信中のデータが有ればチャネルの接続を
    継続するが送信データが無ければチャネルを切断するチ
    ャネル切断制御手段とを具備したことを特徴とする通信
    処理装置。 3、公衆網のチャネルを介してデータ通信を行なうデー
    タ通信システムにおいて、 使用料が加算される区切りとなる時間で送 信可能なデータ量よりわずかに少ないデータ量まで送信
    データを蓄積してから公衆網にチャネルの接続を要求す
    ることを特徴とするチャネルの接続管理方式。 4、公衆網のチャネルを通じてデータ通信を行うための
    通信処理装置において、 通信処理に伴う送信データを蓄積する送信 データ蓄積手段と、使用料が加算される区切りとなる時
    間で送信可能なデータ量よりわずかに少ないデータ量ま
    で前記送信データが蓄積されたときに公衆網にチャネル
    の接続を要求するチャネル接続制御手段とを具備したこ
    とを特徴とする通信処理装置。 5、公衆網のチャネルを通じてデータ通信を行う端末装
    置において、請求項2および/または請求項4の通信処
    理装置を含むことを特徴とする端末装置。 6、端末装置と公衆網の間に介設されるインタフェース
    装置であって、請求項2および/または請求項4の通信
    処理装置を含むことを特徴とするインタフェース装置。 7、複数の端末装置と請求項6のインタフェース装置の
    間に交換機を介設し、複数の端末装置で請求項6のイン
    タフェース装置を共用することを特徴とするデータ通信
    システム。 8、公衆網のチャネルを介してデータ通信を行なうデー
    タ通信システムにおいて、 チャネルを切断する前に宛先装置へチャネ ルを切断する旨の通知を送り、宛先装置からチャネルの
    切断許可を得た後にチャネルを切断することを特徴とす
    るチャネルの切断管理方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7081107B2 (en) 2002-07-02 2006-07-25 Terumo Kabushiki Kaisha Syringe and prefilled syringe
JP2009278641A (ja) * 2002-06-28 2009-11-26 Qualcomm Inc ネットワークにおける装置のためのデータチャネル資源の最適化

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