JPH0391095A

JPH0391095A - データ記録位置の調整装置

Info

Publication number: JPH0391095A
Application number: JP1229038A
Authority: JP
Inventors: Takushi Ishida; 卓資石田
Original assignee: Omron Corp; Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1989-09-04
Filing date: 1989-09-04
Publication date: 1991-04-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、例えば、磁気カードに磁気データを記録す
る場合、あるいは、通帳の表紙の磁気ストライブに磁気
データを記録する場合、あるいはまた、通帳の印字欄に
印字記録する場合等において、データの記録開始位置を
所定の位置に調整することのできるデータ記録位置の調
整装置に関する。

（ロ）従来の技術従来、記録媒体の磁性体に磁気データを記録する磁気記
録装置として第４図に示す装置がある。

すなわち、この磁気記録装置は、記録媒体１０に対して
磁気へラド１１が往復動し、ヘッド位置検出センサ１２
が磁気ヘッド１１の磁気処理開始位置に到来したことを
検出した時、磁気へラド１１の磁気処理が実行される。

ＣＰＵ１３はＲＯＭ１４に格納されたプログラムに沿っ
て各回路を駆動制御すると共に、必要なデータをＲＡＭ
１５に記録する。

そして、前述の磁気ヘッド１１の往復動は、上述のＣＰ
ＵＩ３によりモータ制御回路１６を介してモータＭが正
逆転制御されることで実行される。

前述のヘッド位置検出センサ１２は、その検出信号をセ
ンサアンプ１７、センサインタフェース１８を介してＣ
ＰＵ１３に入力し、この検出信号の入力に基づいて磁気
へラド１１は磁気処理が制御される。

上述の磁気ヘッド１１はリードヘッド１９とライトヘッ
ド２０とを備え、ライトヘッド２０によるデータの書込
み処理は、記録制御回路２１がＣＰＵＩ　３で制御され
ることにより、ライトアンプ２２を介して実行され、ま
た、リードヘッド１９による読取り処理は、復調制御回
路２３がＣＩ’Ｕ１３に制御されることにより、リード
アンプ２４を介してＣＰＵＩ　３に入力される。

前述のライトヘッド２０が書込み処理する場合の記録開
始位置の調整は記録位置調整回路２５が実行するが、こ
の記録位置調整回路２５にはヘッド位置検出センサ１２
の検出信号と記録位置設定回路２６からの信号が入力さ
れる。

上述の記録位置設定回路２６は、例えば、デイツプスイ
ッチやメモリスイッチで構威し、このスイッチで時間を
設定すると、前述の記録位置調整回路２５はヘッド位置
検出センサ１２からの検出信号が人力されてから設定時
間後に記録制御回路２１のゲートを開制御する。

このようなゲート制御によって、記録媒体１０に対する
磁気処理の記録開始位置が決定されるが、このようにし
て決定して磁気処理した記録媒体が設定速りに記録され
ているか否かのチエツクは、記録媒体１０の記録面に鉄
粉を塗布して、これを実測して判定し、この判定が不良
である場合は、記録位置設定回路２６での設定を調整し
て、すなわち、デイツプスイッチやメモリスイッチによ
る時間設定を調整して、許容範囲に記録開始位置が納ま
るまで調整作業を繰返し実行していた。

（ハ）発明が解決しようとする問題点上述のように人為的に調整作業を行う場合、ミスやバラ
ツキが発生するので、その調整作業に時間がかかり、ま
た、人為的に行うには、調整回路、例えば、第４図の構
成では記録位置設定回路２６が必要となり、コストアッ
プとなる問題点を有する。

また、このような調整をなくするには、高精度の組立て
を要することになるが、この場合はコストが極めて高く
なる問題点を有する。

そこで、この発明は、コストがかからず、しかも正確な
記録位置調整ができるデータ記録位置の調整装置の提供
を目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段この発明は、記録媒体のデータを読取る読取り手段と、
記録媒体にデータを記録する記録手段と、前記読取り手
段が読取った記録媒体の記録開始位置を測定する測定手
段と、基準の記録開始位置を記憶する第１の記憶手段と
、前記測定手段が測定した記録媒体の記録開始位置と、
前記第１の記憶手段が記憶する基準の記録開始位置とを
比較して、記録媒体の記録開始位置が許容範囲にあるか
否かを判定する判定手段と、上記判定手段が許容範囲に
ないと判定したとき、前記記録手段を制御して記録媒体
の記録開示位置を許容範囲内に補正する補正手段と、前
記判定手段が許容範囲にあると判定したとき、該記録媒
体の記録開始位置を記憶する第２の記憶手段とを備えた
データ記録位置の調整装置であることを特徴とする。

（ホ）作用この発明のデータ記録位置の調整装置によれば、初めに
、記録開始位置を正確に記録したモデル用の記録媒体よ
りデータを読取り手段で読取って、このモデル用記録媒
体から基準の記録開始位置を第１の記憶手段に記憶する
。

次いで、テスト用の記録媒体にデータを記録手段で記録
し、この記録データを読取り手段で読み取ると共に、測
定手段で記録位置を測定して、第１の記憶手段に記憶し
ている基準の記録開始位置と判定手段で比較判定する。

判定の結果、記録開始位置が許容範囲にないときは、補
正手段で記録手段による記録開始位置を補正して、再度
テスト用記録媒体にデータを記録し、こΦ記録したデー
タの記録開始位置を判定する。

このような判定および補正を繰返し、テスト用記録媒体
の記録開始位置が許容範囲にあると判定されたときは、
この時の記録開始位置を第２の記憶手段に記憶しておき
、爾後の記録処理ではこの第２の記憶手段で記憶してい
る記録開始位置によって、記録手段を記録制御する。

（へ）発明の効果上述の結果、この発明によれば、記録開始位置の調整は
自動的に行うので、ミスやバラツキの発生がなく、正確
にしかも短時間で記録開始位置の調整ができる。

また、デイツプスイッチやメモリスイッチなどの記録位
置設定手段が不要となるので、コストアップが解消され
る。

（ト）発明の実施例この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面はデータ記録位置の調整装置を示し、第１図におい
て、前述の第４図で説明した従来装置と同一機能を有す
る構成要素部分は同一符号を付してその詳細な説明を省
略する。

この装置において、ＣＰＵ１３は記録媒体１０から読取
った記録開始位置の測定機能と、測定データを比較判定
する判定機能と、記録開始位置の補正機能とを持たされ
、また、不揮発性メモリ回路２７は調整された正確な記
録開始位置を記憶する。

第２図のフローチャートおよび第３図のタイムチャート
を参照して、ＣＰＵ１３による調整動作を説明する。

モデル用として使用する記録媒体１０には、予め正確な
記録開始位置からデータを記録し、この記録開示位置を
基準とする。

そして、このモデル用記録媒体１０を記録位置にセット
して、この記録媒体１０のデータを読取る。

すなわち、モータＭを読取り処理方向に駆動制御して、
磁気ヘッド１１に読取り処理を実行させる（ステップｎ
ｌ、ｎ２）。

ヘッド位置検出センサ１２が磁気ヘッド１１の到来を検
出すると、この検出を起点としてＣＰＵ１３に内蔵のタ
イマを始動し、読取り信号（復調信号）が出力されるま
での時間Ｔ１を計時し、これをＲＡＭ１５の所定のエリ
アに基準時間として記憶する（ステップｎ３〜ｎ７、第
３図口参照）。

その後磁気ヘッド１１は初期位置に復帰される（ステッ
プｎ８）。

次に、モデル用とは全く別のテスト用記録媒体１０を記
録位置にセットし、さらに、記録開始時間Ｔ２をセット
する（ステップｎ　９．　　ｎ　１０）。

上述の記録開始時間Ｔ２は、前述のモデル用の記録媒体
１０の記録開始時間Ｔ１を基準として設定したものであ
って、この実施例の場合、同一時間、すなわち、ＴＩ　
＝７２に設定している。

次いで、セットしたテスト用記録媒体１０に記録処理を
実行する（ステップｎ１１）。

すなわち、モータＭを書込み処理方向に駆動制御して、
磁気ヘッド１１に書込み処理を実行させる。

ヘッド位置検出センサ１２が磁気ヘッド１１の到来を検
出すると、この検出を起点としてＣＩ’Ｕ１３に内蔵の
タイマを始動し、読取り信号（復調信号）が出力される
までの時間Ｔ３を計時し、これをＲＡＭＩ　５の所定の
エリアに測定時間として記憶する（ステップｎ１２〜ｎ
１７、第３図口参照）。

その後磁気ヘッド１１は初期位置に復帰される（ステッ
プｎ１８）。

次に、基準の記録開始時間ＴＩ　と、測定した記録開始
時間Ｔ３とを比較して、その誤差を算出し、その誤差が
許容範囲か否かを判定する（ステップｎ　１９．　　ｎ
　２０）。

上述の許容範囲は予め設定されて、その設定値をＲＡＭ
１５に記憶しており、この許容設定値と比較判定する。

上述の誤差が許容判定を越える場合は、許容範囲になる
値を算出して、前述の記録開始時間Ｔ２を補正しくステ
ップｎ２１）、再度記録処理を実行すべくステップｎｉ
ｌにリターンする。

上述の補正処理を実行することで、許容範囲に誤差が納
まれば調整完了と判定して、その時の記録開始時間Ｔ３
を不揮発性メモリ回路２７に記憶し、この調整された記
録開始時間Ｔ３を以後使用して記録処理を実行する（ス
テップｎ２２）。

上述の結果、この実施例によれば、記録開始位置の調整
は自動的に行うので、ミスやバラツキの発生がなく、正
確にしかも短時間で記録υｑ始位置の調整ができる。

この発明の構成と、上述の実施例との対応において、この発明の読取り手段および記録手段は、実施例の磁気
ヘッド１１に対応し、以下同様に、測定手段は、ＣＰＵＩ　３処理のステップｎ４〜ｎ７．
ｎ１３〜１７の処理に対応し、第１の記憶手段は、ＲＡＭ１５に対応し、判定手段は、
ＣＰＵ１３処理のステップｎ１９゜ｎ２０の処理に対応
し、補正手段は、ＣＰＵ１３処理のステップｎ２１の処理に
対応し、第２の記憶手段は、不揮発性メモリ回路２７に対応する
も、この発明は実施例の構成のみに限定されるものではない
。

例えば、記録開始時間Ｔ２は基準の時間Ｔ１と同一であ
るも、また、これを基準として長短の何れの時間に設定
するもよい。

さらに、記録は実施例のような磁気記録であるも、印字
記録であるもよい。

さらにまた、基準の記録開始時間Ｔ１はモデル用の記録
媒体１０から読取ったが、予めＲＡＭｌ５に記憶してお
くもよい。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図はデータ記録位置の調整装置の制御回路ブロック
図、第２図はその動作フローチャート、第３図イ、口は要部のタイムチャート、第４図は先行技
術の制御回路ブロック図である。１０・・・記録媒体１１・・・磁気ヘッド１２・・・ヘッド位置検出センサ１３・・・ＣＰＵ１５・・・ＲＡＭ２７・・・不揮発性メモリ回路（イ）（ロ）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）記録媒体のデータを読取る読取り手段と、記録媒
体にデータを記録する記録手段と、前記読取り手段が読取った記録媒体の記録開始位置を測
定する測定手段と、基準の記録開始位置を記憶する第１の記憶手段と、前記測定手段が測定した記録媒体の記録開始位置と、前
記第１の記憶手段が記憶する基準の記録開始位置とを比
較して、記録媒体の記録開始位置が許容範囲にあるか否
かを判定する判定手段と、上記判定手段が許容範囲にないと判定したとき、前記記
録手段を制御して記録媒体の記録開示位置を許容範囲内
に補正する補正手段と、前記判定手段が許容範囲にあると判定したとき、該記録
媒体の記録開始位置を記憶する第２の記憶手段とを備え
たデータ記録位置の調整装置。