JPH038973B2 - - Google Patents

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JPH038973B2
JPH038973B2 JP57501066A JP50106682A JPH038973B2 JP H038973 B2 JPH038973 B2 JP H038973B2 JP 57501066 A JP57501066 A JP 57501066A JP 50106682 A JP50106682 A JP 50106682A JP H038973 B2 JPH038973 B2 JP H038973B2
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JP
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band
loop
loops
support
load
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JP57501066A
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JPS59500449A (ja
Inventor
Buradeimiiru Arekusandorobitsuchi Marukofu
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FUSESO NAUCHINO ISUSUREDO INST TETSUKUSUTEIRUNO GARANTEREINOI PUROMU
Original Assignee
FUSESO NAUCHINO ISUSUREDO INST TETSUKUSUTEIRUNO GARANTEREINOI PUROMU
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Filing date
Publication date
Application filed by FUSESO NAUCHINO ISUSUREDO INST TETSUKUSUTEIRUNO GARANTEREINOI PUROMU filed Critical FUSESO NAUCHINO ISUSUREDO INST TETSUKUSUTEIRUNO GARANTEREINOI PUROMU
Publication of JPS59500449A publication Critical patent/JPS59500449A/ja
Publication of JPH038973B2 publication Critical patent/JPH038973B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers
    • F16F7/003One-shot shock absorbers
    • F16F7/006One-shot shock absorbers using textile means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/28Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D1/00Woven fabrics designed to make specified articles
    • D03D1/0005Woven fabrics for safety belts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/12Construction of belts or harnesses
    • B60R22/16Construction of belts or harnesses using belts which become permanently deformed, i.e. one time use

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  • Textile Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)

Description

請求の範囲 1 支持体と、この支持体へ荷重を伝達するため
の可撓性バンドと、前記支持体と前記バンドの少
なくとも一方にまたがつて設けられたエネルギ吸
収装置とを含む衝撃荷重を減衰するための装置に
おいて、前記エネルギ吸収装置が、前記バンド1
に固定された複数のループ2で、前記支持体4と
前記バンド1間に加えられた荷重により破壊しや
すいように細長い弾性材料で作られたループ2
と、前記ループ2に挿通されこれらループを拘束
することによつて前記支持体4から遠ざかる方向
への前記バンド1の移動を抑制するホルダ装置と
を有することを特徴とする、衝撃荷重を減衰する
ための装置。
2 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
前記ホルダ装置が両端を前記支持体4に固定され
たU字形のくびき棒部材3に形成されている、衝
撃荷重を減衰するための装置。
3 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
前記可撓性バンド1は一端を前記支持体4に固定
され、他端に荷重を加えられるようにされてい
る、衝撃荷重を減衰するための装置。
4 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
前記ホルダ装置が、リング形の棒状部材12に形
成されている、衝撃荷重を減衰するための装置。
5 特許請求の範囲第4項記載の装置において、
前記リング形の棒状部材12が前記可撓性バンド
1に直接連結され、該バンドは一端を前記支持体
4に固定され、他端に荷重を加えられるようにさ
れている、衝撃荷重を減衰するための装置。
6 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
前記ホルダ装置が、一端を前記支持体4に固定さ
れ他端に該支持体から遠ざかる方向への前記ルー
プ2の移動を拘束する部分を設けた棒状部材1
4,15に形成されている、衝撃荷重を減衰する
ための装置。
7 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
前記可撓性バンド1は織られたリボンであり、こ
のリボンは該リボンの少なくとも片面に該リボン
と一体に織られかつ前記可撓性バンド1自体の幅
よりも小さい幅を有する前記ループ2を設けられ
ている、衝撃荷重を減衰するための装置。
8 特許請求の範囲第7項記載の装置において、
前記リボンは織り交ぜられた下地たて糸7および
よこ糸9で作られた下地と、前記下地たて糸7の
間に配設された少なくとも1系統のループたて糸
8とを有し、前記ループたて糸8は前記よこ糸9
と織り交ぜられると共に間隔をあけて前記下地か
ら延出されて1列の前記ループ2を形成し、各ル
ープ2と前記下地を結合している前記ループたて
糸8の2つの部分は長さが異なり、各ループ2内
の前記よこ糸9は前記ループたて糸8の長い方の
部分から短い方の部分の方向へ密度が増すように
配置されている、衝撃荷重を減衰するための装
置。
9 特許請求の範囲第8項記載の装置において、
各ループ2は前記ループたて糸8の2つの部分に
対してねじられている、衝撃荷重を減衰するため
の装置。
10 特許請求の範囲第7項から第9項までのい
ずれか一項記載の装置において、各ループ2は平
丸織りに織られている、衝撃荷重を減衰するため
の装置。
11 特許請求の範囲第7項から第10項までの
いずれか一項記載の装置において、各ループ2が
円形横断面を有している、衝撃荷重を減衰するた
めの装置。
技術分野 本発明は安全工学技術装置に関し、特に緩衝器
またはダンパで、設定された荷重および伸びのレ
ベルにおける高速度塑性変形に起因した運動のエ
ネルギの衝撃効果を吸収することのできる緩衝器
またはダンパに関するものである。
背景技術 運動のエネルギの衝撃効果を吸収するためのき
わめて多数の型式の装置が今までに知られて、自
動車の安全座席ベルト内に用いられている。最も
有望なものは、簡単な構造と、高い信頼性と、低
廉さとにより理由を明らかにされるが、作用をあ
る種の織物材料の塑性変形に依存しているこの種
のベルト装置内での用途である。だが、ある型式
の装置に関しては、織物型の緩衝器の有効な適用
は、高い作動の限界に含くまれた困難により妨げ
られ、またその他の型式では、織物材料の構造上
の要素の相互作用から生ずる熱の発生に起因して
高速度の負荷の場合に生ずる強さの著しい損失に
より妨げられる。これが、高速度負荷を有効に緩
衝するための装置の提供がいかに現代の緊急の問
題であるかの理由である。
この技術の分野の現在の状態で、自動車の安全
座席ベルトのための減衰装置のある構造が知られ
ている。この装置は、ループ状に折りたゝまれて
縫糸で横切つて縫い合わされた織物のバンドから
成つている。このように縫い合わされたループは
前記の織物のバンドの一方の端部に押し当てられ
且つスリーブが上記ループと上記バンド端部上へ
嵌め込まれる。次で、バンドの一方の端部が車体
に取付けられ、他方の端部が安全座席ベルトのバ
ンドに保持される。安全座席ベルトに加えられた
荷重がこの減衰装置の作動の限界を超過すると、
この減衰装置はエネルギの吸収を開始する。その
結果として、先ず上記スリーブが破壊をまぬかれ
ず、次で、縫い糸の縫目も順次破壊する。
だが、この装置の織物のバンドを結合するのに
この新たに採用された技法を用いて、1000Kgfお
よびそれ以上の作動の限界値を有するを特色とす
る組合わされた緩衝装置を作ることは余りにも困
難である。65から70gf/texの引張り破壊強さ
を有する糸から作くられた幅30から40mmまでの織
物バンドを用いた場合200Kgf以上の作動の限界
値を有する減衰装置を生産することは困難である
ことが実質上判明されている。さらにその上に、
高速度負荷において、この装置の作動の限界値が
静的負荷の結果に比較して著しく軽減し勝ちであ
る。縫合接続点の質に関する確実な非破壊検査を
実施することもまた不可能である。その結果、こ
の装置の信頼性が悪影響される。
安全系統内の衝撃荷重を減衰するための1つ以
上の装置がこの技術の分野で知られ且つ支持体
と、この装置と関連された可撓性の引裂き不能の
バンドとから成り且つ上記バンドは荷重を加えら
れると破壊する傾向のあるエネルギ吸収装置を組
込んでいる。このエネルギ吸収装置は互いに接合
された2つのバンドから構成されたストラツプと
して作くられている。前記の引裂き不能の可撓バ
ンドの一方の端部は自動車の車体と関連されまた
他方の端部は同様に自動車の車体上に締着された
ブラケツトと関連されている。このブラケツトは
また安全座席ベルトバンドを保持し且つ巻上げる
ように上記バンドの一方の端部のためのリールを
も担持している。安全座席ベルトの急激な負荷の
場合には、特殊なリテーナを備えたこのリールが
上記バンドを押し込み固定してこのリールが巻戻
るのを防止する。設定荷重が到達されると、上記
ブラケツトがリールとともに車体から分離され、
しかる後に、衝撃荷重を減衰するための装置の可
撓バンドのストラツプが荷重を取上げ始める。そ
の結果として、上記ストラツプは設定荷重で2つ
の部分に分離し始め、かくして余分の運動のエネ
ルギを吸収する。
しかしながら、この種の装置では、多様に変化
する使用状況下で長期間の作動の後に、所定の作
動限界を保証することが困難となる場合が有る。
加えて、この既知の装置は生産段階或は使用中
に、接合したバンド等の継目の品質を確かめるた
めに非破壊検査を実施することが不可能である。
これは、この装置の信頼性に悪影響を与える。
発明の開示 従つて、本発明の一つの目的は、前述の如き問
題点を解消することの出来る衝撃荷重を減衰する
ための装置を提供することである。
本発明はまた、幅50mmまでの可撓バンドを土台
にして、きわめて簡単で確実な構造のエネルギ吸
収装置を用いて、1000Kgfないしそれ以上の作動
限界値を有する、衝撃荷重を減衰するための装置
の提供を目的としている。
上述の目的達成のために、本発明によれば、衝
撃荷重を減衰するための装置は、支持体と、この
支持体へ荷重を伝達するための可撓性バンドと、
支持体とバンドの少なくとも一方にまたがつて設
けられたエネルギ吸収装置とを含み、このエネル
ギ吸収装置が、前記バンドに固定された複数のル
ープで、前記支持体と前記バンド間に加えられた
荷重により破壊しやすいように細長い弾性材料で
作られたループと、これらループに挿通されこれ
らループを拘束することによつて前記支持体から
遠ざかる方向への前記バンドの移動を抑制するホ
ルダ装置とを有することを特徴とする。
前記ホルダ装置は、両端を前記支持体に固定さ
れたU字形のくびき棒部材に形成されても良い。
可撓性バンドは、一端を前記支持体に固定され
他端に荷重を加えられるようにされることが望ま
しい。
前記ホルダ装置はまた、リング形の棒状部材に
形成されても良い。この場合、リング形の棒状部
材が前記可撓性バンドに直接連結され、該バンド
は一端を前記支持体に固定され、他端に荷重を加
えられるようにされることが好ましい。
前記ホルダ装置はさらに、一端を前記支持体に
固定され他端に該支持体から遠ざかる方向への前
記ループの移動を拘束する部分を設けた棒状部材
に形成されても良い。
前記可撓性バンドは織られたバンドでも良く、
このバンドは該バンドの片面に該バンドと一体に
織られかつ可撓性バンドの幅よりも小さい幅を有
する少なくとも1列のループを設けられることが
好適である。
さらに、前記バンドは織り交ぜられた下地たて
糸およびよこ糸で作られた下地と、下地たて糸の
間に配設された少なくとも1系統のループたて糸
とを有し、ループたて糸はよこ糸と織り交ぜられ
ると共に間隔をあけて下地から延出されて1列の
ループを形成し、各ループと下地を結合している
ループたて糸の2つの部分は長さが異なり、各ル
ープ内のよこ糸はループたて糸の長い方の部分か
ら短い方の部分の方向へ密度が増すように配置さ
れることが好ましい。
この装置の各ループは好適には、ループたて糸
の2つの部分に対してねじられている。また、各
ループは、平丸織りに織られて円形横断面を有す
ることが好ましい。
安全系統内の衝撃荷重を減衰するための装置の
上述の様な構成は、ループ列の数と、可撓性バン
ド上のループ列の配置と、ループの直線寸法と、
ループ引裂き用のホルダ装置の数とを適当に変え
ることによつて、50mmまでの幅の織物バンドを用
いて実際上無制限の作動限界値を有する衝撃荷重
減衰装置の製作を可能にする。さらに、バンド並
びに装置自体の品質の非破壊的検査もまた可能と
なる。
本発明の本質は、次の通りである。
本発明による衝撃荷重減衰装置では、荷重の付
加に先立つて可撓性バンドの複数のループがホル
ダ装置上を摺動できるので、運動エネルギ吸収の
目的でループをホルダ装置から順次引き出してル
ープを破壊する行程の使用が可能である。これら
のループがホルダ装置上で順次に破壊し始めるた
めの荷重は、ループ列の数、バンド上におけるこ
れらループの配列パターンおよびホルダ装置の数
のみならず、各ループの強さと、その高さと、ル
ープ間の間隔とを選択することで設定できる。引
き裂き不能のバンド並びに細長い弾性材料のルー
プをこの装置に用いることによつて、バンドルー
プのホルダ装置上への配置を工業技術手順として
行うことが可能となり、また、可撓性バンドの長
さをホルダ装置自体よりはるかに長くすることが
出来る。さらに、この引き裂き不能のバンドは、
全てのループが破壊されると、荷重を支えるよう
になる。
両端を支持体に固定したU字形のくびき棒部材
をホルダ装置として用いることによつて、ループ
をこの部材の一方の脚部あるいは両方の脚部上に
順次配置できる。全てのループが引き裂かれてホ
ルダ装置からむしり取られると、可撓性バンドは
ホルダ装置から離れてしまう。可撓性バンドの一
方の端部も支持体に連結しかつ他端に荷重を加え
るようにすれば全てのループが引き裂かれても、
引き裂き不能のバンド自体が加えられた荷重を引
き受けるようになる。
リング形の棒状部材をホルダ装置としてこの減
衰装置に組み込むこともまた可能である。リング
形の部材はループに通され、一方の端部を支持体
に連結しかつ他方の端部に荷重を加えられてルー
プをリング形の部材から引きはがすことでこれ等
のループを順次破壊するようにされた可撓性バン
ドに直接結合されることができる。
可撓性バンドは織つたバンドないしリボンとす
ることが出来、リボンと一体に織つたループを設
けることができる。ホルダ装置上へのループの自
由な配列を工業技術的に実現可能な手順となし、
かつまとまつた装置を得る目的で、ループが:平
丸織りで達成することのできる円形横断面を備え
ることと;ループをバンドの下地たて糸に連結し
ている結合部分が互いに長さを異にすることで、
付加的な弾性を与えると共に、結合部分に対して
ループをねじる可能性を提供することと;ループ
の長い方の結合部分から短い方の部分へ向けてよ
こ糸の密度を増大させることとが実用的である。
一般的に云つて、この様なループを有する織物
バンドは安全系統内の衝撃荷重を減衰するための
装置に用いられることが最も有望である。1例、
2例ないしそれ以上の列をなしたループを配備す
ることができるが、ループ列の本数および全体と
してのバンドの構造は、織機の模様製造能力の面
からのみでなく、この装置に課せられた特定の必
要条件に応じて選択される。この種のバンドは
1000Kgfないしそれ以上の確実な作動限界値を特
色とする衝撃荷重減衰装置を製造するのに適し、
65から70gf/tex以内の極限強さを備えた織物
繊維から作くられるバンドの幅は50mmに達する。
ループを有する織物バンドを用いた装置の作動限
界は、ループ当りのたて糸の数と、ループの高
さ、より詳細には、ループあたりのよこ糸ピツク
の数と、ループ間隔またはバンドのループ間隔当
りのよこ糸ピツクの数とにより左右される。この
様に、ループを有するバンドの生産技法、並びに
編組みの方向とは反対の方向にのみほぐれるトリ
コツト織りの性質を利用した装置構造によつて、
仕上つた製品の品質に関する確実な非破壊的検査
が可能となり、装置作動上の確実性が実質上増大
する。
ループを有する織物バンドを用いた装置の作動
の確実性は、種々の使用状況下における試験によ
つて確証されている。従来のポリアミド繊維を用
いた本発明による装置は、注水後の湿潤状態で−
30℃に凍結されあるいは乾燥状態で−30℃に凍結
された場合でも安定した作動を示した。さらに、
約7m/Sの荷重付加速度による装置の試験の結
果、装置の作動限界は静的荷重試験の結果に比し
てほぼ影響を受けないものであつた。これ等の結
果は、本発明による装置の確実性を明らかにする
のみならず、装置内のループを備えた織物バンド
の確実な作動をも明らかにしている。
本発明による装置は、設計が簡潔であることに
よつて、先ず第1に、自動車用の緩衝器として用
いることができる。加えて、この装置は、建設業
者や登山者の安全ベルトとしてのみならず、建設
現場において用いられる安全保護ネツトの衝撃吸
収器などとして使用可能である。
【図面の簡単な説明】
以下において、本発明が添付図面に図示されて
いる幾つかの特定の実施例について詳細に説明さ
れる。
第1図は本発明にしたがつた、自動車の安全座
席ベルト内に使用された場合の、衝撃荷重を減衰
するための装置の全体図、第2図は織られた可撓
バンドの全体図、第3図は第2図の−線を通
る断面図、第4図は第2図の−線を通る断面
図、第5図はくびき棒部材に形成されたホルダ装
置(以下、本文ではホールダと称す)を有する装
置の変更された実施例の側面図、第5a図はバン
ドが支持体との関連を有していない以外は第5図
と同様な図、第6図および第7図は衝撃荷重を吸
収した後における第5図と第5a図に図示されて
いるような装置を示した図、第8図はリング形状
にされたホールダを有する装置の変更された実施
例を示した図;第9図は直接バンドに連結された
リング形のホールダを有する装置の変更された実
施例を示した図;第9a図は支持体との関連を有
していないリングを有する以外は第9図と同じ装
置の図;第9b図は支持体との関連を有していな
いリングを有しまた荷重付加点を変えられている
以外は第9図と同じ装置の図、第10図;第11
図、第12図、第13図は衝撃荷重を吸収した後
における第8図、第9図、第9a図、第9b図に
示されている装置を示した図;第14図および第
15図はロツド様の部材として作くられたホール
ダを有している装置の変更された実施例を示した
図、第16図および第17図は衝撃荷重を吸収し
た後における第14図および第15図に示されて
いる装置を示した図である。
発明を実施するための最良の形態 本発明にしたがつた、衝撃荷重を減衰するため
の装置(第1図)は、長さの長い材料から作くら
れてバンド1に締着されている2列のループ2と
して形成されたエネルギ吸収装置と、表面上にル
ープ2を順次置かれたくびき棒部材3(以下、本
文ではヨークと称す)の形のホールダとを有して
いるむしり取り不能の可撓バンド1から成つてい
る。ヨーク3は支持体4に剛固に連結され、上記
支持体には保持用の取付具5を介してむしり取り
不能の可撓バンド1の一方の端部が剛固に締着さ
れ、またバンド1の他方の端部は自動車の安全座
席ベルト6に取付けられている。上記ホールダ
は、その強度がこの装置の作動の限界値以上であ
れば、任意の既知の材料から作くられてよい。
織られたバンドを含む任意の既知のバンドが可
撓バンドとして用いられてよい。バンド1と一体
に作くられて、衝撃荷重を減衰するための装置内
に用いるようにされた、長さの長い織られた可撓
ループ2(第2図から第4図)を有する織られた
可撓バンド1の実用的な実施例の1つは下地たて
糸7の1つの系統と、下地糸7の相互間に配列さ
れたループたて糸の糸8の1つの系統と、よこ糸
の糸9(第4図)の1つの系統とを含んでいる。
下地たて糸の糸7のこの系統はよこ糸の糸と互い
にからみ合つて平丸織り(3/1)、(1/3)を形成し
かくして可撓バンド(第3図)の2重層下地を設
定する。同様に、ループたて糸の糸8の系統はよ
こ糸の糸9と互いにからみ合つて平丸織り(3/
1)、(1/3)を形成し、かくして、2重層円形横断
面ループ2(第2図、第4図)を設定し、また上
記ループ2はバンド1の下地のループ間間隔11
内のよこ糸の糸9と互いにからみ合うループたて
糸の糸8の系統によりバンド1の下地に互いに長
さの異なる連結部分10を介して取付けられて
(2/2)織り(第4図)を形成する。ループ2のよ
こ糸密度は長い方の連結部分10から短い方の部
分に向う方向に増大し、またループの各は連結部
分10(第2図)に関してねじられている。この
ようなバンドのループ間部分11、より精確に
は、上記部分あたりのよこ糸ピツクの数はループ
よこ糸の糸8を堅固に取り付け且つこれ等の糸が
一方のループ2から加えられた荷重の効果の下に
他方のループに引き込まれるのを防止すべきであ
る。
本発明にしたがつた、衝撃荷重を減衰するため
の装置(第5図)は支持体4と、この支持体4に
連結された引裂き不能の可撓バンド1とから成
り、また上記バンド1は長さの長い弾性材料から
作くられて上記バンド上に締着された多数のルー
プ2として形成されたエネルギ吸収装置と、支持
体4に剛固に固定されたヨーク3とを組込んでい
る。ループ2はヨーク3の一方の脚上に順次一続
きに配列されている。可撓バンド1の一方の端部
はまた支持体4に剛固に連結されまた他方の端部
は荷重を加えられるようにされている。
第5a図に示される装置の構造配列の実施例で
は、第5図に示される実施例と異なり可撓バンド
1は支持体4へ剛固に結合されていない。荷重な
可撓バンド1の端部のうちの一方へ加えられる。
本発明にしたがつて、第8図および第9図に図
示されているような衝撃荷重を減衰するための装
置は、支持体4と、この支持体4に連結された引
裂き不能の可撓バンド1とから成り、上記バンド
1は、長さの長い可撓材料から作くられて前記バ
ンド上に締着された複数のループ2として形成さ
れたエネルギ吸収装置と、連結装置13を通して
支持体4(第8図)に、あるいは直接可撓バンド
1(第9図)に剛固に連結されたリング12とを
組込んでいる。バンド1の一方の端部は支持体4
に剛固に連結されまた他方の端部は荷重を加えら
れるようにされている。可撓バンド1のループ2
はリング12上へ順次一列に配列されている。
第9a図、第9b図に図示されているような衝
撃荷重を減衰するための装置の構造配列の実施例
によれば、これ等は支持体4ともバンド1とも厳
密に関連されていない。そのような場合に荷重は
可撓バンド1(第9a図)の自由な端部かまたは
リング12(第9b図)に加えられるであろう。
ロツド様部材として形成されたホールダがルー
プを引きちぎるのに利用される場合、第14図お
よび第15図に図示されているような特定の例も
また可能である。これ等の図の装置においては、
可撓バンド1のループ2は、一方の端部を支持体
4に剛固に連結され、他方の端部でループを引ち
ぎるようにされたロツド様の部材14(第4図)
または15(第15図)上に配置される。
衝撃荷重を減衰するための装置は次のように作
用する。
ループ2の引張り強さを超えた荷重F(第6図、
第7図)が引裂き不能の可撓バンドの自由端部に
加えられると、ループ2はヨーク3の脚上を滑り
ながら順次引ちぎられ、かくして運動のエネルギ
を吸収する。全てのループ2が引ちぎられると、
前記の荷重は引裂き不能の可撓バンド1(第6
図)により取上げられあるいはバンド1は全ての
ループ2(第7図)が引ちぎられた後にヨーク3
から分離される。
ループ2の引張り強さを超えた荷重F(第10
図、第11図、第12図)が引裂き不能の可撓バ
ンド1の自由端部に加えられると、ループ2は、
バンド1(第10図、第11図)の片側で、ある
いはバンド1(第12図)の両側で、リング12
上を滑りながら順次引ちぎられ、かくして運動の
エネルギを吸収する。ループ2が引ちぎられた後
は荷重はバンド1により引受けられる。
リング12(第13図)に作用するループ2の
引張り強さを超えた荷重Fの効果によりループ2
はリング12に沿つて滑動せしめられ且つ順次引
ちぎられ、かくして運動のエネルギが吸収され
る。全てのループが引ちぎられると、リング12
が前記可撓バンドから分離される。
ループ2の引張り強さを超えた荷重F(第16
図、第17図)が可撓バンド1の自由端部に加え
られると、ループ2は、ロツド様の部材14(第
16図)または15(第17図)に沿つて滑らな
がら、フツク(第16図)またはボール(第17
図)として成形された前記要素の端部で順次引ち
ぎられる。ループ2が全て引ちぎられた後は、荷
重は可撓バンド1自体により引き受けられる。
衝撃荷重を減衰するための装置の既知の構造と
対照的に区別して、本発明の装置は、荷重の付加
個所のみでなく、ループ列の本数、ループの高さ
および間隔、ループをホールダ上へ配置する順
序、この装置内の可撓バンドとループ引ちぎりホ
ールダとの個数を変えることにより、実際上無制
限の範囲の作動限界値を提供することができる。
上記の全てはさておき、この装置の作動はループ
を引きちぎるための装置のホールダ上に置かれた
ループの破壊にある運動のエネルギ吸収のきわめ
て有効且つ確実な着想にもとずいている。
産業上の利用可能性 本発明は建築業者および建築業者の安全ベルト
のための構造工学の分野におけるのみでなく、自
動車の安全座席ベルト内の衝撃吸収器として、ま
た登山者の装備の一部としてうまく適用されるこ
とができる。
JP57501066A 1982-02-24 1982-02-24 衝撃荷重を減衰するための装置 Granted JPS59500449A (ja)

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GB (1) GB2125683B (ja)
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