JPH0388947A - 内燃機関のガスケット - Google Patents

内燃機関のガスケット

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JPH0388947A
JPH0388947A JP22547989A JP22547989A JPH0388947A JP H0388947 A JPH0388947 A JP H0388947A JP 22547989 A JP22547989 A JP 22547989A JP 22547989 A JP22547989 A JP 22547989A JP H0388947 A JPH0388947 A JP H0388947A
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JP
Japan
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gasket
circular
extending direction
groove
length
Prior art date
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JP22547989A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Osumi
大隅 康之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は内燃機関のガスケットに係り、特に内燃機関
構成部材における両端部が不連続な非円環状接合面の延
長方向に前記両端部に至る長さに形成された非円環状溝
部に係合してシールを果たす内燃機関のガスケットに関
する。
〔従来の技術〕
内燃機関にあっては、構成部材の接合面をシールするた
めに、ガスケットを用いている。例えば、第6図に示す
如く、内燃機関102は、構成部材たるシリンダブロッ
ク104やオイルパン106を有している。前記シリン
ダブロック104のクランク軸軸心方向−側には、オイ
ルポンプ(図示せず)等の接合される円環状接合面10
8や非円環状接合面110が設けられている。円環状接
合面108には、円環状接合面108の延長方向の全周
を囲繞する長さの円環状溝部112が形成されている。
また、両端部110a・110bが不連続な非円環状接
合面110には、非円環状接合面110の延長方向の両
端部110a・110bに至る長さの非円環状溝部11
4が形成されている。これら円環状溝部112や非円環
状溝部114には、夫々Oリングのような円環状のガス
ケット116や非円環状のガスケラ)118を係合し、
シールを果たしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、円環状溝部112に円環状のガスケット11
6を係合する場合には、第7・8図に示す如く、円環状
のガスケット116を蛇行させて溝部側壁112C・1
12Cに押圧させることにより、組付けの際の脱落を防
止している。
ところが、両端114a・114bが不連続な非円環状
溝部114に非円環状のガスケットF18を係合する場
合には、第9図に示す如く、非円環状溝部114の両端
部114a・114bが不連続であることから、非円環
状のガスケフ)118の両端部118al18bが両端
部114a・114b方向に押進され、非円環状のガス
ケット118を溝部側壁114C・114Cに押圧する
力が非円環状溝部114の延長方向の両端部114a・
114bから逃げてしまう問題がある。
なお、従来は、非円環状のガスケット118の長さを、
非円環状の溝部114の延長方向の両端部114a・1
14bから突出される長さとし、非円環状のガスケット
118を非円環状溝部114に組付けた後に、両端部1
14a・114bから突出される不要部分を切除してい
た。
このため、非円環状溝部114からの非円環状のガスケ
ットl18の脱落を防止することができず、組付性を低
下させる不都合があるとともに脱落によりシール性を低
下させる不都合がある。
そこで、実開昭55−50362号公報に開示の如く、
ガスケットの延長方向両側に所定間隔を設けて突起を設
け、この両側の夫々の突起先端間の間隔を溝部の幅の間
隔よりも少許大とすることにより、溝部内において突起
を溝部側壁に押圧させ、脱落の防止を図ったものがある
しかしながら、この公報に開示のガスケットは、ガスケ
ットの形状が複雑となりコスト上昇を招く不都合があり
、また、両端部が不連続な非円環状溝部の場合には、突
起を溝部側壁に押圧する力が非円環状溝部の延長方向の
両端部から逃げてしまうため、溝部からのガスケットの
脱落を確実に防止することができず、組付性を低下させ
る不都合があるとともに脱落によりシール性を低下させ
る不都合がある。
〔発明の目的〕
そこでこの発明の目的は、内燃機関構成部材における両
端部が不連続な非円環状接合面の延長方向に前記両端部
に至る長さに形成された非円環状溝部に係合してシール
を果たす内燃機関のガスケットにおいて、非円環状溝部
に組付けられるガスケットの脱落を確実に防止し得て、
組付性を向上し得るとともに脱落によるシール性の低下
を回避し得る内燃機関のガスケットを実現することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するためにこの発明は、内燃機関構成部
材における両端部が不連続な非円環状接合面の延長方向
に前記両端部に至る長さに形成された非円環状溝部に係
合してシールを果たす内燃機関のガスケットにおいて、
前記非円環状溝部の延長方向両端部近傍に夫々係合窪所
を設け、前記ガスケットの延長方向両端部近傍に前記非
円環状溝部の各係合窪所に夫々係合する係合突部を設け
るとともにガスケットのこれら各係合突部間の延長方向
長さを前記非円環状溝部の各係合窪所間の延長方向長さ
よりも少許大としたことを特徴とする。
〔作用〕
この発明の構成によれば、非円環状溝部の延長方向両端
部近傍に夫々設けた係合窪所とガスケットの延長方向両
端部近傍に夫々設けた係合突部との係合により、ガスケ
ア)を溝部側壁に押圧する力が非円環状溝部の延長方向
の両端部から逃げることを防止することができる。また
、ガスケットの延長方向両端部近傍に夫々設けた各係合
突部間の延長方向長さを非円環状溝部の延長方向両端部
近傍に夫々設けた各係合窪所間の延長方向長さよりも少
許大としたことにより、ガスケットを溝部側壁に押圧す
ることができる。
〔実施例〕
次にこの発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第1〜5図は、この発明の実施例を示すものである。
第1図において、2は内燃機関、4は構成部材たるシリ
ンダブロック、6はオイルパンである。
内燃機関2の構成部材たるシリンダブロック4のクラン
ク軸軸心方向−側には、オイルポンプ(図示せず)等の
接合される円環状接合面8や非円環状接合面10が設け
られている。円環状接合面8には、円環状接合面8の延
長方向の全周を囲繞する長さの円環状溝部12が形成さ
れている。また、両端部10a・10bが不連続な非円
環状接合面10には、非円環状接合面10の延長方向の
両端部10a・10bに至る長さの両端部14a・14
bが不連続な非円環状溝部14が形成されている。これ
ら円環状溝部12や非円環状溝部14には、夫々Oリン
グのような円環状のガスケット16や非円環状のガスケ
ット18を係合し、シールを果たしている。
前記内燃機関2の構成部材たるシリンダブロック4にお
ける両端部10a・10bが不連続な非円環状接合面1
0の延長方向に前記両端部10a・10bに至る長さに
形成された非円環状溝部14に係合してシールを果たす
内燃機関2の非円環状のガスケラ1−18において、第
1図に示す如く、前記非円環状溝部14の延長方向の両
端部14a・14b近傍に夫々係合窪所20a・20b
を設ける。また、第2図に示す如く、前記非円環状のガ
スケット18の延長方向の両端部18a・18b近傍に
非円環状溝部14の各係合窪所20a・20bに夫々係
合する係合突部22a・22bを設けるとともに、この
非円環状ガスケット18のこれら各係合突部22a・2
2b間の延長方向長さ11を前記′非円環状溝部14の
各係合窪所20a・20b間の延長方向長さ12よりも
少許大としている。
このように、非円環状溝部14の延長方向の両端部14
a・14b近傍に夫々設けた係合窪所20a・20bと
非円環状のガスケット18の延長方向の両端部18a・
18b近傍に夫々設けた係合突部22a・22bとの係
合により、非円環状のガスケット18の両端部18a・
18bが両端部14a・14b方向に押進され、非円環
状のガスケラ)18を溝部側壁14c・14cに押圧す
る力が非円環状溝部14の延長方向の両端部14a・1
4’bから逃げることを防止することができる。
また、非円環状のガスケット18の延長方向の両端部1
8a・18b近傍に夫々設けた各係合突部22a・22
b間の延長方向長さ11を、非円環状溝部14の延長方
向の両端部14a・14b近傍に夫々設けた各係合窪所
20a・20b間の延長方向長さ12よりも少許大とし
たことにより、非円環状のガスケット18を溝部側壁1
4c・14cに押圧する力が非円環状溝部14の延長方
向の両端部14a・14bから逃げることを防止し得る
ことと相俟って、非円環状のガスケット18を溝部側壁
14C・14cに押圧することができる。
このため、非円環状のガスケット18を組付ける際に、
非円環状溝部14からの非円環状のガスケラ)fill
の脱落を確実に防止することができ、これにより、組付
性を向上し得るとともに、脱落によるシール性の低下を
回避することができる。
さらに、この実施例においては、第2図に示す如く、非
円環状のガスケット18の延長方向の中間部18cには
、非円環状溝部14の幅w1よりも少許大なる幅W2と
なるよう中間突部24を設ける。この中間突部24は、
略T字状に形成されている。なお、中間突部24は、誤
組付けを防止するために、各係合突部22a・22bか
ら等距離I13・I!3の中間部18cに設ける。即ち
、中間突部24は、各係合突部22a・22b間の延長
方向長さ11の1/2である中間部18cに設ける(β
1=13+13) 。
この中間突部24によって、第3図に示す如く、非円環
状ガスケット18の延長方向の中間部18Cを溝部側壁
14c・14cに押圧することができ、脱落をより確実
に防止できる。
また、第2図に示す如く、非円環状のガスケット18の
延長方向の両端部18a・18bには、非円環状接合面
10と交差する方向の別異の接合面26をシールすべく
、非円環状接合面1oの延長方向の両端部10alOb
から少許突出される端部突部28a・28bを夫々設け
ている。
この端部突部28a・28bは、第4図に示す如く、非
円環状接合面10の延長方向の両端部10a・10.b
から少許突出されるので、第5図に示す如く、非円環状
接合面1oと交差する方向の別異の接合面26に取付け
られるオイルパン6の取付部30により変形され、非円
環状接合面1゜と交差する方向の別異の接合面26をも
シールすることができ、実用上有利である。
〔発明の効果〕
このように、この発明によれば、非円環状溝部の延長方
向両端部近傍に夫々設けた係合窪所とガスケットの延長
方向両端部近傍に夫々設けた係合突部との係合により、
ガスケットを溝部側壁に押圧する力が非円環状溝部の延
長方向の両端部から逃げることを防止することができる
。また、ガスゲットの延長方向両端部近傍に夫々設けた
各保合突部間の延長方向長さを非円環状溝部の延長方向
両端部近傍に夫々設けた各係合窪所間の延長方向長さよ
りも少許大としたことにより、ガスケットを溝部側壁に
押圧することができる。
このため、ガスケットを組付ける際に、非円環状溝部か
らのガスケットの脱落を確実に防止することができ、こ
れにより、組付性を向上し得るとともに、脱落によるシ
ール性の低下を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図はこの発明の実施例を示し、第1図はシリン
ダブロックの側面図、第2図は非円環状のガスケットの
側面図、第3図は非円環状のガスケットの中間突部を溝
部に係合した状態の部分拡大側面図、第4図は非円環状
のガスケットの端部突部が非円環状接合面の延長方向両
端部から突出された状態の部分拡大側面図、第5図は非
円環状のガスケットの端部突部が変形した状態の部分拡
大側面図である。 第6〜9図は従来例を示し、第6図はシリンダブロック
の側面図、第7図は円環状ガスケットを溝部に係合した
状態の部分拡大側面図、第8図は第7図の■−■線断面
図、第9図は非円環状のガスケア)の端部が非円環状接
合面の延長方向両端部から突出された状態の部分拡大側
面図である。 図において、2は内燃機関、4はシリンダブロック、6
はオイルパン、8は円環状接合面、10は非円環状接合
面、10a・10bは非円環状接合面10の両端部、1
2は円環状溝部、14は非円環状溝部、14a・14b
は非円環状溝部14の両端部、14c・14cは溝部側
壁、16は円環状のガスケット、18は非円環状のガス
ケット、18a・18bは非円環状ガスケラl−18の
両端部、20a20bは係合窪所、22a22bは係合
突部、24は中間突部、26は部具の接合面、28a・
28bは端部突部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、内燃機関構成部材における両端部が不連続な非円環
    状接合面の延長方向に前記両端部に至る長さに形成され
    た非円環状溝部に係合してシールを果たす内燃機関のガ
    スケットにおいて、前記非円環状溝部の延長方向両端部
    近傍に夫々係合窪所を設け、前記ガスケットの延長方向
    両端部近傍に前記非円環状溝部の各係合窪所に夫々係合
    する係合突部を設けるとともにこれら各係合突部間のガ
    スケットの延長方向長さを前記各係合窪所間の非円環状
    溝部の延長方向長さよりも少許大としたことを特徴とす
    る内燃機関のガスケット。
JP22547989A 1989-08-31 1989-08-31 内燃機関のガスケット Pending JPH0388947A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007203955A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 T S Tec Kk 車両用内装材及び該車両用内装材の製造方法
JP2008099547A (ja) * 2007-10-10 2008-04-24 Sumitomo 3M Ltd 通信ケーブル等接続部用気密性収納容器及びガスケット

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