JPH10191586A - マグネットを有する電動機の回転子 - Google Patents
マグネットを有する電動機の回転子Info
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- JPH10191586A JPH10191586A JP8356399A JP35639996A JPH10191586A JP H10191586 A JPH10191586 A JP H10191586A JP 8356399 A JP8356399 A JP 8356399A JP 35639996 A JP35639996 A JP 35639996A JP H10191586 A JPH10191586 A JP H10191586A
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- JP
- Japan
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- magnet
- rotor core
- rotor
- motor
- slots
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- Pending
Links
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- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 8
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 abstract description 2
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- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のマグネットを有する電動機の回転子に
おいては、回転子コアの外周面にマグネットを固定する
ため非磁性管を用いているが、軸との同芯度を保ちなが
ら、非磁性管を固定する作業が困難であった。 【解決手段】 本発明のマグネットを有する電動機の回
転子においては、回転子コアの外周面に楔形のマグネッ
ト固定溝を形成し、この溝内にマグネットを挿入，固定
せしめる。上記溝相互間に形成される回転子コアの外周
部分はその両端部を除いてまたは、両端部と中間の一部
を除いて切り欠く。
おいては、回転子コアの外周面にマグネットを固定する
ため非磁性管を用いているが、軸との同芯度を保ちなが
ら、非磁性管を固定する作業が困難であった。 【解決手段】 本発明のマグネットを有する電動機の回
転子においては、回転子コアの外周面に楔形のマグネッ
ト固定溝を形成し、この溝内にマグネットを挿入，固定
せしめる。上記溝相互間に形成される回転子コアの外周
部分はその両端部を除いてまたは、両端部と中間の一部
を除いて切り欠く。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はマグネットを有する
電動機の回転子、特にマグネット飛散防止と漏洩磁束量
の低減を目的として電動機の回転子コアの外周面にマグ
ネットを固定したマグネットを有する電動機の回転子に
関するものである。
電動機の回転子、特にマグネット飛散防止と漏洩磁束量
の低減を目的として電動機の回転子コアの外周面にマグ
ネットを固定したマグネットを有する電動機の回転子に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、プレス加工により打ち抜いた薄板
を積層して形成した回転子コア外周面にマグネットを固
定する場合、マグネット飛散防止策として図５に示すよ
うに回転子コア１の外周面に複数のマグネット２を配置
し、これらマグネット２の外周を非磁性管３で包むよう
にしている。
を積層して形成した回転子コア外周面にマグネットを固
定する場合、マグネット飛散防止策として図５に示すよ
うに回転子コア１の外周面に複数のマグネット２を配置
し、これらマグネット２の外周を非磁性管３で包むよう
にしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、図５に示
す従来の構成では、回転子軸４との同芯度を保ちなが
ら、非磁性管３を回転子コア１に固定する作業が困難で
ある。
す従来の構成では、回転子軸４との同芯度を保ちなが
ら、非磁性管３を回転子コア１に固定する作業が困難で
ある。
【０００４】また、非磁性管３の厚さだけエアギャップ
が広くなり、モータ特性が低下する。
が広くなり、モータ特性が低下する。
【０００５】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のマグネットを有
する電動機の回転子は、電動機の回転子コアと、この回
転子コアの外周面に軸方向に延びるように形成した楔形
のマグネット固定溝と、この固定溝内に挿入、固定され
たマグネットとより成る。
する電動機の回転子は、電動機の回転子コアと、この回
転子コアの外周面に軸方向に延びるように形成した楔形
のマグネット固定溝と、この固定溝内に挿入、固定され
たマグネットとより成る。
【０００７】また、本発明のマグネットを有する電動機
の回転子においては、更に、上記固定溝相互間において
上記回転子コア外周面に両端部、または両端部と中間の
一部とを除いて形成した切欠部を有する。
の回転子においては、更に、上記固定溝相互間において
上記回転子コア外周面に両端部、または両端部と中間の
一部とを除いて形成した切欠部を有する。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。
を説明する。
【０００９】本発明においては図１に示すように回転子
コア１の外周面に軸方向に円周方向に離間して複数の楔
形のマグネット固定溝５を形成し、この溝５内にマグネ
ット２を挿入、固定せしめる。
コア１の外周面に軸方向に円周方向に離間して複数の楔
形のマグネット固定溝５を形成し、この溝５内にマグネ
ット２を挿入、固定せしめる。
【００１０】上記溝５としては図２に示すように底辺が
拡がった形のものとしても良い。
拡がった形のものとしても良い。
【００１１】本発明のマグネットを有する電動機の回転
子は上記のような構成であるから、回転子軸４との同芯
度を保ちながらマグネット２を固定するのは容易であ
り、また、マグネット２が遠心力で飛び出すことがな
い。更に接着剤を併用することにより締結力を強化する
ことも可能である。
子は上記のような構成であるから、回転子軸４との同芯
度を保ちながらマグネット２を固定するのは容易であ
り、また、マグネット２が遠心力で飛び出すことがな
い。更に接着剤を併用することにより締結力を強化する
ことも可能である。
【００１２】本発明の他の実施例においては図３に示す
ようにマグネット固定溝５相互間に形成される回転子コ
ア１の磁性体部分６を回転子コア１の両端部分を除いて
切削せしめる。
ようにマグネット固定溝５相互間に形成される回転子コ
ア１の磁性体部分６を回転子コア１の両端部分を除いて
切削せしめる。
【００１３】この実施例においては、上記のように隣接
したマグネット２相互間に存在する磁性体部分６が少な
くなるため、漏洩磁束が発生し難く、これによりモータ
のトルクとして寄与する磁束量を確保することが可能と
なる。
したマグネット２相互間に存在する磁性体部分６が少な
くなるため、漏洩磁束が発生し難く、これによりモータ
のトルクとして寄与する磁束量を確保することが可能と
なる。
【００１４】また、上記切削により上記溝５は回転子コ
ア１の両端部に形成されるのみとなるから、この溝５に
対するマグネット２の挿入、固定が容易となる。
ア１の両端部に形成されるのみとなるから、この溝５に
対するマグネット２の挿入、固定が容易となる。
【００１５】更に、マグネット２と回転子軸４との同芯
度も出し易いようになる。
度も出し易いようになる。
【００１６】図４は、図３に示す実施例において磁性体
部分６を回転子コア１の中間の一部部に更に設けた本発
明の更に他の実施例を示す。
部分６を回転子コア１の中間の一部部に更に設けた本発
明の更に他の実施例を示す。
【００１７】
【発明の効果】上記のように本発明のマグネットを有す
る電動機の回転子によれば、マグネット固定作業を容易
にし且つ飛散を防止できる大きな利益がある。
る電動機の回転子によれば、マグネット固定作業を容易
にし且つ飛散を防止できる大きな利益がある。
【００１８】また、図３に示す実施例によれば、マグネ
ットの漏洩磁束量を低減しモータに寄与する磁束量を増
加させる効果がある。
ットの漏洩磁束量を低減しモータに寄与する磁束量を増
加させる効果がある。
【図１】本発明の回転子の斜視図である。
【図２】マグネット固定溝の他の例を示す回転子コアの
端面図である。
端面図である。
【図３】本発明の他の実施例における回転子の斜視図で
ある。
ある。
【図４】本発明の更に他の実施例における回転子の斜視
図である。
図である。
【図５】従来の回転子の斜視図である。
１ 回転子コア ２ マグネット ３ 非磁性管 ４ 回転子軸 ５ マグネット固定溝 ６ 磁性体部分
Claims (3)
- 【請求項１】 電動機の回転子コアと、この回転子コア
の外周面に軸方向に延びるように形成した楔形のマグネ
ット固定溝と、この固定溝内に挿入、固定されたマグネ
ットとより成ることを特徴とするマグネットを有する電
動機の回転子。 - 【請求項２】 更に、上記固定溝相互間において上記回
転子コア外周面に両端部を除いて形成した切欠部を有す
ることを特徴とする請求項１記載のマグネットを有する
電動機の回転子。 - 【請求項３】 更に、上記固定溝相互間において上記回
転子コア外周面に両端部と中間の一部とを除いて形成し
た切欠部を有することを特徴とする請求項１記載のマグ
ネットを有する電動機の回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8356399A JPH10191586A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | マグネットを有する電動機の回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8356399A JPH10191586A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | マグネットを有する電動機の回転子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10191586A true JPH10191586A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18448830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8356399A Pending JPH10191586A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | マグネットを有する電動機の回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10191586A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1021958C2 (nl) * | 2002-11-20 | 2003-11-27 | Vmi Epe Holland | Gordel- en loopvlaktrommel. |
| JP2004236366A (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-19 | Yaskawa Electric Corp | 永久磁石形モータ |
| JP2005318765A (ja) * | 2004-04-30 | 2005-11-10 | Mitsui High Tec Inc | 回転子鉄心および回転子 |
| JP2006271057A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 永久磁石同期電動機の回転子 |
| JP2010011611A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石型回転電機およびパワーステアリング装置 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP8356399A patent/JPH10191586A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1021958C2 (nl) * | 2002-11-20 | 2003-11-27 | Vmi Epe Holland | Gordel- en loopvlaktrommel. |
| WO2004045839A1 (en) * | 2002-11-20 | 2004-06-03 | Vmi Epe Holland B.V. | Belt and tread drum |
| US7503367B2 (en) | 2002-11-20 | 2009-03-17 | Vmi Epe Holland B.V. | Belt and tread drum |
| JP2004236366A (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-19 | Yaskawa Electric Corp | 永久磁石形モータ |
| JP2005318765A (ja) * | 2004-04-30 | 2005-11-10 | Mitsui High Tec Inc | 回転子鉄心および回転子 |
| JP2006271057A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 永久磁石同期電動機の回転子 |
| JP2010011611A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石型回転電機およびパワーステアリング装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050603 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050621 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051018 |