JPH039002B2 - - Google Patents

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JPH039002B2
JPH039002B2 JP27545384A JP27545384A JPH039002B2 JP H039002 B2 JPH039002 B2 JP H039002B2 JP 27545384 A JP27545384 A JP 27545384A JP 27545384 A JP27545384 A JP 27545384A JP H039002 B2 JPH039002 B2 JP H039002B2
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JP
Japan
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film
folding
packaging
folding body
pedestal
Prior art date
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Application number
JP27545384A
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English (en)
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JPS61164912A (ja
Inventor
Hiroharu Abe
Tatsuo Nishiki
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP27545384A priority Critical patent/JPS61164912A/ja
Publication of JPS61164912A publication Critical patent/JPS61164912A/ja
Publication of JPH039002B2 publication Critical patent/JPH039002B2/ja
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は被包装物、特にトレーまたは他の容器
に入れられた食料品その他の製品を、伸張可能な
プラスチツクフイルムいわゆるストレツチフイル
ムで包装する包装機のフイルム折込装置に関す
る。
[従来の技術] 一般に包装機として、包装部に供給されかつ張
られたフイルムに向かつて受台に供給された被包
装物を押し上げることにより、被包装物をフイル
ムに押付けてフイルムを緊張状態に保持しながら
折込具によりフイルムを被包装物の下側に折り込
んで包装し、次いで包装した被包装物を搬出させ
たものが提案されている。
ところでフイルムを被包装物の下側に折り込ん
で包装する場合、被包装物の大きさに適応した折
込幅であることが大切であり、このための折込幅
の調節装置が提案されている。
例えば、被包装物の両側に位置して往復回動す
るアームを設け、これらのアームの先端に折込方
向と逆方向にばねにより付勢された折込板を回動
自在に設け、被包装物の幅寸法に応じて前記アー
ムに対する前記折込板の自由状態における相対位
置を選択的に定める複数個のストツパーを設けた
特開昭56−151616号公報の折込装置がある。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術においてはストツパーの取付位置
を選択することにより簡単に調節できる利点があ
る反面アームの他にもう1つの部材である折込板
を組み付ける必要がありこれがばねにより付勢さ
れながら動作するため部品点数が増すとともに故
障しやすいものになる。
そこで本発明の目的とするところは調節が簡単
であるとともに構造が簡単で安定した動作が可能
な包装機のフイルム折込装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明はフイルムの供給方向に沿つて前後移動
自在な後部折込体と、その後部折込体の後方に位
置する固定部に回動自在に設けられそのほぼ長手
方向にガイド溝を有する左右折込体と、上記後部
折込体に設けられ上記ガイド溝に係入するガイド
部材とからなり、後部折込体の前後移動と連動し
て左右折込体を回動可能とし、フイルムの後部側
とフイルムの幅方向側とを折り込むようにした包
装機のフイルム折込装置において、上記後部折込
体に設けられており、上記ガイド部材が設けられ
ている摺動部材をフイルムの幅方向に沿つて移動
調節可能に嵌入する調節溝と、上記摺動部材を後
部折込体に固定する固定部材とを備えるものであ
る。
[作用] 上記構成によつて、摺動部材を調節溝に沿つて
摺動し固定部材を介して所定箇所に固定すること
によりガイド部材の位置を簡単に調節でき被包装
物の大きさに適応した折込幅で安定したフイルム
折込動作が可能である。
[実施例] 第5図、第6図は包装機の全体構成の概要を示
し、本体フレーム1の前部側には本体フレーム1
のほぼ中間部分である包装部2位置の下部まで被
包装物3を移送するためのコンベア4を備えた被
包装物供給装置Aが設けられている。
上記コンベア4の供給側端部には上記コンベア
4によつて被包装物3が供給載置される受台5が
配設され、この受台5は適宜駆動部により上下作
動するリフト6に連結し、かつ、受台5の上昇時
にフイルムを伸張して保持する受台昇降装置Bを
形成している。
本体フレーム1の後部側には包装用フイルム7
がロール状に巻回されたロール体8が回転可能に
保持されており、そのロール体8より引き出され
た包装用フイルム7の両側端部を上下一対の明端
状ベルト9に挟み込んで上記包装部2位置まで移
送するフイルム供給装置Cが本体フレーム1の上
部両側の前後方向に配設されている。上記無端状
ベルト9の包装用フイルム7の挿入側端部には包
装用フイルム7の幅方向にミシン目を入れるカツ
ター10と、このカツター10の両側に設けられ
るフイルム押え11とからなるフイルム切込装置
Dが設けられている。
本体フレーム1の包装部2側にはフイルム7の
長さ方向に沿つて往復動する後部折込体12とフ
イルム7の幅方向に沿つて互いに開閉可能な左右
折込体13とが設けられ、各折込体12,13の
移動に連れてフイルム7のミシン目位置から切断
し、上記受台昇降装置Bによつて押し上げられた
被包装物3の底面にフイルム折込装置Eが設けら
れている。
本体フレーム1の上部側には包装体3aの上面
に接触して前方に移動する搬出ベルト14と包装
体3aが載置して移送される移送体15とからな
る搬出装置Fが設けられている。
製品入りのトレー等の被包装物3は第9図A〜
Cのように被包装物供給装置Aのコンベア4によ
り本体フレーム1の前部側からほぼ中間部分の包
装部2の下方まで移送され受台5に供給載置され
る。この被包装物3の移送と同時にフイルム供給
装置Cによりロール体8より引き出された包装用
フイルム7が本体フレーム1の後部側から包装部
2位置に向つて上下一対の無端状ベルト9に挟み
込まれながら移送され、移送途中でフイルム切込
装置Dのカツター10によりミシン目16が形成
され、このようにして第9図A〜Cのようにミシ
ン目16が形成された一連の包装用フイルム7は
さらに移送されて包装部2位置まで移送される。
このようにして第9図Cのように被包装物3が
受台5上に供給され、ミシン目16が入れられた
一連の包装用フイルム7が包装部2に供給された
状態において、第9図D〜F、第10図A〜Cの
ように受台昇降装置Bのリフト6によつて受台5
は上昇し包装部2位置に供給した包装用フイルム
7を下から押し上げて伸張し、次いで後部折込体
12と左右折込体13とが押し上げられた被包装
物3の底面に沿つて摺動してミシン目16から切
り離し、かつ、包装用フイルム7の縁部を折り込
んで包装体3aを形成し、この包装体3aは第9
図G,Hのように搬出ベルト14と移送体15と
により本体フレーム1の前部側へ搬出される。
さらに詳述すれば、被包装物供給装置Aにおい
て、食料品その他の製品17を載せたトレー18
である被包装物3は本体フレーム1の前部側から
本体フレーム1の中間部に向けて移送され、固定
プレート19上にトレー18が載置している間に
L字状の突板20によつて移送され受台5上に押
し出される。突板20は被包装物3を供給するよ
うに予め設定された速さで進むブレーキ付モータ
21とチエーン22により連結したコンベア4の
一対の無端状チエーン4aにビス23によつて複
数組等間隔に止着され、その突板20は上記固定
プレート19に形成されたガイド溝24に沿つて
移動する。上記固定プレート19にはトレー18
の供給を検知するスイツチ25とトレー18を2
ステツプで受台5上に移送するためのスイツチ2
5aとが配設され、トレー18が供給されない時
は停止し、供給した時は2ステツプで受台5上ま
で移送される。
フイルム供給装置Cにおいて、本体フレーム1
の後部側に回転自在に保持されたロール体8より
引き出された包装用フイルム7は2個のガイドロ
ーラ27,28により本体フレーム1の上部側に
導かれて本体フレーム1に回転自在に架設してい
る上下一対のフイルム送り用ゴムローラ29,3
0間に案内されている。そのフイルム送り用ゴム
ローラ29,30の前方側には上下一対の無端状
ベルト9の駆動およびフイルム送り用ゴムローラ
31,32が間隔をおいて上記フイルム送り用ゴ
ムローラ29,30と同一高さで本体フレーム1
に架設し、本体フレーム1の前部側の両側部には
コンベア4用の上下一対のローラ33,34が回
転自在に支持している。上記ゴムローラ31,3
2の両側のベルト案内部と上記ローラ33,34
間にはそれぞれ上下一対の無端状ベルトコンベア
35,36が架け渡されている。上側のコンベア
ベルト35を上側から押圧する軸37が複数本体
フレーム1の側面に支持しているとともに、上下
一対の無端状ベルトコンベア35,36のフイル
ム送り用走行部35a,36aを案内する上下の
ローラ38が複数本体フレーム1の側面に枢支し
ている。本体フレーム1の下部には、モータ後部
に付設された図示しないパルスジエネレータのサ
イン波形をカウントしてフイルム送り出し長さを
クラツチで決めるためのクラツチブレーキ付モー
タ39が設けてあり、このモータ39の駆動ギヤ
40と上記フイルム送り用ゴムローラ29,30
に同軸に設けられたギヤ41,42とコンベア4
の駆動およびフイルム送り用ゴムローラ31,3
2に同軸に設けられたギヤ43,44とがタイミ
ングベルト45により連結しており、そのタイミ
ングベルト45は上側のギヤ41,43の外側と
下側のギヤ42,44の内側と駆動ギヤ40とに
順次掛け渡されている。したがつて、パルスジエ
ネレータの調節により予め設定されたフイルム送
り出し長さのピツチでモータ39は間歇的に回転
し、そのモータ39の回転によりタイミングベル
ト45とギヤ41,42,43,44を介して上
記フイルム送り用ゴムローラ29,30およびコ
ンベア駆動、フイルム送り用ゴムローラ31,3
2は回転し無端状ベルト9は駆動する。このため
ロール体8より引き出された一連の包装用フイル
ム7は連続状態のままガイドローラ27,28に
案内されて上下一対のゴムローラ29,30間と
ゴムローラ31,32間とに順次送られるととも
に、包装用フイルム7の両側端は上下一対の無端
状コンベアベルト35,36のフイルム送り用走
行部35a,36a間に挾み込まれて間歇的に搬
送する。
受台昇降装置Bにおいて、本体フレーム1の包
装部2の下方には受台5が配置され、その受台5
に垂設したガイド杆46が本体フレーム1側に固
定された軸受47に昇降自在に支持され、モータ
48の駆動軸と上記受台5とはクランク49を介
して連結している。モータ48の駆動によりクラ
ンク49を介して受台5はガイド杆46に案内さ
れながら昇降する。被包装物3が受台5上に供給
され載置した状態でモータ48の駆動により受台
5が押し上げられると包装部2に供給された包装
用フイルム7は緊張し伸張する。受台5は左右に
複数配置したほぼ逆L状の載置部材50によつて
形成され、各載置部材50は中央側に向かつて回
動可能に受体51に軸支しており、それぞれ図示
しないスプリングの付勢によつて常に垂直状態に
なつて被包装物3の載置部を形成するようになつ
ている。
フイルム折込装置Eにおいて、包装部2位置の
後部側の本体フレーム1に架設した固定部材たる
固定板52の下面側に一対の左右折込体13の基
端を枢軸53によりそれぞれ水平方向回動自在に
支持し、包装部2位置の本体フレーム1の両側面
には前後方向にレール54が設けられ、そのレー
ル54にはそれぞれ移動体55が設けられ、この
移動体55に後部折込体12の両側端を止着し、
上記左右折込体13にはその長さ方向に基部側が
内方に彎曲したガイド溝56が形成され、このガ
イド溝56に上記後部折込体12に設けられたガ
イドローラ57が係入して後部折込体12の作動
に連れて後部折込体12と左右折込体13との互
いに同調した前進・閉鎖動作により受台5上の被
包装物3に対して後方と両側との互いに連動した
いわゆる三方折込作用を行なうように形成されて
いる。さらにいえば本体フレーム1の下方にはト
ルクモータ58が設けられ、そのトルクモータ5
8の駆動軸にはクランク60を介して上記移動体
55が連結されており、被包装物3を載置した受
台5を包装部2位置に供給された包装用フイルム
7に押圧した状態において上記トルクモータ58
の駆動によりクランク60を介して後部折込体1
2が移動体55、レール54に案内されて前方移
動する。この後部折込体12の移動にともないミ
シン目16から包装用フイルム7が切り離される
とともにガイド溝56とガイドローラ57に案内
されて左右折込体13が枢軸53を中心に中心側
に回動し押し上げられた被包装物3の底面に沿つ
て摺動し、包装用フイルム7の縁部を三方から折
り込んで包装体3aを形成する。この場合受台5
を形成する複数の載置部材50は左右折込体13
に押圧されて中心側に回動するため折込体12,
13の移動を許容するものである。
フイルム固定装置Gにおいて、上記左右折込体
13の待機状態時にその左右折込体13の先側の
係合部59と係合する箇所の本体フレーム1側に
上下一対の無端状コンベアベルト35,36のフ
イルム送り用走行部35a,36aを下方から押
し上げるためのL状アーム85を枢軸86により
回動自在に設け、そのL状アーム85の一端側に
上記フイルム送り用走行部35a,36aを押し
上げて包装用フイルム7の抜出を抑制する押圧ロ
ーラ87を設け、他端側に上記係合部59と係合
してL状アーム85を上記押圧ローラ87を押し
上げる方向に回動する係合ローラ88を設けてい
る。この場合押圧ローラ87により上記走行部3
5a,36aを押し上げても上下一対の無端状コ
ンベアベルト35,36による包装用フイルム7
の移送は円滑に行われる。
上記フイルム送り用走行部35a,36aの前
端側には包装用フイルム7のやや上方に位置して
本体フレーム1に受杆89が架設し、この受杆5
6に対応する包装用フイルム7の下方位置には包
装用フイルム7の先端側を挾着固定するゴム等を
貼着した固定板90が配置され、その固定板90
は本体フレーム1に回転自在に架設した枢軸91
に固着され、その枢軸91にはリンク92の一端
を固着し、そのリンク92の他端がトルクモータ
93の駆動軸に設けたリンク61と係合溝62と
係合ローラ63を介して連結されている。したが
つて、トルクモータ93の駆動によりリンク61
が回動すると係合ローラ63と係合溝62を介し
てリンク92は回動して枢軸91を回動し、これ
により枢軸91に固着した固定板90は回動して
包装用フイルム7の先端側を受杆89に挾着固定
する。
上記無端状コンベアベルト35,36の後端側
にはフイルム送り用走行部35a,36aを上下
双方から押圧して包装用フイルム7のミシン目1
6より後部側の近傍箇所の抜出を抑制する上下一
対の押圧ローラ64が配置され、この押圧ローラ
64は移動体65に設けられ、その移動体65は
本体フレーム1の両側面の前後方向に設けられた
レール66に摺動自在に設けられ、上記レール6
6に平行してそのレール66の下方にはラツク杆
67が前後方向摺動自在に設けられ、上記移動体
65が上記ラツク杆67に固定され、そのラツク
杆67のラツク歯68にはモータ69の駆動ギヤ
70に噛合したピニオン71が噛合しており、モ
ータ69の駆動により駆動ギヤ70とピニオン7
1、ラツク歯68を介しラツク杆67が摺動して
移動体65をレール66に沿つて移動する。その
場合モータ69はフイルム供給装置Cのフイルム
送り出し長さを決めるクラツチブレーキ付モータ
39に連動してミシン目16の後部側近傍箇所に
位置するように上記押圧ローラ64が移動設定可
能に設定されてる。搬出装置Fにおいて、受台5
に載置した被包装物3の上昇待機位置に搬出ベル
ト14を配設し、折込体12,13によりフイル
ム7の三方が折り込まれた包装体3aはこの搬出
ベルト14によつてヒートシール器72を内蔵し
た移送体15上に移送され、この移送時にフイル
ム7の前端部がトレー18の下方に折り込まれ、
次いでこの移送体15によりシールされたのち送
出ベルト73によつて送り出される。
したがつて、製品17を載せたトレー18を固
定プレート19上に手動あるいは自動により供給
するとスイツチ25がオンになり、それによつて
コンベア4が作動してコンベア4の無端状チエー
ン4aに止着された突板20がトレー18を押動
し、トレー18を固定プレート19上に滑動させ
ながら包装部2位置の下方位置に向かつて移送す
る。コンベア4の作動と同時にパルスジエネレー
タの調整により予め設定された送り量でフイルム
送り用の一対のゴムローラ29,30およびコン
ベア4が作動してロール体8から引き出された包
装用フイルム7は1ステツプ送られる。ここでフ
イルム送り用の一対のゴムローラ29,30と無
端状ベルト9の駆動およびフイルム送り用ゴムロ
ーラ31,32間に張設された包装用フイルム7
にカツター10が切り込んでミシン目16が形成
される。次いで上記ゴムローラ29,30と無端
状ベルト9が作動してミシン目16が形成された
一連の包装用フイルム7をさらに1ステツプ移送
して包装部2位置に包装用フイルム7を供給す
る。この場合、包装用フイルム7は対をなすゴム
ローラ29,30とゴムローラ31,32間に挾
まれかつその両側縁が上下一対の無端状コンベア
ベルト35,36のフイルム送り用走行部35
a,36aに挾み込まれた状態で包装部2位置に
供給され、フイルム送り用走行部35a,36a
の両側端を蛇行状に案内する複数の上下のローラ
38と係合ローラ88と待機状態の左右折込体1
3の係合部59との係合により上記走行部35
a,36aを押圧する押圧ローラ87とによつて
押圧されている。またミシン目16が形成された
一連の包装用フイルム7の供給が完了した位置関
係において、上下一対の押圧ローラ64はレール
66に案内移動可能に設定されたミシン目16よ
り後部側の近傍箇所まで移動設定されている。そ
の後製品17を載せたトレー18はコンベア4の
端部から受台5上に移送され載置する。
被包装物3がこのようにして受台5上に載置す
ると同時に固定板90が枢軸91を中心に回動し
て受杆89との間に包装用フイルム7の先端側を
挾着固定するとともにリフト6が動作し受台5は
ガイド杆46に案内されて上昇し包装部2に供給
された包装用フイルム7を下面側から押し上げて
包装用フイルム7を伸張し、次いで後部折込体1
2はレール54に案内されて前方移動してミシン
目16から包装用フイルム7を切り離し、この後
部折込体12と連動して左右折込体13は受台5
の載置部を形成する載置部材50を図示しないス
プリングに抗して中央側に倒しながら中心側に向
つて回動し三方から包装用フイルム7をトレー1
8の底部に折り込んで後部折込体13上に包装体
3aが載置した状態になる。この場合押圧ローラ
64が次の作動で送られるフイルム7のミシン目
16の近傍を固定保持することによりミシン目1
6からの切断が良好であるとともに左右折込体1
3の回動により係合部59と係合ローラ88との
係合が離脱して押圧ローラ87は解除状態になる
ため折り込みは良好に行なわれる。その後、受台
5は下降するとともに包装用フイルム7の先端側
を固定する固定板90を復帰して固定を解除す
る。同時に包装体3aの上面側を搬出ベルト14
が下面側を搬出ローラ74が移送して包装体3a
を搬出ベルトコンベア75上に移送する。これに
よりトレー18の前方側の包装用フイルム7もト
レー18の下面側に折込まれるとともに搬出ベル
トコンベア75上にてヒートシール器72の熱に
よつてシールされ、送出ベルト73により搬出さ
れる。その後折込体12,13は復帰する。
このため、フイルム供給装置Cによりロール体
8より引き出された包装用フイルム7がミシン目
16を形成しつつミシン目を入れた状態のまま包
装部2位置まで供給し、受台昇降装置Bにより受
台5が上昇して包装用フイルム7を下から押し上
げて伸張し、同時にフイルム折込装置Eによりミ
シン目16からフイルム7が切り離し、かつ後部
折込体12と左右折込体13とにより包装用フイ
ルム7の縁部が折込まれて包装体3aを形成する
から、包装用フイルム7は安定した状態で包装さ
れ、かつ、ミシン目16からの切断端はきれいに
保持される。さらに包装用フイルム7の折込動作
によつてミシン目16からの切り離しが行われる
ため新たに包装用フイルム7の切断装置を装備す
る必要がなく構造簡単な装置である。
ところで、本発明のフイルム折込装置Eは第1
図〜第4図のように折込幅調節機構Hを備えてお
り、その折込幅調節機構Hは次のように構成され
ている。
後部折込体12には左右一対の調節溝76がほ
ぼ八字状に形成され、それぞれの調節溝76には
その調節溝76より短い摺動部材たる摺動片77
が摺動可能に嵌合し、その摺動片77の長さ方向
の一端には上記後部折込体12の上面に配置する
アーム78が連設され、そのアーム78には長溝
79が形成され、その長溝79には固定部材たる
ハンドル80付螺子81が挿入しかつ後部折込体
12に螺入してそのハンドル80の緩緊操作によ
つて摺動片77を後部折込体12に止着固定でき
るようになつているとともに、アーム78の側面
には把持片82が設けてあり、この把持片82を
把持して摺動片77を摺動しやすくしている。上
記摺動片77のアーム78と反対側端部の下面に
はガイドローラ57がワツシヤ83を介した止軸
84の螺着により着脱自在に枢支されている。こ
のため、ハンドル80付螺子81を緩めて摺動片
77を調節溝76に沿つて移動することにより左
右一対のガイドローラ57の幅間隔が可変でき左
右折込体13の折込幅が調節できる。したがつ
て、左右折込体13と後部折込体12の他にもう
1つの折込体を増設する必要がないとともに、摺
動片77の摺動により折込幅の調節が簡単に行え
る。加えて摺動片77の摺動調節のため微設定が
可能となり被包装物3の大きさに適合した折込幅
を正確に設定できる。またばねなどを用いないた
め安定した動作が可能である。
[発明の効果] 本発明はフイルムの供給方向に沿つて前後移動
自在な後部折込体と、その後部折込体の後方に位
置する固定部に回動自在に設けられそのほぼ長手
方向にガイド溝を有する左右折込体と、上記後部
折込体に設けられ上記ガイド溝に係入するガイド
部材とからなり、後部折込体の前後移動と連動し
て左右折込体を回動可能とし、フイルムの後部側
とフイルムの幅方向側とを折り込むようにした包
装機のフイルム折込装置において、上記後部折込
体に設けられており、上記ガイド部材が設けられ
ている摺動部材をフイルムの幅方向に沿つて移動
調節可能に嵌入する調節溝と、上記摺動部材を後
部折込体に固定する固定部材とを備えることにあ
り、摺動部材を調節溝に沿つて摺動して所定箇所
に固定することによりガイド部材の位置を簡単に
調節でき安定した動作が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第2図はフイルム折込装置の平面
図、第3図は同分解斜視図、第4図は同断面図、
第5図は包装機の全体縦断面図、第6図は同平面
図、第7図、第8図は押圧ローラ機構の正面図、
第9図A〜H、第10図A〜Cは包装状態を示す
作用状態図である。 2……包装部、3……被包装物、3a……包装
体、7……包装用フイルム(フイルム)、9……
無端状ベルト、10……カツター、12……後部
折込体、13……左右折込体、52……固定板
(固定部)、56……ガイド溝、57……ガイドロ
ーラ(ガイド部材)、76……調節溝、77……
摺動片(摺動部材)、81……螺子(固定部材)、
A……被包装物供給装置、B……受台昇降装置、
C……フイルム供給装置、D……フイルム切込装
置、E……フイルム折込装置、F……搬出装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フイルムの供給方向に沿つて前後移動自在な
    後部折込体と、その後部折込体の後方に位置する
    固定部に回動自在に設けられそのほぼ長手方向に
    ガイド溝を有する左右折込体と、上記後部折込体
    に設けられ上記ガイド溝に係入するガイド部材と
    からなり、後部折込体の前後移動と連動して左右
    折込体を回動可能とし、フイルムの後部側とフイ
    ルムの幅方向側とを折り込むようにした包装機の
    フイルム折込装置において、上記後部折込体に設
    けられており、上記ガイド部材が設けられている
    摺動部材をフイルムの幅方向に沿つて移動調節可
    能に嵌入する調節溝と、上記摺動部材を後部折込
    体に固定する固定部材とを備えることを特徴とす
    る包装機のフイルム折込装置。
JP27545384A 1984-12-29 1984-12-29 包装機のフイルム折込装置 Granted JPS61164912A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0245329A (ja) * 1988-07-30 1990-02-15 Teraoka Seiko Co Ltd 包装機フイルム折込機構の駆動制御装置

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JPS61164912A (ja) 1986-07-25

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