JPH0389821A - 回転子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、真空掃除機や速風機等のブラシレスブロワ−
モータに用いられる回転子に関するものである。

従来の技術 従来ブラシレスモータの回転子は、第３図に示すような
構成のものが知られている。第３図において、軸１に回
転子鉄心２と軸受３を挿入して、回転子鉄心２の外周に
はマグネット４を接着により固定し、そのスラスト方向
両端面には内径を軸に圧入した端板５の外周部をマグネ
ット端面に当接し、接着によりマグネット４を固定した
構成になっていた。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、例えば２０．ＯＯＯＲＰＭ以上という高
速で回転するブラシレスブロワ−モータにおいては、上
記のような構成では、高速回転中、回転子鉄心２とマグ
ネット４の接着のはがれが起こり、また、マグネット４
自身が表面破壊を起こし飛散するという問題があった。

本発明は上記問題点を解決するもので、マグネットの破
壊及び飛散を防止し、かつ外径の膨らみを極力押えた回
転子を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決するため本発明は、鉄心の外周に配役
固定したマグネットのスラスト方向両端面に、マグネッ
トの切欠と嵌合する突出部を外周部に有する端板を、軸
に圧入し、かつ、マグネットの外周と端板の外周とを非
磁性体よりなるバイブで被ってなるものである。

作用 上記構成により、マグネットの両端に設けられた端板の
突出部はマグネットが遠心力により外径方向に膨らむの
を防止する。また、端板及びマグネットの外周に設けた
非磁性体よりなるパイプは端板に圧入することによりマ
グネットの破壊及び飛散を防止するとともに回転子内に
漏れる磁束を防止する。

実施例 以下、本発明の実施例について第１図に基づいて説明す
る。

第１図は、本発明の実施例における回転子の組立後の状
態を示すものである。第１図において、１は電動機の軸
、２は回転子鉄心であり、軸１に圧入されている。３は
軸受、４はマグネットであり、両端面に切欠段部４ａを
有し、鉄心２の外周面に装着されている。５は端板であ
り、マグネット４との嵌合のための突出部５ａを有して
、上記マグネット４のスラスト方向両端面の軸１に圧入
され、かつ突出部にマグネット４を接着し、マグネット
４が遠心力により膨らむのを防止している。

６は非磁性体よりなる薄い金属製のパイプであり、焼嵌
めにより端板５の外周及びマグネット４の外周に固定さ
れ、マグネットの飛散を防止している。

第２図は上記回転子を備えたブラシレスブロワモータを
示すものであり、７は回転子に対向する固定子、８は軸
１に固定した遠心形ファン、９はファンケーシング、１
０はモータケーシングである。

発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明は、パイプにより
マグネットの表面破壊と膨らみを防ぎ、端板に形成した
突出部はマグネットを強固に拘束するなどの実用的な効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における回転子の半断面図、第
２図は同回転子を用いたブラシレスブロワ−モータの半
断面図、第３図は従来の回転子の半断面図である。 １・・・・・・軸、２・・・・・・鉄心、４・・・・・
・マグネット、４ａ・・・・・・切欠段部、５・・・・
・・端板、５ａ・・・・・・突出部、６・・・・・・パ
イプ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　回転子鉄心外周に両端に切欠段部を形成するマグネッ
   トを有し、このマグネットの切欠段部に嵌合する突出部
   を外周に有する端板を前記マグネットの両端部に配設し
   、前記マグネット及び端板の外周を非磁性体よりなる金
   属製パイプで被ってなる回転子。