JPH0389927A - 非対称性の多孔性ポリアミド膜 - Google Patents

非対称性の多孔性ポリアミド膜

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JPH0389927A
JPH0389927A JP2215691A JP21569190A JPH0389927A JP H0389927 A JPH0389927 A JP H0389927A JP 2215691 A JP2215691 A JP 2215691A JP 21569190 A JP21569190 A JP 21569190A JP H0389927 A JPH0389927 A JP H0389927A
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JP
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membrane
polyamide
nylon
porous
skin layer
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Application number
JP2215691A
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English (en)
Inventor
Kathleen A Dennison
キャスリーン アン テニソン
Bruce E Kolcinski
ブルース アール コルシンスキー
Subramanian Krishnan
サブラマニアン クリシユナン
Patrise M Russell
パトリス マリー ラッセル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0389927A publication Critical patent/JPH0389927A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/56Polyamides, e.g. polyester-amides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D69/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D69/02Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor characterised by their properties

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はミクlコ濾過及び限外濾過にJ3いて有用な多
孔性、非対称性のポリアミド膜に関づ−る。
従来技術 カナダ特し′F第1,168,006号明細書「ラシド
ロ(Wrasidlo) lには゛ゞ開放A ネ/) 
ム構造″ぐ支持されたスキン層を持つ非対称性限外濾過
膜が開示される。この明細書は、少なくとも200℃の
ガラス転移温度を持つポリマー物質だけがハネカム支持
構造を形成するのに」−分な剛性を持つのでそのような
比較的高いガラス転移温度を持つポリマーだけがこの発
明に適づであろうと記載している。ポリアミドのうちで
はボリアリールアミドだけが具体的に有用なものとされ
た。その明細書にはまた膜のスキン層は実質的に1】」
形の孔の代りにスリット様の亀裂を持つと記載される。
米国特許第4.629,563号明細書(ラシドロ)に
は限外濾過体又はミクロ濾過体として使用してもよい非
対称性の膜が開示される。膜はスキン岡と多孔性、非対
称性の網状化された支持層を有することができる。この
−563号特許明細書に記載される膜はポリアミドから
作ることができるが、しかし具体的に開示されるものは
アルアリファデイツクボリアミドのポリへキサメチレン
プレツタルアミドだ唇プである。これらの膜はポリマー
ドープを流延成形することによって形成されるが、その
ドープは不安定な液状分散状態を取るものである。
米国特許第4.627.992号明細書[バデンホツプ
(BadenhoD )等」には芳香族ポリアミド樹脂
から形成された膜が記載される。この′992死明細書
に記載される膜唸対称性叉は非対称性であることができ
、ポリアミドの中性溶媒is液を用いて製造ツることか
できる。
米国特許第4.340.4e、1+−4明細書[ミクロ
(Hishiro )等]には細い孔通路を持つ三次元
ネット様構造を有する中空繊維膜が記載される。
その実施例8において、ポリアミド18重量%、メチル
アルコール、水及び塩化カルシウムニ水和物を含有する
流延用溶液から1:1メタノール/水凝固浴を用いて1
つのそのような中空繊維膜が製造されている。
米国特許第4..722,795号明細書[ゴール(G
ohl )等]には限外濾過に有用な非対称性の自己支
持性膜が記載される。膜は平らなシート、管あるいは中
空8!雑の形を取ることができる。この特許明細書には
、適当な膜物質はジメチルスルホキシドのような極性非
プロトン性右機溶媒に可溶性のポリアミドであると記載
される。この特許明細書はポリアミドが膜を形成する際
に使用するのに好ましいと述べるが、具体的に開示され
るしのは′y′J香族ポリアミドだ(ブである。
米田特ハ第3,876.738号明III潟[マリナツ
プA (Harinaccio)等]には、フィルム形
成性ポリマー、例えばナイロンを溶媒系、例えばギ酸溶
液に溶解し、得られた溶液を流延成形してフィルムを形
成し、そのノイルムを非溶媒浴、例えば水/塩溶液又は
アル−)−ル/塩溶液Φで急冷して微孔性膜を形成する
、微孔性膜の製造法が記載される。この特9′(明細書
にはこれらの股が非対称性であるとは記載され−(いな
い。
米国特許第4.482,514号明細書[シンドラ−(
Schindler )等]に(、L約1〜7%のポリ
エチレングリコールを含有するポリアミドのギ酸溶液を
用いて限界濾過膜を製造する方法が記載される。この特
許明細書には、膜は限外濾過スキン層と、孔寸法が限外
濾過スキンからの匝離と共に大ぎくなっている裏打ち層
とをhすると記載される3、この特YF明細書の第2図
に孔寸法が徐kに人きくなっている膜の横断1Tri図
がホされる。
1983句6月6[」に公開された特許+1!(589
4863号公報には粗表面とIL滑な表面とを右するポ
リアミド11Qが記載される3、この公報には、塩化カ
ルシウム及び水と混合されたギ酸に溶解されたナイロン
6.6の10へ・40重奥秘溶液の調製、得られた溶液
の流延成形、及び−様でない表面を形成するために、例
えば流延成形膜を凝固浴に繰り返し浸漬することによる
、流延成形ノイルムの間欠凝固を含む、1つのそのJ、
うな膜の製造法が記載される。1itlポされlこ孔寸
法(ま和衷n+i上で0.05〜500Iim、平滑表
面上で1〜1000μmの範囲である。
米1q特ら11第3.615,024P;明細書「ミ力
エルス(Hichaels) 1に(よ異方性膜が記載
される。
この異方性膜はポリヘキサメチレンアジパミドのような
ポリアミド及び他の、パナイI]ン″として知られるそ
のようなポリアミドから形成可能であるとされるが、そ
のような膜は例ホされでいない、。
米国特許第4.34−0.480号及びrijl第4゜
340、/179号明細よ「パル(Pall)等コには
メチレン単対アミド基の比が約7 : 1−・約12:
1のポリアミドからスキン層のない、リクオフイリツク
性(liquofilic) 、フルー」−ル不溶性ポ
リアミドのミク【]濾過膜を製造する方法が開示される
。この特許明細書には、記載される方法に従って製造し
た膜(ま均一な直径の孔を持つと開示される。この特許
明細書はまたそれらの膜は゛先細りの孔″を有すること
ができると記載するが、それらは高度に非対称性の膜C
あるとは記載されない。
発明の概敦 本発明は (A)多孔性のスキン層: (B)実質的に平行な中空の管様構造体であって、各管
様構造体の長子寸法がスキン層に対して本質的に垂直と
なるように配向されているそれら管様構造体のネツ1−
ワークを含む少なくとも1つの領域を有する、スキン層
に隣接する、一体となった多孔性の支持層(叩ち、スキ
ン層と161じ操作又は工程で形成され、スキン層と実
質的に同じ組成を右刀る支持層): を含む流体の流れに対して透過性の、非苅穐性の多孔性
ポリアミド膜に45いて、 スキン騎は支持層に比較して相ス1的に薄くかつ緻密で
あり; スキン層中の孔の直径(ま支持層中の管様構造体の直径
に比較して相ヌ4的に小さく; 前記領域が1つより多い支持層を有する膜にa3いては
、管様構造体の横断面積はスキン層から遠くの位賄にあ
る領1ii!ほど大きく;そしてポリアミド(よガラス
転移温度が200℃未満の脂肪族ポリアミドである、 前記多孔相ポリアミド膜を提供する(うのである。
本発明は更に支持された非対称性膜、即ち上記のポリア
ミド膜、及び平行な2つの表向を右する前以って形成さ
れた多孔性支持層、例えば不織ウェブ、織布又は紙を含
む膜を提供する。
本発明はまた次の、 (a)ポリアミドをアルコール/塩溶液に溶解し0 て含む流延用溶液を調製し; (b)流延用溶液の前以って選択された厚さを持つフィ
ルムを流延用サブストレート[例えば、テフロン(T[
FLO14)被覆表面、ガラス又はポリエチレンテレフ
タレート1の表面に塗布するか、又は流延用溶液の舶載
って選択された厚さを持つフィルムを前以って形成され
た多孔性支持材料の平行な表面の1面又は両面に塗布し
、次いで得られた被覆予備形成支持体を流延用ザブスト
レートの上に載置し:あるいは (C)流延用溶液の中空II維を環状ダイを通して押し
出し; (d)得られたフィルム、被覆された予備形成支持体又
は中空amを液体の非溶媒浴に浸漬してポリアミドを沈
殿させ、かつ非幻称性のポリアミド膜又は非対称性の、
支持されたポリアミド膜を形成し、ぞして 膜又は支持された膜を非溶媒浴から回収し、乾燥する: 工程を含む前記の非対称性膜及び支持された非対1 称牲膜の製造法を提供りるものである。
本発明のIQは多孔性スキン層の孔勺法に依存してミク
「1濾過か、又は限外濾過による分離法において有効に
使用することができる。
発明の詳細な説明 本発明の非幻称性膜のあるものは2つ以上の領域又は層
を含む支持層を有する。それら領域又は層の各々は実質
的に平行な中空管様構造体の三次元ネットワークを含み
、各管様構造体はその長手寸法がスキン騎に対して本質
的に垂直となるように配向されでいる。一般的に言えば
、支持層の、ある特定の領域にお1プる各管種MA造体
ははは向じ横断面積を有する。しかし、隣接する支持層
領域の管様構造体はかなり相違する横断面積を有するこ
とができる。これによって各々はぼ同じ横断面積を持つ
管様構造体を含む個別の、不連続の領域又は層より成っ
ているように見える支持層がもたらされるだろう。隣接
りる領域が同じような横断面積を持つ管種m造体より成
る堀含、支持層は横断面積がスキン層からの距離が大き
くなると共に2 大きくなるテーパー付き管様構造体より構成されると思
われる。
本発明の非対称性膜を製造する際に有用なポリアミドは
200℃より低い、好ましくは100℃より低い、最も
好ましくは60℃より低いガラス転移温度を有するもの
である。本発明において有用なポリアミドは脂肪族のも
のである。即ち、それらは脂肪族ポリアミドJ:り成る
群から選ぶことができる。脂肪族ポリアミドには脂環式
ポリアミドも含まれる。ポリアミドのブレンドらまた本
発明に有用である。
本発明において有用なボリアよドのうち幾つかの群のも
のは次の一般式 で表わずことができる。ただし、上記式において、各基
Rは11及び1〜4個の炭素原子を右するアルキル基よ
り成る群から独立に選ぶことができ、各1    2 
   3 基R及びR又はRは線状又は分枝鎖状のIli″i肪族
又は脂環式部分あるいはそれらの組み合せより成る群か
ら独立に選ぶことかできる。一般的に言えば、任意の特
定のポリマー(1)においては、基Rは全て月−であり
、またWR2b仝て同一・である。また、任意の特定の
ポリマー(I)にお4 3 いては、基Rは全て同一である。−船内に貫っ2 て、基R,R及びR3は1〜12個、好ましくは1〜1
0個の炭素原子を右する。基R11< 及びR3はまた
酸素、窒素及び硫黄のJ:うなヘデ1」原子、即ちy4
節原子を含/υでいてもよい。
本発明において有用なポリアミドは一般に約1o、oo
o以上の重量平均分子量を右し、それらはジョン・ワイ
レー・アンド・ザン社(、l0hnWiley & S
on )から1982年に11]行されたカ版、第18
巻、第350〜353頁に記載されるちののような常用
の方法に従って製造することができる。本発明に43い
て石川なボリア鳳ドの多く(よ公知で、かつ市販される
ものであり、例えばす・イ1コンロ、6.111らポリ
(ヘキサメチレンアジパミド、ナイロン6.9及びノー
イロン6、即ちポリカプロ″ラクタムがある。ナイロン
6.6はイアイ・デュボンネt、 ([,1,DuPo
nt de Nemoursll) COmllanV )からザイデル(ZYTEI−)1
01又は120(デ、]ボン社パンフレッ1〜Noヒー
263/15に記載)として、セン1ナン1社(Hon
5ant。
Corporation )からバイダイン(VYDY
NE) 21(モジ量ナンド社パンフレットNo、8−
1117−0880−92に記載)として、及びセラニ
ーズ社(Ce1anese Corporation)
から1001−1又は1200−1(tラニーズ社の゛
紀要N I A ″パンフレットNo、 10 M /
 583−5 M 85に記載)として市販される。ナ
イロン6はバディシュ社(Badist)e C0rp
(lration )からB −300及びB12O3
として、またナイロン・コーポレーション・オブ・アメ
リカ社(Nylon C0rDOratiOn ofA
mOrlCa )からナイ」ア(NYCOへ)471.
466及び589とし−(市販される1、ナイ[1ン6
,9はアルドリッチ・ケミカル社(Alclrich 
ChcmicaCompany )から、及びセン1ノ
ント相からバイデン60 N及び602Mと()て市販
され、またノーイ[1ン6,6/6二Jポリマーはセン
リーフ1〜社からバイダイン80×とじで市販される。
 6 本発明の非対称性膜を製造するのに用いられる流延用溶
液は上記ポリアミドの1種又は2種以上を流延用溶媒に
溶解することによって調製される。
流延用溶媒は低級(即ち、c1〜C4)アルコル又t、
■低級アル」−ルの混合物に溶解した塩の溶液である。
アルコール、塩及び塩水準の選択は流延用溶媒中て゛の
ポリアミドの溶解度で大部分決まる。本発明において有
用な低級アルコール及び低級アルコール混合物の代表的
例は低級アルカノール及び低級ノフルカノールの混合物
、例えばメタノール、1タノール、プロパツール、ブタ
ノール並びにエタノール/メタノール、エタノール/プ
ロパツール及びメタノール/プロパツール混合物である
。メタノール、エタノール、及びメタノール又はエタノ
ールを少なくとも50東槍%の濃度で含有する混合物が
史に好ましい。それは多数の一般的に入手できる塩がそ
れらに耐溶性であるからである。流延用溶液を調製する
のにIIJいられる塩はポリアミドのフルー1−ル中溶
解度8′?31めるbのであるべきである。代表的塩に
無水塩化カルシラ7 ム、塩化hルシウムニ水和物、沃化カルシウム四水和物
、1irl酸カルシウム四水和物、リーリチル酸カルシ
ウム及び塩化リブラム、並びにそれらのブレンドがある
93本発明の流延用溶媒を調製するのに塩化カルシウム
ニ水和物を用いるのが好ましい、。
流延用溶液は膜を流延する時間とdA度に43いて均質
な溶液である。好ましくは、流延用溶液は安定な溶液で
ある。即ち、それは室温で放置しておいても相分離を起
さない。流延用溶液はまたその攪拌及び流延用サブスト
レートに又は前以って形rf!、された膜支持体に対す
るその塗イITを可能にづべく十分に低い粘度を有すべ
きである。溶液粘度tまある程度はその溶液を作るのに
用いられるポリアミドのタイプ、分子量、及び濃度に依
存する。例えば、ナイIコンロ、6を8重量%含イ1す
る特定の流延用溶液の粘度は室温で約5000cp′C
″あるのに対して、5重組%溶液の粘度は室温ぐ杓12
00Cpである。室温て゛約500CDより低い流廷用
溶波粘1旦以−・般に好ましくない。
典型的に(よ、流延用溶液は流延用溶液の全47弔8 基準で10〜50重量%、好ましくは35重量%の塩を
含有する。アルコールは一般に流延用溶液の全重量基準
で流延用溶液の47〜76東量%、好ましくは約60重
量%を占める。一般的に言えば、流延用溶液は流延用溶
液の全重量基準で約3〜14重量%のポリアミドを含む
。最適のポリアミド濃度は使用されるポリマーの分子量
と使用される蒸発時間とに依存する。しかし、目的とさ
れるポリアミドは少なくとも約3重量%の水準において
可溶性でなければならない。約3重量%未満の濃度では
目的の構造を持つ膜が形成されないからである。
好ましい流延用溶液は塩化カルシウム三水和物35重量
とメタノール65重機%とを混合し、その混合物を塩化
カルシウム二水和物が完全に溶解されるまで還流し、4
〜7重量部のナイロン6゜6を上記塩/アルコール溶液
と混合し、得られた混合物をナイロンが完全に溶解され
るまで還流することによって調製することができる。
所望によっては、流延用溶液は妨害性のない常 9 用の流延溶液用添加剤を含有していることもできる。添
加剤の相対量とタイプは最終膜@造に対して悪影響を及
ぼさないように選択すべきである。
1つのそのような添加剤は非イオン性界面活性剤、例え
ばローム・アンド・ハース社(Rohm & 1laa
sCorporation )から市販されるトリ1〜
ン(TRITON)X100.又はICIアメリカス社
(ICI八lへeriCaS 、 Incorpora
ted )から7+]販されるツウィ・−ン(THEE
N ) 20である。非イオン性界面活性剤のブレンド
も使用することができる。一般的に言えば、流延用溶液
【11重量%未満、史に典型的には0.5重量%未満の
界面活性剤を含む。流延用溶液はまた少量の孔形成剤、
膨潤剤及び可塑剤を含んでいてもよい。流延用溶液は更
に非溶媒、例えば水又は非溶媒のブレンドを含んでいで
もよい。一般的に言えば、添加非溶媒の最終l!構造に
及ぼす効果は比較的小さいが、典型的には流延用溶液中
の非溶媒の量が増°りにつれて膜のスキン層における孔
は大きくなる。流延用溶液に加えることができる添加剤
の最大量は得られる溶液にお()0 るポリアミドの溶解度によって制限され、そしてそれは
流延用溶液中の塩濃度及び流延用溶液に用いられる塩の
タイプに依存するだろう。一般に、塩濃度が高くなれば
なるほど流延用溶液に加えることができる水の量は多く
なる。しかし、流延用溶液に添加可能な水の最大量は塩
に対して最初に混和された水があればその量だけ低下す
る。例えば、メタノールと塩化カルシウムを含む流延用
溶液に加え術ろ水の最大量は塩化カルシウム1g当り水
約0.8gである。
流延用溶液は流延用サブストレートの露出表面の目的と
する領域に目的とする厚さの流延用溶液を塗布し又は堆
積させることによってシート又はフィルムに形成するこ
とができる。本発明に有用な流延用サブストレー1〜に
この技術分野において知られている1ノブストレートの
多くのものがある。
例えば、これらザブストレートにガラス、ガラスで被覆
された材料、ステンレス鋼、ポリ(エチレンテレフタレ
ート)、ポリプロピレン、ポリ(テトラフルオロエチレ
ン)で被覆された利料及びシ1 リコーンで被覆された紙又はベルトがある。、゛品用の
流延成形法及び同装置、例えばナイフコータースロット
送りナイフコーター及びノツチバーコターを用いること
ができる。流延用溶液はまた、本発明の支持された膜即
ち複合膜の1つを形成するために、平行な2つの表面を
有する多孔性の前駅って形成された支持体の上に直接塗
布してもよい。このような予備形成された支持体の代表
例は不織繊維ウェブ、織布又は紙である。流延用溶液は
平行な表面の1つ又は両方に適用される。そのような支
持体に膜を流延すると膜に追加の強さを与えることがで
きる。予備形成支持体は流体の膜を通る流れを制限しな
いように非常に多孔性の構造、即ら開口構造を有してい
なければならない。
即ち、支持体の平均孔寸法は少なくとも膜の@b大ぎい
孔と銅程度に大きくなければならない。膜の形成を助長
し、かつ膜のピンホール数を低下させるために、予備形
成支持体は流延用溶液で濡らすことができる材料から作
るべきである。一般に、ポリアミド物質から成る予備形
成支持体が流延用2 溶液でより容易に濡らすことができる。
中空繊維の膜を所望とする揚台、流延用溶液は環状ダイ
から押し出すことができる。所望によっては、空気、又
はポリアミドが不溶である液体を繊郭の管腔(ルーメン
)を通して流すことができる。液体は非溶媒浴で用いら
れた非溶媒と同じである必要はない。本発明の中空繊維
膜を製造するのに常用の抽出法及び同装置を用いること
かできる。
この溶液は約0.05〜0.51mm (0,002〜0.020in)の厚さ持つ湿潤した岡
に流延又は押出し勺ることかできる。この流延又は押出
しで一般にJ’&−ざ約0.025〜0、25mm (
0,001〜0.010in)の乾燥膜が得られる。溶
液は厚さ0.051〜0.152im(0,002〜0
.006+n)の乾燥膜を一般にもたらづ一約0.10
〜0.18s(0,00/l〜0.007in)の湿潤
した層ニ流延するのが好ましい。
流延溶液を1ノブストレートに堆積させた後、被3 覆されたサブストレートは、所望によっては、乾燥のた
めに空気にWg ’54してらよい。空気に幻する暴露
は膜の犀さと多孔度に彩管を及ぼづ可能性がある。膜の
空気に対する暴露が長くなればなるほど膜のスキン層の
多孔性は小さくなる。120秒までの暴露11.¥間が
用い得るが、しかし約30秒以下、例えば5〜15秒の
鼠寵時間が好ましい。
上記の任意工程としての乾燥工程の後、依然湿潤してい
る膜を非溶媒、例えば水又は水蒸気に暴露してポリアミ
ドを沈殿させ、膜を形成する。好ましい非溶媒は水又は
水と水蒸気を含む。蒸気の形をした非溶媒だUに暴露し
ても本発明の特徴的な膜構造を右する脱は得られない。
従つ−(、ポリアミドを沈殿させるのに非溶媒の蒸気を
用いる予定の場合は、蒸気に対する暴露は短かく、例え
ば10分以トにしな(〕ればならず、ぞしてそのような
試露に続いて股を液体の非溶媒浴に浸漬しな(づればな
らない。非溶媒の1つとして水蒸気を用いる時、チャン
バー内の温度は相対温度で約50%以上に保つべきであ
り、そしてIF3.6!lfましくtよ相4 刈温度90〜100%であるべきである。しかし、1つ
だ(プの沈殿工程を用いるのがより単純であるから、股
を液体の非溶媒浴に浸漬するのが湿潤11Δを非溶媒に
暴露する好ましい方法である。
本発明にJ′3いて有用な液体非溶媒浴のあるものは過
半量の水と少量の極性有機溶媒を含む。適当な極性溶媒
を挙げると、低級(即ち、1〜4個の炭素原子を有する
)アルカノール、例えばイソプロパツール、低級ケトン
、例えばアセトン及びメチル丁デルケトン、低級エーテ
ル、例えばテトラヒドロフラン、低級ニトリル、例えば
アセトニトリル及び低級アミド、例えばジメチルボルム
アミドがある。アセ(〜ンが特に好ましい。全非溶媒浴
に対して20〜25容量%もの多量が極性有機溶媒であ
ってもよい。しかし、非溶媒浴は極性有機溶媒を約20
容量%未満含有するのが好ましく、ぞして15容量%未
満含右づ−るのが最も好ましい。
液体非溶媒浴は−・般に室温に保たれる。室温にり低い
浴温度は凝固速度又は沈殿速度を遅くする傾向がある。
被覆された流延用サブストレート又5 は押し出された中空繊維は浴に浸漬し、そこに少なくと
も1分間又は膜が流延用サブストレートから取れて浮び
始めるまで滞めるべきである。膜は次いで浴から回収し
、水洗することができる。。
膜は形成、回収後適当な+1意の手段で乾燥することか
できる。加熱された強制空気による乾燥は乾燥時間を短
かくするが、膜が乾燥中に勺沃土固定されていない場合
(ま膜にしわができるのを促進する。外囲条件下で乾燥
さけた湿潤膜はポリテトラフルオロエチレンで被覆され
たサブス1−レートの表面から容易に離れる。
本発明の膜を通る流束は膜の多孔率(%)(III]ち
、ボイドを含む膜容積のパーセント〉、非対称比(即ち
、支持層の底面上の117−均孔直径をスキン層の平均
孔直径で割った商)及び/又【まスキン層の平均孔直径
を変えることによって変えることができる。流束はまた
膜の厚さを:1ントロールすることによって、4:だ多
重層膜を用いることにJ、っても変えることができる。
例えば、本発明のミクロ濾過膜のあるbのの単一層、叩
ち−・層は約6 2.5〜約75j!/kPa(秒)1rL2の正規化空
気流束を有し、また約0.5〜約20μmの泡立ち点を
有する。
膜の多孔率(%)、比対称比及び保持層の平均孔直径に
対して最大の影響を及ぼすプロセス変数は 1)流延用溶液中のポリアミド濃度、 2)液体非溶媒浴中の非溶媒濃度及び 3)流延工程と沈殿工程との間r:膜が空気に暴露され
る時間 である。例えば、スキン層、即ち保持層の平均孔直径の
低下は流延用溶液中のポリアミド濃度を高め、及び/又
は流延工程と沈殿工程との間での空気に対する暴露時間
を長くすることによって達成することができる。平均孔
直径は液体非溶媒浴中の極性石橋溶媒の潰を多くするこ
とによって増加させることができる。
本発明の膜のスキン層の平均孔直径は膜の目的とされる
用途、即ち眼外濾過かミクロ濾過かに基づいて選ばれ、
これは上記のプロセス変数を用い7 てコントロールすることができる。本発明の膜のあるも
のは約0.001〜10μmの平均スキン層孔直径及び
支持層の底面上で約20〜500μmの平均孔直径を右
する。典型的には、本発明の膜の多孔率(%)は約70
%より大、好ましくは80%より人である。比対称比は
1より大きくなければならず、そして好ましく(ま約1
0より人、例えば約10〜100,000である。本発
明の方法を用いて2.000以上の非対称比が容易に達
成された。高度の膜非対称性は膜を通る流束をより多く
することに寄与する可能性があるので大きな非対称比が
望ましい。しかし、支持層の底面上に大きな孔直径を右
する膜は使用中に詰まったり、あるいは、縮まったりし
て、膜流束がより小さくなる可能性がより大である。し
かし、圧縮層は膜の厚さにも強く依存する。例えば、0
.25mmの乾燥厚さを有するナイロン6.6膜は34
5kPaにおいて87%の流東低下塾を持つ(測定圧力
におりる初期流束と定常状態流束との差によって測定)
。0.12#m+の乾燥厚さを有する膜の流8 束低下率は345 kPaにおいて21%以下であり、
また乾燥厚さ0.04marの膜の流束低下率は345
 kPaにおいて10%以下である。
本発明の目的と利点を次の実施例で例証する。
これらの実施例では、色々な膜の製造並びにそれらの有
用性を示す幾つかの試験について説明される。
実施例1 ある量の塩化カルシウムニ水和物(230g>をメタノ
ール500mと混合した。得られた混合物を一夜還流さ
せて澄明な溶液を生成させた。セラニーズ1200−1
として市販されるある量(259)のナイロン6.6(
平均分子量135゜000)を塩化カルシウムのメタノ
ール溶液475gに添加した。この混合物を一夜還流さ
せて澄明な流延用溶液(ポリアミドを5重量%を含有)
を生成させた。この溶液を室温まで冷却した後膜を流延
成形した。
この流延用溶液のある量(35,d )を35個×bo
cmのガラス板に堆積させ、板縁に平行なシム9 を持つガラス板を用いて@温厚さ254〜305μmま
で塗布した。流延用板を直ちに水1900−とアセトン
100mより成る22〜24℃に保持された非溶媒浴に
浸漬した。その板を浴に約1分間浸漬したままにして置
き、その後膜を浴から取り出し、紙タオルで拭き、そし
てテフロン被覆シートの上に載置し、外tuna度でス
キン側を上にして約3時間乾燥させた。この膜の乾燥厚
さは約51〜64μmであった。
この膜について泡立ち点と正規化空気流量を測定した。
両試験は膜のピンホールのない領域からダイ打抜きした
直径47馴のジスクについて行った。空気流量の測定は
フィッシャー・サインティフック社(Fischer 
5cientific、 Inc、)¥Jの直、径47
mmのステンレス鋼製フィルターホルダーの中に膜試料
を取り付けた装置を用いて行った。膜試料はス4:ン層
が上流に向くように取り句tプた。窒素ガスを睨の上流
側に、14.85標準1/分の標準流量が膜の下流側に
配置されたロタメーターで測定されるまで適用した。こ
の流量が達成され0 た時、膜を横断する圧力降下をアシコク[]フト(As
hcroft ) ”ろうイq&′J″圧力ゲージを用
いて測定した。空気流量の測定I3L膜を通る流体の輸
送に苅する膜の抵抗性の指標を!:jえる。次いで、正
規化空気流量を次式 流 量  (圧力降下)(フィルター面積)(60s/
分)(式中、11:力降■はkPaで、ノイルター面積
はTrL2でそれぞれ与えられる。) を用いて計算した。膜は8.34f!/kPa  (秒
)(m2)の正規化空気流量を有づ−ることか見い出さ
れた。
泡立ち点は空気流量を測定するのに用いたものと同様の
装置を用いて測定した。泡立ち点は膜のスキン側が上流
に向くようにフィルターホルダー中に取りN()た、ル
L / −/lz (+−1lBINOL ) M ?
lll[数学的定数1/1.4、カリファーノ社(Ka
l 1pharno、 Inc、 )から市販1により
完全に湿IIi+1された膜の試別について測定した。
1本の管がフィルターホルダーの下流側から延びて石(
」ん水1 で満された溜めに入っていた。次に、膜の−[流側への
窒素ガスの流れを気泡が初めて7X1りん水の中に現わ
れるまでゆっくり増加させてゆくことによって膜の上流
側にかかる圧力を高めた。気泡が最初に現われる圧力を
泡立ち点とした。次いで、花月法を次式 %式%() を用いて泡マIち点の圧力と相関させて求めた。、 l
11.!の泡立ち点は0.87μm′C−あった。
また、膜をラテックス粒子忌避試験に供した。
忌避試験はダウ社(Dow)から市販される、平均直径
0.22μmのボリスヂレン粒子の水性溶液を用いて行
った。これらラテックス粒子溶液の吸光度は約0.”1
90〜0.200であった(波長420nmの可視光源
を使用するベックマンモデル(Beckman Mod
el ) 35の分光高度d1を用いて測定)。ビンボ
ールのない朕試利を25馴の濾過器集成装置・アミコン
・モデル(AHICON Model 12 )の中に
取りイ1()、狗拓環型でない直線濾過(straig
ht filtration )で運転した。ラブツク
2 ス粒子溶液の各々を朕を通して濾過した。膜を通過した
濾液即ち透過液を集め、その吸光度を上記の向し分光光
度計と光線を用いて測定した。次いで、膜によって保持
された粒子の割合を次式(%)     初めの溶液の
吸光度 を用いて計算した。この結果、膜は平均直径0.22μ
mのラテックス粒子を99.5%保持していた。このこ
とは膜がミクロ濾過法に有用であることを示す。
この膜の走査電子顕微鏡写真は、膜が本発明の股の特徴
的構造を右しでいることを明らかにした。
走査電子顕微鏡写真はまた平均孔直径を求めるのにも用
いた。しかして、顕微鏡写真は膜のスキン側の平均孔直
径は約0.1μmであること、また支持層の底面上の平
均孔直径は約100〜200μmであることを示した。
従って、膜の非対称比は約1000 : 1〜約200
0 : 1であった。
実施例2〜3 実施例1に記載の手順を繰り返した。ただし、3 流延用溶液はナイロン6Lブイコア471として市販]
を5.5屯尾%含有するものであり、また非溶媒浴中の
アセ]〜ン濃度は5重量%又(ま15重量%のいずれか
であった。空気流量の測定は実施例1に記載の手順に従
って行っlこ。膜は36.21/kPa(秒〉 (m2
)及び145 j!/kPa  (秒)(TrL2〉の
正規化空気流星をそれぞれ有していた。
実施例4〜14 非溶媒浴に用いられる極性有機溶媒のタイプと量を色々
に変えて使用した点を除いて実施例1に記載の手順を繰
り返した。空気流量及び泡立ち点を実施例1に記載した
手順を用いて測定した。(も性有機溶媒のタイプと量及
び得られた非対称性膜の性質を第1表にまとめて示す。
4 第1表 浸漬浴組成の影慢 DM F      9515        33.
60       3.65DMF      90/
10        44.74       2.0
61)MF      85/15       74
.64       3.08DMF      80
/20        74.64       3.
20MEK      9515        37
.34       2. IMEK      90
/10       74.64       4.O
I PA      9515        43.
51       2.64IPA      90/
10       43.51       5.0I
PA      85/15       62.19
       9.6八〇N      9515  
     41.48      3.8ACN   
   90/10       74.64     
  2.88データは液体非溶媒浴中の極性有機溶媒の
水準を上げると空気流量は一般により大きくなることを
示している。
実施例15〜16 実施例15ではナイ:lア471として市販されるナイ
ロン6の5重量%溶液を、また実施例16では同ナイロ
ン6の4.5重量%溶液を流延用溝5 液としてそれぞれ用いたことを除き、実施例1の手順を
繰り返した。比較例C1及びC2においては、実施例1
5及び16の膜の各々の二重層をそれぞれ試験した。膜
はそれらのスキン層が面対面配置状態となるように配列
した。得られた非封称性膜及びそれらの二重層の正規化
空気流量と泡立ち点を実施例1に記載の手順に従って測
定した。
使用した膜、層数、正規化空気流量及び泡立ち点を第2
表にまとめて示す。
第2表 4.67 2.42 7.81 3.87 データーは膜の層を2重にすると膜の泡立ち点が低下し
、また正規化空気流量も低下することを6 ボしている。これは、本発明の膜は最終の膜についてそ
の正規化空気流量及び泡立ち点を変えるためにシンドイ
ッチ構造となし、あるいは廟として配列することが可能
であることを示す。
実施例17 被覆された流延用サブストレートを水とメチルエチルケ
トンの95:5容母比混合物に浸漬したことを除いて実
施例1の手順を繰り返した。得られた膜は厚さ51μm
、in規化空気流量1451/kPa  (秒〉TrL
2及び泡立ち点5μmを有していた。2重層とした本発
明の膜の正規化空気流量は754!/kPa(秒)卯2
、泡立チ点ハ約2.5μmであった。三重サンドインチ
構造の膜の正規化流量は約364!/kPa(秒〉7r
L2より大、泡立ち点は1.2μmであった。これは、
本発明の膜はこれをザンドイッチM4造又は層状となす
ことによって最終の膜の流量及び泡立ち点を変えること
ができることを示す。
実施例18 本実施例は本発明の膜の1つを形成するために7 ポリアミドの混合物を使用した例を説明するものである
ポリアミド5.0重量%の流延用溶液をナイロン6(ナ
イコア589として市販)とナイロン6゜6(セラニー
ズ1200−1として市販)との50750重量%混合
物、及び塩化カルシウム工水和物37重量%のメタノー
ル中溶液を用いて調製した。得られた混合物を約12時
間還流させてほぼ澄明な安定な溶液を生成させた。
この流延用溶液を次にポリエチレンテレフタレート(即
ち、P E T )流延用4ノブストレートに0.25
mのクリアランスに設定した10.2cmのガードナー
ナイフコーターを用いて塗布した。
被覆された流延用1ナプストレートを次に外囲空気に約
15秒間暴露し、そして脱イオン水の非溶媒浴に浸漬し
た。被覆流延用サブストレートを膜がその流延用サブス
トレートより離れ始めるまで浴に約1〜2分間浸漬させ
て置いた。膜を浴から回収し、紙タオルで拭いて乾かし
、別の紙タオルの上にスキン側を上にして置き、室温で
約12時間8 乾燥した。顕微鏡写真むま、この膜(よ本発明の膜の特
徴的構造を備え、またそのスキン屑即ち保持廟の平均孔
直径は約2 Ilm、支持層の底面上の平均孔直径は約
60−80μmであることを示した。
実施例19〜20 次の実施例は膜流延出溶液に界面活性剤を使用する場合
を例証するらのである。
ナイL1ン6/ナイロン6.6ブレンドに代えて)−イ
1」ン6,6のみを用いて流延用溶液を調製し、また約
16■のトリ1〜ン−X100を流延用溶液約bqに加
え、その混合物を攪拌したことを除いて実施例18に記
載の手順を繰り返した。44iられた混合物を次に実施
例18に記載の手順に従ってP E l流延用ザブスト
レートの一ヒに堆積し、塗布した。得られた膜の横断面
の走査電子顕微鏡写真(よ、股は本発明の膜の非対称構
造の特徴を備えていることを示した。
この手順を約16IRgのツウイーン20を用いて繰り
返した。、得られた膜の走査電子顕微鏡写真は、この阪
も本発明の膜の非対称構造を有しているこ9 どを示した。
実施例21 本実施例は本発明の支持された膜の1つについてその製
造例を説明するものである。
実施例18に記載のナイロン6.67、j4−Jを用い
て5重量%瀧度の流延用溶液を調製しlこ以外は実施例
18の手順に従って流延用溶液を調製した。
この流延用溶液を次にナイロン6.6製スパンボンデツ
ド不織ウエブ「ジエーl\ス・リバー社(James 
River Corporation )からセレツク
ス(CIEItEX )として市販コの1つの表面に堆
桔、塗布しノこ。被覆された不織支持体を次に塗Tri
面を」ニにしてP E l流延用サブストレー1〜の上
にfイいた。
被覆不織支持体(流延用サプス1〜レートの上にまだ載
っている)を次に外囲空気に約15秒間暴露し、ぞして
水の非溶媒浴に浸漬した。被覆された支持体及び流延用
ツーブス1〜レー1〜はその浴に約1〜2分間浸漬した
ままにして置き、その後被覆不織支持体を浴から回収し
、紙タオルで拭いて乾かし、そりてスレン側を上にして
外囲81A度においで0 約12時間ノ虱乾させた。
股の横断層の走査電子顕微鏡写真は、その膜構造は不織
布ll1atによって若干乱されているが、膜は本発明
の膜の非対称構造の特徴をなお有していることを明らか
にした。この膜の上面及び底面の顕微鏡写真は、スキン
層の平均孔直径は約1μm1支持層の底面上の平均孔直
径は約20〜50IJ、mであることを示した。
実施例22 本実施例は本発明の非対称性膜を用いると市販の対称性
ナイロン膜を使用して達成できる水の流坦よりも大きな
水流量を達成することができることを例証するbのであ
る。
■負は塩化カルシウム三水和物37重量%及びメタノー
ル溶液を用いて調製したナイロン6.6(セラニーズ1
200−1 )5重量%の流延用溶液を使用して作製し
た。即ら、流延用溶液を約0.18mmのキャップに設
定したノツチバーコーターを用いてポリエチレンプレフ
タレート製流延用ザブス1〜レー1への上に戟ぜ、塗布
した。この流1 延フィルムを外囲空気に約30秒間暴露し、それから大
ぎな非溶媒水浴に浸漬した。膜は約1・〜2分間浴に浸
漬させたままにして置いた後回収し、紙タオルで拭いて
乾かし、ぞして室温で約1211M間乾燥させた。臂ら
れた乾燥膜は厚さ約0 、06咄で、走査電子鏡検法は
、膜のスキン図の孔)1法は0.5μm以下、支持層の
底湘上の孔直径は20〜50μmであることを明らかに
した。
この膜を通る水の流at +ま膜のピンホールのない部
分から打抜いた直径47mmの膜試利を用いて測定した
。この膜試利をフィッシャー・1ノイ工ンテイフイツク
社の、直径47mのステンレス鋼製フィルターホルダー
の中に膜のスキン側が上流に而するように取り(=Iり
た。その上流側に加圧された溜めから水圧を掛け、膜か
ら1・流に配置したロタメーターにより脱を通る水の流
れを測定しlこ。圧力は膜を通る水の流れが一定となる
まで345kPa  (50I)Si(1)に保持し、
一定どなつIこ時点でL〔力を34 、5 kPa  
(5DSi(])ず”) 1’ ケT ユe、その各圧
力にa″3いて流1dを測足しIこ。
/I2 定格値0.22μmのナイロン6.6膜[MS 1社か
らマグプ(HAGNA )膜として市販]に対して°b
水水流音測定した。走査電子鏡検法は、MS1社の膜は
両表面に2μm以下の表面孔を有することを明らかにし
た。本発明の膜についての水流量は常に34.5〜20
7 kPaの圧力範囲にわたってMSI膜によって達成
された水流量よりも大ぎいオーダーの量であった。
実施例23 実施例18に記載の手順を用いて12重量%のナイロン
6.6(セラニーズ1200−1として市販)溶液から
膜を流延成形した。ただし、流延フィルムは約30秒間
空気に暴露した。得られた膜の溶質排除率を、ヒューレ
ット−パラカード8541Aダイオード・アレー分光光
度調(Hewlett−Packard 8451 A
 Diode ArraySpectro  phot
ometer )を用いて測定して26OnIIlにお
いて1.30の吸光度を持つ前位デキストラン[MW約
2.000.000.シグマ・ケミカル社(Sigma
 Chemical Corporation)から市
販]3 の0.5重量%溶液を用いて測定した。この膜について
25mmのアミコン・スタート・クル1−ラフイルIへ
レーション・セル(Am1cOn 5tirredUl
trafiltration Ce1l)を用いて限外
濾過の測定を行った。実験中に取り除かれる透過液の容
量は実験中に供給原料の濃度が感知できるほどは変化し
ないように供給原料の容量に対して十分に少最とした。
透過液を集め、その吸光度を上記の分光光度計を用いて
測定した。次いで、排除率を次式%式% (式中、Cfは供給溶液中のデキストランm度であり、
coは透過液中のデキストラン+11肛である。) を用いて求めた。膜横断比力276 kPaにおいて、
排除率は0.95であった。これは膜が限外l11過膜
として機能したことを示す。
実施例24〜29 実施例18を繰り返した。ただし、(a)塩化カルシウ
ム三水和物を35重邑%でメタノールに溶解した溶液を
用いてナイロン6.6(セラニーズ4 社から1200−1として市販〉5.0重量%の流延用
溶液を調製し、また(b)色々な空気暴露時間を用いた
得られた膜を走査電子鏡検法を用いて調べた。
顕微鏡写真を用いてスキン層中の孔の平均直径及び支持
層の底面上の孔の平均直径を求めた。膜の横断面の顕微
鏡写真は、膜は全て本発明の膜の非対称構造の特徴を備
えていることを示した。
膜について空気流量の測定し行った。空気流量の測定は
膜のピンホールのない領域から切り取った25mのディ
スクを用いて行った。即ち、膜試料を25#1I11の
スウインネツクス(Swinnex )フィルターホル
ダーの中にスキン層が上流に面するように取り付1−ま
た。膜の上流側に窒素ガスを69kPa  (10ps
io)の圧力で適用し、股を通る窒素の流れをフィルタ
ーホルダーの下流に配置したロタメーターを用いて測定
した。
空気暴露時間、孔直径及び空気流量を以下の第3表にま
とめて示す。
5 第3表 24      0  0.5−1   50−100
      30725      5  0.5−1
  50−100      31026     1
5   0.5−1   50−100      3
0727     30   <0.5     50
−100      29828     60   
<0.5     50−100      2972
9     120<0.1      50    
   ’      150データーは空気暴露時間が
長くなればなるほど空気流量は低下することを示してい
る。これはスキン層の多孔度が小さいからであるだろう
実施例30〜32 膜を色々なkさに流延成形したことを除いては実施例2
7の手順を繰り返した。得られた膜を走査電子鏡検法を
用いて調べた。膜の横断面の顕微鏡写真は、膜(よ全で
本発明の朕の特徴的な非ヌ4称構迄を有していることを
示した。顕微鏡写真を用いてスキン層にお番)る平均孔
直径及び膜支持層の6 底1fii上の平均孔直径を求めた。各膜について実施
例24〜29に記載の手順を用いて空気流量を測定した
ノイノのクリアランス、孔DI径及び空気流h′iを第
4表にまとめて示づ。
第4表 30     0.13      <0.5    
 10−20       29031     0.
38      <Q、S     100−300 
     27232    0.51     <0
.5   200−500     210f−ターは
、流延厚ざは支持層の底面上の孔直径に罰して影響を及
ばづことを示す3.空気流量は膜厚がB4加するにつれ
てスキン囮の厚さが大きくなるので減少するだろう。
実施例33〜37 実施例18の手順を繰り返した。ただし、実施例33及
び34においては塩化カルシウム二水和7 物36重量%のメタノール溶液を用いてナイ[ノン6.
6(セラニーズ1200−1)の3重囲%流延川溶液を
調製し、一方実施例35〜37に43いてはL記の塩化
カルシウム三水相物/メタノール溶液を用いてIi’i
1 ノーイ1]ン6,6の4重量%流延用溶液を調製し
た。史に、色々な空気暴露時間を用いた。rノられた1
模を走査電子鏡検法を用いて調べた。空気暴露「、1間
、膜の構造及び平地孔直径を以下の第5表にまどめで示
す。
第5表 1()0 0−100 10(1 20−50 00 f−クーは、3重電%のポリアミド水準では空気暴露時
間は膜が本発明の膜の特徴的非対称構造8 を有り−るかどうかに影響を及ぼづ一可能性があること
を示す。しかし、4重患%のポリアミド水準では、暴露
時間は膜がその特徴的非対称構造を有するかどうかに影
響を及ぼさなかった。
実施例38へ・41 ナイ]ア589/セラニーズ1200−1ブレンドの代
りに種々のポリアミドを用いたことを除き、実施例18
の手順を繰り返した。膜を走査型f&!1検法を用いて
調べた3、使用ボリアよド並びに19られた膜の平均孔
直径及び膜構造を第6表にまとめて示す。
9 第6表 平均孔直径(μm) 実施例 ポリアミド      スキンPi  O特徴
的構造38   ナイロン6.6    0.2−3 
  20−50     有(ザイデル101) ナイロン6      0.:i−5!’1o−100
イj(ブイコア/166) ナイロン6        <Q、 1   5(1−
100右(ナイコア58つ) ナイロン6、9      <0.1    30−5
0     右(アルドリッヂ・ ケミカル) 9 0 1 実施例42〜46 塩化カルシウム三水相物の37東量%溶液の代りに色々
な塩及び塩濃度を、にたノーイロンブレンドの代りにセ
ラニーズ1200−1単独を用い1ここと以外は実施例
18の手順を繰り返した。、 i!1られた膜を走査電
子鏡検法を用いて調べた。使用した塩、塩濃度(%)、
平均孔直径及び膜構造を第7表にまとめて承り3゜ 0 第7表 塩濃度 平均孔直径(μm〉 特徴的 サリチル酸カルシウム    53    1.0  
 0.5−5   有CaCl 2  ・ 4112 
0        416         <0.5
       10−20     有LiCl   
        24    1.0   100  
  @実施例47〜49 実施例18の手順を繰り返した。ただし、流延用溶液を
調製するのにメタノールの代りにイソプロパツ−ルとメ
タノールとの各種ブレンドを用い、空気暴露時間とし−
C5秒を用い、ナイロンブレンドの代りにセラニーズ1
200−1単独を用い Iこ 。
得られた膜を走査電子鏡検法を用いて調べた。
平均孔直径、膜構造及び使用したイソプロパツール/メ
タノールブレンドの容量%比を第8表にまとめてボす。
1 第8表 47       <0.1    30−!io  
    有       10/9048     〈
0.1   50−100    右     30/
7049       <1.0    50    
     右      50150データーは流延用
溶液を調製するのにイソプロパツールとメタノールとの
ブレンドも用いることができることを示している。しか
し、イソプロパツールを50容量%より多く金石り−る
ブレンドはポリアミドを溶解しないと思われる。
この明細書では次の商標が見られる:デフロン、バイダ
イン、ナイコン、トリトン、ツウイーン、セラニーズ、
ルビノール、アミコン、セレツクス及びマグプ。
以上の記載から、本発明の範囲と精神から逸脱しない範
囲におりる本発明の種々の改変、別法は当業者には明白
となるであろう。
【図面の簡単な説明】 2 第1図は流延用溶液の全重量基準で5重量%のポリアミ
ドを含む流延用溶液から形成した1つの本発明の膜の横
断面図を倍率420倍で示す走査電子顕微鏡写真であり
: 第2図は第1図に示される膜の多孔性スキン層の上面を
倍率11,700侶で示す走査電子顕微鏡写真であり; 第3図は第1図に示される膜の多孔性支持層の底面を倍
率1164gで示す走査電子顕微鏡′q真であり; 第4図は第3図に示される膜の多孔性支持病の底面を倍
率590倍で示づ走査電子顕微鏡写真であり; 第5図は流延用溶液の全重量基準で9重量%のポリアミ
ドを含む流延用溶液から形成した膜の多孔性スキン層の
上面を倍率3500倍で示す走査電子顕微鏡写真であり
; 第6図は第5図に示される膜の横断山間を倍率250侶
で示す走査電子顕微鏡写真であり;第7図は流延用溶液
の全重量基準で12重量%3 のポリアミドを含む流延用溶液から形成した膜の多孔性
スキン層の上面を倍率50004gで示づ゛走査電子顕
微鏡写真であり:そして 第8図は第7図に示される膜の横断面図を倍率350倍
で示す走査電子顕微鏡写真である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)多孔性のスキン層;及び (B)実質的に平行な中空の管様構造体であって、各管
    様構造体の長手寸法が該スキン層に対して本質的に垂直
    となるように配向されている該管様構造体のネットワー
    クを含む少なくとも1つの領域を有する、該スキン層に
    隣接する、一体となった多孔性の支持層; を含む流体の流れに対して透過性の、非対称性の多孔性
    ポリアミド膜において、 該スキン層は該支持層に比較して相対的に薄くかつ緻密
    であり; 該スキン層中の孔の直径は該支持層中の管様構造体の直
    径に比較して相対的に小さく; 該領域が1つより多い支持層を有する膜においては、該
    管様構造体の横断面積は該スキン層から遠くの位置にあ
    る領域ほど大きく;そして 該ポリアミドはガラス転移温度が200℃未満の脂肪族
    ポリアミドである、 ことを特徴とする前記多孔性ポリアミド膜。
  2. (2)支持層の1つの特定の領域における各管様構造体
    がほぼ同じ横断面積を有している、請求項1に記載の膜
  3. (3)ポリアミドが(A)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、各基RはH及び1〜4個の炭素原子を有するア
    ルキル基より成る群から独立に選ぶことができ、そして
    各基R^1及びR^2又はR^3は線状若しくは分枝鎖
    状の脂肪族若しくは脂環式の部分又はそれらの組み合せ
    より成る群から独立に選ぶことができ、また該基R^1
    、R^2及びR^3はヘテロ原子を含有していることも
    できる。) を有するポリアミド又は(B)それらポリアミドのブレ
    ンドより成る群から選ばれたものである、請求項1又は
    2に記載の膜。
  4. (4)ポリアミドがナイロン6、ナイロン6、6、ナイ
    ロン6、9、それらのコポリマー及びそれらのブレンド
    より成る群から選ばれたものである、請求項1、2又は
    3に記載の膜。
  5. (5)請求項1〜4のいずれか1項に記載の膜、及び平
    行な2つの表面を有する前以って形成された多孔性の支
    持層を含む、支持された非対称性の膜。
  6. (6)次の、 (A)ガラス転移温度が200℃未満の脂肪族ポリアミ
    ドをアルコール/塩溶液に溶解して含む流延用溶液を調
    製し; (B)前以って選択された厚さを持つ該流延用溶液のフ
    ィルムを流延用サブスレートの表面に塗布し; (C)得られたフィルムを非溶媒の液体浴に暴露して該
    ポリアミドを沈殿させ、かつ多孔性の非対称性ポリアミ
    ド膜を形成し;そして (D)該膜を該浴から回収し、それを乾燥する;工程を
    含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の多孔性の非
    対称性膜を製造する方法。
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