JPH11215236A - 交換機システム及び加入者接続方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、各交換機にて収容する加入者に対し
て特定の交換サービスを提供可能な交換機システムにお
いて、加入者が接続される交換機を必要に応じて切り替
え可能とし、少数の交換機に新規交換サービスを導入す
ることにより同時期に該サービスを提供可能な交換機シ
ステムを提供することを目的とする。 【解決手段】複数の交換機がネットワークを介して相互
接続する構成とし、各交換機にて収容する加入者に対し
て特定の交換サービスを提供可能な交換機システムにお
いて、加入者から要求された交換サービスが自交換機に
て提供不可能な場合、自交換局内に予め記憶されている
所定の情報に基づいて、該交換サービスを提供可能な他
の交換機を検索する検索手段と、該検索手段にて検索さ
れた他の交換機に対して接続を切り替える切替手段とを
有する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、複数の交換機がネ
ットワークを介して相互接続する構成とし、各交換機に
て収容する加入者に対して特定の交換サービスを提供可
能な交換機システム、及び加入者接続方法に関する。近
年、加入者に対する交換サービスは急速に多様化しつつ
ある。交換機システムによる交換サービスは、これまで
の単純な電話機間の通話接続に加え、ユーザーの要求、
及び電話会社としての高収益化の要求に従い、三者通話
機能、呼転送機能、フリーダイヤル機能等のＳｕｐｐｌ
ｅｍｅｎｔａｒｙ ｓｅｒｖｉｓｅの数が急増してい
る。

【０００２】

【従来の技術】従来の交換機システムは、複数の交換機
がネットワークを介して相互接続する構成とし、各交換
機にて収容する加入者に対して、例えば、三者通話機
能、呼転送機能、フリーダイヤル機能等の交換サービス
を提供する。加入者は、例えば、フリーダイヤル機能の
交換サービスを利用する場合、サービスアクセスコード
として’０１２０’をダイヤルする。尚、三者通話機
能、呼転送機能を利用する場合はそれぞれに対応するサ
ービスアクセスコードを入力する。

【０００３】従来の交換機システムでは、該交換機シス
テム内の該加入者を収容する交換機がそのサービスアク
セスコード’０１２０’を受信すると、該交換機がＩｎ
ｔｅｌｌｉｇｅｎｔ Ｎｅｔｗｏｒｋ（ＩＮ）を使用
し、該加入者に対してフリーダイヤル機能を提供する。
また、従来の交換機システムは、新しい交換サービスが
開発されると、該交換サービスの同時期の導入に合わせ
て、すべての交換機システム内の交換機のソフトウェア
を入れ換えている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
交換機システムは、新規交換サービスを導入する場合、
該交換機システム内のすべての交換機で該新規サービス
を導入しなければならないため、すべての交換機のソフ
トウェアを入れ換えるための費用の増加が問題となって
いる。

【０００５】また、従来の交換機システムは、新規交換
サービスを導入する場合、該交換機システム内のすべて
の交換機で同時期に該新規サービスを実施しなければな
らず、すべての交換機の新規サービス導入時期が一致し
ないことによる実施の遅れが問題となっている。本発明
は、各交換機にて収容する加入者に対して特定の交換サ
ービスを提供可能な交換機システムにおいて、加入者が
接続される交換機を必要に応じて切り替え可能とし、少
数の交換機に新規交換サービスを導入することにより同
時期に該サービスを提供可能な交換機システムを提供す
る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、本発明の交換機システムは、請求項１に記載
のように、複数の交換機がネットワークを介して相互接
続する構成とし、各交換機にて収容する加入者に対して
特定の交換サービスを提供可能な交換機システムにおい
て、加入者から要求された交換サービスが自交換機にて
提供不可能な場合、自交換局内に予め記憶されている所
定の情報に基づいて、該交換サービスを提供可能な他の
交換機を検索する検索手段と、該検索手段にて検索され
た他の交換機に対して接続を切り替える切替手段とを有
し、該加入者に対して他の交換機が有する特定の交換サ
ービスを提供することを特徴とする。

【０００７】上記のように構成される交換機システム
は、例えば、複数の交換機が該交換機に対応するネット
ワーク上の伝送装置を介して加入者と接続し、各交換機
がそれぞれ特定の加入者を収容する。また、各交換機
は、それぞれの加入者から要求された交換サービスが自
交換機にて提供不可能な場合に該交換サービスを提供可
能な他の交換機を検索するための、上記所定の情報とし
て、例えば、他の交換機と該交換機で提供可能な交換サ
ービスとを対応付けて記憶するデータベースを有する。

【０００８】ここで、例えば、加入者が新規の交換サー
ビスの提供を受けるため、該交換サービスのアクセスコ
ードをダイヤルし、加入者が接続する交換機で該交換サ
ービスが導入されていない場合、該交換機は、そのアク
セスコードが自交換機にて提供できない新規交換サービ
スと認識すると、検索手段にて自交換機内のデータベー
スを検索し、交換機システム内の他の交換機で提供可能
かどうかを検索する。検索手段にて提供可能な他の交換
機が検索されると、前記伝送装置は、切替手段にて加入
者との接続を他の交換機に切り替える。

【０００９】従って、本発明の交換機システムは、新規
交換サービスを導入する場合、従来の交換機システムの
ように、該システム内のすべての交換機で該新規サービ
スを導入しなくても良く、少数の交換機のソフトウェア
の入れ換えだけで良いため、ソフトウェアを入れ換える
ための費用が大幅に削減できる。また、本発明の交換機
システムは、特定の交換機に新規交換サービスを導入す
るだけで網内の加入者に該交換サービスを提供可能なた
め、加入者が接続する交換機において該交換サービスの
導入を待つことなく、早期に該交換サービスが利用可能
となる。

【００１０】また、本発明の交換機システムは、請求項
２に記載のように、請求項１記載の交換機システムにお
いて、前記交換サービスを提供した他の交換機による呼
終了後、該交換サービスの要求元の交換機は、前記切替
手段にて制御を切り戻すことを特徴とする。従って、本
発明の交換機システムは、コール毎（ＣＡＬＬ ＢＹ
ＣＡＬＬ）に、交換サービスを提供した交換機と加入者
との接続を、交換サービスの要求元の交換機に自動的に
切り戻すことが可能となる。

【００１１】また、本発明の交換機システムは、請求項
３に記載のように、請求項１記載の交換機システムにお
いて、前記交換サービスを提供した他の交換機による呼
終了後、該交換機は、該加入者からの所定の入力信号に
基づいて、継続的に該加入者からの呼を受け付けるかど
うかを判断することを特徴とする。従って、本発明の交
換機システムは、コール毎に、交換サービスを提供した
交換機と加入者との接続を交換サービスの要求元の交換
機に切り戻すかどうかを、加入者からの要求により選択
する。

【００１２】また、本発明の交換機システムにおける加
入者接続方法は、請求項４に記載のように、複数の交換
機がネットワークを介して相互接続し、各交換機にて収
容する加入者に対して特定の交換サービスを提供する交
換機システムの加入者接続方法において、加入者から要
求された交換サービスが自交換機にて提供不可能な場
合、自交換局内に予め記憶されている所定の情報に基づ
いて、該交換サービスを提供可能な他の交換機を検索す
る検索ステップと、該検索ステップにて検索された他の
交換機に対して接続を切り替える切替ステップとを有
し、該加入者に対して他の交換機が有する特定の交換サ
ービスを提供することを特徴とする。

【００１３】上記の加入者接続を実行する交換機システ
ムは、例えば、複数の交換機が該交換機に対応するネッ
トワーク上の伝送装置を介して加入者と接続し、各交換
機がそれぞれ特定の加入者を収容する。また、各交換機
は、それぞれの加入者から要求された交換サービスが自
交換機にて提供不可能な場合に該交換サービスを提供可
能な他の交換機を検索するための、上記所定の情報とし
て、例えば、他の交換機と該交換機で提供可能な交換サ
ービスとを対応付けて記憶するデータベースを有する。

【００１４】ここで、例えば、加入者が新規の交換サー
ビスの提供を受けるため、該交換サービスのアクセスコ
ードをダイヤルし、加入者が接続する交換機で該交換サ
ービスが導入されていない場合、該交換機は、そのアク
セスコードが自交換機にて提供できない新規交換サービ
スと認識すると、検索ステップにて自交換機内のデータ
ベースを検索し、交換機システム内の他の交換機で提供
可能かどうかを検索する。検索ステップにて提供可能な
他の交換機が検索されると、前記伝送装置は、切替ステ
ップにて加入者との接続を他の交換機に切り替える。

【００１５】従って、本発明の交換機システムにおける
加入者接続方法を利用すると、新規交換サービスを導入
する場合、従来の交換機システムのように、該システム
内のすべての交換機で該新規サービスを導入しなくても
良く、少数の交換機のソフトウェアの入れ換えだけで良
いため、ソフトウェアを入れ換えるための費用が大幅に
削減できる。

【００１６】また、本発明の交換機システムにおける加
入者接続方法を利用すると、特定の交換機に新規交換サ
ービスを導入するだけで網内の加入者に該交換サービス
を提供可能なため、加入者が接続する交換機において該
交換サービスの導入を待つことなく、早期に該交換サー
ビスが利用可能となる。また、本発明の交換機システム
における加入者接続方法は、請求項５に記載のように、
請求項４記載の加入者接続方法において、前記交換サー
ビスを提供した他の交換機による呼終了後、該交換サー
ビスの要求元の交換機は、前記切替ステップにて制御を
切り戻すことを特徴とする。

【００１７】従って、本発明の加入者接続方法を利用す
る交換機システムは、コール毎（ＣＡＬＬ ＢＹ ＣＡ
ＬＬ）に、交換サービスを提供した交換機と加入者との
接続を、交換サービスの要求元の交換機に自動的に切り
戻すことが可能となる。また、本発明の交換機システム
における加入者接続方法は、請求項６に記載のように、
請求項４記載の加入者接続方法において、前記交換サー
ビスを提供した他の交換機による呼終了後、該交換機
は、該加入者からの所定の入力信号に基づいて、継続的
に該加入者からの呼を受け付けるかどうかを判断するこ
とを特徴とする。

【００１８】従って、本発明の加入者接続方法を利用す
る交換機システムは、コール毎に、交換サービスを提供
した交換機と加入者との接続を交換サービスの要求元の
交換機に切り戻すかどうかを、加入者からの要求により
選択する。また、本発明の交換機システム内の交換機
は、請求項７に記載のように、ネットワーク上の伝送装
置を介して加入者と接続し、該加入者に対して特定の交
換サービスを提供する交換機において、該加入者から要
求された交換サービスが自交換機にて提供不可能な場
合、自交換局内に予め記憶されている所定の情報に基づ
いて、該交換サービスを提供可能な他の交換機を検索す
る検索手段を有する構成とする。

【００１９】本発明の交換機は、加入者からのアクセス
コードを受信し、そのアクセスコードが自交換機にて提
供できない新規交換サービスと認識すると、検索手段に
て自交換機内のデータベースを検索し、交換機システム
内の他の交換機で新規交換サービスを提供可能かどうか
を検索する。また、本発明の交換機システム内の伝送装
置は、請求項８に記載のように、加入者に対して特定の
交換サービスを提供する交換機をネットワーク上に接続
する伝送装置において、加入者から要求された交換サー
ビスが自交換機にて提供不可能な場合、該交換機にて検
索された他の交換機に対して接続を切り替える切替手段
を有する構成とする。

【００２０】本発明の伝送装置は、自伝送装置と接続す
る交換機の検索手段にて、新規交換サービスを提供可能
な他の交換機が検索されると、切替手段にて加入者との
接続を検索された他の交換機に切り替える。

【００２１】

【発明の実施の形態】以下、各交換機にて収容する加入
者に対して特定の交換サービスを提供可能な交換機シス
テムにおいて、加入者が接続される交換機を必要に応じ
て切り替え可能とし、少数の交換機に新規交換サービス
を導入することにより、加入者に対して同時期に該サー
ビスを提供可能な交換機システムの実施例を図面に基づ
いて説明する。

【００２２】尚、ここでいう少数の交換機とは、例え
ば、単一または複数の交換機のことをいい、交換機シス
テム内のすべての交換機に対して、交換サービスを導入
する必要がないことを表している。図１は、本発明の交
換機システムの構成を示す。図１の交換機システムは、
交換機５及び交換機８が、該交換機に対応するネットワ
ーク１上の各伝送装置（伝送装置７、伝送装置１０）、
交換機及び加入者からの信号を中継する各ＤＴ（Ｄｉｇ
ｉｔａｌ Ｔｅｒｍｉｎａｌ：ＤＴ６、ＤＴ９）に接続
し、ネットワーク１を介して複数の加入者に対して、特
定の交換サービスを提供する。尚、図１において、複数
の加入者を収容するアクセスネットワーク３配下の加入
者２は、ネットワーク１上の従来と同様の機能を有する
伝送装置４を介して交換機５に収容されている。即ち、
加入者２からのアクセスは、基本的には交換機５で処理
される。また、アクセスネットワーク３配下の加入者、
ネットワーク１上の伝送装置、交換機、及びＤＴの数は
この限りでなく複数存在するが、説明の便宜上図示しな
い。

【００２３】また、図１のように構成される交換機シス
テムにおいて、交換機５は、図２のようにＳＷ１１と制
御部１２とＳＩＡ（Ｓｅｒｉａｌ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ
Ａｄａｐｔｅｒ）１３から構成され、交換機５にて収
容する加入者２、及び他の交換機に収容される加入者に
対して提供する特定の交換サービスとして、例えば、三
者通話機能、呼転送機能、フリーダイヤル機能等の交換
サービスを提供し、更に加入者から要求された交換サー
ビスが自交換機にて提供不可能な場合に、該交換サービ
スを提供可能な他の交換機を、予め設定されている所定
の情報に基づいて検索する機能を有する。尚、図２の交
換機は説明の便宜上、交換機５を使用してその構成を説
明したが、交換機５に限らず、他の交換機に関しても同
様の構成とする。

【００２４】図２に示す交換機５のＳＷ１１は、加入者
の呼を確立するための従来と同様の交換機能を有し、更
に上記交換サービスを提供する。制御部１２は、ＣＰＵ
の処理により、加入者から要求された交換サービスが自
交換機にて提供不可能な場合に、該交換サービスを提供
可能な他の交換機を所定の情報に基づいて検索する機能
を有し、該所定の情報として、例えば、他の交換機と該
交換機で提供可能な交換サービスとを対応付けて記憶す
るデータベースを有する。

【００２５】ＳＩＡ１３は、例えば、交換サービス要求
元の加入者と自交換機との接続を、制御部１２にて検索
された他の交換機に切り替えるための制御信号を、制御
線を介して、自交換機に対応する伝送装置に送信する機
能を有する。また、図１のように構成される交換機シス
テムにおいて、交換機６は、交換機５と同様に構成さ
れ、交換機６にて収容する加入者、及び他の交換機に収
容される加入者に対して提供する特定の交換サービスと
して、例えば、三者通話機能、呼転送機能、フリーダイ
ヤル機能、及び前記以外の新規交換サービス等の交換サ
ービスを提供し、更に加入者から要求された交換サービ
スが自交換機にて提供不可能な場合に、該交換サービス
を提供可能な他の交換機を、予め設定されている所定の
情報に基づいて検索する機能を有する。尚、交換機６の
詳細は、図２の交換機の詳細として交換機５で説明した
構成及び機能と同様のため、同一の符号を付して説明を
省略する。

【００２６】また、図１のように構成される交換機シス
テムにおいて、伝送装置７は、図３のように制御信号受
信部２１と制御部２２と信号受信部２３と信号送信部２
４と信号ｄｒｏｐ部２５と信号ａｄｄ部２６から構成さ
れ、加入者と交換機間、及び交換機間の信号を伝送する
機能を有し、更に制御線を介して通知される自交換機か
らの制御信号に基づいて、交換サービス要求元の加入者
との接続を、自交換機との接続から、自交換機の制御部
１２にて検索された他の交換機に切り替える機能を有す
る。尚、図３の伝送装置は説明の便宜上、伝送装置７を
使用してその構成を説明したが、伝送装置７に限らず、
他の伝送装置である伝送装置１０に関しても同様の構成
とする。

【００２７】図３に示す伝送装置７の制御信号受信部２
１は、制御線を介して通知される自交換機からの制御信
号を受信する機能を有する。制御部２２は、制御信号受
信部２１にて受信した制御信号の情報に基づいて、自交
換機にて検索された新規交換サービスを提供可能な他の
交換機に対して、該新規交換サービスに対応するアクセ
スコード等の情報を送出するための制御機能を有する。

【００２８】信号受信部２３は、制御部２２からの情報
を受信し、後述する信号送信部２４に通知する機能を有
する。また、ネットワーク１上の情報を受信し、自交換
機に対する情報は後述する信号ｄｒｏｐ部２５に通知
し、その他の情報は信号送信部２４に通知する機能を有
する。尚、自交換機に対する情報とは、この実施例でい
えば、例えば、後述する切り替え元の交換機が有する切
り替え加入者情報、及び切り替え先の交換機が有する切
り替え加入者情報等の情報をいう。

【００２９】信号送信部２４は、信号受信部２３から通
知された情報、及び自交換機からの情報をネットワーク
１上に送信する機能を有する。尚、自交換機からの情報
とは、この実施例でいえば、例えば、後述する切り替え
元の交換機が有する切り替え加入者情報、及び切り替え
先の交換機が有する切り替え加入者情報等の情報をい
う。

【００３０】信号ｄｒｏｐ部２５、及び信号ａｄｄ部２
６は、上記自交換機に対する情報、及び自交換機からの
情報を送受信する機能を有する。また、図１のように構
成される交換機システムにおいて、伝送装置１０は、伝
送装置７と同様に構成され、加入者と交換機間、及び交
換機間の信号を伝送する機能を有し、更に制御線を介し
て通知される自交換機からの制御信号に基づいて、交換
サービス要求元の加入者との接続を、自交換機との接続
から、自交換機の制御部１２にて検索された他の交換機
に切り替える機能を有する。尚、伝送装置１０の詳細
は、図３の伝送装置の詳細として伝送装置１０で説明し
た構成及び機能と同様のため、同一の符号を付して説明
を省略する。

【００３１】上記、図１のように構成される交換機シス
テムにおいて、交換機５は、この状態で交換機５にて収
容する加入者２に対して、例えば、三者通話機能、呼転
送機能、フリーダイヤル機能等の交換サービスを提供す
ることが可能である。例えば、加入者２がフリーダイヤ
ル機能の交換サービスを利用する場合、加入者２は、サ
ービスアクセスコードとして’０１２０’をダイヤルす
る。尚、三者通話機能、呼転送機能を利用する場合はそ
れぞれに対応するサービスアクセスコードを入力する。

【００３２】図１の交換機システムでは、加入者２は交
換機５に収容されているため、交換機５がそのサービス
アクセスコード’０１２０’を受信し、交換機５が加入
者２に対してフリーダイヤル機能を提供する。一方、例
えば、加入者２が交換機５に導入されていない新規交換
サービスを利用する場合、交換機５では、その新規交換
サービスを提供できないため、加入者２と新規交換サー
ビスを提供可能な他の交換機を接続する処理を実行す
る。

【００３３】以下、加入者から要求された交換サービス
が自交換機にて提供不可能な場合において、図１の本発
明の交換機システムにおける加入者接続方法を図７、図
８、図９の実施例に基づいて説明する。尚、図１の交換
機システムでは、先に定義したように、交換機５は新規
交換サービスを提供できないが、交換機８は該サービス
を提供可能であることを前提とする。

【００３４】図７は、加入者から要求された交換サービ
スが自交換機にて提供不可能な場合の加入者接続方法の
第一実施例を示す。新規に導入された交換サービスの利
用を希望する場合、加入者２は、新規交換サービスに対
応するサービスアクセスコードとして、例えば、’ＺＺ
ＺＺ’をダイヤルする（Ｓ１）。

【００３５】加入者２からのサービスアクセスコード
は、アクセスネットワーク３、ネットワーク１上の伝送
装置４及び伝送装置７、ＤＴ６を介して、交換機５に通
知される（Ｓ２）。サービスアクセスコード’ＺＺＺ
Ｚ’を受信した交換機５は、制御部１２にて、該コード
に対応する新規交換サービスが交換機５で提供可能かど
うかを確認する。ここでは、先に定義したように交換機
５には新規交換サービスが導入されていない。

【００３６】制御部１２は、交換機５で新規交換サービ
スを提供できないことを認識すると、交換機５内に予め
設定されている所定の情報に基づいて、新規交換サービ
スを提供可能な交換機システム内の他の交換機を検索す
る。尚、該所定の情報は、例えば、図４のように他の交
換機と該交換機で提供可能な交換サービスとを対応付け
て記憶するサービス提供局データとして、交換機５内の
データベースに予め記憶されている。この場合、サービ
スアクセスコード’ＺＺＺＺ’は、例えば、局コード’
ＡＡＡ’に対応する交換機８で提供可能なことがわか
る。

【００３７】ここで、交換機５の制御部１２が新規交換
サービスを提供可能な交換機８を認識すると、制御部１
２は、加入者２との接続を交換機５から交換機８に切り
替える処理を開始し、例えば、図５に示すような切り替
え元の交換機５が有する切り替え加入者データを更新す
る処理を実行する（Ｓ３）。尚、交換機５の切り替え加
入者データは、加入者の発番号、切り替え先局Ｃｏｄ
ｅ、切り替え中の状態が対応付けて記憶されている。ま
た、図５の切り替え中の状態には、交換機５にて接続を
切り替え中のとき’１’が、切り替え中以外のとき’
０’が記憶される。この場合、交換機５の制御部１２
は、例えば、加入者２の発番号’ＥＥＥ−ＦＦＦＦ’
と、切り替え先局Ｃｏｄｅ’ＡＡＡ’（交換機８）と、
状態’１’（切り替え中を示す）を交換機５の切り替え
加入者データとしてデータベースに記憶する。

【００３８】その後、制御部１２は、加入者２との接続
を交換機５から交換機８に切り替えるための情報をＳＩ
Ａ１３に通知し、更にＳＩＡ１３は、制御線を介してそ
の旨を伝送装置７に通知する（Ｓ３）。その情報を受信
した伝送装置７では、その情報が制御信号受信部２１を
介して、制御部２２に通知される。制御部２２は、通知
された情報に基づいて、加入者２の発番号’ＥＥＥ−Ｆ
ＦＦＦ’、及び加入者２が要求した新規交換サービスに
対応するサービスアクセスコード’ＺＺＺＺ’を、伝送
装置１０、ＤＴ９を介して交換機８に通知する（Ｓ
４）。

【００３９】発番号、及びサービスアクセスコードを受
信した交換機８は、ダイヤル受信状態になり、ＤＴ９、
伝送装置１０、伝送装置４、及びアクセスネットワーク
３を介して、新規交換サービス要求元の加入者２に対し
て、Ｓｅｃｏｎｄ Ｄｉａｌｔｏｎｅを流し（Ｓ５）、
同時に交換機８の制御部１２は、例えば、図６に示すよ
うな切り替え先の交換機６が有する切り替え加入者デー
タを更新する処理を実行する（Ｓ５）。

【００４０】尚、交換機６の切り替え加入者データは、
加入者の発番号、切り替え基局Ｃｏｄｅ、切り替え中の
状態、切り替え状態が対応付けて記憶されている。ま
た、図６の切り替え中の状態には、交換機６にて接続を
切り替え中のとき’１’が、切り替え中以外のとき’
０’が記憶され、更に図６の切り替え状態には、その切
り替えが一時的な切り替えのとき’１’が、その切り替
えが固定的な切り替えのとき’０’が記憶される。この
場合、交換機６の制御部１２は、例えば、加入者２の発
番号’ＥＥＥ−ＦＦＦＦ’と、切り替え先局Ｃｏｄｅ’
ＥＥＥ’（交換機５）と、状態’１’（切り替え中を示
す）と、切り替え状態’１’（一時的な切り替えである
ことを示す）を交換機６の切り替え加入者データとして
データベースに記憶する。

【００４１】ステップ５において、Ｓｅｃｏｎｄ Ｄｉ
ａｌｔｏｎｅを受信した加入者２は、その後、通常と同
様の操作により相手先の電話番号をダイヤルし、交換機
８により呼が確立されると通常通り通話が可能となる。
このとき加入者２には新規交換サービスが提供されてい
る（Ｓ６）。尚、この状態で加入者２に着信があった場
合、通常通りビジートーンを返す。

【００４２】ここで、加入者２が通話を終了し、オフフ
ックを実行すると（Ｓ７）、交換機８は、オフフック状
態を検出し、交換機５に対して加入者２の通話が終了し
たことを通知し、同時に交換機８の制御部１２は、例え
ば、図６に示す切り替え先の交換機６が有する切り替え
加入者データを元に戻す処理を実行する（Ｓ８）。この
場合、交換機６の制御部１２は、切り替え加入者データ
の状態を’０’（通話終了を示す）に設定する。

【００４３】加入者２の通話が終了したことを通知され
た交換機５の制御部１２は、図５に示す切り替え元の交
換機５が有する切り替え加入者データを元に戻す処理を
実行し、更に伝送装置７に対して切り戻しの指示をだす
（Ｓ９）。尚、この場合、交換機５の制御部１２は、切
り替え加入者データの状態を’０’（通話終了を示す）
を交換機５の切り替え加入者データとしてデータベース
に記憶する。

【００４４】図８は、加入者から要求された交換サービ
スが自交換機にて提供不可能な場合の加入者接続方法の
第二実施例を示す。尚、この実施例では、加入者２が通
話終了後、切り戻しを拒否する情報を入力する場合の方
法を示す。新規に導入された交換サービスの利用を希望
する場合、加入者２は、新規交換サービスに対応するサ
ービスアクセスコードとして、例えば、’ＺＺＺＺ’を
ダイヤルする（Ｓ１１）。

【００４５】加入者２からのサービスアクセスコード
は、アクセスネットワーク３、ネットワーク１上の伝送
装置４及び伝送装置７、ＤＴ６を介して、交換機５に通
知される（Ｓ１２）。サービスアクセスコード’ＺＺＺ
Ｚ’を受信した交換機５は、制御部１２にて、該コード
に対応する新規交換サービスが交換機５で提供可能かど
うかを確認する。ここでは、先に定義したように交換機
５には新規交換サービスが導入されていない。

【００４６】制御部１２は、交換機５で新規交換サービ
スを提供できないことを認識すると、交換機５内に予め
設定されている所定の情報に基づいて、新規交換サービ
スを提供可能な交換機システム内の他の交換機を検索す
る。この場合、図４に示すデータベースからサービスア
クセスコード’ＺＺＺＺ’は、例えば、局コード’ＡＡ
Ａ’に対応する交換機８で提供可能なことがわかる。

【００４７】ここで、交換機５の制御部１２が新規交換
サービスを提供可能な交換機８を認識すると、制御部１
２は、加入者２との接続を交換機５から交換機８に切り
替える処理を開始し、例えば、図５に示すような切り替
え元の交換機５が有する切り替え加入者データを更新す
る処理を実行する（Ｓ１３）。この場合、交換機５の制
御部１２は、例えば、加入者２の発番号’ＥＥＥ−ＦＦ
ＦＦ’と、切り替え先局Ｃｏｄｅ’ＡＡＡ’（交換機
８）と、状態’１’（切り替え中を示す）を交換機５の
切り替え加入者データとして記憶する。

【００４８】その後、制御部１２は、加入者２との接続
を交換機５から交換機８に切り替えるための情報をＳＩ
Ａ１３に通知し、更にＳＩＡ１３は、制御線を介してそ
の旨を伝送装置７に通知する（Ｓ１３）。その情報を受
信した伝送装置７では、その情報が制御信号受信部２１
を介して、制御部２２に通知される。制御部２２は、通
知された情報に基づいて、加入者２の発番号’ＥＥＥ−
ＦＦＦＦ’、及び加入者２が要求した新規交換サービス
に対応するサービスアクセスコード’ＺＺＺＺ’を、伝
送装置１０、ＤＴ９を介して交換機８に通知する（Ｓ１
４）。

【００４９】発番号、及びサービスアクセスコードを受
信した交換機８は、ダイヤル受信状態になり、ＤＴ９、
伝送装置１０、伝送装置４、及びアクセスネットワーク
３を介して、新規交換サービス要求元の加入者２に対し
て、Ｓｅｃｏｎｄ Ｄｉａｌｔｏｎｅを流し（Ｓ１
５）、同時に交換機８の制御部１２は、例えば、図６に
示すような切り替え先の交換機６が有する切り替え加入
者データを更新する処理を実行する（Ｓ１５）。

【００５０】この場合、交換機６の制御部１２は、例え
ば、加入者２の発番号’ＥＥＥ−ＦＦＦＦ’と、切り替
え先局Ｃｏｄｅ’ＥＥＥ’（交換機５）と、状態’１’
（切り替え中を示す）と、切り替え状態’１’（一時的
な切り替えであることを示す）を交換機６の切り替え加
入者データとして記憶する。ステップ１５において、Ｓ
ｅｃｏｎｄ Ｄｉａｌｔｏｎｅを受信した加入者２は、
その後、通常と同様の操作により相手先の電話番号をダ
イヤルし、交換機８により呼が確立されると通常通り通
話が可能となる。このとき加入者２には新規交換サービ
スが提供されている（Ｓ１６）。尚、この状態で加入者
２に着信があった場合、通常通りビジートーンを返す。

【００５１】ここで、加入者２が通話を終了し、オフフ
ックを実行すると、交換機８は、オフフック状態を検出
し、更に加入者２からの入力を待つ（Ｓ１７）。交換機
８は、予め設定されている一定時間内に、加入者２から
切り戻し拒否の信号の入力されると（Ｓ１８）、交換機
５への切り戻しを行わない。尚、このとき図６の切り替
え加入者データの切り替え状態を’０’（固定的な切り
替えであることを示す）、及び状態を’０’（通話終了
を示す）に設定する。

【００５２】この状態で交換機８は、交換機５に対して
加入者２の着信処理のための加入者２の状態、及び交換
機８へのルーティング情報を通知する（Ｓ１９）。加入
者２の状態、及び交換機８へのルーティング情報を受信
した交換機５の制御部１２は、図５の切り替え加入者デ
ータの状態を’０’（通話終了を示す）に設定する。以
降、加入者２からの発信による呼は交換機８により確立
され、更に加入者２への着信はルーティング情報に基づ
いて交換機５から交換機８にルーティングされる。

【００５３】一方、ステップ１７において、加入者２か
ら切り戻し拒否の信号の入力がない場合、交換機８は、
交換機５に対して加入者２の通話が終了したことを通知
し、同時に交換機８の制御部１２は、例えば、図６に示
す切り替え先の交換機６が有する切り替え加入者データ
を元に戻す処理を実行する。この場合、交換機６の制御
部１２は、切り替え加入者データの状態を’０’（通話
終了を示す）に設定する。

【００５４】加入者２の通話が終了したことを通知され
た交換機５の制御部１２は、図５に示す切り替え元の交
換機５が有する切り替え加入者データを元に戻す処理を
実行し、更に伝送装置７に対して切り戻しの指示をだ
す。尚、この場合、交換機５の制御部１２は、切り替え
加入者データの状態を’０’（通話終了を示す）に設定
する。

【００５５】図９は、加入者から要求された交換サービ
スが自交換機にて提供不可能な場合の加入者接続方法の
第三実施例を示す。尚、この実施例では、加入者２が予
め切り戻しを拒否するサービスアクセスコードをダイア
ルする方法を示す。新規に導入された交換サービスの利
用を希望する場合、加入者２は、新規交換サービスに対
応するサービスアクセスコード（切り戻しを拒否する情
報を含む）として、例えば、’ＺＺＺＺ’をダイヤルす
る（Ｓ２１）。

【００５６】加入者２からのサービスアクセスコード
は、アクセスネットワーク３、ネットワーク１上の伝送
装置４及び伝送装置７、ＤＴ６を介して、交換機５に通
知される（Ｓ２２）。サービスアクセスコード’ＺＺＺ
Ｚ’を受信した交換機５は、制御部１２にて、該コード
に対応する新規交換サービスが交換機５で提供可能かど
うかを確認する。ここでは、先に定義したように交換機
５には新規交換サービスが導入されていない。

【００５７】制御部１２は、交換機５で新規交換サービ
スを提供できないことを認識すると、交換機５内に予め
設定されている所定の情報に基づいて、新規交換サービ
スを提供可能な交換機システム内の他の交換機を検索す
る。この場合、図４に示すデータベースからサービスア
クセスコード’ＺＺＺＺ’は、例えば、局コード’ＡＡ
Ａ’に対応する交換機８で提供可能なことがわかる。

【００５８】ここで、交換機５の制御部１２が新規交換
サービスを提供可能な交換機８を認識すると、制御部１
２は、加入者２との接続を交換機５から交換機８に切り
替える処理を開始し、例えば、図５に示すような切り替
え元の交換機５が有する切り替え加入者データを更新す
る処理を実行する（Ｓ２３）。この場合、交換機５の制
御部１２は、例えば、加入者２の発番号’ＥＥＥ−ＦＦ
ＦＦ’と、切り替え先局Ｃｏｄｅ’ＡＡＡ’（交換機
８）と、状態’１’（切り替え中を示す）を交換機５の
切り替え加入者データとして記憶する。

【００５９】その後、制御部１２は、加入者２との接続
を交換機５から交換機８に切り替えるための情報をＳＩ
Ａ１３に通知し、更にＳＩＡ１３は、制御線を介してそ
の旨を伝送装置７に通知する（Ｓ２３）。その情報を受
信した伝送装置７では、その情報が制御信号受信部２１
を介して、制御部２２に通知される。制御部２２は、通
知された情報に基づいて、加入者２の発番号’ＥＥＥ−
ＦＦＦＦ’、及び加入者２が要求した新規交換サービス
に対応するサービスアクセスコード’ＺＺＺＺ’（切り
戻しを拒否する情報を含む）を、伝送装置１０、ＤＴ９
を介して交換機８に通知する（Ｓ２４）。

【００６０】発番号、及びサービスアクセスコードを受
信した交換機８は、ダイヤル受信状態になり、ＤＴ９、
伝送装置１０、伝送装置４、及びアクセスネットワーク
３を介して、新規交換サービス要求元の加入者２に対し
て、Ｓｅｃｏｎｄ Ｄｉａｌｔｏｎｅを流し（Ｓ２
５）、同時に交換機８の制御部１２は、例えば、図６に
示すような切り替え先の交換機６が有する切り替え加入
者データを更新する処理を実行する（Ｓ２５）。

【００６１】この場合、交換機６の制御部１２は、例え
ば、加入者２の発番号’ＥＥＥ−ＦＦＦＦ’と、切り替
え先局Ｃｏｄｅ’ＥＥＥ’（交換機５）と、状態’１’
（切り替え中を示す）と、切り替え状態’０’（固定的
な切り替えであることを示す）を交換機６の切り替え加
入者データとして記憶する。ステップ１５において、Ｓ
ｅｃｏｎｄ Ｄｉａｌｔｏｎｅを受信した加入者２は、
その後、通常と同様の操作により相手先の電話番号をダ
イヤルし、交換機８により呼が確立されると通常通り通
話が可能となる。このとき加入者２には新規交換サービ
スが提供されている（Ｓ２６）。尚、この状態で加入者
２に着信があった場合、通常通りビジートーンを返す。

【００６２】ここで、加入者２が通話を終了し、オフフ
ックを実行すると（Ｓ２７）、交換機８は、オフフック
状態を検出する。しかし、交換機８は、このとき図６の
切り替え加入者データの切り替え状態が’０’（固定的
な切り替えであることを示す）に設定されているため、
交換機５への切り戻しを行わない。また、このとき図６
の切り替え加入者データの状態を’０’（通話終了を示
す）に設定する。

【００６３】この状態で交換機８は、交換機５に対して
加入者２の着信処理のための加入者２の状態、及び交換
機８へのルーティング情報を通知する（Ｓ２８）。加入
者２の状態、及び交換機８へのルーティング情報を受信
した交換機５の制御部１２は、図５の切り替え加入者デ
ータの状態を’０’（通話終了を示す）に設定する。以
降、加入者２からの発信による呼は交換機８により確立
され、更に加入者２への着信はルーティング情報に基づ
いて交換機５から交換機８にルーティングされる。

【００６４】従って、上記図１の交換機システムにおい
て、図７、図８、図９で説明した本実施例の加入者接続
方法を利用すると、交換機の切り替えが可能となり、新
規交換サービスを導入する場合でも、少数の交換機のソ
フトウェアの入れ換えだけで良いため、ソフトウェアを
入れ換えるための費用が大幅に削減できる。また、図１
の交換機システムにおいて、本実施例の加入者接続方法
を利用すると、特定の交換機に新規交換サービスを導入
するだけで網内のすべての加入者に該交換サービスを提
供可能なため、加入者が接続する交換機において該交換
サービスの導入を待つことなく、早期に該交換サービス
が利用可能となる。

【００６５】

【発明の効果】上述の如く、本発明の交換機システムに
よれば、新規交換サービスを導入する場合、従来の交換
機システムのように、該システム内のすべての交換機で
該サービスを導入しなくても良く、少数の交換機のソフ
トウェアの入れ換えだけで良いため、ソフトウェアを入
れ換えるための費用が大幅に削減できる。

【００６６】また、本発明の交換機システムによれば、
特定の交換機に新規交換サービスを導入するだけで網内
の加入者に該サービスを提供可能なため、加入者が接続
する交換機において該サービスの導入を待つことなく、
早期に該サービスが利用可能となる。従って、本発明
は、各交換機にて収容する加入者に対して特定の交換サ
ービスを提供可能な交換機システムにおいて、加入者が
接続される交換機を必要に応じて切り替え可能とし、少
数の交換機に新規交換サービスを導入することにより同
時期に該サービスを提供可能な交換機システムを提供す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の交換機システムの構成である。

【図２】交換機の構成である。

【図３】伝送装置の構成である。

【図４】データベースの詳細である。

【図５】切り替え元の交換機が有する切り替え加入者デ
ータである。

【図６】切り替え先の交換機が有する切り替え加入者デ
ータである。

【図７】第一実施例のフローチャートである。

【図８】第二実施例のフローチャートである。

【図９】第三実施例のフローチャートである。

【符号の説明】

１ ネットワーク ２ 加入者 ３ アクセスネットワーク ４ 伝送装置 ５ 交換機 ６ ＤＴ ７ 伝送装置 ８ 交換機 ９ ＤＴ １０ 伝送装置 １１ ＳＷ １２ 制御部１２ １３ ＳＩＡ ２１ 制御信号受信部 ２２ 制御部 ２３ 信号受信部 ２４ 信号送信部 ２５ 信号ｄｒｏｐ部 ２６ 信号ａｄｄ部

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】複数の交換機がネットワークを介して相互
   接続する構成とし、各交換機にて収容する加入者に対し
   て特定の交換サービスを提供可能な交換機システムにお
   いて、 加入者から要求された交換サービスが自交換機にて提供
   不可能な場合、自交換局内に予め記憶されている所定の
   情報に基づいて、該交換サービスを提供可能な他の交換
   機を検索する検索手段と、 該検索手段にて検索された他の交換機に対して接続を切
   り替える切替手段とを有し、 該加入者に対して他の交換機が有する特定の交換サービ
   スを提供することを特徴とする交換機システム。
2. 【請求項２】請求項１記載の交換機システムにおいて、 前記交換サービスを提供した他の交換機による呼終了
   後、該交換サービスの要求元の交換機は、前記切替手段
   にて制御を切り戻すことを特徴とする交換機システム。
3. 【請求項３】請求項１記載の交換機システムにおいて、 前記交換サービスを提供した他の交換機による呼終了
   後、該交換機は、該加入者からの所定の入力信号に基づ
   いて、継続的に該加入者からの呼を受け付けるかどうか
   を判断することを特徴とする交換機システム。
4. 【請求項４】複数の交換機がネットワークを介して相互
   接続し、各交換機にて収容する加入者に対して特定の交
   換サービスを提供する交換機システムの加入者接続方法
   において、 加入者から要求された交換サービスが自交換機にて提供
   不可能な場合、自交換局内に予め記憶されている所定の
   情報に基づいて、該交換サービスを提供可能な他の交換
   機を検索する検索ステップと、 該検索ステップにて検索された他の交換機に対して接続
   を切り替える切替ステップとを有し、 該加入者に対して他の交換機が有する特定の交換サービ
   スを提供することを特徴とする加入者接続方法。
5. 【請求項５】請求項４記載の加入者接続方法において、 前記交換サービスを提供した他の交換機による呼終了
   後、該交換サービスの要求元の交換機は、前記切替ステ
   ップにて制御を切り戻すことを特徴とする加入者接続方
   法。
6. 【請求項６】請求項４記載の加入者接続方法において、 前記交換サービスを提供した他の交換機による呼終了
   後、該交換機は、該加入者からの所定の入力信号に基づ
   いて、継続的に該加入者からの呼を受け付けるかどうか
   を判断することを特徴とする加入者接続方法。
7. 【請求項７】ネットワーク上の伝送装置を介して加入者
   と接続し、該加入者に対して特定の交換サービスを提供
   する交換機において、 該加入者から要求された交換サービスが自交換機にて提
   供不可能な場合、自交換局内に予め記憶されている所定
   の情報に基づいて、該交換サービスを提供可能な他の交
   換機を検索する検索手段を有することを特徴とする交換
   機。
8. 【請求項８】加入者に対して特定の交換サービスを提供
   する交換機をネットワーク上に接続する伝送装置におい
   て、 加入者から要求された交換サービスが自交換機にて提供
   不可能な場合、該交換機にて検索された他の交換機に対
   して接続を切り替える切替手段を有することを特徴とす
   る伝送装置。